JP6755662B2 - カウンター付キッチン - Google Patents

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Description

本発明は、カウンター付キッチンに関する。
調理作業場とダイニングの間に配置されるいわゆる対面キッチンとして、従来、ダイニング側にカウンターを設けたいわゆるカウンター付キッチンがある。このカウンター付キッチンは、例えばキッチン支持体(キッチンキャビネットなど)のダイニング側にカウンターを突出させて取り付けられているものである。
このカウンター付キッチンとして、対面キッチンにおける小壁の上にカウンターを取り付け、小壁よりも調理作業場側をキッチンの天板として利用し、ダイニング側をカウンターとして利用するものがある(例えば、特許文献1参照)。このカウンターは、ダイニング側では桟木によって支持され、表面に表面材が取り付けられて利用されるものである。
特開2010−75310号公報
しかし、上記特許文献1に開示されたカウンター付キッチンでは、キッチン天板とカウンターとが共通の素材で形成されている。ところが、カウンターとキッチン天板とでは、求められる特性や機能性が異なることから、カウンターとキッチン天板とをそれぞれ独立した別体として製造することが要求されることがある。
カウンターとキッチン天板とを独立した別体として製造する場合、例えばキッチン天板をキッチン支持体、例えばキッチンキャビネットで支持し、キッチンキャビネットの背面側(ダイニング側)にカウンターを突き当てて固定することが考えられる。ところが、キッチンキャビネットの背面にカウンターを突き当てて固定する場合、カウンターの耐荷重への強度が不足するおそれがあった。
そこで、本発明の課題は、カウンターとキッチン天板とを独立して別体として設けた場合でも、カウンターの耐荷重を高めることができるカウンター付キッチンを提供することである。
本発明の一態様は、カウンター付キッチンであって、調理作業を行うキッチン天板と、前記キッチン天板が載置されて前記キッチン天板を支持するキッチン支持体と、前記キッチン支持体における調理作業場の背面側に固定された背面キャビネットと、前記キッチン支持体の背面側に配置されたカウンターと、を有し、前記背面キャビネットは、上部背面キャビネットと下部背面キャビネットとを備えており、前記カウンターは、前記上部背面キャビネットと前記下部背面キャビネットに狭持されており、前記下部背面キャビネットおよび前記カウンターには貫通孔が形成されるとともに、前記上部背面キャビネットには前記貫通孔に対向した位置にボルト孔が形成され、前記下部背面キャビネット、前記カウンター、および前記上部背面キャビネットは、ボルトを前記貫通孔及び前記ボルト孔に挿通螺合することにより支持固定されていることを特徴とする。
本発明の一態様は、調理作業を行うキッチン天板と、前記キッチン天板が載置されて前記キッチン天板を支持するキッチン支持体と、前記キッチン支持体における調理作業場の背面側に固定された背面キャビネットと、前記キッチン支持体の背面側に配置されたカウンターと、を有し、前記背面キャビネットは、上部背面キャビネットと下部背面キャビネットとを備えており、前記カウンターは、前記上部背面キャビネットの底板と前記下部背面キャビネットの天板に狭持されており、前記上部背面キャビネットと前記下部背面キャビネットとは長手方向において同幅に形成されており、前記カウンターは、少なくとも前記上部背面キャビネットの底板および前記下部背面キャビネットの天板の長手方向全長に亘って狭持される寸法を有していることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記のカウンター付キッチンであって、前記カウンターの裏面及び前記下部背面キャビネットの側面に取り付けられ、前記カウンターを支持する支持部材をさらに備える。
また、本発明の一態様は、上記のカウンター付キッチンであって、前記カウンターを平面視した形状は、コーナー部を備える形状であり、前記カウンターは前記キッチン支持体の側面位置にも配設されている。
