JP6743707B2 - 測色データ処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、アセンブリメーカーを対象にした、測色データを処理する技術に関する。
測色計は、色を測定できる機器であり、製品の色を管理するために、様々な産業分野で応用されている。測色計は、単独で使用される他、他の装置と組み合わせて使用されることがある。具体例として、特許文献1は、白色校正板にICタグを取り付け、測色開始前に、測色計に設けられたICタグリーダによって、ICタグを読み取り、白色校正板の種類を識別する技術を開示している。
アセンブリ産業では、アセンブリメーカーが、複数のパーツメーカーから部品を購入し、それらの部品を用いて製品(完成品)を組み立てる。アセンブリメーカーにとって、製品の外観を構成する部品の色の管理は、重要である。
具体的に説明すると、自動車において、図11に示すように、計器類を示す画像と黒色の背景画像とによって構成される画面が、液晶パネルに表示され、その画面が計器盤にされることがある。計器盤の外装(言い換えれば、液晶パネルの外枠)は、樹脂成形品である。計器盤と外装とが一体化すると、これらは美しいデザインになる。このためには、計器盤と外装との境界を分かりにくくする必要があり、黒色の背景画像に合わせて、外装の色が黒にされる。
しかし、液晶パネルと外装とは、異なるパーツメーカーが生産するので、液晶パネルに表示される計器盤の画面における背景画像の黒色と、外装の黒色とに色差が生じることにより、計器盤と外装との境界が明確に表れることがある。
また、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、及び、液晶テレビ等において、液晶パネルの外枠は、ベゼルと称される。液晶パネルに表示された画面の色が同じなのに、ベゼルの色(例えば、図12に示す黒色のベゼルを備えるPCと白色のベゼルを備えるPC)によって、画面の色の感じかたが異なることがある。
以上は、光源色と物体色との比較で説明したが、物体色どうし、光源色どうしについても、同様の問題が生じる。例えば、自動車について、ボディとバンパーとの境界を分かりにくくするために、ボディとバンパーとに塗料を塗る場合で説明する。塗料が塗られたボディの色と塗料が塗られたバンパーの色とは、いずれも物体色である。一般に、ボディは金属製であり、バンパーは樹脂製である。このため、ボディとバンパーとに同じ色の塗料を塗布したとき、下地の材料の違いが原因で、ボディとバンパーとの境界に色差が発生する。そこで、境界に色差が発生しないように、ボディに塗る塗料の色とバンパーに塗る塗料の色とは、全く同じでなく、若干異ならせている。しかし、このようにしても、ボディとバンパーとを比較して初めて、両者の境界が分かる程度の色差が生じていることに気づくことがある。
このため、アセンブリメーカーは、製品を構成する第1の部品(例えば、液晶パネル)及び第2の部品(例えば、外枠)について、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とを目視で比較していた。目視は主観的であるので、それらの色を定量化して比較することが望まれる。
特開2006−153498号公報(段落0064〜段落0065)
本発明は、製品を構成する第1の部品及び第2の部品が示す色を定量化して比較できる測色データ処理装置、測色データ処理システム、測色データ処理方法、及び、測色データ処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の局面に係る測色データ処理装置は、製品を構成する第1の部品が示す色を表す第1の測色データ、及び、前記第1の部品と異なる、前記製品を構成する第2の部品が示す色を表す第2の測色データを、ネットワークを利用して受信する測色データ受信部と、前記測色データ受信部によって受信された前記第1の測色データ及び前記第2の測色データを用いて、前記第1の部品が示す色と前記第2の部品が示す色とを比較できる比較データを生成する比較データ生成部と、を備える。
本発明によれば、製品を構成する第1の部品及び第2の部品が示す色を定量化して比較できる。
上記並びにその他の本発明の目的、特徴及び利点は、以下の詳細な記載と添付図面から明らかになるであろう。
本実施形態に係る測色データ処理システムを示すブロック図である。 図1に示す測色データ処理システムに備えられる第1のシステムで実行される動作を説明するフローチャートである。 図1に示す測色データ処理システムに備えられる測色データ処理装置で実行される動作を説明するフローチャートの前半である。 同後半である。 Yxy表色系を示すグラフである。 本実施形態の第1の変形例を説明するフローチャートである。 第1の識別情報と第2の識別情報との組み合わせリストを説明する説明図である。 測色データ対応リストを説明する説明図である。 合格不合格リストを説明する説明図である。 本実施形態の第2の変形例に係る測色データ処理システムを示すブロック図である。 計器盤を表示する液晶パネルと外装とを示す模式図である。 黒色のベゼルを備えるPC及び白色のベゼルを備えるPCを示す模式図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。各図において、同一符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その構成について、既に説明している内容については、その説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る測色データ処理システム1を示すブロック図である。第1のパーツメーカーは、第1の部品を製造し、品質検査の一つとして、第1の部品が示す色を測定する。第2のパーツメーカーは、第2の部品を製造し、品質検査の一つとして、第2の部品が示す色を測定する。アセンブリメーカーは、第1の部品と第2の部品とを用いて、製品(完成品)を組み立てる。アセンブリメーカーは、品質検査の一つとして、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との色差が、定められた規格内であるか調べる。
部品が示す色とは、部品が発光部品(例えば、表示パネル)のとき、光源色であり(例えば、表示パネルに表示される画面の色)、部品が樹脂成形品(例えば、表示パネルの外枠)のような光を反射する部品のとき、物体色である。
本実施形態は、第1の部品及び第2の部品の一方が示す色が光源色であり、他方が示す色が物体色である態様、第1の部品及び第2の部品のそれぞれが示す色が光源色である態様、第1の部品及び第2の部品のそれぞれが示す色が物体色である態様のいずれにも適用できる。
