JP2007016436A - 巻取り型ブラインド及びエアフローシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 スラット5の中間部に可撓性を備え、スラットを支持するラダーテープ4を巻取軸2から吊下支持して、巻取軸の回転によりスラットを角度調節可能とし、スラットの前方に位置するラダーテープ4にスクリーン10を取着し、スクリーン10は透視性を備えた織布に透明フィルムを接着して構成し、該織布を室内側としてラダーテープ4に取着した。
【選択図】 図2
Description
特許文献2に記載された巻取り型ブラインドをエアフローシステムに使用すると、カーテン地が通気性を備えているので、排気エリアと室内との間の空気の流れをカーテン地で遮断することができず、空調効率が低下する。
前記スラット5は合成繊維による平織の布で形成され、図6に示すように、前後方向両端部に形成された袋状部7にグラスファイバー製の支え棒8が挿入されて、剛性部が形成されている。従って、スラット5はその中間部に可撓性及び通気性を備えるとともに、剛性部の作用により横糸4a上で平板状に保持される。
さらに、透明フィルム12はスクリーン10の室内側には露出されないので、透明フィルム12の光沢で居住者に不快感を与えることもない。
(1)スクリーン10、ラダーテープ4及びスラット5を一括して昇降することができる。
(2)ボトムレール6を下限まで下降させた状態では、スクリーン10によりエアフローシステムを構成することができる。また、この状態で巻取軸2を回転させることにより、ラダーテープ4を介してスラット5の角度を調節して、室内への採光量を調節することができる。
(3)スクリーン10の室内側には透明フィルム12が露出されない。従って、スクリーン10からの照明光の反射及び照明器具等の映り込みを防止することができるので、居住者に不快感を与えることはない。
(4)透視性を備えた織布11に透明フィルム12を接着したので、透視性と非通気性を併せ持つスクリーン10を構成することができる。
(5)スクリーン10で室内と排気エリアとの空気の流れを遮断することができるので、排気エリア内の空気を排気ダクト(排気手段)18から効率よく排気することができる。従って、室内の空調負荷を軽減することができる。
(6)各スラット5は通気性を備えているので、各スラット5で同スラット5間の空気を排気ダクト18方向に通過させて、効率よく排気することができる。
(7)スクリーン10は断熱性を備えているので、外光からスラット5に吸収された熱の室内への伝導を防止することができる。従って、室内の空調負荷を軽減することができる。
(8)スラット5はラダーテープ4の横糸4a上に支持されていて、透明フィルム12と物理的に接続されていない。従って、スラット5で吸収した熱が透明フィルム12を介して室内側に伝播することを防止することができる。
(9)スクリーン10は織布11に透明フィルム12を接着材で接着して構成したので、透視性を確保することができる。すなわち、織布11に透明フィルム12を熱融着すると、加熱による透明フィルム12の歪みが発生し、透視性が低下する。従って、上記実施の形態ではスクリーン10の透視性を確保することが容易である。
(10)スクリーン10、位置ずれ防止テープ9、ラダーテープ4及びスラット5を巻取軸2に巻き取るとき、各スラット5は巻取軸2の外周面に沿って撓み、位置ずれ防止テープ9及びラダーテープ4は薄いテープであるので、巻取軸2の巻径を小さくすることができる。
(11)布製のスラット5の前後両端部に袋状部7を備え、その袋状部7に支え棒8を挿入したことにより、中間部に可撓性を備えたスラット5を容易に形成することができる。また、袋状部7に支え棒8を挿入した剛性部により、スクリーン10を平板状に維持することができる。
(12)スラット5をラダーテープ4の横糸4a上に支持したことにより、巻取軸2の回転操作によりラダーテープ4を介してスラット5を回動させることができる。
(13)位置ずれ防止テープ9により、スラット5の横ずれを防止することができる。
(14)ガイドレール13a,13bにより、ボトムレール6の揺動を防止することができる。
(15)案内ローラー15により、スクリーン10を前後方向に位置決めし、かつ垂直方向に維持した状態で昇降することができる。
(16)巻取軸2の巻径を小さくすることができるので、この巻取り型ブラインドをエアフローシステムとして使用する場合には、巻取軸2を設置する収容部17を縮小することが可能となる。
(17)巻取り型ブラインドを用いてエアフローシステムを構成することにより、通常のインナーサッシュによるエアフローシステムと横型ブラインドとの機能を併せ持つことができるので、エアフローシステムの設置スペースを縮小することができる。
・透明フィルム12は、塩化ビニール以外の例えばポリエステル、PET等、他の合成樹脂フィルムを使用してもよい。
・スクリーン10の織布11は、ガラス繊維以外の材質の布でもよい。
Claims (5)
- 窓面を覆うスクリーンと、該スクリーンの後方において開閉部材により角度調節可能としたスラットとを巻取軸に一括して巻取り可能とした巻取り型ブラインドにおいて、
前記スラットは、織布の前後両端部に剛性部を形成するとともに中間部に可撓性を備え、前記スラットをラダーテープの横糸で支持し、前記ラダーテープを前記巻取軸から吊下支持して、前記巻取軸の回転により前記スラットを角度調節可能とし、前記ラダーテープを前記巻取軸に巻取り可能に吊下支持し、前記スラットの前方に位置するラダーテープに前記スクリーンを取着し、前記スクリーンは透視性を備えた織布に透明フィルムを接着して構成し、該織布を室内側として前記ラダーテープに取着したことを特徴とする巻取り型ブラインド。 - 前記剛性部は、袋状部に支え棒を挿入して形成したことを特徴とする請求項1記載の巻取り型ブラインド。
- 前記スラットに挿通孔を設け、該挿通孔に位置ずれ防止テープを挿通したことを特徴とする請求項1又は2記載の巻取り型ブラインド。
- 前記ラダーテープの下端にボトムレールを取着し、該ボトムレールを上下動可能に且つ回動可能に支持するガイドレールを備え、前記ボトムレールの回動支点を該ボトムレールの中心から前方にオフセットして、前記スクリーンの昇降時に該スクリーンを前記ガイドレールに沿って垂直方向に維持可能としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の巻取り型ブラインド。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の巻取り型ブラインドを窓面に沿って吊下支持し、前記窓面と巻取り型ブラインドとの間の排気エリアの上方に排気手段を設けたことを特徴とするエアフローシステム。
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