JP6743470B2 - 画像蓄積装置及び画像蓄積プログラム - Google Patents

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本発明は、画像蓄積装置及び画像蓄積プログラムに関する。
特許文献1には、外部から受信した画像データを外部メモリに一時的に保存するとともに、当該外部メモリを介した情報漏えいを好適に防止する画像形成装置、それらの制御方法、及びプログラムを提供することを課題とし、画像形成装置は、ネットワークを介して外部装置から画像データを受信すると、画像形成装置の記憶部に画像データを格納できるか否かと、外部メモリに画像データを格納する設定が行われているか否かとの判定結果に基づいて、画像データを前記記憶部へ格納するか、外部メモリに画像データを格納するか、又は、画像データの受信を拒否し、さらに、外部メモリに画像データを格納する設定が行われていると判定されると、設定が有効であるため外部メモリを用いた他の画像データの入出力処理を制限することが開示されている。
特許文献2には、複数の画像データの重要度の組み合わせに応じた画像データの柔軟な保存種類の選択を行うことを課題とし、イメージデータの保存を行うサーバーであって、イメージデータの取引内容に関する情報を格納している各DBと、イメージデータと、当該イメージデータに関する取引内容が送受信部を介して受信されると、入力された取引内容に応じて、複数のイメージデータの圧縮方式から1つを決定する圧縮方式決定部と、決定した圧縮方式に従って、イメージデータを変換し、保存するイメージ圧縮部と、を有することが開示されている。
特開2013−090201号公報 特開2010−206450号公報
画像処理装置から画像を受け付け、その画像を蓄積することが行われている。
ところで、画像を蓄積するためには大容量の蓄積装置が必要となる。特許文献1等に記載の技術では、外部メモリに画像を格納すること等が行われている。しかし、画像が文字中心であったとしても、その画像を蓄積することとなってしまう。
本発明は、画像内の文字数が予め定められた閾値より多い又は以上である場合は、その画像の代替として、画像よりも容量が少ない文字を蓄積するようにした画像蓄積装置及び画像蓄積プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、画像処理装置から画像を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた画像内から文字を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された文字の文字数が予め定められた閾値より多い又は以上である場合は、前記画像の代替として、該文字を蓄積する蓄積手段を有し、前記蓄積手段は、前記抽出手段によって抽出された文字の文字数が予め定められた第1の閾値より多い又は以上である場合は、前記画像の代替として、該文字を蓄積し、予め定められた第1の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、該文字数が該第1の閾値未満又は以下であって、第2の閾値より多い又は以上である場合は、該画像の代替として、該文字を蓄積し、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、該文字数が該第2の閾値未満又は以下である場合は、該画像を蓄積し、前記第1の解像度よりも低い第3の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも低い、画像蓄積装置である。
請求項の発明は、前記蓄積手段は、前記画像内の文字に、予め定められた文字列が含まれているか否かにしたがって、画像を蓄積するか、文字を蓄積するかを決定する、請求項1に記載の画像蓄積装置である。
請求項の発明は、前記蓄積手段は、文字数と予め定められた文字列によって決定した蓄積対象が異なる場合は、予め定められた文字列によって決定した蓄積対象にしたがって、蓄積を行う、請求項に記載の画像蓄積装置である。
請求項の発明は、前記蓄積手段は、前記画像内の構造にしたがって、該画像を蓄積するか、文字を蓄積するかを決定する、請求項1に記載の画像蓄積装置である。
請求項の発明は、前記蓄積手段は、文字数と構造によって決定した蓄積対象が異なる場合は、構造によって決定した蓄積対象にしたがって、蓄積を行う、請求項に記載の画像蓄積装置である。
請求項の発明は、コンピュータを、画像処理装置から画像を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられた画像内から文字を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された文字の文字数が予め定められた閾値より多い又は以上である場合は、前記画像の代替として、該文字を蓄積する蓄積手段として機能させ、前記蓄積手段は、前記抽出手段によって抽出された文字の文字数が予め定められた第1の閾値より多い又は以上である場合は、前記画像の代替として、該文字を蓄積し、予め定められた第1の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、該文字数が該第1の閾値未満又は以下であって、第2の閾値より多い又は以上である場合は、該画像の代替として、該文字を蓄積し、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、該文字数が該第2の閾値未満又は以下である場合は、該画像を蓄積し、前記第1の解像度よりも低い第3の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも低い、画像蓄積プログラムである。
請求項1の画像蓄積装置によれば、画像内の文字数が予め定められた閾値より多い又は以上である場合は、その画像の代替として、画像よりも容量が少ない文字を蓄積することができる。また、文字数に適した縮小画像を生成して蓄積することができる。
