JP6734063B2 - インクカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、被印刷媒体にインクを吐出して画像を印刷するインクジェット印刷装置に対して着脱されるインクカートリッジに関する。
従来より、被印刷媒体となる用紙に所望の画像を印刷するインクジェット印刷装置には、インクヘッドにインクを供給するためにインク導出部とインク収納部とを有するインク容器を収納したインクジェット記録装置用インクカートリッジ(以下、単に「インクカートリッジ」という)が使用されている。
このインクカートリッジとしては、インクジェット印刷装置への着脱性が容易で、輸送及び取り扱い過程での落下、輸送時の振動などに対して耐性を有し、且つ安価に製作を可能にしたいという要望がある。そこで、これら要望に応えるため、本願出願人は、下記特許文献1に開示されるようなインクカートリッジを提供している。
図6(a)に示すように、従来のインクカートリッジ200は、印刷装置に対して水平方向(着脱操作方向)に着脱される直方体形状をなす細長の筐体であり、インクを充填した熱可塑性フィルム材料からなる液体収納容器210と、液体収納容器の長手方向における一方の端部に設けられ印刷装置のカートリッジ取付機構に係合される樹脂又は金属製の係合面220と、液体収納容器210が挿入される外箱である紙製(段ボール)の外装体230とで構成されている。
また、図6(b)に示すように、係合面220の略中央にはインク供給口240が配置され、印刷装置側のカートリッジ取付機構300のホルダ部310に嵌合される着脱機構として機能する。このインク供給口240がホルダ部310と嵌合することで、インクカートリッジ100と印刷装置とが相互に接続され、インクカートリッジ200から印刷装置へのインク供給が行われる。
インク供給口240には、ホルダ部310に嵌合されるジョイント部241が設けられている。ジョイント部241の内部は中空形状となっており、その内部には、インク供給口240を封止する中栓242が付勢手段(バネ)の付勢力によってインク流出方向(図中右方向であり、印刷装置への装填方向と同方向)に向けて付勢されている。つまり、中栓242の先端の拡径部分が供給口の開口部内側に押し付けられることで、インク供給口240を封止する構造となっている。
また、インク供給口240が係合されるホルダ部310には、ジョイント部241が係合された際に、中栓242をジョイント部241の内方に押し込む挿入軸311が突設されている。そして、インクカートリッジ200を印刷装置に装填する際に、挿入軸311が中栓242を押し込むことでインク供給口240が開放され、カートリッジ取付機構300に設けられたインク経路320と連通して容器内のインクが印刷装置へと流入されるようになる。
特開2010−82994号公報
上述したように、特許文献1に開示されるインクカートリッジ200は、印刷装置に装填する際に、中栓242が付勢手段の付勢力に抗して軸部が装填方向と反対方向の離脱方向へと移動する。また、インクカートリッジ200を印刷装置から離脱した際は、中栓242が付勢手段の付勢力によって軸部が装填方向へと移動する。
ところで、特許文献1のインクカートリッジでは、図6(b)に示すように、中栓242の軸部が液体収納容器内において露出した状態で設けられている。また、液体収納容器210はフィルム製でありプラスチックケースのような剛性を有しておらず、インクの残量が少なくなるに連れて容器自体が萎んでくるように成形されている。
そのため、インク残量が少なくなり液体収容器が萎んだときに中栓242の軸部が容器内面と接触し、この接触によって生じた亀裂からインクが漏洩する虞れがあった。特に、インクカートリッジ200の着脱動作の際には中栓242が摺動するため亀裂が生じやすく、インク漏洩の危険性がさらに高まってしまう。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、印刷装置への着脱動作を行った場合であっても、中栓によってインク容器を損傷させることのないインクカートリッジを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明に係る第1の態様は、
インク容器を備え、印刷装置に対して着脱されるインクカートリッジにおいて、
前記インク容器の内部と外部を連通させる供給口部と、
前記供給口部を開閉する栓部と、前記栓部から延設される軸部とを有する中栓と、
前記中栓を閉止する方向に付勢する付勢手段と、
前記供給口部に取り付けられ、前記軸部と長手方向が同じである円筒形状であって、その長手方向について前記軸部と摺動可能となるように略中央部分から所定距離だけ前記軸部との間隙を狭めた案内用内径を備え、前記軸部全体を保護する被覆部材と、
を備えることを特徴とする、インクカートリッジである。
本発明に係る第2の態様は、
箱状の外装体と、
前記外装体の内部に収容されるインク容器と、
前記インク容器が収容される前記外装体に挿入された状態で、前記外装体の一端に配置される係合部とを備え、
印刷装置に対して着脱されるインクカートリッジにおいて、
前記インク容器の内部と外部を連通させるとともに、前記係合部に係合される供給口部と、
前記インク容器の内部に設けられて前記供給口部を開閉する栓部と、前記栓部から延設される軸部とを有する中栓と、
前記インク容器の内部に設けられて前記中栓を閉止する方向に付勢する付勢手段と、
前記供給口部に取り付けられ、前記軸部と長手方向が同じである円筒形状であって、その長手方向について前記軸部と摺動可能となるように略中央部分から所定距離だけ前記軸部との間隙を狭めた案内用内径を備え、前記軸部全体を保護する被覆部材と、
を備えるインク供給部が、前記インク容器に設けられていることを特徴とする、インクカートリッジである。
本発明に係る第3の態様は、
インク容器を備え、印刷装置に対して着脱されるインクカートリッジにおいて、
前記インク容器の内部と外部を連通させる供給口部と、
前記供給口部を開閉する栓部と、前記栓部から延設される軸部とを有する中栓と、
前記中栓を閉止する方向に付勢する付勢手段と、
前記供給口部に取り付けられ、前記軸部と長手方向が同じである円筒形状であって、その長手方向について前記軸部と摺動可能となるように略中央部分から所定距離だけ前記軸部との間隙を狭めた案内用内径を備え、前記軸部の少なくとも先端部を保護する被覆部材と、
を備えるインクカートリッジである。
本発明に係る第4の態様は、
箱状の外装体と、
前記外装体の内部に収容されるインク容器と、
前記インク容器が収容される前記外装体に挿入された状態で、前記外装体の一端に配置される係合部とを備え、
印刷装置に対して着脱されるインクカートリッジにおいて、
前記インク容器の内部と外部を連通させるとともに、前記係合部に係合される供給口部と、
前記インク容器の内部に設けられて前記供給口部を開閉する栓部と、前記栓部から延設される軸部とを有する中栓と、
前記インク容器の内部に設けられて前記中栓を閉止する方向に付勢する付勢手段と、
前記供給口部に取り付けられ、前記軸部と長手方向が同じである円筒形状であって、その長手方向について前記軸部と摺動可能となるように略中央部分から所定距離だけ前記軸部との間隙を狭めた案内用内径を備え、前記軸部の少なくとも先端部を保護する被覆部材と、
を備えるインク供給部が、前記インク容器に設けられていることを特徴とする、インクカートリッジである。
本発明に係るインクカートリッジによれば、インク容器の内部と外部を連通させる供給口部には、インクカートリッジの着脱時における摺動の有無に拘わらず中栓の軸部を覆った状態で被覆部材が設けられているため、例えばインク残量が少なくなりインク容器が萎んだときであっても軸部の端部とインク容器の内面とが接触することがなくなる。
これにより、被覆部材は、インク容器を保護する部材として機能するため、従来のインクカートリッジで起こり得たインク容器の損傷によるインク漏洩を未然に防止することができる。
(a)は本発明に係るインクカートリッジを装填するインクジェット印刷装置の構成を示した概略平面図であり、(b)は同装置の概略正面図であり、(c)は同装置の概略側面図である。 (a)は同カートリッジの外観と内部を示す概略透視図であり、(b)は同カートリッジの外観を裏面側からみた概略斜視図である。 (a)は同カートリッジの係合部の正面図であり、(b)は同係合部近傍を部分的に拡大した概略側断面図である。 (a)は同カートリッジを印刷装置に装填する前の状態における係合部近傍の概略断面図であり、(b)は同カートリッジを印刷装置に装填した状態における係合部近傍の概略断面図である。 (a)は係合部の表面となる突当面の裏側からみた概略斜視図であり、(b)は係合部を突当面側からみた概略平面図であり、(c)は係合部を裏面側からみた概略平面図である。 (a)は従来のインクカートリッジの概略透視図であり、(b)は同カートリッジの係合面を部分的に拡大した概略側断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態によって本発明が限定されるものではなく、この形態に基づいて当業者などにより考え得る実施可能な他の形態、実施例及び運用技術などは全て本発明の範疇に含まれるものとする。
なお、本明細書において、添付する各図を参照した以下の説明において、方向乃至位置を示すために上、下、左、右の語を使用した場合、これはユーザが各図を図示の通りに見た場合の上、下、左、右に一致する。
また、本発明に係るインクカートリッジ1を印刷装置100に対して水平に着脱する方向を「着脱方向A」とし、インクカートリッジ1を印刷装置100に挿入して装填させる方向を「装填方向A1」、 インクカートリッジ1を印刷装置100から離脱させ取り外す方向を「離脱方向A2」とする。
さらに、装填方向A1は、インクカートリッジ1に充填されたインクが印刷装置100に流出する方向(以下、「インク流出方向B」という)と同方向となり、インク容器10を外装体20に収容する際に挿入する方向は、離脱方向A2と同方向となる。
[1.印刷装置の全体構成]
図1(a)〜(c)の何れかに示すように、本形態に係るインクカートリッジ1が装填される印刷装置100は、多数のノズルが形成されたインクヘッドを複数備え、それぞれのインクヘッドから異なる色のインクを吐出してライン単位で印刷を行い、搬送ベルトで搬送される被印刷媒体(用紙)上に複数の画像を互いに重なり合うように形成するインクジェット方式のラインカラープリンタを例に説明する。
なお、本形態では、ライン型のインクヘッドが4つ設けられ、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色のインクを各インクヘッドから吐出して画像形成を行うが、インクヘッドの数やインクの色数・種類については特に限定されない。
また、印刷装置100には、該装置を構成する各部を統括的に制御して印刷ジョブに応じた印刷処理を実行させるための制御部110が具備されている。この制御部110によって、上述したインクヘッドによる印刷処理や、搬送機構の駆動制御の他、インクカートリッジ1からのインク供給に関する制御も行う。
さらに、制御部110には、例えば操作キーや表示/入力パネルなどで構成される入力機器からなる設定操作部120が接続されており、この設定操作部120を通じて、ユーザによる指示や設定操作を受け付けることができる。
図1(a)、(c)に示すように、印刷装置100における装置本体100aの上部には、インクカートリッジ1を取り付けるカートリッジ取付機構130が、インクヘッド毎に複数(図中ではインクヘッドの数に合わせて4つ)に設けられている。
また、カートリッジ取付機構130の上方を覆うように上面装置140が配設されている。インクカートリッジ1を装填する際は、この上面装置140下面と印刷装置100の本体の上面との間に水平方向(装填方向A1)に挿入することにより行われる。この上面装置140には、例えば、ADF(auto document feeder)にセットした原稿を搬送に伴い光学的に読み取ってディジタルデータ化する画像読取装置(スキャナ)や、上記設定操作部120が配設される。
