JP6754942B2 - 光ディスク及び光ディスク記録装置、光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク及び光ディスク記録装置、光ディスク再生装置 Download PDF

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Description

本開示は、光学的にデータが記録される光ディスク、および当該光ディスクに対してデータの記録再生を行う光ディスク記録再生方法に関する。
光ディスクの体積あたりの記録密度を向上させるための技術としては、トラックの記録密度を向上させることができるランド(溝間)−グルーブ(溝)記録再生技術がある。これは、既にDVD−RAMで用いられている技術であり、従来、グルーブまたはランドのみに記録されていたデータを、グルーブ及びランドの両方に記録することでトラックの記録密度を向上させる。
ところが、DVD−RAMでは、トラックの中にデータ記録領域とアドレス領域を設けているためフォーマット効率が悪く、データを記録できる領域を無駄にしてしまう。これに対し、グルーブトラックのウォブリングによってアドレス情報を記録することで、データ記録領域を無駄にしない技術が開示されている(特許文献1参照)。
国際公開第2013/140756号
従来の技術では記録密度を向上させ光ディスクの記録容量が増加した場合、光ディスクにあらかじめ記録されている情報を変更していた。光ディスクへデータを記録、または再生する装置は、このあらかじめ記録された情報を読み出すことで光ディスクの記録容量を判別していた。
しかし、この方法では光ディスクの記録容量が変更される度にあらかじめ記録しておくべき情報も変える必要がある。つまり、記録容量の異なる光ディスクが増えるほど、光ディスク製造や管理等において煩雑さが増大する。
そこで、本出願に記載の発明では、一つの光ディスクで複数の記録容量を実現できる光ディスクを提供する。また、このような光ディスクを記録、再生する装置ついても提供する。
本開示における光ディスクは、光ディスクにあらかじめ所定の情報が記録されるディスク管理情報の領域と、光ディスクの記録方式を識別する情報が記録される記録方式領域と、を備え、光ディスクへのアクセス方法は、前記ディスク管理情報と前記記録法域を識別する情報とに基づいて決定される。
また、本開示における光ディスク再生装置は、光ディスクにあらかじめ記録されているディスク管理情報を読み出すBCA再生回路と、ディスク管理情報に対応するディスクの情報を記録する記憶部と、ディスクの情報と光ディスクの記録可能領域に含まれる非データ領域内の所定の位置に記録された光ディスクの記録方式を識別する情報と、を取得し、光ディスクのへアクセス方法を決定するシステムコントローラと、を備える。
また、本開示における光ディスク記録装置は、光ディスクにあらかじめ記録されているディスク管理情報を読み出すBCA再生回路と、ディスク管理情報に対応するディスクの情報を記憶する記憶部と、ディスクの情報に基づいて決定された光ディスクへのアクセス方法に従って、光ディスクの記録可能領域に含まれる非データ領域内の所定の位置に光ディスクの記録方式を識別する情報の記録を制御するシステムコントローラと、を備える。
本出願で開示する光ディスク、光ディスク記録装置、光ディスク再生装置であれば、一つの光ディスクで複数の記録容量を実現できる。
光ディスク装置の構成を示す図 光ディスクのゾーンを示す図 光ディスクにおいて複数のブロックが記録された状態の一例を示す図 光ディスクに対するデータとアドレスの配置構造の一例を示す図 データアドレスの構成を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
[1−1.構成]
図 1は、本光ディスク装置の構成を示す図である。図 1に示す光ディスク装置20は、光ヘッド201、スピンドルモータ202、サーボコントローラ203、再生PLL回路204、データ復調回路205、誤り訂正復号回路206、レーザ駆動回路207、データ変調回路208、誤り訂正符号化回路209、BCA再生回路218、ウォブル検出回路210、ウォブルPLL回路211、チャネルPLL回路212、ADIP再生回路213、タイミング補間回路214、システムコントローラ215、I/F回路216およびROM219(記憶部)を備える。
光ディスク装置20は、光ディスク200に対してデータの記録再生を行う。光ディスク200には、内周から外周にかけてらせん状にトラックが形成される。トラックは、グルーブにより形成されるグルーブトラックと、隣接するグルーブトラックの間に形成されるランドトラックからなる。データは、グルーブトラックとランドトラックのいずれにも記録することができる。
