JP6735069B2 - 運転操作支援装置、運転操作支援方法 - Google Patents

運転操作支援装置、運転操作支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、運転操作支援装置、運転操作支援方法に関する。
特許文献1に記載の従来技術は、カーブを安定して走行可能な目標車速を設定し、車速が目標車速を超えたときに、運転者にブレーキ操作を促すことを提案している。
特開2012−254715号公報
ブレーキ操作を行なえば容易に減速できるが、より早くアクセル操作をオフにすれば、それだけ燃料消費を減らすことができる。引用文献1に記載の従来技術は、あくまでもブレーキ操作を促しており、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くしようとするものではないため、燃費の向上を図る点で改善の余地があった。
本発明の課題は、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることである。
本発明の一態様に係る運転操作支援装置では、自車進路前方の通過地点を通過するときの目標車速を設定する。また、アクセル操作をオフにして惰性走行すると仮定し、移動距離に応じて低下してゆく車速推移を推定する。さらに、通過地点に到達するときに目標車速と一致し、且つ通過地点に近づくほど車速推移に沿って低下してゆく車速閾値を設定する。そして、通過地点に近づく際に、車速が車速閾値より高く、且つアクセル操作がオンであるときに、アクセル操作のオフを運転者に促す。
本発明によれば、車速が車速閾値より高くなるときにアクセル操作のオフが促され、それに運転者が応じるときに、自車進路前方の通過地点に到達するまでに、自車両を目標車速まで減速させることができる。これにより、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
運転操作支援装置の概略構成図である。 メータの構成例を示す図である。 メータの表示例を示す図である。 アクセル操作のオフを促すときの表示例を示す図である。 通過地点の設定例を示す図である。 車両の動力伝達を示す図である。 惰性減速度について説明した図である。 惰性減速度に従って低下して行く車速推移を示す図である。 車速閾値を示す図である。 中止条件の例を示す図である。 運転操作支援制御処理の一例を示すフローチャートである。 動作について説明する図である。 比較例を示す図である。 アクセルペダルの反力可変機構を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図面は模式的なものであって、現実のものとは異なる場合がある。また、以下の実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであり、構成を下記のものに特定するものでない。すなわち、本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
《第1実施形態》
《構成》
図1は、運転操作支援装置の概略構成図である。
運転操作支援装置11は、アクセルセンサ12と、車輪速センサ13と、道路情報取得部14と、先行車両検出部15と、交通情報取得部16と、コントローラ17と、メータ18と、を備える。
アクセルセンサ12は、アクセルペダルの踏込み量に相当するアクセル開度APO(操作位置)を検出する。このアクセルセンサ12は、例えばポテンショメータであり、アクセルペダルのアクセル開度APOを電圧信号に変換してコントローラ17に出力する。コントローラ17は、入力された電圧信号からアクセルペダルのアクセル開度APOを判断する。なお、アクセルペダルが非操作位置にあるときに、アクセル開度APOが0%となり、アクセルペダルが最大操作位置(ストロークエンド)にあるときに、アクセル開度APOが100%となる。
車輪速センサ13は、各車輪の車輪速VwFL〜VwRRを検出する。この車輪速センサ13は、例えば車輪と共に回転し円周に突起部(ギヤパルサ)が形成されたセンサロータと、このセンサロータの突起部に対向して設けられたピックアップコイルを有する検出回路と、を備える。そして、センサロータの回転に伴う磁束密度の変化を、ピックアップコイルによって電圧信号に変換してコントローラ17に出力する。コントローラ17は、入力された電圧信号から車輪速VwFL〜VwRRを判断し、例えば非駆動輪(従動輪)の車輪速平均値や全輪の車輪速平均値を車速Vとして演算する。
道路情報取得部14は、例えばナビゲーションシステムからなる。
ナビゲーションシステムは、自車両の現在位置と、その現在位置における道路地図情報を認識する。このナビゲーションシステムは、DVD‐ROMドライブやハードディスクドライブに記憶された道路地図情報を参照し、自車両の現在位置における道路地図情報を認識しコントローラ17に出力する。道路地図情報には、例えば道路の勾配、カーブの位置や曲率、分岐点の位置や分岐点から分岐した分岐路の分岐角度、また有料道路における料金所の位置や推奨進入速度、また道路の制限速度や制限速度が低下する線区への接続位置等が含まれる。
先行車両検出部15は、例えばレーダ装置やステレオカメラからなる。
レーダ装置は、自車両前方を走行する先行車両までの距離、相対速度を検出する。このレーダ装置は、例えばフロントグリル内に設けられたミリ波レーダからなり、検出した各種データをコントローラ17に出力する。距離及び相対速度については、例えばFM‐CW(Frequency Modulation-Continuous Wave)方式を利用し、ドップラ効果による周波数差に応じて距離、及び相対速度を検出する。コントローラ17は、入力された距離、及び相対速度に応じて、先行車両の位置及び先行車両の車速を判断する。
ステレオカメラは、車体の前方を撮像する。このステレオカメラは、同一の仕様の2台のカメラからなり、車室内のフロントウィンドウ上部で車幅方向に沿って配置され、且つ光軸及びカメラ座標を平行にしてある。ステレオカメラで撮像した車体前方の画像データは、画像処理装置に入力され、ステレオ画像処理される。すなわち、左カメラ画像と右カメラ画像との視差から画面領域全域にわたって距離分布画像を生成し、この距離分布画像と元画像とに基づいて、自車両前方を走行する先行車両までの距離、及び相対速度を検出し、検出した各種データをコントローラ17に出力する。コントローラ17は、入力された距離、及び相対速度に応じて、先行車両の位置及び先行車両の車速を判断する。
交通情報取得部16は、例えば道路交通情報受信機からなる。
道路交通情報受信機は、例えばFM多重放送、光学式車両感知器(光ビーコン)、電波ビーコン等から、道路交通情報を受信し、コントローラ17に出力する。道路交通情報には、例えば道路の制限速度や制限速度が低下する線区への接続位置、また通行する車両の車速を観測する予め定めた観測地点の位置や観測地点を通行する車両の平均車速等が含まれる。
コントローラ17は、例えばマイクロコンピュータからなり、後述する運転操作支援処理を実行し、各種操作支援情報をメータ18に表示する。
図2は、メータの構成例を示す図である。
メータ18は、タコメータ31とスピードメータ32との間に配置され、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)を用いたアクティブマトリクス方式の液晶ディスプレイからなる。
図3は、メータの表示例を示す図である。
ここでは、操作支援情報の具体例として、平均燃費情報41、エコペダルガイド情報42、及びアクセルオフ情報43について説明する。
平均燃費情報41は、燃料消費量信号、及び車速信号から演算された平均燃費として表示される。
エコペダルガイド情報42は、アクセル開度APOを略円弧状の棒グラフで表すゲージ44、及びエコ運転の目安を略円弧状の棒グラフで表すゲージ45として表示される。左端の目盛り46は、アクセル開度APOの0%を指し、右端の目盛り47は、アクセル開度の100%を指し、目盛り46及び目盛り47の間にある目盛り48は、エコ運転が可能な限界アクセル開度を指す。
すなわち、アクセル開度APOを表すゲージ44は、目盛り48以下であるときにエコ運転であることを表し、目盛り48を超えるときにエコ運転ではないことを表す。なお、目盛り48の位置は、車速Vに応じて補正され、車速Vが高いほどエコ運転が可能な限界アクセル開度が低下するため、目盛り46に近づくように補正される。ここでは、ゲージ44及びゲージ45の双方において、目盛り48を超えた領域をハッチングで示している。このように、アクセル開度APOが、エコ運転可能な領域にあるか否かを、直感的に分かりやすく表示することにより、運転者に対してエコ運転を効果的に促すことができる。
アクセルオフ情報43は、例えばアクセルペダルの操作状態をシンボル化したアイコンからなる。ここでは、アクセルペダルを踏み込む様子を表示しており、アクセル操作のオフを促してはいない。
図4は、アクセル操作のオフを促すときの表示例を示す図である。
ここでは、アクセルペダルから足を離す様子を矢印と共に表示しており、アクセル操作のオフを促している。勿論、アイコンのみならず、文字で表現したり、音声案内を出力したりしてもよい。
コントローラ17は、目標車速設定部21と、車速推移推定部22と、車速閾値設定部23と、操作支援部24と、を備える。
目標車速設定部21は、自車進路前方の通過地点Paを設定すると共に、この通過地点Paを通過するときの目標車速Vaを設定する。
図5は、通過地点の設定例を示す図である。
図中の(a)は、自車両VHがカーブに近づいている場合を示す。自車両VHがカーブに近づいているときには、カーブの位置に通過点Paを設定する。具体的には、カーブの開始位置や最も曲率の大きい位置に、通過地点Paを設定する。また、カーブの曲率に応じて目標車速Vaを設定する。すなわち、カーブの曲率が大きいほど、目標車速Vaを低い値に設定する。
