JP6734244B2 - 流体ジェットを噴霧するためのハンドピース、及びこのハンドピースのための挿入部材 - Google Patents

流体ジェットを噴霧するためのハンドピース、及びこのハンドピースのための挿入部材 Download PDF

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Description

本発明は、流体ジェットのジェット形状を形成するためのノズル要素が収容されているハンドピースケーシングを備えた、流体ジェットを噴霧するためのハンドピースに関する。
このようなハンドピースは、例えば欧州特許出願公開第2251142 号明細書から公知である。本発明は特に、流体ジェットを使用する創傷清拭との関連で流体ジェットを噴霧するためのハンドピースに関する。この方法では、組織又は分泌物を除去するために生物、通常ヒトの傷の傷表面にマイクロ流体ジェットを噴霧する。流体ジェットは、一般に、例えば水若しくは生理食塩水から主に形成されるか又は水若しくは生理食塩水からのみ形成される処置流体である。流体ジェットは特殊な要件を満たさなければならない。流体ジェットは、可能な限り傷に向けて又は可能な限り傷に合わせて且つ所定のジェット圧で衝撃を与えるために、小さなビーム直径を有して比較的長い距離に亘ってまとまって延びている必要がある。従って、このために使用されるノズル要素は非常に小さい。ノズル要素の外径は、典型的には4mm以下である。ノズル要素の形成には様々な可能性がある。欧州特許出願公開第2251142 号明細書には、円筒状のノズル本体の凹部に挿入されているノズルブロックが開示されている。ノズルブロックとノズル本体との間の環状の間隙に、ノズルをノズルホルダに対して密閉するOリングが配置されている。ノズルホルダは、軸方向に間隔を空けて、つまり流れの方向に前後に設けられている複数のOリングを外周面に更に有している。
公知の構造は複雑である。更に公知の構造は、流体ジェットによる創傷清拭を用いるときに作用する最高150 bar の圧力の満足できる解決策を提供することができない。更に、比較的小さなノズルブロックを操作してノズル本体の凹部に挿入し、凹部内に密閉しなければならないので、組立てが複雑になる。
本発明は、より単純に且つより安価に製造され得る流体ジェットを噴霧するためのハンドピースを特定するという目的に基づいている。更に本発明は、安価に製造され得るハンドピースのための挿入部材を提供することを目的とする。挿入部材は、ハンドピース内のサブユニットであり、必要に応じて、再使用可能な部品として構成されているハンドピース内の消耗部品として使用され得る。
問題を解決するために、請求項1の特徴を有するハンドピースが本発明では提供されている。本発明に係るハンドピースでは、ノズル要素は、一体的に形成されたノズルホルダ、つまり一体のノズルホルダに固定して連結されている。この連結によって、組立て中に比較的小さなノズル要素を安全に操作することが可能になる。本発明に係るハンドピースのノズル要素は、典型的には30mm以下、好ましくは5〜25mmの長さと、典型的には1mm以下の外径とを有している。典型的には断面が円形のノズル要素の流路の内径は、0.15〜0.6 mm、好ましくは0.25〜0.35mm、特に好ましくは0.3 ±0.05mmとすることができる。
ノズルホルダは、好ましくはプラスチック材料から形成されており、従って大量製品として容易に製造され得る。ノズルホルダが組立て中の操作の改善を可能にするだけでなく、加えてノズル要素の外周面での密閉をももたらすように、ノズルホルダはノズル要素の外周面に密閉状態で更に当接するため、外周面を流体に対して密閉するとき、又はノズル要素の表側の少なくとも一方を密閉するときに別個の密閉部分を不要にすることができる。ノズル要素の出口側で流体を環境に典型的に流出させる。ノズルホルダによるノズル要素の外周部の密閉によりノズル要素の表側に加えられ得る作用液圧は、流体がノズル要素内に形成された流路を通る以外のポイントで流出し得るといういかなる懸念も無く反対側に設けられた入口端部に加えられる。
ノズル要素の出口端部は典型的にはノズルホルダから突出しているのに対して、ノズル要素の入口端部はノズルホルダ内に収容されているため、ノズル要素への入口が、ノズルホルダ、つまり具体的には入口を囲む壁によって形成されて密閉されている。
本発明によれば、ノズルホルダはハンドピースに対して画定されており、つまり、ハンドピースに対して固定されている。この固定は、ハンドピースとノズルホルダとの相互作用によって直接行われるか、又はその中心部分がノズル要素を有するノズルホルダである予め組み立てられた挿入部材の更なる部分を介して間接的に行われることができる。挿入部材の全ての要素は、典型的には互いに強固に連結されており、好ましくは共に接着結合されている。このような実施形態では、ハンドピースは典型的には、流体ジェットを形成する部品を囲むケーシングのみを形成しており、用途の目的に適しているように美的要件、衛生上の要件、更に実際的要件を満たし、特にハンドピースのユーザによって確実に保持されて操作され得るケーシングを形成している。ハンドピースケーシングは、一又は複数の部品を含むように構成され得る。ハンドピースケーシングは、典型的には細長いハンドピースケーシングとして形作られており、流体ジェットを流出させ得る出口側の端部に開口部を有しているのに対して、反対側に設けられた端部は典型的には、管をハンドピースケーシングの内部にほとんど遊び無く移す管入口開口部を形成している。高圧に関して、管は典型的には共押出管であり、つまり、内管部分が高強度のプラスチック材料、例えばポリアミドから形成され得るのに対して、外管部分がポリウレタンから形成され得る多層管である。
管は、ハンドピースから離れる方を向いている側に結合要素を典型的に有しており、結合要素によって、管を有するハンドピースはポンプに連結され得る。結合要素は、例えばルアー結合要素とすることができる。
ノズルホルダはノズル要素に圧力嵌めで及び/又はポジティブフィットで連結され得る。本発明によれば、ノズルホルダは一体に構成されており、つまり、例えば一次成形によって、好ましくはプラスチック射出成形によって一体的に形成された部品として又は一体の部品として構成されている。ノズル要素はこのようなノズルホルダに挿入されることができ、例えばノズルホルダに接着結合され得る。ノズル要素は、入口側に作用する液圧によりノズル要素がノズルホルダから押し出されることを確実に防ぐためにノズル要素の外周面に形成された突部を有し得る。このために、例えば、径方向の外側に突出するカラーがノズル要素に形成されることができ、このカラーは、ノズル要素を軸方向に係止するためにノズルホルダに形成されたリング状の係合面と相互作用する。実質的に径方向に延びているこのような係合面は、特にノズル要素とノズルホルダとの密閉をもたらすことができる。
可能な限り安価で単純な製造を考慮して、ノズル要素をオーバーモールドすることによりノズルホルダをノズル要素に連結することが好ましい。ノズルホルダとノズル要素との連結は、ノズル要素の外周面に対して凝固して典型的には保持圧力を受けて硬化するプラスチック材料により少なくとも圧力嵌めで行われる。
少なくとも挿入部材、好ましくはハンドピース全体が消耗部品として意図されているため、本発明では、ハンドピース全体を低コストで製造することが重要である。例えば、金属パイプと端部側で金属パイプに溶接された一又は複数の開口板とから構成されたノズル要素が典型的には使用されている。金属パイプは、半製品として準備されてチャネルを有しており、チャネルの流路直径は0.15〜0.6 mmである。金属パイプの外径は典型的には1mm以下である。このようなパイプは安価に製造され得る。開口板は、好ましくは内径が0.03〜0.2 mmのノズルチャネルを形成している。ノズルホルダとノズル要素との好ましいポジティブフィット連結に関して、ノズル要素は表面外形を外周面に有している。この表面外形は、例えばノズル要素の最初に滑らかな金属面を凹凸にすることにより得られる。ブラスト処理、例えばサンドブラストによって凹凸にすることができる。しかしながら、レーザエングレービングによって選択的に施される表面外形が好ましい。ノズル要素の望ましい軸方向の固定を考慮して、表面外形が特に周方向に延びている外形を有すべきであると理解される。周方向の溝の循環又は同様の周方向の外形は、ノズル要素の最初に滑らかな外周面のレーザエングレービングにより外周面に導入され得る。ノズル要素とノズルホルダとの優れた密閉及び連結に加えて安価な製造を考慮して、軸方向に間隔を空けて分散しているこのような1〜4の周方向の外形をノズル要素の外周面に設けることが有利であることが分かっている。
特に、ノズル要素が液体のプラスチック材料でオーバーモールドされると、溶融して充填されたプラスチック材料がノズル要素の外周面の径方向の突部又は凹部に入り込んで突部又は凹部で硬化するので、あらゆる種類の表面外形を用いても連結及び密閉が向上する。