さらに、カートリッジ取付機構130には、インクカートリッジ1を印刷装置100に装填した際に、後述する係合部30と嵌合するホルダ部131が設けられている。
図4(a)、(b)に示すように、ホルダ部131は、係合部30に組み付けられる後述するインク供給部13を覆うように該供給部13に設けられた後述する供給部側ジョイント部18と嵌合するホルダ側ジョイント部132を備えている。また、ホルダ側ジョイント部132の内部には、供給部側ジョイント部18との嵌合状態において、インク供給部13に連通してインクを印刷装置100内のインクタンク(図示せず)に流入させるインク経路134が形成されている。
また、ホルダ部131には、係合された状態で供給口部14に挿入され、中栓15を内方に押し込む押圧部133が、離脱方向A2に向けて突設されている。押圧部133は、中栓15の係合受け部15cと当接して中栓15全体を付勢手段16の付勢力に抗して押し込むことにより、インク供給部13の内部と外部が連通してインク経路134との間のインク流出路が開通される。これによって、インク容器10内のインクは、インク流出方向Bに流出することとなる。
[2.インクカートリッジの全体構成]
次に、本発明に係るインクカートリッジ1の構成について説明する。
図2(a)又は(b)に示すように、インクカートリッジ1は、印刷装置100に対する水平方向である着脱方向Aに沿って着脱される略直方体形状をなす細長の筐体である。インクカートリッジ1は、所定のインクが充填される熱可塑性フィルム材料からなるインク容器10と、インク容器10が挿入される外箱である外装体20と、インク容器10の長手方向における一方の端部に設けられ印刷装置100のカートリッジ取付機構130と係合する係合部30とで構成されている。
<2−1.インク容器>
インク容器10は、インクが封入される袋体である。本実施形態では、長方形状の熱可塑性フィルム11を2枚重ね、長手方向の一端に後述するインク供給部13を介在させた状態で、その周囲を熱溶着により接合して形成されている。インク容器10は、外装体20の開口部から挿入し、インク供給部13が組み付けられた係合部30を開口部に嵌合することでインクカートリッジ1として製作される。
また、インク容器10の終端部12は、インク容器10の外装体20に対する挿通方向(離脱方向A2)を含む水平面に平行な一対の面、すなわち印刷装置100へ装填した状態における上面及び下面の上下相互に貼り合わせることによって尖形を形成している。
終端部12における上下面の貼合部分は、熱溶着により直線状をなし、この線状部分はインク流出方向Bの延長線と、フィルムの熱溶着により貼り合わせた終端部12の線とを含む水平面内に位置する。
このように、インク容器10の終端部12が尖形をなすことで、インク容器10内のインク残量が少なくなってきた際に、終端部12の尖形によりインクを流出させるための勾配を確保することができ、インクを残すことなく流出させることができる。また、終端部12の貼合部分を、熱溶着により線状とすることで、確実に終端部12の尖形を維持することができる。さらに、インク容器10の終端部12が尖形をなし、インク容器10を外装体20に挿入した際に、終端部12が外装体20に内に設置した仕切部材22と接触することで、インク容器10を外装体20内部で位置固定させることができる。
また、図2(a)に示すように、インク容器10における装填方向A1側の端部には、印刷装置100に装填された際に容器内に充填されたインクを供給するインク供給部13が取り付けられている。
インク供給部13は、インク容器10を作製する際にフィルム11との間の所定箇所に介在させたまま熱溶着により取り付けられ、この状態で係合部30と係合して組み付けられる。
また、図3(b)に拡大して示すように、インク供給部13は、インク容器10の内部と外部を連通させる供給口部14と、供給口部14の連通を開放又は閉止する中栓15と、中栓15をインク流出方向Bに付勢して供給口部14を閉止する付勢手段16と、インクカートリッジ1の着脱に伴う中栓15の摺動を着脱方向Aに沿ってガイドする被覆部材17とで構成されている。
供給口部14は、インク容器10が外装体20に対して挿入された状態において、係合部30の中央に位置される。供給口部14は、その開口14aが装填方向A1に向けられた状態で係合部30と係合する。
供給口部14は、中栓15が開放する方向に摺動すると開口14aが開放され、インク供給部13の内部と外部が連通される。これにより、インク容器10内のインクがインク流出方向Bに流出可能となる。
また、供給口部14の先端には、インクカートリッジ1を印刷装置100に装填したときに、開口14aとホルダ側ジョイント部との間に僅かな隙間を設けてインクの流出量を一定量に適正化させるための突起部14bが設けられている。本実施形態では、図3(a)に示すように、開口14aの周囲に3つの突起部14bが略等間隔を空けて設けられている。
中栓15は、先端が供給口部14の開口14aと当接してインク容器10の内部と外部との連通を閉止する栓部15aと、栓部15aの後端側(供給口部14と当接する側の端部と反対側の端部)から延設される軸部15bと、栓部15aの先端に設けられ、カートリッジ取付機構130の押圧部133と係合する係合受け部15cと、栓部15aの周囲に嵌め込まれ、開口14aを閉止した際に栓部15aと供給口部14との間の間隙を埋めるOリング15dとで構成されている。
中栓15は、付勢手段16の付勢力によって栓部15aの先端側の面が供給口部14の開口14aと当接して供給口部14を閉止する。また、Oリング15dが栓部15aと供給口部14との間の間隙を埋める。これにより、インク容器10の内部と外部との連通が遮断され、インクが外部に流出されることがない。
本実施形態では、図4(a)に示すように、インクカートリッジ1を印刷装置100に装填する前において、付勢手段16の付勢力により栓部15aが開口14aに向けて押圧されることで、開口14aが塞がれるとともにOリング15dにより栓部15aと供給口部14との間の間隙が埋まり、供給口部14が閉止された状態となる。
また、中栓15は、装填方向A1に沿ってインクカートリッジ1が印刷装置100に装填されたとき、カートリッジ取付機構130の押圧部133と栓部15aとが係合することで付勢手段16の付勢力に抗して離脱方向A2に摺動し、栓部15aが開口14aから離隔する。これにより、インク容器10の内部と外部との連通が開放され、インクがインク流出方向Bに沿って外部に流出可能となる。
本実施形態では、図4(b)に示すように、インクカートリッジ1を印刷装置100に装填した際に、栓部15aの先端に設けられた係合受け部15cが、カートリッジ取付機構130の押圧部133と係合することで栓部15aが付勢手段16の付勢力に抗して押圧され、供給口部14が開放されるようになる。
付勢手段16は、バネやゴムなどの弾性体で構成され、栓部15aの後端側から供給口部14の開口14aを閉止する方向(すなわち、装填方向A1)に付勢する。本実施形態では、付勢手段16としてバネを使用している。
被覆部材17は、先端に付勢手段16を支持する支持部17aと、支持部17aから延設された略円筒形状の被覆部17bとで構成されている。被覆部材17は、支持部17aで付勢手段16を支持するとともに、栓部15aの後方で軸部15aにおける供給口部14から露出した部分(すなわち、図3(b)において、軸部15bの略中央部分から後端)を全て覆った状態で固設されている。
被覆部17bは、中栓15の摺動の有無に拘わらず軸部15aにおける供給口部14から露出した部分を全て覆うように設けられているため、例えばインク残量が少なくなりインク容器10が萎んだときであっても、軸部15bの端部とインク容器10の内面とが接触することがない。これにより、中栓15によってインク容器10が損傷する危険性がなくなるため、ユーザは取り扱いを注意することなくインクカートリッジ1を使用することができる。
また、図3(b)に示すように、被覆部17bは、軸部15bの摺動姿勢が正しく維持されるように、軸部15の略中央部分から所定距離だけ軸部15の間隙を摺動可能な程度まで狭めた内径(案内用内径)としている。これにより、軸部15bは、インクカートリッジ1の着脱時に着脱方向Aに沿って正しい姿勢で摺動される。
さらに、図3(b)に示すように、被覆部17bは、その略中央部分から支持部17aと反対側の終端までの間が、案内用内径よりも所定径だけ大きく形成されている。
軸部15bの摺動時の姿勢を正しく維持するためには、案内用内径の部分を所定長だけ成形する必要がある。しかしながら、この案内用内径は、内面が軸部15bの端部と接触せず、軸部15bをガイドしながらスムーズに摺動するように成形する必要があるため、高い精度が求められ製造コストが嵩むという問題がある。よって、本発明では、被覆部17bにおいて、案内用内径が不要な部分は案内用内径よりも所定径だけ大きくし、案内用内径となる部分を不必要に成形しないことで製造コストを抑制している。
さらに、インク供給部13における供給口部14の周囲には、ホルダ側ジョイント部132と嵌合する凹状の供給部側ジョイント部18が設けられている。この供給部側ジョイント部18は、図4(b)に示すように、インクカートリッジ1が印刷装置100に装填された際に、ホルダ側ジョイント部132の凸状の外縁132aと嵌合される。
<2−2.外装体>
外装体20は、紙製(例えば、段ボール)のシート部材に設定された折り辺を折り曲げて糊代部分を貼り合わせることにより、長手方向における一端が開口され、他端が閉止された、有底の中空直方体をなす箱状に組み立てられる。
本実施形態では、外装体20の開口部がインクカートリッジ1の着脱方向Aを含む水平面に平行となる横辺と、その水平面に垂直となる縦辺との比が、約2対1となる長方形状をなしている。換言とすると、図3(a)に示すように、印刷装置100に対し、インクカートリッジ1が装填方向A1に取り付け操作される際、印刷装置100側となる係合部30を正面とすると、インクカートリッジ1の幅wと、高さhの比が約2対1となっている。
また、外装体20の開口部(カートリッジ装填時における印刷装置100側の開口部)には、印刷装置100側のカートリッジ取付機構130に係合される係合部30が嵌め込まれ、印刷装置100のカートリッジ取付機構130との突当面となっている。
さらに、図2(b)に示すように、外装体20下面には、外装体20の表面を貫通する引き抜き用の凹部21が形成されている。この凹部21は、外装体20の凹部形成箇所に所定の切り込みを入れ、外装体20の部材表面において、切り込まれた部分を内面側に、且つ終端側に向けて折り曲げられることで形成される。
また、外装体20の内部終端には、外装体20内面と、インク容器10の終端部12の尖形外面との間の内部空間の形状を確保する仕切部材22が配置されている。この仕切部材22によって確保される空間は、側断面が三角形となっているとともに、外装体20内部において、凹部21の裏面に対応した位置となっている。
なお、本実施形態において、凹部21形成時に折り曲げられる外装体20の一部は、仕切部材22により確保された内部空間内に位置されるように、外装体20の終端側に向かって折り曲げられるように切り込みが入っている。また、仕切部材22については、例えば終端側を閉止する前に仕切部材22を外装体20の終端に配置されるように挿入して組み込んだ後に閉止すればよい。
このように、インクカートリッジ1において、外装体20内部に仕切部材22と、外装体20の表面に凹部21を備えることで、ユーザがインクカートリッジの着脱操作する際には、外装体20終端の凹部21を掴んで、インクカートリッジを引き出すころができ、インクカートリッジ200の着脱が容易になり作業性が向上される。また、ユーザが凹部21を掴んでインクカートリッジ1を着脱する際に、ユーザの手が直接インク容器10に触れないため、カートリッジ着脱時においてユーザの爪や装飾品などの接触によるインク容器10の損傷を防止することができる。
さらに、インク容器10の外装体20に対する挿入方向と、着脱方向Aと、さらにインク補給時のインク流出方向Bとが同一軸上に位置するため、外装体20に無理な応力が生じず、インク供給部13やホルダ部131などの着脱機構や、外装体20本体が損傷される可能性を低減することができる。
また、図2(a)に示すように、外装体20の天面には、後述するラベル31の端部と重なるように、ラベル剥がし用の切り込み23が形成されている。この切り込み23は、一部が折れ部となり、その他の部分が破断し、外装体20と繋がった状態で外装体20の表面側に形成されている。切り込み23は、ユーザの指によって内方に向けて押し込まれると、ラベル31の一部が接着した状態で外装体20の一部が破断して折れる。
よって、ユーザは、指で切り込み23を外装体20の内方に押し込み、破断した部分を摘んでラベル31と外装体20とを引き剥がすことで、ラベル31が破断した外装体20の一部と一緒に剥がせるため、分別作業を簡易的に行うことができる。
<2−3.係合部>
係合部30は、樹脂又は金属などの硬質材料で形成され、ホルダ部131との突当面30aが装填方向A1に向けられ、インクカートリッジ1を印刷装置100に装填した際に、ホルダ部131と係合される着脱機構として機能する。また、係合部30は、外装体20の開口部と嵌合するため、該開口部の寸法と略同等の大きさで成形されている。
図2(a)、(b)に示すように、係合部30は、外装体20の開口部に嵌合した後、裏面に粘着性を有するシール状のラベル31(例えばフィルム法合成紙のように合成樹脂を主成分とする合成紙の裏面に接着剤を塗布したシート物)で貼り付け固定される。このラベル31は、外装体20に係合部30を嵌合させた状態で、外装体20の開口部側面から、係合部30の突当面30aを経て、反対側の開口部側面に渡って巻き回されることにより、係合部30を外装体20に組み付け固定する。
また、図5(a)、(c)に示すように、ホルダ部131と突き当たる係合部30における突当面30aの裏面側周縁には嵌合リブ32が立設されている。この嵌合リブ32は、外装体20の開口部に嵌合するときのガイドの役目と、嵌合後の外装体20からの抜け防止の役目を担っている。
さらに、図5(b)に示すように、係合部30の中央部上下には、印刷装置100側に設けられた把持手段(図示せず)によって把持されるように嵌合される嵌合部33が形成されている。この嵌合部33には、三角形状の凸部が配列されており、印刷装置100のホルダ部131に設けられた把持手段に嵌合するようになっている。この把持手段は、上下一対の凹部を弾性力により挟み込むようにして把持する機構を有しており、この把持手段の間に嵌合部33の凸部を、把持手段の凹部間に押し込むことによって、嵌合部33がクリック感を伴って嵌合するようになっている。
また、係合部30の上部には、一対の遮蔽凸部34が突設されている。この遮蔽凸部34は、カートリッジ取り付けの際に、上下を誤らないようにするために、一方の端縁にのみに設けられている。遮蔽凸部34は、印刷装置100に嵌合された際には、印刷装置100側に設けられた図示しない取付検知センサに検知されるようになっている。
具体的には、取付検知センサは、投受光センサのような光学センサであり、受光が遮断されることにより、その遮蔽物の存在を検知する。遮蔽凸部34は、取り付け時に取付検知センサに接近され、センサの受光を遮断することにより、その取り付けが検出される。
さらに、図5(c)に示すように、係合部30の裏面側に形成された貼着領域Dには、印刷装置100側に設けられた非接触通信部(図示せず)と近距離無線通信を行う通信タグ35が貼り付けられている。
通信タグ35は、例えばRFID(Radio Frequency identification)タグで構成され、非接触通信部から受信される電波により内部電力を発生させ、その電力によりメモリに対するデータの読み出し及び書込みを行うとともに、アンテナを通じて、データの送受信を行う。本実施形態において、このメモリには、カートリッジのインクの色や水性・油性の種別、着脱回数などが記憶され、カートリッジ取付機構130に装填が検知されると、非接触通信部との通信を開始し、自機が記憶するデータを送信する。
