JP6738545B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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JP6738545B2 JP2018234101A JP2018234101A JP6738545B2 JP 6738545 B2 JP6738545 B2 JP 6738545B2 JP 2018234101 A JP2018234101 A JP 2018234101A JP 2018234101 A JP2018234101 A JP 2018234101A JP 6738545 B2 JP6738545 B2 JP 6738545B2
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Description

開示の実施形態は、衛生洗浄装置に関する。
従来、便器のボウル部に汚物が付着することを抑制するため、使用者が便器を使用する
前に、便器のボウル部を洗浄水で濡らすプレ洗浄技術が知られている。
たとえば、局部洗浄用のノズルに対してプレ洗浄用の噴出口を設けるとともに、ノズル
内部の流路を局部洗浄用の噴出口とプレ洗浄用の噴出口とで共用化した局部洗浄装置があ
る(たとえば、特許文献1参照)。この局部洗浄装置は、ノズルの収納位置において局部
洗浄用の噴出口から噴出される洗浄水を装置内部のカバー体で押さえつつ、プレ洗浄用の
噴出口から噴出される洗浄水を用いてプレ洗浄を行う。
また、プレ洗浄用のノズルを局部洗浄用のノズルと別体に設けた局部洗浄装置もある(
たとえば、特許文献2参照)。この局部洗浄装置では、ボウル部の後方中央に局部洗浄用
のノズルが配置され、その側方にプレ洗浄用のノズルが配置される。
特開平6−322806号公報 特開2008−223467号公報
しかしながら、局部洗浄用のノズルに対してプレ洗浄用の噴出口を設けた従来の局部洗
浄装置は、ノズルを進出させてプレ洗浄を行うことが困難である。これは、ノズルを収納
した状態でしか局部洗浄用の噴出口から噴出される洗浄水を押さえることができないので
、ノズルを進出させてプレ洗浄を行うと、使用者の用便前に、局部洗浄用の噴出口から使
用者の局部に対して洗浄水が噴出されてしまうためである。このように、この局部洗浄装
置は、ノズルを進出させてプレ洗浄を行うことが困難であるため、ボウル部の前方側に洗
浄水が届き難いという問題がある。
また、プレ洗浄用のノズルを局部洗浄用のノズルと別体に設けた従来の局部洗浄装置は
、プレ洗浄用のノズルがボウル部の後方中央から側方にずれた位置に配置されるため、プ
レ洗浄用のノズルが配置される側と反対側の側方に洗浄水が届き難いという問題がある。
実施形態の一態様は、ボウル部を広い範囲で濡らすことができる衛生洗浄装置を提供す
ることを目的とする。
実施形態の一態様に係る衛生洗浄装置は、ケース部と、前記ケース部に収納され、使用者の局部へ向けて水を噴出する人体用噴出口および便器のボウル部へ向けて水を噴出する便器用噴出口を備える洗浄ノズルと、水の供給先を前記人体用噴出口または前記便器用噴出口へ切り替える切替弁と、前記洗浄ノズルを前記ボウル部へ向けて進出または前記ケース部へ向けて後退させるノズル駆動部と、前記切替弁および前記ノズル駆動部を制御する制御部と、トイレ室内への使用者の入室を検知する入室検知部と、を備え、前記便器用噴出口は前記洗浄ノズルの先端部の下部に設けられ、前記ボウル部の前方側へ向けて水を噴出する第1便器用噴出口と、前記ボウル部の後方側へ向けて水を噴出する第2便器用噴出口と、を有し、前記制御部は、前記洗浄ノズル前記ボウル部へ進出させることにより前記第1便器用噴出口および前記第2便器用噴出口を前方に進出させた状態で前記第1便器用噴出口および前記第2便器用噴出口から前記ボウル部へ向けて水を噴出する進出洗浄動作を行わせ、前記制御部は、前記入室検知部が使用者を検知してから使用者が前記便器を使用する前に前記進出洗浄動作を行い、前記進出洗浄動作時における前記洗浄ノズルの進出距離は、前記人体用噴出口から水を噴出する局部洗浄動作時における前記洗浄ノズルの進出距離の最大値よりも短く設定されていることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ボウル部を広い範囲で濡らすことができる。
