JP6734970B1 - フィルム貼付用補助ツールキット - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルム貼付用補助ツールキットを開示する。【解決手段】フィルム貼付用補助ツールキットは、フィルム貼付用補助装置と、フィルム貼付用補助装置と合わせるフィルム貼付用気泡除去装置と、フィルム貼付用補助装置及びフィルム貼付用気泡除去装置と合わせる包装箱とを含み、包装箱の少なくとも一側壁に一開口が設けられ、フィルム貼付用気泡除去装置は、フィルム貼付に密接してフィルム下の気泡を除去することができ、且つ開口外にはみ出すことができない作業端と、作業端に接続され、それをキャリアーに固定し、開口外にはみ出すことができる固定端とを含む。フィルム貼付用補助装置、フィルム貼付用気泡除去装置及び包装箱を巧妙に接続することにより、フィルム貼付用気泡除去装置は、フィルム貼付過程において気泡除去の作用を奏し、包装過程において連結作用を奏することができ、製品の実用価値が大幅に向上し、消費者の注目を集めることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、携帯電話用アクセサリーの分野に関し、特に、フィルム貼付用補助ツールキットに関する。
現在、市販されている携帯電話用のフィルムは、貼り付けるには、通常、経験者に貼り付けてもらう必要がある。これは、自分で貼り付けると、ズレが発生しやすく、気泡、指紋汚れなどの問題があり、かなり面倒なためである。
また、補助ツールを用いてフィルム貼付を行う場合であっても、気泡が発生すると、一般には手で押し付けて気泡を除去するようにしている。しかし、手で押し付けると、大きな気泡が小さく潰される場合が多く、全ての気泡を完全に除去するには多くの時間がかかる。
そして、現在市販されているフィルム貼付用補助装置とその包装箱とは、それぞれ独立したものであり、互いに新たな付加価値を発生させることができない。
そこで、上記問題の一つ又は複数を解決できるフィルム貼付用補助ツールキットが必要である。
従来技術に存在する問題の一つ又は複数を解決するために、本発明は、フィルム貼付用補助ツールキットを提供する。
本発明は、以下の技術的手段により上記目的を達成する。
フィルム貼付用補助装置と、上記フィルム貼付用補助装置と合わせるフィルム貼付用気泡除去装置と、上記フィルム貼付用補助装置及び上記フィルム貼付用気泡除去装置と合わせる包装箱と、を含むフィルム貼付用補助ツールキットにおいて、
上記包装箱の少なくとも一側壁に開口が設けられ、上記フィルム貼付用気泡除去装置は、上記開口を介して包装箱外にはみ出すことができるが、包装箱外に完全にはみ出すことができない。
上記フィルム貼付用気泡除去装置は、上記フィルムに密接してフィルム下の気泡を除去することができ、上記開口外にはみ出すことができない作業端と、上記作業端に接続され、上記作業端をキャリアーに固定するために用いられ、上記開口外にはみ出すことができる固定端と、を含むフィルム貼付用補助ツールキット。
いくつかの実施例において、上記作業端は、上記固定端に接続された取付座と、上記取付座に回動自在に設けられた回動軸と、上記回動軸に設けられ、フィルムに密接して気泡を除去するための押付ローラと、を含む。
いくつかの実施例において、上記取付座の両端に上記回動軸が完全に通過可能な2つの貫通孔が設けられ、上記回動軸における上記押付ローラの両側にそれぞれ係合溝が設けられ、上記係合溝内に上記係合溝に嵌合され、且つ最大外径が上記貫通孔よりも大きい係止ブロックが設けられる。
いくつかの実施例において、上記係止ブロックは、上記押付ローラに締まりばめされる。
本発明は、以下の有益な効果を有する。本発明では、フィルム貼付用補助装置、フィルム貼付用気泡除去装置及び包装箱を巧妙に接続することにより、フィルム貼付用気泡除去装置は、フィルム貼付過程において気泡除去の作用を奏するだけでなく、包装過程において連結作用を奏することができ、製品の実用価値が大幅に向上し、消費者の注目を集めることができる。
本発明の好適な実施例の構造模式図である。 本発明の好適な実施例の分解図である。 本発明の好適な実施例の図1におけるA−Aに沿う断面図である。 本発明の好適な実施例に係るフィルム貼付用気泡除去装置の構造模式図である。 本発明の好適な実施例に係るフィルム貼付用気泡除去装置の分解図である。 本発明の好適な実施例の図4のB−Bに沿う断面図である。 本発明の好適な実施例に係るフィルム貼付用補助装置及びフィルム貼付用気泡除去装置の組み立て模式図である。 本発明の好適な実施例の図7のC−Cに沿う断面図である。 本発明の好適な実施例に係るフィルム貼付用補助装置及びフィルム貼付用気泡除去装置の局所分解図である。 本発明の好適な実施例に係るフィルム貼付用補助装置の上蓋の構造模式図である。 本発明の好適な実施例に係るフィルム貼付用補助装置の下蓋の構造模式図である。 本発明の好適な実施例に係るフィルム貼付用補助ツールキットにおけるフィルム貼付用気泡除去装置及び包装箱が組み立てられた状態の縦断面図である。 本発明の別の好適な実施例に係るフィルム貼付用気泡除去装置の構造模式図である。 本発明の好適な実施例に係る上蓋及び固定装置の構造模式図である。
図1から3に示すように、本発明は、フィルム貼付用補助ツールキットを開示する。上記ツールキットは、フィルム貼付用補助装置10と、上記フィルム貼付用補助装置10と合わせるフィルム貼付用気泡除去装置20と、上記フィルム貼付用補助装置10及び上記フィルム貼付用気泡除去装置20と合わせる包装箱30と、を含む。
上記包装箱30の少なくとも一側壁上に開口31が設けられる。上記開口31は、上記フィルム貼付用気泡除去装置20が包装箱30外にはみ出すことができるが、包装箱30外に全部ははみ出すことができないように設けられる。
上記フィルム貼付用気泡除去装置20は、フィルムに密接してフィルム下の気泡を除去することができ、且つ上記開口31外にはみ出すことができない作業端21と、上記作業端21に接続され、それをキャリアーに固定するために用いられ、且つ上記開口31外にはみ出すことができる固定端22と、を含む。
具体的には、この製品を包装する際に、フィルム貼付用気泡除去装置20とフィルム貼付用補助装置10を組み立てた後、包装箱30内に入れ、最後に包装箱30の開口31を折り畳んで密封する。
折り畳んで密封する過程において、フィルム貼付用気泡除去装置20の固定端22を、該固定端22が包装箱30外に露出するように上記側壁に設けられた開口31から通過させることにより、上記製品の包装が完成する。
なお、固定端22は、掛け孔、磁石片又は貼り紙であってもよい。該製品を展示又は販売するときに、消費者や参加者の選択のために上記固定端22を介して製品をキャリアー(例えば、ディスプレイスタンド、セールスカウンターなど)に固定することができる。
包装を解いて使用する場合、上記フィルム貼付用気泡除去装置20を取り外し、フィルム貼付用補助装置10を用いて電子製品(例えば、携帯電話、タブレットなど)にフィルムを貼り付けるときに気泡が発生した場合、フィルム貼付用気泡除去装置20を用いて気泡を除去することができる。
本発明によれば、製品がディスプレイスタンド又はセールスカウンターなどに掛けて固定されやすいとともに、フィルム貼付の過程において、フィルムに発生した気泡を迅速に除去することができるので、製品の市場競争力が大幅に向上する。
図4から6に示すように、フィルム貼付用気泡除去装置20は、固定端22と、固定端22に接続された作業端21とを含む。作業端21は、上記固定端22に接続された取付座211と、上記取付座211上に回動自在に設けられた回動軸212と、上記回動軸212に設けられ、フィルムに密接して気泡を除去するための押付ローラ213と、を含む。
具体的には、作業端21で作業する際に、押付ローラ213をフィルム表面に押し付け、手で固定端22を持ち、押付ローラ213がフィルム表面に密接して転がるように固定端22に付勢する。転がる過程において、押付ローラ213がフィルム表面に密接するため、フィルム貼付と電子製品スクリーンの間の気泡を押し出し、気泡除去の目的を達成することができる。
なお、電子製品への損傷を防ぐために、本発明に係る押付ローラ213の材質は、ゴムなどの非剛性材料を使用する。これによって、スクリーンへの損傷が回避される。
組み立てを容易にするために、本発明の取付座211の両端に上記回動軸212が完全に通過可能な2つの貫通孔214が設けられる。組み立てる過程において、直接回動軸212を貫通孔214から通過させて取付座211に接続することができる。回動軸212を取り付ける過程において、回動軸212の一端を取付座211上の一側の貫通孔214から通過させた直後、押付ローラ213を回動軸212の外側に周設すると同時に、回動軸212が押付ローラ213を通過して取付座211の他端における貫通孔214に入るまで回動軸212を挿入し続けることにより、回動軸212、押付ローラ213及び取付座211の組み立てが完成する。
本発明では、回動軸212における上記押付ローラ213の両側にそれぞれ係合溝215がさらに設けられる。上記係合溝215内に上記係合溝215とフィットする、最大外径が上記貫通孔214よりも大きい係止ブロック216が設けられる。上記係止ブロック216は、上記押付ローラ213に締まりばめされる。
具体的には、上記のように、押付ローラ213を回動軸212上の2つの係合溝215の間に固定することにより、使用中の押付ローラ213の移動が回避されるとともに、係止ブロック216の最大外径が取付座211上の貫通孔214の外径よりも大きいことにより、使用中に回動軸212が取付座211から脱離する問題が回避される。
また、係止ブロック216が押付ローラ213に締まりばめされることにより、係止ブロック216は、押付ローラ213が加える回動軸212の軸方向外側に向かう圧力を常に受け、この圧力の作用により係止ブロック216と係合溝215との接触面に比較的大きな静止摩擦力が形成され、この静止摩擦力の作用により、係止ブロック216が係合溝215から分離する問題が回避される。
図13に示すように、本発明は、フィルム貼付用気泡除去装置20の別の実施形態をさらに提供する。この装置の作業端21は、上記固定端22に接続され、下端に向けて幅が小さくなる押圧板226を含む。
使用過程において、押圧板226とフィルムとの接触により、同様に気泡除去の目的が達成される。
図7から11及び図14に示すように、フィルム貼付用補助装置10は下蓋11と、上蓋12と、固定装置13とを含む。下蓋11は、深さが携帯電話の厚さ以下であり且つ形状が携帯電話にフィットする携帯電話収容室111、及び形状が上記作業端21にフィットする第1作業端収容室112を有する。上蓋12は、上記下蓋11に対応し、形状がフィルムにフィットし、位置が上記携帯電話収容室111にフィットするフィルム収容室121、及び形状が上記第1作業端収容室112にフィットする第2作業端収容室122を有する。固定装置13は、上記上蓋12に設けられ、フィルムを上記フィルム収容室121内に固定するものである。
具体的には、本発明の上蓋12と下蓋11が閉合した状態で、第1作業端収容室112と第2作業端収容室122は接触してフィルム貼付用補助装置10上に作業端21が置かれる領域が形成される。
使用時に、まず、フィルム貼付用気泡除去装置20とフィルム貼付用補助装置10を分離し、携帯電話を下蓋11における携帯電話収容室111内に置き、固定装置13を剥離する。なお、フィルム収容室121の側壁がフィルムに対して一定の圧力を有するため、貼付過程において、フィルムはフィルム収容室121から分離することがない。上蓋12の外縁と下蓋11の外縁を重ね合わせた後、上蓋12を下に軽く押すだけで、フィルム収容室121内にあるフィルムが電子製品のスクリーンに貼り付けられ、そして、スクリーンを軽く押し付けてフィルムとスクリーンの間の気泡を除去すれば、フィルム貼付が完成する。
フィルム貼付過程全体において、上蓋12及び下蓋11の縁位置により位置決めし、フィルム及び携帯電話のスクリーンの位置を確定することにより、正確なフィルム貼付の目的が達成される。
上記固定装置13は、面積がフィルムよりも大きく、フィルムの貼付面と貼り合わせ、フィルムの側縁に突出した延伸部が上記上蓋12の内頂壁に接着された保護層である。