図 2は本実施の形態の光ディスクのゾーンを示す図である。光ディスク200の記録面は、内周から順にBCA(Burst Cutting Area)と記録可能領域とを備える。BCAには、光ディスク200のディスク番号、ディスクの層数、ゾーンフォーマット識別番号などディスク固有のディスク管理情報が記録されている。ゾーンフォーマット識別番号は、光ディスク200に記録されるデータのフォーマットの種類を示す識別子である。記録可能領域は、半径方向にZ個(Zは2以上の自然数)のゾーンに分割される。光ディスク装置20は、複数のゾーンの各々について、記録クロックの周波数または記録の速度(線速度)を設定する。
光ディスク200の記録可能領域は、さらに非データ領域とユーザデータ記録領域に分けられる。例えば、内周側のゾーン1とゾーン2が非データ領域に割り当てられ、ゾーン3からゾーンZがユーザデータ領域に割り当てられる。
非データ領域は、レーザ駆動回路207による光ヘッド201のレーザ出力を適切に調整するための記録調整を行う領域、光ヘッド201から光ディスク200に照射された光ビームを光ディスク200上に設けられたグルーブトラックあるいはランドトラックに適切に集光して走査するためのサーボ調整を行う領域、ユーザデータ領域の使用状況や光ディスク200上の傷などの欠陥部分を管理するデータ管理領域、ユーザデータ領域への記録方式を識別する情報等が含まれる。
ユーザデータ領域は、ホスト217から記録要求されたユーザデータが記録される領域である。
トラックは、光ディスク200の半径位置に比例した空間的周期(波長)でウォブリングして形成される。トラックのウォブリングの空間的周期に対応する光ディスク200の中心角は、半径位置によらず一定である。言い換えると、ウォブリングの空間的周期は、半径位置に比例して外周ほど長くなる。したがって、トラックのウォブリングは放射上に構成される。
ウォブリングの空間的周期に同期して光ディスク200の全面に記録すると、外周ほど記録パターンの線密度が低くなって記録容量が小さくなってしまう。そこで、本実施の形態の光ディスク装置20は、ウォブリングの空間的周期に対するデータの単位長さの比を半径に応じて変える、すなわち、記録される記録パターン1ビット当たりの光ディスク上での長さを変えることにより、全面にわたってほぼ一定の線密度とすることができる。
トラックのウォブリングには、光ディスク200上のトラックのアドレス情報を有するADIP(ADress In Pre−Groove)情報が変調されて埋め込まれている。光ディスク200のトラックは、半径位置によらず、1周を7等分した一定の角度で分割されている。分割された各トラックに対して1つのADIP情報が埋め込まれている。トラックのウォブリングの空間的周期に対応する光ディスク200の中心角は、半径位置によらず一定であるため、7等分された各トラックに含まれるウォブリングの数(1波長のウォブリングが含まれる数)は、半径位置によらず一定である。つまり、1つのADIP情報に何波長分のウォブリングが対応するかは、半径位置によらず一定である。
スピンドルモータ202は、光ディスク200を回転させる。光ヘッド201は、光ディスク200にデータを記録するとともに、光ディスク200からデータを再生する。
サーボコントローラ203は、光ヘッド201およびスピンドルモータ202を制御し、光ヘッド201から光ディスク200に照射された光ビームを光ディスク200上に設けられたトラックに集光して走査する制御を行うとともに、目的のトラックにアクセスする移動制御を行う。サーボコントローラ203は、光ヘッド201が光ディスク200を線速度一定で走査するように、光ヘッド201の位置とスピンドルモータ202の回転数とを制御する。
I/F回路216は、光ディスク200に記録する記録データをホスト217から受け取るとともに、光ディスク200から再生された再生データをホスト217へ送る。
誤り訂正符号化回路209は、I/F回路216から受け取った記録データに、誤り訂正するためのパリティを付加する。
ウォブル検出回路210は、光ディスク200からの再生信号から、トラックのウォブリングの(時間的)周期に基づくウォブル信号を抽出する。ここで、光ディスク200は光ヘッド201に対して回転している。このため、光ヘッド201と対向するトラックの半径方向における位置は、トラックのウォブリングの空間的周期と光ディスク200の当該トラックにおける線速度とに応じて周期的に変化する。ウォブル検出回路210は、この周期的変化を波形として検出し、ウォブル信号として出力する。光ディスク200が線速度一定で回転する場合、内周のトラックほどウォブル信号の周波数は高くなる。
ウォブルPLL回路211は、ウォブル信号の周波数に対応するパルス信号を生成し、このパルス信号の周波数をさらに所定の倍率で逓倍したウォブルクロックを生成する。ウォブルクロックの周波数(単位時間当たりのパルスの数)は、トラックのウォブリングの空間的周期に比例する。また、1つのADIP情報に対応するウォブルクロックのパルスの数は、半径位置によらず一定となる。
ADIP再生回路213は、ウォブル信号とウォブルクロックとからADIP情報を再生する。
チャネルPLL回路212は、ウォブルクロックの位相に同期し、ウォブルクロックの周波数のn/m倍(m、nは自然数)の周波数となるような記録クロックを生成する。n/mの値は、ウォブリングの空間的周期(1波長)に対応する記録データのビットパターンのビット数の比であり、光ディスク200のゾーン毎に設定されている。m、nは、ゾーンテーブルに含まれるあらかじめ決められた値である。m、nおよびn/mは、ゾーン毎のデータの線密度に関する情報の一例である。m、nの値は、システムコントローラ215から通知される。
ここでゾーンテーブルについて説明する。ゾーンテーブルとは、光ディスク装置20が記録再生可能な光ディスクに対する、各ゾーンに関する情報を保持するテーブルである。例えば、光ディスク200に対するゾーンテーブルは、ゾーン1からゾーンZの各々について、ゾーン番号、m、n、ADIP基準位置Pwo、始端データブロック基準位置Pmの値を保持する。ADIP基準位置Pwoおよび始端データブロック基準位置Pmについては後述する。光ディスク200に対するゾーンテーブルは、光ディスク200に対応するゾーンフォーマット識別番号と関連付けられている。このようなゾーンテーブルが、光ディスク装置20が記録再生可能な光ディスクのフォーマット毎に、ROM219(記憶部)に記憶されている。
システムコントローラ215は、さらに光ディスク200の非データ領域に記録されているユーザデータ領域への記録方式を識別する情報を読み出す。このユーザデータ領域への記録方式を識別する情報とは、具体的には各ゾーンに設定されているm、nの値を改変する情報である。ユーザデータ領域への記録方式を識別する情報が何も示さない場合、つまり基準通りを意図する場合、システムコントローラ215はROM219に記憶されているm、nを用いて所定のゾーンへアクセスする。一方、ユーザデータ領域への記録方式を識別する情報がm、nを改変することを意図する場合、システムコントローラ215はROM219に記憶されているm、nを基準とし、この基準を改変した値をROM219から読み出す。この読み出した値を用いてシステムコントローラ215は所定のゾーンへアクセスする。
この場合の改変された値とは、ウォブルクロックの周波数のn/m倍した記録クロックをさらに、例えば数%高速化するなどである。記録クロックが高速化されると、光ディスク200へデータを記録する際の線密度が高密度化されることを意味する。その結果、光ディスク200の記録容量が増加する。なお、この改変される種類は1つに限定されるものではない。記録方式を識別する情報が複数種類の内容を識別できるものであれば、それぞれの複数の種別に応じて改変内容を変更する物であっても良い。例えば、第1のケースでは5%の高速化(線密度の高密度化)、第2のケースでは10%の高速化、第3のケースでは15%の高速化、というようなものであってもよい。
なお、ここではアクセス方法の変更内容としてデータ記録時の線密度の種別(線密度の高密度化)を例として説明したが、本実施の形態で説明する発明の内容はこれに限定されない。他の方法でディスクへのアクセス方法が変更されるものであってもよい。他の方法としては、例えば光ディスク200の記録可能領域における非データ領域とユーザデータ領域との割合の変更などがある。また、アクセス方法の変更は光ディスク200全体でおこなうものであってもよいし、光ディスク200の一部で行うものであってもよい。例えば、光ディスク200の特定のゾーンや、特定の記録層のみでアクセス方法を変更するものであっても良い。
光ディスク200のユーザデータ領域への記録方式を識別する情報は、非データ領域に記録される。より好ましくは、非データ領域の一つまたは複数の特定のトラックに記録される。記録方式を識別する情報をあらかじめ定めている特定のトラックに記録することで、光ディスク装置20は比較的容易に当該情報を取得するができる。
ユーザデータ領域への記録方式を識別する情報は、論理的な情報として記録されるものでもよいし、より物理的な信号レベルとして記録されるものでもよい。論理的な情報として記録される場合は、一つまたは複数のトラックに記録される情報量に応じてより細かい設定が可能である。その反面、論理的な情報として識別情報を読み出すためには、光ディスク200へのアクセスが適切に選択されていることが前提となる。例えば、上記の例ではトラックに記録されているデータの線密度が適切に選択される必要がある。そのため、アクセス方法が未決定の場合には当該データの読み出しも困難となる可能性がある。
物理的な信号として記録する方式であれば、アクセス方法が適切に選択されていなくても特定のトラックに光学的な信号が記録されているか否かで判別することができる。トラック単位で信号の有無を判別できればよいので、光ディスク200の線密度が判別していない場合でも、例えば、特定トラックから読み出した光学的な信号が定期的に振幅する信号であるか、変化のない信号であるかで信号の有無を識別できる。このケースの場合、上記の論理的な情報と比較すると情報量が少なくなる。その点については、複数のトラックを用いることで、一つのトラックを2進法の1ビットに相当するものとして情報量を増やすことも可能である。この場合(トラックの数)だけ2をべき乗した情報量を確保できる。
なお、物理的な信号として記録方式を識別する情報を記録する場合、トラック全体に信号を記録するよりも、1トラックの所定割合だけに連続して信号を記録し、次のトラックの信号記録部分との間に所定の無信号区間を設けることが望ましい。つまり記録方式を識別する情報に相当する物理的な信号を一つのトラック全体の連続した領域に所定割合以上、例えば70%以上、及び所定割合以下、例えば85%以下、等とする。これにより、複数のトラックを用いた場合のそれぞれのトラック間の区切りを容易に判別することができる。
タイミング補間回路214は、ADIP情報と、システムコントローラ215から通知されるn、mの値とから、記録データを記録再生する位置を特定する。
データ変調回路208は、チャネルPLL回路212が生成する記録クロックに同期して、誤り訂正符号化回路209からのパリティを含む記録データを、タイミング補間回路214が特定する位置に応じて所定の変調則にしたがって変調することにより、記録デタを光ディスク200上に記録する記録パターンに変換する。
レーザ駆動回路207は、光ディスク200上に正確にマークを形成するために記録パターンを光パルスに変換し、光ヘッド201のレーザを駆動する。なお、データ変調回路208とレーザ駆動回路207と光ヘッド201とをまとめて記録部と定義する。
以上のようにして、データ変調回路208により生成された記録パターンは、記録クロックに基づいて光ディスク200上に記録される。前述のように、記録クロックの周波数は、ウォブルクロックの周波数のn/m倍である。したがって、トラックのウォブリングの空間的周期に対して、記録パターンの1ビットの長さは、n/mの比で決められる。つまり、nの値を大きく、あるいはmの値を小さくすることにより、光ディスク200上に記録される記録パターンの1ビットの長さは短くなり、線密度を高くすることができる。光ディスク200の半径位置に応じて、外周側ほどウォブルクロックの空間的周期は長くなる。このため、これに対応してn/mが大きくなるようにmおよびnを設定することにより、光ディスク200上の記録パターンの線密度を一定とすることができる。本実施の形態の光ディスク装置20は、m、nの値を光ディスク200のゾーン毎に設定する。ゾーン毎に、外周側のゾーン(ゾーン番号が大きなゾーン)ほどn/mが大きくなるようにmおよびnを設定することにより、光ディスク200上の記録パターンの線密度をほぼ一定とすることができる。言い換えれば、記録パターンの線密度の範囲を一定範囲内に収めることができる。
再生PLL回路204は、光ディスク200からの再生信号を復調するための同期クロックを再生信号から抽出する。
データ復調回路205は、タイミング補間回路214が特定する位置に応じて、再生信号から記録されたデータを復調する。具体的には、データ復調回路205は、再生信号と期待値波形との信号振幅の比較から最も近い期待値波形を選択し、期待値波形の元となるデータを復調結果として選択する。
誤り訂正復号回路206は、復調されたデータの誤りを訂正して復元する。
ROM219は、フラッシュメモリで構成される。ROM219は、システムコントローラ215が光ディスク装置20全体を制御するためのプログラムを記憶する。また、ROM219は、複数のゾーンテーブル(後述)、ディスク管理情報に対応するディスクの情報なども記憶する。
BCA再生回路218は、BCAを再生した再生信号から、記録されたディスク管理情報を再生する。
システムコントローラ215は、ROM219に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各ブロックを制御するとともに、ホスト217との通信も制御する。システムコントローラ215は、チャネルPLL回路212およびタイミング補間回路214に対して、記録再生対象位置を含むゾーンに対応するm、nの値をゾーンテーブルから読み出して通知する。システムコントローラ215は、チャネルPLL回路212により生成された記録クロックと、タイミング補間回路214で特定した記録位置とに基づいてデータを記録するように、光ディスク装置20の各部を制御する。データ変調回路208、レーザ駆動回路207および光ヘッド201は、記録クロックと記録位置とに基づいてデータを記録する。
[1−2.動作]
