JP4771760B2 - 巻取り型ブラインド及びエアフローシステム - Google Patents
巻取り型ブラインド及びエアフローシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4771760B2 JP4771760B2 JP2005197641A JP2005197641A JP4771760B2 JP 4771760 B2 JP4771760 B2 JP 4771760B2 JP 2005197641 A JP2005197641 A JP 2005197641A JP 2005197641 A JP2005197641 A JP 2005197641A JP 4771760 B2 JP4771760 B2 JP 4771760B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- winding
- slat
- bottom rail
- ladder tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Blinds (AREA)
Description
特許文献2に記載された巻取り型ブラインドをエアフローシステムに使用すると、カーテン地が通気性を備えているので、排気エリアと室内との間の空気の流れをカーテン地で遮断することができず、空調効率が低下する。
前記スラット5は合成繊維による平織の布で形成され、図6に示すように、前後方向両端部に形成された袋状部7にグラスファイバー製の支え棒8が挿入されて、剛性部が形成されている。従って、スラット5はその中間部に可撓性及び通気性を備えるとともに、剛性部の作用により横糸4a上で平板状に保持される。
さらに、透明フィルム12はスクリーン10の室内側には露出されないので、透明フィルム12の光沢で居住者に不快感を与えることもない。
(1)スクリーン10、ラダーテープ4及びスラット5を一括して昇降することができる。
(2)ボトムレール6を下限まで下降させた状態では、スクリーン10によりエアフローシステムを構成することができる。また、この状態で巻取軸2を回転させることにより、ラダーテープ4を介してスラット5の角度を調節して、室内への採光量を調節することができる。
(3)スクリーン10の室内側には透明フィルム12が露出されない。従って、スクリーン10からの照明光の反射及び照明器具等の映り込みを防止することができるので、居住者に不快感を与えることはない。
(4)透視性を備えた織布11に透明フィルム12を接着したので、透視性と非通気性を併せ持つスクリーン10を構成することができる。
(5)スクリーン10で室内と排気エリアとの空気の流れを遮断することができるので、排気エリア内の空気を排気ダクト(排気手段)18から効率よく排気することができる。従って、室内の空調負荷を軽減することができる。
(6)各スラット5は通気性を備えているので、各スラット5で同スラット5間の空気を排気ダクト18方向に通過させて、効率よく排気することができる。
(7)スクリーン10は断熱性を備えているので、外光からスラット5に吸収された熱の室内への伝導を防止することができる。従って、室内の空調負荷を軽減することができる。
(8)スラット5はラダーテープ4の横糸4a上に支持されていて、透明フィルム12と物理的に接続されていない。従って、スラット5で吸収した熱が透明フィルム12を介して室内側に伝播することを防止することができる。
(9)スクリーン10は織布11に透明フィルム12を接着材で接着して構成したので、透視性を確保することができる。すなわち、織布11に透明フィルム12を熱融着すると、加熱による透明フィルム12の歪みが発生し、透視性が低下する。従って、上記実施の形態ではスクリーン10の透視性を確保することが容易である。
(10)スクリーン10、位置ずれ防止テープ9、ラダーテープ4及びスラット5を巻取軸2に巻き取るとき、各スラット5は巻取軸2の外周面に沿って撓み、位置ずれ防止テープ9及びラダーテープ4は薄いテープであるので、巻取軸2の巻径を小さくすることができる。
(11)布製のスラット5の前後両端部に袋状部7を備え、その袋状部7に支え棒8を挿入したことにより、中間部に可撓性を備えたスラット5を容易に形成することができる。また、袋状部7に支え棒8を挿入した剛性部により、スクリーン10を平板状に維持することができる。
(12)スラット5をラダーテープ4の横糸4a上に支持したことにより、巻取軸2の回転操作によりラダーテープ4を介してスラット5を回動させることができる。
(13)位置ずれ防止テープ9により、スラット5の横ずれを防止することができる。
(14)ガイドレール13a,13bにより、ボトムレール6の揺動を防止することができる。
(15)案内ローラー15により、スクリーン10を前後方向に位置決めし、かつ垂直方向に維持した状態で昇降することができる。
(16)巻取軸2の巻径を小さくすることができるので、この巻取り型ブラインドをエアフローシステムとして使用する場合には、巻取軸2を設置する収容部17を縮小することが可能となる。
(17)巻取り型ブラインドを用いてエアフローシステムを構成することにより、通常のインナーサッシュによるエアフローシステムと横型ブラインドとの機能を併せ持つことができるので、エアフローシステムの設置スペースを縮小することができる。
・透明フィルム12は、塩化ビニール以外の例えばポリエステル、PET等、他の合成樹脂フィルムを使用してもよい。
・スクリーン10の織布11は、ガラス繊維以外の材質の布でもよい。
Claims (5)
- 窓面を覆うスクリーンと、該スクリーンの後方の窓側において開閉部材により角度調節可能としたスラットとを巻取軸に一括して巻取り可能とした巻取り型ブラインドにおいて、
前記スラットは、織布の前後両端部に剛性部を形成するとともに中間部に可撓性を備え、前記開閉部材としてのラダーテープの横糸で支持され、
前記ラダーテープは、前記巻取軸に巻取り可能に吊下支持されるとともに、前記スラットは、前記巻取軸の回転により角度調節可能とされ、
前記スクリーンは、前記スラットの前方の室内側に位置するラダーテープに取着されるとともに、透視性を備えた織布に透明フィルムを接着して構成され、
前記スクリーンは、前記織布を室内側として前記室内側に位置するラダーテープに取着されており、
前記ラダーテープの下端にはボトムレールが取着されるとともに、前記スクリーンの両側には前記ボトムレールを上下動可能に且つ回動可能に支持するガイドレールが上下方向に延設され、
前記ボトムレールには、前記ガイドレールに支持されるとともに該ボトムレールの回動支点を構成するローラーが、該ボトムレールの前後方向中心から前方にオフセットした位置に取着されて、前記スクリーンの昇降時に該スクリーンを前記ガイドレールに沿って垂直方向に維持可能としたことを特徴とする巻取り型ブラインド。 - 前記剛性部は、袋状部に支え棒を挿入して形成したことを特徴とする請求項1記載の巻取り型ブラインド。
- 前記スラットに挿通孔を設け、該挿通孔に位置ずれ防止テープを挿通したことを特徴とする請求項1又は2記載の巻取り型ブラインド。
