JP6735661B2 - 車両用電動ドアの制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車等の車両に設けられた、電動の例えばバックドア、サイドドア等のドア(車両用電動ドア)を制御する装置(制御装置)等に関する。
例えば特許文献1は、車両扉開閉装置を開示し、その車両扉開閉装置DCは、例えばリアゲート3のラッチ状態をハーフラッチ状態からフルラッチ状態に自動的に切り替可能なクロージャーユニット20と、そのクロージャーユニット20を制御するパワーリアゲートECU40と、を備えている。具体的には、特許文献1のクロージャーユニット20は、クロージャーモータ21と、ラッチ機構22と、ラッチ状態検出スイッチ23と、を有し、また、特許文献1のパワーリアゲートECU40は、ラッチ状態検出スイッチ23の状態(ON/OFF)に基づき、リアゲート3のラッチ状態(広義には、リアゲート3の位置)を認識することができる。
また、例えば特許文献2は、車両ドア開閉装置を開示し、その車両ドア開閉装置11は、例えば車両ボディ開口側に固定されたストライカ12と係合可能なラッチ13を有するラッチ機構14と、そのラッチ機構14を作動させるための作動機構15と、その作動機構15を駆動可能なモータ部16(アクチュエータ)と、そのモータ部16の駆動制御を行う制御装置22と、を備えている。具体的には、特許文献2のラッチ機構14は、ラッチ13の位置状態を検出可能なラッチ状態検出スイッチ21を有し、また、特許文献2の作動機構15は、作動用ギヤ24と、その作動用ギヤ24がドア全閉側及びドア全閉解除側のどちら側に寄った状態にあるかを検出する中立スイッチ29(広義には、位置検出スイッチ)と、を有している。
特開2013−119751号公報 特開2002−250163号公報
特許文献1のラッチ状態検出スイッチ23が故障する時に、パワーリアゲートECU40は、クロージャーユニット20を制御することができず、従って、乗員は、リアゲート3の位置を手動で動かす必要がある。言い換えれば、特許文献1のラッチ状態検出スイッチ23が故障する時に、リアゲート3は、手動のドアになってしまう。
特許文献2の中立スイッチ29が故障する時に、即ち、作動用ギヤ24の中立位置の検出が不可能である時に、制御装置22は、モータ部16の駆動制御のためのプログラムモードを通常作動モードから異常作動モードに移行させてしまう。言い換えれば、特許文献2の中立スイッチ29が故障する時に、制御装置22は、通常作動モードを継続することができない。
本発明の目的は、クロージャ装置の位置検出スイッチ(広義の位置検出スイッチ)が故障する状況であっても通常の制御又はそれに近い制御を継続可能な車両用電動ドアの制御装置を提供することである。本発明の他の目的は、以下に例示する態様及び最良の実施形態、並びに添付の図面を参照することによって、当業者に明らかになるであろう。
以下に、本発明の概要を容易に理解するために、本発明に従う態様を例示する。
第1の態様において、車両用電動ドアの締め込み及び/又は解除を実行するクロージャ装置を制御する、車両用電動ドアの制御装置であって、
前記クロージャ装置は、電源信号に基づき回転可能なモータと、前記モータの回転動作を前記車両用電動ドアのラッチ状態の切り替え動作に変換するラッチ機構と、前記車両用電動ドアの位置に対応する前記ラッチ状態を検出する位置検出スイッチと、を有し、
前記車両用電動ドアの制御装置は、
前記モータの回転を制御するモータ制御部と、
前記位置検出スイッチの状態信号に基づき前記ラッチ状態を判定する位置検出スイッチ判定部と、
前記ラッチ状態に基づき前記車両用電動ドアの位置を決定するドア制御部と、
前記位置検出スイッチの状態信号に基づき前記位置検出スイッチの故障を検知する位置検出スイッチ故障検知部と、
前記モータ制御部によって前記モータが制御された作動時間と前記モータに供給される電源信号の値とを関連付けて記録する作動時間記録部と、
を備える。
第1の態様では、モータの回転が通常の制御によって実行される時に、作動時間記録部は、通常の制御の記録として、作動時間及び電圧信号(広義には電源信号)の値(例えばモータを駆動する時の駆動電圧)を記録することができる。従って、位置検出スイッチ(広義の位置検出スイッチ)が故障する状況であっても、車両用電動ドアの制御装置は、その記録に基づき通常の制御又はそれに近い制御を継続又は再現することができる。
第1の態様に従属する第2の態様において、
前記位置検出スイッチの故障が検知される時に、前記モータ制御部は、前記作動時間記録部に記録された前記作動時間と前記電源信号の前記値とに基づき、前記モータの前記回転を制御してもよい。
第2の態様では、位置検出スイッチ(広義の位置検出スイッチ)の故障が検知される時に、モータ制御部は、作動時間記録部の記録(具体的には、位置検出スイッチの故障が検知される前の例えば前回の記録)に基づき、前回の作動時間及び前回の例えば駆動電圧でモータを作動させることができる。第2の態様では、モータの例えば前回の回転を再現することで、前回の制御と同じ制御をモータに適用し、車両用電動ドアの制御装置は、現在の制御として、過去の制御又はそれに近い制御を継続又は再現することができる。
第1の態様に従属する第3の態様において、
前記作動時間記録部は、前記電源信号の前記値の大きさ毎に、前記作動時間を記録してもよく、
前記位置検出スイッチの故障が検知される時に、前記モータ制御部は、現在の電源信号の値と、前記作動時間記録部に記録された複数の作動時間のうちの前記現在の電源信号の前記値に対応する前記作動時間と、に基づき、前記モータの前記回転を制御してもよい。
第3の態様では、位置検出スイッチ(広義の位置検出スイッチ)の故障が検知される時に、モータ制御部は、作動時間記録部の記録(具体的には、位置検出スイッチの故障が検知される前の例えば前回の記録)に基づき、前回の作動時間及び前回の例えば駆動電圧でモータを作動させることができる。特に、第3の態様では、例えば駆動電圧毎に作動時間が記録されているので、現在の駆動電圧に対応する過去の作動時間を参照し、車両用電動ドアの制御装置は、現在の制御として、より精度が高い状態で、過去の制御又はそれに近い制御を継続又は再現することができる。言い換えれば、第3の態様では、駆動電圧が変動しても、その変動した駆動電圧に応じて、過去の制御又はそれに近い制御を継続又は再現することができる。
当業者は、例示した本発明に従う態様が、本発明の精神を逸脱することなく、さらに変更され得ることを容易に理解できるであろう。
図1(A)は、本発明に従う制御装置が格納され、且つ電動ドアを含む車両の外観図を示し、図1(B)は、図1(A)の制御装置を含む制御システムの構成例を示す。 図2(A)は、図1(B)の制御装置の動作例を表すフローチャートを示し、図2(B)は、図2(A)のスイッチの検査を実行するステップの詳細なフローチャートを示す。 図3(A)、図3(C)、図3(D)及び図3(E)の各々は、図1(B)の位置検出スイッチ(広義の位置検出スイッチ)を構成する1つのスイッチの状態(ON/OFF)信号を表すタイミングチャートを示し、図3(B)は、図1(B)のモータの制御例を表すタイミングチャートを示し、図3(F)は、図1(B)のクロージャ装置の位置を表すタイミングチャートを示す。 図4(A)〜図4(F)は、それぞれ、図3(A)の1つのスイッチが故障した時の図3(A)〜図3(F)に対応するタイミングチャートを示す。
以下に説明する最良の実施形態は、本発明を容易に理解するために用いられている。従って、当業者は、本発明が、以下に説明される実施形態によって不当に限定されないことを留意すべきである。
図1(A)は、本発明に従う制御装置が格納され、且つ電動ドアを含む車両の外観図を示し、図1(B)は、図1(A)の制御装置を含む制御システムの構成例を示す。図1(A)に示されるように、例えば自動車である車両は、電動ドアとして例えばリアゲート3を有し、制御装置として例えばリアゲート制御ユニット40が自動車の例えばリアボディに格納されている。また、図1(A)において、リアゲート制御ユニット40(広義には、車両用電動ドアの制御装置)は、例えばリアゲート3(広義には、車両用電動ドア)に格納されたクロージャ装置20を制御することができる。
図1(B)において、車両用電動ドアの制御システムは、車両用電動ドアの制御装置とクロージャ装置20とを含み、例えば操作部56、バッテリ51、リアゲート駆動装置10(広義には、車両用電動ドア駆動装置)、傾きセンサ30、イグニッションスイッチ53、図示されない他の構成要素、又はこれらの任意の組み合わせを更に含んでもよく、含まなくてもよい。なお、リアゲート3は、当業者に例えばバックドア、リアハッチドア等の他の名称で呼ばれることがある。
図1(B)に示されるように、リアゲート3の締め込み及び/又は解除を実行するクロージャ装置20は、モータ21(クロージャ・モータ)と、ラッチ機構22と、位置検出スイッチ23(広義の位置検出スイッチ)と、を有している。図1(B)において、モータ21は、1例として、リアゲート制御ユニット40の例えばモータ制御部43から供給される例えば電圧(駆動電圧)等の電源信号(クロージャ・モータ電源信号)に基づき回転可能である。ラッチ機構22は、典型的には、モータ21の回転動作をリアゲート3のラッチ状態の切り替え動作に変換する機械的要素で構成される。位置検出スイッチ23は、少なくとも1つのスイッチを有し、典型的には、複数のスイッチで構成される。位置検出スイッチ23は、リアゲート3の位置(閉度又は開度)に対応するラッチ状態を検出し、典型的には、複数のスイッチでリアゲート3の複数の位置を検出し、これにより、リアゲート制御ユニット40の位置検出スイッチ判定部46−2は、リアゲート3又はクロージャ装置20のラッチ状態の程度(ハーフラッチ状態の程度、フルラッチ状態の程度)を詳細に判定することができる。
図1(B)のリアゲート制御ユニット40は、モータ制御部43及び位置検出スイッチ判定部46−2の他に、リアゲート制御部46−1(広義には、ドア制御部)と、位置検出スイッチ故障検知部46−3と、作動時間記録部46−4と、を備えている。リアゲート制御部46−1は、位置検出スイッチ23の状態(ON又はOFF)を表す状態(ON/OFF)信号に基づき判定されたリアゲート3のラッチ状態に基づきリアゲート3の位置を決定することができる。具体的には、リアゲート制御部46−1は、リアゲート3の締め込みを自動でクロージャ装置20に実行させるように、リアゲート3の位置の変化を決定し、リアゲート3を移動させることができる。また、リアゲート制御部46−1は、リアゲート3の解除を自動でクロージャ装置20に実行させるように、リアゲート3の位置の変化を決定し、リアゲート3を移動させることができる。
なお、リアゲート3の締め込み及び/又は解除の指示は、例えばユーザが操作部56を操作することによって実施され、リアゲート制御部46−1は、ユーザからの指示に応じて、モータ制御部43を介してクロージャ装置20を制御することができる。操作部56は、典型的には、自動車に設けられるが、ユーザが携帯可能なリモコン(図示せず)に設けられてもよい。また、操作部56は、複数の操作部で構成されてもよく、1つの操作部は、例えば自動車の室内の運転席(図示せず)側に設けられ、もう1つの操作部は、例えばリアゲート3に設けられてもよい。このように、リアゲート制御部46−1は、操作部56からの指示信号を入力することができる。
図1(B)の位置検出スイッチ故障検知部46−3は、位置検出スイッチ23の状態(ON又はOFF)を表す状態(ON/OFF)信号に基づき位置検出スイッチ23の故障を検知することができる。また、作動時間記録部46−4は、モータ制御部43によってモータ21が制御された作動時間と例えば電圧(広義には、電源信号の値)とを関連付けて記録することができる。リアゲート制御ユニット40では、モータ21の回転が通常の制御によって実行される時に、作動時間記録部46−4は、通常の制御の記録として、作動時間及び電圧信号の値(例えばモータを駆動する時の駆動電圧)を記録することができる。従って、位置検出スイッチ23が故障する状況であっても、リアゲート制御ユニット40は、その記録に基づき通常の制御又はそれに近い制御を継続又は再現することができる。
図1(A)において、車両用電動ドアは、リアゲート3であるが、例えばサイドドア(図示せず)であってもよい。言い換えれば、図1(B)において、車両用電動ドアの制御装置は、リアゲート制御ユニット40であるが、例えばサイドドア制御ユニットであってもよい。なお、サイドドアは、当業者に例えばスライドドア等の他の名称で呼ばれることがある。
図1(B)に示されるように、リアゲート制御ユニット40は、リアゲート駆動装置10のモータ11(リアゲート・モータ)を制御するモータ制御部42(第2のモータ制御部)を備えてもよい。リアゲート駆動装置10は、例えば図1(A)の自動車のリアピラーの内側に設けられ、リアゲート制御部46−1は、モータ制御部42を介して、リアゲート駆動装置10にリアゲート3を駆動させて開閉させることができる。なお、リアゲート駆動装置10は、モータ11の他に、モータ11の回転動作をリアゲート3の開閉動作に変換する機械的要素(例えばガイドレール、ラックギア、アーム及びギアボックス)を有する。
従って、リアゲート制御ユニット40は、例えば完全に閉鎖されるリアゲート3の解除をクロージャ装置20で自動的に実行し、その後、リアゲート3が例えば図1(A)に示される位置(開度)を有するように、リアゲート3の開放をリアゲート駆動装置10で自動的に実行することができる。また、リアゲート制御ユニット40は、リアゲート3の閉鎖をリアゲート駆動装置10で自動的に実行し、その後、リアゲート3が完全に閉鎖されるように、リアゲート3の締め込みをクロージャ装置20で自動的に実行することができる。このように、リアゲート制御ユニット40は、リアゲート3を開閉することができる。好ましくは、リアゲート3は例えば傾きセンサ30を有し、リアゲート制御部46−1は、リアゲート3の位置(開度)を判定しながら、リアゲート3の開閉を詳細に制御することができる。
図1(B)において、リアゲート制御ユニット40は、電源回路41を更に備えることができる。言い換えれば、リアゲート制御ユニット40自身で、例えばリアゲート制御部46−1の動作電圧(内部電源電圧Vdd)を生成することができる。もちろん、リアゲート制御ユニット40は、外部のバッテリ51の電源電圧VPBを内部電源電圧Vddに変換しなくてもよく、この場合、リアゲート制御ユニット40は、電源回路41を備えないで、例えばリアゲート制御部46−1の動作電圧を外部から直接に入力してもよい。電源回路41は、典型的には、DC/DCコンバータであり、電源端子P1(第1の電源端子)を介してバッテリ51から供給される電源電圧VPB(例えば、12[V])を、リアゲート制御部46−1等の低電圧回路の駆動に必要な内部電源電圧Vdd(例えば、3.3[V]〜5[V])に変換する。この内部電源電圧Vddは、リアゲート制御部46−1に供給されるとともに、共通のライン(Vdd)を介して他の低電圧回路に供給される。
電源端子P1を介してバッテリ51から供給されるバッテリの電源電圧VPBは、共通のライン(VPB)を介して、高電圧回路であるモータ制御部(クロージャ・モータ駆動回路及びリアゲート・モータ駆動回路)に供給されている。図1(B)の電源端子P2(第2の電源端子)は、例えばリアゲート制御部46−1に接続されて、リアゲート制御部46−1は、電源端子P2の電圧を監視することで、イグニッションスイッチ53の状態(ON又はOFF)を判定することができる。グランド端子P3は、バッテリ51の負極端子に接続され、バッテリ51の負極端子は、自動車の車体にアースされている。また、グランド端子P3(バッテリ51の負極端子)は、リアゲート制御ユニット40内の各電子部品に共通のライン(GND)に接続されている。