まず、本実施の形態における光ディスク装置20に、光ディスク200が装着されたときの動作について説明する。光ディスク装置20に光ディスク200が装着されると、まずBCA再生回路218が、光ディスク200に記録されているBCAを再生してディスク管理情報を取得する。システムコントローラ215は、ディスク管理情報をBCA再生回路218から受け取り、ディスク管理情報からゾーンフォーマット識別番号を抽出する。システムコントローラ215は、ROM219(記憶部)に記憶されたゾーンテーブルの中からゾーンフォーマット識別番号に対応するゾーンテーブルを特定し、これを読み出す。
次に、本実施の形態における光ディスク装置20の記録動作について説明する。
システムコントローラ215は、決定した光ディスク200へのアクセス方法に従って、ROM219(記憶部)から取得したゾーンテーブルに基づく光ディスク200への記録方式を識別する情報を決定する。システムコントローラ215は、非データ領域の一つまたは複数の所定のトラックに当該情報に該当する信号を記録する。以降の説明では、この決定に基づいてウォブルクロックをm’分周、記録クロックをn’分周するとして説明する。
I/F回路216は、ホスト217から送信された記録データと記録先の論理アドレスを取得する。記録データは所定の単位のブロックに分割され、ブロック毎に誤り訂正符号化回路209へと送られる。誤り訂正符号化回路209は、ブロック単位の記録データに、再生時の誤りを訂正するためのパリティコードを付加する。データ変調回路208は、パリティコードが付加された記録データを、例えば1−7PP符号の変調則に従って記録パターンに変調する。レーザ駆動回路207は、1−7PP符号によって、2Tから9Tの記録マークとスペースとに変調された記録パターンを、光ディスク200上に正確に記録マークを形成するためにキャッスル型のパルス波形に変換し、レーザを駆動するための駆動信号を光ヘッド201へ出力する。光ヘッド201は、記録先の論理アドレスに対応する光ディスク200上の位置にレーザパルスを照射することで記録パターンを記録する。
光ディスク200は、放射状にADIPが付与された構造になっている。そのため、光ディスク200の記録面内の記録パターンの線密度がほぼ一定になるように、光ディスク装置20は、データを記録するための記録クロックをコントロールしている。チャネルPLL回路212は、記録クロックをコントロールする。ウォブル検出回路210はトラックのウォブリングに応じたウォブル信号を検出する。ウォブルPLL回路211はウォブル信号に同期したウォブルクロックを生成する。チャネルPLL回路212は、ウォブルクロックをm’分周したクロックの位相と、記録クロックをn’分周したクロックの位相が同期するように動作し、その結果としてウォブルクロックのn’/m’倍の周波数となる記録クロックを生成する。
システムコントローラ215は、上記の記録動作を制御する。システムコントローラ215ははじめに、I/F回路216で取得された記録先の論理アドレスに基づいて、記録データを記録するデータアドレスと、このデータアドレスを含むトラック(グルーブトラックまたはランドトラック)およびゾーンを特定する。ここでデータアドレスは、記録データの記録再生位置を指定するための、ADIPを基準として決められた光ディスク200上の物理アドレスである。システムコントローラ215は、特定したゾーンに対応するゾーン番号のゾーンテーブルと記録方式を識別する情報とを参照し、m’、n’、ADIP基準位置Pwo、始端データブロック基準位置Pmを取得する。
記録データはブロック単位に分割されるが、一つの記録データに関する複数のブロックは、同じ層のグルーブトラックあるいはランドトラックの一方に連続して記録される。図 3は、本実施の形態の光ディスクにおいて複数のブロックが記録された状態の一例を示す図である。図 3は、光ディスク200上の半径方向に連続して並んだトラックを模式的に示している。図 3は、データaが3つに分割され、DTa1、DTa2、DTa3として連続してグルーブトラックに記録されていることを示している。また図 3は、データbが4つに分割され、DTb1、DTb2、DTb3、DTb4として連続してランドトラックに記録されていることを示している。このように同じ層の同じトラックにまとめて記録することで、記録データを再生するときに光ヘッド201の位置の移動が少なくてすむため、短時間で記録データを読み取ることができるようになる。
図 4は、本実施の形態の光ディスクに対するデータとアドレスの配置構造の一例を示す図である。図 4は、光ディスク200のトラックのうち、ゾーンA−1とゾーンAの境界付近におけるADIP情報とデータブロックの配置の一例を模式的に示している。図 4において上段は、トラックのウォブリングに変調して配置されたADIP情報を示している。また、中段は、光ディスク200のゾーンA−1に含まれるトラックに記録された2つのデータブロックを示している。また、下段は、ゾーンA−1に隣接するゾーンAに含まれるトラックに記録された2つのデータブロックを示している。ゾーンA−1は、ウォブリングにより配置されたADIP情報が示すアドレス(以下、単にADIPと記載する)の範囲がN−4、N−3、N−2、N−1であり、ゾーンAは、ADIPの範囲がN、N+1、N+2、N+3であることを示している。
