JP6748757B1 - 超小型容器及びその高速充填システム、並びにその充填方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】充填材が収容された超小型容器を素早く且つ大量に製造する。【解決手段】超小型容器成形部20によって第一のフィルム50及び第二のフィルム60を受け取り、ファウンテン11で充填材40を充填方向へ導出させて形成される充填領域41で貼り合わせて前記充填材40が収容されている超小型容器70が形成される工程と、超小型容器加工部30によって前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を受け取り、前記超小型容器70における前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との貼合位置を封止する封止プロセスを行い、そして前記超小型容器70から前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を分離させる工程を含む超小型容器の高速充填方法。。【選択図】図1

Description

本発明は、超小型容器及びその高速充填システム、並びにその充填方法を提供し、特に充填材内または充填材が導出される位置で第一のフィルムと第二のフィルムを貼り合わせて超小型容器が形成され、更に後続の工程が行われることにより、前記超小型容器を素早く且つ大量に製造できるシステム並びにその充填方法に関する。
内容物がキャリアに放置されていないうちに早めに放出または酸化される場合を避けるように、前記内容物が暫く前記超小型容器内に収容され、前記超小型容器が押し潰されまたは溶解する際に前記内容物が放出されるという技術が通常である。これにより、前記キャリアの上で前記内容物の予期された効果が発揮できる。
また、上記の目的を達成するために、カプセルで前記内容物を収容し、その後で押し潰すまたは溶解することで前記カプセルにおける前記内容物を放出させることも通常行われている。
カプセルの製造において、皮膜が形成されると共に前記内容物の充填が行われるのが一般的であり、この製造方法は、ロータリー法とスリットレス法との二種類に分かれている。
ロータリー法には、主に二枚のフィルムを重なって密接させ、一対のロール金型との間に設置し、その中に薬液等を注ぐと共に、金型によるカット、圧接を行うという「プレス加工法」が使用されている。
スリットレス法は、例として台湾特許第M571236号が挙げられ、このうち、主に同心二軸噴射式、つまり同心双軸ノズルによって皮膜と非水溶性物質とを、皮膜の原料でシェールが形成され、内部に非水溶性物質が充填されるように、それぞれ噴射して滴下させ、更に流れの停止と表面張力によって皮膜が中空のボール状が形成され、且つ非水溶性物質が皮膜の内部に包まれて同心ボール状になり、冷却して硬化するプロセスを経て、皮膜の表面で刻みを作る。
刻みの作り方は、スリットレスソフトカプセルを高い所から重力によって落とし、皮膜の表面を低い所のブレードにぶつけ刻みを付与する滴下法という方法が挙げられる。これにより、中身が容易に放出されるスリットレスソフトカプセルが得られる。
しかし、上記に開示されるカプセルの製造方法は、いずれも重力によって薬液または係る内容物を皮膜の内部に充填してカプセルの製造を行う技術であるが、カプセルにおける内容物の量を控えるために、その内容物を滴下する際に、断続的に注入を行う必要があるので、カプセルの製造時間が大幅に増加するおそれがある。したがって、製造のコストを低下するために、カプセルまたは係る超小型容器を素早く且つ大量に製造できる方法を提供することが、この分野で極めて強く望まれている。
上記の問題を解決するために、本発明の目的の一つは、超小型容器成形部で第一のフィルム及び第二のフィルムを受け取って、ファウンテンで充填材を充填方向へ導出させて形成される充填領域で貼り合わせて前記充填材が充填される超小型容器を形成し、そして超小型容器加工部によって前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取って前記超小型容器における前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムの貼合位置を封止し、且つ前記超小型容器から前記第一のフィルムと前記第二のフィルムを分離する封止プロセスを行い、前記超小型容器を素早く且つ大量に製造する効果を発揮する超小型容器の高速充填システム、及びその充填方法を提供することである。
前記の問題を解決するために、本発明の他の目的は、超小型容器成形部によって第一のフィルム及び第二のフィルムを受け取って充填材において貼り合わせて前記充填材が充填される超小型容器を形成し、そして超小型容器加工部によって前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取って前記超小型容器における前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムの貼合位置を封止し、且つ前記超小型容器から前記第一のフィルムと前記第二のフィルムを分離させる封止プロセスを行い、前記超小型容器を素早く且つ大量に製造する効果を発揮する超小型容器の高速充填システム、及びその充填方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明は、充填材が収容され、且つ一端が前記充填材と接触して前記充填材を充填方向へ導出させて充填領域を形成するファウンテンが設置される充填部と、第一のフィルムと、第二のフィルムと、前記充填方向に設置され、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取って前記充填領域で貼り合わせて前記充填材が収容される超小型容器を形成する超小型容器成形部と、記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取り、前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止し、且つ前記超小型容器から前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを分離させる超小型容器加工部とを含む超小型容器の高速充填システムを提供する。
