JP6751963B2 - 不燃性化粧ボードの製造方法及び不燃性化粧ボード - Google Patents

不燃性化粧ボードの製造方法及び不燃性化粧ボード Download PDF

Info

Publication number
JP6751963B2
JP6751963B2 JP2016157232A JP2016157232A JP6751963B2 JP 6751963 B2 JP6751963 B2 JP 6751963B2 JP 2016157232 A JP2016157232 A JP 2016157232A JP 2016157232 A JP2016157232 A JP 2016157232A JP 6751963 B2 JP6751963 B2 JP 6751963B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonflammable
decorative board
strands
substrate
strand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016157232A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018025029A (ja
Inventor
角田 惇
惇 角田
啓志 田中
啓志 田中
剛和 長田
剛和 長田
Original Assignee
株式会社エスウッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社エスウッド filed Critical 株式会社エスウッド
Priority to JP2016157232A priority Critical patent/JP6751963B2/ja
Publication of JP2018025029A publication Critical patent/JP2018025029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6751963B2 publication Critical patent/JP6751963B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、不燃性化粧ボードの製造方法、及び、該製造方法により製造される不燃性化粧ボードに関するものである。
建築物の火災の際に、急激な燃焼を伴うフラッシュオーバーなど延焼を抑制し、避難時間を確保する目的で、内壁材、天井材等の内装材として、建築基準法に定める「不燃材料」が使用される。内装材には意匠性が求められる場合もあり、本出願人は過去に、意匠性が高い不燃性積層ボードの製造方法を提案している(特許文献1参照)。これは、草木材の小片に接着剤をコーティングし加圧成形することにより草木片ボードを製造した後、この草木片ボードを不燃性基板に貼着し、貼着された草木片ボードを厚さが0.2mm〜0.4mmとなるまで研削するものである。
この特許文献1の製造方法により製造された積層ボードは、草木材の天然の美しさを活かしながら、草木材の小片の形状、大きさ、向きが一律ではなく外観に多様性を有するため、従来の不燃性ボードにはない高い意匠性を有している。そのため、需要者から高い評価を受け、学校、病院、公共の図書館を始め種々の建築物の内装材として、広く採用されている。
一方で、美容院、衣料品販売の店舗、喫茶店やレストラン等、個性を重視する商業施設などから、天然の木材を材料とする化粧ボードに対して、より斬新かつ大胆な意匠に対する要請があった。そのため、本出願人は、需要者の選択の幅をより広げるべく、新たな不燃性化粧ボードの開発を進めてきた。
特開2016−49671号公報
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、天然の木材を材料とすると共に、斬新かつ大胆な意匠の不燃性化粧ボードの製造方法、及び、該製造方法により製造される不燃性化粧ボードの提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる不燃性化粧ボードの製造方法(以下、単に「製造方法」と称することがある)は、
「幅及び長さがそれぞれ10mm〜40mmで厚さが0.2mm〜0.4mmの木材のストランドに接着剤をコーティングし、
接着剤でコーティングされた前記ストランドを、不燃性基板の上方から撒くことにより、