図1(B)のリアゲート制御部46−1、位置検出スイッチ判定部46−2、位置検出スイッチ故障検知部46−3及び作動時間記録部46−4は、例えばマイクロコンピュータ又はマイクロコントローラで構成され、例えばCPU(或いはMPU又はMCU)、ROM、RAM、入出力インターフェース等を含むことができる。例えば、ROMは、CPUに所定の動作を実行させるプログラムを記憶し、RAMは、CPUのワーク領域を形成することができる。作動時間記録部46−4は、RAM、不揮発性メモリ等のメモリで構成され、モータ制御部43からモータ21に供給される例えば電圧(駆動電圧)に関連付けられたモータ21の作動時間(駆動時間)を記憶することができる。なお、リアゲート制御部46−1、位置検出スイッチ判定部46−2、位置検出スイッチ故障検知部46−3及び作動時間記録部46−4は、ASIC、FPGA等で構成されてもよい。
なお、図1(B)のリアゲート制御ユニット40は、モータ制御部42を備えなくてもよく、従って、図1(A)の自動車は、モータ11を有するリアゲート駆動装置10を含まなくてもよい。
図2(A)は、図1(B)のリアゲート制御ユニット40(車両用電動ドアの制御装置)の動作例を表すフローチャートを示し、図2(B)は、図2(A)のスイッチの検査を実行するステップST03の詳細なフローチャートを示す。リアゲート制御ユニット40の例えばリアゲート制御部46−1は、例えばリアゲート3の締め込み条件が成立しているか否かを判定し、その条件が成立する時に、リアゲート制御ユニット40は、ステップST01〜ST08(及びステップST11〜18)を実行して、リアゲート3の締め込みを自動でクロージャ装置20に実行させる。また、リアゲート制御部46−1は、例えばリアゲート3の解除条件が成立しているか否かを判定し、その条件が成立する時に、リアゲート制御ユニット40は、ステップST01〜ST08(及びステップST11〜18)を実行して、リアゲート3の解除を自動でクロージャ装置20に実行させる。
図3(A)、図3(C)、図3(D)及び図3(E)の各々は、図1(B)の位置検出スイッチ23(広義の位置検出スイッチ)を構成する1つのスイッチ23−1,23−2,23−3,23−4の状態(ON/OFF)信号を表すタイミングチャートを示し、図3(B)は、図1(B)のモータ21の制御例を表すタイミングチャートを示し、図3(F)は、図1(B)のクロージャ装置20の位置を表すタイミングチャートを示す。
図3(A)、図3(C)、図3(D)、図3(E)において、例えば時刻t0で、ハーフラッチスイッチ23−1、位置検出スイッチ23−2(狭義の位置検出スイッチ)、中立位置検出スイッチ23−3及びフルラッチスイッチ23−4がそれぞれ状態(OFF、OFF、OFF及びOFF)を示すので、位置検出スイッチ判定部46−2は、リアゲート3又はクロージャ装置20のラッチ状態がラッチ解除であることを判定することができる。その後、例えば時刻t1で、ハーフラッチスイッチ23−1の状態を表す出力がOFFからONに変化するので、位置検出スイッチ判定部46−2は、ラッチ状態がラッチ解除からハーフラッチに切り替わったことを判定し、リアゲート制御部46−1は、締め込み条件が成立したことを判定することができる。
図3(B)において、例えば時刻t1で、クロージャ装置20の位置が全開(中立)から全閉を経由して全閉(中立)に向かうように、リアゲート制御部46−1は、モータ制御部43にモータ21の回転が例えば逆転するように指示する(図2(A)のステップST01参照)。これに応じて、モータ制御部43は、モータ21の負極端子と共通のライン(VPB)とを接続し、且つモータ21の正極端子と共通のライン(GND)とを接続し、モータ21には、バッテリの電源電圧VPBに応じた駆動電流が流れて、モータ21は、逆転動作する。
図3(E)において、例えば時刻t4で、フルラッチスイッチ23−4の状態を表す出力がOFFからONに変化するので、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t1で、フルラッチスイッチ23−4が故障しているか否かを判定する(図2(A)のステップST02参照)。例えば時刻t1で、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、フルラッチスイッチ23−4の故障をリアゲート制御部46−1に通知していないので、リアゲート制御部46−1は、ステップST03を実行する。
具体的には、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t1で、フルラッチスイッチ23−4の検査を位置検出スイッチ故障検知部46−3に実行させる(図2(A)のステップST03参照)。より具体的には、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、リアゲート制御部46−1からの指示に基づき、時刻t1からの経過時間の計測を開始するとともに(図2(B)のステップST11参照)、モータ制御部43は、例えば時刻t1で、モータ21に供給される例えば電圧(駆動電圧)を取得する(図2(B)のステップST12参照)。
位置検出スイッチ故障検知部46−3は、時刻t1以降、フルラッチスイッチ23−4の状態を表す出力がOFFからONに変化するか否かを判定し(図2(B)のステップST13参照)、経過時間が所定時間を超えるまでの間、モータ21には、バッテリの電源電圧VPBに応じた駆動電流が流れて、モータ21は、逆転動作し続ける(図2(B)のステップST16,17参照)。図3(E)において、所定時間d1は、時刻t1から時刻t4までの期間よりも長く、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、時刻t1から時刻t4までの期間に相当する経過時間p1を計測し、例えば時刻t4で、経過時間p1の計測を終了する(図2(B)のステップST13,14参照)。これに応じて、モータ制御部43及び位置検出スイッチ故障検知部46−3は、例えば時刻t1での駆動電圧と例えば時刻t1から時刻t4までの期間に相当する作動時間(ステップST14での経過時間p1)とを関連付けて作動時間記録部46−4に記録する(図2(B)のステップST15参照)。
なお、図3(E)において、例えば時刻t4で、フルラッチスイッチ23−4の状態を表す出力がOFFからONに変化するので、ステップST18は実行されず、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、フルラッチスイッチ23−4の故障をリアゲート制御部46−1に通知しない。
次に、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t4で、次の制御の必要があるか否かを判定する(図2(A)のステップST07参照)。例えば時刻t4で、クロージャ装置20の位置が全閉から全閉(中立)に到達していないので、モータ21の制御を終了しないで(図3(B)参照)、リアゲート制御部46−1は、モータ制御部43にモータ21の回転が例えば正転するように指示する。これに応じて、モータ制御部43は、モータ21の正極端子と共通のライン(VPB)とを接続し、且つモータ21の負極端子と共通のライン(GND)とを接続し、モータ21には、バッテリの電源電圧VPBに応じた駆動電流が流れて、モータ21は、正転動作する。リアゲート制御部46−1は、ステップST02を実行する。具体的には、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t4で、次のスイッチである中立位置検出スイッチ23−3が故障しているか否かを判定する(図2(A)のステップST02参照)。例えば時刻t4で、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、中立位置検出スイッチ23−3の故障をリアゲート制御部46−1に通知していないので、リアゲート制御部46−1は、ステップST03を実行する。
具体的には、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t4で、前回の経過時間p1をリセットし、中立位置検出スイッチ23−3の検査を位置検出スイッチ故障検知部46−3に実行させる(図2(A)のステップST03参照)。より具体的には、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、リアゲート制御部46−1からの指示に基づき、時刻t4からの経過時間の計測を開始するとともに(図2(B)のステップST11参照)、モータ制御部43は、例えば時刻t4で、モータ21に供給される例えば電圧(駆動電圧)を取得する(図2(B)のステップST12参照)。
位置検出スイッチ故障検知部46−3は、時刻t4以降、中立位置検出スイッチ23−3の状態を表す出力がONからOFFに変化するか否かを判定し(図2(B)のステップST13参照)、時刻t4以降の経過時間が中立位置検出スイッチ23−3に関する所定時間を超えるまでの間、モータ21には、バッテリの電源電圧VPBに応じた駆動電流が流れて、モータ21は、正転動作し続ける(図2(B)のステップST16,17参照)。図3(D)において、所定時間d2は、時刻t4から時刻t6までの期間よりも長く、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、時刻t4から時刻t6までの期間に相当する経過時間p2を計測し、例えば時刻t6で、経過時間p2の計測を終了する(図2(B)のステップST13,14参照)。これに応じて、モータ制御部43及び位置検出スイッチ故障検知部46−3は、例えば時刻t4での駆動電圧と例えば時刻t4から時刻t6までの期間に相当する中立位置検出スイッチ23−3に関する作動時間(ステップST14での経過時間p2)とを関連付けて作動時間記録部46−4に記録する(図2(B)のステップST15参照)。
次に、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t6で、次の制御の必要があるか否かを判定する(図2(A)のステップST07参照)。例えば時刻t6で、クロージャ装置20の位置が全閉(中立)に到達しているので、モータ21の制御を終了する(図2(A)のステップST08、図3(B)参照)。