本発明の好ましい展開例によれば、ノズル要素の入口端部の上流側に流路が設けられており、流路の直径がノズル要素の直径より大きく、流路はノズルホルダに形成されている。この流路は典型的には流れの方向に先細になっており、典型的にはノズル要素と吐出する流体を供給するための管との間に設けられている。ノズルホルダに形成された流路は、ノズル要素に直接隣接して円筒状に形成されることができ、ノズル要素に表側で当接してノズル要素を密閉しノズル要素を射出成形のために所定の位置に保持するコアの成形としてノズルホルダの射出成形中に形成され得る。従って、ノズル要素の入口端部はノズルホルダ内に設けられている。特にノズルホルダを形成する空洞からノズル要素の外周面に沿って流出するプラスチック材料が、ノズル要素がプラスチック材料でオーバーモールドされるときにノズルホルダの出口端部を塞がないことを保証するために、ノズル要素の出口端部は、ノズル要素の直径の少なくとも3倍、好ましくはノズル要素の直径の5〜10倍に相当する長さを有しながら、ノズルホルダから突出している。ノズルホルダから突出するノズル要素の長手部分は、ノズルホルダを形成するプラスチック材料が硬化した後にノズル要素をノズルホルダの中心の長手軸芯に配置するためにノズル要素を固定して位置決めすべく、オーバーモールド中に更に使用されるため、ハンドピースの全ての部品が接合されると、ノズル要素は管に対して同軸に配置される。
このようにノズルホルダを越えて突出するノズル要素を保護するために、本発明の好ましい展開例によれば、ノズルホルダに出口側で重なるノズルキャップが提案されている。従って、ノズルキャップは、少なくとも供給される流体の下流側の流れの方向に設けられているため、ノズルホルダの出口側に設けられている。ノズルキャップは、典型的にはノズル要素を部分的にのみ収容する孔を有している。そのため、ノズルキャップは、好ましくはノズル要素の表側の端部と更に重なっている。特に好ましくは、ノズルキャップはフランジ領域を形成しており、フランジ領域は、ノズル要素の外周面を越えて径方向の内側に突出しており、典型的にはノズル要素の表側が当接する環状面を形成している。この当接により、ノズルキャップ及びノズルホルダが接合された後にノズル要素の更なるポジティブフィット当接がもたらされ、このため、ノズルホルダとノズル要素との連結部分が処置中に作用する液圧により破損した場合であってもノズル要素が保持される。従って、ノズル要素が処置中にハンドピースから押し出されることを防ぐための更なる係止機構が設けられている。ノズルキャップがノズル要素の出口側の端部に押し付けられてノズルホルダに結合され、特にノズルホルダに接着結合されるとき、ノズル要素の表側に対するフランジ領域の表側の当接は典型的には組立ての枠組み内で行われる。ノズルキャップに作用する軸方向の圧力は、ノズルキャップによって形成された環状面がノズル要素の表側に一般に遊び無しで当接することを保証する。
特にノズルホルダ及びノズルキャップの接着結合に関して、ノズルホルダとノズルキャップとの間に、好ましくはノズル要素が貫通して場合によってはオーバーシュートする接着剤及び/又は密閉要素を受けることができる自由空間を形成していることが好ましい。ノズルホルダとノズルキャップとの間のクリアランス、及び/又はノズルホルダによって形成された外周面とノズルキャップによって形成された内周面との間のクリアランスが、好ましくはこの接着連結のために設けられており、液体接着剤がノズルホルダ及びノズルキャップの接合面に定量で追加されて接着剤の良好な分布を可能にするために、接着剤がクリアランスに入り込むことができ、クリアランスを通って流れることができる。そのため、前記自由空間は過剰な接着剤を集める。自由空間は、ノズルキャップをノズルホルダに置いて圧入されることによりノズルホルダに密閉状態で当接するOリングを更に収容し得る。自由空間は好ましくは環状空間として構成されており、ノズルホルダによって形成されたリング状縁によって外周部に画定されている。このリング状縁は、典型的にはノズルキャップで窪んでいるリング状溝の端部側に設けられており、リング状溝は、自由空間にほとんど遊び無しで入り込むノズルキャップのセンタリングカラーによって内周部に画定されている。このノズル縁により、Oリングは自由空間内に圧入され得る。
ノズルキャップをノズルホルダに接合する接着剤を導入するために、ノズルキャップは、好ましくは自由空間のレベルにノズルホルダに達する少なくとも1つの接着剤導入開口部を有している。
接着剤は典型的にはUV硬化性の一成分接着剤である。これを考慮して、ノズルキャップ及びノズルホルダは、透明な材料、特にポリカーボネートのような透明なプラスチック材料から典型的には形成されているため、接着剤を導入した後、接着剤に外部から紫外線を放射することができる。
このように準備されてノズルホルダ及びノズルキャップから構成され、好ましくはノズルキャップ、ノズルホルダ及びノズル要素の3つの部品のみを有するノズル要素ホルダが、好ましくはアダプタ要素を用いて管に連結されている。アダプタ要素は、ノズルホルダを受けるように構成されたノズルホルダ容器と、管を受けるように構成された管ウェルとを有している。この容器及びこのウェルは、一般に互いに同心に設けられており、典型的には、アダプタ要素によって形成されて典型的にはノズルホルダによって形成された流路と同一平面に移行する流路によって間隔を空けて設けられている。好ましくはノズルホルダと管との間に、好ましくはノズルホルダとアダプタ要素のリング状の当接面との間に好ましくはフィルタ要素が設けられており、ノズル要素が塞がれることを防ぐため、及び/又は夫々の汚染物質が処置される傷に入り込むことを防ぐために、フィルタ要素は、場合によっては処置流体によって混入する汚染物質が保持されてノズル要素に達しないことを保証する。このようなフィルタ要素は、例えばプラスチック材料を用いたオーバーモールドによってアダプタ要素に連結されることができるか、又は挿入部材としてアダプタ要素に設けられ得る。
アダプタ要素も、好ましくはプラスチック材料、特に光透過性プラスチック材料から形成されている。アダプタ要素の環状面へのフィルタ要素の配置は、アダプタ要素を形成するプラスチック材料を注入する前にアダプタ要素を形成する空洞に移動コアとして導入される2つのダイの間にフィルタ要素を固定させる可能性を提示する。フィルタ要素はこれらのダイの間に固定され、プラスチック材料が凝固した後、アダプタ要素に簡単に閉じ込めるように受けられる。出口側のフィルタ要素に当接するダイはノズルホルダ容器を通常通り形成するのに対して、入口側から作用するダイは管ウェルを形成して、更に流路を通常通り形成する。この流路は、管ウェルの直径より小さい直径を有し、アダプタ要素内に形成されている。
ノズルホルダ及び/又は管は、好ましくはアダプタ要素に接着結合されている。このために、アダプタ要素は、好ましくはノズルホルダに達する接着剤導入開口部、及び/又は管に達する接着剤導入開口部を有している。本発明の展開例に係る接着剤のための全ての導入開口部は径方向に延びていることが好ましい。接着剤は原則として定量的に追加されるため、所定の量の接着剤が部品を接合するために注入されることが保証される。アダプタ要素をノズルホルダに連結する径方向に注入される接着剤がノズルホルダとアダプタ要素との間の表側の流路を塞ぐこと、及び/又はフィルタ要素に入り込むことを防ぐために、フィルタ要素は、典型的にはノズルホルダが押し付けられるか又は当接するアダプタ要素の環状面に重なって設けられている。従って、ノズルホルダの外周面からこの領域に入り込むいかなる接着剤も、この環状面の径方向の外側の領域で止められる。その理由は、フィルタ要素の比較的柔らかいフィルタ材料が、アダプタ要素とノズルホルダとの間に固定されている密閉要素のように機能するからである。アダプタ要素は、ノズルホルダ又はアダプタ要素、及び/又は管を、アダプタ要素又はノズルホルダを形成するプラスチック材料を用いてオーバーモールドすることによりノズルホルダ又は管に連結され得る。
管ウェルも、好ましくはアダプタ要素によって形成された環状面で終端をなす。この環状面は、アダプタ要素に挿入された管のための停止部を形成している。管ウェルに挿入された管が容易に径方向に圧入されるように、環状面を画定してアダプタ要素によって形成されている内周面が流れの出口に向かって僅かに円錐状に先細になっている。この実施形態によって、管のレベルで径方向に導入される接着剤が管の表側に達してこの表側で流路を妨げることを確実に防止する密閉部が設けられる。
アダプタ要素に形成された流路及び/又はノズルホルダに形成された流路の適合された構成により、流路が好ましくはノズル要素の入口端部に向かう方向に先細になっている。ノズルホルダに形成された流路は好ましくは円錐状部分を有しており、この円錐状部分は、アダプタ要素に形成された流路のより大きい外径を、ノズル要素のすぐ上流の流れ方向にノズルホルダに形成された流路のより小さい外径に移行する。
ハンドピースを操作するユーザがハンドピースの、所定の方法で決定された特定の径方向の向き、例えば平坦なノズルジェットの向きを確実に仮定することができるように、流体ジェットの特定の形状を決定するハンドピースの部分が互いに対して径方向に所定の方法で位置決めされていることが好ましい。このために、アダプタ要素は、好ましくはポジティブフィット要素を外周面に有しており、ポジティブフィット要素は、アダプタ要素の径方向の位置決めのためにハンドピース及び/又はノズルホルダに設けられたポジティブフィット係合要素と相互作用する。ポジティブフィット要素及びポジティブフィット係合要素は、好ましくは内周面又は外周面に径方向に延びている棒によって夫々形成されており、棒は棒に対応する凹部に係合している。
本発明の独立した態様によって保護されているハンドピースのための挿入部材は、上述したタイプのノズル要素と、ノズル要素に固定して連結されてノズル要素の外周面に密閉状態で当接する一体的に形成されたノズルホルダとを備えている。特にノズルホルダ及びノズルキャップに関して上述した更なる展開例が実現される場合、この挿入部材は消耗部品として安価に製造され得る。このように製造された挿入部材は、アダプタ要素を介して管に連結され、それ自体でハンドピース、ひいてはハンドピースケーシングを形成することができるか、又は人間工学的要件を適合した別個のハンドピースケーシングに挿入され得る。
