JP6737738B2 - 入力装置および入力システム - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置および入力システムに関する。
従来、ユーザに触覚を与えることで入力操作を受け付けたことを認識させる入力装置が知られている。かかる入力装置では、たとえばユーザの操作面に対する押圧力に応じて振動を発生させることで、ユーザに対して入力操作を受け付けたことを認識させている(たとえば特許文献1参照)。
特開2013−235614号公報
ところで、入力装置は、操作面を有する操作パネルと、操作パネルを支持する支持パネルとを備える。かかる支持パネルは、操作パネルの裏面に空間を介して対向して配置される。そのため、たとえば操作面がユーザによって強く押されると、操作パネルが撓んで支持パネルに接触することがある。操作パネルが支持パネルに接触すると、操作パネルで発生している振動が急激に弱まるなど、操作パネルにおける振動特性が極端に低下するおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、操作パネルにおける振動特性の低下を抑制することができる入力装置および入力システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入力装置において、操作パネルと、振動部と、支持パネルと、中間部材とを備える。操作パネルは、操作面を有する。振動部は、前記操作パネルに取り付けられ、前記操作パネルを振動させる。支持パネルは、前記操作パネルの操作面とは反対側の裏面に空間を介して対向して配置され、前記操作パネルを支持する。中間部材は、前記操作パネルと前記支持パネルとの間に配置されるとともに、前記操作パネルおよび前記支持パネルのいずれか一方に接触する。
本発明によれば、操作パネルにおける振動特性の低下を抑制することができる。
図1Aは、実施形態に係る入力装置の側断面図である。 図1Bは、実施形態に係る入力装置の側断面図である。 図2は、実施形態に係る電子装置システムの搭載例を示す図である。 図3は、実施形態に係る電子装置システムの構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る入力システムの平面図である。 図5は、図4のV−V線断面図である。 図6は、入力システムと表示装置との関係を示す図である。 図7Aは、変形例に係る入力装置の側断面図である。 図7Bは、変形例に係る入力装置の側断面図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する入力装置および入力システムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<1.入力装置の概要>
以下では先ず、実施形態に係る入力装置の概要について図1A等を用いて説明する。図1Aは、実施形態に係る入力装置の側断面図である。
なお、図1Aや図1B、図4以降に示す図は、いずれも模式図である。したがって、図1A等に示される各構成要素の大きさや形状等は必ずしも正確ではない。また、各図では、理解の便宜のため、各構成要素を誇張して示す場合がある。図1Aには、X軸、Y軸およびZ軸を含む3次元の直交座標系が示されている。かかる3次元の直交座標系は、他の図面でも示される場合がある。
図1Aに示すように、入力装置1は、操作パネル10と、振動部20と、支持パネル30と、接着部40とを備える。なお、入力装置1は、図示しない制御部によって制御されることで、たとえば操作パネル10が有する操作面11が振動する振動機能付きのタッチパッドとして用いることができる。また、入力装置1および制御部は、後述するように、液晶ディスプレイなどの表示部と組み合わせて、振動機能付きのタッチパネルとして用いることもできる。
操作パネル10は、平板状の部材であり、略中央に操作面11を有する。操作パネル10は、ユーザの操作面11に対する接触位置を検出する機能を有する。たとえば、操作パネル10は、図示しない静電容量方式の接触センサを備え、かかる接触センサによってユーザの操作面11への接触位置を検出することができる。操作パネル10が接触位置を検出する機能を有していない場合は、支持パネル30が接触位置を検出する機能を有してもよく、または、接触位置を検出する機能を有する構成を別途配置してもよい。なお、ユーザの操作面11に対する接触は、たとえば、ユーザが指等を操作面11へ接触させたり、タッチペン等を操作面11に接触させたりすることによって行われる。