図中の(b)は、自車両VHが分岐点に近づいている場合を示す。自車両VHが分岐点に近づいているときには、分岐点の位置に通過点Paを設定する。また、分岐点から分岐した分岐路の分岐角度に応じて目標車速Vaを設定する。分岐路の分岐角度は、例えば進行方向を0度、直角方向を90度、逆行方向を180度とし、分岐角度が0〜180度の範囲で大きくなるほど、目標車速Vaを低い値に設定する。ここでは、分岐路の分岐角度が90度の例を示している。
図中の(c)は、自車両VHが有料道路の料金所に近づいている場合を示す。自車両VHが料金所に近づいているときには、料金所の位置に通過地点Paを設定する。また、料金所の推奨進入速度を目標車速Vaに設定する。推奨進入速度は、停止することなく通過できる電子料金収受システム(Electronic Toll Collection System)であれば、例えば20[km/h]程度である。一方、一旦停止が求められる料金所であれば、推奨進入速度は0[km/h]となる。
図中の(d)は、自車両VHが先行車両VHpに追従走行している場合を示す。自車両VHが先行車両VHpに追従走行しているときには、先行車両VHpの位置に応じて通過地点Paを設定する。具体的には、先行車両VHpの後端位置や、先行車両VHpの後端位置から予め定めた距離だけ後方の位置に、通過地点Paを設定する。また、先行車両VHpの車速Vpを目標車速Vaに設定する。先行車両VHpの車速Vpは、自車速と相対車速との偏差から求める。
図中の(e)は、制限速度(最高速度)が低下する線区への接続位置に近づいている場合を示す。制限速度が低下する線区への接続位置に自車両VHが近づいているときには、接続位置に通過地点Paを設定する。ここでは、制限速度が60[km/h]から30[km/h]に低下する例を示している。例えば、市街地を含む線区、車線数が減少する線区、歩行者や交通量が増加する線区、通学路を含む線区、事故の発生率が高い線区、路肩が確保されていない線区等で、制限速度が低くなる。そして、移行する線区の制限速度を目標車速Vaに設定する。
図中の(f)は、通行する車両の車速を観測する観測地点に近づいている場合を示す。自車両VHが観測地点に近づいているときには、観測地点の位置に通過地点Paを設定する。車速を観測する手法には、例えばドップラレーダを利用するレーダ式、また道路に埋設したループコイルのインダクタンス変化を利用するループコイル式等がある。観測した車速は、通信回線を通じて管理センター(サーバ)に伝送され、その平均車速が観測地点に近づく各車両に対して道路交通情報として伝送される。また、観測地点を通行する車両の平均車速を目標車速Vaに設定する。
車速推移推定部22は、アクセル操作をオフにして惰性走行すると仮定し、移動距離に応じて低下してゆく車速推移Viを推定する。すなわち、アクセル操作をオフにして惰性走行するときの減速度を惰性減速度Giとし、この惰性減速度Giに従って低下してゆく車速Vを移動距離毎にプロットした特性線として、車速推移Viを推定する。惰性減速度Giは、道路の勾配、駆動輪を駆動する回転駆動源の制動トルク、及び駆動輪と回転駆動源との間のクラッチの締結状態の少なくとも一つに応じて求める。
図6は、車両の動力伝達を示す図である。
ここでは、ハイブリッド車両の一例を示している。エンジン51の動力は、クラッチ52、トランスミッション53、及びディファレンシャルギヤ54を、順に介して後輪55L及び55Rに伝達される。また、クラッチ52からトランスミッション53に至る経路上には、動力を伝達可能なモータ56が設けられている。すなわち、エンジン51及びモータ56が回転駆動源となり、後輪55L及び55Rが駆動輪となる。クラッチ52を締結した状態で、アクセル操作をオフにすると、エンジン51は、後輪55L及び55Rの側から駆動されるようになり、その回転抵抗によって生じる制動トルクがエンジンブレーキとなる。また、アクセル操作をオフにし、モータ56を発電機として作動させると、その回転抵抗によって生じる制動トルクが回生ブレーキとなる。
図7は、惰性減速度について説明した図である。
ここでは、道路勾配[%]、クラッチ52の締結状態(ON/OFF)、エンジン51の制動トルク、モータ56の制動トルク、及び惰性減速度Giのタイムチャートを示し、時点t11から時点t12の期間では、アクセル操作をオフにしている。なお、道路勾配は、上りを正の値とし、下りを負の値とする。また、エンジン51及びモータ56の制動トルク、並びに惰性減速度Giは、便宜上、正の値とする。
アクセル操作をオフにして惰性走行するときの惰性減速度は、道路勾配、エンジン51の制動トルク、モータ56の制動トルク、及びクラッチ52の締結状態に応じて定まる。すなわち、下り勾配が大きいほど惰性減速度Giは小さくなり、上り勾配が大きいほど惰性減速度Giは大きくなる。また、クラッチ52の締結制御信号を出力している間は、エンジン51の制動トルクが発生し、クラッチ52の遮断制御信号を出力すると、エンジン51の制動トルクが消失する。そして、エンジン51の制動トルク、モータ56の制動トルク、及び動力伝達の損失トルクの総和が、惰性減速度Giとなる。
図8は、惰性減速度に従って低下して行く車速推移を示す図である。
ここでは、惰性減速度Giに従って低下してゆく車速Vを移動距離毎にプロットした特性線を車速推移Viとして示している。なお、初期位置を地点P(n)とし、そこから予め定めた間隔で移動してゆく地点をP(n+1)、P(n+2)、P(n+3)、……、P(n+m)として表わしている。そして、各地点P(n)〜P(n+m)に対応する車速をV(n)〜V(n+m)とし、これら車速群(集合)によって車速推移Viが構成される。
車速閾値設定部23は、通過地点Paに到達するときに目標車速Vaと一致し、且つ通過地点Paに近づくほど車速推移Viに沿って低下してゆく車速閾値Vthを設定する。すなわち、通過地点Paに到達するまでに自車両VHを目標車速Vaまで減速させておくために、通過地点Paに近づくほど、アクセル操作をオフにしたときの惰性減速度Giに従って目標車速Vaに向けて低下してゆく車速閾値Vthを設定する。
図9は、車速閾値を示す図である。
ここでは、目標車速Vaとなる地点をPa(n)とし、そこから予め定めた間隔で遡ってゆく地点をPa(n−1)、Pa(n−2)、Pa(n−3)、……、Pa(n−m)
として表わしている。そして、各地点Pa(n)〜Pa(n−m)に対応する車速をVa(n)〜Va(n−m)とし、これら車速群(集合)によって車速閾値Vthが構成される。
操作支援部24は、自車両VHが通過地点Paに近づく際に、車速Vが車速閾値Vthより高く、且つアクセル操作がオンであるときに、アクセル操作のオフを運転者に促す。但し、自車両VHが本線車道から離脱したときには、アクセル操作のオフを運転者に促すことを中止する。また、先行車両VHpに追従走行している状態で、先行車両VHpの加減速によって目標車速Vaが変化したときにも、アクセル操作のオフを運転者に促すことを中止する。
図10は、中止条件の例を示す図である。
図中の(a)は、自車両VHが本線車道から離脱している場合を示す。自車両VHが通過点Paに到達する前に、本線車道から離脱したときには、通過地点Paを通過しないと判断して、アクセル操作のオフを運転者に促すことを中止する。なお、本線車道からの離脱は、自車両VHの位置情報から検出したり、ウィンカの作動や操舵角から検出したりしてもよい。
図中の(d)は、先行車両VHpが加速している場合を示す。先行車両VHpが加速すると、それに伴って目標車速Vaが変化するため、このときも、アクセル操作のオフを運転者に促すことを中止する。
次に、コントローラ17で所定時間(50msec)毎に実行する運転操作支援制御処理について説明する。
図11は、運転操作支援制御処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101では、車速閾値Vthの設定状態を表す制御フラグがfs=0にリセットされているか否かを判定する。ここで、制御フラグがfs=0にリセットされているときには、車速閾値Vthは設定されていないと判断してステップS102に移行する。一方、制御フラグがfs=1にセットされているときには、車速閾値Vthが既に設定されていると判断してステップS107に移行する。
ステップS102は、目標車速設定部21での処理に対応し、自車進路前方の通過地点Paを設定する。
続くステップS103は、目標車速設定部21での処理に対応し、通過地点Paを通過するときの目標車速Vaを設定する。
続くステップS104は、車速推移推定部22での処理に対応し、アクセル操作をオフにして惰性走行すると仮定し、移動距離に応じて低下してゆく車速推移Viを推定する。
続くステップS105は、車速閾値設定部23での処理に対応し、通過地点Paに到達するときに目標車速Vaと一致し、且つ通過地点Paに近づくほど車速推移Viに沿って低下してゆく車速閾値Vthを設定する。
続くステップS106では、制御フラグをfs=1にセットする。
続くステップS107では、自車両VHが本線車道を維持しているか否かを判定する。ここで、自車両VHが本線車道を維持しているときには、通過地点Paに向かっていると判断してステップS108に移行する。一方、自車両VHが本線車道を維持していない、つまり離脱したときには、通過地点Paに向かっていないと判断してステップS114に移行する。
ステップS108では、自車両VHが通過地点Paに未到達であるか否かを判定する。ここで、自車両VHが通過地点Paにまだ到達していないときにはステップS109に移行する。一方、自車両VHが通過地点Paを越えているときにはステップS114に移行する。
ステップS109では、先行車両VHpに追従走行時で、この先行車両VHpの位置に応じて通過地点Paを設定しているか否かを判定する。ここで、先行車両VHpに追従走行していないときにはステップS110に移行する。一方、先行車両VHpに追従走行時で、この先行車両VHpの位置に応じて通過地点Paを設定しているときにはステップS115に移行する。
ステップS110では、運転者がアクセル操作をオンにしているか否かを判定する。ここで、アクセル開度APOが予め定めた閾値以下であるときには、運転者がアクセル操作をオフにしていると判断してステップS111に移行する。一方、アクセル開度APOが閾値を超えているときには、運転者がアクセル操作をオンにしていると判断してステップS112に移行する。
ステップS111では、アクセル操作のオフを運転者に促すことを中止してから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS112では、車速Vが車速閾値Vthを超えているか否かを判定する。ここで、現在の車速Vが車速閾値Vth以下であるときにはステップS111に移行する。一方、現在の車速Vが車速閾値Vthを超えているときにはステップS113に移行する。
ステップS113では、アクセル操作のオフを運転者に促すことを実行してから所定のメインプログラムに復帰する。
ステップS114では、制御フラグをfs=0にリセットしてからステップS111に移行する。
ステップS115では、先行車両VHpが車速Vpを維持しているか否かを判定する。ここで、今回の車速Vp(n)と前回の車速Vp(n−1)との偏差ΔVpが予め定めた設定値未満であるときには、先行車両VHpが車速Vpを維持していると判断してステップS110に移行する。一方、偏差ΔVpが設定値を超えているときには、先行車両VHpが車速Vpを維持していないと判断してステップS114に移行する。
上記が運転操作支援制御処理である。
《作用》
次に、第1実施形態の作用について説明する。
ブレーキ操作を行なえば容易に減速できるが、より早くアクセル操作をオフにすれば、それだけ燃料消費を減らすことができる。したがって、エコ運転に関心があり、燃費の良い運転操作を学ぶ意欲のあるユーザには、アクセル操作をオフにするタイミングを分かりやすく伝達することが望ましい。
そこで、自車進路前方の通過地点Paを設定し(ステップS102)、通過地点Paを通過するときの目標車速Vaを設定する(ステップS103)。また、アクセル操作をオフにして惰性走行すると仮定し、移動距離に応じて低下してゆく車速推移Viを推定する(ステップS104)。また、通過地点Paに到達するときに目標車速Vaと一致し、且つ通過地点Paに近づくほど車速推移Viに沿って低下してゆく車速閾値Vthを設定する(ステップS105)。
そして、通過地点Paに近づく際に、アクセル操作がオンであり(ステップS110の判定が“Yes”)、且つ車速Vが車速閾値Vthを超えているときには(ステップS112の判定が“Yes”)、アクセル操作のオフを運転者に促す(ステップS113)。このように、車速Vが車速閾値Vthより高くなるときに、アクセル操作のオフが促され、それに運転者が応じるときに、自車進路前方の通過地点Paに到達するまでに、自車両を目標車速Vaまで減速させることができる。これにより、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
図12は、動作について説明する図である。
ここでは、車速V、車速閾値Vth、アクセルオフの督促状態、アクセル開度APO、及びブレーキ操作状態をタイムチャートで示している。なお、車速Vは実線で示し、車速閾値Vthは点線で示す。
アクセル操作がオンのときに、時点t21で車速Vが車速閾値Vthを超えると、アクセル操作のオフが促される。これに運転者が応じてアクセル操作をオフにすると、車速Vが略車速閾値Vthに沿って減少しゆく。時点t22で自車両VHは通過地点Paを通過し、このとき目標車速Vaが達成される。このように、運転者はブレーキ操作を行なうことなく、アクセル操作をオフにするだけで目標車速Vaまで減速することができる。
図13は、比較例を示す図である。
ここでは、アクセル操作のオフを促さない場合のタイムチャートを示している。なお、車速V、及びアクセル開度APOにおいては、参考としてアクセル操作のオフを促した場合のタイムチャートも破線で示している。
アクセル操作のオフを促さないと、アクセル操作のオンが長引いてしまい、なかなか減速しない。そして、通過地点Paに迫ってきて、ようやくアクセル操作をオフにしても、減速度が足りず、ブレーキ操作を行なうことになる。これにより、容易に減速するが、今度は目標車速Vaを下回ってしまい、オーバーシュートとなる。そして、減速し過ぎた分を取り戻そうとして、早期にアクセル操作を再開することとなる。
このように、アクセル操作のオフを促さない場合には、アクセル操作をオンにしている時間が長くなり、燃費を低下させてしまう。ここでは、アクセル開度APOにおいて、ハッチングで示す領域が、無駄な燃料消費となってしまう。一方、車速Vが車速閾値Vthより高くなるときに、アクセル操作のオフを促し、これに運転者が応じるなら、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。また、自車進路前方の通過地点Paに到達するまでに、自車両を目標車速Vaまで減速させ、安定して通過地点Paを通過することができる。
