JP6752176B2 - エレベーター制御システム - Google Patents

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本発明は、エレベーター制御システムに関するものである。
従来、エレベーターにおいて、エレベーター走行時の安全性を高めるため、乗りかご位置検出が行われている。中でもモーターに取り付けたエンコーダによる位置検出は広く用いられているが、特許文献1によれば、電子安全エレベーターにおいては、ガバナに取り付けられたガバナエンコーダが、乗りかごの移動によるガバナの回転量をパルスとして出力し、パルスを計数することで、乗りかご位置検出部が乗りかご位置の検出を行うと記載されている。
特許第5516727号公報
しかしながら、エレベーターが何らかの理由により、走行中に緊急停止した場合、乗りかごに強い制動力がかかるため、モーターやガバナとロープとの間に滑りを生じ、エンコーダが読み取ったかご位置と、実際のかご位置とにずれが生じる可能性がある。例えば、特許文献1には、エレベーターが緊急停止した場合、乗りかごが停止したにも関わらず、ガバナロープとガバナプーリの間に滑りが生じ、実際の乗りかご位置と、ガバナエンコーダが出力したパルスの計数により検出された乗りかご位置とにずれが生じ、乗りかご位置検出部の検出する乗りかご位置が不確定となり、エレベーターは乗りかご位置情報を明確にするため、最下階までエレベーターをゆっくり運転させ、位置情報を初期化すると記載されている。この手順を踏むことにより、利用客がエレベーターを利用できない不稼動時間が増えてしまう。
上記課題を解決するため、本発明のエレベーター制御システムは、主索を固定する主索留め部にかかる荷重を検出する荷重検出装置と、乗りかごの昇降路内における位置データと、乗りかごの昇降路内における位置に対応した荷重検出装置が検出する基準荷重データとを記録する記録部と、荷重検出装置が検出した荷重と、記録部に記録された基準荷重データを照合し、乗りかごの位置を検出する演算部とを備える。
本発明によれば、エレベーターが緊急停止し、主索とモーター間、またはガバナロープとガバナプーリ間に滑りが生じた場合でも、乗りかごの正確な位置を推定することが出来る。
本発明における実施例1の形態を示す全体構成図である。 一実施の形態における制御システムを示すブロック図である。 本発明における基準データとなる「荷重−位置データ」の一例である。 一実施の形態における乗りかご位置検出動作を示すフローチャートである。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1は、実施例1のエレベーター制御システムを示す全体構成図である。乗りかご1は建屋に形成された昇降路内を移動し、主索12を介しておもり2に接続されている。乗りかご1の移動はモータ7によって行われ、モータ7はエレベーター制御装置8にある電力変換器によって駆動用の電力が供給されている。ロータリーエンコーダ17はモーター7の軸に取り付けられており、モーター7の回転と共に回転しパルスを出力する。制御装置8には演算部9が設けられており、ロータリーエンコーダ17が出力するパルス信号を計数し、かご位置、かご速度を検出する。また、乗りかご1はかご位置検出器としてポジテクタ14を備え、各階乗場に設けられた遮蔽板13を検知することで、乗りかご1が各階乗場にいることを検出する。ドアスイッチ15は各階乗場のドアに設けられており、乗場ドアの開閉状態を検出する。主索12は機械室に設けられた主索留め部6によって固定されており、荷重検出装置5は主索留め部6に設けられている。荷重検出装置5は、乗りかご1内の荷重に加え、乗りかご1の荷重、乗りかご1の吊り車4から主索留め部6までの部分主索3(以降、「主索検出部3」と記載する)の荷重を合わせて検出する。
乗りかご1が昇降路内を移動すると、主索検出部3の長さが変化し、主索検出部3の荷重が変化する。この時、利用客の乗降はなく乗りかご内の荷重はほぼ一定であり、乗りかご1の重量も一定であるため、荷重検出装置5が検出する荷重の変化は主索検出部3の重量によるものとなる。例えば、乗りかご1が昇降路内を上昇する場合、主索検出部3の長さが短くなるため、荷重検出装置5が検出する荷重は小さくなる。このようにして、荷重検出装置5が検出する荷重の変化から、乗りかご1の昇降路内における位置、および乗りかご1の移動速度を検出する。
なお、図1では機械室を有するエレベーターを例に記載したが、本発明によれば機械室を有さないエレベーターにおいても、主索留め部6を昇降路内天井に設け、主索留め部6に荷重検出装置5を設けることで、かご位置およびかご速度を検出可能である。
また、図1では乗りかご1側の主索留め部6に荷重検出装置5を設けたが、おもり2側の主索留め部13に荷重検出装置を設けることで、利用客の乗降による影響を受けず、主索の長さ変化による荷重変化のみを検出できる。
すなわち、エレベータ制御システムは、主索12を固定する主索留め部にかかる荷重を検出する荷重検出装置5と、乗りかごの昇降路内における位置データと、乗りかごの昇降路内における位置に対応した荷重検出装置が検出する基準荷重データとを記録する記録部10と、荷重検出装置が検出した荷重と、記録部に記録された基準荷重データを照合し、乗りかごの位置を検出する演算部9を備える。
また、演算部は、乗りかごの昇降状態を検出し、乗りかごが停止している場合、荷重検出装置が検出する荷重変化が利用客の乗降によるものと判断し、乗りかごが昇降している場合、荷重変化が、乗りかごの移動によるものと判断し、利用客の乗降による荷重変化と判断した場合に、検知された荷重を記録部にかご内荷重データとして乗りかごの昇降路内における位置データに対応付けて、更に記録する。
また、記録部に記録されたかご内荷重データが、停電などにより電源が遮断されても、一定時間データが消失しないようにバックアップ電源をエレベータ制御システムに更に備える。
また、演算部が、荷重検出装置が検出した荷重と、記録部に記録された基準荷重データを照合し、両者が一致した場合、基準荷重データ内の荷重データに対応する位置データを、かご位置データとして記録部に記録し、両者が一致しなかった場合、最後に両者が一致したときに記録部に記録されたかご位置データを参照し、現在のかご位置として検出する。
図2は、一実施の形態における制御ブロック図である。
本例では、制御装置8内の制御プリント板上に搭載されているCPUを演算部9とする。また、制御プリント板には、記録部10としてROMおよびRAMのような記憶媒体が搭載され、荷重信号からかご位置データを得るための「荷重−位置データ」、検出したかご位置を記録する「かご位置データx」、検出したかご速度を記録する「かご速度データv」、現在のかご内の荷重を記録する「かご内荷重データm」を記録する。「荷重−位置データ」は、乗りかご1の昇降路内における位置データと、かご位置に対応した荷重データとを組み合わせた、本発明において基準となるデータであり、ROMのような不揮発性メモリに記録される。なお、以降では、「荷重−位置データ」を「基準データ」、「荷重−位置データ」中の荷重データを「基準荷重データ」、「荷重−位置データ」中の位置データを「基準位置データ」と記載する。
「かご位置データx」、「かご速度データv」、「かご内荷重データm」は、RAMのような揮発性メモリに記録され、データの書き換えを可能とする。なお、「かご内荷重データm」は、停電などにより不意に電源が遮断された場合でも、データを保持できるよう、バックアップ電源を設ける。これにより、電源遮断から復帰しても、かご内荷重データは保持されているため、演算部9は速やかにかご位置を検出できる。
