JP6744746B2 - スイッチングレギュレータ - Google Patents
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Description
図1は、スイッチングレギュレータの第1実施形態の全体構成例を示す図である。本構成例のスイッチングレギュレータ101は、昇降圧型スイッチングスイッチングレギュレータであって、降圧用制御回路1と、MOSトランジスタQ1〜Q4と、インダクタL1と、出力コンデンサC1と、出力抵抗R0と、分圧抵抗R1〜R4と、コンパレータ2と、基準電圧源3と、ANDゲート4と、固定デューティ回路5と、NOTゲート6と、を備える。
図2Aは、降圧用制御回路1の一構成例を示す図である。図2Aに示す例において降圧用制御回路1は、エラーアンプ11と、基準電圧源12と、抵抗R5と、コンデンサC2と、スロープ回路13と、コンパレータ14と、発振器15と、タイミング制御回路16とによって構成される。
バッテリ電圧VBATの分圧が第1の基準電圧VREF1より大きい場合すなわちバッテリ電圧VBATが所定値Aよりも大きい場合、スイッチングレギュレータ101は降圧モードで動作する(図3参照)。降圧モードでは、降圧用制御回路1が帰還電圧VFBに応じてMOSトランジスタQ1及びQ2をオン/オフ制御し、コンパレータ2の出力信号S1がローレベルであるためMOSトランジスタQ3がオフに保持され、MOSトランジスタQ4がオン状態に保持される。これにより、MOSトランジスタQ1及びQ2の接続ノード電圧である第1のスイッチ電圧VSW1と、MOSトランジスタQ3及びQ4の接続ノード電圧である第2のスイッチ電圧VSW2とは図4Aに示すようになる。
図8は、スイッチングレギュレータの第2実施形態の全体構成例を示す図である。本構成例のスイッチングレギュレータ102は、コンパレータ2の出力信号S1がANDゲート4の他に降圧用制御回路1にも供給されている点でスイッチングレギュレータ101と異なっており、それ以外の点においては基本的にスイッチングレギュレータ101と同一である。
図9は、降圧用制御回路1の一構成例を示す図である。図9に示す例の降圧用制御回路1は、エラーアンプ11が可変利得アンプである点で図2Aに示す例の降圧用制御回路1と異なっており、それ以外の点においては基本的に図2Aに示す例の降圧用制御回路1と同一である。
図10は、スイッチングレギュレータの第3実施形態の全体構成例を示す図である。本構成例のスイッチングレギュレータ103は、コンパレータ2の出力信号S1がANDゲート4の他に降圧用制御回路1にも供給されている点及びMOSトランジスタQ1のドレインが電流検出用抵抗R6を介してバッテリ電圧VBATが印加されている入力電圧印加端に接続され、電流検出用抵抗R6の両端電圧VR6が降圧用制御回路1に供給される点でスイッチングレギュレータ101と異なっており、それ以外の点においては基本的にスイッチングレギュレータ101と同一である。
図11は、降圧用制御回路1の一構成例を示す図である。図11に示す例の降圧用制御回路1は、可変定電圧源17及びコンパレータ18が追加されている点及びコンパレータ18の出力信号がコンパレータ14に供給される点で図2Aに示す例の降圧用制御回路1と異なっており、それ以外の点においては基本的に図2Aに示す例の降圧用制御回路1と同一である。
図12は、スイッチングレギュレータの第4実施形態の全体構成例を示す図である。本構成例のスイッチングレギュレータ104は、基準電圧源3から出力される第1の基準電圧VREF1ではなく、分圧抵抗R7及びR8によって生成される出力電圧VOUTの分圧がコンパレータ2の非反転入力端子に供給されている点でスイッチングレギュレータ101と異なっており、それ以外の点においては基本的にスイッチングレギュレータ101と同一である。本実施形態の説明において、スイッチングレギュレータ101と同一又は同様の部分については適宜説明を省略する。
バッテリ電圧VBATの分圧が出力電圧VOUTの分圧より大きい場合すなわち出力電圧VOUTに対するバッテリ電圧VBATの比が所定値Aよりも大きい場合、スイッチングレギュレータ104は降圧モードで動作する(図13参照)。降圧モードでは、降圧用制御回路1が帰還電圧VFBに応じてMOSトランジスタQ1及びQ2をオン/オフ制御し、コンパレータ2の出力信号S1がローレベルであるためMOSトランジスタQ3がオフに保持され、MOSトランジスタQ4がオン状態に保持される。
図15は、スイッチングレギュレータの第5実施形態の全体構成例を示す図である。本構成例のスイッチングレギュレータ105は、基準電圧源3から出力される第1の基準電圧VREF1ではなく、分圧抵抗R7及びR8によって生成される出力電圧VOUTの分圧がコンパレータ2の非反転入力端子に供給されている点でスイッチングレギュレータ102と異なっており、それ以外の点においては基本的にスイッチングレギュレータ102と同一である。また、スイッチングレギュレータ105とスイッチングレギュレータ102との相違点は、既に上記において説明したスイッチングレギュレータ104とスイッチングレギュレータ101との相違点と同じである。
図16は、スイッチングレギュレータの第6実施形態の全体構成例を示す図である。本構成例のスイッチングレギュレータ106は、基準電圧源3から出力される第1の基準電圧VREF1ではなく、分圧抵抗R7及びR8によって生成される出力電圧VOUTの分圧がコンパレータ2の非反転入力端子に供給されている点でスイッチングレギュレータ103と異なっており、それ以外の点においては基本的にスイッチングレギュレータ103と同一である。また、スイッチングレギュレータ106とスイッチングレギュレータ103との相違点は、既に上記において説明したスイッチングレギュレータ104とスイッチングレギュレータ101との相違点と同じである。
図17は、スイッチングレギュレータの第7実施形態の全体構成例を示す図である。本構成例のスイッチングレギュレータ107は、コンパレータ2の出力信号S1ではなく、外部信号ES1がANDゲート4に供給されている点でスイッチングレギュレータ101と異なっており、それ以外の点においては基本的にスイッチングレギュレータ101と同一である。本実施形態の説明において、スイッチングレギュレータ101と同一又は同様の部分については適宜説明を省略する。
図18は、スイッチングレギュレータの第8実施形態の全体構成例を示す図である。本構成例のスイッチングレギュレータ108は、コンパレータ2及び基準電圧源3の代わりにマスク回路7及びデューティ検出回路8を設けている点でスイッチングレギュレータ101と異なっており、それ以外の点においては基本的にスイッチングレギュレータ101と同一である。本実施形態の説明において、スイッチングレギュレータ101と同一又は同様の部分については適宜説明を省略する。
図19Aは、降圧用制御回路1の一構成例を示す図である。図19Aに示す例において降圧用制御回路1は、タイミング制御回路16がデューティ信号S11を出力する点で図2Aに示す構成例と異なっており、それ以外の点においては基本的に図2Aに示す構成例と同一である。
図19Cは、デューティ検出回路8の一構成例を示す図である。図19Cに示す例においてデューティ検出回路8は、NANDゲート81〜83と、NOTゲート84と、コンパレータ85と、抵抗R9と、コンデンサC3と、MOSトランジスタQ5と、分圧抵抗R10A及びR10Bとによって構成される。
ここで、デューティ検出回路8を図19Cに示す構成とし、上記の第1閾値および第2閾値をともに閾値THとした場合を考える。MOSトランジスタQ1のオンデューティが閾値TH未満である場合すなわち出力電圧VOUTに対するバッテリ電圧VBATの比が閾値THの逆数よりも大きい場合、スイッチングレギュレータ108は降圧モードで動作する(図19E参照)。降圧モードでは、降圧用制御回路1が帰還電圧VFBに応じてMOSトランジスタQ1及びQ2をオン/オフ制御し、デューティ信号S11がローレベルであるためMOSトランジスタQ3がオフに保持され、MOSトランジスタQ4がオン状態に保持される。これにより、MOSトランジスタQ1及びQ2の接続ノード電圧である第1のスイッチ電圧VSW1と、MOSトランジスタQ3及びQ4の接続ノード電圧である第2のスイッチ電圧VSW2とは第1実施形態等と同様に図4Aに示すようになる。
図23は、スイッチングレギュレータの第9実施形態の全体構成例を示す図である。本構成例のスイッチングレギュレータ109は、モード指定信号S13がANDゲート4の他に降圧用制御回路1にも供給されている点でスイッチングレギュレータ108と異なっており、それ以外の点においては基本的にスイッチングレギュレータ108と同一である。
図24は、降圧用制御回路1の一構成例を示す図である。図24に示す例の降圧用制御回路1は、エラーアンプ11が可変利得アンプである点で図19Aに示す例の降圧用制御回路1と異なっており、それ以外の点においては基本的に図19Aに示す例の降圧用制御回路1と同一である。
図25は、スイッチングレギュレータの第10実施形態の全体構成例を示す図である。本構成例のスイッチングレギュレータ110は、モード指定信号S13がANDゲート4の他に降圧用制御回路1にも供給されている点及びMOSトランジスタQ1のドレインが電流検出用抵抗R6を介してバッテリ電圧VBATが印加されている入力電圧印加端に接続され、電流検出用抵抗R6の両端電圧VR6が降圧用制御回路1に供給される点でスイッチングレギュレータ108と異なっており、それ以外の点においては基本的にスイッチングレギュレータ108と同一である。
