JP6753593B2 - エネルギーマネジメントシステム、ガイドサーバ及びエネルギーマネジメント方法 - Google Patents

エネルギーマネジメントシステム、ガイドサーバ及びエネルギーマネジメント方法 Download PDF

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Description

本発明は、エネルギーマネジメントシステム、ガイドサーバ及びエネルギーマネジメント方法に関する。
近年、消費電力の制御及び削減のため、ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS:Home Energy Management System)などのエネルギーマネジメントシステム(EMS:Energy Management System)の開発が進んでいる。
EMSと同様のシステムとして、社会インフラ制御システム(Social Infrastructure Control System)が開示されている(特許文献1)。社会インフラ制御システムは、制御装置とサーバとを有する。制御装置は、収集部、送信部、受信部及び制御部を有する。収集部は、社会インフラの制御対象に関するセンシングデータを収集する。送信部は、収集したセンシングデータを、通信ネットワークを介してサーバに送信する。受信部は、サーバから、制御対象を制御するための制御指示を受け取る。制御部は、受け取った制御指示に基づいて制御対象を制御する。サーバは、取得部、データベース、生成部及び指示部を有する。取得部は、通信ネットワークを介して制御装置からセンシングデータを取得し、取得したセンシングデータをデータベースに格納する。生成部は、データベースに格納されたセンシングデータを処理して、制御指示を生成する。指示部は、生成した制御指示を制御装置へ送信する。制御部は、各制御対象について定められた優先度に基づいたタイミングで、制御指示に基づいた制御対象の制御を実行する。
また、他の例として、自動デマンドレスポンスエネルギーマネジメントシステム(Automated Demand Response Energy Management System)が開示されている(特許文献2)。このシステムでは、各負荷の価値関数を用いて、最適な制御パラメータを出力することで、エネルギー負荷の電力柔軟性を最大化する。複数の負荷は、グローバルな価値関数を最大化することによって、1つの仮想的な負荷へ集約される。この解法は、各個別の負荷のエネルギーの割合、各負荷の電力レベルの時間変動、制御パラメータ及び制御値を与えるディスパッチ関数を生成する。経済用語は、異なる主体の電力柔軟性の価値を表す。ユーザインタフェースは、仮想負荷に低減され得る最大電力及び消費され得る最大電力をそれぞれ表す各時間間隔の上限および下限のための境界を含む。トレーダーは、仮想負荷の参照曲線に関する時間間隔内で、エネルギーレベルを修正する。自動的に、他の時間間隔のエネルギー補償と上限及び下限の再計算とが発生する。仮想負荷のエネルギー計画は、現実の負荷へ割り振られる。
国際公開第2013/172088号 特表2015−506031号公報
EMSでは、エネルギー貯蔵部(例えばバッテリ)及び負荷(照明装置、エアコンなど)などの装置を含むシステムの将来の状態を予測し、電源の種類、消費電力及び不定期現象(例えば停電)などによる状態の時間的変動に適応するように装置を好適に制御するため、装置に指示を与える必要がある。
本発明は上記の事情に鑑みて成されたものであり、本発明の目的は、エネルギーマネジメントシステムにおいて、状態の変化(又は可能な状態のセット)を前もって予測して装置を制御することを可能とすることである。
本発明の一態様にかかるエネルギーマネジメントシステムは、グリッド線に接続され、かつ、充放電されるエネルギー貯蔵部であって、前記グリッド線には少なくとも1つの外部の発電機又は当該エネルギー貯蔵部から電力が供給されるエネルギー貯蔵部と、前記グリッド線を介して供給される電力を消費して動作する負荷と、前記エネルギー貯蔵部、前記負荷及び前記グリッド線の状態を予測し、予測に対応する指示を生成し、生成した指示を出力するガイドサーバと、前記ガイドサーバで生成された前記指示に基づいて前記エネルギー貯蔵部の充放電を制御するローカルコントローラと、を有するものである。
