JP6757461B2 - 遠心圧縮機のインペラ及び遠心圧縮機 - Google Patents

遠心圧縮機のインペラ及び遠心圧縮機 Download PDF

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Description

本発明は、遠心圧縮機のインペラに関する。
遠心圧縮機は、ハウジングと、ハウジングの内部に回転可能に配置されたインペラと、インペラを回転させる駆動装置とから構成されている。駆動装置によってインペラを回転させて、インペラの軸線方向の前側からハウジングに流体を吸い入れ、吸い入れた流体をインペラによって昇圧してハウジングの外部に吐出する。
別個のエクスデューサブレードとインデューサーブレードとを有するインペラを備え、これらの間に固定ステータベーンの列が配置された遠心圧縮機段を有する遠心圧縮機組立体が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2012−233475号公報
遠心圧縮機は、流体の流れ方向の下流側に向かって半径が拡大する流路を有している。このため、遠心圧縮機は、半径が大きくなる下流側で、翼枚数の設計指標の一つであるソリディティ(弦節比)が低下する。ソリディティが減少し過ぎると、流体の流れが十分に転向されなくなるおそれがある。ソリディティが増加し過ぎると、摩擦損失の増加につながるおそれがある。
従来は、下流側の翼間ピッチにスプリッタブレードを追加して、ソリディティを増加させていた。しかしながら、翼間ピッチにスプリッタブレードを追加すると、ソリディティが過大になる領域が生じることがある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、流体の流れ方向の下流側において、ソリディティが適切に増加する遠心圧縮機のインペラ及び遠心圧縮機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のインペラは、軸方向の断面形状が円形に形成された環状のハブと、前記ハブの外周面に配置された複数の第一ブレードと、前記ハブの外周面において、前記第一ブレードの後縁端より流体の流れ方向の下流側に配置された複数の第二ブレードと、を備え、前記第二ブレードは、前記第一ブレードの2倍未満の翼枚数である、ことを特徴とするものである。
この構成によれば、第一ブレードの後縁端より流体の流れ方向の下流側に、第一ブレードの2倍未満の翼枚数の第二ブレードを設けることで、流体の流れ方向の下流側において、ソリディティを適切に増加することができる。
本発明のインペラでは、第二ブレードの前縁端は、子午面長さの1/2の位置より流体の流れ方向の下流側に配置されていることを特徴としている。
この構成によれば、流体の流れ方向の下流側で、ソリディティが減少する子午面長さの位置において、ソリディティを適切に増加することができる。
本発明のインペラでは、前記第一ブレードの翼枚数と前記第二ブレードの翼枚数とは互いに素であることを特徴としている。
この構成によれば、第一ブレードと第二ブレードとが流れ方向に並ばないように配置することで、第二ブレードの性能が低下することを抑制することができる。
また、本発明の遠心圧縮機は、軸方向の断面形状が円形に形成された環状のハブと、前記ハブの外周面に配置された複数の第一ブレードと、前記ハブの外周面において、前記第一ブレードの後縁端より流体の流れ方向の下流側に配置された複数の第二ブレードと、を有するインペラと、前記インペラを内部の空間に収容し、回転自在に支持するハウジングと、流体が該インペラの前縁側から軸方向に沿って吸入される吸入通路と、前記インペラで圧送された流体が該インペラの半径方向の外側に排出される排出通路と、を備え、前記第二ブレードは、前記第一ブレードの2倍未満の翼枚数であることを特徴とするものである。
この構成によれば、第一ブレードの後縁端より流体の流れ方向の下流側に、第一ブレードの2倍未満の翼枚数の第二ブレードを設けることで、流体の流れ方向の下流側において、ソリディティを適切に増加させることができる。
本発明の遠心圧縮機のインペラ及び遠心圧縮機によれば、流体の流れ方向の下流側において、ソリディティを適切に増加することができる。