請求項の画像蓄積装置によれば、画像内の文字に、予め定められた文字列が含まれているか否かにしたがって、画像を蓄積するか、文字を蓄積するかを決定することができる。
請求項の画像蓄積装置によれば、文字数と予め定められた文字列によって決定した蓄積対象が異なる場合は、予め定められた文字列によって決定した蓄積対象にしたがって、蓄積を行うことができる。
請求項の画像蓄積装置によれば、画像内の構造にしたがって、その画像を蓄積するか、文字を蓄積するかを決定することができる。
請求項の画像蓄積装置によれば、文字数と構造によって決定した蓄積対象が異なる場合は、構造によって決定した蓄積対象にしたがって、蓄積を行うことができる。
請求項の画像蓄積プログラムによれば、画像内の文字数が予め定められた閾値より多い又は以上である場合は、その画像の代替として、画像よりも容量が少ない文字を蓄積することができる。また、文字数に適した縮小画像を生成して蓄積することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 保存情報決定テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 保存情報決定テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 保存情報決定テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 保存情報決定テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である画像蓄積装置100は、画像処理装置から画像を受け付け、その画像又はその画像内の文字を蓄積するものであって、図1の例に示すように、イメージ受信モジュール110、文字情報取得モジュール120、保存情報選択モジュール130、保存情報生成モジュール140、保存情報保存モジュール150、保存情報決定テーブル160を有している。
画像蓄積装置100は、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等の画像処理装置によって処理対象とされた画像(イメージともいわれる)又は処理された画像(つまり、処理前の画像又は処理後の画像)を蓄積しており、文書の流出が発覚した場合に、いつ誰が処理(印刷、画像読み取り等)したものであるかを追跡するシステム(一般的に、イメージログシステムともいわれる)に利用されるものである。具体的には、イメージログシステムとは、画像処理装置で処理した画像を予め定められた期間、蓄積し、情報漏えいが発覚した際に流出元を特定するために画像及び属性を蓄積するものである。なお、属性として、その画像に対して処理指示を行ったユーザー、その処理を行った日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)、その処理を行った画像処理装置等を特定するための情報である。イメージログシステムは、例えば、対象としている企業の全ての画像処理装置を監視対象とすることが一般的であるため、対象とする画像(文書、ジョブ)数は多い。つまり、蓄積対象の画像数は膨大(例えば、数百万程度)であり、その保存容量も膨大(例えば、数TB)となる。そもそも画像であるため、保存容量もテキストデータに比べて大きくなる。
一方、文書の流出が発覚した場合の追跡に、必要となる情報として、以下のものがある。
・その文書の画像(イメージ)そのもの
・その文書に含まれている文字情報
例えば、図面などのように文字情報が少ない文書であれば、流出した文書を特定するためにはその文書の画像そのものが必要であるが、文字情報を主とした技術文書等であれば、文字情報があれば特定は可能となる。つまり、追跡可能性を担保した上で、保存容量を考慮した場合、文書内容に応じて最適な保存情報は異なるといえる。
本実施の形態ではその文書内容に注目した蓄積方法を選択する。具体的には、蓄積方法として、(1)画像で蓄積する場合、(2)画像内の文字で蓄積する場合、がある。
また、後述するように、蓄積方法の3つ目の選択肢として、(3)縮小画像(以下、サムネイルともいう)を選択可能としてもよい。ただし、これは前述の(1)又は(2)と組み合わせるものである。つまり、画像と縮小画像、文字と縮小画像がある。なお、縮小画像は、文書構成がわかる程度の解像度(画像処理装置における処理解像度(元の画像の解像度)よりも低い解像度)の画像である。また、縮小画像として、低解像度の縮小画像としてもよいし、中解像度の縮小画像をとしてもよい。
したがって、本実施の形態の具体例として、蓄積するデータの組み合わせは以下のものがある。
(1)蓄積情報(以下、保存情報ともいう)のパターン1
・画像(高解像度:元の画像の解像度)
(2)蓄積情報のパターン2
・文字
(3)蓄積情報のパターン3
・画像(高解像度:元の画像の解像度)
・縮小画像(低解像度)
(4)蓄積情報のパターン4
・文字
・縮小画像(低解像度)
(5)蓄積情報のパターン5
・文字
・縮小画像(中解像度)
この(3)以降のパターンは、省略可能(オプション)である。また、各パターンに、前述の属性を含ませてもよい。
なお、画像には、画像データそのもの(一般的に、ラスターイメージといわれており、圧縮された画像を含む)、印刷データ等があり、具体的には、スキャナで読み取った画像、プリンタが印刷対象とするデータ(PDL(Page−Description Language)、PDF(Portable Document Format)等)、ファックスで送信した画像、ファックスが受信した画像、複写機で複写した画像等が含まれる。
画像蓄積装置100内のイメージ受信モジュール110、文字情報取得モジュール120、保存情報選択モジュール130、保存情報生成モジュール140、保存情報保存モジュール150、保存情報決定テーブル160は、それぞれ接続されている。