図 4において、ゾーンA−1では、データアドレスがM−2、M−1と連続する2つのデータブロック(実線で記載)に対して記録パターンが記録されている。ゾーンAでは、データアドレスがM、M+1と連続する2つのデータブロック(実線で記載)に対して記録パターンが記録されている。ゾーンAの開始位置においては、ADIPのNが示す位置とデータアドレスMが示す位置の境界が一致している。なお、以下ではデータアドレスMのデータブロックをデータブロックMとも記載する。
各ゾーンの記録開始位置は、ADIPの境界位置と一致させるものとする。ゾーンA−1とゾーンAに対し、それぞれ異なるn’/m’の値が決まっている。ゾーンの長さは、データブロックの長さの整数倍となるわけではない。したがって、図 4に示すようにゾーンA−1の最後のデータブロックM−1の終端から、ゾーンAの始端までにはデータが記録されない領域が残る場合がある。
ゾーンAにおいて、データブロックM+1の次にデータブロックM+2を記録する場合を説明する。光ヘッド201が、レーザを照射する位置を、記録するターゲット位置より手前の位置に移動させる。ウォブル検出回路210、ウォブルPLL回路211およびADIP再生回路213がADIP情報を再生することにより、システムコントローラ215は、光ヘッド201が対向している光ディスク200上の物理的な位置を特定する。タイミング補間回路214は、ゾーンAの始端をADIP基準位置Pwoとして、現在位置Pwとの距離Lwを算出する。距離Lwは、Lw=Pw−Pwoとして求められる。ここで、光ディスク200上における基準位置Pwoと現在位置Pwは、ウォブルクロックを基準として特定できる。例えば、光ディスク200のトラックの最内周からウォブルクロックをカウントした場合に、基準位置Pwoや現在位置Pwは、ウォブルクロックのパルス数として表すことができる。ADIP情報の先頭に対応する位置も、ウォブルクロックのパルス数としてADIP情報に含まれている。したがって、ADIP情報を読み出すことにより、光ディスク200上の現在位置が把握できる。また、距離Lwもウォブルクロックのパルス数として求められる。
さらに、算出した距離Lwを記録データのブロックの長さの基準に変換した距離Ldを算出する。記録データのブロック単位基準の距離Ldは、Ld=Lw×n’/m’として求められる。この式からわかるように、距離Ldは、記録クロックのパルス数(またはこれに対応する数)として求められる。ゾーンAの先頭のデータブロックの番号はMであり、ゾーンAの始端データブロック基準位置Pmを基点としたデータブロック単位基準の現在位置Pdは、Pd=Pm+Ldとして求められる。距離Ld、基準位置Pm、現在位置Pdは、ウォブルクロックを基準として特定できる。ここで、ゾーンAの始端データブロック基準位置Pmは、ゾーンAのゾーンテーブルに記憶されている。現在位置Pdは、始端データブロック基準位置を含むゾーンの基準で求められる。つまり、現在位置がゾーンA−1に含まれるときであっても、記録再生の対象位置がゾーンAに含まれる場合には、ゾーンAを基準として現在位置を仮想的に求めることができる。例えば、ゾーンA−1に記録されているデータブロックM−2、M−1の、ゾーンAの基準位置Pmを基点としたデータブロック単位基準の位置も算出できる。図 4の下段において、破線で囲んだデータブロックM−2、M−1は、ゾーンAの基準位置Pmを基点とした場合の仮想的な位置を示している。アクセスするターゲット位置がゾーンAで、現在位置がゾーンA−1の領域であり、ゾーンの境界を跨ぐ場合であっても、仮想的な現在位置Pdを用いるので、ゾーンの境界を跨いでもデータアドレスが途切れない。但しこのようにして求めたデータブロックM−2、M−1の仮想的な位置は、中段に示す実際のデータブロックM−2、M−1の位置とは異なる。
以上のように、ADIP情報を用いて、現在位置がゾーンA−1の領域であってもゾーンAの始端を基準位置としたデータブロック単位基準の現在位置Pdを得ることができる。
チャネルPLL回路212は、ゾーンAで決められたn’/m’の値を用いて、ウォブルクロックをm’分周したクロックの位相と、記録クロックをn’分周したクロックの位相が同期するように動作し、ウォブルクロックのn’/m’倍の周波数となる記録クロックを生成する。
タイミング補間回路214は、特定したデータブロック単位基準現在位置Pdをもとにして、生成した記録クロックでデータタイミング補間カウンタを動作させ、後続のデータブロックの境界を1チャネルビット精度で補間していくことができる。データタイミング補間カウンタが、データを記録するターゲット位置を示したときに、データ変調回路208とレーザ駆動回路207が動作してデータの記録を開始する。
