JP6757109B1 - 車椅子揺れ防止バー - Google Patents

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Abstract

【課題】車椅子での車移動時に発生する縦揺れ対策として、特開2004−106602はこれまでに考案されたものだが、電源が必要で、設備の価格が高価になり、使用機器のレスポンスが突然発生する揺れには追従出来ないので現実には使えない【解決手段】車椅子揺れ防止バーは単体で重量800gと軽く、あらゆる車種と車椅子で使用が可能であり、簡単なセットで確実に揺れを防止できる。【選択図】図8

Description

本発明は、車椅子を利用中の要介護者が福祉車両で移動する時、道の凹凸で車が上下に揺れ、車椅子本体の部材であるアルミ丸パイプの自然のしなりに依る揺れと、車椅子の空気タイヤのクッションに依る車椅子自体の揺れが福祉車両の揺れにプラスされ、跳ね上げられる揺れになることがあるので、被介護者が座乗する車椅子の上部水平フレーム乗車する車両床面との間で突っ張り棒として用いられる車椅子揺れ防止に配されたカム回転レバーで要介護者の荷重で車椅子下がっているたわみを10mm程上に持ち上げる事で、福祉車両の揺れを防止する事が可能な車椅子揺れ防止バーに関する。
特開2004−106602は、車椅子の上下の揺れをセンサーで感知し、その信号でモーター回転からボールねじを伝わり、揺れを緩和する動きに制御させる発明である
特開2004−106602
上記(0002)記載の物は電源が必要なので、独自のバッテリーを掲載するか、車からの電源を用いる必要がある。車椅子の揺れを検知する為に、いくつかのセンサーと車椅子上下動を抑制するメカが必要になる為、それぞれの車椅子に専用のメカを配さなければならないので高価になる。また、センサーのタイムラグと電気信号伝達のタイムラグ、そしてメカの動きが、瞬時に生じる道の凹凸による車椅子の上下動に対応するまでのタイムラグを考えると、本来の目的を達成することは出来ない。
車椅子に乗った要介護者が車で移動する時、道の凹凸で車が上下に揺れ、車椅子本体の部材であるアルミ丸パイプのしなりに依る揺れと、車椅子に付いている空気タイヤのクッションに依る揺れが車の揺れにプラスされ、倍増された揺れになることがあり、跳ね上げられる様な大きい上下の揺れが生じる。首が座らない要介護者には、とても激しい上下運動であり、車椅子の枕から頭が落ちる事がある。これは要介護者に取って大変な問題であり、介護者に取っても急な凹凸の変化による上下運動には対応が出来ないので、移動中の大きな問題であり今後の課題である。
従来技術による車移動時の車椅子の上下揺れを防止する発明は、いくつかのセンサーと抑制するメカとそれの動力源であるバッテリーが必要になるが、首に力が入らない人が乗る車椅子には、気温の変化に対応する衣料の予備があり、痰吸引の医療道具などがあるため、スペースが限られているので、大きな改造が必要になるか、初めから作り直す必要がある。また、電気的なタイムラグとメカ的なタイムラグを合わせると、揺れの発生に瞬時の対応が出来ない。そこで、電源が不要で車椅子に取り付ける必要も無く、軽くて小さくてワンタッチで揺れの防止が可能で、どの車椅子にも、どの車にも簡単にセットが出来、どんな人にでも簡単に使用することが出来る車椅子揺れ防止バーの考案開発を課題とする。
車椅子で車上移動をする時、道の凹凸で車が上下に揺れ、車椅子本体の部材であるアルミ丸パイプの自然のしなりに依る揺れと、車椅子の空気タイヤのクッションに依る車椅子自体の揺れが福祉車両の揺れにプラスされ、跳ね上げられる揺れになることがある。この車椅子の揺れは要介護者が道路などの移動時の細かい振動を吸収する為には大切なスプリング機構ではあるが、車上移動時に、首が座らない要介護者は勿論、身体の自由が効きにくい要介護者は車椅子の枕から頭が落ちる事がある。これは、要介護者に取って問題であり、介護者に取っても、急な道路の凹凸の変化による上下運動に、要介護者の頭部を保持したり、支える様な対応が出来ないので課題になっている。福祉車両には電動ウインチで車椅子の前後から引く固定装置は付いていて、前後左右のズレ防止は出来るが上下の揺れは止められない。揺れの対応方法は予め凹凸のある場所が分かっている場所に差し掛かる手前で、スピードを緩める他に方法は無い。
本発明は車椅子と福祉車両は千差万別であり、どの組み合わせにも対応が可能であり、カム回転レバー部を反転させると、要介護者の荷重で、軽さと強度を兼ね備えたアルミパイプを組んだ構造からとタイヤのクッションとで、たわみ的に下がっている車椅子を10mm程上に持ち上げ、車椅子のたわみを無負荷の状態まで戻す事が可能。道路の凹凸による揺れの初めは縮からはじまり、その縮の反動が車椅子の揺れになるため、初動の縮を発生させない構造になっており、福祉車両の揺れから生じる増幅された揺れを防止する事が可能な車椅子揺れ防止バーに関する。
この考案は要介護者が車椅子で車上移動をする時に、道路の凹凸と側溝、マンホールなどの段差を通過する時に生じる福祉車両の縦揺れと、それに依って生じる車椅子のクッションが相乗効果で大きな揺れになり、車椅子に座っている要介護者の身体を大きく揺らすことで最も揺れの影響を受ける頭部にショックが生じる。頭を支える首に力を入れる事が出来ない要介護者には大きな問題である。本発明は、カム回転レバーを反転し上下スライドを持ち上げる事で車椅子の揺れを防止する事が可能であり、車椅子と福祉車両の種類に関係なく、全ての状況に適応する事が可能な車椅子揺れ防止バーである。本発明の車椅子揺れ防止バーの重量は800gと軽量で、硬質アルミ角パイプt=2.5を使用する事で強度を確保し、車椅子に乗った要介護者と介護者に取って、車移動時の大きな安心感を得る事が可能であり、その効果は大きい。
