JPH11278237A - アナログ信号入力回路の故障診断方法及び装置 - Google Patents

アナログ信号入力回路の故障診断方法及び装置

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JPH11278237A
JPH11278237A JP10086006A JP8600698A JPH11278237A JP H11278237 A JPH11278237 A JP H11278237A JP 10086006 A JP10086006 A JP 10086006A JP 8600698 A JP8600698 A JP 8600698A JP H11278237 A JPH11278237 A JP H11278237A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アナログ信号入力回路の故障を速やかに検出
することができるアナログ信号入力回路の故障診断装置
を提供する。 【解決手段】 第1のアナログ入力ポート121の信号
をA/D変換を行い読み込む前に、第1のアナログ入力
ポート121をGNDにショートさせ、アナログ信号入
力回路112の抵抗R2がオープン故障時にはC1の電
荷を放電させる。次にGNDに接続された第2のアナロ
グ入力ポート122をA/D変換することにより、サン
プル&ホールド回路115内の電荷を放電させる。次に
第1のアナログ入力ポート121の信号をA/D変換
し、そのA/D変換値がGNDの電位レベルであればア
ナログ入力回路の異常と判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アナログ信号入
力回路の故障診断方法及び装置に関し、特に車両用のア
ンチロックブレーキシステム(以下、ABSという)や
ミッションコントロールシステムにおいて、アクチュエ
ータのフィードバック制御等の為に使用されるポテンシ
ョ等のセンサからのアナログ信号入力に好適な、アナロ
グ信号入力回路の故障診断方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用ABSのアクチュ
エータ駆動のフィードバック制御用に採用されているセ
ンサなどのアナログ信号入力回路並びにその故障診断装
置は、図5に示すように、アナログ信号入力回路302
とアナログデジタル(以下、A/Dという)変換器31
3を有するCPU301と、アクチュエータ駆動回路3
03とアクチュエータ304とアクチュエータの操作量
を測定するセンサ(ポテンショ)305とから構成され
ている。
【0003】センサ305は、アクチュエータ304の
位置を電圧に変換させアナログ信号入力回路302に出
力する。
【0004】ここで、この種のセンサ305を用いたシ
ステムでは、アクチュエータ304の可動範囲に対する
センサ305の出力電圧範囲はセンサ305の出力電圧
範囲の上下限に対して余裕を持たせた設計とし、センサ
出力電圧が設計範囲外、例えばVccレベルや低電位側
端子(以下GNDという)の電位レベルの場合は、シス
テムの異常と処理している。
【0005】アナログ信号入力回路302は、抵抗R1
によりVccにプルアップされ、抵抗R2とコンデンサ
C1によってロウパスフィルターを構成し、ノイズ対策
としてダイオードD1、D2を有し、CPU301のア
ナログ入力ポート312にセンサ305の出力信号を入
力する。
【0006】又CPU301のA/D変換器313は、
アナログ入力ポートの信号をサンプル&ホールド回路に
接続するセレクタ314、このセレクタ314により選
択されたアナログ信号電圧を保持し後述するA/D変換
部316に送るサンプル&ホールド回路315、サンプ
ル&ホールド回路315に保持された電圧をデジタル信
号に変換するA/D変換部316と、このA/D変換部
316により変換されたデジタル信号を格納するA/D
変換結果レジスタ317とから構成されている。
【0007】このような構成における従来の故障診断装
置の動作について図面を用いて説明する。
【0008】CPU301は、アナログ信号入力回路3
02によりアナログ入力ポート312に入力された信号
を、A/D変換器313によりA/D変換を行いその結
果を用いて、A/D変換結果が設計範囲外にあるかどう
かの判定を行い、設計範囲外であればシステムの異常と
判断し、設計範囲内であればA/D変換結果を用いてア
クチュエータ304のフィードバック制御を行う。ま
た、アクチュエータ304を駆動しているにも関わらず
