JP6739074B2 - 距離測定装置 - Google Patents

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Description

本開示は、所定の領域に光を照射するとともに、当該光の反射光を受信した際に、その反射光に対応する受光信号に基づいて、反射物を検出し、当該反射物までの距離を測定する距離測定装置に関する。
従来、車載用の安全機構の一つとして、撮像素子を用いて車両の前方や周辺或いは後方を監視するシステムが提案されている。車両周辺における物体までの距離を測定する距離測定装置には、放射された光が物体で反射された後に受光されるまでの時間を計測する飛行時間法(タイムオブフライト法)の原理を用いた構成が知られている。計測した時間は、物体までの距離に換算される(特許文献1、2参照)。
距離測定装置では、光路上に汚れ等の異物が付着していると、測距に異常が発生して、測定に誤差を与えたり、測定不良となったりすることがあった。
特開2006−38686号公報 実開平5−28759号公報
本開示は、前記課題を鑑み、光路上に異物が付着した場合であっても異物の付着を判定できる距離測定装置を提供することを主な目的とする。
本開示に係る一実施形態によれば、タイムオブフライト法の原理を用いて目標対象物までの距離を算出する距離算出部にて算出された最大距離の実測値が急激に小さくなった場合に、光路上に異物が付着したものと判定する。他の実施形態によれば、環境光の強度を測定する測光センサを設け、異物なしの場合に距離算出部にて算出され得る最大距離を環境光の強度に応じて推定し、この推定値と最大距離の実測値との比較結果をもとに異物付着の判定を行う。この構成によれば、環境光の強度変化を異物付着と誤判定してしまうことを防止できる。
すなわち、本開示に係る第1の距離測定装置は、光を間欠的に放射する発光部と、各々発光部から放射された光に対する反射光を受光し光電変換して受光信号を生成する複数の光電変換素子を有する受光部と、発光部から光を放射してから受光部によって反射光を受光するまでの時間差に基づいて目標対象物までの距離を算出する距離算出部と、距離算出部における距離算出履歴をもとに距離算出部にて算出され得る最大距離を推定する最大距離推定部と、最大距離推定部にて推定された最大距離の推定値と距離算出部にて算出された最大距離の実測値とを比較する比較部とを備えたものである。
また、本開示に係る第2の距離測定装置は、光を間欠的に放射する発光部と、各々発光部から放射された光に対する反射光を受光し光電変換して受光信号を生成する複数の光電変換素子を有する受光部と、発光部から光を放射してから受光部によって反射光を受光するまでの時間差に基づいて目標対象物までの距離を算出する距離算出部と、前記受光部と独立して構成されており、環境光の強度を測定する測光センサと、前記発光部及び前記受光部に異物が付着していない状態における、環境光の強度と前記距離算出部にて算出され得る最大距離との関係を記憶しており、測光センサにより測定された環境光の強度に応じて距離算出部にて算出され得る最大距離を推定する最大距離推定部と、最大距離推定部にて推定された最大距離の推定値と距離算出部にて算出された最大距離の実測値とを比較する比較部とを備えたものである。
第1又は第2の距離測定装置において、実測値が推定値から所定の割合以上小さくなった場合に、発光部又は受光部に異物が付着していると判定することができる。
本開示の実施形態によって得られる効果を簡単に説明すれば、次のとおりである。すなわち、距離測定装置において、光路上への異物の付着を判定することができる。また、判定結果を用いて発光部又は受光部の洗浄を実行することにより、信頼性の高い距離測定装置を提供することができる。
本開示の実施形態1に係る距離測定装置の概略構成図である。 図1中の制御部の詳細構成例を示すブロック図である。 図1の距離測定装置にて測定可能な最大距離に対して異物の有無が及ぼす影響を示す図である。 図1の距離測定装置にて測定可能な最大距離に対して環境光強度が及ぼす影響を示す図である。 環境光強度の相違が異物検出を困難にする状況を説明するための図である。 図1の距離測定装置の動作例を示すフロー図である。 本開示の実施形態2に係る距離測定装置の動作例を示すフロー図である。
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら、具体的に説明する。実質的に同一の構成に対して同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。なお、本発明は以下の実施形態に限定されない。
(実施形態1)
