JP6742208B2 - 工作機械の主軸装置 - Google Patents

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本発明は、例えば旋盤やマシニングセンタ等の工作機械に用いられる主軸装置に関する。
旋盤やマシニングセンタ等の工作機械は、ワークや工具等の被保持体を保持する主軸装置を備えている。
例えば特許文献1には、被保持体である工具が挿脱可能に挿入される主軸本体と、検知用流路が設けられた着座部とを有し、主軸本体の内部に、流体供給路を備えた切替えロッドを進退移動自在に設け、ロッドの進退移動に応じて流体供給路と検知用流路とが接続されることによって検知用流路に供給される流体の圧力に基づいて被保持体の着座部への着座を検知するようにした主軸装置が記載されている。
特開2016−49580号公報
しかしながら、特許文献1に記載される従来の主軸装置では、切替えロッドの外周面に開口する流体供給路を当該切替えロッドの進退移動により、検知用流路の接続口に接続させるようにしているので、流路を接続する際に切替えロッドを正確に位置決めする必要があるという問題点があった。
本発明は、上記課題を鑑みて成されたものであり、その目的は、流体供給路から検知用流路に流体を容易に供給することができる工作機械の主軸装置を提供することにある。
本発明の工作機械の主軸装置は、主軸台に軸受によって回転自在に支持され、被保持体が挿脱可能に挿入される筒状の主軸本体と、検知用流路が設けられ、前記主軸本体の先端開口から所定距離だけ内部に入った位置において前記主軸本体に対して軸線方向に固定されている着座部と、を有し、前記主軸本体の内部に、流体供給路を備える切替えロッドが前記主軸本体に対して進退移動自在に設けられ、前記切替えロッドの進退移動に応じて前記流体供給路と前記検知用流路とが接続されることによって前記検知用流路に供給される流体の圧力に基づいて前記被保持体の前記着座部への着座の検知が行われる工作機械の主軸装置であって、前記切替えロッドの先端に、該切替えロッドの進退移動により前記着座部に設けられた係合部に係脱可能に係合する被係合部が設けられ、前記被係合部が前記係合部に係合すると前記流体供給路が前記検知用流路に接続され、前記被係合部の前記係合部への係合が解除されると前記流体供給路が前記主軸本体の内側の所定の主軸内空間に連通して該主軸内空間に流体が供給されることを特徴とする。
本発明の工作機械の主軸装置は、上記構成において、前記主軸本体の前記被保持体が挿入される部分の内側空間に前記主軸内空間を連通させ、前記主軸内空間に供給される流体によって前記主軸本体の前記被保持体が挿入される部分の流体清掃を行うのが好ましい。
本発明の工作機械の主軸装置は、上記構成において、前記着座部が、前記主軸内空間に向けて開口するとともに前記被係合部の前記係合部への係合が解除されたときに前記流体供給路に連通する清掃用流路を備えるのが好ましい。
本発明の工作機械の主軸装置は、上記構成において、前記主軸本体が、前記被保持体を把持するチャックを備え、前記被保持体を前記チャック内に挿入するのが好ましい。
本発明の工作機械の主軸装置は、上記構成において、前記検知用流路を、先端部分を他の部分よりも小径に形成し、前記着座部の前記被保持体との当接部分で開口させているのが好ましい。
本発明によれば、流体供給路から検知用流路に流体を容易に供給することができる工作機械の主軸装置を提供することができる。
本発明の一実施形態である工作機械の主軸装置の要部を示す断面図である。 (a)は図1におけるA−A線に沿う断面図、(b)は図1におけるB−B線に沿う断面図、(c)は図1におけるC−C線に沿う断面図、(d)は図1におけるD−D線に沿う断面図である。 図1に示す主軸装置の着座検知を行っている状態の断面図である。 図1に示す主軸装置のワークの加工を行っている状態の断面図である。 図1に示す主軸装置のチャックの清掃を行っている状態の断面図である。
図1に示す本発明の一実施形態である工作機械の主軸装置1は、旋盤として構成される工作機械に設けられ、加工対象となるワークを保持し、工作機械は、例えば、ワークを所定の回転速度で回転させて、工具によるワークの切削加工を行うことができる。
主軸装置1は、主軸本体10を備えている。主軸本体10は円筒状に形成されており、先端には被保持体としてのワークWが挿脱可能に挿入される。主軸本体10は、主軸台11に軸受12によって回転自在に支持されている。主軸本体10と主軸台11との間にはビルトイン型の主軸モータ13が設けられており、主軸本体10は主軸モータ13により回転駆動される。