なお、図3(C)において、例えば時刻t2で、位置検出スイッチ23−2の状態を表す出力は、OFFからONに変化する。従って、フルラッチスイッチ23−4の検査を実施している間に、例えば時刻t1から時刻t4までの間に、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、位置検出スイッチ23−2の故障の有無を検知してもよい。
ところで、例えば時刻t6以降、リアゲート制御部46−1は、例えばクロージャ装置20の解除条件が成立しているか否かを判定し、その条件が成立する時に、リアゲート制御ユニット40は、ステップST01〜ST08(及びステップST11〜18)を実行して、クロージャ装置20の解除を自動でクロージャ装置20に実行させる。例えば時刻t8で、リアゲート制御部46−1は、ユーザからの解除の指示を操作部56から受けて、解除条件が成立したことを判定することができる。
図3(B)において、例えば時刻t8で、クロージャ装置20の位置が全閉(中立)から全開を経由して全開(中立)に向かうように、リアゲート制御部46−1は、モータ制御部43にモータ21の回転が例えば正転するように指示する(図2(A)のステップST01参照)。リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t8で、ハーフラッチスイッチ23−1が故障しているか否かを判定する(図2(A)のステップST02参照)。
具体的には、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t8で、ハーフラッチスイッチ23−1の検査を位置検出スイッチ故障検知部46−3に実行させる(図2(A)のステップST03参照)。より具体的には、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、リアゲート制御部46−1からの指示に基づき、時刻t8からの経過時間の計測を開始するとともに(図2(B)のステップST11参照)、モータ制御部43は、例えば時刻t8で、モータ21に供給される例えば電圧(駆動電圧)を取得する(図2(B)のステップST12参照)。
位置検出スイッチ故障検知部46−3は、時刻t8以降、ハーフラッチスイッチ23−1の状態を表す出力がONからOFFに変化するか否かを判定し(図2(B)のステップST13参照)、経過時間が所定時間を超えるまでの間、モータ21には、バッテリの電源電圧VPBに応じた駆動電流が流れて、モータ21は、正転動作し続ける(図2(B)のステップST16,17参照)。図3(A)において、所定時間d3は、時刻t8から時刻t10までの期間よりも長く、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、時刻t8から時刻t10までの期間に相当する経過時間p3を計測し、例えば時刻t10で、経過時間p3の計測を終了する(図2(B)のステップST13,14参照)。これに応じて、モータ制御部43及び位置検出スイッチ故障検知部46−3は、例えば時刻t8での駆動電圧と例えば時刻t8から時刻t10までの期間に相当する作動時間(ステップST14での経過時間p3)とを関連付けて作動時間記録部46−4に記録する(図2(B)のステップST15参照)。
次に、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t10で、次の制御の必要があるか否かを判定する(図2(A)のステップST07参照)。例えば時刻t10で、クロージャ装置20の位置が全開から全開(中立)に到達していないので、モータ21の制御を終了しないで(図3(B)参照)、リアゲート制御部46−1は、モータ制御部43にモータ21の回転が例えば逆転するように指示する。リアゲート制御部46−1は、ステップST02を実行する。具体的には、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t10で、次のスイッチである中立位置検出スイッチ23−3が故障しているか否かを判定する(図2(A)のステップST02参照)。例えば時刻t10で、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、中立位置検出スイッチ23−3の故障をリアゲート制御部46−1に通知していないので、リアゲート制御部46−1は、ステップST03を実行する。
具体的には、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t10で、前回の経過時間p3をリセットし、中立位置検出スイッチ23−3の検査を位置検出スイッチ故障検知部46−3に実行させる(図2(A)のステップST03参照)。より具体的には、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、リアゲート制御部46−1からの指示に基づき、時刻t10からの経過時間の計測を開始するとともに(図2(B)のステップST11参照)、モータ制御部43は、例えば時刻t10で、モータ21に供給される例えば電圧(駆動電圧)を取得する(図2(B)のステップST12参照)。
