JPS58150099A - 遠心羽根車 - Google Patents
遠心羽根車Info
- Publication number
- JPS58150099A JPS58150099A JP1732783A JP1732783A JPS58150099A JP S58150099 A JPS58150099 A JP S58150099A JP 1732783 A JP1732783 A JP 1732783A JP 1732783 A JP1732783 A JP 1732783A JP S58150099 A JPS58150099 A JP S58150099A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thickness
- vane
- blade
- impeller
- till
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は圧縮機またはタービンなどの遠心羽根車にかか
わり、その羽根付根部に働く応力を低減させるのに好適
な羽根厚さ分布に関するものである。
わり、その羽根付根部に働く応力を低減させるのに好適
な羽根厚さ分布に関するものである。
従来遠心圧縮機用羽根車の羽根の厚さは一般的には一定
である(第1図で1は羽根、2は6板)。
である(第1図で1は羽根、2は6板)。
しかし羽根に働く応力を低減させようとする場合には第
2図に示すように羽根先端1cから付根1dに向って直
線的に羽根厚さを増す方法がとられる。また特願昭52
−103549 (特開昭54−37902 )K示
されているように、羽根車の出口付近で負圧面側にだけ
羽根厚さを増す方法がある。
2図に示すように羽根先端1cから付根1dに向って直
線的に羽根厚さを増す方法がとられる。また特願昭52
−103549 (特開昭54−37902 )K示
されているように、羽根車の出口付近で負圧面側にだけ
羽根厚さを増す方法がある。
最近、過給機用の遠心圧縮機は高効率化や作動範囲の拡
大が要求されるようになり、パックワード形羽根車を用
いることが多くなって来ている。
大が要求されるようになり、パックワード形羽根車を用
いることが多くなって来ている。
ところがこの羽根車はラジアル形羽根車と同じ圧力比を
得るためには周速を上げなければならず、また羽根車出
口で羽根が後方に曲がっているために曲げろ力が高くな
る。これを解決するために従来の方法で羽根を厚くする
と羽根自身の質量も増加し、所定の応力まで低減させる
ため忙は相当羽根が厚くなυ、流路が狭くなる等のため
性能に悪影響が生ずる。従って羽根自身の質量の増加を
できるだけ少なくシ、流路を狭めることなしに羽根付根
部に発生する応力を低減する方法が必要である。
得るためには周速を上げなければならず、また羽根車出
口で羽根が後方に曲がっているために曲げろ力が高くな
る。これを解決するために従来の方法で羽根を厚くする
と羽根自身の質量も増加し、所定の応力まで低減させる
ため忙は相当羽根が厚くなυ、流路が狭くなる等のため
性能に悪影響が生ずる。従って羽根自身の質量の増加を
できるだけ少なくシ、流路を狭めることなしに羽根付根
部に発生する応力を低減する方法が必要である。
本発明の目的は上述の事柄にもとづきなされたもので、
羽根付根部の応力を低減させることによシ遠心羽根車を
従来より高速まで使用できるようにし、または寿命の長
い羽根車を提供することにある。
羽根付根部の応力を低減させることによシ遠心羽根車を
従来より高速まで使用できるようにし、または寿命の長
い羽根車を提供することにある。
本発明の特徴は、羽根の先端から心根(付根)に向って
その高さの中央付近まで羽根厚さを一定の値とし、そこ
から心根に向って応力集中を発生しないようKなめらか
に厚さを増加させていくことにある。
その高さの中央付近まで羽根厚さを一定の値とし、そこ
から心根に向って応力集中を発生しないようKなめらか
に厚さを増加させていくことにある。
本発明の遠心羽根車の羽根の断面形を第3図に示す。す
なわち羽根先端からその高さの中央付近までは薄い一定
の羽根厚さとし、そこから心根2に向って所定の厚さま
で直線的に厚さを増していくものとする。羽根の入口1
aから出口1btで上記のような羽根厚さとし、羽根自
身の質量をできるだけ小さくすることにより、羽根厚さ
が先端から心根に向って直線的に増すものよりも応力を
低減させることができる。羽根厚さを変える位置を羽根
高さの中央付近にした理由は、付根近くにすれば厚さの
変化が急激になりすぎて応力集中が発生し、付根に近い
位置に最大応力が発生してしまう上、羽根の薄い範囲が
大きくなって鋳造により製作する仁とが困難になるため
、また羽根の先端に近いところKすれば羽根自身の質量
があオり少なくならず、効果的に応力を低減することが
できないためである。
なわち羽根先端からその高さの中央付近までは薄い一定
の羽根厚さとし、そこから心根2に向って所定の厚さま
で直線的に厚さを増していくものとする。羽根の入口1
aから出口1btで上記のような羽根厚さとし、羽根自
身の質量をできるだけ小さくすることにより、羽根厚さ
が先端から心根に向って直線的に増すものよりも応力を
低減させることができる。羽根厚さを変える位置を羽根
高さの中央付近にした理由は、付根近くにすれば厚さの
変化が急激になりすぎて応力集中が発生し、付根に近い
位置に最大応力が発生してしまう上、羽根の薄い範囲が
大きくなって鋳造により製作する仁とが困難になるため
、また羽根の先端に近いところKすれば羽根自身の質量
があオり少なくならず、効果的に応力を低減することが
できないためである。
第4図は本発明の効果を示す図で、(イ)は応力の方向
を示す説明図(σ1は心根に垂直な方向、σ3は心根に
平行な方向の応力成分で、いずれも羽根の圧力面付根の
もの)、(ロ)は半径方向の座標Xに対して上記応力成
分σ1およびσ、の分布を示す図である。また(口)で
破線は第2図に示す従来の羽根厚さ分布に対するもの、
実線は本発明の羽根厚さ分布に対するものを示し、矢印
で示す最大値の付近で本発明のものは従来のものの約8
0−に応力が低減している。
を示す説明図(σ1は心根に垂直な方向、σ3は心根に
平行な方向の応力成分で、いずれも羽根の圧力面付根の
もの)、(ロ)は半径方向の座標Xに対して上記応力成
分σ1およびσ、の分布を示す図である。また(口)で
破線は第2図に示す従来の羽根厚さ分布に対するもの、
実線は本発明の羽根厚さ分布に対するものを示し、矢印
で示す最大値の付近で本発明のものは従来のものの約8
0−に応力が低減している。
本発明を実鞄する場合、羽根の薄い部分の面積が広くな
って鋳造によシ製作することが困難になる場合がある。
って鋳造によシ製作することが困難になる場合がある。
そのような場合には羽根車の入口から出口にかけて厚さ
分布を与え、中間付近で厚くするようKすれば鋳造性が
改善される。
分布を与え、中間付近で厚くするようKすれば鋳造性が
改善される。
以上述べたように1本発明によれば第3図に示すような
羽根厚さ分布を与えたことにより、羽根付根の応力を従
来のもの(第2図)に比べて約801sに低減すること
ができ、従って羽根付根の応力を増大させることなしに
遠心圧縮機の羽根車をラジアル形からバンクワード形に
変え、高性能化をはかることができる。またラジアル形
羽根車であれば、よシ高速回転まで許容できるようにな
る。
羽根厚さ分布を与えたことにより、羽根付根の応力を従
来のもの(第2図)に比べて約801sに低減すること
ができ、従って羽根付根の応力を増大させることなしに
遠心圧縮機の羽根車をラジアル形からバンクワード形に
変え、高性能化をはかることができる。またラジアル形
羽根車であれば、よシ高速回転まで許容できるようにな
る。
第1図は遠心羽根車の縦断面図、第2図は第1図のA−
A断面図で従来の羽根厚さ分布を示すもの、第3図は同
じく本発明による羽根厚さ分布を示すA−A断面に相当
する断面図、第4図は本発明による効果を示す図で(イ
)は応力成分の説明図、(ロ)は半径位置と応力成分と
の関係を示す分布図である。 1・・・羽根、IC・・・羽根先端、ld・・・羽根付
根、2・・・心根。 Yll 図 第2図 第3図
A断面図で従来の羽根厚さ分布を示すもの、第3図は同
じく本発明による羽根厚さ分布を示すA−A断面に相当
する断面図、第4図は本発明による効果を示す図で(イ
)は応力成分の説明図、(ロ)は半径位置と応力成分と
の関係を示す分布図である。 1・・・羽根、IC・・・羽根先端、ld・・・羽根付
根、2・・・心根。 Yll 図 第2図 第3図
Claims (1)
- 羽根の厚さを羽根の先端から羽根高さの中央付近まで一
様な値とし、中央付近から付根までほぼ直線的に厚さを
増したことを特徴とする遠心羽根車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1732783A JPS58150099A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 遠心羽根車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1732783A JPS58150099A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 遠心羽根車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58150099A true JPS58150099A (ja) | 1983-09-06 |
Family
ID=11940947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1732783A Pending JPS58150099A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 遠心羽根車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58150099A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0567123A1 (en) * | 1992-04-23 | 1993-10-27 | Praxair Technology, Inc. | Impeller blade with reduced stress |
EP0645522A1 (en) * | 1993-09-29 | 1995-03-29 | Praxair Technology, Inc. | Impeller blade with reduced stress |
JP2007016436A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Kajima Corp | 巻取り型ブラインド及びエアフローシステム |
JP2014001687A (ja) * | 2012-06-19 | 2014-01-09 | Ihi Corp | インペラ及び遠心圧縮機 |
JP2016017461A (ja) * | 2014-07-08 | 2016-02-01 | 株式会社豊田中央研究所 | コンプレッサに用いるインペラおよびターボチャージャ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB950540A (en) * | 1962-02-05 | 1964-02-26 | Laval Steam Turbine Co | Improvements in or relating to turbine blading |
-
1983
- 1983-02-07 JP JP1732783A patent/JPS58150099A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB950540A (en) * | 1962-02-05 | 1964-02-26 | Laval Steam Turbine Co | Improvements in or relating to turbine blading |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0567123A1 (en) * | 1992-04-23 | 1993-10-27 | Praxair Technology, Inc. | Impeller blade with reduced stress |
EP0645522A1 (en) * | 1993-09-29 | 1995-03-29 | Praxair Technology, Inc. | Impeller blade with reduced stress |
JP2007016436A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Kajima Corp | 巻取り型ブラインド及びエアフローシステム |
JP2014001687A (ja) * | 2012-06-19 | 2014-01-09 | Ihi Corp | インペラ及び遠心圧縮機 |
JP2016017461A (ja) * | 2014-07-08 | 2016-02-01 | 株式会社豊田中央研究所 | コンプレッサに用いるインペラおよびターボチャージャ |
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