なお、自車両VHが通過点Paに到達する前に、本線車道から離脱したときには(ステップS107の判定が“No”)、通過地点Paを通過しないと判断して、アクセル操作のオフを運転者に促すことを中止する(ステップS111)。また、先行車両VHpに追従走行時で、この先行車両VHpの位置に応じて通過地点Paを設定している場合(ステップS109の判定が“Yes”)、先行車両VHpが加減速したとする(ステップS115の判定が“No”)。このときは、目標車速Vaが変化することになるため、アクセル操作のオフを運転者に促すことを中止する(ステップS111)。このように、通過地点Paや目標車速Vaに変更が生じたときには、アクセルオフの督促を中止することで、より適切な運転操作支援を行なうことができる。
また、道路の勾配、駆動輪を駆動する回転駆動源の制動トルク、及び駆動輪と回転駆動源との間のクラッチの締結状態の少なくとも一つに応じて車速推移Viを推定する。具体的には、アクセル操作をオフにして惰性走行するときの減速度を惰性減速度Giとし、この惰性減速度Giに従って低下してゆく車速Vを移動距離毎にプロットした車速推移Viを推定する。このように、道路の勾配、制動トルク、クラッチの締結状態を考慮することで、アクセル操作をオフにして惰性走行するときの、移動距離に応じて低下してゆく車速推移Viを、容易に且つ正確に推定することができる。
また、通過地点Pa及び目標車速Vaは、自車進路前方のカーブ、分岐点、料金所、先行車両VHp、道路の制限速度、及び車速の観測地点等に応じて設定する。これにより、目標車速Vaの達成が求められる、あらゆるシーンで、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
また、アクセル開度APOが閾値を超えたときにアクセル操作がオンであると判断し、アクセル開度APOが閾値未満であるときにアクセル操作がオフであると判断する。これにより、アクセル操作のオンとオフを的確に判断することができる。
《変形例》
第1実施形態では、メータ18にアイコンを表示し、アクセル操作のオフを促しているが、これに限定されるものではない。その他にも、アクセル操作のオフを、文字で表現したり、音声案内で出力したりしてもよい。さらに、アクセルペダルの反力を増加させて、アクセル操作のオフを促してもよい。
図14は、アクセルペダルの反力可変機構を示す図である。
アクセルペダル機構61は、車体側の部材に支持されたハウジング62と、このハウジング62に軸支されたペダルアーム63と、ペダルアーム63に連結されたアクセルペダル64と、を備えている。
ペダルアーム63は、略上下方向に延在し、その上側がハウジング62に軸支されており、その回転中心をアーム回動軸Aaとする。アクセルペダル64は、下端が床面Fに揺動自在に支持されている。そして、アクセルペダル64の背面とペダルアーム63の下端とが、リンク部材65を介して連結されている。アクセルペダル64の背面には、床面Fとの当接によってアクセルペダル64を最大操作位置で係止するストッパ66が形成されている。
ペダルアーム63におけるアーム回動軸Aaよりも上部には、ハウジング67の内周面との間にコイルスプリング68が介装されている。このコイルスプリング68の反発力によって、ペダルアーム63を非操作位置の側へと付勢している。
ペダルアーム63の上端には、ペダルアーム63の回動に伴ってハウジング62で揺動する突設部67が形成されている。この突設部67がアクセルペダル64の踏込み時に変位する側には、反力モータのモータ回転軸Amが設けられており、このモータ回転軸Amには、突設部67に当接するカム面を有するカム部材69が連結されている。
突設部67は、アクセルペダル64の踏込み時にはモータ回転軸Amに近づき、アクセルペダル64の踏戻し時にはモータ回転軸Amから離間する。この突設部67の揺動がカム部材69を介して反力モータの回転に変換され、逆に反力モータの回転がカム部材69を介して突設部67の揺動に変換されるように、カム部材69のカム面が設定される。これにより、反力モータで、カム部材69を介して突設部67を押し返す方向のトルクを発生させることで、ペダルアーム63を非操作位置の側へと付勢することができる。すなわち、反力モータを駆動して任意のトルクを出力することで、運転者の踏力に抗してペダルアーム63を非操作位置へと押し返すペダル反力を制御することができる。
《対応関係》
目標車速設定部21、及びステップS102、S103の処理が「目標車速設定部」に対応する。車速推移推定部22、及びステップS104の処理が「車速推移推定部」に対応する。車速閾値設定部23、及びステップS105の処理が「車速閾値設定部」に対応する。操作支援部24、及びステップS107〜S113の処理が「操作支援部」に対応する。道路情報取得部14が「道路情報取得部」に対応する。先行車両検出部15が「先行車両検出部」に対応する。交通情報取得部16が「交通情報取得部」に対応する。
《効果》
次に、第1実施形態における主要部の効果を記す。
(1)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、自車進路前方の通過地点Paを通過するときの目標車速Vaを設定し、アクセル操作をオフにして惰性走行すると仮定し、移動距離に応じて低下してゆく車速推移Viを推定する。また、通過地点Paに到達するときに目標車速Vaと一致し、且つ通過地点Paに近づくほど車速推移Viに沿って低下してゆく車速閾値Vthを設定する。そして、通過地点Paに近づく際に、車速Vが車速閾値Vthより高く、且つアクセル操作がオンであるときに、アクセル操作のオフを運転者に促す。
このように、車速Vが車速閾値Vthより高くなるときに、アクセル操作のオフを促すことで、それに運転者が応じるときに、自車進路前方の通過地点Paに到達するまでに、自車両VHを目標車速Vaまで減速させることができる。これにより、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
(2)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、道路の勾配、駆動輪を駆動する回転駆動源の制動トルク、及び駆動輪と回転駆動源との間のクラッチの締結状態の少なくとも一つに応じて、車速推移Viを推定する。
このように、道路の勾配、制動トルク、クラッチの締結状態等を考慮することで、アクセル操作をオフにして惰性走行するときの、移動距離に応じて低下してゆく車速推移Viを、容易に且つ正確に推定することができる。
(3)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、カーブの位置に通過地点Paを設定すると共に、カーブの曲率に応じて目標車速Vaを設定する。
このように、通過地点Pa及び目標車速Vaを設定することで、カーブに向かうシーンで、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
(4)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、分岐点の位置に通過地点Paを設定すると共に、分岐路の分岐角度に応じて目標車速Vaを設定する。
このように、通過地点Pa及び目標車速Vaを設定することで、分岐点に向かうシーンで、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
(5)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、料金所の位置に通過地点Paを設定すると共に、料金所の推奨進入速度を目標車速Vaに設定する。
このように、通過地点Pa及び目標車速Vaを設定することで、料金所に向かうシーンで、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
(6)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、先行車両VHpの位置に応じて通過地点Paを設定すると共に、先行車両VHpの車速を目標車速Vaに設定する。
このように、通過地点Pa及び目標車速Vaを設定することで、先行車両VHpに追従するシーンで、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
(7)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、制限速度が低下する線区への接続位置に通過地点Paを設定すると共に、接続位置以降の制限速度を目標車速Vaに設定する。
このように、通過地点Pa及び目標車速Vaを設定することで、制限速度が減縮されるシーンで、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
(8)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、観測地点の位置に通過地点Paを設定すると共に、観測地点を通行する車両の平均車速を目標車速Vaに設定する。
このように、通過地点Pa及び目標車速Vaを設定することで、観測地点に接近するシーンで、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
(9)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、自車両VHが本線車道から離脱したときには、通過地点Paを通過しないと判断し、アクセル操作のオフを促すことを中止する。
このように、通過地点Paに変更が生じたときには、アクセルオフの督促を中止することで、より適切な運転操作支援を行なうことができる。
(10)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、先行車両の加減速によって目標車速Vaが変化したときには、アクセル操作のオフを促すことを中止する。
このように、目標車速Vaに変更が生じたときには、アクセルオフの督促を中止することで、より適切な運転操作支援を行なうことができる。
(11)第1実施形態に係る運転操作支援装置は、アクセル開度APOが予め定めた閾値を上回るときにアクセル操作がオンであると判断し、アクセル開度APOが閾値を下回るときにアクセル操作がオフであると判断する。
このように、アクセル開度APOと閾値との比較をするだけで、アクセル操作のオンとオフを的確に判断することができる。
(12)第1実施形態に係る運転操作支援方法は、自車進路前方の通過地点Paを通過するときの目標車速Vaを設定し、アクセル操作をオフにして惰性走行すると仮定し、移動距離に応じて低下してゆく車速推移Viを推定する。また、通過地点Paに到達するときに目標車速Vaと一致し、且つ通過地点Paに近づくほど車速推移Viに沿って低下してゆく車速閾値Vthを設定する。そして、通過地点Paに近づく際に、車速が車速閾値Vthより高く、且つアクセル操作がオンであるときに、アクセル操作のオフを運転者に促す。
このように、車速Vが車速閾値Vthより高くなるときに、アクセル操作のオフを促すことで、それに運転者が応じるときに、自車進路前方の通過地点Paに到達するまでに、自車両VHを目標車速Vaまで減速させることができる。これにより、アクセル操作をオフにしている時間をできるだけ長くし、燃費の向上を図ることができる。
以上、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく実施形態の改変は、当業者にとって自明のことである。
11 運転操作支援装置
12 アクセルセンサ
13 車輪速センサ
14 道路情報取得部
15 先行車両検出部
16 交通情報取得部
17 コントローラ
18 メータ
21 目標車速設定部
22 車速推移推定部
23 車速閾値設定部
24 操作支援部
31 タコメータ
32 スピードメータ
41 平均燃費情報
42 エコペダルガイド情報
43 アクセルオフ情報
44 ゲージ
45 ゲージ
51 エンジン
52 クラッチ
53 トランスミッション
54 ディファレンシャルギヤ
55L、55R 後輪
56 モータ

Claims (5)

  1. 自車進路前方の通過地点を通過するときの目標車速を設定する目標車速設定部と、
    ブレーキ操作を行なうことなく、アクセル操作をオフにして惰性走行すると仮定し、移動距離に応じて低下してゆく車速推移を推定する車速推移推定部と、
    前記通過地点に到達するときに前記目標車速と一致し、且つ前記通過地点に近づくほど前記車速推移に沿って低下してゆく車速閾値を設定する車速閾値設定部と、
    前記通過地点に近づく際に、車速が前記車速閾値より高く、且つアクセル操作がオンであるときに、アクセルペダルから足を離す操作であるアクセル操作のオフを運転者に促す操作支援部と、
    自車両の前方を走行する先行車両の位置、及び前記先行車両の車速を検出する先行車両検出部と、を備え
    前記目標車速設定部は、
    前記先行車両の位置に応じて前記通過地点を設定すると共に、前記先行車両の車速を前記目標車速に設定することを特徴とする運転操作支援装置。
  2. 前記車速推移推定部は、
    道路の勾配、駆動輪を駆動する回転駆動源の制動トルク、及び前記駆動輪と前記回転駆動源との間のクラッチの締結状態の少なくとも一つに応じて、前記車速推移を推定することを特徴とする請求項1に記載の運転操作支援装置。
  3. 前記操作支援部は、
    前記通過地点に至るまでの車道を本線車道とし、自車両が前記通過地点に到達する前に、前記本線車道から離脱したときには、前記通過地点を通過しないと判断し、アクセル操作のオフを促すことを中止することを特徴とする請求項1又は2に記載の運転操作支援装置。
  4. 前記操作支援部は、
    アクセル操作量が予め定めた閾値を上回るときにアクセル操作がオンであると判断し、前記アクセル操作量が前記閾値を下回るときにアクセル操作がオフであると判断することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の運転操作支援装置。
  5. 運転操作支援装置の目標車速設定部は、自車進路前方の通過地点を通過するときの目標車速を設定し、
    運転操作支援装置の車速推移推定部は、ブレーキ操作を行なうことなく、アクセル操作をオフにして惰性走行すると仮定し、移動距離に応じて低下してゆく車速推移を推定し、
    運転操作支援装置の車速閾値設定部は、前記通過地点に到達するときに前記目標車速と一致し、且つ前記通過地点に近づくほど前記車速推移に沿って低下してゆく車速閾値を設定し、
    運転操作支援装置の操作支援部は、前記通過地点に近づく際に、車速が前記車速閾値より高く、且つアクセル操作がオンであるときに、アクセルペダルから足を離す操作であるアクセル操作のオフを運転者に促し、
    自車両の前方を走行する先行車両の位置、及び前記先行車両の車速を検出し、
    前記先行車両の位置に応じて前記通過地点を設定すると共に、前記先行車両の車速を前記目標車速に設定することを特徴とする運転操作支援方法。
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