測色データ処理システム1は、インターネット3(ネットワークの一例)を利用して相互に接続可能な第1のシステム5a、第2のシステム5b及び測色データ処理装置7を備える。第1のシステム5aは、第1のパーツメーカーの社内に構築されたシステムである。第2のシステム5bは、第2のパーツメーカーの社内に構築されたシステムである。測色データ処理装置7は、アセンブリメーカーの社内に配置されている。
第1のシステム5aは、PC9(パーソナルコンピュータ)、リーダー11、測色装置13、データベース15及びサーバー17を備える。PC9、データベース15及びサーバー17は、LAN19によって相互に接続されている。
PC9には、リーダー11及び測色装置13が接続されている。リーダー11は、第1の識別情報を読み取る。第1の識別情報とは、以下の通りである。第1のパーツメーカーは、第1の部品を複数製造している。複数の第1の部品を互いに区別するために、複数の第1の部品のそれぞれついて、当該第1の部品を特定する第1の識別情報を示すタグ(例えば、ICタグ、QRコード(登録商標))が貼り付けられている。
測色装置13は、第1の部品が示す色を測定する。第1の部品が示す色が、光源色であれば、光源色測定用の測色装置13が用いられる。第1の部品が示す色が、物体色であれば、物体色測定用の測色装置13が用いられる。測色装置13によって、第1の部品が示す色が測定されたとき、測色装置13は、その第1の部品が示す色を所定の表色系で表す第1の測色データを生成する。所定の表色系とは、例えば、Lab表色系やYxy表色系である。
データベース15には、第1の部品の色データが記憶されている。第1の部品の色データとは、第1のパーツメーカーがこれまでに製造した全ての第1の部品について、第1の部品の第1の識別情報と、その第1の部品の第1の測色データと、を対応づけたデータである。
サーバー17は、インターネット3を利用してアクセス可能である。サーバー17は、データベース15に記憶されている第1の部品の色データのうち、アセンブリメーカーに公開する部分である公開データを記憶している。公開データは、例えば、今月、アセンブリメーカーに納品した全ての第1の部品について、第1の測色データと第1の識別情報とを対応づけたデータである。
サーバー17は、記憶部21、通信部23及び検索部29を備える。
記憶部21は、上記公開データを記憶している。すなわち、記憶部21は、複数の第1の部品のそれぞれについて、その第1の部品を特定する第1の識別情報と、その第1の部品の第1の測色データと、を対応づけて記憶している。記憶部21は、サーバー17のハードディスクドライブ等によって実現される。
通信部23は、サーバー17の外部の装置(例えば、データベース15、測色データ処理装置7)と通信を実行する。通信部23は、サーバー17のCPU、RAM、ROM及び通信インターフェース等によって実現される。通信部23は、受信部25及び送信部27の機能を有する。
受信部25は、インターネット3を利用して測色データ処理装置7から送信されてきた第1の識別情報を受信する。
送信部27は、次に説明する検索部29によって読み出された第1の測色データを、インターネット3を利用して測色データ処理装置7に送信する。
検索部29は、記憶部21に記憶されている公開データの中から、受信部25によって受信された第1の識別情報と対応する第1の測色データを検索し、記憶部21から読み出す。検索部29は、受信部25によって受信された第1の識別情報に対応する第1の測色データを、記憶部21から読み出す読出部として機能する。検索部29は、サーバー17のCPU、RAM及びROM等によって実現される。
第2のシステム5bを構成する要素は、第1のシステム5aを構成する要素と同じである。第2のシステム5bでは、測色の対象が第1の部品が示す色でなく、第2の部品が示す色である点で、第1のシステム5aと異なるが、それ以外は同じである。上述した第1のシステム5aの説明において、第1のパーツメーカーを第2のパーツメーカー、第1の部品を第2の部品、第1の識別情報を第2の識別情報、第1の測色データを第2の測色データとそれぞれ読み替えれば、第2のシステム5bの説明となる。
測色データ処理装置7は、通信部41、比較データ生成部47、操作部49、表示部51及び表示制御部53を備える。
通信部41は、測色データ処理装置7の外部の装置(例えば、サーバー17)と通信を実行する。通信部41は、測色データ処理装置7のCPU、RAM、ROM及び通信インターフェース等によって実現される。通信部41は、識別情報送信部43及び測色データ受信部45の機能を有する。
識別情報送信部43は、インターネット3を利用して、第1の識別情報を第1のシステム5aのサーバー17に送信し、かつ、第2の識別情報を第2のシステム5bのサーバー17に送信する。
測色データ受信部45は、インターネット3を利用して、第1のシステム5aのサーバー17から送信されてきた第1の測色データ、及び、インターネット3を利用して、第2のシステム5bのサーバー17から送信されてきた第2の測色データを受信する。
比較データ生成部47は、測色データ受信部45によって受信された第1の測色データ及び第2の測色データを用いて、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とを比較できる比較データを生成する。比較データ生成部47は、測色データ処理装置7のCPU、RAM及びROM等によって実現される。
例えば、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との色差が、比較データにされてもよいし、第1の部品が示す色の色彩値及び第2の部品が示す色の色彩値が、比較データにされてもよい。
操作部49は、測色データ処理装置7を操作するために、測色データ処理装置7を操作する者が使用する操作パネルである。
表示部51は、比較データを用いて、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とを比較した検査の結果等を画面で表示する。
表示制御部53は、上記検査の結果等を表示部51に表示させる制御をする。表示制御部53は、測色データ処理装置7のCPU、RAM及びROM等によって実現される。