図26は、降圧用制御回路1の一構成例を示す図である。図26に示す例の降圧用制御回路1は、可変定電圧源17及びコンパレータ18が追加されている点及びコンパレータ18の出力信号がコンパレータ14に供給される点で図19Aに示す例の降圧用制御回路1と異なっており、それ以外の点においては基本的に図19Aに示す例の降圧用制御回路1と同一である。
半導体パッケージを用いて上述したスイッチングレギュレータを構成する場合の一例について、スイッチングレギュレータ104を具体例として取り上げて以下に説明する。
32番端子T32はイネーブル制御及び外部同期端子である。
次に、先に説明したスイッチングレギュレータ101〜110及び107’の用途例について説明する。図37は、車載機器を搭載した車両の一構成例を示す外観図である。本構成例の車両Xは、バッテリ(不図示)と、バッテリから供給される直流電圧を入力するプライマリスイッチングレギュレータ(不図示)と、プライマリスイッチングレギュレータから出力される直流電圧を入力するセカンダリスイッチングレギュレータ(不図示)と、車載機器X11〜X17と、を搭載している。先に説明したスイッチングレギュレータ101〜110及び107’はプライマリスイッチングレギュレータに適用することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
2、14、18、85 コンパレータ
3、12 基準電圧源
4 ANDゲート
5 固定デューティ回路
6、84 NOTゲート
7 マスク回路
8 デューティ検出回路
11 エラーアンプ
13 スロープ回路
15 発振器
16 タイミング制御回路
17 可変定電圧源
81〜83 NANDゲート
101〜110、107’ スイッチングレギュレータ
C1 出力コンデンサ
C2、C3 コンデンサ
CNV1 信号変換回路
L1 インダクタ
Q1〜Q5 MOSトランジスタ
R0 出力抵抗
R1〜R4、R7、R8、R10A、R10B 分圧抵抗
R5、R9 抵抗
R6 電流検出用抵抗
X 車両
X11〜X17 車載機器
Claims (27)
- 入力電圧から出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、
第1端が前記入力電圧の印加される第1印加端に接続された第1スイッチと、
第1端が前記第1スイッチの第2端に接続されて第2端が前記入力電圧よりも低い所定電圧の印加される第2印加端に接続された第2スイッチと、
第1端が前記第1スイッチと前記第2スイッチの接続ノードに接続されたインダクタと、
第1端が前記インダクタの第2端に接続されて第2端が前記第2印加端に接続された第3スイッチと、
第1端が前記インダクタと前記第3スイッチの接続ノードに接続されて第2端が前記出力電圧の印加される第3印加端に接続された第4スイッチと、
前記出力電圧に応じて前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを相補的にオン/オフさせるための降圧用制御信号を生成する第1制御回路と、
昇降圧モード時に前記第3スイッチのオンデューティD(0≦D≦1)を固定値D’(0<D’<1)に固定して前記第3スイッチ及び前記第4スイッチを相補的にオン/オフさせるための昇圧用制御信号を生成する第2制御回路と、
を有し、
前記第1制御回路は、前記出力電圧に応じた帰還電圧と所定の基準電圧との差にゲインを与えた誤差信号を生成する誤差信号生成回路を含み、
前記誤差信号生成回路は、前記昇降圧モードである場合には前記昇降圧モードでない場合よりも前記ゲインを大きくすることを特徴とするスイッチングレギュレータ。 - 1から前記固定値D’を引いた値と前記昇降圧モードである場合における前記ゲインとの乗算値が、前記昇降圧モードでない場合における前記ゲインと同一である請求項1に記載のスイッチングレギュレータ。
- 入力電圧から出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、
第1端が前記入力電圧の印加される第1印加端に接続された第1スイッチと、
第1端が前記第1スイッチの第2端に接続されて第2端が前記入力電圧よりも低い所定電圧の印加される第2印加端に接続された第2スイッチと、
第1端が前記第1スイッチと前記第2スイッチの接続ノードに接続されたインダクタと、
第1端が前記インダクタの第2端に接続されて第2端が前記第2印加端に接続された第3スイッチと、
第1端が前記インダクタと前記第3スイッチの接続ノードに接続されて第2端が前記出力電圧の印加される第3印加端に接続された第4スイッチと、
前記出力電圧に応じて前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを相補的にオン/オフさせるための降圧用制御信号を生成する第1制御回路と、
昇降圧モード時に前記第3スイッチのオンデューティD(0≦D≦1)を固定値D’(0<D’<1)に固定して前記第3スイッチ及び前記第4スイッチを相補的にオン/オフさせるための昇圧用制御信号を生成する第2制御回路と、
前記第1スイッチに流れる電流が所定の過電流検出閾値に達しているか否かを監視し、前記電流の過電流状態が検出されたときに、前記第1制御回路に対して前記電流の抑制指示を送出する過電流保護回路と、
を有し、
前記過電流保護回路は、前記昇降圧モードである場合には前記昇降圧モードでない場合よりも前記所定の過電流検出閾値を大きくすることを特徴とするスイッチングレギュレータ。 - 1から前記固定値D’を引いた値と前記昇降圧モードである場合における前記所定の過電流検出閾値との乗算値が、前記昇降圧モードでない場合における前記所定の過電流検出閾値と同一である請求項3に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記入力電圧が所定値以下であるか否かを判定する判定部を有し、
前記第2制御回路が前記昇圧用制御信号を生成しない降圧モードにおいて、前記判定部によって前記入力電圧が所定値以下であると判定されると、前記降圧モードから前記昇降圧モードにモードが切り替わる請求項1〜4のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。 - 前記出力電圧に対する前記入力電圧の比が所定値以下であるか否かを判定する判定部を有し、
前記第2制御回路が前記昇圧用制御信号を生成しない降圧モードにおいて、前記判定部によって前記出力電圧に対する前記入力電圧の比が所定値以下であると判定されると、前記降圧モードから前記昇降圧モードにモードが切り替わる請求項1〜4のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。 - 外部信号を用いて前記スイッチングレギュレータのモードを前記昇降圧モードに設定することができる請求項1〜4のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記外部信号が車両のクランキングを示す信号である請求項7に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記第2制御回路は、前記昇降圧モードでない場合に前記第3スイッチをオフ状態に保持し、前記第4スイッチをオン状態に保持するための制御信号を生成する請求項1〜8のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
- 固定値D’が0.7以下である請求項1〜9のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記第1制御回路と前記第2制御回路が発振器を共用し、前記第1制御回路が前記発振器の出力信号に基づいて前記降圧用制御信号を生成し、前記第2制御回路が前記発振器の出力信号に基づいて前記昇圧用制御信号を生成する請求項1〜10のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記固定値D’が複数設定されており、複数設定の中から任意に選択することができる請求項1〜11のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記昇降圧モードであるか否かの判定にヒステリシス特性を持たせた請求項5又は請求項6に記載のスイッチングレギュレータ。
- 入力電圧から出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、
第1端が前記入力電圧の印加される第1印加端に接続された第1スイッチと、
第1端が前記第1スイッチの第2端に接続されて第2端が前記入力電圧よりも低い所定電圧の印加される第2印加端に接続された第2スイッチと、
第1端が前記第1スイッチと前記第2スイッチの接続ノードに接続されたインダクタと、
第1端が前記インダクタの第2端に接続されて第2端が前記第2印加端に接続された第3スイッチと、
第1端が前記インダクタと前記第3スイッチの接続ノードに接続されて第2端が前記出力電圧の印加される第3印加端に接続された第4スイッチと、
前記出力電圧に応じて前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを相補的にオン/オフさせるための降圧用制御信号を生成する第1制御回路と、
昇降圧モード時に前記第3スイッチのオンデューティD(0≦D≦1)を固定値D’(0<D’<1)に固定して前記第3スイッチ及び前記第4スイッチを相補的にオン/オフさせるための昇圧用制御信号を生成する第2制御回路と、
前記第1スイッチのオンデューティが第1閾値以上であるか否かを判定する第1判定部と、
を有し、
前記第2制御回路が前記昇圧用制御信号を生成しない降圧モードにおいて、前記第1判定部によって前記第1スイッチのオンデューティが前記第1閾値以上であると判定されると、前記降圧モードから前記昇降圧モードにモードが切り替わり、
前記固定値D’が複数設定されており、複数設定の中から任意に選択することができ、
前記昇降圧モードにおいて、前記第1判定部によって前記第1スイッチのオンデューティが前記第1閾値以上であると判定されると、前記第2制御回路が前記固定値D’を大きくすることを特徴とするスイッチングレギュレータ。 - 前記第1判定部が、前記第1スイッチのスイッチング動作がm周期以内で前記第1スイッチのオンデューティがn回(ただしnはm以下の自然数)以上前記第1閾値以上になったときに、前記第1スイッチのオンデューティが前記第1閾値以上であると判定する請求項14に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記第1判定部が、前記降圧用制御信号を平滑化した信号に基づいて前記第1スイッチのオンデューティが前記第1閾値以上であるか否かを判定する請求項14または請求項15に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記第1閾値が、前記第1制御回路によって設定されている前記第1スイッチのオンデューティの最大値以下である請求項14〜16のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記第1スイッチのオンデューティが第2閾値以下であるか否かを判定する第2判定部を有し、
前記昇降圧モードにおいて、前記第2判定部によって前記第1スイッチのオンデューティが前記第2閾値以下であると判定されると、前記昇降圧モードから前記降圧モードにモードが切り替わる、または、前記固定値D’が複数設定されており、複数設定の中から任意に選択することができ、前記昇降圧モードのままで前記第2制御回路が前記固定値D’を小さくする請求項14〜17のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。 - 前記第2判定部が、前記第1スイッチのスイッチング動作がm’周期以内で前記第1スイッチのオンデューティがn’回(ただしn’はm’以下の自然数)以上前記第2閾値以下になったときに、前記第1スイッチのオンデューティが前記第2閾値以下であると判定する請求項18に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記第2判定部が、前記降圧用制御信号を平滑化した信号に基づいて前記第1スイッチのオンデューティが前記第2閾値以下であるか否かを判定する請求項18または請求項19に記載のスイッチングレギュレータ。
- 前記第2閾値が前記第1閾値より小さい請求項18〜20のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
- すくなくとも前記第1制御回路及び前記第2制御回路が第1の半導体パッケージに収容され、
前記第3スイッチ及び前記第4スイッチが前記第1の半導体パッケージとは異なる第2の半導体パッケージに収容され、
前記第3スイッチ及び前記第4スイッチを駆動するための信号を前記第1の半導体パッケージの出力端子から第2の半導体パッケージの入力端子に供給する、
請求項1〜21のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。 - 請求項22における前記第1の半導体パッケージを備えるスイッチングレギュレータであって、
前記第1の半導体パッケージに収容されている前記第1制御回路及び前記第2制御回路の少なくとも一つが、前記第1の半導体パッケージの前記出力端子が直接あるいは抵抗を介してGND、電源、あるいは固定電位部に接続されているときに請求項22における前記第2の半導体パッケージの前記入力端子が前記第1の半導体パッケージの前記出力端子に接続されていないことを検出し、
前記第2の半導体パッケージの前記入力端子が前記第1の半導体パッケージの前記出力端子に接続されていないことが検出された場合に、前記第1の半導体パッケージに収容されている前記第1制御回路及び前記第2制御回路が降圧動作のみを行う、スイッチングレギュレータ。 - 入力電圧から出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、
第1端が前記入力電圧の印加される第1印加端に接続された第1スイッチと、
第1端が前記第1スイッチの第2端に接続されて第2端が前記入力電圧よりも低い所定電圧の印加される第2印加端に接続された第2スイッチと、
第1端が前記第1スイッチと前記第2スイッチの接続ノードに接続されたインダクタと、
第1端が前記インダクタの第2端に接続されて第2端が前記第2印加端に接続された第3スイッチと、