図1は、本開示の実施形態1に係る距離測定装置の概略構成図である。図1の距離測定装置は、発光部20と、受光部30と、制御部40と、測光センサ60と、発光部20又は受光部30に付着した異物11,12を除去するための洗浄部50とを備える。発光部20は、発光レンズ及びスキャナを介してパルス状のレーザ光Lを放射するレーザダイオード(LD)部を有する光源である。受光部30は、集光のための光学系31と、特定の波長の光だけを透過するバンドパスフィルタ(BPF)32と、各々光電変換素子としてのフォトダイオード(PD)を含む複数の画素をアレイ状に配列してなるPD部33とを有する測距カメラである。PD部33のフォトダイオードは、アバランシェフォトダイオード(APD)としてもよい。APDはアバランシェ効果による内部増幅作用によって、遠く離れた目標対象物からの微弱な光を高い感度で検出することが可能である。制御部40は、発光部(LD部)20にLD駆動制御信号DR1を、PD部33にPD駆動制御信号DR2をそれぞれ供給し、PD部33から受光信号RVを、測光センサ60から環境光信号ENVをそれぞれ受け取る。また、制御部40は、ワイパー、ウォッシャ等で構成された洗浄部50へ洗浄命令Wを供給し、洗浄部50から完了信号Cを受け取る。
PD部33は複数の画素で構成されており、全画素同時に受光タイミングを制御することができるグローバルシャッタ機能を有するのが好都合である。このグローバルシャッタ機能をもとに制御部40からシャッタタイミングを、発光部(LD部)20の発光タイミングに対する相対的なタイミングとして制御することで、当該距離測定装置から特定の距離区間にある被写体を検出することができる。その距離区間を距離方向にスキャンすることで、異なる位置の被写体が複数あっても、距離の異なる画像として制御部40が距離画像を取得することができる。
図1に示すように、例えば車載用の距離測定装置において、発光部(LD部)20の前方に異物11が付着していると、光源からの放射光が減少する。一方で、受光部30の前方に異物12が付着していると、測定対象物から受光部30に入ってくる反射光が減少する。このようにして放射光又は反射光が減少し、PD部33への入射光量が所定量以下となると、光の往復時間の計測精度が落ちてしまう。すなわち、距離測定値の信頼性が損なわれたり、或いは測定できる最大距離が減少して安全性が低下したりすることが考えられる。そのため、異物11,12の検出及び除去が重要となる。
さて、図1の距離測定装置は、タイムオブフライト法の原理を用いて各画素にて目標対象物までの距離を実測し、そのうち最大距離の実測値が急激に小さくなった場合に、発光部(LD部)20又は受光部30の光路上に異物11,12が付着したものと判定するものである。この判定に対する環境光の影響を排除するため、図1の距離測定装置には、環境光の強度を測定する測光センサ60を設けている。測光センサ60は、異物の付着を避けるように、例えば車室内で環境光を受け得る位置に設置される。
図2は、図1中の制御部40の詳細構成例を示すブロック図である。制御部40は、LD駆動制御部41と、PD駆動制御部43と、距離算出部45と、洗浄処理部47と、最大距離推定部48と、比較部49とを備える。LD駆動制御部41は、LD駆動制御信号DR1により発光部(LD部)20の発光タイミングを制御する。PD駆動制御部43は、発光タイミングを通知するLD駆動制御信号DR1を受けて、PD駆動制御信号DR2によりPD部33の受光動作を制御する。距離算出部45は、発光タイミングを通知するLD駆動制御信号DR1と、PD部33からの受光信号RVとを受けて、発光部(LD部)20から光を放射してから、PD部33によって反射光を受光するまでの時間差に基づいて、目標対象物までの距離を算出する。最大距離推定部48は、測光センサ60からの環境光信号ENVを受けて、異物なしの状態で距離算出部45にて算出され得る最大距離の推定値を環境光強度に応じて推定する。比較部49は、最大距離推定部48にて推定された最大距離の推定値と、距離算出部45にて算出された最大距離の実測値とを比較して、実測値が推定値から所定の割合以上小さくなった場合に、発光部(LD部)20又は受光部30に異物が付着していると判定する。比較部49は、異物付着の判定をした場合、洗浄処理部47へ異物検出信号Dを供給する。異物検出信号Dを受けた洗浄処理部47は、洗浄部50へ洗浄命令Wを発する。洗浄処理部47は、洗浄部50から完了信号Cを受け取ると、比較部49へ完了信号Cを伝達することで、洗浄処理が完了したことを比較部49へ通知する。
図3は、弱い環境光(強度X)の下でPD部33の各画素で実測した距離値の分布を示すヒストグラムであって、図1の距離測定装置にて測定可能な最大距離に対して異物の有無が及ぼす影響を示している。発光部(LD部)20及び受光部30のいずれにも異物の付着がない場合、図1の距離測定装置は、最大距離Aまでの測距が可能である。これに対して、例えば発光部(LD部)20に異物11が付着している場合、図1の距離測定装置で測距可能な最大距離はB(<A)まで低下してしまう。これは、発光部(LD部)20からの放射光量が減少してしまうため、反射光量が少なくなり、特に遠方からの戻り光量が少なくなるからである。このことから、最大距離を常時モニタリングしておけば、最大距離が低減した場合に異物の付着があると判定することが可能になる。
