JP6734579B2 - 音響システム、及びこれに用いる媒質収容具、並びに、音響信号の再生方法 - Google Patents
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Description
超音波帯域の搬送波を可聴帯域の音響信号により振幅変調した変調波を音響空間に放射し、前記音響空間内で前記変調波を復調させて音響信号を再生する音響システムであって、
前記変調波を生成し、前記音響空間に放射するパラメトリックスピーカと、
前記音響空間を満たす媒質とは所定の性状が異なる媒質を収容しかつ収容した媒質に前記パラメトリックスピーカから放射された変調波を通過させる媒質収容具と、を備えることを特徴とする。
また、「音響空間」とは、部屋の内部等の閉じられた空間であってもよいし、屋外のような開かれた空間であってもよい。
パラメトリックスピーカから放射された変調波の復調度は、媒質の密度や、当該媒質を通過する音の速度によって変化する。したがって、媒質の密度や音速に影響を与える因子を設定することによって、復調度が最大となる位置を所望の位置に合わせることが可能となる。なお、音速に影響を与える因子としては、媒質の温度、圧力、密度等がある。
この構成によれば、媒質収容具内の媒質における所定の性状を制御装置によって調整することで変調波の復調度を制御し、所望の位置、例えば、受聴者の位置における復調音の音圧を最大にすることで、受聴者に確実に音を伝えることができる。なお、所定の性状の調整とは、特定の媒質の密度や温度等の調整に加え、所定の性状が異なる媒質に変換することを含む。
前記制御装置は、前記混合媒質の混合割合を調整するものであってもよい。
複数種の媒質の混合割合を変化させると、媒質全体の密度等も変化する。したがって、媒質の混合割合を調整することによって、復調音の音圧が最大となる位置を所望の位置に合わせるように復調度を制御することが可能となる。
変調波は、媒質を通過する距離によっても復調度が変化する。そのため、当該距離を調整することによって、復調音の音圧が最大となる位置を所望の位置に合わせるように変調波の復調度を制御することが可能となる。
前記検出部によって検出された前記伝達対象の位置を前記所望の位置に合わせるように前記所定の性状を調整することが好ましい。
この構成によれば、復調音の伝達対象、例えば実際に音響空間に居る受聴者の位置を検出部によって検出し、検出された伝達対象の位置に応じて媒質の所定の性状を調整することによって、復調音の音圧が最大となる位置を伝達対象の位置に適切に合わせることができる。
前記スピーカ本体は、前記媒質収容具内に配置されていることが好ましい。
このような構成によって、変調波は、スピーカ本体から放射された直後に媒質収容具内の媒質を通過する。そのため、変調波は媒質収容具内の媒質の影響を大きく受け、当該媒質によって効率よく復調度が制御されるようになる。
このような構成によって、例えば、内部に収容している媒質の種類や内部の大きさ(変調波の通過距離)の異なる複数の媒質収容具を取り替えてパラメトリックスピーカに取り付けることができ、媒質収容具の取り替えによって変調波の復調度を制御することが可能となる。
本発明の媒質収容具は、パラメトリックスピーカに取り付けることによって、音響空間内の媒質だけでなく媒質収容具に収容した媒質に、パラメトリックスピーカから放射された変調波を通過させることができ、変調波の復調度及び復調音の音圧を所望の位置において最大とすることができる。したがって、所望の位置において伝達対象に確実に音を伝えることができる。また、媒質収容具を交換することによって、変調波が通過する媒質を容易に変更することができる。
前記音響空間を満たす媒質と、当該媒質とは所定の性状が異なる媒質とを通過させることによって前記変調波を復調することを特徴とする。
本発明の音響信号の再生方法においては、パラメトリックスピーカから放射された変調波を、音響空間内の媒質と媒質収容具内の媒質とに通過させることによって、復調度が最大となる位置、すなわち復調音の音圧が最大となる位置を所望に設定することが可能となる。したがって、復調音の音圧が最大となる位置を受聴者の位置等に合わせることによって、受聴者に確実に音を伝えることが可能となる。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る音響システムの使用形態を示す説明図である。