本発明は、流体ジェットを供給するためのハンドピースを製造する方法を更に提供する。この手順では、まずノズル要素を別個の部品として準備する。このために、パイプを少なくとも1つの開口板に通常通り連結する。開口板を、好ましくはレーザ切断によって薄板金属から切断し、ジェット形状を決定する1つの開口を設けて、場合によっては複数の開口を設ける。より大きな薄板金属から開口板を切断する場合、最初に薄板金属から開口板を完全には取り除かない。代わりに、開口板を薄板金属に連結させ続けるために径方向ウェブを残す。開口板を金属パイプにレーザ溶接するとき、これらの径方向ウェブを切断するため、開口板は単に金属パイプに関連付けられて金属パイプに連結される。ノズルホルダがノズル要素の外周面に密閉状態で当接するように、ノズル要素は一体に形成されたノズルホルダに連結されている。ノズルホルダは、特に好ましくはオーバーモールドによってノズル要素に密閉状態で連結されている。このように製造されたハンドピースの操作可能なサブユニットは、好ましくはノズルキャップとノズルホルダとの間に配置されて固定され、好ましくはノズル要素が貫通しているOリングを介してノズルキャップに上述したように連結されており、好ましくは接着結合されている。それ自体で操作されるノズル要素ホルダを形成するために、ノズルホルダ及びノズルキャップは好ましくは共に接着結合されている。ノズル要素ホルダは、ノズル要素、ノズルキャップ及びノズルホルダを一体にし、ノズルキャップはノズル要素の出口側の端部を囲んで保護する。ノズル要素ホルダは、このように準備されて、好ましくは射出成形によって形成されているアダプタ要素に挿入される。管の出口側の端部が更にアダプタ要素に挿入される。一方ではノズル要素ホルダを有するアダプタ要素、他方では管が好ましくは接着剤を定量で追加することにより結合される。接着剤は、好ましくはUV放射によって硬化し、このためにノズル要素ホルダ及び/又はアダプタ要素は、好ましくはUVに透過可能なプラスチック材料から形成される。
図面と組み合わせた実施形態の以下の説明から、本発明の更なる詳細及び利点が明らかになる。
ハンドピースの前領域の実施形態を示す斜視側面図である。 図1に示されている実施形態を斜視図で示す長手断面図である。 図2のIII 部分を拡大した詳細図である。 図3を非斜視長手断面図で示す詳細図である。 図4のV部分を示す詳細図である。 図4のVI部分を示す詳細図である。 図4のVII −VII 線に沿った断面図である。 図4のVIII−VIII線に沿った断面図である。 図4のIX−IX線に沿った断面図である。 上記の第1の実施形態と比較して僅かに変更した第2の実施形態としての変形例を示す図である。
図面には、ハンドル軸4 及びケーシングキャップ6 を備えたハンドピースケーシングが参照番号2 で示されており、ハンドル軸4 及びケーシングキャップ6 は、図3に参照番号8 で示されているポジティブフィット連結部によって係止されており、このためにケーシングキャップ6 は、ハンドル軸4 と係合する取付鼻部10を有しており、取付鼻部は外周面にリブを有しており、リブはハンドル軸4 の内周面にリブと対応して形成された構造と相互作用する。
ハンドル軸4 は、出口側の前端部で軸方向に延びて外周面に設けられているリブ12を有しており、リブ12は、外周面に分散して設けられており、ハンドル軸4 の触覚特性を改善する。ハンドピースケーシング2 を保持するユーザはハンドピースケーシング2 の周りを自身の手で把持する。ハンドピースケーシング2 の入口側の後端部はユーザの手の中にあり、管14が突出しており、管14は、ポリアミドから形成された内管部16及びポリウレタンから形成された外管部18を有する共押出管として設けられている(図3及び図4参照)。
管14の出口側の端部はアダプタ要素20に受け入れられており、このためにアダプタ要素20は管を受けるように構成された管ウェル22を有している。管ウェル22は、実質的に円筒状であり、管14と管ウェル22との間の間隙に接着剤が入り込めるように管14の外周部に適合している。管14の出口側の端部が径方向に圧入されるように、流れの出口側の端部にある管ウェル22の端部は円錐状に径方向の内側に先細になっている。アダプタ要素20によって形成された環状肩部23から軸方向に間隔を空けて、アダプタ要素20は接着剤導入開口部24を有しており、接着剤導入開口部24は管14に達して、アダプタ要素20に径方向の孔として設けられている。管ウェル22の先細になっている端部により、管ウェル22を通って塗布される接着剤が、管14の出口側の端部までしか軸方向に入り込むことができず、管の表側には達しない。導入された接着剤は、管14と管ウェル22との間の径方向の間隙全体に軸方向に充填され得る。十分な接着結合を確認するために、管14を囲む環状空間26が、アダプタ要素20の自由な表側で窪んでおり、結合中に接着剤28で充填される。この環状空間26の接着剤28の蓄積は、接着剤での環状の間隙の十分な充填を特徴付け、ひいてはアダプタ要素20への管14の確実な接着結合を特徴付ける。
