JP6737684B2 - 熱処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱された雰囲気下で熱処理用ガスを用いて被処理物を処理するための、熱処理装置に関する。
半導体基板等の被処理物に熱処理を施すための熱処理装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の熱処理装置は、半導体基板を収容するチューブと、チューブから延びる排気枝管と、排気枝管にクランプによって接続された排気管と、を有している。チューブ内に導入されたプロセスガスは、熱処理後には排気ガスとなり、チューブから排気枝管および排気管を通って外部に排出される。
特開2007−278341号公報(図11、図12)
特許文献1に記載の熱処理装置において、クランプは、排気枝管と排気管との接続部を外部から遮蔽するようにして、排気枝管と排気管とを接続する。ここで、チューブから排気枝管に排出される排気ガスの温度は、数百度に達することがある。このため、チューブから排出される排気ガスを冷却するために、排気枝管と排気管との間に空気を導入する冷却ジャケットを設けることが考えられる。冷却ジャケットは、排気枝管および排気管に溶接等によって一体に形成される。この冷却ジャケットからの外気によって、排気ガスは急激に冷却される。
しかしながら、上記の構成では、排気ガスと空気中の酸素とが反応すること等により、排気枝管や排気管で強酸が発生することがある。排気枝管や排気管を石英を用いて構成すると、強酸に対する耐性はあるが、長期に亘って使用すると、排気枝管や排気管に強酸による腐食を生ずることがある。このような腐食が生じると、排気枝管と排気管の全てを交換する必要がある。特に、高価な石英製の配管を交換する場合、熱処理装置のメンテナンスコストが高くついてしまう。
本発明は、上記事情に鑑みることにより、チューブからの排気ガスを冷却する機能が設けられた排気管を有する熱処理装置について、メンテナンスにかかる費用をより低減できるようにすることを、目的とする。
(1)上記課題を解決するために、この発明のある局面に係わる熱処理装置は、被処理物を収容するとともに熱処理用ガスが供給されるように構成されたチューブであって、前記被処理物を取り囲む筒状の胴部を有するチューブと、前記チューブ内のガスを排出するための排出部と、を備え、前記排出部は、前記チューブから前記ガスが供給される第1排気管と、この第1排気管とは離隔して配置された第2排気管と、前記第1排気管および前記第2排気管の少なくとも一方と分離可能に設けられ、前記第1排気管から前記第2排気管に向かう前記ガスを冷却する冷却媒体を供給するための冷却媒体供給部と、前記第1排気管および前記胴部に設けられ前記チューブに対する前記第1排気管の向きを変更可能に前記第1排気管と前記胴部とを接続する球面継手と、前記第1排気管を前記第1排気管の軸方向と直交する方向に位置調整可能に支持する第1サポートと、を含んでいる。
この構成によると、冷却媒体供給部は、チューブから第1排気管を通って第2排気管に向かう排気ガスを冷却できる。また、冷却媒体供給部は、第1排気管および第2排気管の少なくとも一方と分離可能である。この構成であれば、排気部内で発生した強酸等によって排気部の一部が腐食することで当該腐食部分を交換する必要がある場合に、排気部の全部を交換しなくて済む。たとえば、第1排気管は交換し、第2排気管は交換せずに済む。これにより、熱処理装置のメンテナンスにかかる費用をより低減できる。
(2)前記排出部は、前記第2排気管を前記第2排気管の軸方向と直交する方向に位置調整可能に支持する第2サポートを含み、前記第1サポートと前記第2サポートとは、互いに独立して前記第1排気管の位置調整と前記第2排気管の位置調整が可能に構成されている場合がある。
(3)前記第1サポートが、前記第1排気管を水平方向のうち前記第1排気管の軸方向と直交する方向と、鉛直方向と、に位置調整可能に構成され、前記第2サポートが、前記第2排気管を水平方向のうち前記第2排気管の軸方向と直交する方向と、前記鉛直方向と、に位置調整可能に構成されている場合がある。
(4)前記第1サポートは、前記鉛直方向における位置調整可能に構成された第1ベースと、前記水平方向のうち前記第1排気管の軸方向と直交する方向における位置調整可能に前記第1ベースに支持された第1ホルダーと、前記第1排気管の外周面に嵌合された第1環状部材であって、前記第1ホルダーによって下方から支持されるとともに前記水平方向のうち前記第1排気管の軸方向と直交する方向に挟まれ、上方は開放された第1環状部材と、を含み、前記第2サポートは、前記鉛直方向における位置調整可能に構成された第2ベースと、前記水平方向のうち前記第2排気管の軸方向と直交する方向における位置調整可能に前記第2ベースに支持され且つU字状のバンド部を有する第2ホルダーと、前記第2排気管の外周面に嵌合された第2環状部材であって、前記バンド部および前記第2ベースによって前記鉛直方向に挟まれているとともに前記バンド部によって前記水平方向のうち前記第2排気管の軸方向と直交する方向に挟まれた第2環状部材と、を含んでいる場合がある。
)前記第1排気管と前記冷却媒体供給部とは、互いに非接触に配置されている場合がある。
この構成によると、排気部内で生じた強酸液等の排液が第1排気管および冷却媒体供給部内で拡がることを抑制できる。これにより、排気部の腐食が生じる箇所をより少なくできる。よって、排気部の耐久性をより向上できる。
)前記冷却媒体供給部は、前記第1排気管を取り囲む筒状部を含み、前記筒状部の上部寄りに前記第1排気管が配置されている場合がある。
この構成によると、第1排気管から冷却媒体供給部への液体の落下距離をより大きく確保できる。これにより、たとえば、第1排気管で生じた強酸液等の排液が冷却媒体供給部へ落下する際に、排液のしずくが第1排気管と冷却媒体供給部の両方に接触した状態で停止することを抑制できる。その結果、第1排気管で生じた排液を排気部の下流側へスムーズに流すことができる。これにより、排気部における排液の滞留の抑制を通じて、排気部の腐食を抑制できる。
)前記第1排気管および前記第2排気管は、前記チューブから遠ざかるに従い下向きに進むように傾いて配置されており、前記第1排気管の傾斜角度は、前記第2排気管の傾斜角度よりも大きく設定されている場合がある。
この構成によると、第1排気管内で生じた排液を、第2排気管に向けてより確実に落下させることができる。また、第2排気管の傾斜角度を第1排気管の傾斜角度よりも小さく設定することで、第2排気管が上下方向に占めるスペースをより小さくできるので、排気部をよりコンパクトにできる。
本発明によると、チューブからの排気ガスを冷却する機能が設けられた排気管を有する熱処理装置について、メンテナンスにかかる費用をより低減できる。
本発明の実施形態にかかる熱処理装置の模式的な正面図であり、一部を断面で示している。 図1のチューブの一部周辺を拡大して示す図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 変形例について説明するための模式的な正面図であり、一部を断面で示している。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる熱処理装置1の模式的な正面図であり、一部を断面で示している。図2は、図1のチューブ2の一部周辺を拡大して示す図である。図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図である。なお、図3、図4では、切断面の背後に表れる部材の図示を適宜省略している。
図1〜図4を参照して、熱処理装置1は、被処理物100に向けて加熱されたガス(熱処理用ガス)を供給することで、被処理物100の表面に熱処理を施すことが可能に構成されている。この熱処理として、CVD(Chemical Vapor Deposition)処理、拡散処理、アニール処理、太陽電池の製造処理、半導体デバイスの製造処理等を例示することができる。
本実施形態では、被処理物100は、ガラス基板または半導体基板である。被処理物100は、例えば、矩形状に形成されている。熱処理装置1は、被処理物100を、反応性ガスである熱処理用ガスの雰囲気下で熱処理することにより、被処理物100の表面に、薄膜を形成する。また、熱処理装置1は、横型炉の熱処理装置である。被処理物100は、熱処理装置1に対して出し入れされる際に、水平方向に変位される。熱処理用ガスは、たとえば、希ガスを含んでいる。熱処理用ガスとして、POCL3(オキシ塩化リン)を含むガスを例示することができる。熱処理用ガスとしてPOCL3が用いられる場合、熱処理後の排気ガスは、空気中の酸素と反応することで、塩酸、リン酸等の強酸を生成させる。
熱処理装置1は、チューブ2と、図示しないガス供給部と、排出部3と、を有している。
チューブ2は、被処理物100を収納するとともに熱処理用ガスが供給されるように構成されている。チューブ2は、チューブ2内に収納された被処理物100を、加熱された雰囲気下で熱処理する。本実施形態では、チューブ2は、石英を用いて形成されている。チューブ2は、一端が閉じられた円筒状に形成されている。チューブ2の厚みは、数mm〜数十mm程度に設定されている。本実施形態では、チューブ2は、横型炉であり、水平方向に沿って延びている。
チューブ2は、胴部5と、端壁6と、を有している。
チューブ2の一端部(図1の紙面の奥側の端部)は、当該チューブ2の円筒部分である胴部5と一体の端壁6によって閉じられている。また、チューブ2の他端部(図1の紙面の手前側の端部、図示せず)は、被処理物100をチューブ2に出し入れするための開口部を有しており、図示しない扉によって開閉される。なお、チューブ2は、円筒形状に限定されず、被処理物100を出し入れ可能な空間を有するとともに被処理物100の熱処理が可能な形状であればよい。
被処理物100の熱処理時、チューブ2内には、ボート7に載せられた状態の被処理物100が配置されている。そして、チューブ2内に、ガス供給部(図示せず)から熱処理用ガスが供給されるとともに、チューブ2内の雰囲気が図示しないヒータによって加熱される。その結果、被処理物100の表面の加工処理が行われる。チューブ2内における被処理物100の熱処理に伴って、チューブ2内では、排気ガスが発生する。
排出部3は、チューブ2内のガスを排出するために設けられている。排出部3は、複数の配管が互いに分離可能に配置されており、一部の配管を交換することで、排出部3の補修作業が可能に構成されている。排出部3は、チューブ2の胴部5の側方に配置されている。
排出部3は、継手10と、第1排気管11と、第1サポート12と、冷却媒体供給部13と、第2排気管14と、第2サポート15と、除害装置16と、を有している。
本実施形態では、継手10、第1排気管11、冷却媒体供給部13、第2排気管14、および、除害装置16は、それぞれ、チューブ2の材料と同じ材料である石英製の部材である。石英製の部材とすることで、強酸による腐食を抑制できる。なお、継手10、第1排気管11、冷却媒体供給部13、第2排気管14、および、除害装置16は、それぞれ、石英以外の材料で形成されていてもよく、設計条件に応じて適宜最適な材料が選択される。
継手10および第1排気管11は、高温の排気ガスが流れるため、高温に耐えることができる石英製であることが好ましい。一方、冷却媒体供給部13、第2排気管14、および、除害装置16は、冷却された排気ガスが通過する部材であるため、高温に耐えることができる石英製でなくてもよく、製造コストの観点から、他の材料で形成されていてもよい。
継手10は、チューブ2に対する第1排気管11の向きを変更可能に第1排気管11をチューブ2に接続するために設けられている。継手10は、本実施形態では、球面継手であり、チューブ2に対する第1排気管11の先端の位置を、鉛直方向および水平方向に変更可能である。なお、継手10は、チューブ2に対する第1排気管11の向きを変更可能な構成であればよく、チューブ2に対する第1排気管11の先端部11aの位置を、鉛直方向および水平方向の少なくとも一方に変更可能であることが好ましい。
継手10は、固定部18と、可動部19と、を有している。
固定部18は、本実施形態では、チューブ2の一部を用いて形成されている。固定部18は、チューブ2の胴部5に形成されており、本実施形態では、胴部5の長手方向の中間部で、且つ、鉛直方向における胴部5の中間部に配置されている。固定部18は、胴部5の外周面を、チューブ2の内側(中心軸線側)に窪ませることで形成されている。固定部18の内側面は、球の外周面の一部を含む形状に形成されている。この固定部18には、貫通孔部18aが形成されており、チューブ2内のガスは、チューブ2外へ向かうことが可能である。
本実施形態では、固定部18は、球の半分以下の領域が含まれていることにより、固定部18に対する可動部19の着脱が容易にされている。なお、固定部18は、球の半分より多くの領域が含まれていてもよい。この場合、固定部18が可動部19を抱き込む形状となり、可動部19が固定部18から不用意に落下することを防止できる。
可動部19は、固定部18に受けられており、この固定部18とすべり接触している。可動部19の外周面は、固定部18の内側面の形状に略合致する形状に形成されており、本実施形態では、球の外周面の一部を含む形状に形成されている。可動部19に第1排気管11の基端部が溶接等によって固定されており、これにより、第1排気管11は、固定部18を中心として、固定部18の回りを変位可能である。
第1排気管11は、継手10を介してチューブ2に接続されている。第1排気管11は、本実施形態では、直線状に延びる配管部材である。第1排気管11の基端部の内部は、固定部18に形成された貫通孔部18aに連続している。この第1排気管11の先端部11a寄りの部分は、第1サポート12によって位置調整可能に支持されている。本実施形態では、第1サポート12は、第1排気管11の先端部を、互いに直交する2軸方向に位置調整可能に支持している。第1排気管11は、継手10および第1サポート12によって2点支持されることで、冷却媒体供給部13とは独立した状態で姿勢を維持される。
第1サポート12は、第1ベース21と、第1ホルダー22と、第1環状部材23と、を有している。
第1ベース21は、支柱等の支持部材20に、位置調整可能に支持されている。第1ベース21は、本実施形態では、L字状に形成された板金部材であり、支持部材20に沿わされる基端部21aと、この基端部21aから略90°曲げられた部分を介して基端部21aから延びる延伸部21bと、を有している。基端部21aには、当該基端部21aから延伸部21bに向かう方向に沿って延びる長孔21cが形成されている。本実施形態では、長孔21cは、2つ形成されている。この長孔21cにねじ部材等の固定部材24が挿入されており、固定部材24が支持部材20に締結されている。これにより、長孔21cの延びる方向(本実施形態では、鉛直方向)における第1ベース21および第1排気管11の位置を調整可能である。延伸部21bは、本実施形態では、水平方向に延びており、第1ホルダー22を支持している。
第1ホルダー22は、第1環状部材23を支持している。本実施形態では、第1ホルダー22は、板金部材である。第1ホルダー22は、第1ベース21の延伸部21bに受けられる底部22aと、この底部22aから起立して延びる縦壁部22bと、を有している。底部22aには、第1ベース21の延伸部21bの延びる方向(図3における左右方向)に沿って延びる長孔22cが形成されている。本実施形態では、長孔22cは、2つ形成されている。この長孔22cにねじ部材等の固定部材25が挿入されており、固定部材25が、第1ベース21に形成された雌ねじ部に締結されている。これにより、長孔22cの延びる方向(本実施形態では、水平方向のうちの一軸方向)における第1排気管11の位置を調整可能である。
第1ホルダー22の縦壁部22bは、第1環状部材23の外周面を挟むように配置されているとともに、第1環状部材23の一対の端面を挟むように配置されている。そして、第1環状部材23は、第1ホルダー22の底部22aに受けられている。上記の構成により、第1環状部材23および第1排気管11は、支持部材20に対して、鉛直方向と、水平方向のうちの一方向と、に位置調整可能である。なお、上述の説明では、第1ホルダー22に長孔22cを形成する構成を説明したけれども、この通りでなくてもよい。第1ベース21の延伸部21bに長孔22cと同様の長孔を形成してもよい。
第1環状部材23は、第1排気管11に接触する部材として設けられており、本実施形態では、円環状に形成されている。第1環状部材23は、PTFE(Poly Tetra Fluoro Ethylene)等、摩擦係数が小さく、且つ、断熱性に優れた材料を用いて形成されている。第1環状部材23の内周面は、第1排気管11を受けている。第1排気管11の先端部11aは、冷却媒体供給部13に取り囲まれている。
冷却媒体供給部13は、第1排気管11および第2排気管14の少なくとも一方と分離可能に設けられており、第1排気管11から第2排気管14に向かう排気ガスを冷却する冷却媒体を供給するように構成されている。本実施形態では、冷却媒体供給部13は、第1排気管11と分離可能に設けられており、第2排気管14とは溶接等によって一体に形成されている。第1排気管11を通る排気ガスの温度は、たとえば、数百度(本実施形態では、約800℃)であり、この冷却媒体の温度は、排気ガスの温度未満であればよい。冷却媒体は、たとえば、不活性ガス等の気体を例示することができ、本実施形態では、常温の空気である。
冷却媒体供給部13は、筒状部として形成されており、本体部31と、縮径部32と、を有している。
本体部31は、第1排気管11寄りに配置されており、円筒状に形成されている。縮径部32は、第2排気管14寄りに配置されており、第2排気管14に近づくに従い開口面積が小さくなる形状に形成されている。本実施形態では、冷却媒体供給部13の底部13aは、本体部31および縮径部32に亘って直線状に延びている。一方、縮径部32の天井部は、第2排気管14に近づくに従い底部13aに近づくように傾斜している。
本体部31の開口面積(冷却媒体供給部13の軸方向と直交する断面における開口部31aの面積)は、第1排気管11の断面積(第1排気管11の軸方向と直交する断面における面積)よりも大きく設定されている。換言すれば、開口部31aの内径は、第1排気管11の先端部11aの外径よりも大きく設定されている。そして、冷却媒体供給部13の本体部31は、第1排気管11の先端部11aを取り囲んでいる。本実施形態では、第1排気管11の先端部11aは、縮径部32まで挿入されている。
冷却媒体供給部13と第1排気管11とは、互いに非接触に配置されている。本実施形態では、第1排気管11の先端部11aは、冷却媒体供給部13内において、冷却媒体供給部13から浮いた状態で配置されている。第1排気管11の先端部11aの底部と、冷却媒体供給部13の底部13aの上面との距離D1は、第1排気管11内で生じた強酸液(排液)が第1排気管11から冷却媒体供給部13に落下する際に当該液が第1排気管11と冷却媒体供給部13の何れか一方にのみかかるように設定されている。
上記の構成により、第1排気管11から排気ガスが冷却媒体供給部13に流れると、この排気ガスの流れに伴う吸込み効果(負圧の発生)によって、冷却媒体供給部13の本体部31の一端の開口部31aから冷却媒体としての空気が、冷却媒体供給部13内に導入される。これにより、冷却媒体供給部13内で排気ガスと冷却媒体とが混ざり合い、排気ガスが冷却される。そして、冷却された排気ガスは、冷却媒体供給部13から第2排気管14に流れる。
第2排気管14は、第1排気管11とは離隔して配置されており、冷却媒体供給部13で冷却された排気ガスを、除害装置16へ送るように構成されている。第2排気管14の一端部は、冷却媒体供給部13とは、溶接等によって一体に結合されている。第2排気管14の一端側部分は、直線状に延びている。第2排気管14の他端部は、下方に向けて略90°湾曲しており、除害装置16に接続されている。
本実施形態では、第2排気管14の内径は、第1排気管11の内径よりも大きく設定されている。これにより、第1排気管11を通る排気ガス、および、冷却媒体供給部13で導入された冷却媒体が、第2排気管14をスムーズに流れることができる。本実施形態では、第1排気管11、冷却媒体供給部13、および、第2排気管14の一端部は、一直線に並んでおり、チューブ2から遠ざかるに従い下向きに進むように、水平面に対して数度程度、僅かに傾いて配置されている。このような排出部3の傾斜配置によって、排出部3の第1排気管11、冷却媒体供給部13、および、第2排気管14内で生じた強酸液は、自重によって低い方へ落下し、強酸液の滞留による排出部3の腐食の発生を抑制できる。この第2排気管14の一端部は、第2サポート15によって位置調整可能に支持されている。本実施形態では、第2サポート15は、第2排気管14を、互いに直交する2軸方向に位置調整可能に支持している。
第2サポート15は、第2ベース41と、第2ホルダー42と、第2環状部材43と、を有している。
第2ベース41は、支柱等の支持部材20に、位置調整可能に支持されている。第2ベース41は、本実施形態では、L字状に形成された板金部材であり、支持部材20に沿わされる基端部41aと、この基端部41aから略90°曲げられた部分を介して基端部41aから延びる延伸部41bと、を有している。基端部41aには、当該基端部41aから延伸部41bに向かう方向に沿って延びる長孔41cが形成されている。本実施形態では、長孔41cは、2つ形成されている。この長孔41cにねじ部材等の固定部材26が挿入されており、固定部材26が支持部材20に締結されている。これにより、長孔41cの延びる方向(本実施形態では、鉛直方向)における第2ベース41および第2排気管14の位置を調整可能である。延伸部41bは、本実施形態では、水平方向に延びており、第2ホルダー42を支持している。
第2ホルダー42は、第2環状部材43を支持している。本実施形態では、第2ホルダー42は、板金部材である。第2ホルダー42は、第2ベース41の延伸部41bに受けられる底部42aと、この底部42aからU字状に延びるバンド部42bと、を有している。底部42aには、第2ベース41の延伸部41bの延びる方向(図4における左右方向)に沿って延びる長孔42cが形成されている。本実施形態では、長孔42cは、2つ形成されている。この長孔42cにねじ部材等の固定部材27が挿入されており、固定部材27が、第2ベース41に形成された雌ねじ部に締結されている。これにより、長孔42cの延びる方向(本実施形態では、水平方向のうちの一軸方向)における第2排気管14の位置を調整可能である。
第2ホルダー42のバンド部42bは、第2環状部材43の外周面を挟むように配置されている。そして、第2環状部材43は、第2ベース41の延伸部41bおよびバンド部42bに受けられている。上記の構成により、第2環状部材43および第2排気管14は、支持部材20に対して、鉛直方向と、水平方向のうちの一軸方向と、に位置調整可能である。なお、上述の説明では、第2ホルダー42に長孔42cを形成する構成を説明したけれども、この通りでなくてもよい。第2ベース41の延伸部41bに長孔42cと同様の長孔を形成してもよい。また、第2サポート15は、第2排気管14の位置調整機能が設けられていなくてもよい。
第2環状部材43は、第2排気管14に接触する部材として設けられており、本実施形態では、円環状に形成されている。第2環状部材43は、PTFE(Poly Tetra Fluoro Ethylene)等、摩擦係数が小さく、且つ、断熱性に優れた材料を用いて形成されている。第2環状部材43の内周面は、第2排気管14を受けている。第2排気管14を通った排気ガスは、除害装置16に送られる。
除害装置16は、排気ガス中の有害物質を除去するために設けられており、たとえば、中空の筒状に形成されている。除害装置16の上端部は、第2排気管14の他端部に一体または分離可能に接続されている。除害装置16の下端部は、外部に開放されている。なお、除害装置16は、排気ガス中の有害物質を除去することが可能に構成されていればよく、具体的な構成は上記に限定されない。
上記の構成により、チューブ2からの排気ガスは、第1排気管11を通って冷却媒体供給部13に到達することで冷却媒体と混ざり合い、冷却されるとともに希釈された状態で、第2排気管14を通って除害装置16へ到達する。この際、第1排気管11の先端部11aおよび冷却媒体供給部13において、排気ガスの冷却に伴い、強酸液が生じる。この強酸液は、除害装置16へ向けて自重等によって流れる。除害装置16では、排気ガスは、有害物質の少なくとも一部が除去された後、外部へ排出される。
以上説明したように、熱処理装置1によると、冷却媒体供給部13は、チューブ2から第1排気管11を通って第2排気管14に向かう排気ガスを冷却できる。また、冷却媒体供給部13は、第1排気管11と分離可能である。この構成であれば、排出部3内で発生した強酸等によって排出部3の一部が腐食することで当該腐食部分を交換する必要がある場合に、排出部3の全部を交換しなくて済む。たとえば、第1排気管11は交換し、第2排気管14は交換せずに済む。これにより、熱処理装置1のメンテナンスにかかる費用をより低減できる。
また、熱処理装置1によると、第1排気管11と冷却媒体供給部13とが互いに非接触に配置されているので、排出部3内で生じた強酸液等の排液が第1排気管11および冷却媒体供給部13内で拡がることを抑制できる。これにより、排出部3の腐食が生じる箇所をより少なくできる。よって、排出部3の耐久性をより向上できる。
また、熱処理装置1によると、継手10は、チューブ2に対する第1排気管11の向きを変更可能に第1排気管11をチューブ2に接続する。この構成によると、チューブ2を動かすこと無く、第1排気管11を所望の箇所に配置する作業をより容易に行うことができる。また、第1排気管11を新しい第1排気管11に交換した場合に、第1排気管11を冷却媒体供給部13に対して容易に位置決めできる。これにより、熱処理装置1のメンテナンスにかかる手間の低減を通じてメンテナンスにかかる費用をより低減できる。
以上、本発明の実施形態について説明したけれども、本発明は上述の実施の形態に限られない。本発明は、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能である。
(1)上述の実施形態では、第1排気管11、冷却媒体供給部13、および、第2排気管14の一端部側部分が水平面に対して略同じ傾斜角度で配置されている形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、図5の変形例に示すように、水平面に対する第1排気管11の中心軸線の傾斜角度θ1は、水平面に対する第2排気管14の一端部の中心軸線の傾斜角度θ2よりも大きく設定されていてもよい。この場合、水平面に対する冷却媒体供給部13の傾斜角度は、傾斜角度θ2と略同じに設定される。傾斜角度θ1および傾斜角度θ2は、何れも、排出部3内で生じた排液が除害装置16に向けて自重で落下することが可能な値に設定されている。
また、図5に示す変形例では、第1排気管11の先端部11aは、冷却媒体供給部13の本体部31の上部31b寄りに配置されている。この場合の「上部31b寄り」とは、先端部11aにおける第1排気管11の中心軸線が、冷却媒体供給部13の本体部31の中心軸線から鉛直上方にオフセットしていることをいう。この場合も、第1排気管11は、冷却媒体供給部13の内周面とは離隔して配置されている。
この変形例によると、冷却媒体供給部13の筒状の本体部31の上部31b寄りに第1排気管11が配置されている。この構成によると、第1排気管11から冷却媒体供給部13への液体の落下距離をより大きく確保できる。これにより、第1排気管11で生じた強酸液等の排液が冷却媒体供給部13へ落下する際に、排液のしずくが第1排気管11と冷却媒体供給部13の両方に接触した状態で停止することをより確実に抑制できる。その結果、第1排気管11で生じた排液を排出部3の下流側へスムーズに流すことができる。これにより、排出部3における排液の滞留の抑制を通じて、排出部3の腐食を抑制できる。
また、この変形例によると、第1排気管11の傾斜角度θ1は、第2排気管14の傾斜角度θ2よりも大きく設定されている。この構成によると、第1排気管11内で生じた排液を、第2排気管14に向けてより確実に落下させることができる。また、第2排気管14の傾斜角度θ2を第1排気管11の傾斜角度θ1よりも小さく設定することで、第2排気管14が上下方向に占めるスペースをより小さくできるので、排出部3をよりコンパクトにできる。
(2)上述の実施形態では、チューブ2が横型炉である形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。縦型炉のチューブに本発明の排気部が適用されてもよい。
(3)上述の実施形態では、冷却媒体供給部13は、第1排気管11とは結合されておらずに分離可能である形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。冷却媒体供給部13は、たとえば第1排気管11とは溶接等によって一体に結合されるとともに、第2排気管14とは接着されずに分離可能に配置されてもよい。また、冷却媒体供給部13は、第1排気管11および第2排気管14の双方に対して接合されずに分離可能とされてもよい。この場合、冷却媒体供給部13は、当該冷却媒体供給部13を支持するためのサポートによって支持される。
(4)上述の実施形態では、冷却媒体供給部13が第1排気管11とは非接触に配置される形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、冷却媒体供給部13は、第1排気管11とは接触していてもよい。
(5)また、上述の実施形態では、冷却媒体としての空気が排気ガスに混ぜられる形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。たとえば、ラジエター等の冷却用部材を冷却媒体供給部として用いてもよい。この場合、ラジエターを通過する冷媒と排気ガスとは、直接接触すること無く、ラジエターの壁を通じて熱交換される。
(6)また、上述の実施形態では、第1排気管11が、継手10を介してチューブ2に接続される形態を例に説明した。しかしながら、この通りでなくてもよい。第1排気管11は、チューブ2に溶接等によって直接固定されていてもよい。この場合でも、排出部3の一部に腐食が生じた場合に、第1排気管11および第2排気管14の何れか一方を交換することで、他方を交換しなくて済むようにできる。
本発明は、熱処理装置として、広く適用することができる。
1 熱処理装置
2 チューブ
3 排出部
10 継手
11 第1排気管
13 冷却媒体供給部(筒状部)
14 第2排気管
31b 上部
100 被処理物
θ1 第1排気管の傾斜角度
θ2 第2排気管の傾斜角度

Claims (7)

  1. 被処理物を収容するとともに熱処理用ガスが供給されるように構成されたチューブであって、前記被処理物を取り囲む筒状の胴部を有するチューブと、
    前記チューブ内のガスを排出するための排出部と、を備え、
    前記排出部は、前記チューブから前記ガスが供給される第1排気管と、この第1排気管とは離隔して配置された第2排気管と、前記第1排気管および前記第2排気管の少なくとも一方と分離可能に設けられ、前記第1排気管から前記第2排気管に向かう前記ガスを冷却する冷却媒体を供給するための冷却媒体供給部と、前記第1排気管および前記胴部に設けられ前記チューブに対する前記第1排気管の向きを変更可能に前記第1排気管と前記胴部とを接続する球面継手と、前記第1排気管を前記第1排気管の軸方向と直交する方向に位置調整可能に支持する第1サポートと、を含んでいることを特徴とする、熱処理装置。
  2. 請求項1に記載の熱処理装置であって、
    前記排出部は、前記第2排気管を前記第2排気管の軸方向と直交する方向に位置調整可能に支持する第2サポートを含み、
    前記第1サポートと前記第2サポートとは、互いに独立して前記第1排気管の位置調整と前記第2排気管の位置調整が可能に構成されていることを特徴とする、熱処理装置。
  3. 請求項2に記載の熱処理装置であって、
    前記第1サポートが、前記第1排気管を水平方向のうち前記第1排気管の軸方向と直交する方向と、鉛直方向と、に位置調整可能に構成され、
    前記第2サポートが、前記第2排気管を水平方向のうち前記第2排気管の軸方向と直交する方向と、前記鉛直方向と、に位置調整可能に構成されていることを特徴とする、熱処理装置。
  4. 請求項3に記載の熱処理装置であって、
    前記第1サポートは、前記鉛直方向における位置調整可能に構成された第1ベースと、前記水平方向のうち前記第1排気管の軸方向と直交する方向における位置調整可能に前記第1ベースに支持された第1ホルダーと、前記第1排気管の外周面に嵌合された第1環状部材であって、前記第1ホルダーによって下方から支持されるとともに前記水平方向のうち前記第1排気管の軸方向と直交する方向に挟まれ、上方は開放された第1環状部材と、を含み、
    前記第2サポートは、前記鉛直方向における位置調整可能に構成された第2ベースと、前記水平方向のうち前記第2排気管の軸方向と直交する方向における位置調整可能に前記第2ベースに支持され且つU字状のバンド部を有する第2ホルダーと、前記第2排気管の外周面に嵌合された第2環状部材であって、前記バンド部および前記第2ベースによって前記鉛直方向に挟まれているとともに前記バンド部によって前記水平方向のうち前記第2排気管の軸方向と直交する方向に挟まれた第2環状部材と、を含んでいることを特徴とする、熱処理装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の熱処理装置であって、
    前記第1排気管と前記冷却媒体供給部とは、互いに非接触に配置されていることを特徴とする、熱処理装置。
  6. 請求項に記載の熱処理装置であって、
    前記冷却媒体供給部は、前記第1排気管を取り囲む筒状部を含み、
    前記筒状部の上部寄りに前記第1排気管が配置されていることを特徴とする、熱処理装置。
  7. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の熱処理装置であって、
    前記第1排気管および前記第2排気管は、前記チューブから遠ざかるに従い下向きに進むように傾いて配置されており、
    前記第1排気管の傾斜角度は、前記第2排気管の傾斜角度よりも大きく設定されていることを特徴とする、熱処理装置。
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