JP6756263B2 - 車両の制動制御装置 - Google Patents
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Description
図1には、本実施形態の制動制御装置としての制御装置50を備える制動装置の一例である駐車制動装置20と、常用制動装置10とが図示されている。図1に示すように、駐車制動装置20には、左右の両後輪RL,RRの各々に対して電動制動機構21L,21Rが設けられている。各電動制動機構21L,21Rには、ホイールシリンダ28がそれぞれ設けられている。これらホイールシリンダ28内には、常用制動装置10によってブレーキ液が供給される。すなわち、ホイールシリンダ28内の液圧は、常用制動装置10の作動によって調整することができる。
図1及び図2に示すように、電動制動機構21L,21Rは、後輪RL,RRと一体に回転する回転体の一例であるブレーキディスク22と、ブレーキディスク22の車両幅方向の両側に配置される一対のブレーキパッド23,24とを備えている。ブレーキパッド23,24は、裏板25と、裏板25に固定されている摩擦材26とを有している。そして、ブレーキパッド23,24がブレーキディスク22に接近し、摩擦材26がブレーキディスク22に押し付けられているときには、摩擦材26をブレーキディスク22に押し付ける力である押圧力に相当する制動力が、後輪RL,RRに付与される。すなわち、押圧力を大きくすることで後輪RL,RRに付与する制動力を大きくすることができる。
図1及び図2に示すように、駐車制動装置20の制御装置50には、各後輪RL,RRに個別対応する複数(本実施形態では2つ)の車輪速度センサ101L,101Rが電気的に接続されている。車輪速度センサ101L,101Rは、対応する後輪RL,RRの回転速度である車輪速度VWに応じた信号を出力する。また、制御装置50には、車室に設けられている操作部102が電気的に接続されている。操作部102は、駐車制動装置20の作動によって後輪RL,RRに制動力を付与する際にオン操作される一方、駐車制動装置20の作動によって後輪RL,RRに制動力を付与する状態を解除する際にオフ操作されるものである。そして、操作部102は、オン操作されたときにオン操作信号を制御装置50に出力し、オフ操作されたときにはオフ操作信号を制御装置50に出力する。
図5に示すように、本処理ルーチンにおいて、制動制御部51は、待機時間TSを決定する決定処理を行う(ステップS31)。この決定処理については図7を用いて後述する。続いて、制動制御部51は、左右の両後輪RL,RRの回転が検出されているか否かを判定する(ステップS32)。両後輪RL,RRのうち、一方の後輪の回転は検出されているものの、他方の後輪の回転は検出されていない場合(ステップS32:NO)、制動制御部51は、その処理を後述するステップS40に移行する(図6参照)。一方、両後輪RL,RRの回転が検出されている場合(ステップS32:YES)、制動制御部51は、その処理を次のステップS33に移行する。
図7に示すように、本処理ルーチンにおいて、制動制御部51は、今回の制動処理が車両走行中に実施するものであるのか否かを判定する(ステップS61)。今回の制動処理が車両走行中に実施するものではない場合(ステップS61:NO)、制動制御部51は、待機時間TSを基準待機時間TSBと等しくし(ステップS62)、本処理ルーチンを終了する。すなわち、本実施形態では、車両停止時に実施する制動処理、及び、車両のずり下がりが発生していると判定されたときに実施する制動処理では、待機時間TSが基準待機時間TSBと等しくされる。この基準待機時間TSBは、先に作動を開始する電動制動機構の電動モータ40での突入電流の発生タイミングと、あとに作動を開始する電動制動機構の電動モータ40での突入電流の発生タイミングとが重複しないようにすることのできる待機時間の最小値、又は同最小値よりも僅かに長い時間に設定されている。
図8(a),(b)に示すように、車両が停止している第1のタイミングt21で操作部102がオン操作される。図8に示す例では、前回の制動処理の実施時における、右側の電動制動機構21Rの駆動時間TDRが左側の電動制動機構21Lの駆動時間TDLよりも長かったため、第1のタイミングt21では、右側の電動制動機構21Rの電動モータ40の駆動が開始される。そして、第1のタイミングt21から待機時間TS(=基準待機時間TSB)が経過した第2のタイミングt22で、左側の電動制動機構21Lの電動モータ40の駆動が開始される。
図9(a),(b)に示すように、車両が走行中の第1のタイミングt31で操作部102がオン操作される。図9に示す例でも、前回の制動処理の実施時における、右側の電動制動機構21Rの駆動時間TDRが左側の電動制動機構21Lの駆動時間TDLよりも長かったため、第1のタイミングt31では、右側の電動制動機構21Rの電動モータ40の駆動が開始される。そして、第1のタイミングt31から待機時間TS(>基準待機時間TSB)が経過した第2のタイミングt32で、左側の電動制動機構21Lの電動モータ40の駆動が開始される。