主軸本体10の内部にはチャックスリーブ14が配置され、チャックスリーブ14の内側にチャック15が配置されている。チャックスリーブ14の先端側の内周面には先端に向けて拡径するテーパ面14aが設けられ、チャック15の外周面には先端に向けて拡径するとともにテーパ面14aに係合するテーパ面15aが設けられている。主軸本体10の内部には、チャックスリーブ14に対して軸線方向に並べてチャック操作スリーブ16が配置され、チャック操作スリーブ16が軸線方向に向けてスライド移動することでチャック15が開閉操作される。チャック操作スリーブ16のスライド移動は、例えばシリンダの出力を、リンク等の部材を介してチャック操作スリーブ16に伝達して行う構成とすることができる。
主軸本体10の先端から挿入されるワークWは、チャック15の内側に配置される。ワークWが挿入された状態でチャック15を閉じることでワークWをチャック15により把持して主軸本体10に保持することができる。ワークWをチャック15により把持した状態で主軸本体10を回転させて、ワークWの切削加工を行うことができる。チャック15を開くことでワークWを主軸本体10から離脱させることができる。
主軸本体10の先端にはキャップ17が装着され、このキャップ17によりチャック15が主軸本体10に対して抜け止めされるとともにチャック15の軸線方向位置が規定されている。チャック15とチャックスリーブ14の間にはスプリング18が装着され、スプリング18のバネ力によりチャックスリーブ14はチャック15を開く方向に付勢されている。
主軸本体10の内部には着座部20が配置されている。着座部20にはフランジ21が設けられ、フランジ21がチャック15の後端に係合することにより着座部20は主軸本体10の内部で軸線方向に位置決めされている。着座部20の先端にはチャック15の内径よりも小径に形成されて主軸本体10の開口側に向けて突出する突出筒22が一体に設けられ、突出筒22の先端面が着座面23となっている。着座面23は、主軸本体10の先端開口から所定距離だけ主軸本体10の内部に入った位置に配置されている。着座面23は平坦面状に形成され、主軸本体10に挿入されたワークWの端面に当接することで、当該ワークWを軸線方向について位置決めすることができる。主軸本体10に挿入されたワークWは、着座面23に着座することで軸線方向に所定の位置に位置決めされる。
着座部20には検知用流路24が設けられている。検知用流路24は着座部20の軸心に沿って延びており、一端は着座面23に開口している。検知用流路24の着座面23への開口部分は、検知用流路24の他の部分よりも小径に形成されている。
着座面23に着座するワークWの端面は、着座面23に当接する当接面となっている。ワークWが着座面23に着座すると、検知用流路24の開口がワークWによって閉塞される。
着座部20には係合部25が設けられている。係合部25は、先端側に向けて徐々に縮径する内向きのテーパ面に形成されており、図2(a)に示すように、軸心に検知用流路24が開口している。係合部25は円環状に形成され、検知用流路24を全周に亘って囲っている。
主軸本体10の内部には切替えロッド30が設けられている。切替えロッド30は円柱状となっており、先端側部分が着座部20のガイド孔26に案内された状態で主軸本体10の軸線方向に沿って進退移動自在となっている。切替えロッド30には、軸心に沿って流体供給路31が設けられている。
流体供給路31には流体供給源40が接続されている。例えばポンプで構成される流体供給源40は、流体供給路31に加圧した流体を供給することができる。流体供給源40は、流体供給路31に供給する流体の圧力を変更することもできる。流体供給源40が流体供給路31に供給する流体としては、エア等の気体、オイル等の液体等とすることができる。
切替えロッド30の先端には、被係合部32が設けられている。被係合部32は、切替えロッド30の先端外周縁に外向きのテーパ面として形成されており、切替えロッド30の先端における流体供給路31の開口を全周に亘って囲っている。被係合部32は係合部25に対応した傾斜を有し、係合部25に対して全周に亘って当接することができる。
切替えロッド30は、シリンダ等の駆動源により駆動されて進退移動することができる。切替えロッド30が着座部20の側に向けて進出移動すると、被係合部32が係合部25に係合して、流体供給路31が検知用流路24に接続される。係合部25と被係合部32は、検知用流路24の開口と流体供給路31の開口の全周を囲うように互いに密に当接するので、流体供給路31に供給された流体は検知用流路24を通して着座面23に向けて供給される。
流体供給路31には検知部50が接続されている。検知部50は、流体供給源40から検知用流路24に供給される流体の圧力に基づいてワークWの着座面23への着座の有無を検知することができる。例えば、図3に示すように、ワークWが主軸本体10に対して所定位置にまで挿入され、着座面23に着座した状態となったときに、流体供給源40から流体供給路31に供給された流体を検知用流路24に供給すると、着座面23に開口する検知用流路24がワークWにより閉塞されていることから、検知部50で検知される流体の圧力が高くなる。検知部50は、従来と同様に、例えば、流体の圧力が予め定められた所定の閾値以上となったときにワークWが着座面23に着座したことを検知することができる。ワークWが主軸本体10に対して所定位置にまで挿入されず、着座面23に着座していない場合には、検知用流路24に供給された流体が外部に漏れ出して流体の圧力は所定の閾値以上とはならず、検知部50によってワークWの着座は検知されない。
検知部50は、例えば、圧力センサと、この圧力センサからの入力を演算処理するマイクロコンピュータを備えた構成とすることができる。
主軸装置1は、ワークWの着座面23への着座を検知する着座検知機能を有している。着座検知を行う場合には、切替えロッド30を進出移動させることにより、係合部25と被係合部32とを係合させて流体供給源40から流体が供給される流体供給路31を検知用流路24に接続することができる。
図4に示すように、工具Tを用いてワークWの切削加工(旋削加工)を行う際には、切替えロッド30を後退移動させて係合部25と被係合部32との係合を解除させた状態とすることができる。
着座部20には、4本の清掃用流路27が設けられている。図2(b)に示すように、清掃用流路27は、検知用流路24の径方向外側に周方向に等間隔に並べて形成されており、各清掃用流路27の一端は、着座部20の突出筒22の根元部分から径方向外側に延びる端面部分において主軸本体10の内側の主軸内空間Sに開口している。それぞれの清掃用流路27の開口部分は、僅かに外向きに傾斜し、チャック15の内面に向けられている。
清掃用流路27は、それぞれ軸線方向に沿って延び、図2(c)に示すように、他端は係合部25とガイド孔26との間に形成された円形の切替え空間28に接続路29を介して連通している。
主軸装置1は、図5に示すように、工具TによるワークWの切削加工が完了し、チャック15が開かれてワークWが主軸本体10から取り外される際に、チャック15の流体による清掃つまり流体清掃を行うことができる。
切替えロッド30が後退移動して係合部25の被係合部32との係合が解除されると、流体供給路31は、切替え空間28において開口し、切替え空間28を介して清掃用流路27に連通する。切替えロッド30を後退移動させることにより、流体供給路31を、清掃用流路27を通して主軸内空間Sにも連通させることができる。流体供給路31を主軸内空間Sに連通させることにより、流体供給源40から流体供給路31に供給された流体を、清掃用流路27を介して主軸内空間Sに供給することができる。
流体供給路31が、切替え空間28と連通することによって、切替え空間28と検知用流路24とに流体が供給される。検知用流路24の開口部分が各々の清掃用流路27の開口部分よりも小径に形成されることによる絞り効果により、流体供給路31に供給された流体の大部分を清掃用流路27から吐出させることができる。流体供給源40から流体供給路31に供給する流体の圧力を、着座検知を行う際の流体の圧力よりも高圧とし、検知用流路24の絞り効果を向上させてもよい。
主軸内空間Sは、主軸本体10のワークWが挿入される部分となるチャック15の内側空間に連通しており、各清掃用流路27はチャック15の内面に向けて外側に傾斜している。したがって、清掃用流路27から主軸内空間Sに向けて供給ないし吐出された流体により、清掃の対象物に付着した異物等を除去する流体清掃を行うことができる。
流体供給源40から流体供給路31に供給される流体を着座部20に設けた清掃用流路27を通して主軸内空間Sに供給することにより、当該主軸内空間Sに連通するチャック15の内側空間に当該流体を供給して、ワークWが挿入される部分であるチャック15を流体によって清掃することができる。切削加工後のワークWを主軸本体10から取り外す際に、当該清掃を行うことにより、チャック15に付着した切粉等の異物を除去して、次にワークWを主軸本体10に挿入する際にチャック15とワークWとの間に切粉等が挟み込まれることを防止することができる。
ワークWの着座面23への着座検知とチャック15の清掃とを同一の流体供給源40から供給される流体を用いるようにした構成においても、当該流体の検知用流路24と清掃用流路27への切り替えを、切替えロッド30の進退移動の位置を正確に位置決めすることなく、単に、切替えロッド30の進退移動により係合部25と被係合部32とを係合、離脱させるのみで容易に行うことができる。流体供給路31から供給される流体の供給先を着座検知用と清掃用とに切り替えるための構成を簡素化することができ、主軸装置1のコストを低減させることができる。
検知用流路24の開口部分を各々の清掃用流路27の開口部分よりも小径に形成したことにより、流体供給路31に供給された流体の大部分を清掃用流路27から吐出させることができるので、切替えロッド30を後退移動させて流体供給路31を清掃用流路27に連通させたときに、検知用流路24を閉塞する必要をなくして、流体供給路31から供給される流体の供給先を着座検知用と清掃用とに切り替えるための構成をさらに簡素化することができる。