前記超小型容器成形部は、外周面に複数の第一の収容部が設置されている第一の超小型容器成形部材と、前記第一の超小型容器成形部材とが前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとを貼り合わせるように前記第一の超小型容器成形部材に隣接して設置され、外周面に複数の第二の収容部が設置されている第二の超小型容器成形部材とを含み、且つ前記第一の収容部と前記第二の収容部のそれぞれは互いに対向して位置されることが好ましい。
このうち、前記超小型容器成形部が前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取る際に、前記第一の超小型容器成形部材が前記第一のフィルムを受け取り、前記第二の超小型容器成形部材が前記第二のフィルムを受け取り、且つ前記第一の超小型容器成形部材及び前記第二の超小型容器成形部材が前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとを前記充填領域に搬送する際に、前記第一の収容部と前記第二の収容部が設置される位置で前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとを貼り合わせて前記超小型容器が形成される。
上記の超小型容器の高速充填システムは、前記超小型容器から分離された前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取るコレクターを更に含む。
上記の超小型容器の高速充填システムは、前記超小型容器加工部の近傍に設置され、分離した前記超小型容器を収集する製品収集部を更に含む。
前記超小型容器加工部が、超音波、ホットメルトまたはレーザーで前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止することが好ましい。
前記充填材が油性、水性または油水混合性のいずれか一種類であることが好ましい。
前記超小型容器成形部には、更に前記超小型容器成形部を予め設定された相対位置に調整する調整装置が設置されていることが好ましい。
上記の目的を達成するために、本発明は、上記超小型容器の高速充填システムを使用して実行される超小型容器の高速充填方法であって、超小型容器成形部によって第一のフィルム及び第二のフィルムを受け取り、且つファウンテンが充填材を充填方向へ導出させて形成される充填領域で前記第一のフィルムと前記第二のフィルムを貼り合せて、前記充填材が収容されている超小型容器が形成される工程と、超小型容器加工部によって前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取って、前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止する封止プロセスを行い、且つ前記超小型容器と前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムとを分離させる工程を含む超小型容器の高速充填方法を提供する。
上記の超小型容器の高速充填方法は、コレクターによって前記超小型容器から分離された前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取る工程を更に含む。
上記の超小型容器の高速充填方法は、製品収集部で前記超小型容器を収集する工程を更に含む。
前記超小型容器加工部が、超音波、ホットメルトまたはレーザーで前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止することが好ましい。
前記超小型容器加工部が前記封止プロセスを実行して前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止する際に、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置の厚みを前記超小型容器における他の部分の厚みよりも薄くするように、前記超小型容器加工部が前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置の厚みを調整することが好ましい。
前記充填材が油性、水性または油水混合性のいずれか一種類であることが好ましい。
上記他の目的を達成するために、本発明は、充填材が収容される充填部と、第一のフィルムと、第二のフィルムと、前記充填方向に設置され、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取って前記充填領域で貼り合せて前記充填材が収容される超小型容器を形成する超小型容器成形部と、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取って前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止し、且つ前記超小型容器から前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムとを分離させる超小型容器加工部を含む超小型容器の高速充填システムを提供する。
前記超小型容器成形部が、外周面に複数の第一の収容部が設置されている第一の超小型容器成形部材と、前記第一の超小型容器成形部材とが前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとを貼り合わせるように前記第一の超小型容器成形部材に隣接して設置され、外周面に複数の第二の収容部が設置されている第二の超小型容器成形部材とを含み、前記第一の収容部と前記第二の収容部のそれぞれは互いに対向することが好ましい。
このうち、前記超小型容器成形部が前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取る際に、前記第一の超小型容器成形部材が前記第一のフィルムを受け取り、前記第二の超小型容器成形部材が前記第二のフィルムを受け取り、且つ前記第一の超小型容器成形部材及び前記第二の超小型容器成形部材が前記第一のフィルムと前記第二のフィルムを前記充填領域に搬送する時、前記第一の収容部と前記第二の収容部が設置される位置で前記第一のフィルムと前記第二のフィルムを貼り合わせて前記超小型容器が形成される。
前記充填部に浸かるように、前記充填材に乱流を発生するスポイラーが設置されることが好ましい。