(A)車椅子揺れ防止バーの正面図である (B)車椅子揺れ防止バーの側面図である (A)角パイプ本体の正面図である (B)角パイプ本体の側面図である 外側角パイプと内側角パイプのスライドを保護する樹脂製板メタルの図である 高さ調節で伸縮させた硬質アルミ角パイプを強固にホールドするラチェット式自動ストッパーの図である カム回転部とカムが上死点での位置を保持する図である たわみを持ち上げる上下スライド部の図である 床の傾斜に自在に沿う角度自在足パッドと滑り止めの図である 車椅子を前後から備え付けのウインチで引っ張り固定した図と、車椅子揺れ防止バーを備えた図である
図1は、全体の図である。
図2は外側角パイプ(1I)と内側角パイプ(12)がアッセンブリされた伸縮自在の角パイプ本体(2)の図である。
図3は外側角パイプ(1I)と内側角パイプ(12)が重なる形でスライドし、金属同士の摩擦と摩耗で経年使用でのトラブルが発生しない様に、外側角パイプ(11)と内側角パイプ(12)の隙間に厚さ0.5mmのポリプロピレン板が張り付けてあり、スライドを保護する手段を配した樹脂製板メタル部(3)の図である
図4は、全ての車椅子に対応可能にする為、高さの調節を行う必要があり、外側角パイプ(11)と内側角パイプ(12)のスライドをラチェット式自動ストッパー部(4)で、高さを変えた位置を保持する図である。ラチェットの保持力を強くする為に溝の角度を変え、内側角パイプ(12)を上昇させる時は、ラチェット噛み込み補助バネ(34)で押さえる軽い力を戻す様にラチェットを外す動きをし、適切な位置にVブロック(51)が到達し、上げる軽い力を抜くと、1mmほど中パイプが下がる動きになる。下に下がる動きで、内側パイプに配された角パイプ側ラチェット(36)に、歯車にも応用されているMCナイロンの材質で加工された回転式ラチェット刃部(35)が内側角パイプ(12)の角パイプ側ラチェット(36)に食い込む方向で噛み合わされる。上からの重力が掛かれば掛かる程、食い込む力は強くなり、このメカの上方向に配する最も本発明の意味を持つカム回転レバー(44)の力を最大限に生かす事が可能なラチェット式自動ストッパー(4)の図である
図5はラチェット式自動ストッパー部(4)で、上方向へのスライドが確実に保持された事を基に、車椅子に乗っている要介護者の出来る限り頭部に近い車椅子の上部水平フレームに上下スライドブロック(52)の先端に付随する車椅子保持用Vブロック(51)を当て、カム回転レバー(44)を時計回り方向へ反転すると、上下スライドブロック(52)が約10mm上昇し、偏心カム(41)が上下スライドブロック(52)を最上に押し上げた位置で、偏心カム(41)の上死点近くにあるに押上用ベアリング位置固定窪み(43)にカムの押上を受ける押上用ベアリング(53)の一部が入り込む形になり、Vブロック(51)が上死点での位置が保持され保持ことを示す図である。
図6は偏心カム(41)で上下スライドブロック(52)が上昇する動きと、カムの動きを示した図である。
図7は車両の床角度に沿う事が可能であり、車両の床に貼ってあるジュータンに置くだけで、滑りが解消する滑り止め付角度自在足パッド(61)の図である
図8は車椅子で車内に移動し、福祉車両に備え付けられた前後からの電動ウインチで車椅子の足回り近くを固定された図と、車椅子揺れ防止バー(1)を車椅子に備えた状態を示した図である。まず車椅子揺れ防止バー(1)は、被介護者が座乗する車椅子の上部水平フレームと該車椅子が固定乗車する車両床面との間で突っ張り棒として用いられる。この車椅子揺れ防止バー(1)は、外側角パイプ(11)と内側角パイプ(12)がアッセンブリされた伸縮自在の角パイプ本体(2)と、該角パイプ本体の床面と接する面に貼付した滑り止め(62)と、偏心カム部(5)で微摺動させる上下スライドブロック部(6)とで構成された車椅子揺れ防止バー(1)で構成されている。そして伸縮自在の角パイプ本体(2)の最上端にあるVブロック(51)を車椅子の上部水平フレームに当接固定させた後に、偏心カム(41)を回転させて該Vブロック(51)を上方向に微摺動させる。これにより上方向に微摺動させたVブロック(51)で車椅子の上部水平フレームを車両床面に対し押上げることにより車椅子の揺れを防止することが可能となる。更に内側角パイプ(12)は外側角パイプ(11)に対し、角パイプ側ラチェット(36)で自在に上下に摺動し、ラチェット式自動ストッパー部(4)で内側角パイプ(12)を固定するように構成されている。
本構成により要介護者の荷重で車椅子が下がるたわみを10mm程上に持ち上げる事で、車椅子の揺れを防止する事が可能となる。なお出願人は可能な範囲で従来例の検索を行い、本願発明と同一の技術的思想に基づく従来例は検索されなかった。しかしながら万一類似する構成を有する揺れ防止バーが既に他分野で存在する場合があっても、それ等の揺れ防止バーを本願発明の車椅子揺れ防止に転用することは、当業者により容易に想起できる物ではなく、従って本願発明の進歩性が否定されないものと思料する。
1 車椅子揺れ防止バー
2 角パイプ本体
3 樹脂製板メタル部
4 ラチェット式自動ストッパー部
5 偏心カム部
6 上下スライドブロック部
7 角度自在足パッド部
8 乗車状態の車椅子
10 既設電動ウインチ
11 外側角パイプ
12 内側角パイプ
21 樹脂製板メタル
31 ラチェット式自動ストッパーレバー
32 ラチェット式自動ストッパーレバー回転軸
33 ラチェット式自動ストッパーレバーホルダー
34 ラチェット噛み込み補助バネ
35 回転式ラチェット刃部
36 角パイプ側ラチェット
41 偏心カム
42 カム回転軸
43 押上用ベアリング位置固定窪み
44 カム回転レバー(POM)
45 カム回転軸受け用つば付きメタル
51 Vブロック
52 上下スライドブロック
53 押上用ベアリング
54 上下スライドブロック戻しバネフック
55 上下スライドブロック戻しバネ
56 押上用ベアリング軸(SUS304)
61 角度自在足パッド
62 滑り止め
63 角度自在足パッド取り付けブロック

