JP6745233B2 - タービン及びガスタービン - Google Patents
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Description
上記ディフューザの性能向上は、ガスタービンの圧力比を実質的に増加させる。そのため、ディフューザの性能向上によってガスタービン全体の効率向上を図ることができる。
この発明の第一態様によれば、タービンは、軸線に沿って延びるとともに前記軸線回りに回転可能なタービンロータと、前記タービンロータを外周側から覆うタービンケーシングと、前記タービンロータの外周面上で前記軸線の周方向に配列された複数のタービン動翼と、前記タービンケーシングの内周面上で前記タービン動翼に対して前記軸線方向の一方側に隣り合うように設けられるとともに、周方向に配列された複数のタービン静翼と、前記タービン動翼の軸線方向の他方側に設けられ、軸線方向の一方側から他方側に向かって排気ガスが流れる排気流路を形成するディフューザと、を備え、前記ディフューザは、前記軸線に沿って延びる内筒と、前記内筒を外周側から覆うとともに、前記内筒との間に前記排気流路を形成する外筒と、を備え、前記内筒は、前記軸線方向の一方側から他方側に向かうに従って前記軸線を中心とする径方向の内側から外側に向かって延びる第一傾斜面と、前記第一傾斜面よりも前記軸線方向の他方側に配置されるとともに、前記軸線方向の一方側から他方側に向かうに従って前記径方向の外側から内側に向かって延びる第二傾斜面と、を備え、前記第一傾斜面は、前記軸線を含む断面視で、前記複数のタービン動翼のプラットフォームを前記軸線方向の他方側に延長した延長線と交差するように配置され、前記第二傾斜面は、前記延長線よりも前記径方向の外側に配置され、前記延長線と、前記第二傾斜面のうち最も前記径方向外側に配置された第二頂部との前記軸線方向の同一位置における距離である第二距離は、前記延長線と、前記第一傾斜面のうち最も前記径方向の外側に配置された第一頂部との前記軸線方向の同一位置における距離である第一距離よりも長い。
この発明の第二態様によれば、第一態様に係る前記内筒は、前記軸線方向の最も一方側に前記第一傾斜面を備えていてもよい。
この発明の第三態様によれば、第一または第二態様に係るタービンにおいて、前記内筒と、前記プラットフォームとの間には、前記排気流路へシールガスを流入させるためのシールガス流入口を備えていてもよい。
この発明の第四態様によれば、第一から第三態様の何れか一つの態様に係る内筒は、前記第一傾斜面よりも前記軸線方向の他方側の外周面が、前記延長線よりも前記径方向の外側に配置されていてもよい。
この発明の第五態様によれば、第一から第四態様の何れか一つの態様に係るタービンにおいて、前記第一距離は、前記タービン動翼の翼高さに対して10%以下とされていてもよい。
このように構成することで、第一傾斜面によって、境界層の発達を抑制して、内筒の外周面から流れが剥離することを抑制できる。
また、例えば、第一距離が翼高さの10%を超える場合には、プラットフォームの延長線と第一頂部とのオフセット量が過大になり、内筒の外周面に沿う流れの向きが径方向外側を向き過ぎて剥離等を生じさせる可能性が有る。しかし、第一距離を翼高さの10%以下とすることで、上記の流れの向きに起因する剥離を抑制しつつ、ディフューザの内筒の外周面に沿って形成される境界層の厚さを抑制できる。
さらに、上記シールガス流入口を備えディフューザの入口においてシールガスが流入する場合であっても、内筒の外周面近傍の流れの速度が低下することを抑制できる。そのため、シールガスの流入によって境界層が発達し易い条件下にあっても、内筒の外周面に沿う境界層が下流側に向かって発達して境界層の流れが剥離してしまうことを抑制できる。
このように構成することで、より一層、流れの向きに起因する剥離を抑制することができる。
このように構成することで、より一層、流れの向きに起因する剥離を抑制することができる。
このように構成することで、延長線から第一頂部が径方向外側に配置される分だけ、排気ガスの主流の全圧を高めて、ディフューザの内筒の外周面に沿って形成される境界層の厚さを抑制できる。
このように構成することで、タービン動翼出口における境界層の厚さよりも、ディフューザの第一頂部の位置における境界層の厚さを減少させることができる。そのため、ディフューザの下流側に向かって境界層が発達することを抑制できる。