次に、本実施形態に係る測色データ処理システム1の動作を説明する。測色データ処理システム1の動作は、第1のシステム5aで実行される動作、第2のシステム5bで実行される動作、及び、測色データ処理装置7の動作によって構成される。まず、第1のシステム5aで実行される動作を、図1及び図2を用いて説明する。図2は、この動作を説明するフローチャートである。以下のPC9、リーダー11、測色装置13、データベース15、サーバー17及びLAN19は、第1のシステム5aを構成する要素であり、第2のシステム5bを構成する要素ではない。
第1の部品が示す色を測定する者(以下、測定者)は、PC9を操作して、PC9をLAN19と接続する(ステップS1)。測定者は、PC9を操作して、ユーザーID及びパスワードを入力する。PC9は、LAN19を利用して、ユーザーID及びパスワードをデータベース15に送信する。これにより、PC9は、データベース15にログインすることができ(ステップS2)、データベース15は、PC9と接続する(ステップS3)。
第1のパーツメーカーは、第1の部品をロット単位で管理しているとする。測定者は、PC9を操作して、測色の対象となるロットを特定するロット番号を入力する(ステップS4)。PC9は、LAN19を利用して、入力されたロット番号をデータベース15に送信する(ステップS5)。データベース15は、送信されてきたロット番号を受信し、記憶する(ステップS6)。
測定者は、ロット番号が入力されたロットを構成する第1の部品群のうち、一つの第1の部品について、リーダー11を用いて、その部品に貼り付けられているタグで示される第1の識別情報を読み取る(ステップS7)。PC9は、リーダー11によって読み取られた第1の識別情報を記憶する(ステップS8)。
測定者は、測色装置13を用いて、ステップ7で第1の識別情報が読み取られた第1の部品が示す色を測定する(ステップS9)。これにより、測色装置13は、測定された色を表す第1の測色データを生成し、PC9に送る。PC9は、送られてきた第1の測色データを、ステップS8で記憶している第1の識別情報と対応づけて記憶する(ステップS10)。
測定者は、ロットを構成する第1の部品群に属する全ての第1の部品について、色の測定が完了していないとき(ステップS11でNo)、ステップS7に戻る。
測定者は、ロットを構成する第1の部品群に属する全ての第1の部品について、色の測定が完了したとき(ステップS11でYes)、PC9を操作して、そのロットの色情報を、LAN19を利用して、データベース15に送信する(ステップS12)。ロットの色情報には、そのロットを構成する第1の部品群に属する第1の部品のそれぞれに関する、第1の測色データ及び第1の識別情報、並びに、測色装置13の機器情報、測色年月日、測色条件及び観察条件が含まれる。
データベース15は、PC9から送信されてきたロットの色情報を受信し、記憶する(ステップS13)。このロットの色情報は、上述した第1の部品の色データを構成する。
測定者は、次のロットがあれば(ステップS14でYes)、ステップS4に戻り、次のロットがなければ(ステップS14でNo)、PC9を操作して、測色終了を入力する。これにより、PC9は、LAN19を利用して、測色終了通知をデータベース15に送信する(ステップS15)。
データベース15は、ステップS13後、測色終了通知を受信しないとき(ステップS16でNo)、すなわち、次のロットを構成する第1の部品群について、色が測定されるとき、ステップS6に戻る。
データベース15は、測色終了通知を受信したとき(ステップS16でYes)、サーバー17にログインする処理をする。これにより、データベース15は、サーバー17にログインし(ステップS17)、サーバー17は、データベース15と接続する(ステップS18)。
そして、データベース15は、ステップS13で記憶されたロットの色情報(ロットが複数あれば、複数のロットの色情報)を、LAN19を利用して、サーバー17に送信する(ステップS19)。サーバー17は、送信されてきたロットの色情報を受信し、記憶部21に記憶させる(ステップS20)。
ステップS19の後、データベース15は、ログアウトする処理をする。これにより、データベース15は、サーバー17に対してログアウトし(ステップS21)、サーバー17は、データベース15との接続を遮断する(ステップS22)。
第2のシステム5bで実行される動作は、上述した第1のシステム5aで実行される動作において、第1のパーツメーカーを第2のパーツメーカー、第1の部品を第2の部品、第1の識別情報を第2の識別情報、第1の測色データを第2の測色データとそれぞれ読み替えれば、第2のシステム5bで実行される動作の説明となる。従って、第2のシステム5bで実行される動作の説明は省略する。
測色データ処理装置7の動作を、図1、図3及び図4を用いて説明する。図3及び図4は、その動作を説明するフローチャートである。第1の部品と第2の部品の組が多数あり、同じ組の第1の部品と第2の部品とを用いて一つの製品が組み立てられる。アセンブリメーカーでは、製品の組み立て工程において、同じ組の第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とを比較して、色差が規格内(予め定められた値より小さい)であれば、その組の第1の部品と第2の部品とは合格品とされ、色差が規格外であれば、その組の第1の部品と第2の部品とは不合格品とされる。
第1のシステム5aのサーバー17及び第2のシステム5bのサーバー17は、予めインターネット3に接続されているとする。第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との色差を検査する者(検査者)は、操作部49を操作して、測色データ処理装置7をインターネット3に接続する(ステップT1)。
検査者は、操作部49を操作して、第1のシステム5aのサーバー17にログインするためのユーザーID及びパスワードを入力し、かつ、第2のシステム5bのサーバー17にログインするためのユーザーID及びパスワードを入力する。通信部41は、インターネット3を利用して、第1のシステム5aのサーバー17にログインするためのユーザーID及びパスワードを第1のシステム5aのサーバー17に送信し、かつ、第2のシステム5bのサーバー17にログインするためのユーザーID及びパスワードを第2のシステム5bのサーバー17に送信する。これにより、測色データ処理装置7は、第1のシステム5aのサーバー17及び第2のシステム5bのサーバー17にログインすることができ(ステップT2)、第1のシステム5aのサーバー17は、測色データ処理装置7と接続し(ステップT3)、第2のシステム5bのサーバー17は、測色データ処理装置7と接続する(ステップT4)。
検査者は、最初の組について、測色データ処理装置7に接続されているリーダー(不図示)を用いて、第1の部品に貼り付けられているタグで示される第1の識別情報を読み取る(ステップT5)。識別情報送信部43は、読み取られた第1の識別情報を、インターネット3を利用して、第1のシステム5aのサーバー17に送信する(ステップT6)。
第1のシステム5aのサーバー17において、受信部25は、第1の識別情報を受信したか否かを判断する(ステップT7)。受信部25が第1の識別情報を受信していないとき(ステップT7でNo)、ステップT12へ進む。
受信部25が第1の識別情報を受信したとき(ステップT7でYes)、検索部29は、記憶部21に記憶されている複数の第1の識別情報の中から、受信部25が受信した第1の識別情報と一致する第1の識別情報に対応する第1の測色データを検索する(ステップT8)。
検索部29は、検索した第1の測色データを、記憶部21から読み出す(ステップT9)。
送信部27は、検索部29が読み出した第1の測色データ及びこれに対応する第1の識別情報(すなわち、ステップT7で受信部25が受信した第1の識別情報)を、インターネット3を利用して、測色データ処理装置7に送信する(ステップT10)。
測色データ処理装置7において、測色データ受信部45は、ステップT10で送信されてきた第1の測色データ及びこれに対応する第1の識別情報を受信する(ステップT11)。
第1のシステム5aのサーバー17は、測色データ処理装置7との接続が遮断されているか否かを判断する(ステップT12)。測色データ処理装置7が、第1のシステム5aのサーバー17に対してログアウトしたとき、第1のシステム5aのサーバー17は、測色データ処理装置7との接続が遮断される。
第1のシステム5aのサーバー17が、測色データ処理装置7と接続されていると判断したとき(ステップT12でNo)、測色データ処理システム1の動作は、ステップT7に戻る。検査者が、最初の組の次の組について、測色データ処理装置7に接続されているリーダー(不図示)を用いて、第1の部品に貼り付けられているタグで示される第1の識別情報を読み取り(ステップT5)、識別情報送信部43が第1の識別情報を送信したとき(ステップT6)、ステップT7の処理がされる。
第1のシステム5aのサーバー17が、測色データ処理装置7との接続が遮断されていると判断したとき(ステップT12でYes)、第1のシステム5aのサーバー17での処理は終了する。
第1のシステム5aのサーバー17と測色データ処理装置7との間の処理(ステップT5〜ステップT12)と同様の処理が、第2のシステム5bのサーバー17と測色データ処理装置7との間でも実行される(ステップT13〜ステップT20)。以下、説明する。
検査者は、最初の組について、測色データ処理装置7に接続されているリーダー(不図示)を用いて、第2の部品に貼り付けられているタグで示される第2の識別情報を読み取る(ステップT13)。識別情報送信部43は、読み取られた第2の識別情報を、インターネット3を利用して、第2のシステム5bのサーバー17に送信する(ステップT14)。
第2のシステム5bのサーバー17において、受信部25は、第2の識別情報を受信したか否かを判断する(ステップT15)。受信部25が第2の識別情報を受信していないとき(ステップT15でNo)、測色データ処理システム1の動作は、ステップT19へ進む。
受信部25が第2の識別情報を受信したとき(ステップT15でYes)、検索部29は、記憶部21に記憶されている複数の第2の識別情報の中から、受信部25が受信した第2の識別情報と一致する第2の識別情報に対応する第2の測色データを検索する(ステップT16)。
検索部29は、検索した第2の測色データを、記憶部21から読み出す(ステップT17)。
送信部27は、検索部29が読み出した第2の測色データ及びこれに対応する第2の識別情報(すなわち、ステップT15で受信部25が受信した第2の識別情報)を、インターネット3を利用して、測色データ処理装置7に送信する(ステップT18)。
測色データ処理装置7において、測色データ受信部45は、ステップT18で送信されてきた第2の測色データ及びこれに対応する第2の識別情報を受信する(ステップT20)。
第2のシステム5bのサーバー17は、測色データ処理装置7との接続が遮断されているか否かを判断する(ステップT19)。測色データ処理装置7が、第2のシステム5bのサーバー17に対してログアウトしたとき、第2のシステム5bのサーバー17は、測色データ処理装置7との接続が遮断される。
第2のシステム5bのサーバー17が、測色データ処理装置7と接続されていると判断したとき(ステップT19でNo)、ステップT15に戻る。検査者が、最初の組の次の組について、測色データ処理装置7に接続されているリーダー(不図示)を用いて、第2の部品に貼り付けられているタグで示される第2の識別情報を読み取り(ステップT13)、識別情報送信部43が第2の識別情報を送信したとき(ステップT14)、ステップT15の処理がされる。
第2のシステム5bのサーバー17が、測色データ処理装置7との接続が遮断されていると判断したとき(ステップT19でYes)、第2のシステム5bのサーバー17での処理は終了する。
測色データ処理装置7は、最初の組について、ステップT11で受信した第1の測色データで示される色の表色系と、ステップT20で受信した第2の測色データで示される色の表色系とが一致するか否かを判断する(ステップT21)。
測色データ処理装置7は、表色系が一致しないと判断したとき(ステップT21でNo)、表色系を一致させる処理をする(ステップT22)。
ステップT22の後、又は、測色データ処理装置7が、表色系が一致すると判断したとき(ステップT21でYes)、比較データ生成部47は、最初の組について、ステップT11で受信した第1の測色データで表される色と、ステップT20で受信した第2の測色データで表される色との色差を演算する(ステップT23)。
比較データ生成部47は、ステップT23で演算された色差が、予め定められた値より小さいか否かを判断する(ステップT24)。
比較データ生成部47が、色差が、予め定められた値より小さいと判断したとき(ステップT24でYes)、表示制御部53は、最初の組について、第1の部品と第2の部品とが合格品であることを、表示部51に表示させる(ステップT25)。これに対して、比較データ生成部47が、色差が、予め定められた値以上と判断したとき(ステップT24でNo)、表示制御部53は、最初の組について、第1の部品と第2の部品とが不合格品であることを、表示部51に表示させる(ステップT26)。
