JP6756964B2 - 衝撃吸収体 - Google Patents
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Description
好ましくは、前記凹陥リブは、前記凹陥リブの縁から前記底部に向けて幅が狭まるように構成される。
好ましくは、前記凹陥リブは、前記凹陥リブが延びる方向に垂直な断面が略V字状である。
好ましくは、前記凹陥リブは、その長さ方向の端に向かって、前記凹陥リブの縁における幅が狭くなるように構成される。
好ましくは、前記凹陥リブが複数設けられ、これら複数の前記凹陥リブは、互いに略平行に延びるように設けられる。
好ましくは、前記中空形成体のうちの最大のブロー比に対する前記凹陥リブが設けられる箇所のブロー比の比の値が、0.95より小さくなるように前記凹陥リブが設けられる。
好ましくは、前記中空形成体のパーティングラインからの最大距離に対する前記凹陥リブが設けられる箇所の前記パーティングラインからの距離の比の値が、0.95より小さくなるように前記凹陥リブが設けられる。
本実施形態に係る衝撃吸収体1は、荷重が入力される荷重入力面と、荷重入力面と離間されて対向する対向面と、荷重入力面及び対向面を連結する連結面と、を備える。具体的には、図1に示されるように、衝撃吸収体1は、互いに離間されて対向する前面2f及び背面2rと、前面2f及び背面2rを繋ぎ且つ互いに対向する右側面2m及び左側面2lを備える。右側面2mは、車両等の屋内側を向く面であり、事故などの際に搭乗員が激突する面である。また、前面2f及び背面2rを繋ぎ且つ互いに対向する上面2u及び底面2bを備える。そして、前面2f、上面2u、背面2r及び底面2bを通ってパーティングラインPLが形成される。ここで、本実施形態では、車両の衝突時において搭乗員が衝撃吸収体1に激突した場合を想定しており、右側面2mが荷重入力面に相当する。また、左側面2lが対向面に相当する。また、前面2f及び背面2r並びに上面2u及び底面2bが連結面に相当する。そして、本実施形態では、衝撃吸収体1を車両構成部材に取り付けるための取付部13が3つ設けられる。なお、本明細書においては、上下・左右・前後は、右側面2mを右、左側面2lを左とした場合における視点で表記する。
次に、図3を用いて第1溶着部8及び第2溶着部9について説明する。図3(a)は本発明に係る衝撃吸収体1の背面図であり、図3(b)は図3(a)の破線で示される領域Xの拡大図である。
次に、図4及び図5を用いて、凹陥リブ10について説明する。図4(a)に示されるように、本実施形態では、前面2f及び右側面2mに跨って2つの凹陥リブ10が互いに略並行に延びるように設けられる。凹陥リブ10は、荷重Fに対する剛性を弱める働きをするものである。これは、荷重入力面である右側面2mの剛性が大きすぎると、右側面2mに衝突した搭乗員の体への負担が大きくなるので、適度に右側面2mを変形させることにより搭乗員の体を保護するためである。
次に、本発明に係る衝撃吸収体1の種々の変形例について、図8及び図9を用いて説明する。図8及び図9は、本発明に係る衝撃吸収体1の変形例における領域Xの拡大図(図3参照)であり、図8(a)は変形例1、図8(b)は変形例2、図9は変形例3について示す図である。なお、図3における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2溶着部9に薄肉部9aを設けることなく、第2溶着部9に幅Gのスリット9bを設けてもよい。スリット9bは、例えば、第2溶着部9の一部をカットすることによって形成することができる。スリット9bは厚さが0であるので、第2溶着部9にスリット9bを設けた場合は、第2溶着部9の最薄部の厚さが0となる。本変形例では、スリット9bが広がることによって、衝撃吸収体1の「くの字」変形が誘起される。
第2溶着部9に薄肉部9aを設けることなく、第2溶着部9を略均一の厚さとしてもよい。この場合、第2溶着部9の厚さdが第2溶着部9の最薄部の厚さとなる。本変形例では、第2溶着部9が破壊されることによって、衝撃吸収体1の「くの字」変形が誘起される。
本実施形態では、第2溶着部9の、薄肉部9a以外の部分の厚さdが第1溶着部8の最薄部(中央部8a)の厚さDより厚くなっている。一方、第2溶着部9の最薄部(薄肉部9a)の厚さd1(図示せず)は、第1溶着部8の最薄部(中央部8a)の厚さDより薄くなっている。このため、本実施形態では、薄肉部9aが破壊されることによって、衝撃吸収体1の「くの字」変形が誘起される。
Claims (5)
- 中空部を有し且つパーティングラインを有する中空成形体からなる衝撃吸収体であって、
荷重が入力される荷重入力面と、前記荷重入力面と離間されて対向する対向面と、前記荷重入力面及び前記対向面を連結する連結面と、を備え、
前記連結面にはパーティングラインが形成されており、
前記荷重入力面及び前記連結面に跨るように延びる溝状の凹陥リブが設けられ、
前記凹陥リブが延びる方向に沿って設けられた、底部を通り前記荷重入力面と直交する面において、前記底部と、前記底部と前記荷重入力面が接する部分における前記荷重入力面の延長線と、の間の角度が10〜60度となるように前記凹陥リブが設けられ、
前記凹陥リブは、前記連結面に設けられた前記パーティングラインまで到達しないように構成される、
衝撃吸収体。 - 前記凹陥リブは、前記凹陥リブの縁から前記底部に向けて幅が狭まるように構成される、
請求項1に記載の衝撃吸収体。 - 前記凹陥リブは、前記凹陥リブが延びる方向に垂直な断面が略V字状である、
請求項1又は請求項2に記載の衝撃吸収体。 - 前記凹陥リブは、その長さ方向の端に向かって、前記凹陥リブの縁における幅が狭くなるように構成される、
請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の衝撃吸収体。 - 前記凹陥リブが複数設けられ、
これら複数の前記凹陥リブは、互いに略平行に延びるように設けられる、
請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の衝撃吸収体。
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