本発明の一態様にかかるガイドサーバは、エネルギー貯蔵部、負荷及びグリッド線の状態を予測し、予測に対応する指示を生成し、生成した指示を出力するガイドサーバであって、前記エネルギー貯蔵部は、グリッド線に接続され、かつ、充放電され、前記グリッド線には少なくとも1つの外部の発電機又は前記エネルギー貯蔵部から電力が供給され、前記負荷は、前記グリッド線を介して供給される電力を消費して動作し、前記エネルギー貯蔵部の充放電は、ローカルコントローラにより、前記指示に基づいて制御され、前記ガイドサーバは、前記外部の発電機の発電を予測する発電予測部と、前記負荷の消費電力を予測する負荷予測部と、不定期現象の発生を予測する不定期現象予測部と、前記発電予測部で生成された予測を格納する発電予測バッファと、前記負荷予測部で生成された予測を格納する負荷予測バッファと、不定期現象予測部で生成された予測を格納する不定期現象予測バッファと、を有し、前記コントローラは前記指示を生成するかを決定し、前記発電予測部、前記負荷予測部及び前記不定期現象予測部が予測を生成し、生成した予測を前記発電予測バッファ、前記負荷予測バッファ及び不定期現象予測バッファへそれぞれ出力し、前記最適化部は、前記指示を生成するため、前記発電予測バッファ、前記負荷予測バッファ及び不定期現象予測バッファから前記予測を読み込むものである。
本発明の一態様にかかるエネルギーマネジメント方法は、グリッド線に接続され、かつ、充放電されるエネルギー貯蔵部、前記グリッド線を介して供給される電力を消費して動作する負荷、及び、少なくとも1つの外部の発電機又は前記エネルギー貯蔵部から電力が供給される前記グリッド線の状態を予測し、予測に対応する指示を生成し、生成した指示を出力し、前記生成した前記指示に基づいて前記エネルギー貯蔵部の充放電を制御するものである。
本発明によれば、エネルギーマネジメントシステムにおいて、状態の変化の事前予測、及び、もたらされ得る状態又は状態変化の事前予測の一方又は両方を行い、エネルギー節約その他の目的のために指示に基づいた制御コマンドを与えることで、装置を制御することができる。
実施の形態1にかかるエネルギーマネジメントシステムの構成を模式的に示すブロック図である。 実施の形態1にかかるガイドサーバの構成を模式的に示すブロック図である。 負荷予測部の構成例を模式的に示すブロック図である。 不定期現象予測部の構成例を模式的に示すブロック図である。 発電予測バッファ、負荷予測バッファ及び不定期現象予測バッファのそれぞれの構成例を模式的に示すブロック図である。 最適化部の構成例を模式的に示すブロック図である。 指示の具体例の概要を模式的に示す図である。 異なる制御状態でのエネルギー貯蔵部の充電動作を示す図である。 指示の重複を模式的に示す図である。 実施の形態3にかかる充放電動作を模式的に示す図である。 ガイドサーバの構成例を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。同一要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略される。
実施の形態1
実施の形態1にかかるエネルギーマネジメントシステムについて説明する。図1は、実施の形態1にかかるエネルギーマネジメントシステム100の構成を模式的に示すブロック図である。エネルギーマネジメントシステム100は、ガイドサーバ1、ローカルコントローラ2、バッテリーなどのエネルギー貯蔵部3及び負荷4を有する。
ガイドサーバ1は、ローカルコントローラへ指示(ディレクティブ:Directive)を送る。エネルギー貯蔵部3及び負荷4は、基幹回線又は基幹システムから電力が供給されるグリッド線10に接続される。例えば、エネルギー貯蔵部3及び負荷4は、家(家庭用装置)又はビルに設けられる装置として提供される。エネルギー貯蔵部3は、グリッド線10又は負荷4の状態に応じて、適宜充電又は放電することができる。また、ガイドサーバ1は、エネルギー貯蔵部3及び負荷4の状態を示す情報を受け取ることができ、かつ、エネルギー貯蔵部3をフィードバック制御するために、エネルギー貯蔵部3及び負荷4からの情報に基づいて指示を送ることができる。
ローカルコントローラ2は、例えば制御信号CON1を出力して、エネルギー貯蔵部3の充電動作及び放電動作を制御する。また、ローカルコントローラ2は、例えば制御信号CON2を出力して、負荷4の動作を制御する。なお、ローカルコントローラ2は、エネルギー貯蔵部3及び負荷4の状態を示す情報FB1及びFB2を受け取り、受け取った情報をガイドサーバ1へ送ってもよい。
ガイドサーバ1について詳細に説明する。図2は、実施の形態1にかかるガイドサーバ1の構成を模式的に示すブロック図である。ガイドサーバ1は、発電予測部11、負荷予測部12、不定期現象予測部13、発電予測バッファ14、負荷予測バッファ15、不定期現象予測バッファ16、コントローラ17及び最適化部18を有する。
グリッド10を介してエネルギー貯蔵部3及び負荷4へ供給される電力を示す、測定データに含まれる発電情報INF_Gは、発電する外部発電機(例えば、太陽電池)から発電予測部11に入力される。負荷4の負荷値を示す、測定データに含まれる負荷情報INF_Lは、負荷予測部12に入力される。不定期現象を示す、測定データに含まれる不定期現象情報INF_Tは、不定期現象予測部13に入力される。(典型的には日照予測に基づく)太陽電池の発電予測はエアコン(A/C)動作予測に用いられ、風力予測はビルの冷却電力予測に用いられるので(これらの特性は各動作に間接的に影響するので)、発電予測部11から負荷予測部12への破線矢印で示される電力予測情報(太陽電池、風力など)は、負荷予測部12へ与えられてもよい。
図3は、負荷予測部12の構成例を模式的に示すブロック図である。負荷予測部12は、予測部12A及び12Bと、デバイスシミュレータ12Cとを有する。予測部12Aは、負荷4の状態に影響する非フィードバック現象を予測するように構成され、得られた予測GP1を出力する。予測部12Bは、負荷4の内部状態を予測するように構成され、測定データMD及びデバイスシミュレータ12Cからの情報を用いてフィードバック動作を行うことで、得られた予測GP2を出力する。デバイスシミュレータ12Cは、予測部12Bから受け取った予測GP2を処理して、得られた予測GP3を出力する。また、デバイスシミュレータ12Cは、生成された予測GP3に基づく情報FBを予測部12Bへフィードバックし、かつ、予測部12Bは、予測部12Bで生成した予測に対してフィードバック動作を行う。
図4は、不定期現象予測部13の構成例を模式的に示すブロック図である。不定期現象予測部13は、非線形前処理部13A、特徴抽出部13B、メモリ部13C及びパターン認識部13Dを有する。ここで、不定期現象とは、装置(例えば、家庭用装置又は工場装置)のオン/オフのような、時間的に散発する操作を意味する。非線形前処理部13Aは、外部から最新の測定データMDを受け取り、メモリ13Cから過去の測定データを含む内部データを受け取り、特徴抽出部13Bへ処理したデータを出力する。特徴抽出部13Bは、入力されたデータから特徴を抽出し、抽出した特徴をパターン認識部13Dへ出力する。パターン認識部13Dは、抽出した特徴が特徴空間のどの領域に属するかを判定する(図4のP_TUP)。この領域は、特定の具体的な継続期間に関連している。メモリ部13Cは、不定期現象の直近の継続期間のような、特定の過去のパラメータを格納する。パターン認識部13Dが、入力が異なる領域を同時に含んでいると判定した場合、不定期現象の継続期間の確率(確率関数)は、各領域に属する度合い(例えば、領域中心からの距離によって決定される度合い)によって推論される。
発電予測バッファ14、負荷予測バッファ15及び不定期現象予測バッファ16は、予め定められた間隔(例えば、1日)で予測を格納することができる。図5は、発電予測バッファ14、負荷予測バッファ15及び不定期現象予測バッファ16のそれぞれの構成例を模式的に示すブロック図である。各バッファは、時間分解能に対応した複数のスロットを有する。例えば、時間分解能が5分である場合には、1日に対して288スロットが設けられる。各スロットは、発電予測部11、負荷予測部12及び不定期現象予測部13からの予測値、各予測値に対するフラグ、各予測値に対する上限値及び各予測値に対する下限値を格納する。