位置検出スイッチ故障検知部46−3は、時刻t10以降、中立位置検出スイッチ23−3の状態を表す出力がOFFからONに変化するか否かを判定し(図2(B)のステップST13参照)、時刻t10以降の経過時間が中立位置検出スイッチ23−3に関する所定時間を超えるまでの間、モータ21には、バッテリの電源電圧VPBに応じた駆動電流が流れて、モータ21は、逆転動作し続ける(図2(B)のステップST16,17参照)。図3(C)において、所定時間d4は、時刻t10から時刻t12までの期間よりも長く、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、時刻t10から時刻t12までの期間に相当する経過時間p4を計測し、例えば時刻t12で、経過時間p4の計測を終了する(図2(B)のステップST13,14参照)。これに応じて、モータ制御部43及び位置検出スイッチ故障検知部46−3は、例えば時刻t10での駆動電圧と例えば時刻t10から時刻t12までの期間に相当する中立位置検出スイッチ23−3に関する作動時間(ステップST14での経過時間p4)とを関連付けて作動時間記録部46−4に記録する(図2(B)のステップST15参照)。
次に、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t12で、次の制御の必要があるか否かを判定する(図2(A)のステップST07参照)。例えば時刻t12で、クロージャ装置20の位置が全開(中立)に到達しているので、モータ21の制御を終了する(図2(A)のステップST08、図3(B)参照)。
なお、図3(C)において、例えば時刻t9で、位置検出スイッチ23−2の状態を表す出力は、ONからOFFに変化する。従って、例えば時刻t8から時刻t10までの間に、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、位置検出スイッチ23−2の故障の有無を検知してもよい。
図4(A)〜図4(F)は、それぞれ、図3(A)のハーフラッチスイッチ23−1が故障した時の図3(A)〜図3(F)に対応するタイミングチャートを示す。図4(A)において、例えば時刻t11で、ハーフラッチスイッチ23−1の状態を表す出力がONからOFFに変化しないで、ハーフラッチスイッチ23−1は、故障している。ハーフラッチスイッチ23−1の状態を表す出力がONからOFFに変化しないので、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、例えば時刻11で、ハーフラッチスイッチ23−1の異常を確定する。
図2(A)のステップST02において、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t11で、次のスイッチである中立位置検出スイッチ23−3が故障していないので、リアゲート制御部46−1は、ステップST03を実行することができる。しかしながら、1つのスイッチが故障する時に、他のスイッチが故障する可能性が高いことを想定してもよく、この場合、図2(A)のステップST02において、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t10で、ハーフラッチスイッチ23−1又は他のスイッチが故障しているか否かを判定してもよい。従って、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t11で、ステップST03を実行しないで、ステップST04を実行してもよい。
具体的には、モータ制御部43は、例えば時刻t11で、モータ21に供給される例えば電圧(駆動電圧)を取得する(図2(A)のステップST04参照)。次に、モータ制御部43は、取得した駆動電圧に対応する、作動時間記録部46−4に記録された中立位置検出スイッチ23−3に関する過去の正常な作動時間(例えば経過時間p4)で、モータ21に例えば逆転動作させる(図2(A)のステップST05,06参照)。言い換えれば、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t11で、モータ21の逆転動作をモータ制御部43に指示し、例えば時刻t11から経過時間p4が経過した例えば時刻t12'で、モータ21の逆転動作の停止をモータ制御部43に指示する。
次に、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻12'で、次の制御の必要があるか否かを判定する(図2(A)のステップST07参照)。例えば時刻12'で、クロージャ装置20の位置が全閉(中立)に到達している又は到達しているとみなすので、モータ21の制御を終了する(図2(A)のステップST08)。
ところで、バッテリ51の電源電圧VPBの値は、例えばバッテリ51の経年劣化、外気温の季節変動等の要因によって、変化し得る。言い換えれば、電源電圧VPB(モータ21の駆動電圧)の変化に応じて、モータ21に流れる駆動電流の大きさが変化し、クロージャ装置20の位置の変化量の大きさも変化する。従って、好ましくは、クロージャ装置20の位置の変化量の大きさが変化しないように、リアゲート制御部46−1は、故障したスイッチの作動時間を取得する。言い換えれば、モータ制御部43は、例えば駆動電圧毎に作動時間を作動時間記録部46−4に記録し、現在の駆動電圧に応じた作動時間でモータ21を駆動する。