図1は、第1の実施形態に係るトイレ装置の模式斜視図である。 図2は、ノズルユニットの模式側断面図である。 図3は、ノズルユニットの模式正面図である。 図4は、洗浄ノズルの模式側断面図である。 図5は、ボウル部内において菌が繁殖し易い領域を示す図である。 図6は、ボウル部内において汚れが付着し易い領域を示す図である。 図7は、アフター洗浄において殺菌水が供給される範囲を示す図である。 図8は、プレ洗浄において洗浄水が供給される範囲を示す図である。 図9は、衛生洗浄装置の機能ブロック図である。 図10は、プレ洗浄およびアフター洗浄の処理手順を示すフローチャートである。 図11は、プレ洗浄の処理手順の変形例を示すフローチャートである。 図12は、アフター洗浄の処理手順の変形例を示すフローチャートである。 図13は、進出プレ洗浄における洗浄水の噴出タイミングの変形例を示す図である。 図14は、進出プレ洗浄における洗浄水の噴出タイミングの変形例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する衛生洗浄装置の実施形態を詳細に説明する
。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る衛生洗浄装置を備えたトイレ装置の全体構成について図1
を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係るトイレ装置の模式斜視図である。な
お、以下においては、便座22に着座した使用者から見て上方を「上方」とし、便座22
に着座した使用者から見て下方を「下方」とする。また、便座22に着座した使用者から
見て前方を「前方」とし、便座22に着座した使用者から見て後方を「後方」とする。
図1に示すように、第1の実施形態に係るトイレ装置1は、腰掛式の便器10と、便器
10の後部上面に設けられる衛生洗浄装置20とを備える。便器10は、汚物を受けるボ
ウル部11と、ボウル部11の上縁に設けられるリム部12とを備える。なお、図1では
、床置き式の便器10を示したが、便器10は、壁掛け式であってもよい。
衛生洗浄装置20は、入室検知センサ24や着座検知センサ25あるいはノズルユニッ
ト100といった各種の機能部を内蔵するケース部21と、使用者が着座する便座22と
、便座22を覆う便蓋23とを備える。便座22および便蓋23は、ケース部21に対し
て回動自在に軸支される。
入室検知センサ24(「入室検知部」の一例に相当)は、トイレ室内への使用者の入退
室を検知するセンサである。入室検知センサ24としては、たとえば焦電センサや、ドッ
プラーセンサなどのマイクロ波センサを用いることができる。なお、着座検知センサは、
便座22にかかる荷重を検出する荷重センサであってもよい。
また、着座検知センサ25(「着座検知部」の一例に相当)は、使用者が便座22へ着
座したことを検知するセンサである。着座検知センサ25としては、たとえば赤外線投受
光式の測距センサを用いることができる。これら入室検知センサ24および着座検知セン
サ25の検知信号は、後述する制御部600(図9参照)へ出力される。
ノズルユニット100は、洗浄ノズル150を備えており、この洗浄ノズル150をボ
ウル部11へ向けて進出させた状態で、あるいは、ケース部21内に収納した状態で、後
述する「局部洗浄」、「プレ洗浄」および「アフター洗浄」を実行する。
なお、ケース部21は、洗浄ノズル150を遮蔽する遮蔽板26を備える。遮蔽板26
は、ケース部21に対して回動可能に軸支されており、洗浄ノズル150が便器10のボ
ウル部11内へ進出した場合に、洗浄ノズル150に押されて開くように構成される。そ
の他、ケース部21には、衛生洗浄装置20の動作を制御する制御部600や殺菌水を生
成する電解槽ユニット540なども内蔵されるが、これらについては図9を参照して後述
する。
次に、ノズルユニット100の構成について図2および図3を参照して説明する。図2
は、ノズルユニット100の模式側断面図である。また、図3は、ノズルユニット100
の模式正面図である。
図2および図3に示すように、第1の実施形態に係るノズルユニット100は、取付台
110と、ノズル駆動部120と、切替弁130と、ノズル洗浄室140と、洗浄ノズル
150とを備える。
取付台110は、ケース部21に固定されており、上面を洗浄ノズル150が設置され
る傾斜面111としている。ノズル駆動部120は、洗浄ノズル150を洗浄ノズル15
0の軸A1に沿った方向(図2の矢印A11)に移動させる。
たとえば、ノズル駆動部120は、図示しないモータと、傾斜面111上に設けられ、
洗浄ノズル150を保持する図示しないノズルホルダと、モータの駆動力をノズルホルダ
へ伝達する図示しないプーリおよびベルト121とを備える。そして、ノズル駆動部12
0は、モータの駆動力をプーリおよびベルト121を介してノズルホルダへ伝達してノズ
ルホルダを傾斜面111に沿って移動させる。これにより、洗浄ノズル150がボウル部
11へ進出したり、ケース部21へ後退したりする。
ノズル洗浄室140は、洗浄ノズル150が挿通される内部空間を有する部材であり、
取付台110の先端側に固定される。ノズル洗浄室140は、上記内部空間に洗浄室噴出
口141を備えており、洗浄ノズル150の進退時や待機時において洗浄室噴出口141