前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムの外部は、更に保護膜に覆われ、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを貼り合わせて前記超小型容器が形成されると、フィルム分離器によって前記超小型容器から前記超小型容器の外部を覆う前記保護膜を分離させ、前記フィルム分離器は前記超小型容器成形部と前記超小型容器加工部との間にまたは前記超小型容器加工部の後ろに設置されている。
上記の超小型容器の高速充填システムは、前記超小型容器から分離された前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取るコレクターを更に含む。
上記の超小型容器の高速充填システムは、前記超小型容器加工部の近傍に設置され、分離した前記超小型容器を収集するための製品収集部を更に含む。
前記超小型容器加工部が超音波、ホットメルトまたはレーザーで前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止することが好ましい。
上記の他の目的を達成するために、請求項1に記載の超小型容器の高速充填システムで実行される超小型容器の高速充填方法であって、超小型容器成形部によって第一のフィルム及び第二のフィルムとを受け取って、ファウンテンで充填材を充填方向へ導出させて形成される充填領域で貼り合わせて、前記充填材が収容されている超小型容器が形成される工程と、超小型容器加工部によって、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取る工程と、前記超小型容器加工部によって、前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止し、且つ前記超小型容器と、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムとを分離させる封止プロセスを行う工程を含む超小型容器の高速充填方法を提供する。
前記超小型容器成形部が前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを前記充填材において貼り合わせて前記超小型容器を形成する時、スポイラーで前記充填材に乱流を発生することによって前記超小型容器の内部に収容される前記充填材が気泡を有さないことが好ましい。
前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムの外部は、更に保護膜に覆われ、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを貼り合わせて前記超小型容器が形成された後、フィルム分離器によって前記超小型容器から前記超小型容器の外部を覆う前記保護膜を分離させることが好ましい。
上記の超小型容器の高速充填方法は、コレクターによって前記超小型容器から分離された前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取る工程を更に有する。
上記の超小型容器の高速充填方法は、製品収集部によって前記超小型容器を収集する工程を更に有する。
前記超小型容器加工部が超音波、ホットメルトまたはレーザーで前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止することが好ましい。
前記超小型容器加工部は、前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止する前記封止プロセスを行う時、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置の厚みを前記超小型容器における他の部位の厚みよりも薄くするように、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置の厚みを調整することが好ましい。
本発明に係るさらなる目的は、上記の超小型容器の高速充填システムから製造される超小型容器を提供する。
前記超小型容器の内周面または外周面には強化層が設置されていることが好ましい。
前記強化層がワックスであることが好ましい。
前記強化層の融点が70℃以上であることが好ましく、85℃以上が更に好ましい。
前記超小型容器における第一のフィルムと第二のフィルムの貼合位置の厚みは前記超小型容器における他の部位の厚みよりも薄いことが好ましい。
本発明に係る実施例1のシステムの配置を示す模式図である。 本発明に係る実施例1の充填作業を示す模式図である。 本発明に係る実施例1のフローチャートである。 本発明に係る実施例2のシステムの配置を示す模式図である。 本発明に係る実施例2の充填作業を示す模式図である。 本発明に係る実施例2のフローチャートである。
以下、具体的な実施例によって本発明に係る実施の態様を説明するが、本発明が保護しようとする範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1を参照しながら説明する。図1は本発明に係る実施例1のシステムの配置を示す模式図である。
図示のように、本発明の超小型容器の高速充填システムは主に、油性、水性または油水混合性のいずれか一種類である充填材40が収容される充填部10と、超小型容器成形部20と、超小型容器加工部30から構成される。前記充填部10には、液体(水性または油性の物質等を含む)を充填方向Yへ噴出させるファウンテン11が設置されており、前記ファウンテン11による噴出の量及び噴出の力に対する制御により、前記液体の噴出を既定の高さと量などに維持することができる。これにより、前記ファウンテン11の一端と前記充填材40と接触して前記充填材40をその他の一端へ吸引して噴出させる時、前記ファウンテン11は前記充填材40を充填方向へ導出して充填領域41(つまり前記充填材40の噴出によって形成される水柱である)が形成される。
前記超小型容器成形部20は、前記充填方向Yに前記充填部10に隣接する位置に設置され、前記超小型容器成形部20は、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を受け取って前記充填領域41で貼り合わせて前記充填材40が収容されている超小型容器70を形成することができる。
更に説明すると、前記超小型容器成形部20は、第一の超小型容器成形部材21と第二の超小型容器成形部材22とを含み、前記第一の超小型容器成形部材21の外周面には、複数の第一の収容部211が設けられ、前記第二の超小型容器成形部材22は、前記第一の超小型容器成形部材21及び前記第二の超小型容器成形部材22が前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60を貼り合せることができるように、前記第一の超小型容器成形部材21に隣接して設置される。