荷重検出装置5により出力された検出荷重信号はアナログ信号であり、制御プリント板に入力された後、A/D変換器によりデジタル信号に変換され、演算部9に取り込まれる。また、演算部9は、ポジテクタ14、ドアスイッチ15、およびロータリーエンコーダ17の状態を見ており、検出荷重信号の変化が利用客の乗降によるものか、あるいは乗りかご1の昇降によるものかを判断する。ドアスイッチ15が乗場ドアの開状態を検出している場合、演算部9は荷重変化が利用客の乗降によるものと判断し、ポジテクタ14とロータリーエンコーダ17の状態から、乗りかご1が乗場レベルにいることを検知した場合、演算部9は、基準データから本来検出されるべき荷重値を読み取り、検出荷重信号との差分を「かご内荷重データm」として記録する。これにより、利用客が乗り降りする度に乗りかご1内の荷重を正しく記録することができる。また、ロータリーエンコーダ17の状態を見ていることから、乗場でドアが開いたまま乗りかご1の位置を微調整する際も、乗りかご内の荷重変化はないと検知できる。
一方、ドアスイッチ15が乗場ドアの閉状態を検出している場合、演算部9は荷重変化が乗りかご1の昇降によるものと判断する。演算部9は、検出荷重信号から「かご内荷重データm」を引いた値を基準荷重データと照合し、両者が一致したときの荷重値に対応した基準位置データを「かご位置データx」として記録する。「かご位置データx」に記録された位置データは、現在のかご位置として検出される。
また、演算部9は、予め設定された時間t秒毎に「かご位置データx」を参照し、時間変化量Δtと、その間のかご位置データ変化量Δxから、乗りかごの速度を検出する。検出された速度は「かご速度データv」として記録される。「かご速度データv」に記録された速度データは、現在のかご速度として検出される。
演算部9は、「かご内荷重データm」を監視し、エレベーターの定格積載量の110%を超えると、乗りかご1内にブザーを鳴らし利用客の降車を促す。また、ロータリーエンコーダ17が故障するなどして、ロータリーエンコーダのパルスが出力されなくなる異常が生じた際には、演算部9が「かご位置データx」、「かご速度データv」を見ることで、エレベーターが異常走行することのないように制御する。
図3は、基準データの一例であり、記録部10に記憶されるデータである。図3では、乗りかご1内が無負荷状態において、エレベーターが30cm昇降する毎に、主索検出部3の長さ変化により荷重検出装置5が検出する荷重が変化することを示している。
この基準データは、例えば、エレベーターを建屋に据え付けた後、乗りかご1内を無負荷(利用客や荷物などを乗せていない)状態で、最下階から最上階まで各階停止で運転し、ロータリーエンコーダ17、あるいはポジテクタ14から求められる乗りかご位置と、乗りかご位置に対応した荷重検出装置5の検出荷重信号を組み合わせて記録することで作成される。本例では、乗りかご1が30cm昇降する毎に、基準データを作成するとしたが、より細かく記録しておくことで、かご位置検出の精度を向上できる。
図4は本実施例における、乗りかご位置を検出するフローチャートである。
演算部9は、ポジテクタ14の信号を見て乗りかご1が乗場レベルにあるか判断する(S401)。
乗りかご1が乗場レベルにある場合、演算部9はドアスイッチ15の状態を見て乗場のドアが開いているか判断する(S402)。
乗場のドアが開いている場合、演算部9は、その時の乗場階における基準荷重データと、検出荷重信号との差分を「かご内荷重データm」として記録する(S403)。図3には図示しないが、「検出荷重」に加えて「かご内荷重データ」も記録するものとする。
S401にて、乗りかご1が乗場レベルにない場合、またはS402にて乗場のドアが閉じている場合、演算部9は、「かご内荷重データm」を参照する(S404)。
演算部9は、現在の検出荷重信号から「かご内荷重データm」分を減算し、かご内が無負荷状態(かご内荷重が0kg)の荷重値を算出する(S405)。
演算部9は、かご内が無負荷状態の荷重値と、基準荷重データと比較する(S406)。