アダプタ要素20は、反対側にある端部に、参照番号32で示されているノズルホルダを受けるように構成されているノズルホルダ容器30を形成している。このノズルホルダ32は、アダプタ要素20によって形成されている更なる環状肩部36にフィルタ要素34を介して当接する。フィルタ要素34の上流側に、アダプタ要素20はフィルタ要素34で終端をなす円筒状の流路38を形成しており、流路38は、ノズルホルダ32で窪んで円錐状部分を有する流路40に移行し、円錐状部分によって、流路38の直径は、ノズル要素44のすぐ上流の流れ方向に設けられている流路40の円筒状流路部分42の直径に移行する。ノズル要素44はパイプ部材46から構成されており、パイプ部材46の端部に開口板48が溶接されている(図6参照)。パイプ部材46及び開口板48は金属から形成されている。
図3及び図4に示されているように、ノズル要素44の入口端部はノズルホルダ32内に設けられている。供給される流体が表側でノズル要素44に圧力を加えるように、円筒状流路部分42の直径はノズル要素44の外径より大きい。ノズル要素44は、本明細書ではパイプ部材46をオーバーモールドすることによりノズルホルダ32に固定して流体的に密に連結されており、パイプ部材46は、このために図5に示されているように外周面に表面外形を有している。パイプ部材46は、レーザエングレービングによって外周面に周方向に窪んでいる複数の溝50を有しており、ノズル要素44とノズルホルダ32との間にポジティブフィット連結部を確立するために、ノズルホルダ32を形成する溶融プラスチック材料が溝50内で凝固している。ノズルホルダ32及びノズル要素44は更に流体的に密に連結されている。円筒状流路部分42内でシステム圧力が加えられた流体はノズル要素44のみを通って流出し、開口板48で形作ることにより所定のジェット形状で処置される傷に噴霧される。
アダプタ要素20は、アダプタ要素20に径方向の孔として窪んで環状肩部36から軸方向に間隔を空けて設けられている第2の接着剤導入開口部52を有している。この軸方向の間隔は、環状肩部23と接着剤導入開口部24との軸方向の間隔に略相当する。
ノズルホルダ32は、自由空間56が形成されているため周方向に離れてノズル要素44を囲むリング状縁54を出口側の端部に有している。この自由空間56は環状空間として形成されており、リング状縁54によって外周部が画定されており、ノズル要素44の外周面によって内周部が画定されている。
ノズル要素44の出口側の端部はノズルキャップ58に受け入れられており、ノズルキャップ58は、図6に示されているようにフランジ領域60を形成している。フランジ領域60は、ノズル要素44に表側で重なり表側の開口板48に当接するため、ノズル要素44に作用する液圧によりノズル要素44がノズルホルダ32から軸方向に抜け出ることを防ぐ、ノズル要素44のポジティブフィット係止部を提供する。
ノズルキャップ58は、ノズルホルダ32の出口側の端部のための実質的に円筒状の容器62を形成している。この容器62はノズルホルダ32を径方向に囲んでいる。ノズルキャップ58は、この容器62の表側の端部にリング状溝64を有しており、リング状溝64は、リング状縁54を受けるように構成されており、リング状の自由空間56内に突出するセンタリングカラー66によって内部に径方向に画定されている。
ノズルキャップ58は、大体リング状の自由空間56のレベルに軸方向に設けられて径方向に延びている接着剤導入開口部68を有している。この接着剤導入開口部68は、まずリング状縁54によって形成されて、次にノズルキャップ58の入口側の端部によって形成されるノズルホルダ32の出口側の端部から軸方向に間隔を空けて設けられている。ノズルキャップ58とノズルホルダ32との間に小さなクリアランスが設けられているため、接着剤導入開口部68を通って導入される接着剤が、ノズルキャップ58の内周面とノズルホルダ32との間の容器62の領域と、ノズルホルダ32とノズルキャップ58との間の表側との両方に広がることができる。接着剤が出口側でノズル要素44を塞ぐ心配をする必要なく、あらゆる過剰な接着剤が自由空間56に入り込むことができる。従って、自由空間56は、過剰な接着剤を受けるためのリザーバとして構成されている。
図3及び図4に示されているように、ケーシングキャップ6 は当接肩部70を有しており、アダプタ要素20は表側で当接肩部70に当接することにより、アダプタ要素20、ひいてはアダプタ要素20に接着結合されたノズルホルダ32は、ノズルホルダ32に結合されたノズルキャップ58に軸方向に固定されている。