記録データには、データブロック毎にデータアドレスが付加される。図 5は、本実施の形態のデータアドレスの構成を示す図である。データアドレスは、記録層番号、ブロック番号、グルーブトラック/ランドトラック情報で構成される。記録層番号は、データが記録されている記録層の番号を示す情報であり、ブロック番号は、データのブロック番号を示す情報であり、グルーブトラック/ランドトラック情報は、データが記録されている場所が、ランドトラックであるかグルーブトラックであるかを示す情報である。
データブロックM+2を記録する場合、データブロックの番号はM+2となる。データアドレスが付加された記録データは、データ変調回路208で変調され、レーザ駆動回路207と光ヘッド201により光ディスク200のトラックに記録される。
次に、本実施の形態における光ディスク装置20の再生動作について説明する。
光ディスク200に対する再生位置の特定については、記録動作における記録位置の特定の動作と同様である。タイミング補間回路214によるデータタイミング補間カウンタにしたがって、再生するデータブロックの位置となったときに、再生PLL回路204と、データ復調回路205と、誤り訂正復号回路206が動作してデータの再生を行う。
データの記録および再生を行う位置は、チャネルPLL回路212とタイミング補間回路214により決まる。この動作を決めるのが、ウォブルクロックと記録クロックの周波数の比n’/m’の値と、各ゾーンの始端ADIP基準位置Pwoと始端データブロック基準位置Pmの値であり、これらの値を一意に定めて記録再生を行わなければならない。
これらの値がわずかでも異なると、データの再生ができなくなってしまう。以上の値を、光ディスク200の管理情報としてゾーン毎にリスト化したゾーンテーブルが構成される。システムコントローラ215は、BCAから読み取ったゾーンフォーマット識別番号と非データ領域の所定のトラックから読み出した記録方式を識別する情報とに基づいて、ROM219(記憶部)を参照して光ディスク200へのアクセス方法を決定する。以降の説明では、このシステムコントローラ215によりウォブルクロックがm’分周、記録クロックがn’分周されるとして説明する。
本実施の形態における光ディスク200には、ゾーン毎に任意の線密度でのデータの記録が可能であり、光ディスク200のトラックのフォーマットは、記録されるデータの線密度に関係なく共通である。しかし、例えば、光ディスク200の記録膜の材料は、高い線密度で安定に記録ができるように、また長期の保存性がさらに高くなるように、また生産コストが下げられるようにといった観点で、改良され変更されることがある。この変更により、その光ディスクに適切に記録できる線密度が変わってくる。そこでトラックのフォーマットを同一としながら、そのディスクに対して適切な線密度を選択できるようにするため、トラックとは無関係なBCAにゾーンフォーマット識別番号が記録される。
本実施の形態における光ディスク200には、任意の線密度でのデータの記録が可能であるため、例えば、ゾーンフォーマット識別番号1の場合を1層あたり50GBの記録容量となる線密度とし、ゾーンフォーマット識別番号2の場合を1層あたり60GB、ゾーンフォーマット識別番号3の場合を1層あたり80GBと決めることができる。それぞれのゾーンフォーマット識別番号に対して決められたゾーンテーブルを用いることで、データの記録と再生を行うことができる。
このように線密度が大きく異なれば、それに伴って再生信号の周波数特性が変わるため、データを再生するときの再生PLL回路204、データ復調回路205の信号処理方式を大きく変える必要がある。光ディスク装置20が、1層あたり50GBから80GBの線密度まで対応できる再生PLL回路204、データ復調回路205を保有していれば、BCAに記録されているゾーンフォーマット識別番号を読み取り、それにしたがって、ゾーンテーブルを参照し、データを確実に再生することができる。
しかし、光ディスク装置20が、1層あたり80GBの線密度に対応できる再生PLL回路204、データ復調回路205を保有していない場合、BCAに記録されているゾーンフォーマット識別番号を読み取り、それにしたがって、ゾーンテーブルを参照したとしても、データを再生することはできない。このようなデータ再生のエラーを引き起こさないためには、1層あたり80GBの線密度に対応しない光ディスク装置20がBCAのデータを正常に再生できないように、所定のスクランブルを施してもよい。光ディスク装置20がBCAのデータを正常に再生できない場合、ゾーンフォーマット識別番号を読み取ってゾーンテーブルを参照することができないため、光ディスク200に対して誤った記録や再生をする以前にその光ディスクには非対応であると判定する。したがって、光ディスク200を保護することができる。