イメージ受信モジュール110は、画像処理装置から画像を受け付ける。また、画像とともに属性を受信してもよい。画像処理装置からは画像データ(ラスターイメージ、画像の一種)が転送されるケースもあれば、PDL(画像の一種)等が転送されるケースもある。画像を受信し、後段の処理に渡す。
文字情報取得モジュール120は、イメージ受信モジュール110によって受け付けられた画像内から文字を抽出する。イメージ受信モジュール110によって受け付けられた画像がPDLである場合は、そのPDL内を構造解析することによって、文字を抽出する。また、イメージ受信モジュール110によって受け付けられた画像がラスターイメージである場合は、その画像を文字認識して文字情報を取得する。
保存情報選択モジュール130は、文字情報取得モジュール120によって抽出された文字の文字数が予め定められた閾値より多い又は以上である場合は、イメージ受信モジュール110によって受け付けられた画像の代替として、その文字を蓄積対象として選択する。
また、保存情報選択モジュール130は、文字情報取得モジュール120によって抽出された文字の文字数が閾値未満又は以下である場合は、その画像を蓄積対象として選択するようにしてもよい。
また、保存情報選択モジュール130は、文字情報取得モジュール120によって抽出された文字に、予め定められた文字列が含まれているか否かにしたがって、画像を蓄積するか、文字を蓄積するかを決定するようにしてもよい。
さらに、保存情報選択モジュール130は、文字数と予め定められた文字列によって決定した蓄積対象が異なる場合は、予め定められた文字列によって決定した蓄積対象にしたがって、蓄積を行わせるようにしてもよい。
また、保存情報選択モジュール130は、イメージ受信モジュール110によって受け付けられた画像内の構造にしたがって、その画像を蓄積するか、文字情報取得モジュール120によって抽出された文字を蓄積するかを決定するようにしてもよい。
さらに、保存情報選択モジュール130は、文字数と構造によって決定した蓄積対象が異なる場合は、構造によって決定した蓄積対象にしたがって、蓄積を行わせるようにしてもよい。
また、保存情報選択モジュール130は、文字情報取得モジュール120によって抽出された文字の文字数が予め定められた第1の閾値より多い又は以上である場合は、画像の代替として、文字を蓄積し、予め定められた第1の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積させるようにしてもよい。そして、その文字数が第1の閾値未満又は以下であって、第2の閾値より多い又は以上である場合は、画像の代替として、その文字を蓄積し、第1の解像度よりも高い第2の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積させるようにしてもよい。そして、その文字数が第2の閾値未満又は以下である場合は、その画像を蓄積し、第1の解像度よりも低い第3の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積させるようにしてもよい。なお、第2の閾値は、第1の閾値よりも低い値である。
具体的には、保存情報選択モジュール130は、文字情報取得モジュール120によって取得された文字を、保存情報決定テーブル160に適用して、蓄積対象(画像そのものか文字か)を選択する。
保存情報生成モジュール140は、保存情報選択モジュール130によって選択された蓄積対象の情報を生成する。具体的には、イメージ受信モジュール110によって受け付けられた画像データそのものであったり(保存情報生成モジュール140による処理は不要)、文字情報取得モジュール120によって抽出された文字であったり(保存情報生成モジュール140による処理は不要)、PDLからラスターイメージへの変換を行ったりする。また、縮小画像を生成してもよい。さらに、これらと属性を対応付ける処理を行ってもよい。
具体的には、保存情報生成モジュール140は、蓄積情報を生成する。蓄積情報の候補は以下の通りである。
・画像
・文字
・属性
・縮小画像
ここで画像を蓄積するケースではラスターイメージを生成するのが一般的である。蓄積は長期間にわたるため、閲覧性が長期間保証されるフォーマットが適切である。具体的には、画像処理装置200からPDLを受信していたケースでは、そのPDLからラスターイメージへの変換を行う。
属性は、画像処理装置200上で処理を行うに発生したジョブ情報のことである。例えば、処理したユーザーを示すユーザーID、処理を行った日時、ジョブの種類(プリント、コピーなど)、用紙サイズ、ページ数等がある。なお、画像処理装置200を用いる際に、例えば、ICカード、生体認証等による認証を行うことによってユーザーIDを取得できる。
保存情報保存モジュール150は、保存情報生成モジュール140によって生成された蓄積対象を記憶装置に蓄積する。例えば、ハードディスク等の特定ディレクトリに格納するようにしてもよいし、データベースシステムを構築しておき、そのデータベースシステムに格納するようにしてもよい。
保存情報決定テーブル160は、保存情報選択モジュール130の選択処理に用いる判断基準(選択ルール)を記憶している。例えば、文字数の閾値と蓄積情報の対応付け(ひも付け)を記録している。また、用紙サイズ別に文字数の閾値と蓄積情報を設定できるようにしてもよい。具体的には、用紙サイズがA4である場合は、100文字を超えていれば文字を保存する。100文字以下であれば画像を保存するといった情報を記録する。具体的には、後述する図4の例に示す保存情報決定テーブル400、図6の例に示す保存情報決定テーブル600、図7の例に示す保存情報決定テーブル700、図9の例に示す保存情報決定テーブル900がある。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