上記フィルム貼付補助ツールは、上記上蓋12及び/又は上記固定装置13に設けられた、上記固定装置13を剥離するための剥離部14をさらに含む。
上記上蓋12と上記下蓋11との間に両者を係合固定するための係合構造が設けられる。
上記係合構造は、上記下蓋11の外側壁に設けられた少なくても1つの係合溝15と、上記上蓋12の内側壁に設けられ、上記係合溝15にフィットする係合突起16を含む。
図12に示すように、本発明は、包装箱30をさらに提供する。上記包装箱30は、包装箱本体32と、上記包装箱本体32と合わせるフィルム貼付用気泡除去装置120とを含む。
上記包装箱本体32の少なくとも一側壁には開口31が設けられる。開口31は、上記フィルム貼付用気泡除去装置20が包装箱30外にはみ出すことができるが、全部は包装箱30外にはみ出すことができないように設けられる。
図4から6に示すように、本発明は、フィルム貼付用気泡除去装置20をさらに提供する。フィルム貼付用気泡除去装置20は、固定端22と、固定端22に接続された作業端21とを含む。作業端21は、上記固定端22に接続された取付座211と、上記取付座211上に回動自在に設けられた回動軸212と、上記回動軸212に設けられ、フィルムに密接して気泡を除去する押付ローラ213と、を含む。
上記取付座211の両端に上記回動軸212が完全に通過可能な2つの貫通孔214が設けられる。上記回動軸212における上記押付ローラ213の両側にそれぞれ係合溝215が設けられる。上記係合溝215内には、該係合溝215にフィットし、且つ最大外径が上記貫通孔214よりも大きい係止ブロック216が設けられる。上記係止ブロック216は、上記押付ローラ213に締まりばめされる。
上述のとおり、本発明は、フィルム貼付用補助装置10、フィルム貼付用気泡除去装置20及び包装箱30を巧妙に接続することにより、フィルム貼付用気泡除去装置20は、フィルム貼付過程において気泡除去の作用を奏するだけでなく、包装過程において連結作用を奏することができ、製品の実用価値が大幅に向上し、消費者の注目を集めることができる。
10…フィルム貼付用補助装置
15,215…係合溝
20,120…フィルム貼付用気泡除去装置
21…作業端
22…固定端
30…包装箱
31…開口
211…取付座
212…回動軸
213…押付ローラ
214…貫通孔
216…係止ブロック

Claims (3)

  1. フィルム貼付用補助装置と、前記フィルム貼付用補助装置と合わせるフィルム貼付用気泡除去装置と、前記フィルム貼付用補助装置及び前記フィルム貼付用気泡除去装置と合わせる包装箱と、を含むフィルム貼付用補助ツールキットにおいて、
    前記包装箱の少なくとも一側壁に開口が設けられ、前記開口は、前記フィルム貼付用気泡除去装置が包装箱外にはみ出すことができるが、全部は包装箱外にはみ出すことができないように設けられ、
    前記フィルム貼付用気泡除去装置は、フィルムに密接してフィルム下の気泡を除去することができ、且つ前記開口外にはみ出すことができない作業端と、前記作業端に接続され、前記作業端をキャリアーに固定するために用いられ、前記開口外にはみ出すことができる固定端とを含む、ことを特徴とするフィルム貼付用補助ツールキット。
  2. 前記作業端は、前記固定端に接続された取付座と、前記取付座に回動自在に設けられた回動軸と、前記回動軸に設けられ、フィルム貼付に密接して気泡を除去する押付ローラとを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のフィルム貼付用補助ツールキット。
  3. 前記取付座の両端に前記回動軸が完全に通過可能な貫通孔が設けられ、前記回動軸における前記押付ローラの両側にそれぞれ係合溝が設けられ、前記係合溝内に前記係合溝にフィットし、且つ最大外径が前記貫通孔よりも大きい係止ブロックが設けられ、前記係止ブロックが前記押付ローラに締まりばめされる、ことを特徴とする請求項2に記載のフィルム貼付用補助ツールキット。
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