また、本発明の一態様は、前記カウンターを平面視した形状は、コーナー部を備える形状であり、前記カウンターは前記キッチン支持体の側面位置にも配設されており、前記支持部材は、前記キッチン支持体の背面側に配置されたカウンターを支持する第1支持部材と、前記キッチン支持体の側面に配置されたカウンターを支持する第2支持部材と、を備え、前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、それぞれの端部が略平行となって向き合う位置まで延在している。
また、本発明の一態様は、前記上部背面キャビネットの上面は、前記キッチン天板に覆い被されている。
また、本発明の一態様は、少なくとも前記キッチン支持体の背面に、前記カウンターが突き当てられている。
本発明の一態様は、調理作業を行うキッチン天板と、前記キッチン天板が載置されて前記キッチン天板を支持するキッチン支持体と、前記キッチン支持体における調理作業場の背面側に固定された背面キャビネットと、前記キッチン支持体の背面側に配置されたカウンターと、を有し、前記背面キャビネットは、上部背面キャビネットと下部背面キャビネットとを備えており、前記カウンターは、前記上部背面キャビネットと前記下部背面キャビネットに狭持されており、前記カウンターの裏面及び前記下部背面キャビネットの側面に取り付けられ、前記カウンターを支持する支持部材をさらに備え、前記カウンターを平面視した形状は、コーナー部を備える形状であり、前記カウンターは前記キッチン支持体の側面位置にも配設されており、前記支持部材は、前記キッチン支持体の背面側に配置されたカウンターを支持する第1支持部材と、前記キッチン支持体の側面に配置されたカウンターを支持する第2支持部材と、を備え、前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、それぞれの端部が略平行となって向き合う位置まで延在していることを特徴とする。
本発明の一態様に係るカウンター付キッチンによれば、カウンターとキッチン天板とを独立して別体として設けた場合でも、カウンターの耐荷重を高めることができる。
一実施形態に係るカウンター付キッチンの斜視図である。 一実施形態に係るカウンター付キッチンの分解斜視図である。 一実施形態に係るカウンター付キッチンの平面図である。 (a)は、一実施形態に係るカウンター付キッチンの背面図、(b)は、一実施形態に係るカウンター付キッチンの側面図である。 背面キャビネットとカウンターとの接合部を示す拡大図である。 支持金具の突き当て部分を示す拡大斜視図である。 他の実施形態に係るカウンター付キッチンの平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るカウンター付キッチンについて、図面を参照して具体的に説明する。図1は、一実施形態に係るカウンター付キッチンの斜視図である。図2は、一実施形態に係るカウンター付キッチンの分解斜視図である。図3は、一実施形態に係るカウンター付キッチンの平面図である。図4(a)は、一実施形態に係るカウンター付キッチンの背面図、(b)は、一実施形態に係るカウンター付キッチンの側面図である。
図1〜図4に示すように、カウンター付キッチン10は、キッチン支持体であるキッチンキャビネット1を備えている。キッチンキャビネット1には、キッチン天板2が載置されており、キッチンキャビネット1は、キッチン天板2を支持している。キッチン天板2は、天板本体21を備えており、天板本体21には、シンク22及び加熱器具23が設けられている。カウンター付キッチン10は、図1に示すように、例えば調理作業等を行う調理作業場100とダイニング200との間に配設された対面キッチンであり、調理作業等を行う調理作業場100の側を表面側とし、ダイニング200が設けられている側を背面側とする。
また、キッチンキャビネット1の背面側には、背面キャビネット3が設けられている。背面キャビネット3は、上部背面キャビネット31と、下部背面キャビネット32とを備えている。上部背面キャビネット31は、キッチンキャビネット1の上部の背面側に図示しないボルト等によって固定され、下部背面キャビネット32は、キッチンキャビネット1の背面側に図示しないボルト等によって固定されている。
上部背面キャビネット31は、長手方向に略同じ長さで3分割されており、第1上部背面キャビネット33、第2上部背面キャビネット34、及び第3上部背面キャビネット35を備えて構成されている。同様に、下部背面キャビネット32は、長手方向に略同じ長さで3分割されており、第1下部背面キャビネット36、第2下部背面キャビネット37、及び第3下部背面キャビネット38を備えて構成されている。