また、前記第二の超小型容器成形部材22の外周面には、前記第一の収容部211のそれぞれに対向する位置で複数の第二の収容部221が設けられる。これにより、前記超小型容器成形部20が前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を受け取る時、前記第一の超小型容器成形部材21は前記第一のフィルム50を受け取り、前記第二の超小型容器成形部材22は前記第二のフィルム60を受け取り、且つ前記第一の超小型容器成形部材21及び前記第二の超小型容器成形部材22が前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60とを前記充填材40の流れに搬送する時、前記第一の収容部211と前記第二の収容部221が設置される位置で前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60を貼り合わせて前記超小型容器70が形成される。
前記超小型容器成形部20には、更に調整装置が設置され、前記調整装置は、予め設定された相対位置の距離に基づいて判断を行い、前記調整装置は、前記設定された相対位置の距離がずれていると判断する時、前記超小型容器成形部20の位置を前記予め設定された相対位置に戻すように、前記超小型容器成形部20を自動的に調整する。
前記超小型容器加工部30は、前記超小型容器成形部20の後に設置されて前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60とを受け取って前記超小型容器70における前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との間にある貼合領域Aを封止する封止プロセスを行う。
なお、前記封止プロセスは、超音波、ホットメルトまたはレーザーで行われ、且つ前記封止プロセスにおいて、前記超小型容器70と、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を分離させることも行われる。
前記超小型容器加工部30が前記超小型容器70における前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との間にある貼合位置を封止する封止プロセスを行う時、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との間にある貼合位置の厚みを前記超小型容器70における他の部位の厚みよりも薄くするように、前記超小型容器加工部30が前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との間にある貼合位置の厚みを調整する(例えば、超音波で前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルムの貼合位置を加圧してその厚みを低下する)。これにより、前記超小型容器70が押し潰されて力を受ける時、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との間にある貼合位置から破裂して前記充填材40が放出される。
分離された前記超小型容器70は、前記超小型容器加工部30の近傍に設置される製品収集部80によって収集される。
一方、分離された前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60は、前記超小型容器加工部30の後に設置されるコレクター90によって回収される。
図1から図3を参照する。図1は本発明に係る実施例1のシステムの配置を示す模式図であり、図2と図3は充填作業を示す模式図とフローチャートである。
図示のように、超小型容器70を製造する際に、第一のフィルム50及び第二のフィルム60を超小型容器成形部20における取付位置に搬送する必要があり、その搬送手段として、ロール搬送またはその他のフィルムを搬送できる方式が使用される。前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60は非食用(例えば、プラスチック)または食用(例えば、ゼラチン)等の材料で作成されるので、本発明に係る前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60は、本発明に係る超小型容器の高速充填システム及びその充填方法で製造される超小型容器70に使用されることができれば、どんな材料で作成されても構わず、それは本発明の保護しようとする特許請求の範囲に入る。
前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60が前記超小型容器成形部20まで搬送される時、前記超小型容器成形部20が前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を受け取って(S101)、充填領域41で貼り合せて前記超小型容器70が形成される(S102)。
具体的には、前記超小型容器成形部20は、第一の超小型容器成形部材21及び第二の超小型容器成形部材22を含み、前記第一の超小型容器成形部材21が前記第一のフィルム50を受け取り、前記第二の超小型容器成形部材22が前記第二のフィルム60を受け取る。ここで、前記第一の超小型容器成形部材21は、時計回りであっても反時計回りであってもよく、且つその外周面に複数の第一の収容部211(つまり窪みであり、より具体的にはボール状の窪みである)が設置されているロールであり、前記第二の超小型容器成形部材22は、回転方向が前記第一の超小型容器成形部材21の回転方向と反対し、且つ外周面に複数の第二の収容部221(つまり窪みである)が設置されているロールである。これにより、前記第一の超小型容器成形部材21及び前記第二の超小型容器成形部材22が前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を受け取って搬送する際に、前記充填領域41で前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60を貼り合わせて超小型容器加工部30の方向へ搬送する。