各フラグは、対応する予測値に応じて設定される。例えば、対応する予測値が有効でない場合には各フラグが「0」に設定され、対応する予測値が有効である場合には各フラグが「1」に設定され、対応する予測値が信頼できない場合には各フラグが「2」に設定され、対応する予測値が仮定である場合には各フラグが「3」に設定される。上限値及び下限値は予測の不確実性の範囲を示すものであり、最適化部は最適かつロバストな指示計算のためにこの追加情報を利用することができる。不確実性を示す上限及び下限の記述方式に代えて、可能であるならば、最適化部は最適かつロバストな指示計算のために代表的なシナリオを用いることができる。
コントローラ17は、発電予測部11、負荷予測部12、不定期現象予測部13及び最適化部18の動作をトリガリングすることができる。コントローラ17は、発電予測部11、負荷予測部12、不定期現象予測部13に予測を開始させる。換言すれば、コントローラ17は、予測を再初期化する。コントローラ17は、再初期化された予測に基づいて、最適化部18に指示を生成させる。例えば、トリガリングは以下で説明するように実行される。
ケースA:予測偏差チェック
コントローラ17は、発電予測バッファ14、負荷予測バッファ15及び不定期現象予測バッファ16から読み出した最新の予測値が測定データMDに適合しない場合、又は、測定データMDと最新の予測値との差が所定値よりも大きい場合、トリガリングを行う。
ケースB:不定期現象でのトリガリング
不定期現象が生じた場合、コントローラ17は、不定期現象が生じてから予め定められた時間経過後、トリガリングを行う。
ケースC:予測有効性チェック
コントローラ17は、予測と指示の周期的な更新を行うため、周期的にトリガリングを行う。この場合、周期的な更新間の間隔の値は、コントローラ17の内部メモリに格納することができる。
図6は、最適化部18の構成例を模式的に示すブロック図である。最適化部18は、問題定式化部18A及び最適ソルバー18Bを有する。問題定式化部18Aは、予測バッファを読み込む。具体的には、問題定式化部18Aは、発電予測バッファ14から外部の発電機の発電方式(例えば、太陽電池)を読み出し、負荷予測バッファ15から負荷4の需要方式(例えば、エアコン、誘導加熱(IH)クッキングヒータなどの家庭用装置の種類)を読み出し、不定期現象予測バッファ16から不定期現象を読み出す。これらの読み出しは、その全部又は一部について行うことができる。また、問題定式化部18Aは、ローカルEMS(エネルギーマネジメントシステム)モデル、所望の指示の種類、ユーザの目標を、例えば最適化部18に設けられた内部メモリから読み出す。ローカルEMSは、典型的には、自動的に読み取り可能な形式の、代数方程式又はハイブリッドモデル、及び、関連する不等式制約によって構成される。また、所望の指示の種類は、自動的に読み取り可能かつ処理可能な形式で表現される。ユーザの目標は、各サイトに定義される。問題定式化部18Aは、読み取った情報を用いて、最適ソルバー18Bにとって必要なパラメータを計算する。ここで、様々な古典的最適ソルバー(例えば、LP(Linear Programming)ソルバー、MILP(Mixed Integer Linear Programming)ソルバー及びQLP(Quadratic Linear Programming)ソルバーを最適ソルバー18Bとして用いることができる。後処理を行う最適ソルバー18Bは、計算したパラメータを、最適指示のmタプル(tuple)として、ローカルコントローラ2へ出力する。また、指示の性質又は種類を記述する情報DTと、最適化の目標の種類を既述する情報OTは、最適化部18へ与えられる。指示の性質又は種類を記述する情報DTは、指示の性質又は種類を記述する情報DTの性質、すなわちjタプルの具体的構造と、機械的に読み取り可能な形式にてタプルがどのように解釈されるかと、を含む。jタプルは、ローカル制御の式を用いるためのローカル制御の方針のパラメータを記述する。最適化の目的のために、ローカル制御の方針自体は機械的に読み取り可能な形式で記述されなければならない。最適化の目標の種類を既述する情報OTは、最適化の優先度を含む。つまり、最適化の目標の種類を既述する情報OTは、追加的な発電機の始動又は停止に関連するコスト、又は、エネルギー貯蔵部の劣化をどのように動作コストにマッピングするかを含む。
次に、エネルギー貯蔵部3の充電及び放電を制御するための指示の具体例を詳細に説明する。ここで、指示Dは、以下の式に示すように、複数のパラメータによって定義される。但し、Tsは指示Dに基づく制御の開始時間であり、Teは指示Dに基づく制御の終了時間であり、Pは行列として構成される、エネルギー貯蔵部3の充電及び放電を制御するjタプルである。
Figure 0006753593
本実施の形態では、jタプル
Figure 0006753593
が3つのベクトル
Figure 0006753593
を含む例について説明する。

Figure 0006753593
は、エネルギー貯蔵部3のエネルギー貯蔵部充電下限pmin,1〜pmin,nにより構成されるベクトルである。但し、nは、1以上の整数である。
Figure 0006753593
Figure 0006753593
は、エネルギー貯蔵部充電上限pmax,1〜pmax,mにより構成されるベクトルである。但し、mは、1以上の整数である。
Figure 0006753593
Figure 0006753593
は、エネルギー貯蔵部充電電力smin,1〜smin,kにより構成されるベクトルである。但し、kは、1以上の整数である。
Figure 0006753593
図7は、指示の具体例の概要を模式的に示す図である。電源線は、開始時間Tstの前にグリッド10を介して十分な電力を供給し、エネルギー貯蔵部3は電源を供給する必要が無い。これにより、エネルギー貯蔵部3は、開始時間Tstの前に満充電される。
しかし、発電プラントでの計画された必要な又は計画外のメンテナンス活動や、発電プラントでの火災などの事故により、基幹回線からの電力供給の停止や停電が発生し得る。この場合、エネルギー貯蔵部3は、負荷4の動作を維持するための電力供給を開始しなければならない。エネルギー貯蔵部は、開示時間Tstに電力供給を開始する。上述したように、ガイドサーバ1は発電プラントからの電力供給を含むシステムの状態を常時監視している。例えば、ガイドサーバ1は、ローカルコントローラ2に、計画停電のような予測可能な停電の発生が不定期現象として反映された予測から生成された指示を与えることができるので、ブラックアウトの発生に先立つ開始時刻Tstは、指示又は最適化指示自体を決定するために用いられる知識の一方又は両方によって、事前に定めることができる。
第1の放電は、開示時間Tstに開始する。この後、エネルギー貯蔵部3の充電がPmin,1まで減少すると、エネルギー貯蔵部3の充電が開始する。そして、エネルギー貯蔵部3の充電がPmax,1まで増加すると、エネルギー貯蔵部3の放電が開始する。このように、エネルギー貯蔵部3のi(iは、1からn,mまでの整数)番目の充放電サイクルが構成される。図7に示すように、エネルギー貯蔵部充電下限pmin及びエネルギー貯蔵部充電上限pmax,1で定義される範囲内で、開示時間Tstから終了時間Tenとの間の期間でサイクルが繰り返される。
そして、エネルギー貯蔵部は、終了時間Tenに電力供給を停止する。開示時間Tstと同様に、ガイドサーバ1は、ローカルコントローラ2に、発電プラントからの電力供給の再開が反映された予測から生成された指示を与えることができるので、電力供給の再開の発生に先立つ終了時刻Tenは、指示又は指示で示された推定終了時間のセットによって、事前に定めることができる。
続いて、異なる制御状態でのエネルギー貯蔵部3の充電動作について更に説明する。図8は、異なる制御状態でのエネルギー貯蔵部3の充電動作を示す図である。図8では、「エネルギー貯蔵部の充電(energy storage charge)」は「ESC」と省略されている。図8では、異なる状態C1〜C4が示されている。制御状態C1〜C2は、比較例であり、制御状態は本実施の形態に対応する。
制御状態C1では、エネルギー貯蔵部3は、停電期間に、充電レベル下限(0)まで放電され、上限(1)まで充電される。制御状態C2では、エネルギー貯蔵部3は、停電期間に、充電レベル下限(0)まで放電され、固定された上限まで充電される。
制御状態C3では、エネルギー貯蔵部3は、停電期間に、本実施の形態に応じた制御方法で充放電される。この状態においては、エネルギー貯蔵部3の充電は、エネルギー貯蔵部充電下限
Figure 0006753593
及びエネルギー貯蔵部充電上限
Figure 0006753593
によって定められる範囲内で限定的に変化する。
太陽電池のような副次的な発電システムの発電レベルが高い場合、エネルギー貯蔵部3の主放電が実行される。そして、副次的な発電システムの発電レベルが低い場合、エネルギー貯蔵部3の主充電が実行される。よって、充放電動作は、副次的な発電システムの発電レベルの変化に応じて変化させることができる。また、広範囲の充放電を最小化できるので、エネルギー貯蔵部3の寿命を比較例C1及びC2と比べて延伸することができる。
また、制御状態C4でも、エネルギー貯蔵部3は、停電期間に、本実施の形態に応じた制御方法で充放電される。この状態においては、エネルギー貯蔵部3の充電は、エネルギー貯蔵部充電下限
Figure 0006753593
及びエネルギー貯蔵部充電上限
Figure 0006753593
によって定められる範囲内で限定的に変化する。制御状態C3との相違は、低い始動コストを前提として、停電期間での発電機の始動が最適化された基準(クライテリア、図6のOT)に統合される点である。
よって、指示のパラメータが異なり、かつ、
Figure 0006753593
及び
Figure 0006753593
で記述される、制御状態3とは大きく異なる(例えば、発電機の始動回数が減少している)充放電パターンが導かれる。
上述のように、本発明によれば、エネルギーマネジメントシステムにおいて、状態の変化の事前予測及び(可能な)状態又は状態変化の事前予測の一方又は両方を行い、エネルギー節約その他の目的のために指示に基づいた制御コマンドを与えることで、装置を制御することを可能にすることができる。
実施の形態2
実施の形態2では、指示の重複について説明する。エネルギーマネジメントシステムでは、特定のエネルギー貯蔵部(エネルギー貯蔵部3)への複数の指示は重複し得うるものであり、かつ、これらの指示で示される時間幅はそれぞれ異なり得る。図9は、指示の重複を模式的に示す図である。この場合、ローカルコントローラ2は、複数の指示を保持し、どの指示が優先的に実行されなければならないかを判定する。図9では、時間幅が最も長い指示D1が指示D2〜D4と重複している。また、指示D3は、指示D3よりも時間幅が長い指示D5と重複している。本実施の形態では、複数の指示が重複する場合には、最も時間幅が短い1つの指示が最高の優先度を有する。
この場合、指示D1が初期状態で有効である。そして、指示D2の時間幅が指示D1の時間幅よりも短いため、指示D2が有効で指示D1が無効となる。指示D2の時間幅の経過後には指示D3が有効となり、そして、指示D5の時間幅が指示D3の時間幅よりも短いため、指示D3が無効で指示D5が有効となる。指示D5の時間幅の経過後には、指示D3が再度有効となる。また、指示D3の時間幅の経過後には、指示D4が有効となる。指示D4の時間幅の経過後には、指示D1が再度有効となる。
上述の通り、本実施の形態によれば、時間幅が最も短い指示が優先的に有効となるので、電力供給及び負荷4の負荷値の時間変動に応じて、エネルギー貯蔵部3を精密に制御することができる。
実施の形態3
実施の形態3では、指示の他の例について説明する。本実施の形態では、jタプル
Figure 0006753593
は、フル充放電サイクル回数Nと上限HLBとを含む。Nは1以上の整数であり、HLBは0以上1以下の値である。
Figure 0006753593
図10は、実施の形態3にかかる充放電動作を模式的に示す図である。図10では、N=3である。停電期間では、まず、N回のフル充放電サイクルが行われる。この後、上限HLBが有効となり、エネルギー貯蔵部3の充電レベルは上限HLBに制限される。
本実施の形態によれば、停電期間が比較的長くても、充放電サイクル回数を所定の値Nに制限される。よって、エネルギー貯蔵部3の経時劣化を抑制することができる。
その他の実施の形態
