JP6735696B2 - 複合測位装置、複合測位方法および複合測位プログラム - Google Patents
複合測位装置、複合測位方法および複合測位プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6735696B2 JP6735696B2 JP2017044989A JP2017044989A JP6735696B2 JP 6735696 B2 JP6735696 B2 JP 6735696B2 JP 2017044989 A JP2017044989 A JP 2017044989A JP 2017044989 A JP2017044989 A JP 2017044989A JP 6735696 B2 JP6735696 B2 JP 6735696B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time point
- integer ambiguity
- fixed
- unit
- positioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Description
一方、GPS衛星の信号観測は電波の受信環境に大きく左右されるため、測位解算出に必要な衛星数分の観測量を受信できない場合、あるいはマルチパスにより観測量が汚染され整数アンビギュイティの決定ができない場合がある。
移動体に搭載され、複合航法により前記移動体の位置を含む移動体測位情報210を算出する複合測位装置において、
測位衛星から送信された衛星信号を受信する衛星信号受信部と、
前記衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定する整数アンビギュイティ判定部と、
前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点より過去の第1時点から前記第1時点より過去の第2時点までの前記移動体測位情報を計算するフィードバック部とを備えた。
GPS/INS複合航法において高精度に位置を求めるには、絶対位置を算出できるGPSを効果的に用いる必要がある。特に、整数アンビギュイティを決定することで、高精度な観測量が得られ、これをカルマンフィルタの入力値とすることで高精度にセンサ誤差を補正することが可能になる。多くの場合、整数アンビギュイティの決定には時間を要する。本実施の形態では、決定した整数アンビギュイティをリアルタイムにフィードバックし、カルマンフィルタの再更新を行う方法を提案する。
図1を用いて、本実施の形態に係る複合測位装置100の構成について説明する。
本実施の形態において、複合測位装置100は、移動体10に搭載されたコンピュータである。複合測位装置100は、プロセッサ910、記憶装置920、入力インタフェース930、出力インタフェース940および通信装置950といったハードウェアを備える。記憶装置920は、メモリと補助記憶装置とを含むものとする。
プロセッサ910は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ910は、CPU(Central Processing Unit)である。
なお、図1において、各部と記憶部190とを結ぶ矢印は、各部が処理の結果を記憶部190に記憶すること、あるいは、各部が記憶部190から情報を読み出すことを表している。また、各部を結ぶ矢印は、制御の流れを表している。
Versatile Disc)といった可搬記録媒体に記憶されてもよい。
なお、複合測位プログラムプロダクトと称されるものは、「部」として説明している機能を実現するプログラムが記録された記憶媒体および記憶装置であり、見た目の形式に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
図2および図3は、本実施の形態に係る複合測位装置100のプロセッサ910による複合測位方法510および複合測位プログラム520の複合測位処理S100を示すフローチャートである。複合測位プログラム520は、以下に示す各処理をコンピュータである複合測位装置100に実行させる。
本実施の形態において、複合測位装置100は、移動体10に搭載され、複合航法により移動体10の位置を含む移動体測位情報210を算出する。移動体10とは、具体的には、慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)を搭載した車両である。あるいは、移動体10は、船舶、飛行体でもよい。移動体測位情報210とは、移動体10の位置、速度および姿勢を含む情報であり、GPS/INS複合航法により算出された情報である。
また、本実施の形態では、サイクルスリップが発生しない限り、基本的には基準となる測位衛星が切り替わらない間は、整数アンビギュイティが一定であることを前提としている。
ステップS102において、ストラップダウン計算部180は、受信したIMU信号202に基づいて、位置および速度を含むIMU観測データを算出する。ストラップダウン計算部180は、衛星信号201に基づくセンサ補正データ(後述する)がある場合には、受信したIMU信号202とセンサ補正データとに基づいて、IMU観測データを算出する。衛星信号201に基づくセンサ補正データは、後述する衛星信号201を受信した場合にストラップダウン計算部180に入力される。ストラップダウン計算部180は、算出したIMU観測データを記憶部190に記憶する。
ステップS109において、整数アンビギュイティ判定部160は、整数アンビギュイティがフィックス解でない場合、現時点Tnにおける状態情報を非フィックス状態情報612としてバッファ91に記憶し、ステップS113に進む。言い換えると、整数アンビギュイティ判定部160は、整数アンビギュイティが非フィックス解であるとき、現時点Tnにおける状態情報を非フィックス状態情報612としてバッファ91に記憶し、ステップS113に進む。
ステップS111において、整数アンビギュイティ判定部160は、バッファ91から非フィックス状態情報612を削除する。
具体的には、フィードバック部142は、整数アンビギュイティ判定部160によりバッファに非フィックス状態情報612が記憶されていると判定された場合に、少なくとも第2時点T2から第1時点T1までにおける移動体測位情報210を計算する。このとき、フィードバック部142は、フィックス記憶部92に記憶されたフィックス状態情報611を用いて、少なくとも第2時点T2から第1時点T1までにおける移動体測位情報210を計算する。