画像蓄積装置100と画像処理装置200は、通信回線290を介して接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、画像蓄積装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
画像処理装置200は、前述の複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機等の画像処理装置である。もちろんのことながら、プリンタのように紙での出力だけでなく、スキャナのように電子データの配付を行うこともできる。そして、電子データの配付を行うケースでは、その電子データの格納先となる。なお、格納先として、ファイルシステムやリポジトリなど文書を管理できる機能を有していてもよい。
画像蓄積装置100は、画像処理装置200で処理した画像(又は処理対象とした画像)を予め定められた期間保管するサーバーである。情報漏えい時、漏えいした画像とその画像の属性(出力等を行ったユーザーや出力日時の情報など)から漏えい元を特定することに利用する。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、イメージを受信する。前述したように、イメージともに属性を受信してもよい。
ステップS304では、処理対象ページを取り出す。1ページずつ処理するために処理対象ページを取り出す。例えば、先頭のページから順に取り出す。なお、具体的なシステムにおいては、この後の処理はページ単位での処理は不要なケースもある。その場合は、本処理の後に続くページ単位での処理の手前で文書単位(複数ページまとめて)で処理を実行するように構成してもよい。
ステップS306では、処理対象のページのサムネイルを生成する。ページ単位でのサムネイル生成が不要な場合は、必要なページのみサムネイル生成するように処理フローを構成してもよい。例えば、「必要なページ」として、先頭ページのみでよい場合等がある。
ステップS308では、受信したイメージから文字情報を抽出する。例えば、受信したイメージがPDL等の構造解析により文字情報を抽出できる場合はデータの構造解析を行って文字情報を抽出する。また、例えば受信したイメージがラスターイメージであれば、文字認識を行って文字情報を抽出する。
ステップS310では、保存情報決定テーブルを参照する。具体的には、例えば、抽出した文字情報と、属性から取得した用紙サイズ情報を元に、保存情報決定テーブル400を参照し、保存情報の値を取得する。図4は、保存情報決定テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。保存情報決定テーブル400は、設定ID欄410、用紙サイズ欄420、文字数欄430、保存情報欄440を有している。設定ID欄410は、本実施の形態において、設定を一意に識別するための情報(設定ID:IDentification)を記憶している。用紙サイズ欄420は、用紙サイズを記憶している。文字数欄430は、文字数を記憶している。保存情報欄440は、保存情報を記憶している。つまり、用紙サイズ欄420と文字数欄430を条件として、その条件を満たす行の保存情報欄440を保存情報として決定している。例えば、設定ID:1では、用紙サイズが「A4」で、文字数が「100未満」であるならば、イメージ(画像そのもの)で保存することを示しており、設定ID:2では、用紙サイズが「A4」で、文字数が「100以上」であるならば、文字(文字認識結果等)で保存することを示している。なお、用紙サイズ欄420を省略して、単に文字数(文字数欄430)から保存情報(保存情報欄440)を決定するようにしてもよい。
ステップS312では、文字情報を保存するか否かを判断し、保存する場合はステップS314へ進み、それ以外の場合はステップS316へ進む。前ステップで取得した保存情報により処理を分けている。
ステップS314では、保存情報へ文字情報を追加する。
ステップS316では、保存情報へイメージ情報を追加する。
ステップS318では、保存イメージを生成する。保存用のイメージは、通常、予め定められたフォーマットであるため、そのフォーマットに変換する。変換が不要な場合は、ここでの変換処理は不要である。例えば、画像処理装置200から受信したイメージのフォーマットは、画像処理装置200の機種等により異なるケースがある。その場合、画像蓄積装置100側で、例えばPDF等から、長期保存に適したフォーマット(例えば、ラスターイメージ等)に変換する。
ステップS320では、ページ単位の保存情報を記録する。例えば、ページ単位でどの保存情報を保存するかの情報を一時記憶領域などに記録する。前ステップまでで決定した文字情報又はイメージ情報に加えて、共通の基本的な保存情報であるサムネイル等の情報を加えて、ページ単位の保存情報とする。
ステップS322では、未処理ページがないか否かを判断し、ない場合はステップS324へ進み、それ以外の場合はステップS304へ戻る。つまり、未処理のページがあればステップS304に戻る。
ステップS324では、保存情報を保存する。例えば、ファイルシステム上の特定ディレクトリや文書データベースシステムに、保存対象の情報を記録する。文書単位で共通である文書の属性(画像処理装置200から受信した画像処理装置200上での処理に関する属性)とステップS320で一時領域等に保存したページ単位の保存情報を元に、保存対象の情報を記録する。
文書単位の保存情報として、例えば、文書の属性(画像処理装置200上での処理に関する属性)等がある。
ページ単位で共通しての保存情報として、サムネイルがある。ただし、サムネイルは全ページ分を必要としないケース(例えば、先頭のページだけのサムネイルを必要とするケース)があり、そのケースにおいては、文書単位で生成するように構成してもよい。
そして、ページ単位の保存情報として、文字情報、イメージのうち、どちらか一方を保存する。