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、1つのエネルギー貯蔵部、1つのローカルコントローラ及び1つの負荷が設けられたエネルギーマネジメントシステムだが、これは例示に過ぎない。よって、予測部は、2以上のローカルコントローラ、2以上のエネルギー貯蔵部及び2以上の負荷を有してもよく、ガイドサーバが2以上のローカルコントローラのそれぞれを与えてもよく、かつ、2以上のエネルギー貯蔵部及び2以上の負荷を監視してもよいことは、言うまでもない。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、ガイドサーバにおける処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。 このプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
例えば、ガイドサーバ1は、CPUを用いて構成してもよい。図11は、ガイドサーバの構成例を模式的に示す図である。この場合、ガイドサーバ1は、CPU21、メモリ22、入出力インターフェイス(I/O)23及びバス24を有する。CPU21、メモリ22及び入出力インターフェイス(I/O)23は、バス24を介して互いに通信することができる。CPU21は、プログラムを実行することで、発電予測部11、負荷予測部12、不定期現象予測部13、コントローラ17及び最適化部18の機能を実現することができる。メモリ22は、発電予測バッファ14、負荷予測バッファ15及び不定期現象予測バッファ16に対応する。入出力インターフェイス(I/O)23は、測定データMDを受け取り、指示Dを出力する。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
100 エネルギーマネジメントシステム
1 ガイドサーバ
2 ローカルコントローラ
3 エネルギー貯蔵部
4 負荷
10 グリッド線
11 発電予測部
12 負荷予測部
12A、12B 予測部
12C 装置シミュレータ
13 不定期現象予測部
13A 非線形前処理部
13B 特徴抽出部
13C メモリ部
13D パターン認識部
14 発電予測バッファ
15 負荷予測バッファ
16 不定期現象予測バッファ
17 コントローラ
18 最適化部
18A 問題定式化部
18B 最適ソルバー
21 CPU
22 メモリ
23 入出力インターフェイス(I/O)23
24 バス

Claims (9)

  1. グリッド線に接続され、かつ、充放電されるエネルギー貯蔵部であって、前記グリッド線には少なくとも1つの外部の発電機又は当該エネルギー貯蔵部から電力が供給されるエネルギー貯蔵部と、
    前記グリッド線を介して供給される電力を消費して動作する負荷と、
    前記エネルギー貯蔵部、前記負荷及び前記グリッド線の状態を予測し、予測に対応する指示を生成し、生成した指示を出力するガイドサーバと、
    前記ガイドサーバで生成された前記指示に基づいて又は導かれて前記エネルギー貯蔵部の充放電を制御するローカルコントローラと、を備え、
    前記ローカルコントローラは、時間的に重複する複数の指示を保持可能であり、現時刻の時間幅が最も短い前記指示だけを有効にし、有効にした前記指示に基づいて前記エネルギー貯蔵部を制御する、
    エネルギーマネジメントシステム。
  2. 前記ガイドサーバは、
    前記エネルギー貯蔵部、前記負荷及び前記グリッド線の前記状態に基づいて前記指示を生成するかを決定するコントローラと、
    前記コントローラからのトリガリング情報に応じて指示を生成し、生成した前記指示を前記ローカルコントローラへ出力する最適化部と、を備える、
    請求項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  3. 前記ガイドサーバは、
    前記外部の発電機の発電を予測する発電予測部と、
    前記負荷の消費電力を予測する負荷予測部と、
    不定期現象の発生を予測する不定期現象予測部と、
    前記発電予測部で生成された予測を格納する発電予測バッファと、
    前記負荷予測部で生成された予測を格納する負荷予測バッファと、
    不定期現象予測部で生成された予測を格納する不定期現象予測バッファと、をさらに備え、
    前記コントローラは前記指示を生成するかを決定し、