から洗浄ノズル150へ向けて洗浄水を吐出することにより、洗浄ノズル150に付着し
た汚れを除去する。
切替弁130は、洗浄ノズル150の後端部に一体的に設けられる。切替弁130は、
後述する制御部600からの指令に従い、給水先(流路の接続先)を洗浄ノズル150ま
たはノズル洗浄室140へ切り替える。また、切替弁130は、制御部600からの指令
に従い、給水先(流路の接続先)を洗浄ノズル150の後述する人体用噴出口210また
は便器用噴出口220へ切り替える動作も行う。その他、切替弁130は、ノズル洗浄室
140または洗浄ノズル150への供給流量の調節も行う。
次に、洗浄ノズル150の構成について図4を参照して説明する。図4は、洗浄ノズル
150の模式側断面図である。
図4に示すように、洗浄ノズル150は、ノズル本体200と、ノズルカバー300と
を備える。また、ノズル本体200は、人体用噴出口210と、便器用噴出口220とを
備え、ノズルカバー300は、人体用切欠部310と便器用切欠部320とを備える。人
体用切欠部310は、人体用噴出口210と連通し、便器用切欠部320は、便器用噴出
口220と連通する。
人体用噴出口210は、「局部洗浄」に使用される噴出口であり、ノズル本体200の
先端側の上部に設けられる。人体用噴出口210は、第1噴出口211と、第2噴出口2
12と、第3噴出口213とを備える。第1噴出口211は、「おしり洗浄」用の噴出口
であり、第2噴出口212は、おしりを優しく洗う「やわらか洗浄」用の噴出口であり、
第3噴出口213は、「ビデ洗浄」用の噴出口である。これらの噴出口211〜213は
、各々の用途に応じた形状や向きを有する。
人体用切欠部310は、第1噴出口211と連通する第1切欠部311と、第2噴出口
212と連通する第2切欠部312と、第3噴出口213と連通する第3切欠部313と
を備える。
便器用噴出口220は、「プレ洗浄」および「アフター洗浄」に使用される噴出口であ
る。「プレ洗浄」とは、たとえば、ボウル部11に汚れが付着することを抑制するため、
使用者が便器10を使用する前に、ボウル部11を洗浄水で濡らす処理のことである。ま
た、「アフター洗浄」とは、たとえば、菌の繁殖を抑えるために、使用者が便器10を使
用した後、後述する電解槽ユニット540によって生成される殺菌水をボウル部11に噴
出する処理のことである。
便器用噴出口220は、洗浄ノズル150の先端部150aの下部に設けられ、洗浄水
または殺菌水をミスト状に噴出する。これにより、便器用噴出口220は、ボウル部11
の広い範囲に洗浄水または殺菌水を供給することができる。
第1の実施形態に係る衛生洗浄装置20は、洗浄ノズル150を進出させた状態で、便
器用噴出口220から洗浄水または殺菌水を噴出させる。これにより、ボウル部11のよ
り広い範囲に洗浄水または殺菌水を供給することができる。また、第1の実施形態に係る
衛生洗浄装置20は、洗浄ノズル150を進出させた状態で「プレ洗浄」を行い、洗浄ノ
ズル150を収納した状態で「アフター洗浄」を行う。これにより、ボウル部11への汚
れの付着およびボウル部11内での菌の繁殖の双方を効果的に抑えることができる。
かかる点について図5〜図8を参照して説明する。図5は、ボウル部11内において菌
が繁殖し易い領域を示す図であり、図6は、ボウル部11内において汚れが付着し易い領
域を示す図である。また、図7は、アフター洗浄において殺菌水が供給される範囲を示す
図であり、図8は、プレ洗浄において洗浄水が供給される範囲を示す図である。なお、以
下においては、洗浄水および殺菌水を総称して単に「水」と記載する場合がある。
図5に示すように、ボウル部11の底部には、下方へ向けて窪む壺部13が形成されて
おり、封水としての洗浄水(以下、「溜水」と記載する)が、この壺部13の中途部まで
貯留された状態となっている。菌は、溜水の水際W0に沿った領域B1に繁殖し易い。
また、図6に示すように、汚れ、具体的には、汚物や汚物の落下によって飛び散る溜水
は、汚物落下ポイントPを中心とする領域B2内に付着し易い。特に、ボウル部11の後
方側は、略垂直に立ち上がっているため、ボウル部11の他の部分と比べて汚れが集中し
易い。
なお、領域B1(以下、「菌繁殖領域B1」と記載する)は、壺部13よりも内側の領
域であり、領域B2(以下、「汚れ付着領域B2」と記載する)は、壺部13よりも外側
を含んだ領域である。
図7に示すように、第1の実施形態に係る衛生洗浄装置20は、洗浄ノズル150を収
納した状態でアフター洗浄を行う。このときの殺菌水の供給範囲C1は、菌繁殖領域B1
を含んでいる。このため、衛生洗浄装置20は、かかるアフター洗浄により、菌の繁殖を
効果的に抑えることができる。
一方、供給範囲C1は、汚れ付着領域B2のうちの前方側の領域を含まない。したがっ
て、プレ洗浄を収納状態で行った場合、ボウル部11への汚れの付着を十分に抑えること