振動部20は、たとえば圧電素子(ピエゾ素子)などの振動素子である。振動部20は、複数(ここでは2個。図1Aで1個見えず)ある。なお、図1Aに示す例では、振動部20を2個としたが、これに限られず、1個または3個以上であってもよい。
振動部20は、たとえば操作パネル10の操作面11側に接着剤等によって固定されて取り付けられる。そして、振動部20は、操作パネル10を振動させる。たとえば、振動部20は、制御部によって制御され、振動周波数が異なる複数の態様で操作パネル10を振動させることができる。
具体的には、振動部20は、ユーザの指が操作面11に接触した状態において超音波帯域の高周波で操作パネル10を振動させたり、超音波帯域よりも低い低周波で操作パネル10を振動させたりする。これにより、操作面11上のユーザの指に対し、つるつるした触感やぶるぶる震える触感を与えることができるが、これについては図3を用いて後述する。
支持パネル30は、操作パネル10を支持する。具体的には、支持パネル30は、平板状の部材である。支持パネル30は、操作パネル10の操作面11とは反対側の裏面12に空間Aを介して対向して配置され、操作パネル10を支持する。
接着部40は、操作パネル10と支持パネル30とを接着する。なお、操作パネル10は、たとえば長辺側など部分的に支持パネル30に接着されるが、これについては図4を用いて後述する。
ところで、本実施形態に係る入力装置1において、操作パネル10と支持パネル30との間には、接着部40のZ軸方向の厚さの分だけ空間Aが形成される。そのため、従来技術にあっては、たとえば操作面がユーザによってZ軸負方向へ強く押されると、操作パネルが撓んで支持パネルに接触する場合がある。かかる場合、操作パネルで発生している振動が急激に弱まるなど、操作パネルにおける振動特性が極端に低下するおそれがある。
そこで、本実施形態に係る入力装置1は、中間部材41を備えるようにした。これにより、本実施形態では、操作パネル10における振動特性の低下を抑制することができる。すなわち、中間部材41は、操作パネル10と支持パネル30との間に配置される。また、中間部材41は、支持パネル30に接触する一方、操作パネル10には接触しないように位置される。
なお、中間部材41としては、たとえばウレタンフォームなど硬度が比較的低い部材を用いることができるが、これに限られない。すなわち、中間部材41は、硬度が支持パネル30の硬度より低い軟質の部材であればよく、たとえばゴムなどその他の種類の部材であってもよい。
図1Bは、実施形態に係る入力装置1の側断面図である。図1Bに矢印Fで示すように、操作面11がユーザによって強く押されると、操作パネル10はZ軸負方向に突出するように湾曲して撓む。このように、操作パネル10が撓んだ場合であっても、本実施形態では中間部材41を備えることから、操作パネル10は、支持パネル30に到達する前に、中間部材41に接触することとなる。
これにより、たとえば操作パネル10で発生している振動は、支持パネル30に接触した場合に比べて弱まり難く、よって操作パネル10における振動特性の低下を抑制することができる。
また、中間部材41は、操作パネル10に接触しないように位置されることから、操作パネル10に撓みが生じていない状態(例えば初期状態)では、操作パネル10で発生している振動に対して影響を与えないようにすることができる。
また、中間部材41が、例えば仮に硬度が比較的高い部材であった場合、操作パネル10が中間部材41に接触すると、異音が発生するおそれがある。しかしながら、本実施形態にあっては、中間部材41として硬度が比較的低い部材を用いるようにしたので、かかる異音の発生を抑制することができる。
<2.電子装置システムの搭載例>
図2は、実施形態に係る入力装置1を備えた入力システム100を含む電子装置システム200の搭載例を示す図である。図2に示すように本実施形態に係る電子装置システム200は、一例として車両に搭載される。
電子装置システム200は、入力システム100と、表示装置60とを備える。入力システム100は、たとえば、表示装置60やスピーカ等の車載装置とネットワーク通信を介して接続され、かかる車載装置の入力デバイスとして機能する。また、入力システム100は、入力装置1を含み、入力装置1は、上記したようにタッチパッドとして用いることができる。
操作パネル10の操作面11は、たとえば、センターコンソールのシフトレバーS近傍など、運転者から操作しやすい位置に配置される。図2の例では、操作面11は、アームレストRとシフトレバーSとの間に配置される。したがって、ユーザは、腕をアームレストRに置いた状態で操作面11を操作することができる。これにより、ユーザは、運転姿勢を変化させることなく入力システム100を容易に操作することができる。
車載装置は、たとえば、所定の画像を表示する表示装置60や、所定の音声を出力するスピーカ、エアコン、カーナビゲーションシステムなどの各種機器である。したがって、ユーザは、入力システム100を操作することでかかる各種機器を操作することができる。
上記した入力システム100は、ユーザからの入力操作を受け付けると、かかる入力操作に伴って操作パネル10に高周波の振動や低周波の振動を発生させ、これによりユーザに対して入力操作を受け付けたことを認識させることが可能となる。
<3.電子装置システムの詳細>
次に、実施形態に係る電子装置システム200について図3を用いて説明する。図3は、実施形態に係る電子装置システム200の構成例を示す図である。なお、図3では、本実施形態の特徴を説明するために必要な構成要素のみを機能ブロックで表しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
換言すれば、図3に図示される各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。たとえば、各機能ブロックの分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することが可能である。
図3に示すように、電子装置システム200は、入力システム100と、表示装置60とを備える。入力システム100は、入力装置1と、制御部50とを備える。入力装置1は、ユーザからの入力操作を受け付ける。入力装置1は、上記した操作パネル10と、振動部20とを備える。操作パネル10は、ユーザによる入力を操作面11を介して受け付けると、ユーザと操作面11との接触位置を検出し、検出された接触位置に応じた情報(たとえば座標情報)を含む信号を制御部50へ出力する。
制御部50は、入力装置1の操作パネル10が検出した接触位置に応じて、振動部20を制御する。制御部50は、CPU(Central Processing Unit)および記憶部などを備えたマイクロコンピュータである。
制御部50は、操作検出部51と、振動制御部52とを備える。操作検出部51は、操作パネル10から出力された接触位置の情報に基づき、操作面11に対して行われたユーザの入力操作を検出する。
たとえば、操作検出部51は、電子装置システム200がカーナビゲーションシステムとして用いられるときに、操作パネル10から出力された接触位置の情報が、操作面11の目的地設定ボタンに対応する位置であった場合、ユーザの入力操作が目的地を設定する入力操作であることを検出する。
操作検出部51は、操作面11に対するユーザの入力操作を検出すると、検出した入力操作を示す信号を振動制御部52および表示装置60へ出力する。
振動制御部52は、操作検出部51から出力された信号、すなわち、ユーザの入力操作を示す信号に基づいて、振動部20に対して電圧信号を出力して振動部20を制御する。すなわち、振動制御部52は、操作面11に対する入力操作に基づいて振動部20を制御する。
詳しくは、振動制御部52は、操作面11に対する入力操作に基づき、振動周波数が異なる複数の態様で操作パネル10を振動させるように振動部20を制御することができる。より詳しくは、振動制御部52は、操作面11に対する入力操作に基づき、超音波帯域の周波数の振動を操作パネル10に発生させる態様と、超音波帯域より低い周波数の帯域の振動を操作パネル10に発生させる態様との間で切り替えるように振動部20を制御することができる。
上記した超音波帯域の周波数(高周波)は、たとえば20〜40kHzであり、超音波帯域より低い周波数(低周波)は、たとえば200Hz以下であるが、これらに限定されるものではない。なお、超音波帯域の高周波で振動を発生させる態様は、第1振動態様の一例である。低周波で振動を発生させる態様は、第2振動態様の一例である。
振動制御部52は、振動部20を制御して、超音波帯域の高周波で操作パネル10を振動させると、操作パネル10には定在波W(図5参照)が発生し、これにより、スクイーズ効果を利用してユーザに対する操作面11の摩擦力を低減させることができる。
スクイーズ効果とは、振動部20により操作面11が高周波で振動して定在波Wが生じると、振動による圧力変動で、ユーザの指と操作面11との間に空気層が形成され、ユーザの指と操作面11との間の摩擦抵抗が、振動がない場合に比べて相対的に低くなる現象を指す。
このように操作パネル10の操作面11の摩擦力が低減することから、たとえば、操作パネル10の操作面11上で指を移動させるユーザのスライド操作のスライド方向に対して吸い込まれていくような、つるつるした触感を与えることができる。
また、振動制御部52は、振動部20を制御して、ユーザの指が操作面11に接触した状態において低周波で操作パネル10を振動させると、振動部20の振動が操作パネル10を介してユーザの指に伝達し、ぶるぶる震える触感を与えることができる。
表示装置60は、表示制御部61と、表示部62とを備える。表示制御部61は、操作検出部51から出力された、ユーザの操作面11に対する入力操作を示す信号に応じて、表示部62に所定の画像を表示させる。表示部62は、たとえば液晶ディスプレイを用いることができるが、これに限られず、たとえば有機ELディスプレイなどその他の種類のディスプレイであってもよい。
<4.入力システムの具体的構成>
次に、入力装置1を含む入力システム100について図4および図5を参照してさらに詳しく説明する。図4は実施形態に係る入力システム100の平面図であり、図5は図4のV−V線断面図である。
入力システム100は、上記した入力装置1と、制御部50が搭載された制御基板70(図5参照)と、筐体80とを備える。制御基板70には、上記した制御部50等に加え、制御部50用の接続端子71(図5参照)が搭載される。かかる接続端子71は、振動部20に図示しない配線を介して電気的に接続される。
筐体80は、たとえば略直方体に形成され、入力装置1および制御基板70などを収容する。なお、図4では、筐体80に収容された入力装置1等をよく示すため、筐体80を想像線で示した。
筐体80は、平面視略矩形状の開口81が形成される。操作パネル10は、筐体80の開口81に近接して配置され、操作パネル10のうち開口81によって露出する部位が操作面11となる。
図5に示すように、筐体80は、載置部82と、押圧部83とを備える。載置部82は、筐体80の底面から上方に向けて突設され、支持パネル30が載置される。押圧部83は、筐体80の上面から下方に向けて突設される。そして、押圧部83は、支持パネル30を載置部82側へ向けて押圧する。これにより、支持パネル30を含む入力装置1は、筐体80内に安定して保持されることとなる。なお、図5に示す載置部82および押圧部83の位置や形状は、あくまでも一例であって限定されるものではない。
図4に示すように、入力装置1の操作パネル10は、四角形状の板であり、詳しくは長辺10cと短辺10dとを備えた矩形状の板である。また、支持パネル30も、操作パネル10と同様に、矩形状の板である。支持パネル30は、平面視において各辺が操作パネル10の長辺10cや短辺10dより長くなるように形成される、すなわち、平面視において面積が操作パネル10より大きくなるように形成される。また、支持パネル30は、厚さが操作パネル10よりも厚くなるように形成されるが、これに限られない。
操作パネル10および支持パネル30は、いずれも硬度が比較的高いガラス製とされる。これにより、操作パネル10および支持パネル30は、たとえば外部からの衝撃や熱に対する耐久性を向上させることができる。なお、操作パネル10および支持パネル30は、ガラス製に限定されるものではなく、たとえば樹脂などその他の種類の材料から製作されてもよい。
振動部20は、たとえば操作パネル10の短辺10dの近傍にそれぞれ取り付けられるが、これに限定されるものではない。言い換えると、振動部20は、操作パネル10の長辺方向(X軸方向)の端部にそれぞれ取り付けられるが、これに限定されるものではなく、たとえば振動部20は、操作パネル10の短辺方向(Y軸方向)の端部にそれぞれ取り付けられてもよい。また、振動部20は、たとえば操作面11の外側の領域に互いに対向して取り付けられる。
図4に示すように、接着部40は、たとえば操作面11の外側の領域に位置される。なお、図4では、接着部40および中間部材41が設けられる位置を明示するため、接着部40を網掛けで示し、中間部材41をドットで示している。
接着部40は、操作パネル10の長辺10c側と支持パネル30とを接着する位置に設けられる。これにより、操作パネル10に高周波の振動や低周波の振動を効率よく発生させることができる。
すなわち、操作パネル10の振動により操作パネル10に撓みが生じると、操作パネル10における高周波の振動等の発生が阻害されることがある。そこで、本実施形態にあっては、撓みが生じ易い操作パネル10の長辺10c側と支持パネル30とを接着部40で接着することで、撓みを抑制することができ、よって操作パネル10に高周波の振動や低周波の振動を効率よく発生させることができる。
中間部材41は、図4に示すように、操作パネル10の短辺10d側に対応する位置にそれぞれ設けられる。具体的には、中間部材41は、たとえば操作パネル10の短辺10dの近傍にそれぞれ設けられる。
操作パネル10の短辺10d側には、上記した接着部40が設けられないため、ユーザから操作面11が強く押されると、長辺10c側よりも短辺10d側が撓み易くなる。本実施形態では、操作パネル10の短辺10d側に対応する位置に中間部材41が設けられることから、短辺10d側が撓んだ場合であっても、操作パネル10は、中間部材41に接触することとなり、操作パネル10における振動特性の低下を抑制することができる。
中間部材41は複数(ここでは2個)あり、複数の中間部材41は、操作面11の外側の領域に互いに対向して設けられる。これにより、操作面11のいずれの部分がユーザによって強く押された場合であっても、操作パネル10を、対向する2個の中間部材41の一方または両方に接触させることが可能になり、よって操作パネル10における振動特性の低下を効果的に抑制することができる。
ここで、振動部20によって操作パネル10が超音波帯域の高周波で振動すると、上記したように、操作パネル10には定在波Wが発生する(図5参照)。かかる定在波Wにおいて節部W1の位置は、たとえば操作パネル10の端部付近となる。
そこで、中間部材41が、定在波Wの節部W1に対応する位置に設けられるようにしてもよい。具体的には、中間部材41が、操作面11から見た場合に(言い換えると、Z軸負方向視において)、操作パネル10における振動部20から発生する定在波Wの腹部W2と節部W1とを含めた、振動部20の取付領域と重なるような位置に設けられるようにしてもよい。なお、上記した取付領域は、図4において振動部20の外形線で囲まれた領域と同じである。
これにより、たとえばユーザから操作面11が強く押されて、操作パネル10が中間部材41に接触する場合であっても、定在波Wの節部W1付近が中間部材41に接触することとなる。定在波Wの節部W1は、振幅がゼロ(あるいは略ゼロ)で振動しない位置であることから、操作パネル10で発生している振動は、中間部材41と接触しても弱まり難く、よって操作パネル10における振動特性の低下をより効果的に抑制することができる。
上述してきたように、実施形態に係る入力装置1は、操作パネル10と、振動部20と、支持パネル30と、中間部材41とを備える。操作パネル10は、操作面11を有する。振動部20は、操作パネル10に取り付けられ、操作パネル10を振動させる。支持パネル30は、操作パネル10の操作面11とは反対側の裏面12に空間Aを介して対向して配置され、操作パネル10を支持する。中間部材41は、操作パネル10と支持パネル30との間に配置されるとともに、操作パネル10および支持パネル30のいずれか一方に接触する。これにより、操作パネル10における振動特性の低下を抑制することができる。
なお、上記した電子装置システム200において、入力システム100と表示装置60とは離間して配置されるが(図2参照)、これに限定されるものではない。すなわち、電子装置システム200は、図6に示すように、入力システム100と表示装置60とを一体化したタッチパネルを含む構成であってもよい。
図6は、電子装置システム200における入力システム100と表示装置60との関係を示す図である。図6に示すように、操作パネル10の裏面12側に表示装置60が配置されており、ユーザは、操作パネル10を介して表示装置60に表示された画面を見ることができる。 なお、図6においては、支持パネル30などの図示を省略した。
<5.変形例>
次に、変形例に係る入力装置1について図7Aを参照して説明する。図7Aは、変形例に係る入力装置1の側断面図である。なお、図7Aにおいては、筐体80などの図示を省略した。また、以下においては、実施形態と共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
上記した実施形態にあっては、中間部材41が支持パネル30に接触するように位置されるが、これに限定されるものではない。すなわち、図7Aに示す変形例のように、中間部材41は、操作パネル10に接触する一方、支持パネル30には接触しないように位置される。
図7Bは、変形例に係る入力装置1の側断面図である。図7Bに矢印Fで示すように、操作面11がユーザによって強く押されて操作パネル10が撓んだ場合であっても、操作パネル10と支持パネル30とは接触せず、中間部材41と支持パネル30とが接触することとなる。
これにより、たとえば操作パネル10で発生している振動は、操作パネル10と支持パネル30とが接触した場合に比べて弱まり難く、よって操作パネル10における振動特性の低下を抑制することができる。このように、中間部材41は、操作パネル10および支持パネル30のいずれか一方に接触するように位置されればよい。
なお、上記では、振動部20は、操作パネル10の操作面11側に取り付けられるようにしたが、これに限られず、たとえば操作パネル10の操作面11とは反対側の裏面12に取り付けられるようにしてもよい。
また、上記では、入力装置1は、2個の中間部材41を備えるようにしたが、これに限定されるものではなく、中間部材41は1個または3個以上であってもよい。
また、接着部40としては、たとえば粘着テープ(両面テープ)を用いることができる。なお、接着部40は、粘着テープに限られるものではなく、たとえば接着剤などであってもよい。
また、上記では、電子装置システム200が車両に搭載される例を示したが、これに限定されるものではなく、たとえばスマートフォンやタブレット端末などその他の種類の装置に搭載されてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 入力装置
10 操作パネル
11 操作面
20 振動部
30 支持パネル
40 接着部
41 中間部材
52 振動制御部
100 入力システム
200 電子装置システム

Claims (6)

  1. 操作面を有する操作パネルと、
    前記操作パネルに取り付けられ、前記操作パネルを振動させる振動部と、
    前記操作パネルの操作面とは反対側の裏面に空間を介して対向して配置され、前記操作パネルを支持する支持パネルと、
    前記操作パネルと前記支持パネルとの間に配置されるとともに、前記操作パネルおよび前記支持パネルのいずれか一方に接触する中間部材と
    を備え、
    前記中間部材は、
    前記操作パネルが押圧されて変形したときに、前記操作パネルおよび前記支持パネルの他方に接触するとともに、
    前記振動部による振動の定在波の節部に対応する位置であり、かつ、前記操作面から見た場合に前記振動部の取付領域と重なるような位置に設けられること
    を特徴とする入力装置。
  2. 前記操作パネルは、
    矩形状の板であり、
    前記中間部材は、
    前記操作パネルの短辺側に対応する位置に設けられること
    を特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記中間部材は、
    前記操作面の外側の領域に互いに対向して取り付けられる複数の中間部材であること
    を特徴とする請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 前記操作パネルは、
    矩形状の板であり、
    前記操作パネルの長辺側と前記支持パネルとを接着する接着部
    を備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の入力装置。
  5. 操作面を有する操作パネルと、前記操作パネルに取り付けられ、前記操作パネルを振動させる振動部と、前記操作パネルの操作面とは反対側の裏面に空間を介して対向して配置され、前記操作パネルを支持する支持パネルと、前記操作パネルと前記支持パネルとの間に配置されるとともに、前記操作パネルおよび前記支持パネルのいずれか一方に接触する中間部材と、を備える入力装置と、
    前記操作面に対する操作に基づいて前記振動部を制御する振動制御部と
    を備え、
    前記中間部材は、
    前記操作パネルが押圧されて変形したときに、前記操作パネルおよび前記支持パネルの他方に接触するとともに、
    前記振動部による振動の定在波の節部に対応する位置であり、かつ、前記操作面から見た場合に前記振動部の取付領域と重なるような位置に設けられること
    を特徴とする入力システム。
  6. 前記振動制御部は、
    前記操作面に対する操作に基づき、超音波帯域の周波数の振動を前記操作パネルに発生させる第1振動態様と、超音波帯域より低い周波数の帯域の振動を前記操作パネルに発生させる第2振動態様との間で切り替えるように前記振動部を制御すること
    を特徴とする請求項に記載の入力システム。
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