- 前記ガイドレールの上端には、前記スクリーンの巻き上げ位置を前後方向に規制する案内ローラーが取着されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の巻取り型ブラインド。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の巻取り型ブラインドを窓面に沿って吊下支持し、前記窓面と巻取り型ブラインドとの間の排気エリアの上方に排気手段を設けたことを特徴とするエアフローシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005197641A JP4771760B2 (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 巻取り型ブラインド及びエアフローシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005197641A JP4771760B2 (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 巻取り型ブラインド及びエアフローシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007016436A JP2007016436A (ja) | 2007-01-25 |
JP4771760B2 true JP4771760B2 (ja) | 2011-09-14 |
Family
ID=37753832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005197641A Expired - Fee Related JP4771760B2 (ja) | 2005-07-06 | 2005-07-06 | 巻取り型ブラインド及びエアフローシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4771760B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009203781A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 巻取り型ブラインド |
JP5162278B2 (ja) * | 2008-02-29 | 2013-03-13 | 立川ブラインド工業株式会社 | 巻取り型ブラインド |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58150099A (ja) * | 1983-02-07 | 1983-09-06 | Hitachi Ltd | 遠心羽根車 |
JPS63146097A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-06-18 | 坂村 博 | 広告及び装飾灯用位相制御装置 |
JPH01131797A (ja) * | 1987-11-17 | 1989-05-24 | Fujita Corp | 場所打ちコンクリートライニング工法 |
JP3248014B2 (ja) * | 1992-12-04 | 2002-01-21 | 株式会社川島織物 | ベネシアンブラインド・ロールスクリーン |
JPH0727356Y2 (ja) * | 1992-12-08 | 1995-06-21 | 鹿島建設株式会社 | 室内環境向上装置 |
TW576476U (en) * | 2003-03-17 | 2004-02-11 | Nien Made Entpr Co Ltd | Rolling blind with light penetrating cloth curtains on both front and rear sides |
JP3895298B2 (ja) * | 2003-05-13 | 2007-03-22 | 株式会社ニチベイ | 縦型ブラインド用ルーバ |
-
2005
- 2005-07-06 JP JP2005197641A patent/JP4771760B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007016436A (ja) | 2007-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5205334A (en) | Double layer shade | |
US11125010B2 (en) | End-weight device for a horizontal fabric blind | |
AU2016216654B2 (en) | Slatted roller blind | |
ES2245383T3 (es) | Sistema de estor enrollable. | |
JP6195582B2 (ja) | ブラインド機能付き網戸 | |
US20150345214A1 (en) | Separate Shade Covering for Blinds | |
US6237667B1 (en) | Roller shade tube with extension wing | |
JP4771760B2 (ja) | 巻取り型ブラインド及びエアフローシステム | |
US20070034343A1 (en) | Window screen | |
KR101314871B1 (ko) | 개폐 작동성이 좋은 버티컬타입 커튼장치 | |
WO2015012624A1 (ko) | 수평이동이 가능한 롤스크린장치 | |
JP2009034411A (ja) | 物干し用カバー | |
CA2432247C (en) | Combination window covering | |
JP7547103B2 (ja) | ロールスクリーンユニット | |
JP2018003569A (ja) | 窓開口部の省エネルギー方法 | |
JP2022024585A (ja) | ロールスクリーンユニット | |
KR20110004340A (ko) | 횡 방향부분 개폐가 가능한 블라인드 | |
US20210355753A1 (en) | Roller blind with heat insulation function | |
KR20220023618A (ko) | 통합형 블라인드 | |
KR20130065508A (ko) | 커튼 | |
KR101221573B1 (ko) | 망사 블라인드 | |
JPH10196253A (ja) | カーテンのガイド装置 | |
JP2021110089A (ja) | ロールスクリーン | |
KR20200143934A (ko) | 전동 롤 블라인드 | |
JP2000213131A (ja) | 日射遮蔽装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080604 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110208 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110411 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110415 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110415 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110524 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110621 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |