JP6737560B1 - 尿石除去システム - Google Patents

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【課題】小便器などの配管内に堆積した尿石を除去するシステムを提供する。【解決手段】微細気泡液生成装置10の膨出部13内側面とノズル15との間は流量確保通路21となる。この流量確保通路21が狭くなると圧力損失が大きくなって流量が不足し、尿石除去効果が阻害される。そのためノズル15を保持する支持部材14は流量確保通路21を出来るだけ阻害しない形状でなければならない。具体的には支持部材14に形成される通水穴22をノズル15を保持できる範囲でできるだけ大きくする。【選択図】 図2

Description

本発明は、便器の表面や配管等に付着した尿石を除去するシステムに関する。
尿石は尿中に含まれるカルシウムイオンが炭酸などと反応して生じる炭酸カルシウムが主な成分であり、便器の表面や配管内に徐々に堆積し、悪臭や詰まりの原因となる。
尿石はアルカリ性であるので、尿石除去には一般的には酸性洗剤が用い、洗剤を塗布した後、数分後にブラシを用いて尿石をこすって除去している。しかしながら、この方法では清掃に人件費がかかり、また清掃中は便器を使用できないことや清掃後の異臭の問題がある。
一方、微細な気泡が含まれる水は洗剤を用いなくても尿石を除去する効果が認められており、この微細気泡水による尿石除去についての提案が特許文献1及び2になされている。
特許文献1及び2には小便器の排水管などに付着する尿石を除去する機構として、洗浄水配管にキャビテーション効果(オリフィス効果)によって微細気泡を発生させる液体処理ノズルを設けている。この液体処理ノズルは、山部と谷部を有するネジ状の衝突部を流路と直交する方向に差し込むことでネジ状の衝突部表面で微細気泡を発生させる構造になっている。
特許文献3は家庭用の給水管に取り付ける水処理装置として本発明者が提案したもので、微細気泡発生部を備えている。この微細気泡発生部には急激に流路面積を絞るノズルを配置し、キャビテーション効果により水中に溶解している気体を微細気泡として顕在化させる構造である。
特許文献4には、キャビテーションと同様に負圧を利用して気泡水を生成する気泡水製造装置が開示されている。この特許文献4では流入水ノズルから流入する水噴流で生じた負圧により外部から空気を吸引し、この吸引した空気と水とを下流側の大径部に形成した旋回流形成手段で気泡を分散せしめるようにしている。
特許文献5には、粒径が200μm以下の微細気泡の個数が全微細気泡の個数の80%以上となる微細気泡水をトイレなどの貯水タンクに一旦貯留し、これを洗浄用水として便器の洗浄時に流すことで、尿石などを流すとともに尿石の付着防止を図ることができると記載されている。
特許文献6には、小便器の一般的な洗浄システムの構成として、フラッシュバルブと小便器の表面の吐水部との間に、銀イオンを発生させる電気分解相を設け、この電気分解相の上流側に空気配管を接続し、洗浄水中に空気を混入する構造が開示されている。
特開2018−012919号公報 再公表特許第2016/178436号公報 実用新案登録第3209280号公報 特開2002-143658号公報 特開2010−094608号公報 特開2000−309971号公報
ISOではファインバブルを「マイクロバブル」と「ウルトラファインバブル」の総称で100μm以下の気泡と定義している。「マイクロバブル」は目視が可能で「ウルトラファインバブル」は可視光を散乱せず目視できない。そして、尿石の分解、尿石の微細孔内で繁殖している細菌の除去、特にトリメチルアミンの除去には、ファインバブルが有効であることを発明者らは確認した。
上記した先行技術のうち外部から空気を洗浄水に混入させる特許文献4、5、6にあっては、殆どの気泡の粒径が100μm以上と大きく十分な洗浄効果を発揮することができない。
一方、特許文献1、2、3に開示される微細気泡発生機構は、外部から空気を引き込んで攪拌するのではなく、キャビテーション効果によって水の内部から気泡を発生させるため、上記のファインバブルを多く含んでいる。したがって、理論的には小便器に付着する尿石除去に有効と思われる。
そこで、本発明者は自身が開発した特許文献3に開示される微細気泡発生装置を小便器の給水管に取り付け尿石除去の実験を行った。実験の結果は逆に尿石が排水管内に堆積した。この原因は圧力損失により十分な水量を確保できなかったからと考えられる。
一般的な水道水の圧力は2.0kgf/cm程度であり、キャビテーションによって気泡を発生させることで2次側(出口側)の圧力が低くなり、洗浄水の流量が少なくなる。例えば、シャワーなどで使用する場合には、多少流量が少なくなっても大きな支障はないが、小便器のように一定の時間だけ間欠的に洗浄水を流す場合に洗浄水の流量が少なくなると、仮に微細気泡を大量に含んでいても水量不足によって排水管内に尿石が蓄積することになる。
また本発明者は特許文献1、2に開示されるようなネジ状の衝突部を流路と直交する方向に差し込んだ構造のものも実験してみたが、同様に圧力損失によって洗浄水の流量が少なくなり、排水管内に尿石が堆積した。
ここで微細気泡発生装置の1次側の圧を例えば4〜5kgf/cmとすれば、圧力損失があっても十分な流量を確保でき、尿石の蓄積は発生しない。しかしながら、1次側の圧を高めるには別途に加圧装置が必要になり、また配管の耐圧構造などを考慮すると現実的ではない。
上記の問題を解決するため発明に係る尿石除去システムは、便器表面に定期的に洗浄水を供給する給水配管の途中に微細気泡液発生装置を配置した構成で、この微細気泡液発生装置は前記給水配管に連結される通水管を備え、この通水管の一部を膨出部とし、この膨出部の内側の通水管内にキャビテーション効果によってファインバブルを発生するノズルを配置し、ノズルの外側と前記膨出部の内側との間に流量確保通路を形成した。
一般的な水道管の給水圧は2kgf/cmであり、この給水圧で尿石を除去できる洗浄水流量を確保するには圧力損失は5kPa以上15kPa以下(0.05〜0.15MPa)とするのが好ましい。5kPa未満では尿石除去に有効なファインバブルの発生量が不足し、15kPaを超えると流量不足を招きやすい。
前記給水配管の流路断面積は給水配管の口径で定まっており、またノズルの取水穴もキャビテーション効果との関係で決まるため、圧力損失を5〜15kPaとするには、前記流量確保通路の断面積を調整することで、圧力損失の値を調整する。
本発明によれば、便器表面に流す洗浄水をファインバブルを含んだ洗浄水とすることで、便器表面や配管内に尿石が堆積しにくくなり、また既に配管内などに尿石が堆積して付着している場合でも、本システムを採用することで、堆積した尿石を薄く或いは除去することができ、更に小便器固有の悪臭(トリメチルアミン)を殆ど感じなくなる。
特に微細気泡液発生装置に膨出部を設け、この膨出部内にキャビテーション効果によってファインバブルを発生するノズル以外に、洗浄水の水量を確保する流量確保通路を設けたので、尿石除去に必要なファインバブルをなくすことなく洗浄に必要な最低限の洗浄水の流量を確保できる。
また、駅構内やビル内の小便器に本発明を適用した場合には、清掃の労力が半減し、使用者やトイレの近くを通る人に不快感を与えることがなくなる。
小便器の断面図。 微細気泡液発生装置の一例を示す断面図。 (a)は微細気泡液発生装置の別例を示す断面図。(b)は(a)に示した微細気泡液発生装置が接続される給水管の断面図。 圧力損失の測定方法を説明した図 (a)は微細気泡液発生装置の設置前の実験に用いた小便器の排水管の壁開口のファイバースコープ画像、(b)は微細気泡液発生装置の設置後56日目の同小便器の排水管の壁側開口のファイバースコープ画像。 (a)は微細気泡液発生装置の設置前の実験に用いた小便器の排水管の壁から10cm入った個所のファイバースコープ画像、(b)は微細気泡液発生装置の設置後56日目の同小便器の排水管の壁から10cm入った個所のファイバースコープ画像。 (a)は微細気泡液発生装置の設置前の実験に用いた小便器の排水管の壁から20cm入った個所のファイバースコープ画像、(b)は微細気泡液発生装置の設置後56日目の同小便器の排水管の壁から20cm入った個所のファバースコープ画像。 (a)は微細気泡液発生装置の設置前の実験に用いた小便器の排水管の小便器側開口のファイバースコープ画像、(b)は微細気泡液発生装置の設置後56日目の同小便器の排水管の小便器側開口のファイバースコープ画像。 (a)は微細気泡液発生装置の設置前の実験に用いた小便器の排水管の小便器側開口から10cm入った個所のファイバースコープ画像、(b)は微細気泡液発生装置の設置後56日目の同小便器の排水管の小便器側開口から10cm入った個所のファイバースコープ画像。 微細気泡液発生装置の設置前後のファインバブル測定個数を比較したグラフ 微細気泡液発生装置の設置前後のトリメチルアミンの濃度(ppm)を比較したグラフ
図1は本発明に係る尿石除去方法を公共施設内の小便器に適用した例を示すものであり、小便器本体1は壁2に固定され、小便器本体1の内面の上部には洗浄水吐出部3が設けられ、底部には排水口4、この排水口4にセットされる異物混入防止部材5及び排水口4につながるトラップ6が形成され、トラップ6の背面には排水管7が接続されている。
前記壁2には配管用の穴が上下に2つ形成されている。上方の穴には洗浄水供給配管8が挿通される。小便器本体1が複数個併設されるトイレにあっては、図示しない共通の洗浄水供給配管から洗浄水を供給する給水配管8が各小便器本体1に分岐する。
前記給水配管8には、一定時間(約10秒)水が流れて自動的に止まる機能を持つ自閉式のフラッシュバルブ9が設けられ、このフラッシュバルブ9の下流側で前記洗浄水吐出部3よりも上流側、つまりフラッシュバルブ9と洗浄水吐出部3との間には微細気泡液発生装置10が設けられている。微細気泡液発生装置10は小便器本体1が複数個併設される場合には、前記した共通の洗浄水供給配管に設けることも可能である。
フラッシュバルブ9の上流側に微細気泡液発生装置10を取付ける場合は、既存の便器にそのまま微細気泡液発生装置10を付加することができず、設置工事が面倒になる。またフラッシュバルブ9の上流側に微細気泡液発生装置10を設けた場合、フラッシュバルブ9が動作しない待機時に気泡が抜けてしまうおそれがある。
一方、フラッシュバルブ9の上流側に微細気泡液発生装置10を設けることで、フラッシュバルブ9が動作した時にのみ水が配管中を流れるので効率よく微細気泡を作成することができる。
また、前記排水管7は前記トラップ6につながるとともに下流側は汚水タンクまたは下水管につながっている。この排水管7の入口部分に最も尿石が堆積しやすい。
図2に示すように、前記微細気泡液生成装置10は水が矢印方向に流れる通水管12と、この通水管12の中央部に形成される膨出部13と、この膨出部13の径方向に設けられる支持部材14と、この支持部材14により膨出部13内側面との間に一定の間隔を空けて支持されるノズル15を備えている。
通水管12は分解・組立が容易になるように、上流側半体12aと下流側半体12bからなり、これら上流側半体12aと下流側半体12bの拡径部を螺合することで膨出部13が形成される。
ノズル15はキャビテーション効果によってファインバブルを発生させる構造となっている。
即ちノズル15は、上流側から順に漸次径が小さくなるサイクロン(トルネード)形成部16と、このサイクロン形成部16に続く小径の絞り部17と、この絞り部17に続く漸次径が大きくなるキャビテーション部18が形成されている。また、ノズル15の入口開口にはプレート19が取付けられ、このプレート19には取水穴20が形成され、この取水穴20の軸線は斜めになっており、サイクロン(トルネード)形成部16に入る水が旋回流となるようにしている。
プレート19の取水穴20から取り入れられた水はサイクロン形成部16に入り、旋回流を生成し、この旋回流は絞り部17でスピードを増し、キャビテーション部18に放出される。キャビテーション部18では急激に容積が増大するため、減圧効果によって水中に溶け込んでいた空気が微細な気泡(ファインバブル)となって水中に顕在化し、気泡を含んだ液となる。このようにキャビテーションによって気泡を発生させると、分子レベルで気泡が発生するため、殆どがファインバブルとなる。
キャビテーション効果により水中から引き出された気泡は微細で尿石の表面穴よりも小さいため、尿石の穴内で繁殖している悪臭の元になる細菌の除去に効果的である。
膨出部13内側面とノズル15との間は流量確保流路21となる。この流量確保通路21が狭くなると圧力損失が大きくなって流量が不足し、尿石除去効果が阻害される。そのためノズル15を保持する支持部材14は流量確保流路21を出来るだけ阻害しない形状でなければならない。具体的には支持部材14に形成される通水穴22をノズル15を保持できる範囲でできるだけ大きくする。
図3(a)は微細気泡液生成装置10の別実施例の断面図であり、図3ではハッチングを施した部分が水が通る開口である。この別実施例にあっては、支持部材14に等間隔で4つのノズル15を保持している。そして、各ノズル15のプレート19には4つの取水穴20が形成されている。ノズル15の数は任意であり、例えば口径32Aの洗浄水供給配管に接続する場合にはノズル数は4個とし、口径25Aの洗浄水供給配管に接続する場合にはノズル数は3個とする。
図3(b)は上記の微細気泡液生成装置10が接続される給水配管8の断面図であり、この給水配管8の流路断面積S1と前記支持部材14に形成した通水穴22と前記プレート19に形成した取水穴20との合計面積S2との比(S2/S1)により圧力損失が決まる。尚、給水配管8の流路断面積S1は口径によって決まり、ノズル15の取水穴20の面積はキャビテーションとの関係で決まるため、圧力損失(浄水の流量)は支持部材14に形成される通水穴22の面積を変化させることで圧力損失をコントロールすることができる。
微細気泡液生成装置10の1次側の給水圧が大きければ、多少圧力損失が大きくても尿石除去に必要な流量を確保できるが、一般的な給水圧2kgf/cm程度でそれほど高くない。給水圧2kgf/cmの場合、圧力損失が15KPaを超えると、流水量が低下し尿石除去効果が極端に低下した。逆に圧力損失が5KPa未満になると発生するファインバブルの量が少なくなり、今までの水だけによる洗浄とあまり変わらなくなった。したがって、ファインバブルを発生させるために許容される圧力損失は給水圧2kgf/cmの場合、5〜15KPaと言える。尚、許容できる圧力損失の範囲は給水配管の口径には関係しなかった。
図4は圧力損失の測定方法を説明した図であり、水槽30内の水を循環せしめる配管31の途中に一対のユニット接合用ユニオン32、32を設け、これらユニット接合用ユニオン32、32の間の配管に一対の圧力損失測定用ヘッド33、33を取付け、これら圧力損失測定用ヘッド33、33間に微細気泡液生成装置10をセットし、一対の圧力損失測定用ヘッド33、33間の圧力差を差圧計34で測定する。
図5〜図9は、図1に示した小便器を備えたトイレで実験した結果を示す写真であり、図5は壁側から見た排水管の入口部のファイバースコープ画像であり、(a)は微細気泡液発生装置を設置前の状態、(b)は設置後の状態を示し、図6は壁側から見た排水管の入口から10cmの部分のファイバースコープ画像であり、(a)は微細気泡液発生装置を設置前の状態、(b)は設置後の状態を示し、図7は壁側から見た排水管の入口から20cmの部分のファイバースコープ画像であり、(a)は微細気泡液発生装置を設置前の状態、(b)は設置後の状態を示し、図8は小便器側から見た排水管の入口部のファイバースコープ画像であり、(a)は微細気泡液発生装置を設置前の状態、(b)は設置後の状態を示し、図9は小便器側から見た排水管の入口から10cmの部分のファイバースコープ画像であり、(a)は微細気泡液発生装置を設置前の状態、(b)は設置後の状態を示す。
上記の画像から、ファインバブルを大量に含む微細気泡水を小便器の洗浄水として使用することで、尿石が大幅に消失することが確認された。
図10は上記の小便器の洗浄水を5回に分けて採取し、島津製作所製「ナノ粒子径分布測定装置(SALD-7500nano)を用いて測定した結果を示す。2回目のデータを除いてファインバルブの数が大幅に増えていることが分かる。尚、2回目のデータについては、採取者が小便器の吐出部から直接瓶に採取する際の操作ミスの可能性が高い。
平均すると、微細気泡液発生装置の設置前と設置後とでは、ファインバルブの数が8.57億個/mlから16.36〜7.79億個/mlの増加がみられ、設置前に比べてファインバルブの数の数は1.9倍となった。
また、図11は微細気泡液発生装置の設置前後におけるトリメチルアミンの測定結果を示すグラフであり、測定にはガステック社製のガラス検知管を用いた。設置前は全ての小便器において100ppm超(測定限界オーバー)であったが、設置後は大幅に減少していることが分かる。
尚、実験では「アンモニア」「硫化水素」及び「メチルメルカプタン」についても測定したが、「硫化水素」及び「メチルメルカプタン」は大便器の臭気であり小便器からは検出されず、アンモニアについては尿素の分解により検出されると予想したが検出されなかった。
図示例にあっては、公共施設の小便器に適用した例を示したが、本発明に係る尿石除去方法は一般家庭の便器にも適用できる。
1…小便器本体
2…壁
3…洗浄水吐出部
4…排水口
5…異物混入防止部材
6…トラップ
7…排水管
8…洗浄水の供給配管
9…フラッシュバルブ
10…微細気泡発生装置
12…通水管、12a、12b…通水管半体
13…膨出部
14…支持部材
15…ノズル
16…サイクロン(トルネード)形成部
17…絞り部
18…キャビテーション部(ベンチュリー部)
19…プレート
20…取水穴
21…流量確保流路
22…通水穴
30…水槽
31…循環配管
32…ユニット接合用ユニオン
33…圧力損失測定用ヘッド
34…差圧計

Claims (2)

  1. 便器の配管内面や便器表面に付着した尿石を除去する尿石除去システムであって、この尿石除去システムは、便器表面に定期的に洗浄水を供給する給水配管の途中に微細気泡液発生装置が配置され、この微細気泡液発生装置は前記給水配管に連結される通水管を備え、この通水管の一部は膨出部とされ、この膨出部の内側の通水管内にキャビテーション効果によってファインバブルを発生するノズルが配置され、ノズルの外側と前記膨出部の内側との間に流量確保流路が形成されていることを特徴とする尿石除去システム。
  2. 請求項1に記載の尿石除去システムにおいて、前記微細気泡液発生装置の一次側の給水圧は2kgf/cmであり、このときの前記微細気泡液発生装置における圧力損失が5〜15kPaとなるように前記流量確保流路の断面積が調整されていることを特徴とする尿石除去システム。
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