第1端が前記インダクタと前記第3スイッチの接続ノードに接続されて第2端が前記出力電圧の印加される第3印加端に接続された第4スイッチと、
前記出力電圧に応じて前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを相補的にオン/オフさせるための降圧用制御信号を生成する第1制御回路と、
昇降圧モード時に前記第3スイッチのオンデューティを前記出力電圧及び前記入力電圧それぞれと独立して設定して前記第3スイッチ及び前記第4スイッチを相補的にオン/オフさせるための昇圧用制御信号を生成する第2制御回路と、
を有し、
前記第1制御回路は、前記出力電圧に応じた帰還電圧と所定の基準電圧との差にゲインを与えた誤差信号を生成する誤差信号生成回路を含み、
前記誤差信号生成回路は、前記昇降圧モードである場合には前記昇降圧モードでない場合よりも前記ゲインを大きくすることを特徴とするスイッチングレギュレータ。 - 入力電圧から出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、
第1端が前記入力電圧の印加される第1印加端に接続された第1スイッチと、
第1端が前記第1スイッチの第2端に接続されて第2端が前記入力電圧よりも低い所定電圧の印加される第2印加端に接続された第2スイッチと、
第1端が前記第1スイッチと前記第2スイッチの接続ノードに接続されたインダクタと、
第1端が前記インダクタの第2端に接続されて第2端が前記第2印加端に接続された第3スイッチと、
第1端が前記インダクタと前記第3スイッチの接続ノードに接続されて第2端が前記出力電圧の印加される第3印加端に接続された第4スイッチと、
前記出力電圧に応じて前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを相補的にオン/オフさせるための降圧用制御信号を生成する第1制御回路と、
昇降圧モード時に前記第3スイッチのオンデューティを前記出力電圧及び前記入力電圧それぞれと独立して設定して前記第3スイッチ及び前記第4スイッチを相補的にオン/オフさせるための昇圧用制御信号を生成する第2制御回路と、
前記第1スイッチに流れる電流が所定の過電流検出閾値に達しているか否かを監視し、前記電流の過電流状態が検出されたときに、前記第1制御回路に対して前記電流の抑制指示を送出する過電流保護回路と、
を有し、
前記過電流保護回路は、前記昇降圧モードである場合には前記昇降圧モードでない場合よりも前記所定の過電流検出閾値を大きくすることを特徴とするスイッチングレギュレータ。 - 入力電圧から出力電圧を生成するスイッチングレギュレータであって、
第1端が前記入力電圧の印加される第1印加端に接続された第1スイッチと、
第1端が前記第1スイッチの第2端に接続されて第2端が前記入力電圧よりも低い所定電圧の印加される第2印加端に接続された第2スイッチと、
第1端が前記第1スイッチと前記第2スイッチの接続ノードに接続されたインダクタと、
第1端が前記インダクタの第2端に接続されて第2端が前記第2印加端に接続された第3スイッチと、
第1端が前記インダクタと前記第3スイッチの接続ノードに接続されて第2端が前記出力電圧の印加される第3印加端に接続された第4スイッチと、
前記出力電圧に応じて前記第1スイッチ及び前記第2スイッチを相補的にオン/オフさせるための降圧用制御信号を生成する第1制御回路と、
昇降圧モード時に前記第3スイッチのオンデューティを前記出力電圧及び前記入力電圧それぞれと独立して設定して前記第3スイッチ及び前記第4スイッチを相補的にオン/オフさせるための昇圧用制御信号を生成する第2制御回路と、
前記第1スイッチのオンデューティが第1閾値以上であるか否かを判定する第1判定部と、
を有し、
前記第2制御回路が前記昇圧用制御信号を生成しない降圧モードにおいて、前記第1判定部によって前記第1スイッチのオンデューティが前記第1閾値以上であると判定されると、前記降圧モードから前記昇降圧モードにモードが切り替わり、
前記昇降圧モードにおいて、前記第3スイッチのオンデューティの設定値が複数あり、、複数の前記設定値の中から任意に選択することができ、
前記昇降圧モードにおいて、前記第1判定部によって前記第1スイッチのオンデューティが前記第1閾値以上であると判定されると、前記第2制御回路が、選択する前記設定値を変えて前記第3スイッチのオンデューティを大きくすることを特徴とするスイッチングレギュレータ。 - 請求項1〜26のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータと、
前記スイッチングレギュレータに電力を供給するバッテリと、
を備えることを特徴とする車両。
Priority Applications (1)
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