一方、図4は、異物なしの状態で同様にPD部33の各画素で実測した距離値の分布を示すヒストグラムであって、図1の距離測定装置にて測定可能な最大距離に対して環境光強度が及ぼす影響を示している。夜間の弱い環境光(強度X)の下では、図1の距離測定装置は、最大距離Aまでの測距が可能である。これに対して、太陽光が照射している強い環境光(強度Y>X)の下では、図1の距離測定装置で測距可能な最大距離はB(<A)まで低下してしまう。これは、環境光が強い場合には、発光部(LD部)20から信号光として一定光量のレーザ光Lを放射しても、PD部33にて信号光+背景光を検知する際の信号光の比重が低下してしまうからである。つまり、図3の結果から単に最大距離が低減した場合に異物の付着があると判定することとすれば、環境光強度が増加した場合にも、あたかも異物が付着したように誤判定してしまう恐れがある。
図5は、環境光強度の相違が異物検出を困難にする状況を更に説明するための図である。図3にて説明した弱い環境光強度Xの下で「異物なし」の最大距離Aから「異物あり」の最大距離Bへ変化するということは、図5中の点Pから点Qへの移動に対応する。一方、図4にて説明した異物なしの状態で「弱い環境光強度X」の下での最大距離Aから「強い環境光強度Y」の下での最大距離Bへ変化するということは、図5中の点Pから点Rへの移動に対応する。最大距離の変化だけをとらえたのでは、環境光強度Xで異物が付着している場合と、環境光強度Yで異物が付着していない場合とで同じ最大距離Bを得てしまい、両者を区別できないのである。
そこで、発明者らが鋭意検討した結果、環境光強度を測定する測光センサ60を設け、異物なしの状態で距離算出部48にて算出され得る最大距離の推定値を環境光強度に応じて最大距離推定部48にて推定することとした。具体的には、図5における「異物なし」の推定曲線が示す環境光強度と最大距離との関係を、数式又は数値テーブルの形式で最大距離推定部48に保持しておく。例えば、弱い環境光強度Xの下では、最大距離の推定値がAとされ、点Pから点Qへ移動したとき、つまり最大距離Aから最大距離Bまで低下したときに異物が付着したものと判定される。一方、強い環境光強度Yの下では、最大距離の推定値がBとされ、点Rから点Sへ移動したとき、つまり最大距離Bから最大距離Eまで低下したときに異物が付着したものと判定される。なお、図5中の推定曲線は、異物なしの状態にて様々な環境光強度下で最大距離を実測することにより得られる。
図6は、図1の距離測定装置の動作例を示すフロー図である。ステップS11では、測光センサ60が環境光強度を測定する測光動作を実行する。ステップS12では、環境光信号ENVを受けて、最大距離推定部48が当該環境光強度下で測定可能な最大距離を推定する。一方、発光部(LD部)20と、受光部30のPD部33とは、ステップS21からステップS24までの測距動作を実行する。ステップS21では、発光部(LD部)20からの信号光なしの状態でPD部33にて背景光測距を行い、背景光検出回数の記憶を行う。ステップS22では、発光部(LD部)20からの信号光ありの状態でPD部33にて信号光+背景光測距を行い、信号光+背景光検出回数の記憶を行う。ステップS23では、両検出回数記憶の大小を比較し、その結果を以て距離電圧 を記憶する。ここでいう距離電圧とは、計測された距離に対応する電圧を意味し、計算で距離が算出される場合であれば、計算に用いられる電圧値であり、変換テーブルなどで距離値を変換する場合であれば、その電圧値である。 これらステップS21からステップS23までの動作は、N(Nは整数値)個の距離区間で繰り返される。これらの動作がN個の距離区間で完了した時点で、ステップS24にて距離電圧の情報が制御部40の距離算出部45に供給される。距離算出部45は、受け取った距離電圧の情報をもとに、N個の距離区間の各々における目標対象物までの距離を算出し、そのうちの最大値を最大距離の実測値として算出する。ステップS13において、比較部49は、最大距離推定部48にて推定された最大距離の推定値と、距離算出部45にて算出された最大距離の実測値とを比較する。ステップS14において、比較部49は、最大距離の実測値が最大距離の推定値から所定の割合以上小さくなった場合に、発光部(LD部)20又は受光部30に異物が付着していると判定して、洗浄部50に対して洗浄命令Wを発行するように制御する。
(実施形態2)
本開示の実施形態2に係る距離測定装置も、実施形態1の場合と同様に、タイムオブフライト法の原理を用いて各画素にて目標対象物までの距離を実測し、そのうち最大距離の実測値が急激に小さくなった場合に、発光部又は受光部の光路上に異物が付着したものと判定するものである。ただし、測光センサを用いて最大距離の推定値を得るのではなく、距離算出履歴をもとに最大距離の推定値を得る点が、実施形態1の場合と異なる。すなわち、実施形態2に係る距離測定装置の構成は、図1及び図2から測光センサ60を除去し、図2中の距離算出部45の出力を最大距離推定部48へ供給するように変更したものに相当する。