前記不燃性基板の表面に1m当たり175g〜250gの前記ストランドが貼着されていると共に、前記表面が部分的に前記ストランドで被覆されることなく露出している化粧ボードとする」ものである。
「不燃性基板」における「不燃性」は、建築基準法第2条第9号及び同法施行令第108条の2第1号乃至第3号の規定する不燃性能、及びその技術的基準に適合し、それを国土交通大臣によって認定されていることを指している。「不燃性基板」としては、火山性ガラス質複層板、石膏板、ケイ酸カルシウム板、繊維強化セメント板、ロックウール板、ガラスウール板、鉄鋼板等を基材とする不燃性基板を、使用することができる。
本製造方法により、不燃性基板の表面にストランドがランダムに貼着された化粧ボードが得られる。ここで、化粧ボードにおけるストランドの量が多過ぎると、可燃性のストランドが焼失する際の発熱量が増え、或いは、焼失するまでの時間が長くなるなど、不燃性が損なわれる。検討の結果、詳細は後述するように、不燃性基板の表面に貼着させるストランドの量を、不燃性基板の表面1m当たり250g以下とすれば、不燃性の基準に適合することが分かった。そして、ストランドの量がこの範囲の場合、不燃性基板の表面は全面がストランドで被覆されることはなく、不燃性基板の表面(下地)が部分的に露出する。
なお、不燃性基板の表面1m当たりのストランドの質量175g〜250gは、詳細は後述するように、含水率1%〜2%に乾燥した状態における質量である。
従って、本製造方法によれば、不燃性基板の表面にストランドがランダムに貼着されており、不燃性基板の下地が部分的に露出している化粧ボードが製造される。従来、不燃性基板の表面に化粧層を積層して化粧ボードとする場合、不燃性基板の下地が露出しないようにするのが当業者の常識であった。上記の特許文献1の技術でも、草木片ボードを研削する度合いが進んで不燃性基板の下地が部分的に露出したものは、不良品として扱っていた。本製造方法では、そのような当業者の常識に反し、“敢えて不燃性基板の下地を見せて意匠の要素とする”という手段を採用したことにより、斬新かつ大胆な意匠の化粧ボードを提供することに成功したものである。なお、ストランドの量が少ない場合、化粧ボードの不燃性には問題がないが、不燃性基板の表面1m当たり175gに満たない場合は、露出する下地の面積が大きくなり、化粧ボードの意匠として適していないと考えられる。
本発明にかかる不燃性化粧ボードの製造方法は、上記構成に加え、
「前記ストランドを貼着させる前の前記不燃性基板の前記表面を着色塗装する」ものとすることができる。
着色工程では、ストランドと同系の色を施すことも、ストランドの色とは異なる色を施すこともできる。
上記のように、本発明の製造方法は、“敢えて不燃性基板の下地を見せて意匠の要素とする”ところが特徴の一つである。そのため、敢えて見せる下地に着色を施すことにより、不燃性化粧ボードの意匠の多様性が増し、応用範囲をより拡大することができる。例えば、ストランドの色とは異なる色で不燃性基板を着色塗装することにより、ストランドと下地とのコントラストが明確となると共に、より斬新で大胆な意匠の不燃性化粧ボードとすることができる。
次に、本発明にかかる不燃性化粧ボードは、
「幅及び長さがそれぞれ10mm〜40mmで厚さが0.2mm〜0.4mmの木材のストランドが、不燃性基板の表面に1m当たり175g〜250g貼着されており、
前記表面が部分的に前記ストランドで被覆されることなく露出している」ものである。
これは、上述の製造方法により、製造される不燃性化粧ボードの構成である。不燃性基板の表面において、ストランドが重なり合っている部分、ストランドが単層となっている部分、ストランドで被覆されておらず下地が露出している部分があり、全体として凹凸が大きいことに加え、従来は隠していた下地を敢えて見せているため、見る者に強い印象を与える斬新で大胆な意匠となる。
本発明にかかる不燃性化粧ボードは、上記構成に替えて、
「幅及び長さがそれぞれ10mm〜40mmで厚さが0.2mm〜0.4mmの木材のストランドが、不燃性基板の表面に貼着されており、
前記表面が面積の2%〜20%の割合で、前記ストランドで被覆されることなく露出している」ものとすることができる。
詳細は後述するように、ストランドの量を化粧ボードの不燃性が損なわれない上限値とすると、面積の2%の割合で不燃性基板の表面が露出する。一方、ストランドの量が少ない場合、化粧ボードの不燃性には問題がないが、下地の露出面積が不燃性基板の表面の面積の20%を超える場合は、露出する下地の面積が大きくなり、化粧ボードの意匠として適していないと考えられる。
