JP6739643B2 - 筒状断熱部材および冷凍サイクル装置 - Google Patents

筒状断熱部材および冷凍サイクル装置 Download PDF

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Description

本発明は、折り返し点を有する冷媒配管の湾曲部を覆う筒状断熱部材および冷凍サイクル装置に関する。
従来、冷媒配管の湾曲部を覆う筒状断熱部材が知られている(たとえば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載された筒状断熱部材は、配管の加熱成型前に配管に取り付けていた。特許文献2に記載された筒状断熱材は、配管に対して熱融着によって取り付けられていた。
特開2011−75003号公報 特表2014−129894号公報
特許文献1の筒状断熱部材は、加熱成型前に取り付けられたために、加熱成型時もしくは配管溶接時に熱によって溶解する場合がある。特許文献2の筒状断熱材は、取付が熱融着によるので、作業効率が悪かった。
そのため、筒状断熱部材が熱による影響を受けない冷媒配管の溶接後に取り付けられることが望まれた。また、熱融着などの手間が必要無く、作業効率が良く取り付けられることが望まれた。
一方、筒状断熱部材は、冷媒配管を覆う。このため、筒状断熱部材には、冷媒配管の表面で生じる結露水などの液体が流れ込む。このような結露水などの液体が筒状断熱部材の表面から散らばって流れ落ちないことが望まれた。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、冷媒配管の接続後に作業効率が良く容易に取り付けられるとともに、結露水などの液体が表面から散らばって流れ落ちない筒状断熱部材および冷凍サイクル装置を提供することを目的とする。
本発明に係る筒状断熱部材は、最下部に折り返し点を有する冷媒配管の湾曲部を覆う筒状断熱部材であって、上半体にて、上向きに開口する両端の上端部同士がそれぞれ繋がるように形成される切れ目と、前記切れ目の一部を含む前記折り返し点の上方投影領域に接続され、下方に液体を案内する案内流路と、を備え、前記案内流路は、周方向に形成されるものである。
本発明に係る冷凍サイクル装置は、上記の筒状断熱部材を前記冷媒配管に装着するものである。
本発明に係る筒状断熱部材および冷凍サイクル装置によれば、上半体にて、上向きに開口する両端の上端部同士がそれぞれ繋がるように形成される切れ目と、切れ目の一部を含む折り返し点の上方投影領域に接続され、下方に液体を案内する案内流路と、を備える。これにより、筒状断熱部材は、切れ目を開いて冷媒配管に容易に取り付けられる。また、筒状断熱部材は、取付後に内部に浸入する結露水などの液体を切れ目から案内流路に流して下方に案内できる。したがって、筒状断熱部材が冷媒配管の接続後に作業効率が良く容易に取り付けられるとともに、結露水などの液体が表面から散らばって流れ落ちない。
本発明の実施の形態1に係る空気調和装置を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室外機を示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和装置の室外機を示す内部斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る機械室内の冷媒配管に取り付けた筒状断熱部材の周辺部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る筒状断熱部材を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る筒状断熱部材を示す側面平面図である。 本発明の実施の形態1に係る筒状断熱部材を示す図6のA−A断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例1に係る筒状断熱部材を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例2に係る筒状断熱部材を示す斜視図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一のまたはこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
<空気調和装置200の構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置200を示す概略構成図である。図1に示すように、空気調和装置200は、室外機100と室内機300とを配管によって接続されて構成される。
室外機100と室内機300とを接続する配管内には、熱の授受を行うための冷媒が充填されている。冷媒は、室外機100と室内機300との間を循環することにより、室内機300の配置された空間に対して冷房または暖房を実施できる。冷媒の種類としては、R32あるいはR410Aなどが例示できる。
室外機100は、圧縮機1と、室外熱交換器2と、膨張弁3と、四方弁4と、プロペラファン5と、を備える。室内機300は、室内熱交換器6と、室内ファンであるプロペラファン7と、を備える。
<室外機100の外観構成>
図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置200の室外機100を示す外観斜視図である。図2に示すように、空気調和装置200の室外機100は、正面から見て、上部に天面パネル101を有する。室外機100は、底面に底板102を有する。室外機100は、前面に前面パネル103を有する。室外機100は、右面に右面パネル104を有する。室外機100は、前面パネル103と右面パネル104との間にサービスパネル105を有する。このように、室外機100は、天面パネル101と底板102と前面パネル103と右面パネル104とサービスパネル105とによって筐体を構成する。
<室外機の内部構成>
図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和装置200の室外機100を示す内部斜視図である。図2に示すように、空気調和装置200の室外機100の内部は、正面から見て、左側に送風機室20aを有する。また、室外機100は、右側に機械室20bを有する。送風機室20aと機械室20bとは、セパレータ8によって分けられる。
室外機100内部の各部品としては、室外熱交換器2と、プロペラファン7と、が送風機室20a内に配置される。室外熱交換器2は、脚部を有する底面の底板102の上に位置する。プロペラファン7は、室外熱交換器2に室外空気が流れる方向において上流側に位置する。
圧縮機1と、図示しない電気部品と、膨張弁3と、冷媒配管9と、が機械室20bに配置される。圧縮機1は、脚部を有する底面の底板102の上に位置する。電気部品は、プロペラファン5の回転速度、圧縮機1の冷媒圧縮量あるいは膨張弁3の弁開度などを制御する。冷媒配管9は、圧縮機1と室外熱交換器2とを繋ぐ。また、冷媒配管9は、室外機100の内外に冷媒を流通させる。
<筒状断熱部材10の周辺構成>
図4は、本発明の実施の形態1に係る機械室20b内の冷媒配管9に取り付けた筒状断熱部材10の周辺部を示す斜視図である。図4に示すように、機械室20bには、冷媒配管9が設置される。冷媒配管9には、筒状断熱部材10が取り付けられる。つまり、筒状断熱部材10を冷媒配管9に装着する箇所は、空気調和装置200の室外機100の内部である。
筒状断熱部材10は、最下部に折り返し点9aを有するU字状の湾曲部を有する冷媒配管9に取り付けられる。筒状断熱部材10は、U字状の冷媒配管9を覆うU字状である。筒状断熱部材10の両端の上端部10a、10bは、それぞれが同じ高さまで冷媒配管9を覆う。
なお、筒状断熱部材10は、U字状でなくても良い。筒状断熱部材10は、たとえばJ字状などのように湾曲部を有する形状であっても良い。また、筒状断熱部材10は、円筒状を例示している。しかし、筒状断熱部材10は、四角筒状あるいは六角筒状などの多角筒状でも良い。
<筒状断熱部材10の構成>
図5は、本発明の実施の形態1に係る筒状断熱部材10を示す斜視図である。図5に示すように、筒状断熱部材10は、U字状である。筒状断熱部材10は、ゴムホースである。筒状断熱部材10は、上半体10cにて、上向きに開口する両端の上端部10a、10b同士がそれぞれ繋がるように形成された切れ目11を備える。より詳しくは、切れ目11は、筒状断熱部材10の上半体10cにおけるU字状の冷媒配管9の湾曲部の内側に筒状断熱部材10のU字状に沿って形成される。切れ目11は、延出方向に対する直交方向での間隔を一定に形成される。ここで、筒状断熱部材10の上半体10cとは、円筒状の筒状断熱部材10の延びる方向に対する断面にて上半分の円弧部分を示す。
筒状断熱部材10は、表面を凹ませた溝に形成される案内流路12を備える。案内流路12は、切れ目11の一部を含む冷媒配管9の折り返し点9aの上方投影領域のうち直上位置に始点11aを有する。案内流路12は、切れ目11における最下部の位置の始点11aに接続され、下方に結露水などの液体を案内する。案内流路12は、筒状断熱部材10の周方向に形成される。案内流路12は、切れ目11から筒状断熱部材10の片方側に下方に向けて1つだけ形成される。