図1は、第一実施形態に係る遠心圧縮機を備えた過給機の断面図である。 図2は、第一実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの断面図である。 図3は、第一実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの無次元子午面長さとソリディティとの関係の一例を示すグラフである。 図4は、第一実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの第一ブレードと第二ブレードとの配置を示す概略図である。 図5は、第一実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの第一ブレードと第二ブレードとの配置を示す概略図である。 図6は、第二実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの無次元子午面長さとソリディティとの関係の一例を示すグラフである。 図7は、第二実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの無次元子午面長さとソリディティとの関係の他の例を示すグラフである。 図8は、第三実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの第一ブレードと第二ブレードとの配置を示す概略図である。 図9は、第三実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの第一ブレードと第二ブレードとの配置を示す概略図である。 図10は、従来の遠心圧縮機のインペラの無次元子午面長さとソリディティとの関係の一例を示すグラフである。 図11は、従来の遠心圧縮機のインペラの無次元子午面長さとソリディティとの関係の他の例を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
[第一実施形態]
図1は、第一実施形態に係る遠心圧縮機を備えた過給機の断面図である。図2は、第一実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの断面図である。本実施形態では、遠心圧縮機1が適用された過給機の一例として排気タービン過給機100について説明する。
図1に示すように、排気タービン過給機100は、図示しないエンジンから排出された排気ガスによってタービン110が駆動して、タービン110の回転が回転軸5を介して伝達されて遠心圧縮機1が駆動する。
遠心圧縮機1は、例えば、自動車、船舶、その他の産業用機械、送風機に適用される。図1、図2に示すように、遠心圧縮機1は、ハウジング2と、吸入通路3と、排出通路(ディフューザ)4と、回転軸5と、インペラ6とを有している。遠心圧縮機1は、回転軸5が回転することによって、インペラ6が回転して、流体を吸入通路3を介してハウジング2に吸い入れる。吸い入れた流体を、回転するインペラ6によって昇圧して、排出通路4から排出する。そして、圧縮した流体の動圧を静圧に変換して、図示しない吐出口から外部に吐出する。
ハウジング2は、中空形状に形成されている。ハウジング2は、内部の空間に回転軸5とインペラ6とを収容している。
吸入通路3は、回転軸5の軸線方向(以下、「軸線方向」という。)に沿って、流体をハウジング2に吸い入れる。吸入通路3は、ハウジング2のシュラウド21によって区画されている。吸入通路3は、吸い入れた流体をインペラ6の前面部に対して供給する。
排出通路4は、回転軸5の径方向(以下、「径方向」という。)の外側に、インペラ6によって昇圧された流体を排出する。排出通路4は、ハウジング2のシュラウド21とシュラウド22とによって区画されている。
回転軸5は、ハウジング2の内部の空間に回転自在に軸支されている。回転軸5は、一方の端部に駆動装置であるタービン110が連結されている。回転軸5は、タービン110によって軸線回りに回転する。回転軸5は、ハブ7を介して外周部にインペラ6が固定されている。
インペラ6は、吸入通路3から吸い入れた流体を昇圧して、圧縮した流体を排出通路4を介して排出する。インペラ6は、ハブ7と、第一ブレード8と、第二ブレード9とを有する。
ハブ7は、軸線方向の断面形状が円形に形成された環状に形成されている。ハブ7は、外周面が軸線方向に沿って吸入通路3から遠ざかるにつれて、径方向の内側から外側へ凹状に湾曲した形状に形成されている。ハブ7は、回転軸5の外周面に固定されている。ハブ7は、回転軸5の回転に連動して、軸線回りに回転する。ハブ7の外周面には、複数の第一ブレード8と複数の第二ブレード9とが配置されている。
第一ブレード8は、インペラ6における流体の流れ方向の上流側(以下、「上流側」という。)に配置されている。より詳しくは、第一ブレード8は、第二ブレード9の前縁端9aより上流側に配置されている。第一ブレード8は、ハブ7の外周面に沿って複数枚が配置されている。複数の第一ブレード8は、ハブ7の外周面に周方向に等間隔で配置されている。
第二ブレード9は、インペラ6における流体の流れ方向の下流側(以下、「下流側」という。)に配置されている。より詳しくは、第二ブレード9は、第一ブレード8の後縁端8bより下流側に配置されている。第二ブレード9の前縁端9aと第一ブレード8の後縁端8bとの間には隙間Sが空いている。第二ブレード9は、ハブ7の外周面に沿って複数枚が配置されている。複数の第二ブレード9は、ハブ7の外周面に周方向に等間隔で配置されている。
第二ブレード9は、前縁端9aのチップ側が、インペラ6のソリディティσの減少量が増加する、インペラ6の無次元子午面長さmの位置にある。インペラ6のソリディティσの減少量が増加する、インペラ6の無次元子午面長さmは、0.5以上である。本実施形態において、前縁端9aのチップ側は、インペラ6の無次元子午面長さmが0.5の位置にあるものとする。
第二ブレード9は、前縁端9aのハブ7側の位置は限定されない。例えば、図2に示すように、前縁端9aのハブ7側は、前縁端9aのチップ側の位置を通って径方向に沿った直線がハブ7と交差する位置としてもよい。または、例えば、前縁端9aのハブ7側は、前縁端9aのチップ側の位置を通って軸線方向に沿った直線がハブ7と交差する位置としてもよい。
本実施形態においては、ソリディティσは、翼の子午面コード長/翼間ピッチで定義する。ソリディティσは、小さ過ぎると流体の流れが十分に転向されない。ソリディティσは、大き過ぎると摩擦損失の増加につながるおそれがある。このため、ソリディティσは、適切な範囲(目標範囲)に収めることが好ましい。本実施形態においては、ソリディティσの目標範囲を、例えば、σlow以上、σhigh以下とする。
図3を用いて、ソリディティσの無次元子午面長さmに対する変化について説明する。図3は、第一実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの無次元子午面長さとソリディティとの関係の一例を示すグラフである。破線は、8枚のブレードを有する従来のインペラのソリディティσを示す。実線は、本実施形態に係る、8枚の第一ブレード8と10枚の第二ブレード9とを有するインペラ6のソリディティσを示す。従来のインペラのソリディティσは、特に、無次元子午面長さmが0.5程度から無次元子午面長さmが大きくなるほど急激に減少する。
ソリディティσが減少する領域においてソリディティσが適切な範囲に収まるように、第二ブレード9を配置する位置と、第二ブレード9の翼枚数とを選定する。
ソリディティσが減少する領域においてソリディティσを増加するために、ソリディティσが減少する領域に第二ブレード9を配置する。これにより、本実施形態においては、第二ブレード9の前縁端9aのチップ側を無次元子午面長さmが0.5の位置にして、第二ブレード9を配置する。
第二ブレード9を追加してソリディティσが適切な範囲に収まるように、翼枚数を選定する。さらに、第二ブレード9は、第一ブレード8の2倍未満の翼枚数とする。言い換えると、第二ブレード9は、従来のブレードに対して1対1で配置されるスプリッタブレードの翼枚数以下とする。さらにまた、第二ブレード9は、第一ブレード8以上の翼枚数とする。これらより、本実施形態では、第二ブレード9は、10枚とする。
図4、図5を用いて、本実施形態における、第一ブレード8と第二ブレード9と配置について説明する。図4は、第一実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの第一ブレードと第二ブレードとの配置を示す概略図である。図5は、第一実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの第一ブレードと第二ブレードとの配置を示す概略図である。本実施形態では、第二ブレード9の前縁端9aのチップ側を無次元子午面長さmが0.5の位置に配置されている。言い換えると、本実施形態においては、第一ブレード8の無次元子午面長さmと第二ブレード9の無次元子午面長さmとは同じ長さである。本実施形態では、第一ブレード8は8枚、第二ブレード9は10枚配置されている。本実施形態において、第一ブレード81と第二ブレード91と、第一ブレード85と第二ブレード96とは、流体の流れ方向に並んで配置されている。
次に、このように構成されたインペラ6の作用について説明する。
タービン110によってインペラ6が回転すると、吸入通路3から吸い込まれた流体がインペラ6に流入する。本実施形態においては、インペラ6の上流側に、8枚の第一ブレード8が配置されている。本実施形態においては、インペラ6の下流側に、10枚の第二ブレード9が配置されている。第一ブレード8の後縁端8bと第二ブレード9の前縁端9aとの間には隙間Sが空いている。
流体は、第一ブレード8に対して前縁端8aから流入すると、第一ブレード8の後縁端8bを通過するまでの間に昇圧される。昇圧された流体は、第一ブレード8の後縁端8bの翼圧力面P81側から、隙間Sを介して、第二ブレード9の前縁端9aの翼負圧面P92側に向かって流れる。これにより、翼圧力面P81側と翼負圧面P92側との間で運動量が交換され、流れが均一化される。このようにして、第二ブレード9の翼負圧面P92における境界層の発達が抑制される。第一ブレード8の後縁端8bの翼圧力面P81側において気流の剥離が発生することを抑制される。
第一ブレード8と第二ブレード9の翼枚数が異なるので、第一ブレード8と第二ブレード9との位置関係は、例えば、図4に示すように、インペラ6の周方向において不均一になる。これにより、第一ブレード8の後縁端8bの翼圧力面P81側から、第二ブレード9の前縁端9aの翼負圧面P92側に向かう流体の流れは、インペラ6の周方向において流量の偏りを生じにくい。
図3を用いて、このように構成されたインペラ6のソリディティσの無次元子午面長さmに対する変化について説明する。インペラ6は、無次元子午面長さmが0.5まで破線と同様に減少し、無次元子午面長さmが0.5で、ソリディティσがσ1まで増加してから減少する。インペラ6では、無次元子午面長さmが0.0から1.0の間において、ソリディティσが目標範囲に収まっている。これに対して、従来のインペラのソリディティσは、無次元子午面長さmが約0.95以上で、ソリディティσがσlowより減少し目標範囲を逸脱する。
以上説明したように、本実施形態によれば、第一ブレード8の下流側に、第一ブレード8と異なる翼枚数の第二ブレード9を配置することで、ソリディティσが減少する領域においてソリディティσを増加させることができる。さらに、本実施形態は、第二ブレード9を配置する位置と、第二ブレード9の翼枚数とを適切に選定することで、ソリディティσの増加量を適切な範囲に収めることができる。
本実施形態によれば、流体が第一ブレード8から第二ブレード9へ通過する際に、第一ブレード8の後縁端8b側から排出された流体は、第一ブレード8の翼圧力面P81側から第二ブレード9の翼負圧面P92側に向かって流れる。これにより、本実施形態によれば、翼圧力面P81側と翼負圧面P92側との間で運動量が交換されるので、流体の流れを均一化することができる。このようにして、本実施形態によれば、第二ブレード9の翼負圧面P92における境界層の発達を抑制することができる。本実施形態は、第一ブレード8の後縁端8bの翼圧力面P81側において気流の剥離が発生することを抑制することができる。
本実施形態によれば、第一ブレード8の翼圧力面P81側から第二ブレード9の翼負圧面P92側に向かって流体が流れるので、第二ブレード9の翼負圧面P92近傍に低エネルギ流体が滞留することを抑制することができる。これにより、本実施形態は、インペラ効率を向上することができる。
本実施形態によれば、第一ブレード8の後縁端8bの翼圧力面P81側において気流の剥離が発生することが抑制される。これにより、本実施形態は、第一ブレード8の後縁端8bにおけるウェークを抑制することができる。このようにして、本実施形態によれば、損失が低減され、圧縮効率の低減が抑制されるので、インペラ6の性能の低下を抑制することができる。
さらに、本実施形態は、下流側に位置するディフューザ、スクロールの性能を向上させることが可能となる。
比較のために、図10、図11を用いて、従来のように、ソリディティσが低下する下流側において、翼間ピッチにスプリッタブレードを設ける場合について説明する。図10は、従来の遠心圧縮機のインペラの無次元子午面長さとソリディティとの関係の一例を示すグラフである。図11は、従来の遠心圧縮機のインペラの無次元子午面長さとソリディティとの関係の他の例を示すグラフである。図10は、8枚のブレードに対して、無次元子午面長さmが0.4の位置に、8枚のスプリッタブレードを追加した場合である。図11は、5枚のブレードに対して、無次元子午面長さmが0.4の位置に、5枚のスプリッタブレードを追加した場合である。どちらの場合も、無次元子午面長さmが0.4で、ソリディティσが2倍に増加する。図10においては、スプリッタブレードの前縁端においてソリディティσが過大になり、ソリディティσの適切な範囲から逸脱する領域がある。そこで、スプリッタブレードの後縁端のソリディティσを適切な範囲に収めようとすると、図11に示すように、スプリッタブレードの前縁端においてソリディティσが過小になり、ソリディティσの適切な範囲から逸脱する領域がある。このように、従来のようにスプリッタブレードを使用すると、ソリディティσを適切に増加することができない。
[第二実施形態]
図6、図7を参照しながら、本実施形態に係るインペラ6について説明する。図6は、第二実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの無次元子午面長さとソリディティとの関係の一例を示すグラフである。図7は、第二実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの無次元子午面長さとソリディティとの関係の他の例を示すグラフである。インペラ6は、基本的な構成は第一実施形態のインペラ6と同様である。以下の説明においては、インペラ6と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第二ブレード9は、上述したように、インペラ6のソリディティσの減少量が増加する、インペラ6の無次元子午面長さmの位置に前縁端9aのチップ側が配置されている。本実施形態ではは、第二ブレード9の前縁端9aのチップ側は、インペラ6の無次元子午面長さmが0.5より下流側であることが好ましい。なお、インペラ6の無次元子午面長さmが0.5より上流側は、ソリディティσの変化が小さいインデューサー領域である。