検査者は、最後の組について、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との色差の検査が終了していないとき(ステップT27でNo)、ステップT5に戻り、次の組について、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との色差を検査する。
検査者は、最後の組について、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との色差の検査が終了したとき(ステップT27でYes)、操作部49を操作して、第1のシステム5aのサーバー17及び第2のシステム5bのサーバー17に対して、測色データ処理装置7をログアウトさせて、検査を終了する。
本実施形態の主な効果を説明する。測色データ処理装置7は、第1の部品が示す色を表す第1の測色データ、及び、第2の部品が示す色を表す第2の測色データを、インターネット3を利用して受信し(図3のステップT11、ステップT20)、これらのデータを用いて、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とを比較し(図4のステップT23、ステップT24)、その結果を表示する(図4のステップT25、ステップT26)。従って、製品を構成する第1の部品及び第2の部品が示す色を定量化して比較できる。
アセンブリメーカーが測色装置13を用意して、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とを測定して、これらの色を比較することが考えられる。しかし、アセンブリメーカーが、測色工程と比較工程との両方を実行しなければならず、アセンブリメーカーに負担が生じる。本実施形態によれば、第1の部品及び第2の部品が示す色の測定をそれぞれ第1,第2のパーツメーカーが分担し、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との比較をアセンブリメーカーが分担できるので、アセンブリメーカーの負担を小さくすることができる。
第1の部品及び第2の部品の一方を、表示パネル(例えば、液晶パネル、有機ELパネル)とし、他方を、表示パネルを保持(支持)する外枠とし、一方が示す色を、表示パネルに表示される画面の色とし、他方が示す色を、外枠の色としたとき、以下の(1)〜(3)が言える。
(1)第1の部品及び第2の部品は、製品の外観を構成している。このため、第1の部品及び第2の部品は、製品の外側から見えるので、第1の部品及び第2の部品が示す色の管理は重要である。
(2)製品において、第1の部品と第2の部品とは、隣接している。第1の部品と第2の部品とが隣接していれば、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とが、僅かに違っても認識できるので、第1の部品及び第2の部品が示す色の管理は、特に重要である。
(3)図5は、Yxy表色系を示すグラフである。表色系において、物体色の範囲は、光源色の範囲より広い。これは、光源色が、色の異なる複数の光源(例えば、RGB光源)によって表現されるので、表現できる色に制限があるからである。第1の部品及び第2の部品の他方が示す色(物体色)の値が、光源色の範囲外にあり、その値が光源色の範囲から大きく離れているとき、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との差が大きくなる。本実施形態によれば、これを色差として定量化することができる。
本実施形態の第1の変形例を、主に図1及び図6を用いて説明する。図6は、第1の変形例を説明するフローチャートである。本実施形態では、製品の組み立て工程において、各組の第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との色差を検査したが、第1の変形例では、所定数の製品の組み立て完了後、各組の第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との色差をまとめて検査する。
ステップU1〜U4までの処理は、図3に示すステップT1〜T4までの処理と同じであり、説明を省略する。
検査者は、図7に示す第1の識別情報と第2の識別情報との組み合わせリストを予め作成する。図7に示すリストは、製品のシリアル番号、その番号の製品を構成する第1の部品の第1の識別情報、及び、その番号の製品を構成する第2の部品の第2の識別情報を示している。
検査者は、図7に示す組み合わせリストを、測色データ処理装置7に入力する(ステップU5)。入力は、操作部49を用いた手入力でもよいし、リーダーを用いたバーコード入力でもよい。
識別情報送信部43は、インターネット3を利用して、図7に示す第1の識別情報の集まりである第1の識別情報リストを、第1のシステム5aのサーバー17に送信し、かつ、第2の識別情報の集まりである第2の識別情報リストを、第2のシステム5bのサーバー17に送信する(ステップU6)。
第1のシステム5aにおいて、受信部25は、測色データ処理装置7から送信されてきた第1の識別情報リストを受信する(ステップU7)。
第1のシステム5aにおいて、検索部29は、記憶部21に記憶されている複数の第1の識別情報の中から、受信部25が受信した第1の識別情報リストに含まれる第1の識別情報のそれぞれについて、対応する第1の測色データを検索する(ステップU8)。
検索部29は、ステップU8で検索された第1の測色データを、記憶部21から読み出し、ステップU8で検索された第1の測色データ及びこれに対応する第1の識別情報のリスト(第1の測色データリスト)を作成する(ステップU9)。
第1のシステム5aにおいて、送信部27は、ステップU9で作成された第1の測色データリストを、インターネット3を利用して、測色データ処理装置7に送信する(ステップU10)。これにより、第1のシステム5aの動作は終了する。
測色データ処理装置7において、測色データ受信部45は、ステップU10で送信されてきた第1の測色データリストを受信する(ステップU11)。
第1のシステム5aのサーバー17と測色データ処理装置7との間の処理(ステップU7〜ステップU11)と同様の処理が、第2のシステム5bのサーバー17と測色データ処理装置7との間でも実行される(ステップU12〜ステップU16)。以下、説明する。
第2のシステム5bにおいて、受信部25は、測色データ処理装置7から送信されてきた第2の識別情報リストを受信する(ステップU12)。
第2のシステム5bにおいて、検索部29は、記憶部21に記憶されている複数の第2の識別情報の中から、受信部25が受信した第2の識別情報リストに含まれる第2の識別情報のそれぞれについて、対応する第2の測色データを検索する(ステップU13)。