本実施形態を実施する際、ノズルホルダ32を形成する透明なプラスチック材料を、ノズル要素44が入口側で突出する射出金型にまず注入する。プラスチック材料がノズル要素44に入り込むことができないように、流路40を形成するダイがノズル要素44に端部側で密閉状態で当接する。このようにして製造されたノズルホルダ32及びノズル要素44のユニットを射出金型から外す。その後、射出成形によってまず別々に製造されたノズルキャップ58をノズル要素44の出口側の端部に押し付ける。UV硬化性一成分接着剤を接着剤導入開口部68を通して導入してノズルホルダ32とノズルキャップ58との間に広げ、UV放射によって硬化させる。このようにして、ノズル要素ホルダ72の形態の別々に操作可能なサブユニットが提供される。このノズル要素ホルダ72は、ノズルホルダ32をアダプタ要素20に径方向に位置決めするためのポジティブフィットの特徴を有しており、ポジティブフィットの特徴は、図3の斜視長手断面図及び図4の長手断面図に夫々示されており、図7及び図9に断面で示されている。アダプタ要素20は、ノズルホルダ容器30につながる出口側の開口部に、軸方向に延びている位置決め溝74を有しており、ノズルホルダ32の実質的に円筒状の外周面から突出する位置決めリブ76が位置決め溝74内に延びている(図9)。位置決めリブ76はノズルキャップ58内に軸方向に延びており、ノズルキャップ58の内周部で窪んでいる図7に参照番号78で示されている位置決め溝と係合している。
ノズルホルダ32に対するノズルキャップ58の径方向の位置決め、及びアダプタ要素20に対するノズルホルダ32、ひいては予め組み立てられたノズル要素ホルダ72の径方向の位置決めがこの構成によって予め定められている。
図8に示されているように、アダプタ要素20は、径方向の位置決めのための対応する構成を位置決めリブ80の形態で外周面に有しており、位置決めリブ80は、アダプタ要素20にポジティブフィット要素として設けられており、ケーシングキャップ6 で窪んでいる位置決め溝82と係合する。この位置では、更なる位置決めリブ84がケーシングキャップ6 の外周面から突出しており、ハンドル軸4 の内周面で窪んでいる更なる位置決め溝86と係合する。夫々の更なる展開例によって、図7に示されているワイドジェットノズルを有するように構成されたノズル要素をハンドピースケーシング2 に対して正確に位置決めすることが可能になる。組立てを単純化するために、ハンドル軸4 は180 °の角度でずれている2つの位置決め溝86を有しており、位置決め溝86は、ハンドピースケーシング2 に設けられ得る位置指標に対してワイドジェットノズルの所望の向きをゆがめることなく位置決めリブ84と任意に相互作用する。
図10は、代替的な実施形態のための図4に応じた断面図である。同一の要素は同一の参照番号で示されている。この代替的な実施形態はOリング88によって上記の実施形態とは異なり、Oリング88は、まずこのOリング88を貫通するノズル要素44の外周面に密閉状態で当接して、次にリング状縁54の内周面に密閉状態で当接するために、自由空間56に挿入されて、センタリングカラー66と自由空間56のリング状の円弧との間に固定されている。このOリングは、動作中にノズルホルダ32を介したノズル要素44の周方向の密閉が損なわれた場合の安全対策を提供する。
2 ハンドピースケーシング
4 ハンドル軸
6 ケーシングキャップ
8 ポジティブフィット連結部
10 取付鼻部
12 リブ
14 管
16 内管部
18 外管部
20 アダプタ要素
22 管ウェル
23 環状肩部
24 接着剤導入開口部
26 環状空間
28 接着剤
30 ノズルホルダ容器
32 ノズルホルダ
34 フィルタ要素
36 環状肩部
38 流路
40 流路
42 流路40の円筒状流路部分
44 ノズル要素
46 パイプ部材
48 開口板
50 溝
52 接着剤導入開口部
54 リング状縁
56 自由空間
58 ノズルキャップ
60 フランジ領域
62 容器
64 リング状溝
66 センタリングカラー
68 接着剤導入開口部
70 当接肩部
72 ノズル要素ホルダ
74 アダプタ要素20の位置決め溝
76 ノズルホルダ32の位置決めリブ
78 ノズルキャップ58の位置決め溝
80 アダプタ要素20の位置決めリブ
82 ケーシングキャップ6 の位置決め溝
84 ケーシングキャップ6 の位置決めリブ
86 ハンドル軸4 の位置決め溝
88 Oリング

Claims (15)

  1. 流体ジェットのジェット形状を形成するためのノズル要素が収容されているハンドピースケーシングを備えた、流体ジェットを噴霧するためのハンドピースであって、
    前記ノズル要素は、1mm以下の外径を有する金属パイプと前記金属パイプに溶接された少なくとも1つの開口板とによって形成されており、前記ハンドピースケーシングに対して固定されてプラスチック材料から一体的に形成されているノズルホルダに固定して連結されており、