このように構成することで、第二傾斜面によってディフューザの流路断面積を径方向内側に向かって拡大することができる。さらに、第二頂部がタービン動翼の翼高さに対して10%以下であるため、流れが第二頂部を超える際に、第二傾斜面の傾斜よって流れが剥離してしまうことを抑制できる。
このように構成することで、より一層、剥離を抑制することができる。
このように構成することで、より一層、剥離を抑制することができる。
このように構成することで、延長線から第二頂部が径方向外側に配置される分だけ、排気ガスの主流の全圧を高めて、ディフューザの内筒の外周面に沿って形成される境界層の厚さを抑制できる。
このように構成することで、第一傾斜面と接続面との角度差、接続面と第二傾斜面との角度差をそれぞれ小さくすることができる。その結果、第一傾斜面と接続面との間、及び接続面と第二傾斜面との間でそれぞれ流れが剥離することを抑制できる。
ストラットの下流側においては、流路断面積が拡大して境界層が発達し易い。これに対して、第三距離をタービンの動翼の翼高さに対して10%以下とすることで、動翼からストラットの位置で流れの剥離が生じることを抑制しつつ、境界層の発達も抑制できる。そのため、ディフューザの性能を向上できる。
このように構成することで、より一層、ストラットよりも上流側で剥離が生じることを抑制できる。
このように構成することで、より一層、ストラットよりも上流側で剥離が生じることを抑制できる。
このように構成することで、延長線よりも径方向外側に内筒の外周面が配置される分だけ、排気ガスの主流の全圧を高めて、ディフューザの内筒の外周面に沿って形成される境界層の厚さを抑制できる。
ストラットの下流側においては、流路断面積が拡大して境界層が発達し易い。これに対して、第四距離をタービンの動翼の翼高さに対して10%以下とすることで、動翼からストラットの位置まで流れの剥離が生じることを抑制しつつ、境界層の発達も抑制できる。そのため、ディフューザの性能を向上できる。
このように構成することで、より一層、ストラットよりも上流側で剥離が生じることを抑制できる。
このように構成することで、より一層、ストラットよりも上流側で剥離が生じることを抑制できる。
このように構成することで、延長線よりも径方向外側に内筒の外周面が配置される分だけ、排気ガスの主流の全圧を高めて、ディフューザの内筒の外周面に沿って形成される境界層の厚さを抑制できる。
このように構成することで、タービンのディフューザにおける圧力回復を効率よく行うことができるため、性能向上を図ることができる。
次に、この発明の第一実施形態におけるタービン及びガスタービンを図面に基づき説明する。
図1は、この発明の第一実施形態のガスタービンの概略構成を示す構成図である。
図1に示すように、この第一実施形態に係るガスタービン100は、圧縮機1と、燃焼器3と、タービン2Aと、を備えている。
タービンロータ21は、軸線Amに沿って延びている。このタービンロータ21の外周面には、軸線Am方向に間隔をあけて配列された複数のタービン動翼段23が設けられている。これらタービン動翼段23は、複数のタービン動翼24をそれぞれ備えている。各タービン動翼段23のタービン動翼24は、タービンロータ21の外周面上で軸線Amの周方向に間隔をあけて配列されている。
ガスタービンロータ91は、ガスタービンケーシング92の内部で軸線Am回りに一体に回転可能とされている。
図1、図2に示すように、ディフューザ4Aは、タービンケーシング22(ガスタービンケーシング92)に一体に設けられている。このディフューザ4Aは、内筒41と、外筒42と、ストラット43,44と、を備えている。
図3に示すように、ガスタービン100は、ディフューザ4Aの入口に、シールガス流入口50を備えている。このシールガス流入口50は、例えば、圧縮機1により生成した圧縮空気の一部等をシールガスとして、上述したディフューザ4Aの内筒41と、タービンロータ21との隙間から、排気流路Cの内側に向かって流入させている。
第一傾斜面51は、軸線Am方向の一方側であるタービンロータ21側から他方側であるディフューザ4Aの出口側に向かうに従って軸線Amを中心とする径方向の内側から外側に向かうように延びている。この図3で示す断面における第一傾斜面51は、タービンロータ21側ほど軸線Amに一定の傾斜角度で近づく傾斜面である場合を例示している。しかし、第一傾斜面51は、一定の傾斜角度である場合に限られない。例えば、図3の断面において、軸線Am方向の一方側から他方側に向かうに従って軸線Amを中心とする径方向の内側から外側に向かう凸曲面状や凹曲面状としても良い。この凸曲面状や凹曲面状の曲率半径は、例えば、軸線Am方向における第一傾斜面51の長さよりも長くすることが好ましい。また、第一傾斜面51は、上記の凸曲面や凹曲面を組み合わせて形成しても良い。
同様に第二頂部62は、第二傾斜面52のうち最も延長線55から径方向外側に離間している箇所である。この第二頂部62も、軸線Am方向におけるプラットフォーム54の他方側の縁部54Aよりも径方向の外側に配置されている。
第一距離L1をタービン動翼24の翼高さに対して3%以下とした場合は、5%以下とした場合よりも、より一層流れの向きに起因する剥離を抑制することができる。
また、第一距離L1は、タービン動翼24の翼高さに対して0%よりも大きく設定されているため、延長線55から第一頂部61が径方向外側に配置される分だけ、排気ガスの主流の全圧を高めて、ディフューザ4Aの内筒41の外周面41Aに沿って形成される境界層の厚さを抑制できる。
また、第二距離L2が、タービン動翼24の翼高さに対して10%以下とされていることで、流れが第二頂部62を超える際に、第二傾斜面52の傾斜よって流れが剥離してしまうことを抑制できる。
ここで、タービン動翼24の出口の流れは、境界層を有しており、10%程度の段差を設けることで、その全て又はその一部を切り取ることができる。そのため、境界層の厚さを低減できる。
第二距離L2をタービン動翼24の翼高さに対して3%以下とした場合は、5%以下とした場合よりも、より一層、流れの剥離を抑制することができる。
また、第二距離L2は、タービン動翼24の翼高さに対して0%よりも大きく設定されているため、延長線55から第二頂部62が径方向外側に配置される分だけ、排気ガスの主流の全圧を高めて、ディフューザ4Aの内筒41の外周面41Aに沿って形成される境界層の厚さを抑制できる。
次に、この発明の第二実施形態におけるタービンを図面に基づき説明する。この第二実施形態は、上述した第一実施形態に対して、内筒41の外周面41Aと延長線55との距離が異なるだけである。そのため、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図4に示すように、この第二実施形態のタービン2Bのディフューザ4Bは、内筒141と、外筒42(図示せず)と、ストラット43(ストラット44は図示せず)と、を備えている。
このディフューザ4Bは、上述した第一実施形態のディフューザ4Aと同様に、内筒141と、外筒42との間に排気流路Cを形成している。
このような内筒141の外周面141Aとの距離のうち、軸線Am方向における内筒141の入口から変化点Pまでの範囲で最も大きい値となる距離を第三距離L3とすると、この第三距離L3は、最も下流側(言い換えれば、軸線Am方向の他方側)に配置されたタービン動翼段23のタービン動翼24の翼高さに対して10%以下とされている。なお、この第二実施形態の図4で示す第三距離L3は、第二傾斜面152のうち最も軸線Am方向の一方側の箇所と延長線55との距離(第一実施形態の第二距離L2)となっているが、第一傾斜面51、第二傾斜面152、接続面53の形状によって、第三距離L3の位置は変化する。
そこで、上述した第二実施形態では、第三距離L3をタービン動翼24の翼高さに対して10%以下としている。このように構成することで、流れの向きに起因する剥離が生じることを抑制できる。そのため、タービン動翼24からストラット43の位置まで、流れに剥離が生じることを抑制しつつ、境界層の発達も抑制できる。その結果、ディフューザ4Bの性能を向上できる。
これに対して第三距離L3をタービン動翼24の翼高さに対して10%よりも大きくすると、流れの向きが径方向外側を向き過ぎてしまう。そのため、流れの向きに起因する剥離が生じることを助長してしまい、ストラット43の下流側で、流れが剥離してしまう可能性がある。
第三距離L3をタービン動翼24の翼高さに対して3%以下とした場合は、5%以下とした場合よりも、より一層、流れの向きに起因する剥離を抑制することができる。
その結果、ストラット43よりも軸線Am方向の他方側で排気流路Cの流路断面積が拡大しても、流れが剥離するほど境界層が発達することを抑制できる。
次に、この発明の第三実施形態におけるタービンを図面に基づき説明する。この第三実施形態は、上述した第二実施形態に対して、軸線Am方向でストラット43の形成される位置に変化点Pを備えていない点で相違する。そのため、第二実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図5に示すように、この第三実施形態のタービン2Cのディフューザ4Cは、内筒241と、外筒42(図示せず)と、ストラット43(ストラット44は図示せず)と、を備えている。
このディフューザ4Cは、上述した第一実施形態のディフューザ4Aと同様に、内筒241と、外筒42との間に排気流路Cを形成している。
この第三実施形態においては、軸線Amを含む断面視で、内筒241が一定の割合で縮径するように、第二傾斜面252がストラット43の軸線Am方向一方側から、ストラット43の軸線Am方向他方側まで一直線状に延びている場合を例示している。
このような内筒241の外周面241Aと延長線55との距離のうち、軸線Am方向における内筒241の入口からストラット43の軸線Am方向の中心位置Pcまでの範囲で最も大きい値となる距離を第四距離L4とすると、この第四距離L4は、最も下流側に配置されたタービン動翼段23のタービン動翼24の翼高さに対して10%以下とされている。なお、この第三実施形態の図5で示す第四距離L4は、第二傾斜面252のうち最も軸線Am方向の一方側の箇所と延長線55との距離(第一実施形態の第二距離L2)となっているが、第一傾斜面51、第二傾斜面252、接続面53の形状によって、第四距離L4の位置は変化する。
さらに、第四距離L4をタービン動翼24の翼高さに対して3%以下とした場合は、5%以下とした場合よりも、より一層流れの向きに起因する剥離を抑制することができる。
例えば、上述した接続面53や第二傾斜面52,152,252の延長線55に対する傾斜角度や傾斜向きは一例であってこの構成に限られない。また、接続面53は、必要に応じて設ければ良く、省略しても良い。
さらに、第一傾斜面51が延長線55と交差する位置に配置される場合について説明したが、延長線55よりも径方向外側に配置されていても良い。
2A,2B,2C タービン
3 燃焼器
4A,4B ディフューザ
11 圧縮機ロータ
12 圧縮機ケーシング
13 圧縮機動翼段
14 圧縮機動翼
15 圧縮機静翼段
16 圧縮機静翼
21 タービンロータ
22 タービンケーシング
23 タービン動翼段
24 タービン動翼
25 タービン静翼段
26 タービン静翼
41,141,241 内筒
41A,141A,241A 外周面
42 外筒
43 ストラット
44 ストラット
50 シールガス流入口
51 第一傾斜面
52,152,252 第二傾斜面
53 接続面
54 プラットフォーム
55 延長線
56a 前縁部
56b 後縁部
57 梁部
58 内壁
59 下面
61 第一頂部
62 第二頂部
70 第三傾斜面
91 ガスタービンロータ
91A 軸端部
92 ガスタービンケーシング
100 ガスタービン
152A 縁部
Am 軸線
C 排気流路
G 発電機
P 変化点
Claims (23)
- 軸線に沿って延びるとともに前記軸線回りに回転可能なタービンロータと、
前記タービンロータを外周側から覆うタービンケーシングと、
前記タービンロータの外周面上で前記軸線の周方向に配列された複数のタービン動翼と、
前記タービンケーシングの内周面上で前記タービン動翼に対して前記軸線方向の一方側に隣り合うように設けられるとともに、周方向に配列された複数のタービン静翼と、
前記タービン動翼の軸線方向の他方側に設けられ、軸線方向の一方側から他方側に向かって排気ガスが流れる排気流路を形成するディフューザと、
を備え、
前記ディフューザは、
前記軸線に沿って延びる内筒と、
前記内筒を外周側から覆うとともに、前記内筒との間に前記排気流路を形成する外筒と、を備え、
前記内筒は、
前記軸線方向の一方側から他方側に向かうに従って前記軸線を中心とする径方向の内側から外側に向かって延びる第一傾斜面と、
前記第一傾斜面よりも前記軸線方向の他方側に配置されるとともに、前記軸線方向の一方側から他方側に向かうに従って前記径方向の外側から内側に向かって延びる第二傾斜面と、を備え、
前記第一傾斜面は、
前記軸線を含む断面視で、前記複数のタービン動翼のプラットフォームを前記軸線方向の他方側に延長した延長線と交差するように配置され、
前記第二傾斜面は、前記延長線よりも前記径方向の外側に配置され、
前記延長線と、前記第二傾斜面のうち最も前記径方向外側に配置された第二頂部との前記軸線方向の同一位置における距離である第二距離は、
前記延長線と、前記第一傾斜面のうち最も前記径方向の外側に配置された第一頂部との前記軸線方向の同一位置における距離である第一距離よりも長いタービン。 - 前記内筒は、
前記軸線方向の最も一方側に前記第一傾斜面を備える請求項1に記載のタービン。 - 前記内筒と、前記プラットフォームとの間には、前記排気流路へシールガスを流入させるためのシールガス流入口を備える請求項1又は2に記載のタービン。
- 前記内筒は、
前記第一傾斜面よりも前記軸線方向の他方側の外周面が、前記延長線よりも前記径方向の外側に配置されている請求項1から3の何れか一項に記載のタービン。 - 前記第一距離は、前記タービン動翼の翼高さに対して10%以下とされている請求項1から4の何れか一項に記載のタービン。
- 前記第一距離は、前記翼高さに対して5%以下とされている請求項5に記載のタービン。
- 前記第一距離は、前記翼高さに対して3%以下とされている請求項5に記載のタービン。
- 前記第一距離は、前記翼高さに対して0%よりも大きい請求項5から7の何れか一項に記載のタービン。
- 前記第一頂部は、前記軸線方向における前記プラットフォームの他方側の縁部よりも前記径方向の外側に配置されている請求項5から8の何れか一項に記載のタービン。
- 前記第二距離は、前記タービン動翼の翼高さに対して10%以下とされている請求項5から9の何れか一項に記載のタービン。
- 前記第二距離は、前記翼高さに対して5%以下とされている請求項10に記載のタービン。
- 前記第二距離は、前記翼高さに対して3%以下とされている請求項10に記載のタービン。
- 前記第二距離は、前記翼高さに対して0%よりも大きい請求項10から12の何れか一項に記載のタービン。
- 前記第一頂部と前記第二頂部とを接続する接続面を備えた請求項10から13の何れか一項に記載のタービン。
- 前記ディフューザは、前記内筒と前記外筒とを接続するストラットを備え、
前記内筒は、
前記軸線方向で前記ストラットが配置されている範囲内に、前記軸線に対する傾斜角度が変化する変化点を備え、
前記軸線方向における前記内筒の入口から前記変化点までの範囲で、前記延長線とこの延長線よりも前記径方向の外側に配置される前記内筒の外周面との前記軸線方向の同一位置における距離のうち最も大きい値となる第三距離が、前記タービンの動翼の翼高さに対して10%以下とされている請求項5から14の何れか一項に記載のタービン。 - 前記第三距離は、前記翼高さに対して5%以下とされている請求項15に記載のタービン。
- 前記第三距離は、前記翼高さに対して3%以下とされている請求項15に記載のタービン。
- 前記第三距離は、前記翼高さに対して0%よりも大きい請求項15から17の何れか一項に記載のタービン。
- 前記ディフューザは、前記内筒と前記外筒とを接続するストラットを備え、
前記内筒は、
前記軸線方向で前記ストラットが配置されている範囲内に、前記軸線に対する傾斜角度が変化する変化点が形成されておらず、
前記軸線方向における前記内筒の入口から前記ストラットの中央位置までの範囲で、前記延長線と前記内筒の外周面との前記軸線方向の同一位置における距離のうち最も大きい値となる第四距離が、前記タービンの動翼の翼高さに対して10%以下とされている請求項5から14の何れか一項に記載のタービン。 - 前記第四距離は、前記翼高さに対して5%以下とされている請求項19に記載のタービン。
- 前記第四距離は、前記翼高さに対して3%以下とされている請求項19に記載のタービン。
- 前記第四距離は、前記翼高さに対して0%よりも大きい請求項19から21の何れか一項に記載のタービン。
- 空気を圧縮した圧縮空気を生成する圧縮機と、
前記圧縮空気に燃料を混合させて燃焼ガスを生成する燃焼器と、
前記燃焼ガスにより駆動される請求項1から22の何れか一項に記載のタービンと、を備えるガスタービン。
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