図5は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。サムネイルの解像度も変更対象とした処理例を示すものである。図3の例に示すフローチャートと異なる点は、主に、ステップS508、ステップS306の代わりにステップS518としたことである。
イメージを保存せず、文字情報を保存する決定をした場合、サムネイルの解像度を通常よりも高くするように構成してもよい。また、文字情報の量に応じてサムネイルの解像度を設定できるように構成してもよい。
このように構成することで、文字中心の文書の記録情報として文字情報に加えて、文書構成が確認できる程度の解像度(処理対象とした画像の解像度よりも低い解像度)のイメージ(縮小画像)を保存することができるようになる。
なお、通常400dpi〜600dpiといった画像処理装置200での処理の解像度と同程度の解像度でイメージを保存している。また、イメージログシステムで文書を検索した結果を表示する際に、イメージの一覧をサムネイル表示するために25dpi程度のサムネイル画像を作成して保存している。図5の例に示すフローチャートの処理では、サムネイルの解像度を文書に含まれている文字情報に応じて、50dpi〜72dpiなどプレビューでイメージの概略をつかむことができる程度の解像度にあげて保存するようにしている。
ステップS502では、イメージを受信する。
ステップS504では、処理対象ページを取り出す。
ステップS506では、文字情報を抽出する。
ステップS508では、保存情報決定テーブルを参照する。具体的には、例えば、抽出した文字情報と、属性から取得した用紙サイズ情報を元に、保存情報決定テーブル600を参照し、保存情報の値を取得する。図6は、保存情報決定テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。保存情報決定テーブル600は、図4の例に示した保存情報決定テーブル400にサムネイル解像度欄650を付加したものである。保存情報をイメージとするか文字とするかを選択するとともに、サムネイル解像度も文書/ページに応じて変更できるように構成したものである。保存情報決定テーブル600は、設定ID欄610、用紙サイズ欄620、文字数欄630、保存情報欄640、サムネイル解像度欄650を有している。設定ID欄610は、設定IDを記憶している。用紙サイズ欄620は、用紙サイズを記憶している。文字数欄630は、文字数を記憶している。保存情報欄640は、保存情報を記憶している。サムネイル解像度欄650は、サムネイル解像度を記憶している。つまり、用紙サイズ欄620と文字数欄630を条件として、その条件を満たす行の保存情報欄640を保存情報とし、サムネイル解像度欄650をサムネイルの解像度として決定している。なお、用紙サイズ欄620を省略して、単に文字数(文字数欄630)から保存情報(保存情報欄640、サムネイル解像度欄650)を決定するようにしてもよい。
ここで、例えば、用紙サイズ:A3(設定ID:3〜5)について説明する。設定ID:3では、文字数:150未満の場合は、保存情報欄640はイメージとし、サムネイル解像度欄650は25dpi(Dots Per Inch)としている。この25dpiは、ここでは低解像度の例である。画像をイメージ(画像そのもの)として保存しているので、サムネイルは低解像度としている。つまり、その画像の詳細な内容を知りたい場合は、画像そのものを閲覧すればよいからである。設定ID:5では、文字数:200以上の場合は、保存情報欄640は文字とし、サムネイル解像度欄650は50dpiとしている。この50dpiは、ここでは中解像度の例である。文字を主体とした文書であるが、文字以外の情報(写真、図形等)もある可能性があるので、サムネイルの解像度を低解像度よりは高い解像度(中解像度)としている。そして、その中間である設定ID:4では、文字数:150以上200未満の場合は、保存情報欄640は文字とし、サムネイル解像度欄650は72dpiとしている。この72dpiは、ここでは高解像度の例である。文字と文字以外の情報(写真、図形等)が混在している可能性が高いので、サムネイルの解像度を中解像度よりも高い解像度(高解像度)としている。ここで、第1の閾値として200文字、第2の閾値として150文字を挙げ、第1の解像度として50dpi(中解像度)、第2の解像度として72dpi(高解像度)、第3の解像度として25dpi(低解像度)を挙げているが、もちろんのことながら、これらは例示である。第2の閾値は第1の閾値よりも低いという関係性を有していればよい。そして、第2の解像度は第1の解像度よりも高く、第3の解像度は第1の解像度よりも低いという関係性を有していればよい。ここでは、2つの閾値(第1の閾値、第2の閾値)を用いて、3つの範囲に分けたが、3以上の閾値を用いて、4以上の範囲に分けるようにしてもよい。その場合のサムネイルの解像度は、文字と文字以外の情報(写真、図形等)の混在度合いによって定めればよい。
ステップS510では、文字情報を保存するか否かを判断し、保存する場合はステップS512へ進み、それ以外の場合はステップS514へ進む。
ステップS512では、保存情報へ文字情報を追加する。
ステップS514では、保存情報へイメージ情報を追加する。
ステップS516では、保存イメージを生成する。
ステップS518では、保存情報決定テーブル600にしたがってサムネイルを生成する。
ステップS520では、ページ単位の保存情報を記録する。
ステップS522では、未処理ページがないか否かを判断し、ない場合はステップS524へ進み、それ以外の場合はステップS504へ戻る。
ステップS524では、保存情報を保存する。
文字数だけで判定するのではなく、文書に含まれているキーワードを元に保存方法を選択するように構成してもよい。
含まれているキーワードと保存情報の関連付け(ひも付け)を記録したテーブル(例えば、保存情報決定テーブル700)を別途用意し、保存処理のフローの中で参照するように構成する。
文字数とキーワードの両方を併用した場合は、キーワードの設定を優先し、キーワードが無い場合は文字数のテーブル(例えば、保存情報決定テーブル400)で判断するようにしてもよい。
また、1つの文書/ページに複数のキーワードが見つかった場合は、その中に1つでもイメージ保存設定のキーワードがあればイメージ保存を選択するといった処理としてもよい。
図7は、保存情報決定テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。保存情報決定テーブル700は、設定ID欄710、キーワード欄720、保存情報欄730を有している。設定ID欄710は、設定IDを記憶している。キーワード欄720は、キーワードを記憶している。保存情報欄730は、保存情報を記憶している。つまり、キーワード欄720を条件として、その条件を満たす行の保存情報欄730を保存情報として決定している。例えば、設定ID:101では、キーワードが「禁複写」であるならば、イメージ(画像そのもの)で保存することを示しており、設定ID:999では、キーワードが「公開情報」であるならば、文字(文字認識結果等)で保存することを示している。
図8は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。この処理例は、保存情報決定テーブル400と保存情報決定テーブル700を併用して利用した場合の処理を示している。図3の例に示すフローチャートと異なる点は、主に、ステップS810、ステップS814、ステップS816である。
ステップS802では、イメージを受信する。
ステップS804では、処理対象ページを取り出す。
ステップS806では、サムネイルを生成する。
ステップS808では、文字情報を抽出する。
ステップS810では、保存情報決定テーブル700を参照する。
ステップS812では、保存情報決定テーブル400を参照する。
ステップS814では、ステップS810とステップS812での保存情報は同じか否かを判断し、同じ場合はステップS818へ進み、それ以外の場合はステップS816へ進む。
ステップS816では、ステップS810での保存情報を採用する。
ステップS818では、文字情報を保存するか否かを判断し、保存する場合はステップS820へ進み、それ以外の場合はステップS822へ進む。
ステップS820では、保存情報へ文字情報を追加する。
ステップS822では、保存情報へイメージ情報を追加する。
ステップS824では、保存イメージを生成する。
ステップS826では、ページ単位の保存情報を記録する。
ステップS828では、未処理ページがないか否かを判断し、ない場合はステップS830へ進み、それ以外の場合はステップS804へ戻る。
ステップS830では、保存情報を保存する。
さらに、文字情報(文字数、キーワード)でなく、文書に含まれるオブジェクト情報に基づいて、保存情報を決定するように構成してもよい。
例えば、非ラスターフォーマットであれば文書構造によってはどのような図形が含まれているか判断することも文書構造の解析によって可能であるため、図形の有無等によって保存情報を決定するように構成してもよい。
また、例えば、ラスターフォーマットであれば文字認識処理を応用して、文字認識処理が認識したオブジェクトの有無などで保存情報を決定するように構成してもよい。例えば、文字認識処理では表のオブジェクトがあるか否かを認識できるものもある。
図9は、保存情報決定テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。保存情報決定テーブル900は、設定ID欄910、オブジェクト欄920、保存情報欄930を有している。設定ID欄910は、設定IDを記憶している。オブジェクト欄920は、オブジェクトを記憶している。保存情報欄930は、保存情報を記憶している。つまり、オブジェクト欄920を条件として、その条件を満たす行の保存情報欄930を保存情報として決定している。例えば、設定ID:1001では、オブジェクトが「組織図」であるならば、イメージ(画像そのもの)で保存することを示しており、設定ID:1002では、オブジェクトが「3行×3列以上の行又は列を有している表」であるならば、イメージ(画像そのもの)で保存することを示している。
図10は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。この処理例は、保存情報決定テーブル900を利用した場合の処理を示している。図3の例に示すフローチャートと異なる点は、主に、ステップS1008、ステップS1010である。
ステップS1002では、イメージを受信する。
ステップS1004では、処理対象ページを取り出す。
ステップS1006では、サムネイルを生成する。
ステップS1008では、オブジェクトを抽出する。
ステップS1010では、保存情報決定テーブル900を参照する。
ステップS1012では、文字情報を保存するか否かを判断し、保存する場合はステップS1014へ進み、それ以外の場合はステップS1016へ進む。
ステップS1014では、保存情報へ文字情報を追加する。
ステップS1016では、保存情報へイメージ情報を追加する。
ステップS1018では、保存イメージを生成する。
ステップS1020では、ページ単位の保存情報を記録する。
ステップS1022では、未処理ページがないか否かを判断し、ない場合はステップS1024へ進み、それ以外の場合はステップS1004へ戻る。
ステップS1024では、保存情報を保存する。
図11は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。この処理例は、保存情報決定テーブル400と保存情報決定テーブル900を併用して利用した場合の処理を示している。図3の例に示すフローチャートと異なる点は、主に、ステップS1108、ステップS1110、ステップS1114、ステップS1116である。