図7は、本開示の実施形態2に係る距離測定装置の動作例を示すフロー図である。ステップS21からステップS24までの測距動作は、図6の場合と同様である。ステップS31において、最大距離推定部48は、現在の距離データから平均距離や最大距離のみを抽出してフレーム毎に記憶する。抽象化されたデータであるため、メモリの記憶容量は小さくても問題ない。ステップS32において、最大距離推定部48は、記憶した多フレームの最大距離を時系列にモニタリングすることにより、すなわち距離算出部45における距離算出履歴をもとに、測定可能な最大距離を推定する。次のステップS13において、比較部49は、最大距離推定部48にて推定された最大距離の推定値と、距離算出部45にて算出された最大距離の実測値とを比較する。ステップS14において、比較部49は、最大距離の実測値が最大距離の推定値から所定の割合以上小さくなった場合に、発光部(LD部)20又は受光部30に異物が付着していると判定して、洗浄部50に対して洗浄命令Wを発行するように制御する。
(変形例)
上記実施形態1、2において、PD部33にて撮像された画面全体の画素で最大距離が低下した場合には、発光部(LD部)20への異物11の付着が疑われる。画面の一部のみの画素で最大距離が低下した場合には、受光部30の光学系31への異物12の付着が疑われる。これらの状況に応じて、洗浄部50による洗浄対象を選択すればよい。
道路のアスファルト部分の画像に限定して得た最大距離をもとに異物判定を行うこととすれば、異物判定精度が向上する。
最大距離の推定値を下回る最大距離の実測値がたまたま得られたことのみを以て異物判定を行うのではなく、平均化された最大距離の実測値を以て異物判定を行うこととしても、異物判定精度が向上する。
洗浄命令Wを発行して発光部(LD部)20又は受光部30の洗浄を実行しても距離性能が向上しなければ、発光部(LD部)20からなる光源の性能が劣化した等のシステムの劣化を疑い、使用者にシステム使用を停止する警告等を発することも可能である。
なお、発光部20の構成素子はLDに限らない。
以上説明してきたように、本開示に係る距離測定装置は、光路上への異物の付着を判定することができる効果を有し、特に車載用等として有用である。
11,12 異物
20 発光部[LD(レーザダイオード)部]
30 受光部
31 光学系
32 BPF(バンドパスフィルタ)
33 PD(フォトダイオード)部
40 制御部
41 LD駆動制御部
43 PD駆動制御部
45 距離算出部
47 洗浄処理部
48 最大距離推定部
49 比較部
50 洗浄部
60 測光センサ

Claims (4)

  1. 光を間欠的に放射する発光部と、
    各々前記発光部から放射された光に対する反射光を受光し、光電変換して受光信号を生成する複数の光電変換素子を有する受光部と、
    前記発光部から光を放射してから、前記受光部によって反射光を受光するまでの時間差に基づいて、目標対象物までの距離を算出する距離算出部と、
    前記距離算出部における距離算出履歴をもとに、前記距離算出部にて算出され得る最大距離を推定する最大距離推定部と、
    前記最大距離推定部にて推定された最大距離の推定値と、前記距離算出部にて算出された最大距離の実測値とを比較する比較部とを備えた距離測定装置。
  2. 光を間欠的に放射する発光部と、
    各々前記発光部から放射された光に対する反射光を受光し、光電変換して受光信号を生成する複数の光電変換素子を有する受光部と、
    前記発光部から光を放射してから、前記受光部によって反射光を受光するまでの時間差に基づいて、目標対象物までの距離を算出する距離算出部と、
    前記受光部と独立して構成されており、環境光の強度を測定する測光センサと、
    前記発光部及び前記受光部に異物が付着していない状態における、環境光の強度と前記距離算出部にて算出され得る最大距離との関係を記憶しており、前記測光センサにより測定された環境光の強度に応じて、前記距離算出部にて算出され得る最大距離を推定する最大距離推定部と、
    前記最大距離推定部にて推定された最大距離の推定値と、前記距離算出部にて算出された最大距離の実測値とを比較する比較部とを備えた距離測定装置。
  3. 請求項1又は2に記載の距離測定装置において、
    前記実測値が前記推定値から所定の割合以上小さくなった場合に、前記発光部又は前記受光部に異物が付着していると判定する距離測定装置。
  4. 請求項3に記載の距離測定装置において、
    前記発光部又は前記受光部に異物が付着していると前記比較部にて判定された場合に、前記発光部又は前記受光部に付着した異物を除去するように洗浄を行う洗浄部を更に備えた距離測定装置。
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