検索部29は、ステップU13で検索された第2の測色データを、記憶部21から読み出し、ステップU13で検索された第2の測色データ及びこれに対応する第2の識別情報のリスト(第2の測色データリスト)を作成する(ステップU14)。
第2のシステム5bにおいて、送信部27は、ステップU14で作成された第2の測色データリストを、インターネット3を利用して、測色データ処理装置7に送信する(ステップU15)。これにより、第2のシステム5bの動作は終了する。
測色データ処理装置7において、測色データ受信部45は、ステップU15で送信されてきた第2の測色データリストを受信する(ステップU16)。
測色データ処理装置7は、ステップU11で受信した第1の測色データリストに含まれる第1の測色データで示される色の表色系と、ステップU16で受信した第2の測色データリストに含まれる第2の測色データで示される色の表色系とが一致するか否かを判断する(ステップU17)。
測色データ処理装置7は、表色系が一致しないと判断したとき(ステップU17でNo)、表色系を一致させる処理をする(ステップU18)。
ステップU18の後、又は、測色データ処理装置7が、表色系が一致すると判断したとき(ステップU17でYes)、比較データ生成部47は、図7に示すリスト、ステップU11で得られた第1の測色データリスト、及び、ステップU16で得られた第2の測色データリストを用いて、図8に示す測色データ対応リストを作成する(ステップU19)。図8に示すリストは、製品のシリアル番号、その番号の製品を構成する第1の部品の第1の識別情報及び第1の測色データ、並びに、その番号の製品を構成する第2の部品の第2の識別情報及び第2の測色データを示している。
比較データ生成部47は、図8に示す測色データ対応リストを用いて、各組の第1の部品及び第2の部品について、ステップU20、ステップU21、ステップU22及びステップU23の処理をする。ステップU20は、ステップT23と同じであり、ステップU21は、ステップT24と同じであり、ステップU22は、ステップT25と同じであり、ステップU23は、ステップT26と同じであるので、説明を省略する。
比較データ生成部47は、各組の第1の部品及び第2の部品について、図9に示す合格不合格リストを生成する(ステップU24)。図9に示すリストは、製品のシリアル番号、その番号の製品を構成する第1の部品の第1の識別情報及び第1の測色データ、その番号の製品を構成する第2の部品の第2の識別情報及び第2の測色データ、色差、並びに、合否を示している。
表示制御部53は、図9に示すリストを、表示部51に表示させる(ステップU25)。検査者は、操作部49を操作して、第1のシステム5aのサーバー17及び第2のシステム5bのサーバー17に対して、測色データ処理装置7をログアウトさせて、検査を終了する。なお、図7に示すリストが複数あれば、ステップU25の後、ステップU5に戻る。
本実施形態の第2の変形例を説明する。図10は、第2の変形例に係る測色データ処理システム2を示すブロック図である。第1のシステム5a及び第2のシステム5bは、サーバー17を備えておらず、アセンブリメーカーの社内に、測色データ処理装置7及びインターネット3に接続されたサーバー17が設置されている。
図1に示す測色データ処理システム1では、第1の測色データを記憶するサーバー17(第1のシステム5aのサーバー17)、及び、第2の測色データを記憶するサーバー17(第2のシステム5bのサーバー17)が、それぞれ、別の場所に設置されている。これに対して、第2の変形例では、一つのサーバー17に第1の測色データ及び第2の測色データが記憶されており、一つのサーバー17が、第1のシステム5aのサーバー17及び第2のシステム5bのサーバー17の機能を有する。
図1に示すように、サーバー17が第1のパーツメーカー及び第2のパーツメーカーの社内に設置されている例、並びに、図10に示すように、サーバー17がアセンブリメーカーの社内に設置されている例を説明した。しかしながら、サーバー17がクラウドのとき、サーバー17の設置箇所は固定されない。
本実施形態の第3の変形例を説明する。第1の部品が自動車のボディ、第2の部品が自動車のバンパーとする。ボディを作製したパーツメーカーの塗料部門が測定した、塗料が塗られたボディの色のデータ(第1の測色データ)と、バンパーを作製したバーツメーカの塗料部門が測定した、塗料が塗られたバンパーの色のデータ(第2の測色データ)は、サーバー17(図1、図10)に記憶されている。アセンブリメーカーは、これらの色のデータを入手することができる。アセンブリメーカーが、ボディにバンパーを取り付けた後、本実施形態を用いて、塗料が塗られたボディの色と塗料が塗られたバンパーの色とを比較する態様を考える。この態様では、比較の結果、不合格のとき、バンパーをボディから取り外す作業が発生する。そこで、第3の変形例では、アセンブリメーカーが、バンパーをボディに取り付ける前に、本実施形態を用いて、塗料が塗られたボディの色と塗料が塗られたバンパーの色とを比較する。比較の結果、合格のとき、バンパーをボディに取り付ける。第3の変形例によれば、塗料が塗られたボディの色と塗料が塗られたバンパーの色を比較した結果、不合格であっても、バンパーをボディから取り外す作業が発生しないので、自動車を組み立てる作業の効率が向上する。
(実施形態の纏め)
第1の局面に係る測色データ処理装置は、製品を構成する第1の部品が示す色を表す第1の測色データ、及び、前記第1の部品と異なる、前記製品を構成する第2の部品が示す色を表す第2の測色データを、ネットワークを利用して受信する測色データ受信部と、前記測色データ受信部によって受信された前記第1の測色データ及び前記第2の測色データを用いて、前記第1の部品が示す色と前記第2の部品が示す色とを比較できる比較データを生成する比較データ生成部と、を備える。
第1の局面に係る測色データ処理装置は、第1の部品が示す色を表す第1の測色データ、及び、第2の部品が示す色を表す第2の測色データを、ネットワークを利用して受信し、これらのデータを用いて、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とを比較できる比較データを生成する。従って、製品を構成する第1の部品及び第2の部品が示す色を定量化して比較できる。
アセンブリメーカーが測色装置を用意して、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とを測定して、これらの色を比較することが考えられる。しかし、アセンブリメーカーが、測色工程と比較工程との両方を実行しなければならず、アセンブリメーカーにとって負担である。第1の局面に係る測色データ処理装置によれば、第1の部品及び第2の部品が示す色の測定をそれぞれパーツメーカーが分担し、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との比較をアセンブリメーカーが分担できるので、アセンブリメーカーの負担を小さくすることができる。
部品が示す色とは、部品が発光部品(例えば、表示パネル)のとき、光源色であり(例えば、表示パネルに表示される画面の色)、部品が樹脂成形品(例えば、表示パネルの外枠)のような光を反射する部材のとき、物体色である。
比較データとして、例えば、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との色差や、第1の部品が示す色の色彩値及び第2の部品が示す色の色彩値がある。
上記構成において、前記第1の部品及び前記第2の部品は、前記製品の外観を構成している。
第1の部品及び第2の部品が、製品の外観を構成しているとき、製品の外側から見えるので、第1の部品及び第2の部品が示す色の管理は重要である。
上記構成において、前記製品では、前記第1の部品と前記第2の部品とが、隣接している。
第1の部品と第2の部品とが隣接していれば、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とが、僅かに違っても認識できるので、第1の部品及び第2の部品が示す色の管理は、特に重要である。
上記構成において、前記第1の部品及び前記第2の部品の一方が示す色は、光源色であり、他方が示す色は、物体色である。
表色系において、物体色の範囲は、光源色の範囲より広い。これは、光源色が、色の異なる複数の光源(例えば、RGB光源)によって表現されるので、表現できる色に制限があるからである。第1の部品及び第2の部品の他方が示す色(物体色)の値が、光源色の範囲外にあり、その値が光源色の範囲から大きく離れているとき、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との差が大きくなる。この構成によれば、これを定量化(例えば、色差)することができる。
上記構成において、前記一方が示す色は、表示パネルに表示される画面の色であり、前記他方が示す色は、前記表示パネルを保持する外枠の色である。
この構成は、第1の部品及び第2の部品の一方が示す色が光源色であり、他方が示す色が物体色である具体例であり、また、製品の外観を構成する第1の部品及び第2の部品の具体例であり、さらに、製品において、第1の部品と第2の部品とが、隣接している具体例である。
表示パネルとは、例えば、液晶パネル、有機ELパネルである。
上記構成において、前記比較データ生成部は、前記第1の部品が示す色と前記第2の部品が示す色との色差を示す前記比較データを生成する。
この構成は、比較データの具体例である。
第2の局面に係る測色データ処理システムは、前記測色データ処理装置、並びに、前記測色データ処理装置と前記ネットワークによって接続された第1のサーバー部及び第2のサーバー部を備える測色データ処理システムであって、前記第1のサーバー部は、前記第1の部品を特定する第1の識別情報と、前記第1の測色データと、を対応づけて記憶する第1の記憶部と、前記ネットワークを利用して前記測色データ処理装置から送信されてきた前記第1の識別情報を受信する第1の受信部と、前記第1の受信部によって受信された前記第1の識別情報に対応する前記第1の測色データを、前記第1の記憶部から読み出す第1の読出部と、前記第1の読出部によって読み出された前記第1の測色データを、前記ネットワークを利用して前記測色データ処理装置に送信する第1の送信部と、を備え、前記第2のサーバー部は、前記第2の部品を特定する第2の識別情報と、前記第2の測色データと、を対応づけて記憶する第2の記憶部と、前記ネットワークを利用して前記測色データ処理装置から送信されてきた前記第2の識別情報を受信する第2の受信部と、前記第2の受信部によって受信された前記第2の識別情報に対応する前記第2の測色データを、前記第2の記憶部から読み出す第2の読出部と、前記第2の読出部によって読み出された前記第2の測色データを、前記ネットワークを利用して前記測色データ処理装置に送信する第2の送信部と、を備え、前記測色データ処置装置は、さらに、前記ネットワークを利用して、前記第1の識別情報を前記第1のサーバー部に送信し、かつ、前記第2の識別情報を前記第2のサーバー部に送信する識別情報送信部を備え、前記測色データ受信部は、前記ネットワークを利用して、前記第1のサーバー部から送信されてきた前記第1の測色データ、及び、前記ネットワークを利用して、前記第2のサーバー部から送信されてきた前記第2の測色データを受信する。
第2の局面に係る測色データ処理システムによれば、測色データ処理装置は、第1のサーバー部に記憶されている第1の測色データと、第2のサーバー部に記憶されている第2の測色データとを用いて比較データを生成する。第2の局面に係る測色データ処理システムは、第1の局面に係る測色データ処理装置を備えるので、第1の局面に係る測色データ処理装置と同様の作用効果を有する。
第1のサーバー部及び第2のサーバー部が、それぞれ、別の場所に設置された態様でもよいし、一つのサーバーが、第1のサーバー部及び第2のサーバー部の機能を有する態様でもよい。
上記構成において、前記第1の部品が示す色を測定して、前記第1の測色データを生成する第1の測色装置と、前記第2の部品が示す色を測定して、前記第2の測色データを生成する第2の測色装置と、をさらに備え、前記第1の記憶部は、前記第1の測色装置によって生成された前記第1の測色データを、前記第1の識別データと対応づけて記憶しており、前記第2の記憶部は、前記第2の測色装置によって生成された前記第2の測色データを、前記第2の識別データと対応づけて記憶している。
この構成によれば、第1のパーツメーカーが第1の測色装置を用いて第1の部品が示す色を測定し、第2のパーツメーカーが第2の測色装置を用いて第2の部品が示す色を測定し、アセンブリメーカーが測色データ処理装置を用いて、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色とを比較できる。従って、第1の部品が示す色の測定を第1のパーツメーカーが分担し、第2の部品が示す色の測定を第2のパーツメーカーが分担し、第1の部品が示す色と第2の部品が示す色との比較をアセンブリメーカーが分担できるので、アセンブリメーカーの負担を小さくすることができる。