Claims (2)

  1. 被介護者が座乗する車椅子の上部水平フレームと該車椅子が固定乗車する車両床面との間で突っ張り棒として用いられる車椅子揺れ防止バーにおいて、
    外側角パイプ(11)と内側角パイプ(12)がアッセンブリされた伸縮自在の角パイプ本体(2)と、該角パイプ本体の床面と接する面に貼付した滑り止め(62)と、偏心カム部(5)で微摺動させる上下スライドブロック部(6)とで構成された車椅子揺れ防止バー(1)であって、伸縮自在の角パイプ本体(2)の最上端にあるVブロック(51)を車椅子の上部水平フレームに当接固定させた後に、偏心カム(41)を回転させて該Vブロック(51)を上方向に微摺動させ、該上方向に微摺動させたVブロック(51)で車椅子の上部水平フレームを車両床面に対し押上げることにより車椅子の揺れを防止することを特徴とする車椅子揺れ防止バー(1)。
  2. 前記伸縮自在の角パイプ本体(2)は、外側角パイプ(11)に対し内側アルミ角パイプ(12)が、角パイプ側ラチェット(36)で自在に上下に摺動し、かつラチェット式自動ストッパー部(4)で内側角パイプ(12)を固定する構成されたことを特徴とする請求項1記載の車椅子揺れ防止バー(1)。
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