第1上部背面キャビネット33は、図2に示すように、第1上函体部33Aを備えている。第1上函体部33Aの背面側は開口部とされており、第1上部背面キャビネット33は、開口部を塞ぐ第1上幕板33Bを備えて構成されている。また、第2上部背面キャビネット34及び第3上部背面キャビネット35は、第2上函体部34A及び第3上函体部35Aをそれぞれ備えている。第2上函体部34A及び第3上函体部35Aの背面側は開口部とされており、第2上部背面キャビネット34及び第3上部背面キャビネット35は、それらの開口部を塞ぐ第2上幕板34B,第3上幕板35Bをそれぞれ備えて構成されている。これらの第1上部背面キャビネット33〜第3上部背面キャビネット35は、いずれも6面体の箱状(6つの四角形で囲まれた立体)をなしている。また、第1上部背面キャビネット33〜第3上部背面キャビネット35で形成される上部背面キャビネット31も同様に、6面体の箱状(6つの四角形で囲まれた立体)をなしている。また、上部背面キャビネット31は、第1上部背面キャビネット33〜第3上部背面キャビネット35を有する3分割とされているが、分割されてないようにしてもよいし、2分割または分割以上に分割されていてもよい。
第1上函体部33Aの上部と第1上幕板33Bの上部との間には図示しない蝶番が設けられており、第1上幕板33Bは、蝶番によって開閉可能とされている。同様に、第2上函体部34A,第3上函体部35Aの上部と第2上幕板34B,第3上幕板35Bの上部との間には図示しない蝶番が設けられており、第2上幕板34B及び第3上幕板35Bは、蝶番によって開閉可能とされている。ただし、第1上函体部33A〜第3上函体部35Aと、第1上幕板33B〜第3上幕板35Bとを固定し、第1上幕板33B〜第3上幕板35Bを開閉不能としてもよいし、第1上幕板33B〜第3上幕板35Bの一部を開閉可能としてもよい。
第1下部背面キャビネット36は、図に示すように、第1下函体部36Aを備えている。第1下函体部36Aの背面側は開口部とされており、第1下部背面キャビネット36は、開口部を塞ぐ第1下幕板36Bを備えて構成されている。また、第2下部背面キャビネット37及び第3下部背面キャビネット38は、第2下函体部37A及び第3下函体部38Aをそれぞれ備えている。第2下函体部37A及び第3下函体部38Aの背面側は開口部とされており、第2下部背面キャビネット37及び第3下部背面キャビネット38は、それらの開口部を塞ぐ第2下幕板37B,第3下幕板38Bをそれぞれ備えて構成されている。これらの第1下部背面キャビネット36〜第3下部背面キャビネット38は、いずれも6面体の箱状(6つの四角形で囲まれた立体)をなしている。また、第1下部背面キャビネット36〜第3下部背面キャビネット38で形成される下部背面キャビネット32も同様に、6面体の箱状(6つの四角形で囲まれた立体)をなしている。また、下部背面キャビネット32は、第1下部背面キャビネット36〜第3下部背面キャビネット38を有する3分割とされているが、分割されてないようにしてもよいし、2分割または分割以上に分割されていてもよい。また、下部背面キャビネット32は、上部背面キャビネット31と同様に3分割とされているが、上部背面キャビネット31と異なる分割数とされていてもよい。また、上部背面キャビネット31と同じ分割数であっても、異なる長さ比率で分割されていてもよい。
第1下幕板36Bは、第1下函体部36Aの開口部を塞いで釘等によって固定されている。このため、第1下幕板36Bは、開閉不能とされている。同様に、第2下幕板37B,第3下幕板38Bは、第2下函体部37A,第3下函体部38Aの開口部を塞いで釘等によって固定され、第2下幕板37B,第3下幕板38Bは、開閉不能とされている。ただし、第1下函体部36A〜第3下函体部38Aと第1下幕板36B〜第3下幕板38Bとをそれぞれ蝶番等で接続し、第1下幕板36B〜第3下幕板38Bを開閉可能となるようにしてもよいし、第1下幕板36B〜第3下幕板38Bの一部が開閉可能となるようにしてもよい。第1下幕板36B〜第3下幕板38Bが開閉可能である場合には、第1下函体部36A〜第3下函体部38Aに皿や茶碗といった食器等の収納物を収納可能となる。