1例として、駆動電圧の範囲を例えば3つの領域に分け、作動時間記録部46−4は、その領域毎に、作動時間を記録する。これにより、作動時間記録部46−4の記録容量を節約することができる。加えて、その作動時間は、平均値であり、1例として、例えば過去5回分の作動時間の平均値とすることができる。これにより、より正確な値で作動時間が更新されるので、過去の正常な作動時間に基づくモータ21の駆動(クロージャ装置20の位置の再現)は、クロージャ装置20の経年劣化(動作抵抗の変動)の影響をより一層受け難い。
なお、図3(E)、図3(D)、図3(A)及び図3(C)の所定時間d1、d2、d3及びd4は、経過時間p1、p2、p3及びp4に対応する作動時間の記録又は更新、又は各平均作動時間の記録又は更新に応じて、更新されてもよく、従って、位置検出スイッチ故障検知部46−3は、その更新された所定時間d1、d2、d3及びd4でスイッチの検査をより正確に実行してもよい。
また、ユーザは、リアゲート3を手動で締め込むことがある。言い換えれば、例えば図3(F)における例えば時刻t1に対応する位置でクロージャ装置20がハーフラッチされることがある。このような状況において、リアゲート制御部46−1は、例えば時刻t1で、クロージャ装置20の締め込み条件が成立したことを判定し、クロージャ装置20の位置が全閉を経由して全閉(中立)に向かうように、リアゲート制御部46−1は、モータ制御部43にモータ21の回転が例えば逆転するように指示を開始することができる。従って、フルラッチスイッチ23−4が既に故障している状態でリアゲート3が手動で締め込まれた時に、モータ制御部43は、例えば時刻t1から時刻t4までの期間に相当する作動時間でモータ21を駆動し、これにより、クロージャ装置20の位置が全閉であることが再現することができる。
本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されず、また、当業者は、上述の例示的な実施形態を特許請求の範囲に含まれる範囲まで、容易に変更することができるであろう。
3・・・リアゲート(広義には、車両用電動ドア)、10・・・リアゲート駆動装置(広義には、車両用電動ドア駆動装置)、11・・・モータ(リアゲート・モータ)、20・・・クロージャ装置、21・・・モータ(クロージャ・モータ)、22・・・ラッチ機構、23・・・位置検出スイッチ、30・・・傾きセンサ、40・・・リアゲート制御ユニット(広義には、車両用電動ドアの制御装置)、41・・・電源回路、42,43・・・モータ制御部、46−1・・・リアゲート制御部(広義には、ドア制御部)、46−2・・・位置検出スイッチ判定部、46−3・・・位置検出スイッチ故障検知部、46−4・・・作動時間記録部、51・・・バッテリ、53・・・イグニションスイッチ、56・・・操作部、P1,P2・・・電源端子、P3・・・グランド端子、Vdd・・・内部電源電圧、VPB・・・バッテリ電源電圧。

Claims (2)

  1. 車両用電動ドアの締め込み及び/又は解除を実行するクロージャ装置を制御する、車両用電動ドアの制御装置であって、
    前記クロージャ装置は、電源信号に基づき回転可能なモータと、前記モータの回転動作を前記車両用電動ドアのラッチ状態の切り替え動作に変換するラッチ機構と、前記車両用電動ドアの位置に対応する前記ラッチ状態を検出する位置検出スイッチと、を有し、
    前記制御装置は、
    前記モータの回転を制御するモータ制御部と、前記位置検出スイッチの状態信号に基づき前記ラッチ状態を判定する位置検出スイッチ判定部と、
    前記ラッチ状態に基づき前記車両用電動ドアの位置を決定するドア制御部と、
    所定時刻に前記位置検出スイッチが所定の変化をしない時に、前記位置検出スイッチの故障を検知する位置検出スイッチ故障検知部と、
    前記位置検出スイッチの故障が検知されない時に、前記モータ制御部によって前記モータが制御された作動時間と前記モータに供給される電源信号の値とを関連付けて記録する作動時間記録部と、
    を備え
    前記位置検出スイッチの故障が検知される時に、前記モータ制御部は、前記作動時間記録部に記録された前記作動時間と前記電源信号の前記値とに基づき、前記モータの前記回転を制御することを特徴とする車両用電動ドアの制御装置。
  2. 前記位置検出スイッチの故障が検知されない時に、前記作動時間記録部は、前記電源信号の前記値の大きさ毎に、前記作動時間を記録し、
    前記位置検出スイッチの故障が検知される時に、前記モータ制御部は、現在の電源信号の値と、前記作動時間記録部に記録された複数の作動時間のうちの前記現在の電源信号の前記値に対応する前記作動時間と、に基づき、前記モータの前記回転を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用電動ドアの制御装置。
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