演算部9は、かご内が無負荷状態の荷重値が、基準荷重データのいずれかと一致しているか判断する(S407)。また、演算部が、荷重検出装置が検出した荷重と、記録部に記録された基準荷重データとを照合し、荷重が基準荷重データの範囲を超えた場合、演算部が記録部にかご位置データとしてエラー状態を記録する。
かご内が無負荷状態の荷重値が、基準荷重データのいずれかと一致している場合、演算部9は、その基準荷重データに対応する基準位置データを読み取り、「かご位置データx」として記録する(S408)。すなわち、演算部が、記録部に記録されたかご位置データを、予め設定された時間毎に参照することで、乗りかごの移動速度を算出し、記録部へかご速度データとして更に記録する。
最終的に、演算装置9は、「かご位置データx」に記録されたデータを現在の乗りかご1の位置として検出する。また、S407にて、検出荷重信号と基準荷重データが一致しなかった場合は、「かご位置データx」を更新せずに、その前に記録された「かご位置データx」を参照する(S411)。
上記の流れを、具体的な例により説明する。例えば1階乗場で乗りかご1が停止しているとき、図3に示した例によれば、荷重検出装置5は517.78kgの荷重を検出している。ここで、体重50kgの利用客が1人乗車した場合、荷重検出装置5は567.78kgの荷重を検出する。荷重の変化を検知した場合、演算部9は「モーター制御信号」を見る。利用客が乗車したとき、乗りかご1は1階乗場で停止しているため、演算部9は+50kgの荷重変化が利用客によるものと判断し、「かご内荷重データm」に+50kgを記録する。利用客が4階の釦を押し、エレベーターが上昇を始めると、再び検出荷重信号が変動する。演算部9は、検出荷重信号の変動、および「モーター制御信号」を監視し、今度は「かご内荷重データm」を更新することなく、かご内が無負荷状態の荷重と基準荷重データとの照合を始める。利用客を乗せたエレベーターが4階へ向かう途中、何らかの理由により3階と4階の間で停止し、この時のかご内が無負荷状態の荷重が508.0kgであったとする。この場合、演算部9は、基準データと照合し、乗りかごが3階乗場から0.6m上昇したところにいると検出する。また、停止したときのかご内が無負荷状態の荷重が508.30kgであるとき、基準荷重データと一致しないことになる。この場合は、3階乗場レベルから0.3m上昇したところで、かご内が無負荷状態の荷重が、基準データ内の508.45kgと一致しており、「かご位置データx」には9.3mのデータが既に記録されている。そのため、制御装置8は乗りかご1が停止した位置は9.3mであると判断する。
なお、エレベーターが緊急停止した場合、前述のとおりモータ7と主索12の間に滑りが生じる場合がある。モーター7と主索12の間の滑り方として、モーターが停止したにも関わらず主索が動くこと、あるいは主索が動かないにも関わらずモーター7が空転すること、が考えられる。モーターに取り付けられたロータリーエンコーダ17によるかご位置検出では、ロータリーエンコーダ17が出力するパルスの計数によるかご位置情報と、実際のかご位置にずれが生じてしまう。一方、本発明によれば、モータ7と主索12の間に滑りが生じても、荷重検出装置5は主索検出部3の長さ変化による荷重変化を検出できるため、演算部9は「かご位置データx」を図4のフローチャートに沿って検出し、乗りかご1のかご位置を検出することができる。すなわち、エレベーターが緊急停止し、緊急停止したにも関わらず乗りかごが移動した場合に、演算部が、荷重検出装置が検出する荷重信号と、記録部に記録された荷重に対応づけられた位置データとを照合し、乗りかごの昇降路内における位置を検出する。なお、乗りかご1が緊急停止した際に、乗りかご1内の荷重が振動により揺れることもあるが、荷重の変化が収まるまで乗りかご1を停止させてから、基準データと照合することで、乗りかご1の位置を確実に検出できる。荷重の変化が収まるまである程度の時間を要するが、特許文献1に記載されているように最下階まで低速運転する必要はないため、乗りかご位置の初期化処理を行う時間を短縮でき、エレベーターの不稼動時間を短縮することができる。
1…乗りかご、3…主索検出部、4…吊り車、5…荷重検出装置、6…かご側の主索留め部、7…モータ、8…制御装置、9…演算部、10…記録部、11…おもり側の主索留め部、12…主索、13…遮蔽板、14…ポジテクタ、15…ドアスイッチ、17…ロータリーエンコーダ

Claims (6)

  1. 昇降路内において複数の階床を移動する乗りかごと前記乗りかごを支持する主索を有するエレベーター制御システムにおいて、
    前記主索を固定する主索留め部にかかる荷重を検出する荷重検出装置と、
    前記乗りかごの昇降路内における位置データと、前記乗りかごの昇降路内における位置に対応した前記荷重検出装置が検出する基準荷重データとを記録する記録部と、
    前記荷重検出装置が検出した荷重と、前記記録部に記録された基準荷重データを照合し、前記乗りかごの位置を検出する演算部と、を有し、
    前記演算部は、前記乗りかごの昇降状態を検出し、前記乗りかごが停止している場合、 前記荷重検出装置が検出する荷重変化が利用客の乗降によるものと判断し、前記乗りかごが昇降している場合、前記荷重変化が、前記乗りかごの移動によるものと判断し、利用客の乗降による荷重変化と判断した場合に、検知された荷重を前記記録部にかご内荷重データとして前記乗りかごの昇降路内における位置データに対応付けて、更に記録することを特徴とするエレベーター制御システム。
  2. 請求項1に記載のエレベータ制御システムおいて、
    前記記録部に記録された前記かご内荷重データが、停電などにより電源が遮断されても、一定時間データが消失しないようにバックアップ電源を更に備えることを特徴とするエレベーター制御システム。
  3. 昇降路内において複数の階床を移動する乗りかごと前記乗りかごを支持する主索を有するエレベーター制御システムにおいて、
    前記主索を固定する主索留め部にかかる荷重を検出する荷重検出装置と、
    前記乗りかごの昇降路内における位置データと、前記乗りかごの昇降路内における位置に対応した前記荷重検出装置が検出する基準荷重データとを記録する記録部と、
    前記荷重検出装置が検出した荷重と、前記記録部に記録された基準荷重データを照合し、前記乗りかごの位置を検出する演算部と、を有し、
    前記演算部が、前記荷重検出装置が検出した荷重と、前記記録部に記録された基準荷重データを照合し、両者が一致した場合、基準荷重データ内の荷重データに対応する位置データを、かご位置データとして前記記録部に記録し、両者が一致しなかった場合、最後に両者が一致したときに前記記録部に記録されたかご位置データを参照し、現在のかご位置として検出することを特徴とするエレベーター制御システム。
  4. 請求項1に記載のエレベータ制御システムおいて、
    前記演算部が、前記荷重検出装置が検出した荷重と、前記記録部に記録された基準荷重データとを照合し、前記荷重が前記基準荷重データの範囲を超えた場合、前記演算部が前記記録部にかご位置データとしてエラー状態を記録することを特徴とするエレベーター制御システム。
  5. 請求項1に記載のエレベータ制御システムおいて、
    前記演算部が、前記記録部に記録された前記かご位置データを、予め設定された時間毎に参照することで、前記乗りかごの移動速度を算出し、前記記録部へかご速度データとして更に記録することを特徴とするエレベーター制御システム。
  6. 請求項1に記載のエレベータ制御システムおいて、
    エレベーターが緊急停止し、緊急停止したにも関わらず前記乗りかごが移動した場合に、前記演算部が、前記荷重検出装置が検出する荷重信号と、前記記録部に記録された荷重に対応づけられた位置データとを照合し、前記乗りかごの昇降路内における位置を検出することを特徴とするエレベーター制御システム。
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