本実施形態の音響システム10は、音響空間Sを形成する部屋11の内部に居る受聴者Pに、パラメトリックスピーカ12から放射された音を伝達するものである。パラメトリックスピーカ12は、20kHz以上の高い周波数で人間が音として知覚できない超音波を搬送波とし、音声等の可聴帯域の音響信号で振幅変調された変調波Hを、非線形が生じる大きな振幅で音響空間Sに放射する。変調波Hは、音響空間Sに存在する空気(大気)G1を伝播する過程で、当該媒質の非線形性により歪みを生じ、この歪みによって可聴音である音響信号(復調音)が自己復調し、指向性の高い音場が形成される。
音響システム10は、音響信号生成装置13及びパラメトリックスピーカ12等を備えている。音響信号生成装置13は、図3に示すように、信号源21と、フィルタ処理部22とを備えている。信号源21は、音声信号やオーディオ信号等の可聴帯域の音響信号を生成し、フィルタ処理部22に出力する。フィルタ処理部22は、音響信号に所定の特性を付与したうえで当該音響信号をパラメトリックスピーカ12へ出力する。
スピーカ本体26は、超音波を放射する複数の超音波発生素子を備え、この複数の超音波発生素子を、放射面に沿って縦横にアレイ状に配列したものである。
搬送波生成部23は、所定の周波数の超音波からなる搬送波を生成し、変調部24に出力する。この搬送波生成部23は、例えば水晶振動子等を用いた高周波発振器を含んで構成されている。本実施形態では、40kHzの搬送波を生成して変調部24に出力する。
搬送波の周波数をfC、時間をt、搬送波の最大振幅をACとすると、搬送波WC(t)は、次の式(1)で表すことができる。
この不連続距離xの区間において不連続波面が発生するため、パラメトリックスピーカ12の放射面から距離xの位置において復調音の音圧が最大になると考えられる。
図5において、パラメトリックスピーカ12から放射された変調波Hは、空気(大気)G1中を伝播されるものとする。変調波Hが復調された復調音の音圧レベルは、パラメトリックスピーカ12から離れるに従い徐々に大きくなり、所定の位置で最大となった後、徐々に減衰する。変調波Hが空気中に放射された場合、音圧レベルが最大となる位置Bに居る受聴者には、復調音が十分に伝達される。
図4は、ガス収容具14を示す説明図である。ガス収容具14は、箱状に形成され、内部に気体(媒質)を収容する。具体的に、ガス収容具14の内部には、音響空間S内の空気(大気)G1とは異なる気体G2(空気との混合気体も含む)が収容される。
調整部43は、スピーカ本体26の放射面26aから受聴者Pの位置までの距離lに応じて、ガス収容具14に収容する気体の種類を選択し、ガス収容具14における変調波の通過距離wを調整する。以下、調整部43について具体的に説明する。
また、γは、ガス収容具14における変調波の通過距離wと、スピーカ本体26の放射面26aから受聴者Pまでの距離lとから式(8)で表すことができる。
図8は、式(6)における不連続距離(復調度が最大となる距離)と気体の密度と音圧レベルとの関係を示すグラフである。このグラフは、横軸が気体の密度、縦軸が音速を示し、グラフ内の背面色(濃淡)が不連続距離を示している。このグラフに示す関係によって、復調度が最大となる任意の距離dに対して必要な気体の密度および音速を決定することができる。これにより、上記の式(9)から、算出した密度および音速に最も近い気体を媒質として決定することができる。
図6において、位置Bは、図5において説明したように、変調波が空気中を通過する場合に音圧が最大となる位置である。ガス収容具14にヘリウムが収容されている場合、スピーカ本体26から放射された変調波は、ガス収容具14内のヘリウムG2(He)を通過した後、音響空間S内の空気G1を通過する。この場合、音圧レベルは、位置Bよりもスピーカ本体26から離れた位置Cにおいて最大となっている。したがって、位置Bにおいては変調波Hが十分に復調されておらず、受聴者に十分に復調音を伝達することができない可能性があるが、位置Cに居る受聴者Pには、十分に復調音を伝達することができる。