図6は、本発明の実施の形態1に係る筒状断熱部材10を示す側面平面図である。図7は、本発明の実施の形態1に係る筒状断熱部材10を示す図6のA−A断面図である。図7に示すように、切れ目11は、筒状断熱部材10の中心軸方向に直交する断面が筒状断熱部材10の半径方向の内側程狭い幅のV字状に形成される。また、案内流路12は、始点11aから水平方向の最外径位置12aまで形成される。なお、案内流路12は、始点11aから水平方向の最外径位置12aより下方まで形成されても良い。また、案内流路12の溝幅は、一定に形成される。
<筒状断熱部材10の作用>
筒状断熱部材10は、切れ目11をV字状に形成されることにより、冷媒配管9に対して切れ目11を押し込むだけで容易に取り付けられる。また、切れ目11の外周側の間隔が広いので、筒状断熱部材10の取付時には、冷媒配管9に押し込んで取り付け易い。また、切れ目11の内周側の間隔が狭いので、筒状断熱部材10の取付後には、筒状断熱部材10が冷媒配管9から外れ難い。このように、冷媒配管9の溶接が完了した組み付け後に、熱溶着に代表される接着剤による接着が必要なく、筒状断熱部材10が冷媒配管9に取り付けられる。また、切れ目11の間隔を一定に設定することにより、冷媒配管9のU字状の湾曲部の全体にわたって筒状断熱部材10の密着度が高くできる。これにより、筒状断熱部材10の取付後に、筒状断熱部材10が冷媒配管9から外れ難い。
このように、筒状断熱部材10は、冷媒配管9の組上げ後に取り付けられるので、筒状断熱部材10が配管溶接によって溶けることがない。また、切れ目11が形成されるので、筒状断熱部材10を冷媒配管9に接着剤を用いず容易に取り付けられる。
また、筒状断熱部材10の周方向に案内流路12を設けるので、筒状断熱部材10の内部に流れ込む結露水などの液体が筒状断熱部材10の表面にて流れる方向が制御できる。案内流路12が溝であることにより、筒状断熱部材10のU字状の頂点部分である始点11aが外側にめくれ難くなり、筒状断熱部材10が冷媒配管9に密着して外れ難い。案内流路12が筒状断熱部材10の周方向の片方に1つだけに設けられることにより、筒状断熱部材10の片方側だけに結露水などの液体が排出できる。案内流路12の設けられなかった側には、結露水などの液体が流れ落ちない。これにより、案内流路12の設けられなかった側に存在する部品配置領域に結露水などの液体がふりかからない。これにより、冷媒配管9の下部に設けるドレンパンなどが小型化できる。
<切れ目11の変形例>
なお、切れ目11は、筒状断熱部材10におけるU字状の頂点近傍の間隔を筒状断熱部材10のU字状の両上端部10a、10b側の間隔よりも大きくしても良い。これによれば、筒状断熱部材10におけるU字状の頂点近傍の密着度が低下するものの、U字状の頂点近傍における筒状断熱部材10の押し込み取付けをより容易に行える。
また、切れ目11は、筒状断熱部材10の上半体10cにて、両側の上向きに開口する上端部10a、10b同士がそれぞれ繋がるように形成されれば良い。このため、切れ目11は、筒状断熱部材10の上半体10cにて冷媒配管9の湾曲部の内側部分以外に形成されたり、筒状断熱部材10における冷媒配管9の湾曲部の内側となる仮想線に対して斜め方向に形成されたりしても良い。また、切れ目11は、直線状の他に、曲線状あるいは蛇行線状などに形成されても良い。
<案内流路12の変形例>
なお、案内流路12は、溝ではなく、切れ目でも良い。案内流路12は、切れ目である場合には、結露水などの液体の排出効果を得たまま、筒状断熱部材10のU字状の頂点である直上位置の始点11aが柔軟に変形して冷媒配管9に嵌め込み易い。なお、案内流路12は、切れ目11に接する部分の幅を切れ目11から遠い部分の溝幅よりも大きく形成しても良い。これによれば、結露水などの液体の量が多いときでも、筒状断熱部材10のU字状の頂点である始点11a近傍に流れ込んできた結露水などの液体が漏らさずに一点に集めて排出できる。
また、案内流路12は、筒状断熱部材10の装着後に結露水などの液体を案内するように後から作業者によって形成されても良い。また、案内流路12は、複数形成されても良い。複数の案内流路12は、切れ目11から筒状断熱部材10の両側にそれぞれ形成されても良い。複数の案内流路12は、切れ目11から筒状断熱部材10の片方側にまとめて形成されても良い。
<実施の形態1の変形例1>
図8は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る筒状断熱部材10を示す斜視図である。図8に示すように、切れ目11は、筒状断熱部材10の折り返し点9aの上方投影領域を大きな孔部11bとして形成されても良い。そして、案内流路12は、孔部11bから冷媒配管9の折り返し点9aの直上位置からずれた始点11aに繋がっていても良い。このように、案内流路12の始点11aは、筒状断熱部材10の折り返し点9aの上方投影領域のうち直上位置だけに限られない。
<実施の形態1の変形例2>
図9は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る筒状断熱部材10を示す斜視図である。図9に示すように、案内流路12は、始点11aから水平方向の最外径位置12a以上まで下方に形成されても良い。また、案内流路12は、結露水などの液体を導きたい方向に曲がって形成されても良い。
<実施の形態1の効果>
実施の形態1によれば、筒状断熱部材10は、最下部に折り返し点9aを有する冷媒配管9の湾曲部を覆う。筒状断熱部材10は、上半体10cにて、上向きに開口する両端の上端部10a、10b同士がそれぞれ繋がるように形成される切れ目11を備える。筒状断熱部材10は、切れ目11の一部を含む折り返し点9aの上方投影領域に接続され、下方に液体を案内する案内流路12を備える。
この構成によれば、筒状断熱部材10は、切れ目11を開いて冷媒配管9に容易に取り付けられる。また、筒状断熱部材10は、筒状断熱部材10の取付後に内部に浸入する結露水などの液体を切れ目11から案内流路12に流して下方に案内できる。したがって、筒状断熱部材10が冷媒配管9の接続後に作業効率が良く容易に取り付けられるとともに、結露水などの液体が表面から散らばって流れ落ちない。
実施の形態1によれば、切れ目11は、上半体10cにおける冷媒配管9の湾曲部の内側に形成される。
この構成によれば、筒状断熱部材10は、筒状断熱部材10の取付後に内部に浸入する結露水などの液体を案内流路12に繋がらない箇所の切れ目11からあふれさせ難い。つまり、結露水などの液体は、切れ目11から案内流路12に案内され易い。この結果、結露水などの液体が筒状断熱部材10の表面から散らばって流れ落ちない。
実施の形態1によれば、切れ目11は、延びる方向に直交する断面が半径方向の内側程狭い幅のV字状である。
この構成によれば、筒状断熱部材10は、冷媒配管9に対して切れ目11を押し込むだけで容易に取り付けられる。すなわち、切れ目11の延出方向に直交する断面での外周側の間隔が広い。これにより、筒状断熱部材10の取付時には、筒状断熱部材10が冷媒配管9に押し込んで取り付け易い。また、切れ目11の延出方向に直交する断面での内周側の間隔が狭い。これにより、筒状断熱部材10の取付後には、筒状断熱部材10が冷媒配管9から外れ難い。このように、冷媒配管9の組み上がり後に、接着剤を用いること無く、筒状断熱部材10が冷媒配管9に取り付けられる。
実施の形態1によれば、案内流路12は、切れ目11における最下部の位置に接続され、下方に液体を案内する。
この構成によれば、冷媒配管9は、湾曲部の最下部に折り返し点9aを有する。筒状断熱部材10の取付後に内部に浸入する結露水などの液体は、筒状断熱部材10の最下部に最も溜まる。このため、筒状断熱部材10は、結露水などの液体を切れ目11からより効果的に案内流路12に流せる。
実施の形態1によれば、案内流路12は、切れ目11から表面の水平方向の最外径位置12aより下方まで形成される。
この構成によれば、切れ目11から筒状断熱部材10の水平方向の最外径位置12aより下方まで延びる案内流路12を流れる結露水などの液体は、その後に重力方向に沿って流れ落ちる。この結果、結露水などの液体が筒状断熱部材10の表面から散らばって流れ落ちない。
実施の形態1によれば、案内流路12は、周方向に形成される。
この構成によれば、筒状断熱部材10は、冷媒配管9に対して切れ目11を押し込むだけで取り付けられる。このとき、筒状断熱部材10の周方向に沿って形成される案内流路12は、筒状断熱部材10を中心軸方向に対して直交方向に折り曲げ変形させ、筒状断熱部材10を押し込み易くする。この結果、筒状断熱部材10の取付時には、筒状断熱部材10が冷媒配管9に押し込んでより取り付け易い。
実施の形態1によれば、案内流路12は、切れ目11から下方に向けて1つ形成される。