・車両走行中に制動処理を行う場合、前回の制動処理の実施時における上記差分ΔTDA以外の他のパラメータを用いて待機時間TSを決定するようにしてもよい。例えば、制動処理の実施中では、電動モータ40の駆動の開始時点から所定時間が経過した時点の電流値Imtである所定電流値ImtFを取得しておく。なお、所定時間は、摩擦材26がブレーキディスク22に確実に押し付けられているような時間に予め設定される。この場合、電動モータ40の駆動の開始時点から車輪に対する制動力が所定制動力に達する時点までの時間が短いほど、所定電流値ImtFは大きくなりやすい。
・車両のずり下がりが発生したために制動処理を行う場合にあっては、両後輪RL,RRのうち、一方の後輪は回転しているものの、他方の後輪は回転していないときであっても、前回の制動処理の実施時における駆動時間の短い方の電動制動機構の作動を先に開始させるようにしてもよい。
Claims (6)
- 車両の左右の両輪の各々に対応する電動制動機構が、同電動制動機構のそれぞれに設けられている電動モータの駆動によって、車輪と一体回転する回転体に摩擦材を押し付けることで同車輪に制動力を付与するようにそれぞれ構成されている車両の制動装置に適用され、
前記各電動モータのうち、一方の前記電動モータの駆動を先に開始させ、同一方の電動モータの駆動の開始時点から待機時間が経過したあとに、他方の前記電動モータの駆動を開始させることで、前記各車輪に対する制動力を増大させる制動処理を実施する制動制御部を備えた車両の制動制御装置において、
前記制動制御部は、前記制動処理における前記各電動モータの駆動の開始時点から同各電動モータの駆動の停止時点までの時間である駆動時間を基に、同各電動モータのうち、先に駆動を開始させる前記電動モータを決める
ことを特徴とする車両の制動制御装置。 - 前記制動制御部は、車両停止時に実施する前記制動処理、及び、車両走行中に実施する前記制動処理では、前記各電動モータのうち、前記駆動時間が長い方の前記電動モータの駆動を先に開始させる
請求項1に記載の車両の制動制御装置。 - 前記電動モータの駆動によって前記摩擦材を前記回転体に押し付けて前記車輪に制動力を付与する場合、前記摩擦材を前記回転体に押し付ける力が大きくなるにつれて前記電動モータに流れる電流値が大きくなるようになっており、
前記制動処理の実施時において、前記電動モータの駆動の開始時点から、前記回転体に前記摩擦材が接触して同電動モータに流れる電流値が規定電流値と等しくなる時点までの時間のことを規定時間とした場合、
前記制動制御部は、
車両走行中に実施する前記制動処理では、
前記一方の電動モータの前記規定時間と前記他方の電動モータの前記規定時間との差分が大きいほど大きい値となるように前記待機時間を設定し、
前記一方の電動モータの駆動を先に開始させ、同一方の電動モータの駆動の開始時点から前記待機時間が経過したあとに、前記他方の電動モータの駆動を開始させる
請求項2に記載の車両の制動制御装置。 - 車両のずり下がりが発生しているか否かを判定するずり下がり判定部と、
前記各車輪の回転状態を監視する回転監視部と、を備え、
前記制動制御部は、前記ずり下がり判定部によって車両のずり下がりが発生していると判定されたときに前記制動処理を実施するようになっており、
前記制動制御部は、車両のずり下がりが発生していると判定されたときに実施する前記制動処理では、前記各車輪の双方が回転していることが前記回転監視部によって検出されたときには、前記各電動モータのうち、前記駆動時間が短い方の前記電動モータの駆動を先に開始させる
請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の車両の制動制御装置。 - 車両のずり下がりが発生しているか否かを判定するずり下がり判定部と、
前記各車輪の回転状態を監視する回転監視部と、を備え、
前記制動制御部は、前記ずり下がり判定部によって車両のずり下がりが発生していると判定されたときに前記制動処理を行うようになっており、
前記制動制御部は、車両のずり下がりが発生していると判定されたときに実施する前記制動処理では、前記各車輪のうち一方の車輪は回転している一方で、他方の車輪は回転していないことが前記回転監視部によって検出されたときには、前記各電動モータのうち、前記一方の車輪に対応する前記電動モータの駆動を先に開始させる
請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の車両の制動制御装置。 - 前記各電動モータが駆動する時間を計測する時間計測部を備え、
前記駆動時間は、前回の前記制動処理の実施時での前記時間計測部の計測結果に基づいて決定される
請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載の車両の制動制御装置。
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