ができないおそれがある。
そこで、図8に示すように、第1の実施形態に係る衛生洗浄装置20では、洗浄ノズル
150を進出させた状態でプレ洗浄を行うこととした。このときの洗浄水の供給範囲C2
は、汚れ付着領域B2を全て含む。このため、衛生洗浄装置20は、ボウル部11への汚
れの付着を効果的に抑えることができる。
次に、衛生洗浄装置20の機能構成を説明し、つづいて、上述したプレ洗浄およびアフ
ター洗浄の具体的動作について説明する。まず、衛生洗浄装置20の機能構成について図
9を参照して説明する。図9は、衛生洗浄装置20の機能ブロック図である。なお、図9
では、水の流れを実線の矢印で、信号の流れを破線の矢印でそれぞれ示している。
図9に示すように、衛生洗浄装置20のケース部21には、上述した入室検知センサ2
4、着座検知センサ25およびノズルユニット100が内蔵される。また、ケース部21
には、電磁弁510、流路切替部520、熱交換器ユニット530、電解槽ユニット54
0、バキュームブレーカ(VB)550および制御部600が内蔵される。
電磁弁510は、制御部600からの指令に従って開閉する弁であり、水道管などの給
水源から供給される洗浄水を後段の流路切替部520へ供給する。流路切替部520は、
たとえば三方向電磁弁であり、制御部600からの指令に従い、電磁弁510から供給さ
れる洗浄水の供給先を後段の熱交換器ユニット530または電解槽ユニット540へ切り
替える。
熱交換器ユニット530は、図示しないタンクおよびヒータを備え、流路切替部520
から供給される洗浄水をタンクに貯留しつつヒータで所定の温度に加熱して、後段のVB
550へ供給する。ヒータは、制御部600によって制御される。
電解槽ユニット540は、図示しない電解槽を備え、制御部600からの指令に従い、
電磁弁510から供給される洗浄水を電気分解することによって殺菌水(たとえば、次亜
塩素酸水)を生成してVB550へ供給する。なお、電解槽ユニット540は、電磁弁5
10から供給される洗浄水を電気分解することなく、常温の洗浄水としてVB550へ供
給することもできる。
VB550は、熱交換器ユニット530から供給される洗浄水または電解槽ユニット5
40から供給される殺菌水の逆流を防止する。VB550を通過した洗浄水または殺菌水
は、ノズルユニット100の切替弁130へ供給される。切替弁130は、制御部600
からの指令に従い、VB550から供給される洗浄水または殺菌水の供給先を、人体用噴
出口210の第1噴出口211、第2噴出口212もしくは第3噴出口213、便器用噴
出口220またはノズル洗浄室140へ切り替える。
制御部600は、たとえばCPU(Central Processing Unit)である。制御部60
0は、図示しない記憶部に記憶されたプログラムを読み出して実行することで、電磁弁5
10、流路切替部520、熱交換器ユニット530、電解槽ユニット540、ノズル駆動
部120および切替弁130を制御して衛生洗浄装置20を動作させる。なお、制御部6
00は、プログラムを用いずにハードウェアのみで構成されてもよい。
次に、上述したプレ洗浄およびアフター洗浄の具体的な処理手順について図10を参照
して説明する。図10は、プレ洗浄およびアフター洗浄の処理手順を示すフローチャート
である。なお、図10には、プレ洗浄およびアフター洗浄に関する処理の処理手順のみを
示しており、たとえば局部洗浄や汚物の排出といった他の処理の処理手順については省略
している。
図10に示すように、制御部600は、入室検知センサ24が使用者の入室を検知した
か否かを判定する(ステップS101)。使用者の入室が検知されない場合(ステップS
101,No)、制御部600は、入室検知センサ24が使用者の入室を検知するまでス
テップS101の処理を繰り返す。
ステップS101において、入室検知センサ24が使用者の入室を検知したと判定する
と(ステップS101,Yes)、制御部600は、ノズル駆動部120を制御して洗浄
ノズル150を目標位置まで進出させる(ステップS102)。その後、制御部600は
、洗浄ノズル150の便器用噴出口220から洗浄水を噴出させる(ステップS103)
ステップS103の処理について具体的に説明すると、まず、制御部600は、流路切
替部520を制御して洗浄水の供給先を電解槽ユニット540へ切り替えるとともに、切
替弁130を制御して洗浄水の供給先を便器用噴出口220へ切り替える。これにより、
給水源から電解槽ユニット540を経由して便器用噴出口220へ至る流路が形成される
また、制御部600は、電解槽ユニット540において洗浄水の電気分解が行われない
ように、電解槽ユニット540の電解槽への通電を行わない。これにより、電解槽ユニッ
ト540から便器用噴出口220へ常温の洗浄水が供給されて、便器用噴出口220から