前記充填部10と前記超小型容器成形部20が設置される位置は互いに隣接している。具体的には、前記充填部10の中には充填材40が収容されると共に、ファウンテン11も設置されており、前記ファウンテン11によって前記充填材40を充填方向Yへ導出させることができる。これにより、充填領域41が形成される。また、前記超小型容器成形部20は、前記充填方向Yに設置されているので、前記第一の超小型容器成形部材21及び前記第二の超小型容器成形部材22が前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を受け取って搬送して前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60を前記充填領域41で貼り合わせる時に、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60の中には前記充填材40が収容される。
更に、前記第一の超小型容器成形部材21と前記第二の超小型容器成形部材22の外周面には複数の前記第一の収容部211及び複数の前記第二の収容部221が設置され、且つ前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60を前記充填領域41上で貼り合わせる時に、貼合領域Aに回転するいずれか一つまたは複数の前記第一の収容部211は、いずれか一つまたは複数の前記第二の収容部221の位置に対向することになる。これにより、前記第一の超小型容器成形部材21につけられて貼合領域Aにある前記第一のフィルム50が、前記充填材40の収容によって前記第一の収容部211の内部へ凹み、また、前記第二の超小型容器成形部材22につけられて前記貼合領域Aにある前記第二のフィルム60も、前記充填材40の収容によって前記第二の収容部221の内部へも凹む。すると、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60が貼合領域Aを通過した後、前記充填材が収容されているボールである前記超小型容器70が形成され、一方、前記充填領域41で前記超小型容器70の内部に収容されていない前記充填材40は、重力によって前記充填部10の中に落ちて回収されるので、前記充填材40をリサイクルして使用することができる。
液体自身は粘性(液体の種類によってその粘性が異なっている)を持っているので、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60とを貼り合わせて前記超小型容器70を形成する際に、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との貼合位置との間に前記充填材40が付着され、これにより、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60が互いに粘着される。したがって、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を互いに貼り合わせて前記超小型容器70が形成された後、前記超小型容器70は前記第一の収容部211または前記第二の収容部221から離れず、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60が分離する状態に戻ることを防止できる。
一方、前記充填材40が気体である場合、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60は少し粘性を持つフィルムに変えられ、または前記フィルムの上を少なくとも一層の粘性層で覆うこと等により、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60を貼り合わせて前記超小型容器70が形成される。これにより、二つのフィルムが互いに分離する場合を防止できる。
その後、前記超小型容器成形部20は、前記第一のフィルム50、前記第二のフィルム60及び前記超小型容器70を前記超小型容器加工部30まで搬送する。この時、前記超小型容器加工部30は、前記超小型容器70の前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との間にある貼合位置を封止し、且つ前記超小型容器70と前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を分離させる封止プロセスを行う(S103)。
前記封止プロセスは、超音波、ホットメルトまたはレーザーで前記超小型容器70における前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との間にある貼合位置(以下、貼合位置と略称する)を封止する。ここでは、超音波を例として、前記超小型容器加工部30(例えば、超音波機器)によって貼合位置を封止する際に、前記超音波機器はおよそ20KHZまたは15KHZの高周波の信号を発生し、超音波機器に固定されているエネルギー転換ヘッド(HORN)を貼合位置に直接に接触させ、更に高周波振動によって貼合位置における分子を激しく摩擦させて局所に高温にし、温度が前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60の融点より高くなると、その貼合位置が溶け、溶けた貼合位置が冷却した後、また硬化して互いに粘着する。これにより、封止の効果を発揮する。
前記超小型容器70が前記封止プロセスを実行する時、前記超小型容器加工部30は、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との間にある貼合位置の厚みを前記超小型容器70における他の部位の厚みよりも薄くするように、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との間にある貼合位置の厚みを調整できる(上記溶解の作用により)。これにより、前記超小型容器70が外力を受ける時、前記超小型容器70は貼合位置から裂けて内部に収容される前記充填材40を放出することができる。
前記超小型容器加工部30が前記封止プロセスを実行する際、前記超小型容器70の外周面と、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60が接するところが溶解される。したがって、前記封止プロセスが終了すると、前記超小型容器70は、正円、楕円、円柱体またはその他の形状の前記超小型容器70になり、且つ前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60と分離する状態になる。
分離された前記超小型容器70は、製品収集部80に収集され(S104)、また、残された前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60は、コレクター90で回収される(S105)。
図4から図6を参照する。図4は本発明に係る実施例2のシステムの配置を示す模式図であり、図5と図6は充填作業を示す模式図とフローチャートである。ここで、図1を参照する。図示のように、本発明に係る実施例2が実施例1と異なる点は以下の通りである。
実施例2では、実施例1におけるファウンテンが設置されていない。
実施例2では、充填部にスポイラーが設置されている。
超小型容器成形部は充填部に設置され、且つ前記超小型容器成形部の一部は前記充填材に浸かるように設置されている。
第一のフィルム及び第二のフィルムの外部には、更に保護膜で覆ってもよい。
フィルム分離器によって、超小型容器外部を覆う保護膜と超小型容器とを分離させる。
上記では異なる点を説明し、この以外の同じ構造についての説明は省略する。
実施例2において、充填部10の中には充填材40が収容され、且つ前記充填材に乱流を発生するスポイラー12が前記充填部10に浸かるように設置されている。これにより、第一のフィルム50と第二のフィルム60を貼り合わせて形成される超小型容器70の内部に収容される前記充填材40には、気泡が発生することがない。
超小型容器成形部20における第一の超小型容器成形部材21が前記第一のフィルム50を受け取ると共に、第二の超小型容器成形部材22が前記第二のフィルム60を受け取る際に、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60は前記充填材40の内部に搬送され、且つ前記充填材40において貼り合わせを行う(S202)。したがって、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60を貼り合わせる時、前記充填材40が既に存在しているため、前記第一のフィルム50は前記第一の収容部211の内部へ凹み、また、前記第二のフィルム60も前記第二の収容部221の内部に凹む。これにより、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60を貼り合わせて貼合領域Aが形成されると、前記充填材40が収容されている前記超小型容器70を得る。
その後、前記超小型容器加工部30によって前記超小型容器70を封止し、且つ前記超小型容器70と、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60とを分離させる。これにより、前記超小型容器70を素早く且つ大量に製造できる効果を達成できる。
一方、実施例2においては、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を前記充填材40に完全に浸入させた後に、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60を前記充填材において貼り合わせて前記超小型容器70を形成する方法で製造を行うので、前記超小型容器70の外周面には前記充填材40が付着されることになり、前記超小型容器70に付着された前記充填材40が外部の環境に晒されると、化学反応が発生して前記超小型容器70が予期の効果を発揮できないおそれがある。
これに対して、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60に更に保護膜を設置し、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60を貼り合わせて前記超小型容器70が形成される際に、前記保護膜が前記超小型容器70を覆い、前記超小型容器加工部30が封止プロセスを実行する前、又は前記超小型容器加工部30が前記封止プロセスを完成した後、フィルム分離器によって前記超小型容器70の外周面を覆う前記保護膜と前記超小型容器70とを分離させる(S206)。これにより、前記充填材40が前記超小型容器70の外周面に付着されることがない。
また、実施例1または実施例2で製造される前記超小型容器70のいずれかは、その内周面または外周面に更に強化層を設置することができ、前記強化層を設置する方法として、前記第一のフィルム50及び前記第二のフィルム60にはもともと前記強化層が含まれ、前記超小型容器70が形成されると、前記超小型容器70には自然に前記強化層を有することになる。
また、前記強化層は、具体的にはワックスであり、前記強化層を設置する効果として、前記超小型容器が長期間保管されることによって浸食されまたはその中に収容される前記充填材40が減少する場合を防止できる。更に、前記超小型容器70がより高温の環境(例えば、タバコのフィルター内)にあると、溶解しやすくなるおそれがあり、この点から見ると、前記強化層の融点は、通常70℃以上であり、好ましくは85℃以上である。
前記超小型容器70は、特定の場合に(例えば、タバコのフィルターにおけるカプセル)押し潰されて前記充填材40を放出させる形で使用される必要があるので、前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との貼合位置の厚みを前記超小型容器70における他の部位の厚みよりも薄くするように、上記封止プロセスによって前記超小型容器70における前記第一のフィルム50と前記第二のフィルム60との貼合位置を薄くすることができる。
10 充填部
11 ファウンテン
12 スポイラー
20 超小型容器成形部
21 第一の超小型容器成形部材
22 第二の超小型容器成形部材
211 第一の収容部
221 第二の収容部
30 超小型容器加工部
40 充填材
41 充填領域
50 第一のフィルム
60 第二のフィルム
70 超小型容器
80 製品収集部
90 コレクター
A 貼合領域
Y 充填方向
工程 S101〜S105、S202、S206

Claims (32)

  1. 充填材が収容され、且つ一端が前記充填材と接触して前記充填材を充填方向へ導出させて充填領域を形成するファウンテンが設置される充填部と、
    第一のフィルムと、
    第二のフィルムと、
    前記ファウンテンの前記充填方向に設置され、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取って前記充填領域で貼り合わせて前記充填材が収容される超小型容器を形成する超小型容器成形部と、
    前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取り、前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止し、且つ前記超小型容器から前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを分離させる超小型容器加工部と、を含む、
    超小型容器の高速充填システム。
  2. 前記超小型容器成形部は、外周面に複数の第一の収容部が設置されている第一の超小型容器成形部材と、前記第一の超小型容器成形部材とが前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとを貼り合わせるように前記第一の超小型容器成形部材に隣接して設置され、外周面に複数の第二の収容部が設置されている第二の超小型容器成形部材とを含み、前記第一の収容部と各前記第二の収容部のそれぞれは互いに対向しており、前記超小型容器成形部が前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取る際に、前記第一の超小型容器成形部材が前記第一のフィルムを受け取り、前記第二の超小型容器成形部材が前記第二のフィルムを受け取り、且つ前記第一の超小型容器成形部材及び前記第二の超小型容器成形部材が前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとを前記充填領域に搬送する際に、前記第一の収容部と前記第二の収容部が設置される位置で前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとを貼り合わせて前記超小型容器が形成される、請求項1に記載の超小型容器の高速充填システム。
  3. 前記超小型容器から分離された前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを収容するコレクターを更に含む、請求項1に記載の超小型容器の高速充填システム。
  4. 前記超小型容器加工部の近傍に設置され、分離された前記超小型容器を収集する製品収集部を更に含む、請求項1に記載の超小型容器の高速充填システム。
  5. 前記超小型容器加工部は、超音波、ホットメルトまたはレーザーで前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止する請求項1に記載の超小型容器の高速充填システム。
  6. 前記充填材は油性、水性、油水混合性のいずれか一種類である請求項1に記載の超小型容器の高速充填システム。
  7. 前記超小型容器成形部は、前記超小型容器成形部を予め設定された相対位置まで調整する調整装置を更に含む請求項1に記載の超小型容器の高速充填システム。
  8. 充填材が収容されている充填部と、
    第一のフィルムと、
    第二のフィルムと、
    前記充填部に設置され、且つその一部が前記充填材に浸かるように設置され、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取って前記充填材において貼り合わせて前記充填材が収容されている超小型容器を形成する超小型容器成形部と、
    前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取り、前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止し、且つ前記超小型容器と、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムとを分離させる超小型容器加工部とを含む、
    超小型容器の高速充填システム。
  9. 前記超小型容器成形部は、外周面に複数の第一の収容部が設置されている第一の超小型容器成形部材と、第一の超小型容器成形部材とが前記第一のフィルムと前記第二のフィルムを貼り合わせるように前記第一の超小型容器成形部材に隣接し、外周面に複数の第二の収容部が設置されている第二の超小型容器成形部材とを含み、前記第一の収容部と各前記第二の収容部との位置は互いに対向しており、前記超小型容器成形部が前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取る時、前記第一の超小型容器成形部材が前記第一のフィルムを受け取り、前記第二の超小型容器成形部材が前記第二のフィルムを受け取り、且つ前記第一の超小型容器成形部材及び前記第二の超小型容器成形部材が前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとを前記充填材に搬送する際に、前記第一の収容部と前記第二の収容部が設置される位置で前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとを貼り合わせて前記超小型容器が形成される、請求項8に記載の超小型容器の高速充填システム。
  10. 前記充填部の内部において、前記充填材に乱流を発生するスポイラーが設置されている、請求項8に記載の超小型容器の高速充填システム。
  11. 前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムの表面は更に保護膜に覆われており、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを貼り合わせて前記超小型容器が形成された後、前記超小型容器成形部と前記超小型容器加工部の間にまたは前記超小型容器加工部の後に設置されるフィルム分離器によって前記超小型容器から前記超小型容器の表面を覆った前記保護膜を分離させる、請求項8に記載の超小型容器の高速充填システム。
  12. 前記超小型容器から分離された前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取るコレクターを更に含む請求項8に記載の超小型容器の高速充填システム。
  13. 前記超小型容器加工部の近傍に設置され、分離された前記超小型容器を収集する製品収集部を更に含む請求項8に記載の超小型容器の高速充填システム。
  14. 前記超小型容器加工部は、超音波、ホットメルトまたはレーザーで、前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止する、請求項8に記載の超小型容器の高速充填システム。
  15. 請求項1に記載の超小型容器の高速充填システムで実行される超小型容器の高速充填方法であって、
    超小型容器成形部によって第一のフィルム及び第二のフィルムとを受け取って、ファウンテンで充填材を充填方向へ導出させて形成される充填領域で貼り合わせて、前記充填材が収容されている超小型容器が形成される工程と、
    超小型容器加工部によって、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取る工程と、
    前記超小型容器加工部によって、前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止し、且つ前記超小型容器と、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムとを分離させる封止プロセスを行う工程を含む、
    超小型容器の高速充填方法。
  16. コレクターによって前記超小型容器から分離された前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取る、請求項15に記載の超小型容器の高速充填方法。
  17. 製品収集部によって前記超小型容器を収集する工程を更に含む、請求項15に記載の超小型容器の高速充填方法。
  18. 前記超小型容器加工部は、超音波、ホットメルトまたはレーザーで前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止する、請求項15に記載の超小型容器の高速充填方法。
  19. 前記超小型容器加工部が前記封止プロセスを実行して前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止する際に、前記超小型容器加工部は、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置の厚みを前記超小型容器における他の部位の厚みよりも薄くするように、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置の厚みを調整する、請求項15に記載の超小型容器の高速充填方法。
  20. 前記充填材は油性、水性または油水混合性のいずれか一種類である、請求項15に記載の超小型容器の高速充填方法。
  21. 請求項8に記載の超小型容器の高速充填システムによって実行される超小型容器の高速充填方法であって、
    超小型容器成形部によって第一のフィルム及び第二のフィルムとを受け取って充填材において貼り合わせて前記充填材が収容される超小型容器が形成される工程と、
    超小型容器加工部によって前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取って前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止し、且つ前記超小型容器と、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムとを分離させる封止プロセスを行う工程とを含む、
    超小型容器の高速充填方法。
  22. 前記超小型容器成形部が前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを前記充填材において貼り合わせて前記超小型容器を形成する時、スポイラーによって前記充填材に乱流を発生することによって、前記超小型容器に収容される前記充填材には気泡を有さない、請求項21に記載の超小型容器の高速充填方法。
  23. 前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムの表面は更に保護膜によって覆われ、前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを貼り合わせて前記超小型容器が形成されると、フィルム分離器によって前記超小型容器から前記超小型容器の表面を覆う前記保護膜を分離させる、請求項21に記載の超小型容器の高速充填方法。
  24. コレクターによって前記超小型容器から分離された前記第一のフィルム及び前記第二のフィルムを受け取る工程を更に含む、請求項21に記載の超小型容器の高速充填方法。
  25. 製品収集部によって前記超小型容器を収集する工程を更に含む、請求項21に記載の超小型容器の高速充填方法。
  26. 前記超小型容器加工部は、超音波、ホットメルトまたはレーザーで前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止する、請求項21に記載の超小型容器の高速充填方法。
  27. 前記超小型容器加工部が前記封止プロセスを実行して前記超小型容器における前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置を封止する際に、前記超小型容器加工部は、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置の厚みを前記超小型容器における他の部位の厚みよりも薄くするように、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとの間にある貼合位置の厚みを調整する、請求項21に記載の超小型容器の高速充填方法。
  28. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の超小型容器の高速充填システムによって製造される、
    超小型容器。
  29. 前記超小型容器の内周面または外周面には強化層が設置されている、請求項28に記載の超小型容器。
  30. 前記強化層はワックスである、請求項29に記載の超小型容器。
  31. 前記強化層の融点が85℃以上である、請求項29に記載の超小型容器。
  32. 前記超小型容器における第一のフィルムと第二のフィルムとの貼合位置の厚みは、前記超小型容器における他の部位の厚みよりも薄い、請求項28に記載の超小型容器。
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