ステップS1102では、イメージを受信する。
ステップS1104では、処理対象ページを取り出す。
ステップS1106では、サムネイルを生成する。
ステップS1108では、オブジェクトを抽出する。
ステップS1110では、保存情報決定テーブル900を参照する。
ステップS1112では、保存情報決定テーブル400を参照する。
ステップS1114では、ステップS1110とステップS1112での保存情報は同じか否かを判断し、同じ場合はステップS1118へ進み、それ以外の場合はステップS1116へ進む。
ステップS1116では、ステップS1110での保存情報を採用する。
ステップS1118では、文字情報を保存するか否かを判断し、保存する場合はステップS1120へ進み、それ以外の場合はステップS1122へ進む。
ステップS1120では、保存情報へ文字情報を追加する。
ステップS1122では、保存情報へイメージ情報を追加する。
ステップS1124では、保存イメージを生成する。
ステップS1126では、ページ単位の保存情報を記録する。
ステップS1128では、未処理ページがないか否かを判断し、ない場合はステップS1130へ進み、それ以外の場合はステップS1104へ戻る。
ステップS1130では、保存情報を保存する。
さらに、保存情報決定テーブル600と保存情報決定テーブル700の併用、保存情報決定テーブル600と保存情報決定テーブル900の併用、保存情報決定テーブル400と保存情報決定テーブル700と保存情報決定テーブル900の併用、保存情報決定テーブル600と保存情報決定テーブル700と保存情報決定テーブル900の併用等を行ってもよい。また、3つのテーブルを用いた場合で、異なる保存情報となった場合は、予め定められたテーブルの結果を優先するようにしてもよいし、多数決で決定するようにしてもよい。
図12を参照して、本実施の形態の画像蓄積装置のハードウェア構成例について説明する。図12に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1217と、プリンタ等のデータ出力部1218を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1201は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、イメージ受信モジュール110、文字情報取得モジュール120、保存情報選択モジュール130、保存情報生成モジュール140等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1202は、CPU1201が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1203は、CPU1201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1204により相互に接続されている。
ホストバス1204は、ブリッジ1205を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1206に接続されている。
キーボード1208、マウス等のポインティングデバイス1209は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1210は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1209とディスプレイ1210の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1211は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1201によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクは、保存情報保存モジュール150、保存情報決定テーブル160を記憶する記憶装置等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1212は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1213に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1207、外部バス1206、ブリッジ1205、及びホストバス1204を介して接続されているRAM1203に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1213も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1214は、外部接続機器1215を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1214は、インタフェース1207、及び外部バス1206、ブリッジ1205、ホストバス1204等を介してCPU1201等に接続されている。通信部1216は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1217は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1218は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図12に示す画像蓄積装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図12に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図12に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
また、前述の実施の形態の説明内での比較処理において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
保存情報の決定において、前述のようにページ単位で決定してもよいし、文書単位で決定してもよい。ここで、文書単位とは、画像処理装置200が1回の処理対象とした画像群であり、1ページのこともあるし、複数のページとなることもある。もちろんのことながら、文書単位の場合は、その文書に含まれるページ全てが同じ形態(文字又はイメージのいずれか)となる。
また、ページ単位で決定する場合、複数ページある文書を想定すると次のような選択結果になるケースが想定される。
1ページ目:イメージ
2ページ目:文字
3ページ目:イメージ
このケースでは、2ページ目のみ文字を保存して、他のページはイメージを保存するということになり、保存されたイメージファイル(2ページになっているもの)を、参照した場合は閲覧性が悪くなる。一般的に、表示アプリケーションは、イメージだけ、文字(テキスト)だけを表示対象としているので、両者を閲覧するためには、別々のアプリケーションを立ち上げなければならないことになる。特に、イメージのページを閲覧している場合は、テキストのページがあることを失念してしまうことがある。そこで、イメージと文字のページが混在していると判断した場合、文字で保存したページについては白紙上に文字を別途保存した旨のイメージを生成し、そのページ(本来の文字で構成されたページ)に挿入するようにしてもよい。これによって、文字のページがあるということが、ユーザーにわかりやすくする。また、文字をイメージに変換して、そのページに挿入するようにしてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…画像蓄積装置
110…イメージ受信モジュール
120…文字情報取得モジュール
130…保存情報選択モジュール
140…保存情報生成モジュール
150…保存情報保存モジュール
200…画像処理装置
290…通信回線

Claims (6)

  1. 画像処理装置から画像を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた画像内から文字を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された文字の文字数が予め定められた閾値より多い又は以上である場合は、前記画像の代替として、該文字を蓄積する蓄積手段
    を有し、
    前記蓄積手段は、前記抽出手段によって抽出された文字の文字数が予め定められた第1の閾値より多い又は以上である場合は、前記画像の代替として、該文字を蓄積し、予め定められた第1の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、
    該文字数が該第1の閾値未満又は以下であって、第2の閾値より多い又は以上である場合は、該画像の代替として、該文字を蓄積し、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、
    該文字数が該第2の閾値未満又は以下である場合は、該画像を蓄積し、前記第1の解像度よりも低い第3の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、
    前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも低い、
    画像蓄積装置。
  2. 前記蓄積手段は、前記画像内の文字に、予め定められた文字列が含まれているか否かにしたがって、画像を蓄積するか、文字を蓄積するかを決定する、
    請求項1に記載の画像蓄積装置。
  3. 前記蓄積手段は、文字数と予め定められた文字列によって決定した蓄積対象が異なる場合は、予め定められた文字列によって決定した蓄積対象にしたがって、蓄積を行う、
    請求項に記載の画像蓄積装置。
  4. 前記蓄積手段は、前記画像内の構造にしたがって、該画像を蓄積するか、文字を蓄積するかを決定する、
    請求項1に記載の画像蓄積装置。
  5. 前記蓄積手段は、文字数と構造によって決定した蓄積対象が異なる場合は、構造によって決定した蓄積対象にしたがって、蓄積を行う、
    請求項に記載の画像蓄積装置。
  6. コンピュータを、
    画像処理装置から画像を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられた画像内から文字を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された文字の文字数が予め定められた閾値より多い又は以上である場合は、前記画像の代替として、該文字を蓄積する蓄積手段
    として機能させ
    前記蓄積手段は、前記抽出手段によって抽出された文字の文字数が予め定められた第1の閾値より多い又は以上である場合は、前記画像の代替として、該文字を蓄積し、予め定められた第1の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、
    該文字数が該第1の閾値未満又は以下であって、第2の閾値より多い又は以上である場合は、該画像の代替として、該文字を蓄積し、前記第1の解像度よりも高い第2の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、
    該文字数が該第2の閾値未満又は以下である場合は、該画像を蓄積し、前記第1の解像度よりも低い第3の解像度になるように縮小した縮小画像を蓄積し、
    前記第2の閾値は、前記第1の閾値よりも低い、
    画像蓄積プログラム。
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