本実施の形態においては、着座部20は第1ブロック20aと第2ブロック20bとを軸線方向に一体に組み付けて構成されている。第1ブロック20aの第2ブロック20bへの組み合わせ面に清掃用流路27の第1ブロック20aに形成された部分を開口させるとともに、図2(d)に示すように、第2ブロック20bの第1ブロック20aへの組み合わせ面に、清掃用流路27の第2ブロック20bに設けられた部分が連通する円環状の連結空間60を設け、連結空間60に第1ブロック20aの清掃用流路27の開口を配置するように構成することができる。第1ブロック20aと第2ブロック20bとを組み付ける際にその軸線を中心とした回転方向への位置決めを不要として当該組み付け作業を容易にすることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、係合部25と被係合部32とは、切替えロッド30の進退移動によって係脱自在であるとともに、互いに係合したときに流体供給路31を検知用流路24のみに接続し、互いの係合が解除されたときに流体供給路31を主軸内空間Sに連通させることができるものであれば、例えば一方を円柱状の凸部に形成し、他方を当該凸部が挿入されるシリンダ状とするなど、他の形状としてもよい。被係合部32の面にシール材等を設け、係合部25と被係合部32との係合の際の密閉度を向上させることもできる。
前記実施の形態においては、着座部20に清掃用流路27を設けるようにしているが、係合部25と被係合部32との係合が解除されたときに検知用流路24とは別の経路で流体供給路31が主軸内空間Sに連通される構成であれば、清掃用流路27は不要とすることができる。着座部20に清掃用流路27を設ける場合には、清掃用流路27は4本に限らず、本数は適宜変更可能である。
着座部20は第1ブロック20aと第2ブロック20bとを組み合わせた構成に限らず、一体に形成されたものとしてもよい。
本実施の形態においては、主軸装置1を旋盤として構成される工作機械に用いられるものとしたが、主軸装置1は、例えばマシニングセンタ等の他の工作機械に用いることもできる。なお本実施の形態では、チャック15としてコレットチャックを用いた場合を示しているが、他の形式のチャックを用いることもできる。
1 主軸装置
10 主軸本体
11 主軸台
12 軸受
13 電動モータ
14 チャックスリーブ
14a テーパ面
15 チャック
15a テーパ面
16 チャック操作スリーブ
17 キャップ
18 スプリング
20 着座部
20a 第1ブロック
20b 第2ブロック
21 フランジ
22 突出筒
23 着座面
24 検知用流路
25 係合部
26 ガイド孔
27 清掃用流路
28 切替え空間
29 接続路
30 切替えロッド
31 流体供給路
32 被係合部
40 流体供給源
50 検知部
60 連結空間
W ワーク(被保持体)
S 主軸内空間
T 工具

Claims (5)

  1. 主軸台に軸受によって回転自在に支持され、被保持体が挿脱可能に挿入される筒状の主軸本体と、
    検知用流路が設けられ、前記主軸本体の先端開口から所定距離だけ内部に入った位置において前記主軸本体に対して軸線方向に固定されている着座部と、を有し、
    前記主軸本体の内部に、流体供給路を備える切替えロッドが前記主軸本体に対して進退移動自在に設けられ、
    前記切替えロッドの進退移動に応じて前記流体供給路と前記検知用流路とが接続されることによって前記検知用流路に供給される流体の圧力に基づいて前記被保持体の前記着座部への着座の検知が行われる工作機械の主軸装置であって、
    前記切替えロッドの先端に、該切替えロッドの進退移動により前記着座部に設けられた係合部に係脱可能に係合する被係合部が設けられ、
    前記被係合部が前記係合部に係合すると前記流体供給路が前記検知用流路に接続され、
    前記被係合部の前記係合部への係合が解除されると前記流体供給路が前記主軸本体の内側の所定の主軸内空間に連通して該主軸内空間に流体が供給されることを特徴とする工作機械の主軸装置。
  2. 前記主軸本体の前記被保持体が挿入される部分の内側空間に前記主軸内空間を連通させ、
    前記主軸内空間に供給される流体によって前記主軸本体の前記被保持体が挿入される部分の流体清掃を行う、請求項1に記載の工作機械の主軸装置。
  3. 前記着座部が、前記主軸内空間に向けて開口するとともに前記被係合部の前記係合部への係合が解除されたときに前記流体供給路に連通する清掃用流路を備える、請求項2に記載の工作機械の主軸装置。
  4. 前記主軸本体が、前記被保持体を把持するチャックを備え、前記被保持体を前記チャック内に挿入する、請求項2または3に記載の工作機械の主軸装置。
  5. 前記検知用流路を、先端部分を他の部分よりも小径に形成し、前記着座部の前記被保持体との当接部分で開口させている、請求項1〜4の何れか1項に記載の工作機械の主軸装置。
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