本実施の形態で説明した光ディスクは、あらかじめ所定の情報が記録されるディスク管理情報の領域を有する。このディスク管理情報の領域は、BCAとして光ディスクのディスク番号、ディスクの層数、ゾーンフォーマット識別番号などディスク固有のディスク管理情報が含まれている。光ディスクは、さらに、光ディスクの記録方式を識別する情報が記録される記録方式領域を有する。この領域は、例えば光ディスクの非データ領域等に含まれる。光ディスクに記録されているこのディスク管理情報と記録方式を識別する情報とに基づいて、光ディスクへのアクセス方法が決定される。
これにより、光ディスクへのデータ記録方式は、ディスク管理情報等で定めた情報と記録方式を識別する情報との両者で決定される。ディスク管理情報はディスクにあらかじめ記録されているため変更はできない。一方の記録方式を識別するための情報は光ディスクの記録可能領域の非データ領域に記録さる。この記録方式を識別するための情報を利用することで光ディスク毎に異なる設定をすることができる。
具体的には、本実施の形態で説明したようにディスク管理情報等で定められた情報を基本として、記録方式を識別するための情報で示された情報にしたがって線密度を改変することで光ディスクとして記録容量を変更することができる。これにより、従来のように光ディスクの記録容量が変わる毎に異なるディスクを製造、管理等する必要はなく、複数種類の記録容量に対して1種類の物理的な光ディスクで対応することが可能となる。
また本実施の形態で説明したように、記録方式を識別するための情報をあらかじめ定めた光ディスク上の場所に記録することで、光ディスクを再生する装置でも適切に光ディスクへのアクセス方法を識別することが可能となる。
本実施の形態の説明では、光ディスク、及び当該光ディスクへ記録または再生する光ディスク記録装置、及び光ディスク再生装置について説明した。しかし、本実施の形態説明する発明はこれに限定されない、光ディスクへの記録方法や、再生方法としても実現できる。その場合には、上記で説明した装置の制御方法等として実現できる。
本開示は、光学的にデータが記録される光ディスク、および光ディスクに対してデータの記録または再生を行う光ディスク装置に適用可能である。
20 光ディスク装置
200 光ディスク
201 光ヘッド
202 スピンドルモータ
203 サーボコントローラ
204 再生PLL回路
205 データ復調回路
206 誤り訂正復号回路
207 レーザ駆動回路
208 データ変調回路
209 誤り訂正符号化回路
210 ウォブル検出回路
211 ウォブルPLL回路
212 チャネルPLL回路
213 ADIP再生回路
214 タイミング補間回路
215 システムコントローラ
216 I/F回路
217 ホスト
218 BCA再生回路
219 ROM

Claims (5)

  1. 光ディスクの基準となる記録方式で利用される第1の線密度を参照可能な情報を含むディスク管理情報を記録するBCAを備えた光ディスクであって、
    前記BCAとは異なる領域に記録可能領域をさらに備え、
    前記記録可能領域は、データを記録するユーザデータ領域と、記録方式を識別する識別情報を含む、前記データを記録するために使用される情報を記録する非データ領域からなり、
    前記非データ領域は、前記第1の線密度とは異なる第2の線密度を算出するために、前記ディスク管理情報とともに利用される前記識別情報を、読み出した時の光学的な信号の有無により識別可能となるように光学的方法により記録することが可能となる領域を有することを特徴とする、光ディスク。
  2. 前記識別情報は、前記非データ領域内の一つまたは複数の所定トラックに記録される情報である、
    請求項1に記載の光ディスク。
  3. 前記識別情報は、一つの所定トラックに連続して当該トラックの所定割合以上に記録される、
    請求項2に記載の光ディスク。
  4. 光ディスクのBCAにあらかじめ記録されているディスク管理情報を読み出すBCA再生回路と、
    前記光ディスクの前記BCAとは異なる領域である記録可能領域に含まれる非データ領域内の所定の位置に記録された光ディスクの記録方式を識別する識別情報を光学的な信号の有無から取得し、前記BCA再生回路で読み出した前記ディスク管理情報と前記識別情報から前記光ディスクへのアクセス方法を決定するシステムコントローラと、
    を備えた光ディスク再生装置。
  5. 光ディスクのBCAにあらかじめ記録されているディスク管理情報を読み出すBCA再生回路と、
    前記BCA再生回路で読み出した前記ディスク管理情報から決定した前記光ディスクへのアクセス方法に従って、前記光ディスクの前記BCAとは異なる領域である記録可能領域に含まれる非データ領域内の所定の位置に、前記光ディスクの記録方式を識別する識別情報を物理的な信号レベルで記録するシステムコントローラと、
    を備えた光ディスク記録装置。
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