図6、図7を用いて、ソリディティσの無次元子午面長さmに対する変化について説明する。破線は、8枚のブレードを有する従来のインペラのソリディティσを示す。実線は、本実施形態に係る、8枚の第一ブレード8と10枚の第二ブレード9とを有するインペラ6のソリディティσを示す。本実施形態においては、ソリディティσは、σAを目標値とする。
図6において、第二ブレード9の前縁端9aのチップ側は、インペラ6の無次元子午面長さmが0.3の位置にある。ソリディティσは、無次元子午面長さmが0.3まで破線と同様にσ2まで減少し、無次元子午面長さmが0.3でσ3に増加してから無次元子午面長さmが1.0でσ4まで減少する。このように、前縁端9aのチップ側をインペラ6の無次元子午面長さmが0.3の位置にすると、ソリディティσの目標値に対する偏差が大きくなる。
図7において、第二ブレード9の前縁端9aのチップ側は、インペラ6の無次元子午面長さmが0.7の位置にある。ソリディティσは、無次元子午面長さmが0.7まで破線と同様にσ5まで減少し、無次元子午面長さmが0.7でσ6に増加してから無次元子午面長さmが1.0でσ7まで減少する。このように、前縁端9aのチップ側をインペラ6の無次元子午面長さmが0.7の位置にすると、ソリディティσの目標値に対する偏差が小さくなる。
第二ブレード9の前縁端9aのチップ側をインペラ6の無次元子午面長さmが0.7より大きい位置にすると、ソリディティσが目標値に対して大きく下回る。言い換えると、前縁端9aのチップ側をインペラ6の無次元子午面長さmが0.7より大きい位置にすると、ソリディティσの目標値に対する偏差が大きくなる。
図3に示すように、第二ブレード9の前縁端9aのチップ側をインペラ6の無次元子午面長さmが0.5の位置にすると、無次元子午面長さmが0.5の位置でソリディティσが目標値に対して大きく上回る。言い換えると、前縁端9aのチップ側をインペラ6の無次元子午面長さmが0.5の位置にすると、ソリディティσの目標値に対する偏差が大きくなる。
これらより、本実施形態においては、第二ブレード9は、前縁端9aのチップ側がインペラ6の無次元子午面長さmが0.7の位置にすることが好ましい。
次に、このよう構成されたインペラ6の作用について説明する。
インペラ6においては、二次流れによって、第一ブレード8の後縁端8bの負圧面P82側に低エネルギ流体が停滞しようとする。第一ブレード8の後縁端8bの翼圧力面P81側から、第二ブレード9の前縁端9aの翼負圧面P92側に向かう流れによって、第一ブレード8の後縁端8bの負圧面P82側に停留する低エネルギ流体が低減される。これにより、第一ブレード8の後縁端8bにおけるウェークが抑制される。このようにして、インペラ6における損失が低減され、圧縮効率の低減が抑制されるので、インペラ6の性能の低下が抑制される。
以上説明したように、本実施形態によれば、第一ブレード8に対して、インペラ6の無次元子午面長さmが0.5より下流側に、第一ブレード8と異なる翼枚数の第二ブレード9を配置することで、ソリディティσが減少する領域においてソリディティσを適切に増加させることができる。
本実施形態によれば、第一ブレード8の後縁端8bの翼圧力面P81側から、第二ブレード9の前縁端9aの翼負圧面P92側に向かう流れによって、第一ブレード8の後縁端8bの負圧面P82側に停留する低エネルギ流体を低減することができる。
本実施形態は、低エネルギー流体の滞留しやすい位置において、第一ブレード8と第二ブレード9とが隙間Sを空けて配置されている、言い換えると、第一ブレード8と第二ブレード9とに分割されている。これにより、本実施形態は、第一ブレード8の後縁端8bの負圧面P82側に停留する低エネルギ流体が低減される。これにより、本実施形態は、遠心圧縮機1の出口の流れが周方向に不均一なものになる、いわゆるジェットウェーク構造を効果的に解消することができる。
[第三実施形態]
図8、図9を参照しながら、本実施形態に係るインペラ6について説明する。図8は、第三実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの第一ブレードと第二ブレードとの配置を示す概略図である。図9は、第三実施形態に係る遠心圧縮機のインペラの第一ブレードと第二ブレードとの配置を示す概略図である。