以上の処理により、複合測位装置100は、整数アンビギュイティがフィックス解であって、かつ、前回の整数アンビギュイティが非フィックス解である場合は、フィードバック処理を実行する。また、複合測位装置100は、整数アンビギュイティがフィックス解であって、かつ、前回の整数アンビギュイティもフィックス解である場合は、フィードバック処理を実行しない。また、複合測位装置100は、整数アンビギュイティが非フィックス解の場合は、フィードバック処理を実行しない。
なお、フィルタ部141とフィードバック部142とは、1つの非線形フィルタを共用しているものでもよい。この非線形フィルタは、具体的には、カルマンフィルタあるいはパーティクルフィルタである。
フィードバック部142は、整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間Tnfの直後にフィックス解が得られた場合、非フィックス期間Tnfの開始時点を第2時点T2とし、非フィックス期間Tnfの終了時点を第1時点T1として、少なくとも第1時点T1から第2時点T2までの移動体測位情報210を計算する。
図4では、非フィックス期間Tnfの開始時点である第2時点T2から、現時点Tnまでの移動体測位情報210を計算する。
なお、現時点Tnから第2時点T2までのフィードバック処理とは、現時点Tnから第2時点T2まで逆順に遡るバックワード処理でもよいし、第2時点T2から現時点Tnまで正順に処理するフォワード処理でもよい。現時点Tnから第2時点T2までの移動体測位情報210を再計算することができれば、どのような方式で処理しても構わない。すなわち、フィードバック部142は、第1時点T1から第2時点T2までバックワード処理あるいはフォワード処理することにより移動体測位情報を算出する。
かくして、複合測位装置100は、整数アンビギュイティがフィックス解であって、かつ、前回の整数アンビギュイティが非フィックス解である場合は、フィードバック処理を実行し、再計算された第2時点T2から現時点Tnまでにおける移動体測位情報210を出力する。また、複合測位装置100は、整数アンビギュイティがフィックス解であって、かつ、前回の整数アンビギュイティもフィックス解である場合は、フィードバック処理はせずにフィックス解である現時点Tnの移動体測位情報210を出力する。また、複合測位装置100は、整数アンビギュイティが非フィックス解の場合は、フィードバック処理はせずにフロート解である現時点Tnの移動体測位情報210を出力する。
本実施の形態の図4の例では、複合測位装置100は、現時点Tnから遡って整数アンビギュイティがフロート解であると判定された最も過去の時点を第2時点T2として、第2時点T2から現時点Tnまでにおける移動体測位情報210をフィードバック処理により算出した。すなわち、フィックス解が得られない非フィックス期間が発生した場合、次のフィックス解が得られた地点からその前にフィックス解が得られた地点までの移動体測位情報210をフィードバック処理により算出した。その他の例として、複合測位装置100は、衛星信号201の受信を開始した時点を第2時点T2として、移動体測位情報210をフィードバック処理により算出してもよい。
図5を用いて、本実施の形態の変形例に係る複合測位装置100の構成について説明する。
図5に示すように、複合測位装置100は、処理回路909、入力インタフェース930、出力インタフェース940および通信装置950といったハードウェアを備える。
図6を用いて、本実施の形態に係る複合測位装置100の効果について説明する。
本実施の形態に係る複合測位装置100によれば、図6に示すように、十分な衛星数を捕捉し、高精度なGPS疑似距離量を利用できるフィックス期間に加えて、フィードバック処理により定められたフィックス期間を得ることができる。よって、高精度なGPS疑似距離量を利用できるフィックス期間を長くすることができる。
***構成の説明***
本実施の形態では、主に、実施の形態1との差異について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1で説明した構成と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
図7は、本実施の形態に係る複合測位装置100aの構成を示す図である。
複合測位装置100aは、図1の構成に加えて、記憶部190にカウントを記憶するカウント情報93と閾値94とを備える。
その他の構成については、実施の形態1の複合測位装置100の構成と同様である。
図8を用いて、本実施の形態に係るフィードバック処理について説明する。
フィードバック部142は、整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間Tnfの直後にフィックス解が得られた時点から連続して閾値回フィックス解であると判定された場合、非フィックス期間Tnfの開始時点を第2時点T2とし、非フィックス期間Tnfの終了時点を第1時点T1として、少なくとも第1時点から第2時点までの移動体測位情報210を計算する。
図8では、非フィックス期間Tnfの直後にフィックス解が得られた時点から連続して3回フィックス解であると判定された現時点Tnにおいて、第1時点から第2時点までのフィードバック処理を行い、第1時点から第2時点までの移動体測位情報210を再計算している。
ステップS108の後、ステップS181において、整数アンビギュイティ判定部160は、整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、カウント情報93をカウントアップする。
ステップS111の後、ステップS182において、フィードバック部142は、カウント情報93が閾値94以上であるか否かを判定する。カウント情報93が閾値94以上である場合、ステップS112に進む。このとき、フィードバック部142は、カウント情報93を初期化する。カウント情報93が閾値94以上でない場合、ステップS113に進む。
すなわち、フィードバック部142は、整数アンビギュイティが連続してフィックス解であると判定され、かつ、カウント情報93が閾値94以上である場合に、少なくとも第1時点から第2時点までの移動体測位情報210を計算する。
なお、図8の例では、閾値94として3が設定されているが、閾値94の値は1,2,4,5でもその他の値でも構わない。
本実施の形態に係る複合測位装置100aによれば、最初にフィックスしてから複数回フィックスした後にフィードバック処理を行うので、衛星数の不足あるいはマルチパスといった原因によるミスフィックスを省いてフィードバック処理することができる。
また、複合測位装置は、1つの装置でなく、複数の装置から構成されたシステムでもよい。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物および用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
Claims (13)
- 移動体に搭載され、複合航法により前記移動体の位置を含む移動体測位情報を算出する複合測位装置において、
測位衛星から送信された衛星信号を受信する衛星信号受信部と、
前記衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定する整数アンビギュイティ判定部と、
前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点より過去の第1時点から前記第1時点より過去の第2時点までの前記移動体測位情報を計算するフィードバック部と
を備え、
前記フィードバック部は、
前記整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間の直後にフィックス解が得られた時点から連続して閾値回フィックス解であると判定された場合、前記非フィックス期間の開始時点を前記第2時点とし、前記非フィックス期間の終了時点を第1時点として、少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの前記移動体測位情報を計算する複合測位装置。 - 前記複合測位装置は、
バッファと、
前記衛星信号受信部により受信された前記衛星信号に基づいて、前記移動体の状態を表す状態情報を算出するフィルタ部と、
前記フィルタ部により算出された前記状態情報に基づいて、前記整数アンビギュイティを決定する整数アンビギュイティ決定部と
を備え、
前記整数アンビギュイティ判定部は、
前記整数アンビギュイティがフィックス解でない場合に、前記状態情報を非フィックス状態情報として前記バッファに記憶する請求項1に記載の複合測位装置。 - 前記整数アンビギュイティ判定部は、
前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記状態情報をフィックス状態情報としてフィックス記憶部に記憶し、
前記フィードバック部は、
前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、現時点を前記第1時点として、前記フィックス記憶部に記憶された前記フィックス状態情報を用いて、前記第1時点から前記第2時点までにおける前記移動体測位情報を計算する請求項2に記載の複合測位装置。 - 前記整数アンビギュイティ判定部は、
前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されているか否かを判定し、前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されていると判定した場合に、前記バッファから前記非フィックス状態情報を削除する請求項3に記載の複合測位装置。 - 前記フィードバック部は、
前記整数アンビギュイティ判定部により前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されていると判定された場合に、前記フィックス記憶部に記憶された前記フィックス状態情報を用いて、前記第1時点から前記第2時点までにおける前記移動体測位情報を計算する請求項4に記載の複合測位装置。 - 前記複合測位装置は、
カウントを記憶するカウント情報を記憶部に記憶し、
前記整数アンビギュイティ判定部は、
前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記カウント情報をカウントアップし、
前記フィードバック部は、
前記整数アンビギュイティが連続してフィックス解であると判定され、かつ、前記カウント情報が閾値以上である場合に、少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの前記移動体測位情報を計算する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の複合測位装置。 - 移動体に搭載され、複合航法により前記移動体の位置を含む移動体測位情報を算出する複合測位装置において、
測位衛星から送信された衛星信号を受信する衛星信号受信部と、
前記衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定する整数アンビギュイティ判定部と、
前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点より過去の第1時点から前記第1時点より過去の第2時点までの前記移動体測位情報を計算するフィードバック部と、
バッファと、
前記衛星信号受信部により受信された前記衛星信号に基づいて、前記移動体の状態を表す状態情報を算出するフィルタ部と、
前記フィルタ部により算出された前記状態情報に基づいて、前記整数アンビギュイティを決定する整数アンビギュイティ決定部と
を備え、
前記整数アンビギュイティ判定部は、
前記整数アンビギュイティがフィックス解でない場合に、前記状態情報を非フィックス状態情報として前記バッファに記憶し、前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記状態情報をフィックス状態情報としてフィックス記憶部に記憶し、
前記フィードバック部は、
前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、現時点を前記第1時点として、前記フィックス記憶部に記憶された前記フィックス状態情報を用いて、前記第1時点から前記第2時点までにおける前記移動体測位情報を計算し、
前記整数アンビギュイティ判定部は、
前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されているか否かを判定し、前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されていると判定した場合に、前記バッファから前記非フィックス状態情報を削除する複合測位装置。 - 前記フィードバック部は、
前記整数アンビギュイティ判定部により前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されていると判定された場合に、前記フィックス記憶部に記憶された前記フィックス状態情報を用いて、前記第1時点から前記第2時点までにおける前記移動体測位情報を計算する請求項7に記載の複合測位装置。 - 前記フィードバック部は、
前記整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間の直後にフィックス解が得られた場合、前記非フィックス期間の開始時点を前記第2時点とし、前記非フィックス期間の終了時点を第1時点として、少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの前記移動体測位情報を計算する請求項7または請求項8に記載の複合測位装置。 - 前記フィードバック部と前記フィルタ部とは、1つの非線形フィルタを共用している請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の複合測位装置。
- 前記フィードバック部は、
前記第1時点から前記第2時点までバックワード処理あるいはフォワード処理することにより前記移動体測位情報を算出する請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の複合測位装置。 - 移動体に搭載され、複合航法により前記移動体の位置を含む移動体測位情報を算出する複合測位装置の複合測位方法において、
衛星信号受信部が、測位衛星から送信された衛星信号を受信し、
整数アンビギュイティ判定部が、前記衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定し、
フィードバック部は、前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点より過去の第1時点から前記第1時点より過去の第2時点までの前記移動体測位情報を計算し、
フィードバック部は、前記整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間の直後にフィックス解が得られた時点から連続して閾値回フィックス解であると判定された場合、前記非フィックス期間の開始時点を前記第2時点とし、前記非フィックス期間の終了時点を第1時点として、少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの前記移動体測位情報を計算する複合測位方法。 - 移動体に搭載され、複合航法により前記移動体の位置を含む移動体測位情報を算出するコンピュータの複合測位プログラムであって、
測位衛星から送信された衛星信号を受信する衛星信号受信処理と、
前記衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定する整数アンビギュイティ判定処理と、
前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点より過去の第1時点から前記第1時点より過去の第2時点までの前記移動体測位情報を計算するフィードバック処理であって、前記整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間の直後にフィックス解が得られた時点から連続して閾値回フィックス解であると判定された場合、前記非フィックス期間の開始時点を前記第2時点とし、前記非フィックス期間の終了時点を第1時点として、少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの前記移動体測位情報を計算するフィードバック処理と
を前記コンピュータに実行させる複合測位プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017044989A JP6735696B2 (ja) | 2017-03-09 | 2017-03-09 | 複合測位装置、複合測位方法および複合測位プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017044989A JP6735696B2 (ja) | 2017-03-09 | 2017-03-09 | 複合測位装置、複合測位方法および複合測位プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018146545A JP2018146545A (ja) | 2018-09-20 |
JP6735696B2 true JP6735696B2 (ja) | 2020-08-05 |
Family
ID=63591000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017044989A Active JP6735696B2 (ja) | 2017-03-09 | 2017-03-09 | 複合測位装置、複合測位方法および複合測位プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6735696B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11331801B2 (en) * | 2018-11-28 | 2022-05-17 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | System and method for probabilistic multi-robot positioning |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09119972A (ja) * | 1995-10-26 | 1997-05-06 | Furuno Electric Co Ltd | 相対測位装置および相対測位方法 |
US5841026A (en) * | 1996-05-15 | 1998-11-24 | Trimble Navigation Limited | Automatic transference between real-time operation and post-processing in a GPS survey system |
JP2001074824A (ja) * | 1999-09-06 | 2001-03-23 | Furuno Electric Co Ltd | サイクルスリップ監視装置 |
JP5083749B2 (ja) * | 2006-06-23 | 2012-11-28 | 独立行政法人港湾空港技術研究所 | Gps測位データの誤認識判別方法および誤認識判別装置 |
JP2008039691A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Toyota Motor Corp | 搬送波位相式測位装置 |
JP4561732B2 (ja) * | 2006-11-20 | 2010-10-13 | トヨタ自動車株式会社 | 移動体位置測位装置 |
JP5181160B2 (ja) * | 2008-11-04 | 2013-04-10 | 三菱電機株式会社 | 波数推定装置及び測位装置及び波数推定方法 |
JP2012215491A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Seiko Epson Corp | 位置算出方法及び位置算出装置 |
-
2017
- 2017-03-09 JP JP2017044989A patent/JP6735696B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018146545A (ja) | 2018-09-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5460148B2 (ja) | 測位装置及びプログラム | |
JP4781313B2 (ja) | マルチパス検出装置、測位装置、姿勢方位標定装置、マルチパス検出方法およびマルチパス検出プログラム | |
RU2606240C2 (ru) | Навигация относительно площадки с использованием измерений расстояния | |
US7702460B2 (en) | Estimate of relative position between navigation units | |
CN113281793A (zh) | 单历元位置界限的方法和设备 | |
JP2018136298A (ja) | 搬送波伝播距離のアンビギュイティ推定用分散カルマン・フィルタ・アーキテクチャ | |
JP6936037B2 (ja) | ナビゲーションシステム、及び誤差補正の方法 | |
US10330792B2 (en) | Repair of carrier-phase cycle slips using displacement data | |
KR101489729B1 (ko) | 위성 포지셔닝 시스템 측정 정보를 선택적으로 검증하기 위한 방법들 및 장치들 | |
CN110494767A (zh) | 用于全球导航卫星系统的定位系统、方法以及非暂时性计算机可读存储介质 | |
JP2012233800A (ja) | マルチセンサ判定装置及びプログラム | |
JP5055207B2 (ja) | 速度計測装置および変位計測装置 | |
JP5879977B2 (ja) | 速度推定装置及びプログラム | |
JP5352492B2 (ja) | 測位装置及びプログラム | |
JP6735696B2 (ja) | 複合測位装置、複合測位方法および複合測位プログラム | |
KR101502721B1 (ko) | 적응형 상호작용 다중모델 추정기를 이용한 정밀 위치정보 제공 방법 및 장치 | |
US20210325546A1 (en) | Methods for initializing a navigation system without heading information and devices thereof | |
WO2018052738A1 (en) | Detection of outlier range measurements using spatial displacement data | |
KR101723751B1 (ko) | 위성체의 항법 제어 장치 및 방법 | |
WO2020149014A1 (ja) | 衛星選択装置、及びプログラム | |
CN110678781A (zh) | 定位方法和定位终端 | |
JP2014044056A (ja) | 測位装置、測位方法および測位プログラム | |
JP2023548513A (ja) | 多義性の解明によって少なくとも1つのgnss衛星信号を評価する方法 | |
JP2014153113A (ja) | 速度推定装置及びプログラム | |
EP1508775B1 (en) | Passive terrain navigation |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190407 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200313 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200324 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200616 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200714 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6735696 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |