JP6735696B2 - 複合測位装置、複合測位方法および複合測位プログラム - Google Patents

複合測位装置、複合測位方法および複合測位プログラム Download PDF

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Description

本発明は、GPS(Global Positioning System)/INS(慣性航法装置:Inertial Navigation System)複合航法を用いて測位する複合測位装置、複合測位方法および複合測位プログラムに関する。
GPS/INS複合航法では、GPS衛星からの信号に基づいて算出された疑似距離および搬送波情報と、慣性航法装置であるINSの位置速度とをカルマンフィルタの観測量として用い、INSのセンサ誤差を推定し、推定したセンサ誤差を補正する方法がある。より高精度に位置を求めるには、絶対位置を算出できるGPSを効果的に用いる必要がある。特に、整数アンビギュイティ、すなわち整数の不定性を決定することで、高精度な疑似距離量が得られ、この疑似距離量をカルマンフィルタの入力値とすることで高精度にセンサ誤差を補正することが可能になる。
一方、GPS衛星の信号観測は電波の受信環境に大きく左右されるため、測位解算出に必要な衛星数分の観測量を受信できない場合、あるいはマルチパスにより観測量が汚染され整数アンビギュイティの決定ができない場合がある。
特許文献1では、後処理においてフォワード処理およびバックワード処理の組み合わせ処理を行い、高精度な測位結果を得る技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2012−242317号公報
特許文献1の技術では、後処理が必要であるため、リアルタイムに高精度な計測結果を得ることができないという課題がある。
本発明は、計測中に整数アンビギュイティをフィードバックすることにより、リアルタイムに高精度な計測結果を得ることを目的とする。
本発明に係る複合測位装置は、
移動体に搭載され、複合航法により前記移動体の位置を含む移動体測位情報210を算出する複合測位装置において、
測位衛星から送信された衛星信号を受信する衛星信号受信部と、
前記衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定する整数アンビギュイティ判定部と、
前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点より過去の第1時点から前記第1時点より過去の第2時点までの前記移動体測位情報を計算するフィードバック部とを備えた。
本発明に係る複合測位装置は、整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、フィックス解である整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも第2時点から第1時点までにおける移動体測位情報210を計算するフィードバック部を備える。よって、本発明に係る複合測位装置によれば、リアルタイムに高精度な計測結果を得ることができるという効果を奏する。
実施の形態1に係る複合測位装置100の構成図。 実施の形態1に係る複合測位装置100の複合測位方法510および複合測位処理S100を示すフローチャート。 実施の形態1に係る複合測位装置100の複合測位方法510および複合測位処理S100を示すフローチャート。 実施の形態1に係るフィードバック処理の説明図。 実施の形態1の変形例に係る複合測位装置100の構成図。 実施の形態1に係る複合測位装置100の効果の説明図。 実施の形態2に係る複合測位装置100aの構成図。 実施の形態2に係るフィードバック処理の説明図。 実施の形態2に係る複合測位装置100の複合測位方法510および複合測位処理S100を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。
実施の形態1.
GPS/INS複合航法において高精度に位置を求めるには、絶対位置を算出できるGPSを効果的に用いる必要がある。特に、整数アンビギュイティを決定することで、高精度な観測量が得られ、これをカルマンフィルタの入力値とすることで高精度にセンサ誤差を補正することが可能になる。多くの場合、整数アンビギュイティの決定には時間を要する。本実施の形態では、決定した整数アンビギュイティをリアルタイムにフィードバックし、カルマンフィルタの再更新を行う方法を提案する。
***構成の説明***
図1を用いて、本実施の形態に係る複合測位装置100の構成について説明する。
本実施の形態において、複合測位装置100は、移動体10に搭載されたコンピュータである。複合測位装置100は、プロセッサ910、記憶装置920、入力インタフェース930、出力インタフェース940および通信装置950といったハードウェアを備える。記憶装置920は、メモリと補助記憶装置とを含むものとする。
また、複合測位装置100は、機能構成として、衛星信号受信部110と、観測残差計算部120と、フィルタ前処理部130と、フィルタ処理部140と、整数アンビギュイティ決定部150と、整数アンビギュイティ判定部160と、IMU受信部170と、ストラップダウン計算部180と、記憶部190とを備える。以下の説明では、衛星信号受信部110と、観測残差計算部120と、フィルタ前処理部130と、フィルタ処理部140と、整数アンビギュイティ決定部150と、整数アンビギュイティ判定部160と、IMU受信部170と、ストラップダウン計算部180との機能を、複合測位装置100の「部」の機能という。複合測位装置100の「部」の機能は、ソフトウェアで実現される。
また、記憶部190は、メモリおよび補助記憶装置により実現される。記憶部190は、バッファ91と、フィックス記憶部92とを有する。バッファ91には、非フィックス状態情報612が記憶される。フィックス記憶部92には、フィックス状態情報611が記憶される。記憶部190は、メモリにより実現されるが、メモリおよび補助記憶装置、あるいは、補助記憶装置のみで実現されてもよい。記憶部190の実現方法は任意である。
プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ910は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ910は、CPU(Central Processing Unit)である。
補助記憶装置は、具体的には、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、または、HDD(Hard Disk Drive)である。メモリは、具体的には、RAM(Random Access Memory)である。
入力インタフェース930は、マウス、キーボード、タッチパネルといった入力装置と接続されるポートである。入力インタフェース930は、具体的には、USB(Universal Serial Bus)端子である。なお、入力インタフェース930は、LAN(Local Area Network)と接続されるポートであってもよい。
出力インタフェース940は、ディスプレイといった表示機器のケーブルが接続されるポートである。出力インタフェース940は、ディスプレイといった表示機器に、移動体測位情報210を表示してもよい。出力インタフェース940は、具体的には、USB端子またはHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子である。ディスプレイは、具体的には、LCD(Liquid Crystal Display)である。
複合測位装置100は、通信装置950を介して衛星信号201およびIMU信号202を受信する。通信装置950はレシーバとトランスミッタとを備える。具体的には、通信装置950は通信チップまたはNIC(Network Interface Card)である。通信装置はデータを通信する通信部として機能する。レシーバはデータを受信する受信部として機能し、トランスミッタはデータを送信する送信部として機能する。
補助記憶装置には、「部」の機能を実現するプログラムが記憶されている。「部」の機能を実現するプログラムを複合測位プログラム520ともいう。このプログラムは、メモリにロードされ、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。また、補助記憶装置には、OS(Operating System)も記憶されている。OSの少なくとも一部がメモリにロードされ、プロセッサ910はOSを実行しながら、「部」の機能を実現するプログラムを実行する。
複合測位装置100は、1つのプロセッサ910のみを備えていてもよいし、複数のプロセッサ910を備えていてもよい。複数のプロセッサ910が「部」の機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
「部」の処理の結果を示す情報、データ、信号値、および、変数値は、補助記憶装置、メモリ、または、プロセッサ910内のレジスタまたはキャッシュメモリに記憶される。
なお、図1において、各部と記憶部190とを結ぶ矢印は、各部が処理の結果を記憶部190に記憶すること、あるいは、各部が記憶部190から情報を読み出すことを表している。また、各部を結ぶ矢印は、制御の流れを表している。
「部」の機能を実現するプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital
Versatile Disc)といった可搬記録媒体に記憶されてもよい。
なお、複合測位プログラムプロダクトと称されるものは、「部」として説明している機能を実現するプログラムが記録された記憶媒体および記憶装置であり、見た目の形式に関わらず、コンピュータ読み取り可能なプログラムをロードしているものである。
***動作の説明***
図2および図3は、本実施の形態に係る複合測位装置100のプロセッサ910による複合測位方法510および複合測位プログラム520の複合測位処理S100を示すフローチャートである。複合測位プログラム520は、以下に示す各処理をコンピュータである複合測位装置100に実行させる。
本実施の形態において、複合測位装置100は、移動体10に搭載され、複合航法により移動体10の位置を含む移動体測位情報210を算出する。移動体10とは、具体的には、慣性計測装置(IMU:Inertial Measurement Unit)を搭載した車両である。あるいは、移動体10は、船舶、飛行体でもよい。移動体測位情報210とは、移動体10の位置、速度および姿勢を含む情報であり、GPS/INS複合航法により算出された情報である。
また、本実施の形態では、サイクルスリップが発生しない限り、基本的には基準となる測位衛星が切り替わらない間は、整数アンビギュイティが一定であることを前提としている。
ステップS101において、IMU受信部170は、移動体10に搭載された慣性計測装置から加速度および方位角といったIMU信号202を受信したか否かを判定する。IMU信号202を受信した場合は、ステップS102に進む。IMU信号202を受信しない場合は、IMU信号202を受信するまで処理を繰り返す。
ステップS102において、ストラップダウン計算部180は、受信したIMU信号202に基づいて、位置および速度を含むIMU観測データを算出する。ストラップダウン計算部180は、衛星信号201に基づくセンサ補正データ(後述する)がある場合には、受信したIMU信号202とセンサ補正データとに基づいて、IMU観測データを算出する。衛星信号201に基づくセンサ補正データは、後述する衛星信号201を受信した場合にストラップダウン計算部180に入力される。ストラップダウン計算部180は、算出したIMU観測データを記憶部190に記憶する。
ステップS103において、衛星信号受信部110は、測位衛星から送信された衛星信号201を受信する。具体的には、衛星信号受信部110は、GPS衛星から、疑似距離およびドップラー推定を算出することができる搬送波信号を衛星信号201として受信する。衛星信号受信部110は、衛星信号201を受信したか否かを判定する。衛星信号201を受信した場合は、ステップS104に進む。衛星信号201を受信しない場合は、ステップS113に進む。ステップS103は、衛星信号受信処理S103ともいう。衛星信号201は、人工衛星を利用して全地球を測位対象として地上の現在位置を計測するGNSS(Global Navigation Satellite System)測位に基づく信号であり、GNSS信号ともいう。
ステップS104において、観測残差計算部120は、衛星信号201とIMU観測データとに基づいて、観測残差を算出し、フィルタ前処理部130に出力する。フィルタ前処理部130は、観測残差計算部120から出力された観測残差に基づいて、サイクルスリップあるいは異常データの検査を実行する。フィルタ前処理部130は、検査が正常の場合にステップS105に進む。
ステップS105において、フィルタ処理部140のフィルタ部141は、衛星信号受信部110により受信された衛星信号201に基づいて、現時点における移動体10の状態を表す状態情報411を算出する。具体的には、フィルタ部141は、衛星信号201とIMU観測データとに基づいて、非線形フィルタ処理を実行し、状態量および共分散を含む状態情報411を算出する。非線形フィルタ処理とは、カルマンフィルタあるいはパーティクルフィルタを用いた処理である。
ステップS106において、整数アンビギュイティ決定部150は、フィルタ部141により算出された状態情報411に基づいて、整数値バイアスを実数とみなしフロート解を求める。また、整数アンビギュイティ決定部150は、求めたフロート解周辺で整数値バイアスの候補を設定する。整数アンビギュイティ決定部150は、設定した候補について評価量を計算してフィックス解の推定値を整数アンビギュイティとして決定する。
ステップS107において、整数アンビギュイティ判定部160は、衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定する。具体的には、整数アンビギュイティ判定部160は、整数アンビギュイティ決定部150により得られた推定値について検証を行い、フィックス解として採用するか否かを判定する。整数アンビギュイティ判定部160は、整数アンビギュイティがフィックス解である場合、ステップS108に進む。整数アンビギュイティ判定部160は、整数アンビギュイティがフィックス解でない、すなわち非フィックス解である場合、ステップS109に進む。ステップS107は、整数アンビギュイティ判定処理S107ともいう。
ステップS108において、整数アンビギュイティ判定部160は、整数アンビギュイティがフィックス解である場合、現時点Tnにおける状態情報411をフィックス状態情報611としてフィックス記憶部92に記憶する。
ステップS109において、整数アンビギュイティ判定部160は、整数アンビギュイティがフィックス解でない場合、現時点Tnにおける状態情報を非フィックス状態情報612としてバッファ91に記憶し、ステップS113に進む。言い換えると、整数アンビギュイティ判定部160は、整数アンビギュイティが非フィックス解であるとき、現時点Tnにおける状態情報を非フィックス状態情報612としてバッファ91に記憶し、ステップS113に進む。
ステップS110において、整数アンビギュイティ判定部160は、バッファ91に非フィックス状態情報612が記憶されているか否かを判定する。バッファ91に非フィックス状態情報612が記憶されている場合、ステップS111に進む。バッファ91に非フィックス状態情報612が記憶されていない場合、ステップS113に進む。
ステップS111において、整数アンビギュイティ判定部160は、バッファ91から非フィックス状態情報612を削除する。
ステップS112において、フィルタ処理部140のフィードバック部142は、整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点Tnより過去の第1時点T1から、第1時点T1より過去の第2時点T2までにおける移動体測位情報210を再計算する。このとき、フィードバック部142は、現時点Tnから第2時点T2までをフィードバック処理してもよい。ステップS112は、フィードバック処理S112ともいう。
具体的には、フィードバック部142は、整数アンビギュイティ判定部160によりバッファに非フィックス状態情報612が記憶されていると判定された場合に、少なくとも第2時点T2から第1時点T1までにおける移動体測位情報210を計算する。このとき、フィードバック部142は、フィックス記憶部92に記憶されたフィックス状態情報611を用いて、少なくとも第2時点T2から第1時点T1までにおける移動体測位情報210を計算する。
以上の処理により、複合測位装置100は、整数アンビギュイティがフィックス解であって、かつ、前回の整数アンビギュイティが非フィックス解である場合は、フィードバック処理を実行する。また、複合測位装置100は、整数アンビギュイティがフィックス解であって、かつ、前回の整数アンビギュイティもフィックス解である場合は、フィードバック処理を実行しない。また、複合測位装置100は、整数アンビギュイティが非フィックス解の場合は、フィードバック処理を実行しない。
なお、フィルタ部141とフィードバック部142とは、1つの非線形フィルタを共用しているものでもよい。この非線形フィルタは、具体的には、カルマンフィルタあるいはパーティクルフィルタである。
図4を用いて、本実施の形態に係るフィードバック処理について説明する。図4の(a)に示すように、第2時点T2から現時点Tnの前の第1時点T1までがフロート解であり、現時点Tnにおいてフィックス解が求まったものとする。この場合は、現時点Tnで整数アンビギュイティがフィックス解であって、かつ、前回の第1時点T1では整数アンビギュイティが非フィックス解である場合となる。
フィードバック部142は、整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間Tnfの直後にフィックス解が得られた場合、非フィックス期間Tnfの開始時点を第2時点T2とし、非フィックス期間Tnfの終了時点を第1時点T1として、少なくとも第1時点T1から第2時点T2までの移動体測位情報210を計算する。
図4では、非フィックス期間Tnfの開始時点である第2時点T2から、現時点Tnまでの移動体測位情報210を計算する。
図4の(b)に示すように、現時点Tnにおける整数アンビギュイティを基に、現時点Tnから第2時点T2までのフィードバック処理を行い、移動体測位情報210を再計算する、これにより、より誤差の少ない移動体測位情報210を得ることができる。
なお、現時点Tnから第2時点T2までのフィードバック処理とは、現時点Tnから第2時点T2まで逆順に遡るバックワード処理でもよいし、第2時点T2から現時点Tnまで正順に処理するフォワード処理でもよい。現時点Tnから第2時点T2までの移動体測位情報210を再計算することができれば、どのような方式で処理しても構わない。すなわち、フィードバック部142は、第1時点T1から第2時点T2までバックワード処理あるいはフォワード処理することにより移動体測位情報を算出する。
ステップS113において、ストラップダウン計算部180は、フィルタ処理部140のフィードバック部142が算出した移動体測位情報210と、IMU受信部170が観測したIMU信号202(位置および速度に関する情報)を用いて、複合航法により、移動体10の位置および速度および姿勢を含む移動体測位情報210を算出する。また、ストラップダウン計算部180は、自己の算出した移動体測位情報210とフィードバック部142が算出した移動体測位情報210とを比較し、その差異に基いてセンサ補正データを算出する。ストラップダウン計算部180は、算出した移動体測位情報210とセンサ補正データを出力する。
かくして、複合測位装置100は、整数アンビギュイティがフィックス解であって、かつ、前回の整数アンビギュイティが非フィックス解である場合は、フィードバック処理を実行し、再計算された第2時点T2から現時点Tnまでにおける移動体測位情報210を出力する。また、複合測位装置100は、整数アンビギュイティがフィックス解であって、かつ、前回の整数アンビギュイティもフィックス解である場合は、フィードバック処理はせずにフィックス解である現時点Tnの移動体測位情報210を出力する。また、複合測位装置100は、整数アンビギュイティが非フィックス解の場合は、フィードバック処理はせずにフロート解である現時点Tnの移動体測位情報210を出力する。
***他の構成***
本実施の形態の図4の例では、複合測位装置100は、現時点Tnから遡って整数アンビギュイティがフロート解であると判定された最も過去の時点を第2時点T2として、第2時点T2から現時点Tnまでにおける移動体測位情報210をフィードバック処理により算出した。すなわち、フィックス解が得られない非フィックス期間が発生した場合、次のフィックス解が得られた地点からその前にフィックス解が得られた地点までの移動体測位情報210をフィードバック処理により算出した。その他の例として、複合測位装置100は、衛星信号201の受信を開始した時点を第2時点T2として、移動体測位情報210をフィードバック処理により算出してもよい。
また、本実施の形態では、移動体に直接慣性センサを取り付けるストラップダウン方式を採用した複合測位装置100について説明した。しかし、慣性センサを一定の姿勢に保つプラットフォーム方式を採用した場合であっても本実施の形態を適用することができる。
また、本実施の形態では、複合測位装置100の「部」の機能がソフトウェアで実現されるが、変形例として、複合測位装置100の「部」の機能がハードウェアで実現されてもよい。
図5を用いて、本実施の形態の変形例に係る複合測位装置100の構成について説明する。
図5に示すように、複合測位装置100は、処理回路909、入力インタフェース930、出力インタフェース940および通信装置950といったハードウェアを備える。
処理回路909は、上述した「部」の機能および記憶部190を実現する専用の電子回路である。処理回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略語である。FPGAは、Field−Programmable Gate Arrayの略語である。
「部」の機能は、1つの処理回路909で実現されてもよいし、複数の処理回路909に分散して実現されてもよい。
別の変形例として、複合測位装置100の機能がソフトウェアとハードウェアとの組合せで実現されてもよい。すなわち、複合測位装置100の一部の機能が専用のハードウェアで実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ910、記憶装置920、および、処理回路909を、総称して「プロセッシングサーキットリ」という。つまり、複合測位装置100の構成が図1および図5のいずれに示した構成であっても、「部」の機能および記憶部190は、プロセッシングサーキットリにより実現される。
「部」を「工程」または「手順」または「処理」に読み替えてもよい。また、「部」の機能をファームウェアで実現してもよい。
***本実施の形態の効果の説明***
図6を用いて、本実施の形態に係る複合測位装置100の効果について説明する。
本実施の形態に係る複合測位装置100によれば、図6に示すように、十分な衛星数を捕捉し、高精度なGPS疑似距離量を利用できるフィックス期間に加えて、フィードバック処理により定められたフィックス期間を得ることができる。よって、高精度なGPS疑似距離量を利用できるフィックス期間を長くすることができる。
整数アンビギュイティの算出にあたっては、良好な受信環境である必要があり、多くの場合、整数化までに時間を要する。整数化するまでは実数解、すなわちフロート解が得られるが、整数化後の厳密解に比べ精度が悪い。整数アンビギュイティは、サイクルスリップを除き、基準衛星が切り替わらない間は基本的に一定である。これを利用し、本実施の形態に係る複合測位装置100では、整数アンビギュイティが決定した時にそれをある時点、具体的には、GPS衛星信号を受信し始めた時点にフィードバックし、カルマンフィルタの再更新を行う。これにより、過去の値においても整数化した高精度なGPS疑似距離量を利用できるようになり、GPSによる補正効果を高めることができるようになる。また、基本的にINSのセンサは方向に対する感度のみであるため、連続して高精度な解を得ることが重要であり、整数アンビギュイティをフィードバックすることで整数化によりフィックス解が得られ、方位のばらつきが少なくなり、結果としてINSの積分誤差の影響を低減することができる。
また、本実施の形態に係る複合測位装置100によれば、特に、移動体10でフィックス解とフロート解とが繰り返されるような場合において、整数化によるINSへの補正効果を高めることができる。また、本実施の形態に係る複合測位装置100によれば、GPSの補正効果を高めることができるため、低価格で精度の悪いセンサでもGPS/INS複合航法に適用することができる。
実施の形態2.