第一ブレード8Aの翼枚数と第二ブレード9Aの翼枚数とは、互いに素である。本実施形態においては、第一ブレード8Aは8枚配置され、第二ブレード9Aは11枚配置されている。このような第一ブレード8Aと第二ブレード9Aとは、ハブ7の外周面に流体の流れ方向に並ばないように位置をずらして配置されている。
本実施形態においては、第一ブレード8から第一ブレード8と第二ブレード9から第二ブレード911とは、いずれも流体の流れ方向にずれて配置されている。
次に、このよう構成されたインペラ6の作用について説明する。
第一ブレード8Aと第二ブレード9Aとは、ハブ7の外周面に流体の流れ方向に並んでいないため、第一ブレード8Aの後縁端において生じたウェークが、第二ブレード9Aに干渉することが抑制される。
以上説明したように、本実施形態によれば、第一ブレード8Aと第二ブレード9Aとは互いに素である翼枚数であり、ハブ7の外周面に流体の流れ方向に並んでいない。これにより、本実施形態によれば、第一ブレード8Aの後縁端において生じたウェークが、第二ブレード9Aに干渉することを抑制することができる。これにより、本実施形態は、第二ブレード9Aの性能が低下することを抑制することができる。
これに対して、第一ブレードの翼枚数と第二ブレードの翼枚数とが互いに素ではない場合、周方向において、第一ブレードと第二ブレードの位置関係が周期性を有するおそれがある。特に、第一ブレードと第二ブレードとが流体の流れ方向に並んだ位置になると、第一ブレードの後縁端において生じたウェークが、第二ブレードに干渉して第二ブレードの性能が低下するおそれがある。
1 遠心圧縮機
2 ハウジング
3 吸入通路
4 排出通路
5 回転軸
6 インペラ
7 ハブ
8 第一ブレード
8b 後縁端
9 第二ブレード
9a 前縁端
100 排気タービン過給機
110 タービン
S 隙間

Claims (5)

  1. 軸方向の断面形状が円形に形成された環状のハブと、
    前記ハブの外周面に配置された複数の第一ブレードと、
    前記ハブの外周面において、前記第一ブレードの後縁端より流体の流れ方向の下流側に配置された複数の第二ブレードと、
    を備え、
    前記第二ブレードは、前記第一ブレードの翼枚数より多く、かつ、2倍未満の翼枚数である、
    ことを特徴とする遠心圧縮機のインペラ。
  2. 軸方向の断面形状が円形に形成された環状のハブと、
    前記ハブの外周面に配置された複数の第一ブレードと、
    前記ハブの外周面において、前記第一ブレードの後縁端より流体の流れ方向の下流側に配置された複数の第二ブレードと、
    を備え、
    前記第二ブレードは、前記第一ブレードの翼枚数より多く、かつ、前記第一ブレードの2倍未満の翼枚数であり、
    前記第一ブレードの翼枚数と前記第二ブレードの翼枚数とは互いに素である、
    ことを特徴とする遠心圧縮機のインペラ。
  3. 前記第二ブレードの前縁端は、子午面長さの1/2の位置より流体の流れ方向の下流側に配置されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の遠心圧縮機のインペラ。
  4. 軸方向の断面形状が円形に形成された環状のハブと、
    前記ハブの外周面に配置された複数の第一ブレードと、
    前記ハブの外周面において、前記第一ブレードの後縁端より流体の流れ方向の下流側に配置された複数の第二ブレードと、を有するインペラと、
    前記インペラを内部の空間に収容し、回転自在に支持するハウジングと、
    流体が該インペラの前縁側から軸方向に沿って吸入される吸入通路と、
    前記インペラで圧送された流体が該インペラの半径方向の外側に排出される排出通路と、
    を備え、
    前記第二ブレードは、前記第一ブレードの翼枚数より多く、かつ、2倍未満の翼枚数である、
    ことを特徴とする遠心圧縮機。
  5. 軸方向の断面形状が円形に形成された環状のハブと、
    前記ハブの外周面に配置された複数の第一ブレードと、
    前記ハブの外周面において、前記第一ブレードの後縁端より流体の流れ方向の下流側に配置された複数の第二ブレードと、を有するインペラと、
    前記インペラを内部の空間に収容し、回転自在に支持するハウジングと、
    流体が該インペラの前縁側から軸方向に沿って吸入される吸入通路と、
    前記インペラで圧送された流体が該インペラの半径方向の外側に排出される排出通路と、
    を備え、
    前記第二ブレードは、前記第一ブレードの翼枚数より多く、かつ、前記第一ブレードの2倍未満の翼枚数であり、
    前記第一ブレードの翼枚数と前記第二ブレードの翼枚数とは互いに素である、
    ことを特徴とする遠心圧縮機。
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