JP6737839B2 - インペラ、遠心式流体機械、及び流体装置 - Google Patents
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Description
軸線を中心として回転するディスクと、前記軸線を中心とする周方向に間隔をあけて前記ディスクに複数設けられ、前記ディスクと一体回転することで前記軸線が延びる軸線方向から流入する流体を前記軸線に対する径方向外側に案内するブレードと、を備え、前記流体が流入する側の前記ブレードの入口縁から前記流体が流出する前記ブレードの出口縁に向かって延びるキャンバーラインに沿った方向であるキャンバーライン方向における全領域で、前記ブレードの厚さがディスク側からチップ側に向かうに連れて次第に減少し、前記厚さの減少率がディスク側からチップ側に向かうに連れて次第に減少する。前記ブレードの正圧面から前記ブレードの厚さの中心までの第一距離が、前記ディスク側から前記チップ側に向かうに連れて次第に減少し、前記第一距離の減少率が前記ディスク側から前記チップ側に向かうに連れて次第に減少する。前記ブレードの負圧面から前記ブレードの厚さの中心までの第二距離が、前記ディスク側から前記チップ側に向かうに連れて次第に減少し、前記第二距離の減少率が前記ディスク側から前記チップ側に向かうに連れて次第に減少する。前記ブレードの前記ディスク側から前記チップ側に向かう高さ方向におけるいずれの位置においても、前記ブレードの厚さが、前記キャンバーライン方向で前記入口縁から前記出口縁へ向かうに連れて次第に増加してから、次第に減少する。前記正圧面は、少なくとも前記ディスク側の部分で、前記ディスク側及び前記負圧面側に向かって、なだらかにへこむよう湾曲している。前記負圧面は、少なくとも前記ディスク側の部分で、前記ディスク側及び前記正圧面側に向かって、なだらかにへこむよう湾曲している。
さらに、当該インペラでは、ブレードの入口縁及び出口縁での厚さが、キャンバーライン方向の中間部分に比べて薄くなるため、インペラ出口における流体のウェーク幅を小さくできると共に、インペラ入口における流体の衝撃波を小さくすることができる。
当該インペラでは、キャンバーライン方向の全領域にわって、ブレードの軽量化を図るこができるため、インペラのさらなる軽量化を図ることができる。また、出口縁でのブレードの厚さが高さ方向の一部で薄くなるため、インペラ出口における流体のウェーク幅を小さくすることができる。さらに、入口縁でのブレードの厚さも高さ方向の一部で薄くなるため、インペラ入口における流体の衝撃波を小さくすることができる。
以上のいずれかの前記インペラと、前記軸線を中心として円柱状を成し、前記インペラが取り付けられる回転軸と、前記インペラを回転可能に覆うケーシングと、を備えている。
複数の前記遠心式流体機械と、回転駆動軸と、前記回転駆動軸の回転を複数の前記遠心式流体機械の前記回転軸に伝達する駆動力伝達機構と、を備える。
遠心式流体機械の第一実施形態について、図1〜図6を用いて説明する。
遠心式流体機械の第二実施形態について、図7〜図9を用いて説明する。
流体装置の一実施形態について、図10を用いて説明する。
第一実施形態では、キャンバーライン方向Dclの全領域で、ブレード23の厚さがディスク側からチップ側に向かうに連れて次第に減少し、しかもその減少率がディスク側からチップ側に向かうに連れて次第に減少する。しかしながら、ブレード23中でキャンバーライン方向Dclの中間位置よりも出口縁25側であって、出口縁25を含む出口領域のみで、ブレード23の厚さがディスク側からチップ側に向かうに連れて次第に減少し、その減少率がディスク側からチップ側に向かうに連れて次第に減少するようにしてもよい。また、ブレード23中でキャンバーライン方向Dclの中間位置よりも入口縁24側であって、入口縁24を含む入口領域のみで、又はこの入口領域及び前述の出口領域のみで、ブレード23の厚さがディスク側からチップ側に向かうに連れて次第に減少し、その減少率がディスク側からチップ側に向かうに連れて次第に減少するようにしてもよい。
Claims (6)
- 軸線を中心として回転するディスクと、
前記軸線を中心とする周方向に間隔をあけて前記ディスクに複数設けられ、前記ディスクと一体回転することで前記軸線が延びる軸線方向から流入する流体を前記軸線に対する径方向外側に案内するブレードと、
を備え、
前記流体が流入する側の前記ブレードの入口縁から前記流体が流出する前記ブレードの出口縁に向かって延びるキャンバーラインに沿った方向であるキャンバーライン方向における全領域で、前記ブレードの厚さがディスク側からチップ側に向かうに連れて次第に減少し、前記厚さの減少率がディスク側からチップ側に向かうに連れて次第に減少し、
前記ブレードの正圧面から前記ブレードの厚さの中心までの第一距離が、前記ディスク側から前記チップ側に向かうに連れて次第に減少し、前記第一距離の減少率が前記ディスク側から前記チップ側に向かうに連れて次第に減少し、
前記ブレードの負圧面から前記ブレードの厚さの中心までの第二距離が、前記ディスク側から前記チップ側に向かうに連れて次第に減少し、前記第二距離の減少率が前記ディスク側から前記チップ側に向かうに連れて次第に減少し、
前記ブレードの前記ディスク側から前記チップ側に向かう高さ方向におけるいずれの位置においても、前記ブレードの厚さが、前記キャンバーライン方向で前記入口縁から前記出口縁へ向かうに連れて次第に増加してから、次第に減少し、
前記正圧面は、少なくとも前記ディスク側の部分で、前記ディスク側及び前記負圧面側に向かって、なだらかにへこむよう湾曲し、
前記負圧面は、少なくとも前記ディスク側の部分で、前記ディスク側及び前記正圧面側に向かって、なだらかにへこむよう湾曲している、
インペラ。 - 請求項1に記載のインペラにおいて、
前記ブレードは、前記軸線に対する径方向内側から前記径方向外側に向かうに連れて次第に、前記周方向の一方側である前記ディスクの回転方向の後側に傾いている、
インペラ。 - 請求項1又は2に記載のインペラにおいて、
前記ブレードの厚さの中心線は、前記入口縁から前記出口縁までの間の少なくとも一部の位置で前記ディスクの表面に対して傾斜し、かつ、少なくとも一部の位置で曲線を成している、
インペラ。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載のインペラにおいて、
前記キャンバーライン方向における前記ブレードの厚さの最大減少率の絶対値は、前記キャンバーライン方向における前記ブレードの厚さの最大増加率の絶対値よりも小さい、
インペラ。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載のインペラと、
前記軸線を中心として円柱状を成し、前記インペラが取り付けられる回転軸と、
前記インペラを回転可能に覆うケーシングと、
を備えている遠心式流体機械。 - 請求項5に記載の複数の遠心式流体機械と、
回転駆動軸と、
前記回転駆動軸の回転を複数の前記遠心式流体機械の前記回転軸に伝達する駆動力伝達機構と、
を備える流体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018116274A JP6737839B2 (ja) | 2018-06-19 | 2018-06-19 | インペラ、遠心式流体機械、及び流体装置 |
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JP2018116274A JP6737839B2 (ja) | 2018-06-19 | 2018-06-19 | インペラ、遠心式流体機械、及び流体装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014218191A Division JP2016084751A (ja) | 2014-10-27 | 2014-10-27 | インペラ、遠心式流体機械、及び流体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018138786A JP2018138786A (ja) | 2018-09-06 |
JP6737839B2 true JP6737839B2 (ja) | 2020-08-12 |
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ID=63451404
Family Applications (1)
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JP2018116274A Active JP6737839B2 (ja) | 2018-06-19 | 2018-06-19 | インペラ、遠心式流体機械、及び流体装置 |
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Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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KR20200079039A (ko) * | 2018-12-24 | 2020-07-02 | 엘지전자 주식회사 | 2단 원심식 압축기 |
US11421702B2 (en) | 2019-08-21 | 2022-08-23 | Pratt & Whitney Canada Corp. | Impeller with chordwise vane thickness variation |
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2018
- 2018-06-19 JP JP2018116274A patent/JP6737839B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018138786A (ja) | 2018-09-06 |
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