    前記発電予測部、前記負荷予測部及び前記不定期現象予測部が予測を生成し、生成した予測を前記発電予測バッファ、前記負荷予測バッファ及び不定期現象予測バッファへそれぞれ出力し、
    前記最適化部は、前記指示を生成するため、前記発電予測バッファ、前記負荷予測バッファ及び不定期現象予測バッファから前記予測を読み込む、
    請求項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  4. 前記発電予測バッファ、前記負荷予測バッファ及び不定期現象予測バッファから読み出した最新の予測値が測定データに適合しない場合、又は、前記測定データと前記最新の予測値との差が所定値よりも大きい場合には、前記コントローラは、前記発電予測部、前記負荷予測部及び前記不定期現象予測部に前記予測を生成させ、前記最適化部に前記指示を生成させる、
    請求項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  5. 前記不定期現象が発生した場合において、前記不定期現象の発生から所定時間の経過後に不定期現象が発生したとき、前記コントローラは、前記発電予測部、前記負荷予測部及び前記不定期現象予測部に前記予測を生成させ、前記最適化部に前記指示を生成させる、
    請求項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  6. 前記コントローラは、前記予測及び指示を周期的に更新するため、前記負荷予測部及び前記不定期現象予測部に前記予測を周期的に生成させ、前記最適化部に前記指示を周期的に生成させる、
    請求項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  7. 前記不定期現象予測部は、
    外部からの過去の測定データを格納するメモリ部と、
    外部から受け取った最新の測定データと前記メモリ部から受け取った前記過去の測定データとを処理し、処理データを出力する非線形前処理部と、
    前記非線形前処理部から出力された前記処理データから特徴を抽出し、抽出した前記特徴を出力する特徴抽出部と、
    前記抽出した特徴が特徴空間のいずれの領域に属するかを決定し、各領域に属する度合いから前記不定期現象の期間の確率又は確率関数を導くパターン認識部と、を備える、
    請求項3乃至6のいずれか一項に記載のエネルギーマネジメントシステム。
  8. エネルギー貯蔵部、負荷及びグリッド線の状態を予測し、予測に対応する指示を生成するかを決定するコントローラと、
    前記コントローラからのトリガリング情報に応じて指示を生成し、生成した前記指示をローカルコントローラへ出力する最適化部と、を備え、
    前記エネルギー貯蔵部は、前記グリッド線に接続され、かつ、充放電され、
    前記グリッド線には少なくとも1つの外部の発電機又は前記エネルギー貯蔵部から電力が供給され、
    前記負荷は、前記グリッド線を介して供給される電力を消費して動作し、
    前記ローカルコントローラは、
    前記最適化部で生成された前記指示に基づいて又は導かれて前記エネルギー貯蔵部の充放電を制御し、
    時間的に重複する複数の指示を保持可能であり、現時刻の時間幅が最も短い前記指示だけを有効にし、有効にした前記指示に基づいて前記エネルギー貯蔵部を制御する、
    ガイドサーバ。
  9. グリッド線に接続され、かつ、充放電されるエネルギー貯蔵部、前記グリッド線を介して供給される電力を消費して動作する負荷、及び、少なくとも1つの外部の発電機又は前記エネルギー貯蔵部から電力が供給される前記グリッド線の状態を予測し、
    予測に対応する指示を生成し、
    生成した指示を出力し、
    前記生成した前記指示に基づいて前記エネルギー貯蔵部の充放電を制御し、
    時間的に重複する複数の指示を保持可能であり、現時刻の時間幅が最も短い前記指示だけを有効にし、有効にした前記指示に基づいて前記エネルギー貯蔵部を制御する、
    エネルギーマネジメント方法。
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