また、キッチンキャビネット1における背面及び側面には、カウンター4が突き当てられている。カウンター4は、表面材がキッチン天板2の天板本体21の表面材とは異なる素材である例えば木材で形成されている。なお、天板本体21の素材は、例えば人工大理石を用いることができる。ただし、カウンター4や天板本体21の素材は、これらの素材以外の素材でもよい。また、カウンター4や天板本体21の素材は、共通するものであってもよい。
カウンター4は、コーナー部を有し、平面視して略L字形状をなしており、長部41と短部42とを備えている。長部41と短部42とが切り替わる部分がコーナー部となる。このうちの長部41がキッチンキャビネット1の背面側に突き当てられており、短部42がキッチンキャビネット1の側面に突き当てられている。
カウンター4の長部41の上面側には上部背面キャビネット31が配設されており、カウンター4の長部41の下面側には下部背面キャビネット32が配設されている。カウンター4は、上部背面キャビネット31及び下部背面キャビネット32からなる背面キャビネット3によって挟持されて支持されている。また、上部背面キャビネット31における上面側は、キッチン天板2における天板本体21が覆い被されている。
背面キャビネット3によってカウンター4を支持する支持部では、図5に示すように、ボルト45による共締めが行われている。例えば、背面キャビネット3の上部背面キャビネット31における第1上函体部33Aの下面には、ボルト孔33Hが形成されており、カウンター4における長部41及び下部背面キャビネット32における第1下函体部36Aの上面には、それぞれ貫通孔41H,36Hが形成されている。第1下函体部36Aにおける貫通孔36Hの下方からボルト45が挿入され、第1上函体部33Aの下面側におけるボルト孔33Hにねじ込まれていることにより、下部背面キャビネット32が上部背面キャビネット31に固定されるとともに、カウンター4が背面キャビネット3における上部背面キャビネット31及び下部背面キャビネット32に挟持されている。
キッチンキャビネット1における側面には、化粧パネル5が取り付けられている。化粧パネル5は、上部化粧パネル51と、下部化粧パネル52とを備えている。上部化粧パネル51は、キッチンキャビネット1の側面におけるカウンター4よりも上方に図示しないビス等によって取り付けられており、下部化粧パネル52は、キッチンキャビネット1の側面におけるカウンター4よりも下方に図示しないビス等によって取り付けられている。また、上部化粧パネル51の上面側は、キッチン天板2における天板本体21が覆い被されている。
カウンター4における底面側には、支持金具6が配設されている。支持金具6は、カウンター4における長部41の底面側に配設された第1支持部材である長支持金具61と、カウンター4における短部42の底面側に配設された第2支持部材である短支持金具62とを備えている。長支持金具61及び短支持金具62は、断面略円弧形状に適宜の凹部が形成された長尺材であり、例えば押出成形によって製造されている。
長支持金具61の上端部近傍は、図3に示すように、カウンター4における長部41の底面に対して、長側縦向ビス63Aによって接合されている。また、長支持金具61の下端部近傍は、図4(a)に示すように、背面キャビネット3における下部背面キャビネット32の第1下幕板36B〜第3下幕板38Bに長側横向ビス63Bによって接合されている。
長支持金具61には、長側縦向ビス63Aを貫通させる貫通孔61a(図6参照)が長支持金具61の長手方向に略等間隔をおいて複数形成されており、長支持金具61には、これらの貫通孔を形成するための長側第1凹部61Aが形成されている。また、長支持金具61には、長側横向ビス63Bを貫通させる貫通孔61b(図6参照)が長支持金具61の長手方向に略等間隔をおいて複数形成されており、長支持金具61には、これらの貫通孔61bを形成するための長側第2凹部61Bが形成されている。これらの長側第1凹部61A及び長側第2凹部61Bは、図示しない保護パッキンによってシールされている。このため、長側縦向ビス63A及び長側横向ビス63Bは、外部に対して隠蔽されている。
短支持金具62は、断面略円弧形状を成す長尺材であるが、その長さは長支持金具61の長さよりも短くされている。短支持金具62の上端部近傍は、図3に示すように、カウンター4における短部42の底面に対して、短側縦向ビス64A等によって接合されている。また、短支持金具62の下端部近傍は、図4(b)に示すように、下部化粧パネル52に短側横向ビス64B等によって接合されている。
短支持金具62には、短側縦向ビス64Aを貫通させる貫通孔62a(図6参照)が短支持金具62の長手方向に略等間隔をおいて複数形成されており、短支持金具62には、これらの貫通孔62aを形成するための短側第1凹部62Aが形成されている。また、短支持金具62には、短側横向ビス64Bを貫通させる貫通孔62b(図6参照)が短支持金具62の長手方向に略等間隔をおいて複数形成されており、短支持金具62には、これらの貫通孔62bを形成するための短側第2凹部62Bが形成されている。これらの短側第1凹部62A及び短側第2凹部62Bは、図示しない保護パッキンによってシールされている。このため、短側縦向ビス64A及び短側横向ビス64Bは、外部に対して隠蔽されている。
また、長支持金具61におけるカウンター4のコーナー部側端部は、図3及び図4(a)に示すように、端部側に行くほど背面キャビネット3から遠ざかるように傾斜が付されている。また、短支持金具62におけるカウンター4のコーナー部側端部は、図3及び図4(b)に示すように、端部側に行くほど化粧パネル5から遠ざかるように傾斜が付されている。
長支持金具61及び短支持金具62におけるコーナー部側端部には、それぞれ傾斜が付されていることにより、図6に示すように、長支持金具61と短支持金具62とは、それぞれの端部が略平行となって向き合う位置まで延在している。長支持金具61と短支持金具62の端部が向き合う位置には、仮想線で示すサイドキャップ65が嵌め込まれている。
次に、カウンター付キッチン10の取付手順について説明する。カウンター付キッチン10を床等に固定して取り付ける際には、まず、下部背面キャビネット32の第1下函体部36A〜第3下函体部38Aをキッチンキャビネット1の背面側に固定する。これらの第1下函体部36A〜第3下函体部38Aは、函体をなしているので、いわば積木のように連結組み合わせが容易である。また、キッチンキャビネット1とも連結がしやすく、高い施工性を発揮することができる。このとき同時に、下部背面キャビネット32を床面に固定する。続いて、キッチンキャビネット1の側面に下部化粧パネル52を取り付ける。
キッチンキャビネット1に下部背面キャビネット32の第1下函体部36A〜第3下函体部38A及び下部化粧パネル52を取り付けたら、キッチンキャビネット1の背面及び側面に沿ってカウンター4を設置する。このとき、カウンター4を下部背面キャビネット32の第1下函体部36A〜第3下函体部38Aの上に仮置きしておく。それから、カウンター4を下部背面キャビネット32の第1下函体部36A〜第3下函体部38Aに対して仮固定する。仮固定の際には、カウンター4及び下部背面キャビネット32の第1下函体部36A〜第3下函体部38Aにそれぞれ形成されたに貫通孔41H,36Hにボルトを通し、反対側からナットを締め付けておく。
それから、仮固定したボルトを外し、カウンター4を挟んで下部背面キャビネット32の第1下函体部36A〜第3下函体部38Aの上側に上部背面キャビネット31を載置する。続いて、ボルト45をカウンター4の長部41及び下部背面キャビネット32の上面に形成された貫通孔41H,36H等を挟んで上部背面キャビネット31に形成されたボルト孔33Hにねじ込み、背面キャビネット3及びカウンター4を本固定する。こうして、背面キャビネット3によってカウンター4を挟持して支持する。
その後、キッチンキャビネット1の側面におけるカウンター4の上側に上部化粧パネル51を取り付け、下部背面キャビネット32の第1下函体部36A〜第3下函体部38Aに第1下幕板36B〜第3下幕板38Bをそれぞれ取り付ける。これらの第1上函体部33A〜第3上函体部35Aは、函体をなしているので、いわば積木のように連結組み合わせが容易である。また、第1下函体部36A〜第3下函体部38A、カウンター4、キッチンキャビネット1とも連結がしやすく、高い施工性を発揮することができる。それから、カウンター4の底部に長支持金具61及び短支持金具62を取り付ける。そして、キッチンキャビネット1を床面に固定し、キッチンキャビネット1にキッチン天板2を取り付けてカウンター付キッチン10が完成する。
このように、上記のカウンター付キッチン10においては、キッチン天板2は、キッチンキャビネット1に搭載され、キッチンキャビネット1の背面及び側面にはカウンター4が突き当てられて配設されている。このため、キッチン天板2とカウンター4とは別体となっている。また、キッチンキャビネット1の背面には、背面キャビネット3が固定されている。背面キャビネット3は、上部背面キャビネット31と下部背面キャビネット32とを備えており、カウンター4は、上部背面キャビネット31と下部背面キャビネット32に挟持されている。カウンター4が背面キャビネット3の上部背面キャビネット31と下部背面キャビネット32に挟持されていることにより、カウンター4の耐荷重が高められている。したがって、カウンター4とキッチン天板2とを独立して別体として設けた場合でも、カウンター4の耐荷重を高めることができる。
また、カウンター4の裏面及び下部背面キャビネット32の側面には、長支持金具61が取り付けられている。この長支持金具61によって、カウンター4が支持されていることにより、カウンター4の耐荷重をさらに高めることができる。また、長支持金具61は、カウンター4と下部背面キャビネット32の近傍位置に配置されているので、カウンター付キッチン10の外側からは見にくい位置に配置されている。このため、カウンター付キッチン10の外観を損ねないようにすることができる。
さらに、カウンター4は、平面視した形状がコーナー部を備えるL字形状をなしており、キッチンキャビネット1の側面位置にも配置されている。このため、カウンター4の周囲に対してカウンター4を設置することができる。なお、平面視した形状がコーナー部を備える形状としては、背面部と一側面部にカウンターが配置されたL字形状とするほか、背面部と両側面部にカウンターが配置されたコ字形状としてもよい。
また、支持金具6は、カウンター4の長部41に設けられる長支持金具61と、短部42に設けられる短支持金具62を備えている。ここで、カウンター4のコーナー部で長支持金具61と短支持金具62とが向かい合うが、長支持金具61と短支持金具62の端部には、それぞれ傾斜が付されており、それぞれの端部が略平行となって向き合う位置まで延在している。このため、カウンター4のコーナー部の隅部におけるキッチンキャビネット1から遠い位置においても耐荷重を十分に高めることができる。
また、向かい合う長支持金具61と短支持金具62の端部の間に、サイドキャップ65が嵌め込まれている。このため、長支持金具61及び短支持金具62の端部が露出しないようにすることができる。したがって、長支持金具61及び短支持金具62の端部が露出することによる不具合、例えば長支持金具61及び短支持金具62の端部への接触によって接触したものを傷つけることなどを抑制することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上記実施形態では、カウンター4として平面視して略L字形状をなすコーナー部を有するカウンターを用いているが、図7に示すように、コーナー部を有しないカウンター40をキッチンキャビネット1に取り付けるようにしてもよい。この場合、カウンター40の背面側には、カウンター40の長手方向の長さよりもわずかに短い支持金具60を設けるようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、キッチン天板2の天板本体21とカウンター4とは、表面材が異なる素材で形成されているが、表面材が共通する素材で形成されていてもよい。また、支持金具60は、その延在方向に交差する方向に沿った補強フレームなどを内蔵させるようにしてもよい。
10…カウンター付キッチン
1…キッチンキャビネット(キッチン支持体)
2…キッチン天板
21…天板本体
22…シンク
23…加熱器具
3…背面キャビネット
31…上部背面キャビネット
32…下部背面キャビネット
4…カウンター
41…長部
42…短部
6…支持金
61…長支持金
62…短支持金
100…調理作業場

Claims (8)

  1. 調理作業を行うキッチン天板と、
    前記キッチン天板が載置されて前記キッチン天板を支持するキッチン支持体と、
    前記キッチン支持体における調理作業場の背面側に固定された背面キャビネットと、
    前記キッチン支持体の背面側に配置されたカウンターと、
    を有し、
    前記背面キャビネットは、上部背面キャビネットと下部背面キャビネットとを備えており、
    前記カウンターは、前記上部背面キャビネットと前記下部背面キャビネットに狭持されており、
    前記下部背面キャビネットおよび前記カウンターには貫通孔が形成されるとともに、前記上部背面キャビネットには前記貫通孔に対向した位置にボルト孔が形成され、
    前記下部背面キャビネット、前記カウンター、および前記上部背面キャビネットは、ボルトを前記貫通孔及び前記ボルト孔に挿通螺合することにより支持固定されていることを特徴とするカウンター付キッチン。
  2. 調理作業を行うキッチン天板と、
    前記キッチン天板が載置されて前記キッチン天板を支持するキッチン支持体と、
    前記キッチン支持体における調理作業場の背面側に固定された背面キャビネットと、
    前記キッチン支持体の背面側に配置されたカウンターと、
    を有し、
    前記背面キャビネットは、上部背面キャビネットと下部背面キャビネットとを備えており、
    前記カウンターは、前記上部背面キャビネットの底板と前記下部背面キャビネットの天板に狭持されており、
    前記上部背面キャビネットと前記下部背面キャビネットとは長手方向において同幅に形成されており、
    前記カウンターは、少なくとも前記上部背面キャビネットの底板および前記下部背面キャビネットの天板の長手方向全長に亘って狭持される寸法を有していることを特徴とするカウンター付キッチン。
  3. 前記カウンターの裏面及び前記下部背面キャビネットの側面に取り付けられ、前記カウンターを支持する支持部材をさらに備える請求項1または請求項2に記載のカウンター付キッチン。
  4. 前記カウンターを平面視した形状は、コーナー部を備える形状であり、
    前記カウンターは前記キッチン支持体の側面位置にも配設されている請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のカウンター付キッチン。
  5. 前記カウンターを平面視した形状は、コーナー部を備える形状であり、
    前記カウンターは前記キッチン支持体の側面位置にも配設されており、
    前記支持部材は、前記キッチン支持体の背面側に配置されたカウンターを支持する第1支持部材と、前記キッチン支持体の側面に配置されたカウンターを支持する第2支持部材と、を備え、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、それぞれの端部が略平行となって向き合う位置まで延在している請求項3に記載のカウンター付キッチン。
  6. 前記上部背面キャビネットの上面は、前記キッチン天板に覆い被されている請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のカウンター付キッチン。
  7. 少なくとも前記キッチン支持体の背面に、前記カウンターが突き当てられている請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のカウンター付キッチン。
  8. 調理作業を行うキッチン天板と、
    前記キッチン天板が載置されて前記キッチン天板を支持するキッチン支持体と、
    前記キッチン支持体における調理作業場の背面側に固定された背面キャビネットと、
    前記キッチン支持体の背面側に配置されたカウンターと、
    を有し、
    前記背面キャビネットは、上部背面キャビネットと下部背面キャビネットとを備えており、
    前記カウンターは、前記上部背面キャビネットと前記下部背面キャビネットに狭持されており、
    前記カウンターの裏面及び前記下部背面キャビネットの側面に取り付けられ、前記カウンターを支持する支持部材をさらに備え、
    前記カウンターを平面視した形状は、コーナー部を備える形状であり、
    前記カウンターは前記キッチン支持体の側面位置にも配設されており、
    前記支持部材は、前記キッチン支持体の背面側に配置されたカウンターを支持する第1支持部材と、前記キッチン支持体の側面に配置されたカウンターを支持する第2支持部材と、を備え、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とは、それぞれの端部が略平行となって向き合う位置まで延在していることを特徴とするカウンター付キッチン。
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