第3の局面に係る測色データ処理方法は、製品を構成する第1の部品が示す色を表す第1の測色データ、及び、前記第1の部品と異なる、前記製品を構成する第2の部品が示す色を表す第2の測色データを、ネットワークを利用して受信する第1のステップと、前記第1のステップによって受信された前記第1の測色データ及び前記第2の測色データを用いて、前記第1の部品が示す色と前記第2の部品が示す色とを比較できる比較データを生成する第2のステップと、を備える。
第3の局面に係る測色データ処理方法は、第1の局面に係る測色データ処理装置と同様の作用効果を有する。
第4の局面に係る測色データ処理プログラムは、コンピュータを、製品を構成する第1の部品が示す色を表す第1の測色データ、及び、前記第1の部品と異なる、前記製品を構成する第2の部品が示す色を表す第2の測色データを、ネットワークを利用して受信する測色データ受信部、及び、前記測色データ受信部によって受信された前記第1の測色データ及び前記第2の測色データを用いて、前記第1の部品が示す色と前記第2の部品が示す色とを比較できる比較データを生成する比較データ生成部として機能させる。
第4の局面に係る測色データ処理プログラムは、第1の局面に係る測色データ処理装置と同様の作用効果を有する。
この出願は、2014年12月16日に出願された日本国特許出願特願2014−254130を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。

Claims (8)

  1. 第1のメーカーの社内に配置された測色データ処理装置、並びに、前記測色データ処理装置とネットワークによって接続された、第2のメーカーの社内に配置された第1のサーバー部及び第3のメーカーの社内に配置された第2のサーバー部を備える測色データ処理システムであって、
    前記測色データ処理装置は、
    製品を構成する第1の部品が示す色を表す第1の測色データ、及び、前記第1の部品と異なる、前記製品を構成する第2の部品が示す色を表す第2の測色データを、前記ネットワークを利用して受信する測色データ受信部と、
    前記測色データ受信部によって受信された前記第1の測色データ及び前記第2の測色データを用いて、前記第1の部品が示す色と前記第2の部品が示す色とを比較できる比較データを生成する比較データ生成部と、を備え、
    前記測色データ処理装置は、前記比較データが生成される前に、前記第1の測色データで示される色の表色系と前記第2の測色データで示される色の前記表色系とが一致するか否かを判断し、前記表色系が一致しないと判断したとき、前記表色系を一致させる処理をし、
    前記第1のサーバー部は、
    前記第1の部品を特定する第1の識別情報と、前記第1の測色データと、を対応づけて記憶する第1の記憶部と、
    前記ネットワークを利用して前記測色データ処理装置から送信されてきた前記第1の識別情報を受信する第1の受信部と、
    前記第1の受信部によって受信された前記第1の識別情報に対応する前記第1の測色データを、前記第1の記憶部から読み出す第1の読出部と、
    前記第1の読出部によって読み出された前記第1の測色データを、前記ネットワークを利用して前記測色データ処理装置に送信する第1の送信部と、を備え、
    前記第2のサーバー部は、
    前記第2の部品を特定する第2の識別情報と、前記第2の測色データと、を対応づけて記憶する第2の記憶部と、
    前記ネットワークを利用して前記測色データ処理装置から送信されてきた前記第2の識別情報を受信する第2の受信部と、
    前記第2の受信部によって受信された前記第2の識別情報に対応する前記第2の測色データを、前記第2の記憶部から読み出す第2の読出部と、
    前記第2の読出部によって読み出された前記第2の測色データを、前記ネットワークを利用して前記測色データ処理装置に送信する第2の送信部と、を備え、
    前記測色データ処装置は、さらに、
    前記ネットワークを利用して、前記第1の識別情報を前記第1のサーバー部に送信し、かつ、前記第2の識別情報を前記第2のサーバー部に送信する識別情報送信部を備え、
    前記測色データ受信部は、前記ネットワークを利用して、前記第1のサーバー部から送信されてきた前記第1の測色データ、及び、前記ネットワークを利用して、前記第2のサーバー部から送信されてきた前記第2の測色データを受信する測色データ処理システム。
  2. 前記第2のメーカーの社内に配置された、前記第1の測色データを記憶する第1のデータベースをさらに備え、
    前記第1のサーバー部は、前記第1のデータベースに記憶されている前記第1の測色データのうち、前記第1のメーカーに公開するデータを記憶しており、
    前記第3のメーカーの社内に配置された、前記第2の測色データを記憶する第2のデータベースをさらに備え、
    前記第2のサーバー部は、前記第2のデータベースに記憶されている前記第2の測色データのうち、前記第1のメーカーに公開するデータを記憶している、請求項1に記載の測色データ処理システム。
  3. 前記第1の部品及び前記第2の部品は、前記製品の外観を構成している請求項1または2記載の測色データ処理システム
  4. 前記製品において、前記第1の部品と前記第2の部品とは、隣接している請求項1〜3のいずれか一項に記載の測色データ処理システム
  5. 前記第1の部品及び前記第2の部品の一方が示す色は、光源色であり、他方が示す色は、物体色である請求項1〜4のいずれか一項に記載の測色データ処理システム
  6. 前記一方が示す色は、表示パネルに表示される画面の色であり、前記他方が示す色は、前記表示パネルを保持する外枠の色である請求項5に記載の測色データ処理システム
  7. 前記比較データ生成部は、前記第1の部品が示す色と前記第2の部品が示す色との色差を示す前記比較データを生成する請求項1〜6のいずれか一項に記載の測色データ処理システム
  8. 前記第1の部品が示す色を測定して、前記第1の測色データを生成する第1の測色装置と、
    前記第2の部品が示す色を測定して、前記第2の測色データを生成する第2の測色装置と、をさらに備え、
    前記第1の記憶部は、前記第1の測色装置によって生成された前記第1の測色データを、前記第1の識別情報と対応づけて記憶しており、
    前記第2の記憶部は、前記第2の測色装置によって生成された前記第2の測色データを、前記第2の識別情報と対応づけて記憶している請求項1〜7のいずれか一項に記載の測色データ処理システム
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