***構成の説明***
本実施の形態では、主に、実施の形態1との差異について説明する。
本実施の形態において、実施の形態1で説明した構成と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。
整数アンビギュイティ判定処理において、衛星数の不足あるいはマルチパスといった原因によりミスフィックスが発生する場合がある。本実施の形態では、ミスフィックスに対する対策を考慮した複合測位装置100aについて説明する。
***構成の説明***
図7は、本実施の形態に係る複合測位装置100aの構成を示す図である。
複合測位装置100aは、図1の構成に加えて、記憶部190にカウントを記憶するカウント情報93と閾値94とを備える。
その他の構成については、実施の形態1の複合測位装置100の構成と同様である。
***動作の説明***
図8を用いて、本実施の形態に係るフィードバック処理について説明する。
フィードバック部142は、整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間Tnfの直後にフィックス解が得られた時点から連続して閾値回フィックス解であると判定された場合、非フィックス期間Tnfの開始時点を第2時点T2とし、非フィックス期間Tnfの終了時点を第1時点T1として、少なくとも第1時点から第2時点までの移動体測位情報210を計算する。
図8では、非フィックス期間Tnfの直後にフィックス解が得られた時点から連続して3回フィックス解であると判定された現時点Tnにおいて、第1時点から第2時点までのフィードバック処理を行い、第1時点から第2時点までの移動体測位情報210を再計算している。
図9は、本実施の形態に係る複合測位処理の一部を示すフローチャートである。図9は、実施の形態1で説明した図3に対応する図であり、図3と異なる点について説明する。図9のフローチャートでは、図3に加え、ステップS181およびステップS182を備える。
ステップS108の後、ステップS181において、整数アンビギュイティ判定部160は、整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、カウント情報93をカウントアップする。
ステップS111の後、ステップS182において、フィードバック部142は、カウント情報93が閾値94以上であるか否かを判定する。カウント情報93が閾値94以上である場合、ステップS112に進む。このとき、フィードバック部142は、カウント情報93を初期化する。カウント情報93が閾値94以上でない場合、ステップS113に進む。
すなわち、フィードバック部142は、整数アンビギュイティが連続してフィックス解であると判定され、かつ、カウント情報93が閾値94以上である場合に、少なくとも第1時点から第2時点までの移動体測位情報210を計算する。
なお、図8の例では、閾値94として3が設定されているが、閾値94の値は1,2,4,5でもその他の値でも構わない。
***本実施の形態の効果の説明***
本実施の形態に係る複合測位装置100aによれば、最初にフィックスしてから複数回フィックスした後にフィードバック処理を行うので、衛星数の不足あるいはマルチパスといった原因によるミスフィックスを省いてフィードバック処理することができる。
上述した実施の形態では、「部」の各々が独立した機能ブロックとして複合測位装置を構成している。しかし、上述した実施の形態のような構成でなくてもよく、複合測位装置の構成は任意である。複合測位装置の機能ブロックは、上述した実施の形態で説明した機能を実現することができれば、任意である。これらの機能ブロックを、他のどのような組み合わせ、あるいは任意のブロック構成で、複合測位装置を構成しても構わない。
また、複合測位装置は、1つの装置でなく、複数の装置から構成されたシステムでもよい。
また、複合測位装置は、移動体に搭載され、計測しながら移動体測位情報を確認することができるものである。しかし、移動体に搭載されずに、移動体と通信可能なセンターに設置されていてもよい。また、表示機器のみを移動体以外のセンターに設置し、通信装置を介して遠隔地のセンターにリアルタイムあるいは準リアルタイムに移動体測位情報を送信する構成でもよい。
実施の形態1から2について説明したが、これらの実施の形態のうち、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、これらの実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物および用途の範囲を制限することを意図するものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
10 移動体、91 バッファ、92 フィックス記憶部、93 カウント情報、94 閾値、100,100a 複合測位装置、110 衛星信号受信部、120 観測残差計算部、130 フィルタ前処理部、140 フィルタ処理部、141 フィルタ部、142 フィードバック部、150 整数アンビギュイティ決定部、160 整数アンビギュイティ判定部、170 IMU受信部、180 ストラップダウン計算部、190 記憶部、201 衛星信号、202 IMU信号、210 移動体測位情報、411 状態情報、510 複合測位方法、520 複合測位プログラム、611 フィックス状態情報、612 非フィックス状態情報、909 処理回路、910 プロセッサ、920 記憶装置、930 入力インタフェース、940 出力インタフェース、950 通信装置、S100 複合測位処理、S103 衛星信号受信処理、S107 整数アンビギュイティ判定処理、S112 フィードバック処理、T1 第1時点、T2 第2時点、Tn 現時点、Tnf 非フィックス期間。

Claims (13)

  1. 移動体に搭載され、複合航法により前記移動体の位置を含む移動体測位情報を算出する複合測位装置において、
    測位衛星から送信された衛星信号を受信する衛星信号受信部と、
    前記衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定する整数アンビギュイティ判定部と、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点より過去の第1時点から前記第1時点より過去の第2時点までの前記移動体測位情報を計算するフィードバック部と
    を備え
    前記フィードバック部は、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間の直後にフィックス解が得られた時点から連続して閾値回フィックス解であると判定された場合、前記非フィックス期間の開始時点を前記第2時点とし、前記非フィックス期間の終了時点を第1時点として、少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの前記移動体測位情報を計算する複合測位装置。
  2. 前記複合測位装置は、
    バッファと、
    前記衛星信号受信部により受信された前記衛星信号に基づいて、前記移動体の状態を表す状態情報を算出するフィルタ部と、
    前記フィルタ部により算出された前記状態情報に基づいて、前記整数アンビギュイティを決定する整数アンビギュイティ決定部と
    を備え、
    前記整数アンビギュイティ判定部は、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解でない場合に、前記状態情報を非フィックス状態情報として前記バッファに記憶する請求項に記載の複合測位装置。
  3. 前記整数アンビギュイティ判定部は、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記状態情報をフィックス状態情報としてフィックス記憶部に記憶し、
    前記フィードバック部は、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、現時点を前記第1時点として、前記フィックス記憶部に記憶された前記フィックス状態情報を用いて、前記第1時点から前記第2時点までにおける前記移動体測位情報を計算する請求項に記載の複合測位装置。
  4. 前記整数アンビギュイティ判定部は、
    前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されているか否かを判定し、前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されていると判定した場合に、前記バッファから前記非フィックス状態情報を削除する請求項に記載の複合測位装置。
  5. 前記フィードバック部は、
    前記整数アンビギュイティ判定部により前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されていると判定された場合に、前記フィックス記憶部に記憶された前記フィックス状態情報を用いて、前記第1時点から前記第2時点までにおける前記移動体測位情報を計算する請求項に記載の複合測位装置。
  6. 前記複合測位装置は、
    カウントを記憶するカウント情報を記憶部に記憶し、
    前記整数アンビギュイティ判定部は、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記カウント情報をカウントアップし、
    前記フィードバック部は、
    前記整数アンビギュイティが連続してフィックス解であると判定され、かつ、前記カウント情報が閾値以上である場合に、少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの前記移動体測位情報を計算する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の複合測位装置。
  7. 移動体に搭載され、複合航法により前記移動体の位置を含む移動体測位情報を算出する複合測位装置において、
    測位衛星から送信された衛星信号を受信する衛星信号受信部と、
    前記衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定する整数アンビギュイティ判定部と、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点より過去の第1時点から前記第1時点より過去の第2時点までの前記移動体測位情報を計算するフィードバック部と
    バッファと、