ボウル部11へ常温の洗浄水が噴出される。
このように、第1の実施形態に係る衛生洗浄装置20では、洗浄ノズル150を進出さ
せた状態でプレ洗浄を行うこととしたため、汚れ付着領域B2の全域に洗浄水を供給する
ことができる(図8参照)。したがって、ボウル部11への汚れの付着を効果的に抑える
ことができる。なお、ステップS103のように洗浄ノズル150を進出した状態で行う
プレ洗浄を「進出プレ洗浄」と記載する。
つづいて、制御部600は、ノズル駆動部120を制御して、洗浄ノズル150をケー
ス部21内の収納位置まで後退させる(ステップS104)。そして、制御部600は、
ステップS103と同様、電解槽ユニット540を経由して洗浄ノズル150の便器用噴
出口220からボウル部11へ常温の洗浄水を噴出させる(ステップS105)。
このように、第1の実施形態に係る衛生洗浄装置20では、進出プレ洗浄に加え、洗浄
ノズル150を収納した状態でのプレ洗浄も行うこととしている。これにより、汚れが集
中しやすいボウル部11後方側に洗浄水をより確実に供給することができる。なお、ステ
ップS105のように洗浄ノズル150を収納した状態で行うプレ洗浄を「収納プレ洗浄
」と記載する。
なお、進出プレ洗浄および収納プレ洗浄の順序は逆でもよい。すなわち、制御部600
は、洗浄ノズル150を収納した状態でプレ洗浄を行った後、洗浄ノズル150を進出さ
せた状態でプレ洗浄を行ってもよい。
つづいて、制御部600は、たとえば入室検知から所定時間内に着座検知センサ25が
使用者の着座を検知したか否かを判定する(ステップS106)。この処理において、着
座検知センサ25が使用者の着座を検知したと判定すると(ステップS106,Yes)
、制御部600は、着座検知センサ25が離座を検知したか否か、具体的には、使用者の
着座を検知しなくなったか否かを判定する(ステップS107)。
使用者の離座が検知されない場合(ステップS107,No)、制御部600は、着座
検知センサ25が使用者の離座を検知するまでステップS107の処理を繰り返す。なお
、通常、使用者の用便はこの間に行われる。
ステップS107において、着座検知センサ25が使用者の離座を検知したと判定する
と(ステップS107,Yes)、制御部600は、離座が検知されてから所定時間が経
過したか否かを検知する(ステップS108)。所定時間が経過していない場合(ステッ
プS108,No)、制御部600は、所定時間が経過するまでステップS108の処理
を繰り返す。なお、ここでは図示を省略しているが、通常、この間にボウル部11内の汚
物の排出処理が行われる。
そして、制御部600は、ステップS108において、離座が検知されてから所定時間
が経過したと判定すると(ステップS108,Yes)、洗浄ノズル150を収納した状
態で、便器用噴出口220からボウル部11へ殺菌水を噴出する(ステップS109)。
ステップS109の処理について具体的に説明すると、まず、制御部600は、流路切
替部520および切替弁130をそれぞれ制御して、給水源から電解槽ユニット540を
経由して便器用噴出口220へ至る流路を形成する。また、制御部600は、電解槽ユニ
ット540の電解槽への通電を行って殺菌水を生成させる。これにより、電解槽ユニット
540から便器用噴出口220へ殺菌水が供給されて、便器用噴出口220からボウル部
11へ殺菌水が噴出される。
このように、洗浄ノズル150を収納した状態で殺菌水によるアフター洗浄を行うこと
で、菌繁殖領域B1に殺菌水を供給することができる(図7参照)。したがって、ボウル
部11内における菌の繁殖を効果的に抑えることができる。
ステップS109の処理を終えたとき、あるいは、ステップS106において、入室検
知から所定時間内に着座検知センサ25が使用者の着座を検知しないとき(ステップS1
06,No)、制御部600は、一回の用便動作に対する一連のプレ洗浄およびアフター
洗浄の処理を終了する。その後、制御部600は、ステップS101から処理を再開する
上述してきたように、第1の実施形態に係る衛生洗浄装置20は、ケース部21と、洗
浄ノズル150と、切替弁130と、ノズル駆動部120と、制御部600とを備える。
洗浄ノズル150は、ケース部21に収納され、使用者の局部へ向けて水を噴出する人体
用噴出口210および便器10のボウル部11へ向けて水を噴出する便器用噴出口220
を備える。切替弁130は、水の供給先を人体用噴出口210または便器用噴出口220
へ切り替える。ノズル駆動部120は、洗浄ノズル150をボウル部11へ向けて進出ま
たはケース部21へ向けて後退させる。制御部600は、切替弁130およびノズル駆動
部120を制御する。
また、制御部600は、洗浄ノズル150がボウル部11へ進出した状態で便器用噴出
口220からボウル部11へ向けて水を噴出する進出洗浄動作を行わせる。したがって、
第1の実施形態に係る衛生洗浄装置20によれば、ボウル部11を広い範囲で濡らすこと
ができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、上述したプレ洗浄の処
理手順の変形例について図11を参照して説明する。図11は、プレ洗浄の処理手順の変
形例を示すフローチャートである。なお、図11に示すステップS201〜S204の処
理は、図10に示すステップS101〜S104の処理と同様であるため、ここでの説明
は省略する。
上述した第1の実施形態では、ステップS104において洗浄ノズル150を後退させ
た後、ステップS106において使用者の着座が検知される前に、収納プレ洗浄を行う場
合の例について説明した。しかし、収納プレ洗浄の実行タイミングは、たとえば使用者の
着座が検知された後であってもよい。
具体的には、図11に示すように、制御部600は、ステップS204において洗浄ノ
ズル150を後退させた後、たとえば入室検知から所定時間内に着座検知センサ25が使
用者の着座を検知したか否かを判定する(ステップS205)。そして、着座検知センサ
25が使用者の着座を検知したと判定すると(ステップS205,Yes)、制御部60
0は、収納プレ洗浄を行う、すなわち、便器用噴出口220からボウル部11へ向けて洗
浄水を噴出する(ステップS206)。
ステップS206以降の処理は、図10のステップS107〜S109と同様である。
また、ステップS205において、着座検知センサ25が使用者の着座を検知しない場合
(ステップS205,No)、制御部600は、一連のプレ洗浄およびアフター洗浄の処
理を終了する。
このように、収納プレ洗浄は、使用者の着座後に行われてもよい。これにより、使用者
の用便のできるだけ直前にプレ洗浄を行うことができるため、汚れが集中しやすいボウル
部11後方側への汚れの付着をより効果的に抑えることができる。
なお、ここでは、使用者の入室が検知されたことを進出プレ洗浄の開始条件としたが、
進出プレ洗浄の開始条件は、入室検知に限定されない。たとえば、制御部600は、前回
の進出プレ洗浄からの経過時間が所定時間に達したことを条件として次回の進出プレ洗浄
を開始してもよい。すなわち、制御部600は、使用者がトイレ室へ入室したか否かにか
かわらず、言い換えれば、使用者が便器10を使用するか否かにかかわらず進出プレ洗浄
を定期的に行ってもよい。
また、進出プレ洗浄における洗浄ノズル150の進出距離は、局部洗浄における洗浄ノ
ズル150の進出距離の最大値よりも短くしてもよい。これにより、たとえば使用者の入
室から用便までの時間が想定外に短い場合であっても、進出した洗浄ノズル150に汚物
が付着する事態を生じ難くすることができる。
たとえば、図8には、局部洗浄における進出距離の最大値と同じ距離だけ洗浄ノズル1
50を進出させた場合の供給範囲C2を示している。制御部600は、たとえば供給範囲
C2の前端が汚れ付着領域B2の前端と一致する程度にまで、進出プレ洗浄における洗浄
ノズル150の進出距離を短くしてもよい。
また、進出プレ洗浄における洗浄ノズル150の進出距離は、局部洗浄における洗浄ノ
ズル150の進出距離の最大値よりも長くしてもよい。たとえば、制御部600は、洗浄
ノズル150の進出距離の限界値まで洗浄ノズル150を進出させてプレ洗浄を行っても
よい。これにより、ボウル部11のより広い範囲に洗浄水を供給することができる。
また、ここでは、プレ洗浄として進出プレ洗浄と収納プレ洗浄とを行う場合の例を示し
たが、制御部600は、進出プレ洗浄を2回行ってもよい。たとえば、制御部600は、
図11の着座検知後(ステップS205,Yes)、ステップS202における洗浄ノズ
ル150の進出距離よりも短く、具体的には、落下する汚物にかからない程度に洗浄ノズ
ル150を進出させてプレ洗浄を行ってもよい。
また、上述した例では、進出プレ洗浄および収納プレ洗浄を洗浄水を用いて行うことと
したが、進出プレ洗浄および収納プレ洗浄には、殺菌水を用いてもよい。また、制御部6
00は、プレ洗浄として進出プレ洗浄を1回のみ行うこととしてもよい。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、上述したアフター洗浄
の処理手順の変形例について図12を参照して説明する。図12は、アフター洗浄の処理
手順の変形例を示すフローチャートである。なお、図12のステップS301以前の処理
は、たとえば図10に示すステップS101〜S105の処理と同様である。
第1の実施形態では、アフター洗浄を1回行う場合の例について説明したが、制御部6
00は、アフター洗浄を複数回行ってもよい。たとえば、制御部600は、アフター洗浄
として、洗浄水を用いた第1アフター洗浄(図12のステップS303)と、殺菌水を用