パラメトリックスピーカ12のスピーカ本体26は、ガス収容具14内に配置されているので、スピーカ本体26から放射された変調波は、エネルギーが高い状態でガス収容具14内の気体G2を通過する。そのため、ガス収容具14内の気体G2の影響を大きく受け、当該気体G2によって効率よく復調度の制御を行うことが可能となる。
図9は、第2の実施形態に係る音響システムのガス収容具を示す説明図である。
このガス収容具14は、パラメトリックスピーカ12のスピーカ本体26に着脱自在に取り付けられるものである。ガス収容具14は、筒形状の側壁51と、この側壁51の両側の開口部を塞ぐ遮蔽部材52とを備える。遮蔽部材52は、前述した遮蔽部材32と同様に気体の通過を阻止し、音波の通過を許容するフィルムとされている。
スピーカ本体26にガス収容具14を装着すると、一方の遮蔽部材52はスピーカ本体26の放射面26aに密着した状態となる。したがって、変調波は、スピーカ本体26から放射された直後にガス収容具14内の気体G2を通過する。
本出願の発明者は、以上に説明したような音響システムによってパラメトリックスピーカの復調度の制御が有効に行えること確認するために評価実験を行った。この評価実験には、図10及び図11に示す実験装置を用いた。この実験装置は、一側面が開口したガス収容具の外部から内部へ向けてパラメトリックスピーカによって変調波を放射し、ガス収容具の底面で反射して外部へ放出された変調波の復調音を、ガス収容具からの距離Lが異なる複数箇所でマイクロホンにより収録し、音圧レベルを測定した。
図12に示す結果から、変調波が二酸化炭素を通過することによって、空気を通過する場合に比べて音圧が最大となる距離が短くなっていることが分かる。また、二酸化炭素の濃度が高いほど、音圧が最大となる距離が短くなっていることが分かる。したがって、ガス収容具内に収容される気体の密度が空気よりも高くなるほど、パラメトリックスピーカにより近い位置で変調波の復調度を最大にすることができるといえる。
図13に示す結果から、変調波がヘリウムを通過することによって、空気を通過する場合に比べて音圧が最大となる距離が長くなっていることが分かる。また、ヘリウムの濃度が高いほど、音圧が最大となる距離が長くなっていることが分かる。したがって、ガス収容具内に収容される気体の密度が空気よりも低くなるほど、パラメトリックスピーカからより離れた位置で変調波の復調度を最大にすることができるといえる。
例えば、ガス収容具(媒質収容具)には、二酸化炭素及びヘリウム以外の空気とは異なる気体を収容することができる。
上記実施形態では、ガス収容具に収容する気体の種類を変えることによって復調度を制御していたが、1種類の気体の温度、圧力等、音速に影響を与える因子を変えることによって復調度を制御してもよい。
音響空間は、空気とは異なる気体で満たされていてもよい。
ガス収容具は、音波を通過可能なフィルムのみによって袋状に形成されていてもよい。
ガス収容具の内部には、気体の温度を測定する温度センサや、圧力を測定する圧力センサを設けてもよく、これらの検出値を用いて音速を求め、復調度の制御に用いることもできる。
制御装置の検出部は、カメラからの画像を解析することによって受聴者の位置を検出していたが、音響空間内に設けられた光電センサや赤外線センサ等の位置センサを設け、この位置センサから入力される信号に基づいて受聴者の位置を検出してもよい。
12:パラメトリックスピーカ
14:ガス収容具(媒質収容具)
16:制御装置
26:スピーカ本体
41:検出部
G1:空気(媒質)
G2:気体(媒質)
H:変調波
P:受聴者
S:音響空間
Claims (12)
- 超音波帯域の搬送波を可聴帯域の音響信号により振幅変調した変調波を音響空間に放射し、前記音響空間内で前記変調波を復調させて音響信号を再生する音響システムであって、
前記変調波を生成し、前記音響空間に放射するパラメトリックスピーカと、
前記音響空間を満たす媒質とは所定の性状が異なる媒質を収容しかつ収容した媒質に前記パラメトリックスピーカから放射された変調波を通過させる媒質収容具と、