この構成によれば、案内流路12が筒状断熱部材10の周方向の片側だけに設けられる。そのため、筒状断熱部材10の片方側だけに結露水などの液体を排出できる。これにより、筒状断熱部材10の結露水などの液体を排出しない反対側には、結露水などの液体が流れ落ちない。その結果、この反対側に存在する部品配置領域に結露水などの液体がふりかからない。
実施の形態1によれば、冷媒配管9は、U字状に湾曲して形成される。筒状断熱部材10の両端の上端部10a、10bは、それぞれが同じ高さまで冷媒配管9を覆うU字状である。
この構成によれば、筒状断熱部材10がU字状であり、両端の上端部10a、10bそれぞれが同じ高さである。このため、筒状断熱部材10が切れ目11で開き易く、作業者が筒状断熱部材10を冷媒配管9に取り付け易い。また、筒状断熱部材10が正逆反対に取り付けられても良く、作業者の取付間違いがなく作業効率が良い。
実施の形態1によれば、案内流路12は、表面を凹ませた溝である。
この構成によれば、筒状断熱部材10の最下部の始点11aは、案内流路12を切れ目で構成する場合に比して外側にめくれ難い。これにより、筒状断熱部材10は、冷媒配管9に密着して外れ難い。
実施の形態1によれば、案内流路12は、切れ目である。
この構成によれば、結露水などの液体の排出効果が得られたまま、筒状断熱部材10の最下部の始点11aが柔軟に変形して冷媒配管9に嵌め込み易い。
実施の形態1によれば、冷凍サイクル装置としての空気調和装置200は、筒状断熱部材10を冷媒配管9に装着する。
この構成によれば、筒状断熱部材10が冷媒配管9の接続後に作業効率が良く容易に取り付けられるとともに、結露水などの液体が筒状断熱部材10の表面から散らばって流れ落ちない。
実施の形態1によれば、筒状断熱部材10を冷媒配管9に装着する箇所は、空気調和装置200の室外機100の内部である。
この構成によれば、冷媒配管9に結露水などの液体が発生する空気調和装置200の室外機100の内部にて、筒状断熱部材10が冷媒配管9に装着できる。
1 圧縮機、2 室外熱交換器、3 膨張弁、4 四方弁、5 プロペラファン、6 室内熱交換器、7 プロペラファン、8 セパレータ、9 冷媒配管、9a 折り返し点、10 筒状断熱部材、10a 上端部、10b 上端部、10c 上半体、11 切れ目、11a 始点、11b 孔部、12 案内流路、12a 最外径位置、20a 送風機室、20b 機械室、100 室外機、101 天面パネル、102 底板、103 前面パネル、104 右面パネル、105 サービスパネル、200 空気調和装置、300 室内機。

Claims (11)

  1. 最下部に折り返し点を有する冷媒配管の湾曲部を覆う筒状断熱部材であって、
    上半体にて、上向きに開口する両端の上端部同士がそれぞれ繋がるように形成される切れ目と、
    前記切れ目の一部を含む前記折り返し点の上方投影領域に接続され、下方に液体を案内する案内流路と、
    を備え
    前記案内流路は、前記筒状断熱部材の周方向に形成される筒状断熱部材。
  2. 前記切れ目は、前記上半体における前記冷媒配管の前記湾曲部の内側に形成される請求項1に記載の筒状断熱部材。
  3. 前記切れ目は、延びる方向に直交する断面が半径方向の内側程狭い幅のV字状である請求項1または2に記載の筒状断熱部材。
  4. 前記案内流路は、前記切れ目における最下部の位置に接続され、下方に前記液体を案内する請求項1〜3のいずれか1項に記載の筒状断熱部材。
  5. 前記案内流路は、前記切れ目から表面の水平方向の最外径位置より下方まで形成される請求項1〜4のいずれか1項に記載の筒状断熱部材。
  6. 前記案内流路は、前記切れ目から下方に向けて1つ形成される請求項1〜のいずれか1項に記載の筒状断熱部材。
  7. 前記冷媒配管は、U字状に湾曲して形成され、
    前記両端の前記上端部は、それぞれが同じ高さまで前記冷媒配管を覆うU字状である請求項1〜のいずれか1項に記載の筒状断熱部材。
  8. 前記案内流路は、表面を凹ませた溝である請求項1〜のいずれか1項に記載の筒状断熱部材。
  9. 前記案内流路は、切れ目である請求項1〜のいずれか1項に記載の筒状断熱部材。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載の筒状断熱部材を前記冷媒配管に装着する冷凍サイクル装置。
  11. 前記筒状断熱部材を前記冷媒配管に装着する箇所は、空気調和装置の室外機の内部である請求項10に記載の冷凍サイクル装置。
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