    前記衛星信号受信部により受信された前記衛星信号に基づいて、前記移動体の状態を表す状態情報を算出するフィルタ部と、
    前記フィルタ部により算出された前記状態情報に基づいて、前記整数アンビギュイティを決定する整数アンビギュイティ決定部と
    を備え、
    前記整数アンビギュイティ判定部は、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解でない場合に、前記状態情報を非フィックス状態情報として前記バッファに記憶し、前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記状態情報をフィックス状態情報としてフィックス記憶部に記憶し、
    前記フィードバック部は、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、現時点を前記第1時点として、前記フィックス記憶部に記憶された前記フィックス状態情報を用いて、前記第1時点から前記第2時点までにおける前記移動体測位情報を計算し、
    前記整数アンビギュイティ判定部は、
    前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されているか否かを判定し、前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されていると判定した場合に、前記バッファから前記非フィックス状態情報を削除する複合測位装置。
  8. 前記フィードバック部は、
    前記整数アンビギュイティ判定部により前記バッファに前記非フィックス状態情報が記憶されていると判定された場合に、前記フィックス記憶部に記憶された前記フィックス状態情報を用いて、前記第1時点から前記第2時点までにおける前記移動体測位情報を計算する請求項7に記載の複合測位装置。
  9. 前記フィードバック部は、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間の直後にフィックス解が得られた場合、前記非フィックス期間の開始時点を前記第2時点とし、前記非フィックス期間の終了時点を第1時点として、少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの前記移動体測位情報を計算する請求項7または請求項8に記載の複合測位装置。
  10. 前記フィードバック部と前記フィルタ部とは、1つの非線形フィルタを共用している請求項7から請求項9のいずれか1項に記載の複合測位装置。
  11. 前記フィードバック部は、
    前記第1時点から前記第2時点までバックワード処理あるいはフォワード処理することにより前記移動体測位情報を算出する請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の複合測位装置。
  12. 移動体に搭載され、複合航法により前記移動体の位置を含む移動体測位情報を算出する複合測位装置の複合測位方法において、
    衛星信号受信部が、測位衛星から送信された衛星信号を受信し、
    整数アンビギュイティ判定部が、前記衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定し、
    フィードバック部は、前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点より過去の第1時点から前記第1時点より過去の第2時点までの前記移動体測位情報を計算し、
    フィードバック部は、前記整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間の直後にフィックス解が得られた時点から連続して閾値回フィックス解であると判定された場合、前記非フィックス期間の開始時点を前記第2時点とし、前記非フィックス期間の終了時点を第1時点として、少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの前記移動体測位情報を計算する複合測位方法。
  13. 移動体に搭載され、複合航法により前記移動体の位置を含む移動体測位情報を算出するコンピュータの複合測位プログラムであって、
    測位衛星から送信された衛星信号を受信する衛星信号受信処理と、
    前記衛星信号に基づいて決定された整数アンビギュイティがフィックス解であるか否かを判定する整数アンビギュイティ判定処理と、
    前記整数アンビギュイティがフィックス解である場合に、前記整数アンビギュイティに基づいて、少なくとも現時点より過去の第1時点から前記第1時点より過去の第2時点までの前記移動体測位情報を計算するフィードバック処理であって、前記整数アンビギュイティがフィックス解でないと連続して判定された非フィックス期間の直後にフィックス解が得られた時点から連続して閾値回フィックス解であると判定された場合、前記非フィックス期間の開始時点を前記第2時点とし、前記非フィックス期間の終了時点を第1時点として、少なくとも前記第1時点から前記第2時点までの前記移動体測位情報を計算するフィードバック処理
    を前記コンピュータに実行させる複合測位プログラム。
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