前記パラメトリックスピーカから前記変調波の放射方向に離れた所望の位置で復調音の音圧を最大とするように、前記媒質収容具内の媒質における前記所定の性状を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、さらに、前記媒質収容具内の媒質に対する前記変調波の通過距離を制御する、音響システム。 - 前記パラメトリックスピーカは、前記変調波を放射する超音波発生素子を有するスピーカ本体を備え、
前記スピーカ本体が、前記媒質収容具内に配置されている、請求項1に記載の音響システム。 - 超音波帯域の搬送波を可聴帯域の音響信号により振幅変調した変調波を音響空間に放射し、前記音響空間内で前記変調波を復調させて音響信号を再生する音響システムであって、
前記変調波を生成し、前記音響空間に放射するパラメトリックスピーカと、
前記音響空間を満たす媒質とは所定の性状が異なる媒質を収容しかつ収容した媒質に前記パラメトリックスピーカから放射された変調波を通過させる媒質収容具と、を備え、
前記パラメトリックスピーカは、前記変調波を放射する超音波発生素子を有するスピーカ本体を有し、
前記スピーカ本体が、前記媒質収容具内に配置されている、音響システム。 - 前記パラメトリックスピーカから前記変調波の放射方向に離れた所望の位置で復調音の音圧を最大とするように、前記媒質収容具内の媒質における前記所定の性状を制御する制御装置を備えている、請求項3に記載の音響システム。
- 前記制御装置は、前記媒質収容具内の媒質に対する前記変調波の通過距離を制御する、請求項4に記載の音響システム。
- 前記媒質収容具内の媒質は、前記所定の性状が互いに異なる複数種の媒質を混合させた混合媒質であり、
前記制御装置は、前記混合媒質の混合割合を制御する、請求項1,2,4,5のいずれか一項に記載の音響システム。 - 前記制御装置は、復調音の伝達対象の位置を検出する検出部を備え、
前記検出部によって検出された前記伝達対象の位置に前記所望の位置を合わせるように前記所定の性状を制御する、請求項1,2,4〜6のいずれか1項に記載の音響システム。 - 前記所定の性状が、前記媒質の密度、又は前記媒質中の音速に影響を与える因子である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の音響システム。
- 前記媒質収容具が、前記パラメトリックスピーカに着脱自在に取り付けられる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の音響システム。
- 超音波帯域の搬送波を可聴帯域の音響信号により振幅変調した変調波を音響空間に放射するパラメトリックスピーカに着脱可能に取り付けられ、前記音響空間を満たす媒質とは所定の性状が異なる媒質を収容しかつ収容した媒質に前記パラメトリックスピーカから放射された変調波を通過させ、
前記変調波の放射方向に伸縮可能に構成されていることで、前記収容した媒質に対する前記変調波の通過距離が可変である、媒質収容具。 - 超音波帯域の搬送波を可聴帯域の音響信号により振幅変調した変調波を音響空間に放射するパラメトリックスピーカに着脱可能に取り付けられ、前記音響空間を満たす媒質とは所定の性状が異なる媒質を収容しかつ収容した媒質に前記パラメトリックスピーカから放射された変調波を通過させ、
前記パラメトリックスピーカは、前記変調波を放射する超音波発生素子を有するスピーカ本体を有し、
前記スピーカ本体をさらに収容する、媒質収容具。 - パラメトリックスピーカから音響空間に放射された変調波を前記音響空間内で復調させて音響信号を再生する方法であって、前記音響空間を満たす媒質と、当該媒質とは所定の性状が異なる媒質とを通過させることによって前記変調波を復調し、
前記変調波を復調することは、
前記パラメトリックスピーカから前記変調波の放射方向に離れた所望の位置で復調音の音圧を最大とするように、前記所定の性状が異なる媒質における前記所定の性状を制御することと、
前記所定の性状が異なる媒質に対する前記変調波の通過距離を制御することと、を含む、音響信号の再生方法。
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