本発明にかかる不燃性化粧ボードは、上記構成に加えて、
「前記不燃性基板は、前記表面に塗料による着色層を備えており、該着色層に前記ストランドが貼着されている」ものとすることができる。
これは、上記の製造方法のうち、不燃性基板の表面を着色塗装する工程を具備する製造方法により製造される不燃性化粧ボードの構成である。
以上のように、本発明の効果として、天然の木材を材料とすると共に、斬新かつ大胆な意匠の不燃性化粧ボードの製造方法、及び、該製造方法により製造される不燃性化粧ボードを、提供することができる。
本発明の第一実施形態である不燃性化粧ボードの製造方法の工程図である。 図1の製造方法により製造された不燃性化粧ボードの模式図である。 図2の不燃性化粧ボードについて、ストランドの量と不燃性基板の表面の露出割合との関係を示すグラフである。 本発明の第二実施形態である不燃性化粧ボードの製造方法の工程図である。 (a)不燃性基板の断面図、及び、(b)着色工程を経た不燃性基板の断面図である。
以下、本発明の第一施形態である不燃性化粧ボード1の製造方法、及び、該製造方法により製造される不燃性化粧ボード1について、図1乃至及び図3を用いて説明する。
本実施形態の製造方法は、木材90からストランド10を製造するストランド製造工程P1と、ストランド10に接着剤をコーティングする接着剤塗布工程P2と、不燃性基板20の上方からストランド10を撒くストランド投下工程P4と、ストランド10が付着した不燃性基板20を加熱しつつ加圧して不燃性化粧ボードとする熱圧着工程P5と、を具備している。
より詳細に説明すると、ストランド製造工程P1では、木材90を切削することにより、幅及び長さがそれぞれ10mm〜40mmで厚さが0.2mm〜0.4mmのストランド10を製造する。ストランド10の原料とする木材90としては、ヒノキ、スギ、マツ、ヒバ等の針葉樹、ナラ、カンバ、ブナ、ケヤキ等の広葉樹を使用することができる。間伐材や小径木など、建材等として利用されにくい木材90を使用することにより、資源を有効に活用することができる。
ストランド製造工程P1の後に、ストランド10を所定の含水率まで乾燥する乾燥工程を設けることができる。
接着剤塗布工程P2では、ストランド10に均質に接着剤をコーティングする。コーティングする接着剤としては、熱硬化性樹脂の接着剤を使用することができる。
ストランド投下工程P4では、接着剤がコーティングされたストランド10を、不燃性基板20の上方から投下する。その際、ストランド10が可及的に均質に分散するように、ストランド10を保持し投下する手段を、不燃性基板20の上方で走査するように移動させつつ、ストランド10を少量ずつ撒き散らすように投下し、この作業を複数回繰り返す。これにより、不燃性基板20の片面にストランド10が付着する。なお、ストランド10に接着剤をコーティングすることに加えて、不燃性基板20の表面に接着剤をコーティングしておいても良い。
熱圧着工程P5では、ストランド10が付着した状態の不燃性基板20の表面を、熱盤で押圧する。これにより、熱硬化性の樹脂が硬化し、不燃性基板20の片面にストランド10が強固に貼着された状態の不燃性化粧ボード1となる。この熱圧着工程P5を、水蒸気が発生しなくなるまで行うことにより、不燃性化粧ボード1におけるストランド10は、含水率1%〜2%の乾燥状態となる。
ここで、熱圧着の際、ストランド10が付着した状態の不燃性基板20の表面と熱盤との間に、メッシュシートを介在させると好適である。メッシュシートとしては、樹脂や金属でメッシュが形成されたシート材を使用することができる。このメッシュシートにより、加熱によってストランド10や接着剤から蒸発する水分や揮発性有機成分の逃げ道が、不燃性基板20の表面と熱盤との間に確保されるため、水蒸気や揮発性有機成分がスムーズに除去される。また、ストランド10や接着剤が付着することによる熱盤の汚れが、メッシュシートによって抑制される。
加えて、ストランド10が付着した状態の不燃性基板20の表面を、メッシュシートを介在させた状態で押圧することにより、ストランド10の表面に微細な格子状の凹凸が形成される。この微細な格子状の凹凸も、不燃性化粧ボードの意匠の要素となる。
次に、不燃性の基準に適合するための条件を検討した結果を示す。木材90としてヒノキを使用し、切削することにより、幅及び長さがそれぞれ10mm〜40mmで、厚さが0.2mm〜0.4mmのストランド10を製造した。
不燃性基板20としては、図5(a)に示すように、火山性ガラス質板21の表裏面に繊維層22が積層された厚さ6mmの基材と、基材の片面に貼着されたアルミニウム箔層23とを備える積層構造の基板(大建工業株式会社製、ダイライトFAL)を使用した。ここで、火山性ガラス質板はシラス、白土等の火山性ガラス質堆積物と水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機質系充填材が結合剤で結合された層であり、繊維層はロックウール、ガラスウール等の繊維が無機質系充填材と結合剤で結合された層であり、アルミニウム箔層はアルミニウム箔の両面に薄葉紙が貼着された層である。なお、図5(a)は不燃性基板20の積層構造を示すものであり、各層の厚さの比を正確に図示したものではない。
このような構成の不燃性基板20の片面に、上記の製造方法によってストランド10を貼着させ、化粧ボードとした。不燃性基板20の表面1m当たりのストランド10の質量が、175g、200g、225g、250g、275gと相違する五種類の試料H−1〜H−5を製造した。ここで、不燃性基板20の表面1m当たりのストランド10の質量は、熱圧着工程P5を経て乾燥した状態(含水率1%〜2%)の質量である。
何れの試料も、図2に模式的に示すように、不燃性基板20の表面に、サイズにばらつきのあるストランド10が、ランダムな方向を向いて部分的に重なるように分散して貼着されていると共に、不燃性基板20の表面がストランド10で覆われていない下地が、部分的に露出している構成であった。
各試料について不燃性を評価するために、ISO5660に準拠した発熱性試験を行った。試験にはコーンカロリーメータを使用し、各試料においてストランドが貼着された面に輻射電気ヒータで50kW/mの輻射熱を照射し、点火プラグにより着火してから20分間の発熱量及び発熱速度を測定することによって行った。
発熱性試験の結果から、不燃性は以下の三つの基準により判定される。試験における測定結果を、不燃性の判定結果とあわせて表1に示す。
(1)試験時間中の総発熱量が、8MJ/m以下であること
(2)試験時間内において、最大発熱速度が、10秒以上継続して200kW/mを超えないこと
(3)試験後、防火上有害な裏面まで貫通する亀裂及び穴がないこと
Figure 0006751963
表1に示すように、ストランドの量が多いほど、総発熱量も最大発熱速度も増加している。試料H−1〜H−4は、何れも総発熱量が基準値である8MJ/m以下であり、条件(1)を満たしていた。最大発熱速度については、試料H−1〜H−4の何れも200kW/mを超過していたが、超過継続時間は何れも10秒を下回り、条件(2)を満たすものであった。また、試料H−1〜H−4の何れも、ストランドは試験時間内に全て焼失するが、下地である不燃性基板には裏面まで貫通する亀裂や穴は生じておらず、条件(3)を満たすものであった。以上の結果から、試料H−1〜H−4は、不燃性の判定基準に適合するものであった。
これに対して、試料H−5は、総発熱量が8MJ/mを超えており、条件(1)を満たさないため、不燃性の判定基準に不適合であった。
一方、試料H−1〜H−5について、不燃性基板においてストランドが貼着されている表面において、ストランドで被覆されておらず下地が露出している面積の割合を、画像解析によって求めた。ストランドの原料の木材がスギである場合についても、ストランドの量が同じく不燃性基板の表面1m当たり175g、200g、225g、250g、275gと相違する五種類の試料S−1〜S−5について、同様に、不燃性基板の下地が露出している面積の割合を、画像解析によって求めた。その結果を、図3に示す。
図3に示すように、下地部分の面積の割合は、ストランドの量の増加に伴い低下していた。ストランドの量に対して不燃性基板の下地が露出している面積の割合を対数で表示すると、ストランドの原料がヒノキの場合もスギの場合も、不燃性基準に適合する範囲である175g/m〜250g/mでは線形の関係にあるが、不燃性基準に適合しない275g/mでは、線形の関係から大きく外れていた。このことから、ストランドの量が175g/m〜250g/mの範囲では、ストランドの重なり具合がほぼ均質な状態でストランドの量が徐々に増加しており、ストランドの量が250g/mを超えると、ストランドの重なりの程度が多くなり、可燃性の層の厚さが不連続に増加することによって不燃性が損なわれていると考えられた。
図3に示した結果から、不燃性を示す化粧ボードでは、不燃性基板の表面において下地が露出している面積の割合は2%〜11%であった。より詳細には、ストランドがヒノキの場合は3%〜11%であり、ストランドがスギの場合は2%〜7%であった。なお、不燃性基板の下地が露出している面積の割合が大きい(ストランドの量が少ない)場合は、不燃性に問題はないが、意匠性を考慮すると20%を超えないことが望ましい。