いた第2アフター洗浄(図12のステップS305)とを行ってもよい。
具体的には、図12に示すように、制御部600は、着座検知センサ25が使用者の着
座を検知したと判定すると(ステップS301,Yes)、着座検知センサ25が離座を
検知したか否かを判定する(ステップS302)。使用者の離座が検知されない場合(ス
テップS302,No)、制御部600は、着座検知センサ25が使用者の離座を検知す
るまでステップS302の処理を繰り返す。
ステップS302において、着座検知センサ25が使用者の離座を検知したと判定する
と(ステップS302,Yes)、制御部600は、洗浄ノズル150を収納した状態で
、便器用噴出口220からボウル部11へ洗浄水を噴出する(ステップS303)。すな
わち、制御部600は、ステップS103やステップS105と同様、電解槽ユニット5
40を経由して洗浄ノズル150の便器用噴出口220からボウル部11へ常温の洗浄水
を噴出させる。
その後のステップS304,S305の処理は、上述したステップS108,S109
と同様であるため、説明を省略する。また、ステップS301において、着座検知センサ
25が使用者の着座を検知しない場合(ステップS301,No)、制御部600は、一
連のプレ洗浄およびアフター洗浄の処理を終了する。
このように、使用者が離座した後、すなわち使用者の用便後に、洗浄ノズル150を収
納した状態でアフター洗浄を行うことで、汚れが集中しやすいボウル部11後方側を集中
的に洗浄することができる。すなわち、ボウル部11後方側の洗浄力を高めることができ
る。なお、この場合、制御部600は、洗浄力をさらに高めるために、切替弁130を制
御して、ステップS305のアフター洗浄時における殺菌水の流量よりも多い流量の洗浄
水を便器用噴出口220から噴出させてもよい。
なお、ここでは、使用者の離座が検知されたことをアフター洗浄の開始条件とする場合
の例を示したが、アフター洗浄の開始条件は、離座検知に限定されない。たとえば、制御
部600は、入室検知センサ24が使用者のトイレ室からの退出を検知したこと、具体的
には、入室検知センサ24が使用者を検出しなくなったことを条件としてアフター洗浄を
行ってもよい。
また、ここでは、洗浄ノズル150を収納した状態でアフター洗浄を行う場合の例を示
したが、アフター洗浄は、洗浄ノズル150を進出させた状態で行われてもよい。この場
合、制御部600は、局部洗浄における洗浄ノズル150の進出距離の最大値よりも長く
、たとえば、洗浄ノズル150の進出距離の限界値まで洗浄ノズル150を進出させてア
フター洗浄を行ってもよい。これにより、ボウル部11のより広い範囲に殺菌水を供給す
ることができる。また、制御部600は、その後、洗浄ノズル150を収納した状態で再
度アフター洗浄を行ってもよい。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態では、進出プレ洗浄における
洗浄水の噴出タイミングの変形例について図13および図14を参照して説明する。図1
3および図14は、進出プレ洗浄における洗浄水の噴出タイミングの変形例を示す図であ
る。
上述した実施形態では、洗浄ノズル150を進出させた後に、便器用噴出口220から
洗浄水あるいは殺菌水を噴出する場合の例を示したが、制御部600は、図13に示すよ
うに、洗浄ノズル150を進出させながら、便器用噴出口220から洗浄水あるいは殺菌
水を噴出してもよい。また、図13では、洗浄ノズル150を進出させながらプレ洗浄を
行う場合の例を示したが、洗浄ノズル150を進出させた後、洗浄ノズル150を後退さ
せながら同様のプレ洗浄動作を行ってもよい。
また、ここでは、洗浄ノズル150を進出または後退させながら、洗浄水あるいは殺菌
水を継続的に噴出することとしたが、制御部600は、洗浄ノズル150を進出または後
退させながら、洗浄水あるいは殺菌水を断続的に噴出してもよい。
また、図14に示すように、制御部600は、洗浄ノズル150を所定距離だけ進出さ
せた後に便器用噴出口220から洗浄水あるいは殺菌水を噴出する動作を、洗浄ノズル1
50が目標位置に到達するまで繰り返し行ってもよい。また、制御部600は、洗浄ノズ
ル150を目標位置まで進出させた後、洗浄ノズル150を所定距離だけ後退させた後に
便器用噴出口220から洗浄水あるいは殺菌水を噴出する動作を、洗浄ノズル150が収
納位置に到達するまで繰り返し行ってもよい。
このように、進出プレ洗浄は、少なくとも洗浄ノズル150が進出した状態で行われる
ものであればよく、洗浄ノズル150が目標位置または収納位置へ到達するまでの間、便
器用噴出口220から洗浄水あるいは殺菌水を継続的あるいは断続的に噴出させてもよい
(その他の実施形態)
上述してきた各実施形態では、便器用噴出口220が洗浄ノズル150に対して1個設
けられる場合の例について説明したが、便器用噴出口220は、洗浄ノズル150に対し