アナログ入力ポート312のA/D変換結果にアクチュ
エータ304の駆動に見合った変化がない場合にもシス
テムの異常と判断する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の故
障診断装置は、前記アナログ信号入力回路の抵抗R2が
オープン故障した場合、コンデンサC1に充電されてい
た電圧がアナログ入力ポート312に入力される為、そ
のA/D変換値が設計範囲外であるかアクチュエータ駆
動に合った変動をしないことが検出されないと故障を検
出することができなくなるといった課題があった。
【0010】また、アナログ入力ポート312がオープ
ン故障した場合、アナログ入力ポートの入力電圧をA/
D変換する直前にA/D変換したアナログ入力ポート3
12の電圧がA/D変換器内のサンプル&ホールド回路
315のコンデンサ315aに保持されており、その電
圧のA/D変換値がアナログ入力ポート312のA/D
変換値として得られる為、そのA/D変換値が設計範囲
外であるかアクチュエータ304の駆動に合った変動を
しないことが検出されないと故障を検出することができ
なくなるといった課題があった。
【0011】また、従来の故障診断装置では、故障部位
がセンサ305、アクチュエータ304、アナログ信号
入力回路302のどこであるかを特定できないという課
題があった。
【0012】さらに、診断の際には、アクチュエータ3
04を駆動する必要があるため、ABS制御でアクチュ
エータ304を駆動するとき、もしくはアクチュエータ
304を駆動しても実車に影響がない時にしか診断を行
えないという課題があった。
【0013】それ故、本発明は、上記課題を解決するた
めに、アナログ入力回路やアナログ入力ポートの故障を
速やかに検出することができるアナログ入力回路の故障
診断方法及び装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上記
目的を達成するために、まず請求項1に記載の発明は、
アナログ信号を、アナログデジタル変換器を有する制御
手段の第1のアナログ入力ポートに入力するためのアナ
ログ信号入力回路の故障診断装置であって、前記第1の
アナログ入力ポートを低電位側端子にショートさせて、
前記アナログ信号入力回路内の電荷を放電させる第1の
放電手段と、低電位側端子に接続された前記制御手段の
第2のアナログ入力ポートをアナログデジタル変換し
て、アナログデジタル変換器のサンプル&ホールド回路
内の電荷を放電させる第2の放電手段を有し、前記第1
の放電手段と第2の放電手段により前記アナログ信号入
力回路及び前記サンプル&ホールド回路の電荷が放電し
た後、前記第1のアナログ入力ポートに入力される電圧
をアナログデジタル変換した値が、低電位側端子の電位
レベルであるかどうかを判定する判定手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0015】そして、このような請求項1に記載の発明
によれば、第1の放電手段と、第2の放電手段と、判定
手段とを具備することにより、アクチュエータを駆動し
なくても、任意のタイミングで、アナログ信号入力回路
の抵抗R2のオープン、第1のアナログ入力ポートのオ
ープン等の異常を検出することが可能となる。
【0016】この出願の請求項2に記載の発明は、前記
第1の放電手段が、前記第1のアナログ入力ポートを出
力ポート部に切り替えて低電位側端子の電位レベルを出
力して、制御手段内部で第1のアナログ入力ポートを低
電位側端子にショートさせることを特徴とする。これに
より第1の放電手段として特別な回路を設けることなく
診断が可能となる。
【0017】この出願の請求項3に記載の発明は、アナ
ログ信号を、アナログデジタル変換器を有する制御手段
のアナログ入力ポート1に入力する為のアナログ信号入
力回路の故障診断方法であって、前記アナログ入力ポー
ト1の信号をアナログデジタル変換を行い読み込む前
に、前記アナログ入力ポート1を低電位側端子にショー
トさせて、前記アナログ信号入力回路がオープン故障時
には回路内の電荷を放電させる第一ステップと、低電位
側端子に接続された前記アナログ入力ポート2をアナロ
グデジタル変換して、前記サンプル&ホールド回路内の
電荷を放電させる第二ステップと、前記第一ステップと
第二ステップによりアナログ信号入力回路およびサンプ
ル&ホールド回路の電荷が放電した後、前記第1のアナ
ログ入力ポートに入力される電圧をアナログデジタル変
換する第3ステップと、第三ステップにて読み込んだ前
記第1のアナログ入力ポ−トのアナログデジタル変換値
が低電位側端子の電位レベルであるかどうかを判断する
第四ステップとを具備することを特徴とするアナログ信
号入力回路の故障診断方法にある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0019】図1は、本発明にかかるアナログ信号入力
回路の故障診断装置の第1の実施の形態を示すブロック
構成図、図2は図1のアナログ信号入力回路の故障診断
装置の動作フローチャートである。
【0020】本発明のアナログ信号入力回路の故障診断
装置は、図1に示すように、A/D変換機能を有する制
御手段であるCPU111と、アナログ信号入力回路1
12と、CPU111に内蔵される第1のアナログ入力
ポート121と、CPU111に内蔵され、かつGND
に接続された第2のアナログ入力ポート122と、CP
U111に内蔵されているA/D変換器113と、診断
時に第1のアナログ入力ポート121をGNDにショー
トするための第1の放電手段であるGNDショート回路
117と、CPU111に内蔵され、かつGNDショー
ト回路117を駆動するための出力ポートP3と、後述
するアクチュエータ119を駆動制御するアクチュエー
タ駆動回路118と、モーターを正転、又は逆転させる
ことによりブレーキ圧力を制御するアクチュエータ11
9と、このアクチュエータ119の位置を電圧に変換す
るセンサ120とから構成されている。
【0021】アナログ信号入力回路112は、従来のア
ナログ信号入力回路302と同じ回路である。つまり、
アナログ信号入力回路112は、抵抗R1によりVcc
にプルアップされ、抵抗R2とコンデンサC1によって
ロウパスフィルターを構成し、ノイズ対策としてダイオ
ードD1、D2を有し、CPU111の第1のアナログ
入力ポート121にセンサ120の出力信号を入力す
る。
【0022】A/D変換器113は、選択した第1また
は第2のアナログ入力ポートの信号を後述するサンプル
&ホールド回路115に接続するセレクタ114と、こ
のセレクタ114により選択されたアナログ信号電圧を
保持しA/D変換部116に送るサンプル&ホールド回
路115、このサンプル&ホールド回路115に保持さ
れた電圧をデジタル信号に変換する判定手段であるA/
D変換部116とを有している。
【0023】A/D変換部116は、サンプル&ホール
ド回路115に保持された電圧と比較するための電圧を
発生する比較電圧発生部116aと、サンプル&ホール
ド回路115に保持された電圧と比較電圧発生部116
aの出力電圧とを比較する電圧コンパレータ116b
と、この電圧コンパレータ116bによる比較結果を保
持する逐次変換レジスタ116cとを有している。
【0024】このような構成における本発明のアナログ
信号入力回路の故障診断装置の動作について図2を用い
て説明する。
【0025】まず最初にステップ101の放電処理1に
て、出力ポートP3からハイ信号を出力し、GNDショ
ート回路117のトランジスタ117aをオンすること
で第1のアナログ入力ポート121をGNDにショート
させ、アナログ信号入力回路112が抵抗R2オープン
故障時には回路内の電荷を放電させる。これにより、ア
ナログ信号入力回路112の抵抗R2オープン故障時は
第1のアナログ入力ポート121の入力電圧をGNDの
電位レベルとすることを可能とする。
【0026】次に、ステップ102の放電処理2にて、
GNDに接続された第2のアナログ入力ポート122を
A/D変換部116においてA/D変換することによ
り、直前にA/D変換を行ったアナログ入力信号の電圧
が保持されているサンプル&ホールド回路115内の電
荷を放電させる。これにより、第1のアナログ入力ポー
ト121のオープン故障時に、直前にA/D変換したア
ナログ入力ポートの電圧が第1のアナログ入力ポート1
21の入力電圧として読み込まれるのを防ぎ、サンプル
&ホールド回路115の電圧をGNDの電位レベルとす
ることを可能とする。
【0027】次にステップ103の入力信号読み込み処
理にて、第1のアナログ入力ポート121の入力信号を
A/D変換部116においてA/D変換する。ここで、
アナログ入力回路112がオープン故障している場合
は、前記のステップ101,ステップ102の処理によ
り第1のアナログ入力ポート121のA/D変換結果と
してGNDの電位レベルが得られることになる。
【0028】次にステップ104において、ステップ1
03にて読み込んだ第1のアナログ入力ポ−ト121の
A/D変換値がGNDの電位レベルであればアナログ信
号入力回路112の異常と判断し、異常時処理を行う。
【0029】この異常時処理としては、例えばシステム
の出力を停止し、警報を出力したりする。
【0030】次に、本発明にかかるアナログ信号入力回
路の故障診断装置の他の実施の形態について、図面を参
照して説明する。
【0031】図3は、本発明にかかるアナログ信号入力
回路の故障診断装置の他の実施の形態を示すブロック構
成図、図4は、図3のアナログ信号入力回路の故障診断
装置の動作フローチャートである。
【0032】本発明のアナログ信号入力回路の故障診断
装置は、図3に示すように、A/D変換機能を有するC
PU211と、アナログ信号入力回路212と、CPU
211に内蔵される出力ポート部223に切替可能な第
1のアナログ入力ポート221と、CPU211に内蔵
され、かつGNDに接続された第2のアナログ入力ポー
ト222と、CPU211に内蔵されているA/D変換
器213と、アクチュエータ駆動回路218と、アクチ
ュエータ219と、アクチュエータ219の位置を電圧
に変換するセンサ220とから構成されている。
【0033】アナログ信号入力回路212は、上記第1
の実施の形態のアナログ信号入力回路112と同じ回路
である。つまり、アナログ信号入力回路212は、抵抗
R1によりVccにプルアップされ、抵抗R2とコンデ
ンサC1によってロウパスフィルターを構成し、ノイズ
対策としてダイオードD1、D2を有し、CPU211
の第1のアナログ入力ポート221にセンサ220の出
力信号を入力する。
【0034】A/D変換器213は、選択した第1また
は第2のアナログ入力ポートの信号をサンプル&ホール
ド回路215に接続するセレクタ214と、このセレク
タ214により選択されたアナログ信号電圧を保持しA
/D変換部に送るサンプル&ホールド回路215と、こ
のサンプル&ホールド回路215に保持された電圧をデ
ジタル信号に変換するA/D変換部216とを有してい
る。
【0035】A/D変換部216は、サンプル&ホール
ド回路215に保持された電圧と比較するための電圧を
発生する比較電圧発生部216aと、サンプル&ホール
ド回路215に保持された電圧と比較電圧発生部216
aの出力電圧とを比較する電圧コンパレータ216b
と、この電圧コンパレータ216bによる比較結果を保
持する逐次変換レジスタ216cとを有している。
【0036】このような構成における本発明のアナログ
信号入力回路の故障診断装置の他の実施の形態の動作に
ついて図4を用いて説明する。
【0037】まず最初にステップ201の放電処理1に
て、第1のアナログ入力ポート221を出力ポート部2
23に切り替えると、GNDの電位レベルがロウレベル
(すなわちN-chオン)を出力する。そして、第1のアナ
ログ入力ポート221をCPU211内部でGNDショ
ートさせ、アナログ信号入力回路212が抵抗R2オー
プン故障時には回路内の電荷を放電させる。これによ
り、アナログ信号入力回路212の抵抗R2オープン故
障時は第1のアナログ入力ポート221の入力電圧をG
NDの電位レベルとすることを可能とする。
【0038】次に、ステップ202の放電処理2にて、
GNDに接続された第2のアナログ入力ポート222を
A/D変換部216においてA/D変換することによ
り、直前にA/D変換を行ったアナログ入力信号の電圧
が保持されているサンプル&ホールド回路215内の電
荷を放電させる。これにより、第1のアナログ入力ポー
ト221のオープン故障時に、直前にA/D変換したア
ナログ入力ポートの電圧が第1のアナログ入力ポート2
21の入力電圧として読み込まれるのを防ぎ、サンプル
&ホールド回路215の電圧をGNDの電位レベルとす
ることを可能とする。
【0039】次にステップ203の入力信号読み込み処
理にて、第1のアナログ入力ポート221の入力信号を
A/D変換部216においてA/D変換する。ここで、
アナログ入力回路212がオープン故障している場合
は、前記のステップ201,ステップ202の処理によ
り第1のアナログ入力ポート221のA/D変換結果と
してGNDの電位レベルが得られることになる。
【0040】次にステップ204において、ステップ2
03にて読み込んだ第1のアナログ入力ポ−ト221の
A/D変換値がGNDの電位レベルであればアナログ信
号入力回路212の異常と判断し、異常時処理を行う。
【0041】この異常処理は、上記第1の実施の形態の
場合と同様の処理を行う。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のアナログ信
号入力回路の故障診断装置を採用することにより、アナ
ログ信号入力回路の抵抗R2がオープン故障した場合で
も、速やかに検出することができる。
【0043】また、第1のアナログ入力ポートがオープ
ン故障した場合でも、速やかに検出をすることができ
る。
【0044】さらに、上記の異常検出をアクチュエータ
を駆動することなく、任意のタイミングで検出すること
ができる。
【0045】また、故障部位がアナログ信号入力回路で
あることを特定することが可能となるという効果を奏す
る。
【0046】さらに、 第1のアナログ入力ポートがC
PUに内蔵される出力ポート部に切替可能な構成とした
ので、診断のための回路を追加することなくアナログ信
号入力回路の診断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるアナログ信号入力回路の故障診
断装置の第1の実施の形態を示すブロック構成図であ
る。
【図2】図1のアナログ信号入力回路の故障診断装置の
動作フローチャートである。
【図3】本発明にかかるアナログ信号入力回路の故障診
断装置の他の実施の形態を示すブロック構成図である。
【図4】図3のアナログ信号入力回路の故障診断装置の
動作フローチャートである。
【図5】従来のアナログ信号入力回路の故障診断装置を
示すブロック図である。
【符号の説明】
111 CPU 112 アナログ信号入力回路 113 A/D変換器 114 セレクタ 115 サンプル&ホールド回路 116 A/D変換部 117 GNDショート回路 118 アクチュエータ駆動回路 119 アクチュエータ 120 センサ 121 第1のアナログ入力ポート 122 第2のアナログ入力ポート P3 出力ポート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号を、アナログデジタル変換
    器を有する制御手段の第1のアナログ入力ポートに入力
    するためのアナログ信号入力回路の故障診断装置であっ
    て、 前記第1のアナログ入力ポートを低電位側端子にショー
    トさせて、前記アナログ信号入力回路内の電荷を放電さ
    せる第1の放電手段と、 低電位側端子に接続された前記制御手段の第2のアナロ
    グ入力ポートをアナログデジタル変換して、アナログデ
    ジタル変換器のサンプル&ホールド回路内の電荷を放電
    させる第2の放電手段を有し、前記第1の放電手段と第
    2の放電手段により前記アナログ信号入力回路及び前記
    サンプル&ホールド回路の電荷が放電した後、前記第1
    のアナログ入力ポートに入力される電圧をアナログデジ
    タル変換した値が、低電位側端子の電位レベルであるか
    どうかを判定する判定手段と、 を具備することを特徴とするアナログ信号入力回路の故
    障診断装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の放電手段が、前記第1のアナ
    ログ入力ポートを出力ポート部に切り替えて低電位側端
    子の電位レベルを出力して、制御手段内部で第1のアナ
    ログ入力ポートを低電位側端子にショートさせることを
    特徴とする請求項1記載のアナログ信号入力回路の故障
    診断装置。
  3. 【請求項3】 アナログ信号を、アナログデジタル変換
    器を有する制御手段のアナログ入力ポート1に入力する
    為のアナログ信号入力回路の故障診断方法であって、 前記アナログ入力ポート1の信号をアナログデジタル変
    換を行い読み込む前に、前記アナログ入力ポート1を低
    電位側端子にショートさせて、前記アナログ信号入力回
    路がオープン故障時には回路内の電荷を放電させる第一
    ステップと、 低電位側端子に接続された前記アナログ入力ポート2を
    アナログデジタル変換して、前記サンプル&ホールド回
    路内の電荷を放電させる第二ステップと、 前記第一ステップと第二ステップによりアナログ信号入
    力回路およびサンプル&ホールド回路の電荷が放電した
    後、前記第1のアナログ入力ポートに入力される電圧を
    アナログデジタル変換する第3ステップと、 第三ステップにて読み込んだ前記第1のアナログ入力ポ
    −トのアナログデジタル変換値が低電位側端子の電位レ
    ベルであるかどうかを判断する第四ステップと、 を具備することを特徴とするアナログ信号入力回路の故
    障診断方法。
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