    前記ノズルホルダは、前記ノズル要素にオーバーモールドによって連結され、前記ノズル要素の外周面に密閉状態で当接しており、
    前記ハンドピースは、前記ノズルホルダに出口側で重なるノズルキャップを更に備えており、
    前記ノズルキャップは、前記ノズル要素が前記ノズルホルダから抜け出ることを防ぐフランジ部を有していることを特徴とするハンドピース。
  2. 前記ノズル要素の出口端部が前記ノズルホルダから突出していることを特徴とする請求項1に記載のハンドピース。
  3. 前記ノズル要素の入口端部が前記ノズルホルダ内に受け入れられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のハンドピース。
  4. 前記ノズル要素は、前記ノズルホルダと前記ノズル要素とのポジティブフィット連結のために径方向に延びている少なくとも1つの溝を外周面に有していることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のハンドピース。
  5. 前記ノズル要素は、前記ノズルホルダと前記ノズル要素とのポジティブフィット連結のために径方向に延びている複数の溝を外周面に有していることを特徴とする請求項4に記載のハンドピース。
  6. 前記ノズルホルダに形成されている流路が前記ノズル要素の入口端部の上流側に設けられており、前記流路の直径が前記ノズル要素の外径より大きいことを特徴とする請求項に記載のハンドピース。
  7. 前記ノズル要素が貫通する自由空間が、前記ノズルホルダと前記ノズルキャップとの間に形成されており、前記ノズルホルダから突出している前記ノズル要素の出口端部が前記ノズルキャップ内に受け入れられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のハンドピース。
  8. 前記ノズルキャップと前記ノズルホルダとの間に設けられて前記ノズル要素が貫通するOリングを更に備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のハンドピース。
  9. 前記ノズルホルダを受けるように構成されたノズルホルダ容器と、前記ノズル要素と連通して流体ジェットを形成する流体を供給するための管を受けるように構成された管ウェルとを有するアダプタ要素を更に備えており、
    前記管は、前記ハンドピースケーシングの外側に延びていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のハンドピース。
  10. 前記ノズルホルダ及び/又は前記管は、前記アダプタ要素に接着結合されている及び/又はオーバーモールドによって連結されていることを特徴とする請求項9に記載のハンドピース。
  11. 前記アダプタ要素は、前記ノズルホルダに径方向に達する接着剤導入開口部、及び/又は前記管に径方向に達する接着剤導入開口部を有していることを特徴とする請求項10に記載のハンドピース。
  12. フィルタ要素が前記ノズルホルダと前記管との間に配置されていることを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載のハンドピース。
  13. 前記アダプタ要素は、前記ノズルキャップに径方向に重なるケーシングキャップで窪んでいる径方向溝の形態のポジティブフィット係合要素と相互作用するポジティブフィット要素を形成する突出リブを外周面に有しており、
    前記ノズルキャップは、前記ノズルホルダを径方向に囲む容器を形成し、前記ノズルホルダに接着結合されていることを特徴とする請求項9〜12のいずれか一項に記載のハンドピース。
  14. 前記ノズルキャップは、透明なプラスチック材料から形成され、前記ノズルホルダに接着結合されており、
    接着剤導入開口部が、前記ノズルキャップに径方向に延びて前記ノズルホルダに達しており、
    自由空間が、前記ノズルホルダと前記ノズルキャップとの間に形成されており、前記ノズル要素が前記自由空間を貫通しており、
    前記ノズル要素の出口端部が前記ノズルホルダから突出して、前記ノズルキャップ内に受け入れられていることを特徴とする請求項1に記載のハンドピース。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載のハンドピースのための挿入部材であって、
    ノズル要素と、前記ノズル要素の外周面に固定して連結されて、前記ノズル要素の外周面に密閉状態で当接する一体のノズルホルダとを備えていることを特徴とする挿入部材。
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