次に、第二実施形態の製造方法について、図4を用いて説明する。第二実施形態の製造方法が第一実施形態の製造方法と相違する点は、ストランド投下工程P4に供する前の不燃性基板20に、塗料により着色を施す着色工程P3を具備している点である。着色工程P3を経ることにより、図5(b)に模式的に示すように、不燃性基板20のアルミニウム箔層23に、塗料の着色層30が形成される。ストランド投下工程P4では、不燃性基板20の両面のうち着色層30を有する側の面を上方に向け、その面にストランド10を投下する。
着色工程P3で不燃性基板20に施す色は、ストランド10と同系色とすることができる。或いは、不燃性基板20に施す色を、敢えてストランド10の色とは異なる色とすることにより、ストランド10とのコントラストが明確となる。ストランド10で被覆されることなく部分的に露出する下地を着色層30とすることにより、不燃性化粧ボード1の意匠の多様性が増し、応用範囲をより拡大することができる。なお、図5(b)は、着色層30の厚さを正確に図示したものではない。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、熱圧着工程P5の後に、不燃性化粧ボードの表面に存在するバリをサンダーで除去し、或いは、汚れや湿気を防止するために、透明(無色透明、有色透明)な保護材で不燃性化粧ボードの表面をコーティングする仕上げ工程を設けることができる。また、仕上げ工程の前または後に、不燃性化粧ボードを所定のサイズに切断する切断工程を設けることができる。
1 不燃性化粧ボード
10 ストランド
20 不燃性基板
30 着色層
90 木材

Claims (5)

  1. 幅及び長さがそれぞれ10mm〜40mmで厚さが0.2mm〜0.4mmの木材のストランドに接着剤をコーティングし、
    接着剤でコーティングされた前記ストランドを、不燃性基板の上方から撒くことにより、
    前記不燃性基板の表面に1m当たり175g〜250gの前記ストランドが貼着されていると共に、前記表面が部分的に前記ストランドで被覆されることなく露出している化粧ボードとする
    ことを特徴とする不燃性化粧ボードの製造方法。
  2. 前記ストランドを貼着させる前の前記不燃性基板の前記表面を着色塗装する
    ことを特徴とする請求項1に記載の不燃性化粧ボードの製造方法。
  3. 幅及び長さがそれぞれ10mm〜40mmで厚さが0.2mm〜0.4mmの木材のストランドが、不燃性基板の表面に1m当たり175g〜250g貼着されており、
    前記表面が部分的に前記ストランドで被覆されることなく露出している
    ことを特徴とする不燃性化粧ボード。
  4. 幅及び長さがそれぞれ10mm〜40mmで厚さが0.2mm〜0.4mmの木材のストランドが、不燃性基板の表面に貼着されており、
    前記表面が面積の2%〜20%の割合で、前記ストランドで被覆されることなく露出している
    ことを特徴とする不燃性化粧ボード。
  5. 前記不燃性基板は、前記表面に塗料による着色層を備えており、該着色層に前記ストランドが貼着されている
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の不燃性化粧ボード。
JP2016157232A 2016-08-10 2016-08-10 不燃性化粧ボードの製造方法及び不燃性化粧ボード Active JP6751963B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016157232A JP6751963B2 (ja) 2016-08-10 2016-08-10 不燃性化粧ボードの製造方法及び不燃性化粧ボード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016157232A JP6751963B2 (ja) 2016-08-10 2016-08-10 不燃性化粧ボードの製造方法及び不燃性化粧ボード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018025029A JP2018025029A (ja) 2018-02-15
JP6751963B2 true JP6751963B2 (ja) 2020-09-09