て複数設けられてもよい。
たとえば、洗浄ノズル150は、ボウル部11の前方側へ向けて洗浄水または殺菌水を
噴出する第1便器用噴出口と、ボウル部11の後方側へ向けて洗浄水または殺菌水を噴出
する第2便器用噴出口とを備えてもよい。これにより、進出プレ洗浄を行うことで、ボウ
ル部11の前方側および後方側の広い範囲に洗浄水または殺菌水を供給することができる
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本
発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施
形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物に
よって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変
更が可能である。
1 トイレ装置
10 便器
11 ボウル部
13 壺部
20 衛生洗浄装置
21 ケース部
24 入室検知センサ
25 着座検知センサ
100 ノズルユニット
120 ノズル駆動部
130 切替弁
140 ノズル洗浄室
150 洗浄ノズル
200 ノズル本体
210 人体用噴出口
220 便器用噴出口
300 ノズルカバー
B1 菌繁殖領域
B2 汚れ付着領域
C1 収納状態における供給範囲
C2 進出状態における供給範囲

Claims (7)

  1. ケース部と、
    前記ケース部に収納され、使用者の局部へ向けて水を噴出する人体用噴出口および便器のボウル部へ向けて水を噴出する便器用噴出口を備える洗浄ノズルと、
    水の供給先を前記人体用噴出口または前記便器用噴出口へ切り替える切替弁と、
    前記洗浄ノズルを前記ボウル部へ向けて進出または前記ケース部へ向けて後退させるノズル駆動部と、
    前記切替弁および前記ノズル駆動部を制御する制御部と
    トイレ室内への使用者の入室を検知する入室検知部と、を備え、
    前記便器用噴出口は前記洗浄ノズルの先端部の下部に設けられ、前記ボウル部の前方側へ向けて水を噴出する第1便器用噴出口と、前記ボウル部の後方側へ向けて水を噴出する第2便器用噴出口と、を有し、
    前記制御部は、前記洗浄ノズル前記ボウル部へ進出させることにより前記第1便器用噴出口および前記第2便器用噴出口を前方に進出させた状態で前記第1便器用噴出口および前記第2便器用噴出口から前記ボウル部へ向けて水を噴出する進出洗浄動作を行わせ、
    前記制御部は、前記入室検知部が使用者を検知してから使用者が前記便器を使用する前に前記進出洗浄動作を行い、
    前記進出洗浄動作時における前記洗浄ノズルの進出距離は、前記人体用噴出口から水を噴出する局部洗浄動作時における前記洗浄ノズルの進出距離の最大値よりも短く設定されていることを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 前記制御部は、前記進出洗浄動作に加え、前記洗浄ノズルを前記ケース部に収納した状態で前記便器用噴出口から前記ボウル部へ向けて水を噴出する収納洗浄動作を行わせ、前記ボウル部に洗浄水を供給することを特徴とする請求項1に記載の衛生洗浄装置。
  3. 使用者の着座を検知する着座検知部を備え、
    前記制御部は、前記着座検知部が使用者の着座を検知した場合に、前記収納洗浄動作を行わせることを特徴とする請求項2に記載の衛生洗浄装置。
  4. 前記制御部は、前記着座検知部が使用者の着座を検知した後、着座を検知しなくなった場合に、前記進出洗浄動作を行わせることを特徴とする請求項3に記載の衛生洗浄装置。
  5. 使用者の着座を検知する着座検知部を備え、
    前記制御部は、前記着座検知部が使用者の着座を検知した後、着座を検知しなくなった場合に、前記収納洗浄動作を行わせることを特徴とする請求項2に記載の衛生洗浄装置。
  6. 使用者の着座を検知する着座検知部と、
    給水源から供給される洗浄水を電気分解して殺菌水を生成する電解槽とを備え、
    前記制御部は、前記入室検知部が前記トイレ室内への使用者の入室を検知した場合に、前記洗浄水を用いて前記進出洗浄動作を行わせ、前記着座検知部が使用者の着座を検知した後、着座を検知しなくなった場合に、前記殺菌水を用いて前記収納洗浄動作を行わせることを特徴とする請求項2に記載の衛生洗浄装置。
  7. 前記制御部は、前記進出洗浄動作として、前記洗浄ノズルを進出または後退させながら、前記便器用噴出口から前記ボウル部へ向けて水を噴出させることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の衛生洗浄装置。
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