JP6757005B2 - 嵌め殺し窓 - Google Patents
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Description
障子2は、上框23と、下框24と、左右の竪框25,25によって四方を枠組みし、その枠内にガラス等のパネル7を保持している。
上枠13には、障子2の上框23に対向する室外側の見付面にタイト材6aが設けてある。そのタイト材6aよりも室外側の内周側見込面に、上係合具31が設けてあり、上係合具31の室外側端部には、下方に向かって突出する上係合部31aが備えてある。
上係合具31に対向して、上框23の外周側見込面には、上被係合具32が設けてある。上被係合具32は、弾性変形して係脱されるものであって、断面は横向きの略U字形状であり、室外側に開口を向けて設置されている。上被係合具32の上部には、上係合部31aに対向して上被係合部32aが設けてあり、上被係合部32aは上係合部31aの室内側に位置して係合されている。
下枠14には、障子2の下框24に対向する室外側の見付面にタイト材6bが設けてある。そのタイト材6bよりも室外側に位置する内周側見込面に、下係合具41が設けてあり、下係合具41は、障子2を載置する載置部41bと、載置部41bの室外側端部から上方へ突出する下係合部41aからなる。
また、下框24の外周側見込面には、下係合部41aに対向する位置に下被係合部42aが設けてある。下被係合部42aは、下係合部41aの室内側に位置して係合されている。
竪框25は、上下方向中間部において、外周側見込面に受け具52を備える。受け具52は、図5(a)に示すように、平面視略Z字形状をなし、一端が竪框25の外周側見込面に取り付けられており、外周側にせり出し室内側へ向けて延出した他端は、側面視すると、被係止部52bと、被係止部52bから室内側へ延出する取付片52aとが、横向きの略T字形状をなしている。
竪枠15に備える係止具51は、図5(b)に示すように、係止部51aと、操作部51bからなる。係止部51aは、室外側に開口を向けた平面視コ字形状をなし、一側面が竪枠15の内周側見込面に取り付けてある。他側面側(内周側)の角部には、障子2の取付け時に受け具52の取付片52aが挿通される長孔51hが設けてある。長孔51hは上下方向に伸びており、長孔51hの下方に備える見込み方向の回動軸51cによって回動自在な操作部51bが、長孔51hを挿通して設けてある。
図5(b)は、障子2の非固定時における係止具51を示しており、操作部51bは、正面視して係止部51aと略垂直状態で内周側に倒れ、長孔51hの下方に位置している。このとき、操作部51bの備える二つの係止片51d,51dは上方に向けて突出している。係止片51dの根元部は、操作部51bの見付面と面一な平坦部51fであり、平坦部51fから先端部へ向かうほど室外側へと傾斜する傾斜部51eが設けてある。
障子2の固定時においては、図6(b1)(b2)に示す状態から、操作部51bは回動軸51c周りに内周側から外周側へ向けて約90°回動し、係止片51d,51dが長孔51h内に差し込まれるとともに、受け具52の被係止部52bを挟み込んで図6(c)に示す固定状態となる。
障子2を枠1へ取り付ける際には、障子2を枠1の室外側から室内側へ向かって取り付ける。最初に、図3(a)に示すように、障子2の下框24を下枠14の載置部41bへ載せる。このとき、障子2の下被係合部42aが、下枠14の下係合部41aを室外側から乗り越えて、下係合部41aの室内側に位置するように係合させる。これにより、障子2は下係合部41aより室内側の載置部41bに載置され、室外側へ移動して脱落するおそれがない。また、下枠14に載置部41bが設けてあることにより、障子2を仮置きすることができるため、大型で重量のある障子2を取付ける際も、作業者に負担が掛からず、施工性が良い。
まず、左右の竪枠15から目板8を外した後、係止具51の操作部51bを内周側へ回動させて、固定機構5を解除する。そして、障子2の下框24を上方へ持ち上げると、図8(a)に示すように、上被係合具32が弾性変形するとともに、下框24が載置部41bから離れ、下係合部41aと下被係合部42aとの係合が解除される。この状態から、図8(b)に示すように、下框24を室外側へ移動させると、上係合部31aと上被係合部32aとの係合が解除されて、枠1から障子2を取り外すことができる。
2 障子
3 上係合機構
4 下係合機構
5 固定機構
6a,6b,6c タイト材
8 目板
13 上枠
14 下枠
15 竪枠
23 上框
24 下框
25 竪框
51 係止具
52 受け具
Claims (2)
- 枠と障子とを備え、枠と障子の間には、枠に設けたタイト材と、上係合機構と、下係合機構と、左右の固定機構を有し、上係合機構と下係合機構は、障子の室外側への移動を規制し、固定機構は、竪枠に見込方向の軸で内周側に回動自在に設けた係止具と、竪框に設けた受け具からなり、係止具を受け具に係止した状態で障子の室外側への移動を規制するとともに、障子をタイト材へ圧接することを特徴とする嵌め殺し窓。
- 枠と障子とを備え、枠と障子の間には、枠に設けたタイト材と、下係合機構と、左右の固定機構を有し、下係合機構は、障子の下方への移動を規制するものであり、固定機構は、竪枠に見込方向の軸で内周側に回動自在に設けた係止具と、竪框に設けた受け具からなり、係止具を受け具に係止した状態で障子の室外側への移動を規制することを特徴とする嵌め殺し窓。
Priority Applications (1)
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JP2016174504A JP6757005B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | 嵌め殺し窓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016174504A JP6757005B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | 嵌め殺し窓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018040152A JP2018040152A (ja) | 2018-03-15 |
JP6757005B2 true JP6757005B2 (ja) | 2020-09-16 |
Family
ID=61625244
Family Applications (1)
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JP2016174504A Active JP6757005B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | 嵌め殺し窓 |
Country Status (1)
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- 2016-09-07 JP JP2016174504A patent/JP6757005B2/ja active Active
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