Family

ID=61195502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016157232A Active JP6751963B2 (ja) 2016-08-10 2016-08-10 不燃性化粧ボードの製造方法及び不燃性化粧ボード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6751963B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845576A (ja) * 1971-10-13 1973-06-29
JPS5631254B2 (ja) * 1973-12-28 1981-07-20
JPH0776485B2 (ja) * 1990-12-20 1995-08-16 ユアサ建材工業株式会社 不燃性天然木化粧内装材及びその製造法
JPH08164506A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Hideki Komatsu 繊維補強パーチクルボード
JP2008173809A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Matsushita Electric Works Ltd 木質系複合建築板の製造方法および木質系複合建築板
CA2741175A1 (en) * 2008-10-20 2010-04-29 Habib J. Dagher Composite reinforced oriented strand board
JP6407630B2 (ja) * 2014-08-29 2018-10-17 株式会社エスウッド 不燃性積層ボードの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018025029A (ja) 2018-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6407630B2 (ja) 不燃性積層ボードの製造方法
JP3840615B1 (ja) 化粧不燃材
CN106364071B (zh) 一种抗菌防霉耐腐蚀防火高压装饰板及其生产方法
RU2012146337A (ru) Порошковое покрытие
CN106379021A (zh) 一种无机高压防火耐磨装饰板及其生产方法
RU2008125424A (ru) Половые панели с огнестойким слоем
JP6751963B2 (ja) 不燃性化粧ボードの製造方法及び不燃性化粧ボード
KR20200040175A (ko) 내, 외장재용 준불연 복합 판넬 및 복합 판넬용 불연층의 제조 방법
FR2460204A1 (fr) Stratifie a inflammation retardee et procede pour sa fabrication
JP6893825B2 (ja) 防火性木質複合材
CN206106546U (zh) 阻燃免漆实木复合板材
KR101013997B1 (ko) 한지를 이용한 건축 내장재 제조방법
JP2023119498A (ja) 不燃性化粧板の製造方法とその不燃性化粧板
CN102108770B (zh) 柔韧固化砂层装饰布及其制造工艺和施工安装方法
JP7120711B2 (ja) 化粧建築板及び化粧建築板の製造方法
JP4190467B2 (ja) 無機質板の製造方法
JP6402167B2 (ja) 不燃性化粧板
JP2013158946A (ja) 不燃化粧板
JP7219362B1 (ja) 不燃下地材
Urbas Effects of retainer frame, irradiance level and specimen thickness on cone calorimeter test results
JPS6228415Y2 (ja)
JP3655377B2 (ja) 化粧パネル
JP3161975B2 (ja) 不燃化粧板
KR100919374B1 (ko) 방음용 흡음패널의 제조방법
JP2002138657A (ja) 仮設ハウス用木質床材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6751963

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250