貼着領域Dは、貼着される通信タグ35の形状に合わせて成形されている。すなわち、貼着領域Dは、後述する通信タグ35の弦と当接して通信タグ35を貼着する際の位置決めとなる位置決め辺Daと、通信タグ35の円弧と当接する円弧部Dbとを有する蒲鉾形状をなしている。本実施形態において、位置決め辺Daは、図5(c)に示すように、係合部30の左側端部に設けられた嵌合リブ32の基端と接した状態で形成されている。これにより、位置決め辺Daに通信タグ35の弦を位置合わせした状態で貼着すれば、通信タグ35を貼着領域Dの適切な位置に貼着することができる。
また、貼着領域Dには、インクカートリッジ1を廃棄する際に、係合部30と通信タグ36との分別作業を容易に行うため、貼着した通信タグを突当面30a側から棒状部材を挿入して通信タグ36の接着面側から一部を剥がし浮かせるためのタグ剥がし孔36が形成されている。ユーザは、係合部30の突当面30a側からタグ剥がし孔36に対してドライバーのような棒状部材を挿入することで、貼着領域Dに貼着された通信タグ35の一部を剥がして浮き上がった部分を容易に摘むことができる。
以上説明したように、上述したインクカートリッジ1によれば、インク供給部13における中栓15の軸部15bを保護する被覆部材17が、インクカートリッジ1の着脱時における摺動の有無を問わず、常に軸部15bを覆った状態で保護するように設けられているため、例えばインク残量が少なくなりインク容器が萎んだときであっても軸部15bの端部とインク容器10の内面とが接触することがない。これにより、被覆部材17は、インク容器10を保護する部材として機能するため、従来のインクカートリッジで起こり得たインク容器10の損傷によるインク漏洩を未然に防止することができる。
また、被覆部材17の被覆部17bの内径は、軸部15bの摺動時の姿勢を維持するために必要な案内用内径部分を所定長だけ設け、それ以外の内径は案内用内径よりも径を大きくしているため、製造コストを抑えつつ、中栓15の摺動時の姿勢を正しく維持した状態でガイドすることができる。
1…インクカートリッジ
10…インク容器
11…熱可塑性フィルム
12…終端部
13…インク供給部
14…供給口部(14a…開口、14b…突起部)
15…中栓(15a…栓部、15b…軸部、15c…係合受け部、15d…Oリング) 16…付勢手段
17…被覆部材(17a…支持部、17b…被覆部)
18…供給部側ジョイント部
20…外装体
21…凹部
22…仕切部材
23…切り込み
30…係合部(30a…突当面)
31…ラベル
32…嵌合リブ
33…嵌合部
34…遮蔽凸部
35…通信タグ
36…タグ剥がし孔
100…印刷装置(100a…装置本体)
110…制御部
120…設定操作部
130…カートリッジ取付機構
131…ホルダ部
132…ホルダ側ジョイント部(132a…外縁)
133…押圧部
134…インク経路
140…上面装置
A…着脱方向(A1…装填方向、A2…離脱方向)
B…インク流出方向
200…従来のインクカートリッジ
210…液体収納容器
220…係合面
230…外装体
240…インク供給口
241…ジョイント部
242…中栓
300…カートリッジ取付機構
310…ホルダ部
311…挿入軸
320…インク経路

Claims (4)

  1. ンク容器を備え、印刷装置に対して着脱されるインクカートリッジにおいて、
    前記インク容器の内部と外部を連通させる供給口部と
    記供給口部を開閉する栓部と、前記栓部から延設される軸部とを有する中栓と
    記中栓を閉止する方向に付勢する付勢手段と、
    前記供給口部に取り付けられ、前記軸部と長手方向が同じである円筒形状であって、その長手方向について前記軸部と摺動可能となるように略中央部分から所定距離だけ前記軸部との間隙を狭めた案内用内径を備え、前記軸部全体を保護する被覆部材と、
    を備えるインクカートリッジ。
  2. 箱状の外装体と、
    前記外装体の内部に収容されるインク容器と、
    前記インク容器が収容される前記外装体に挿入された状態で、前記外装体の一端に配置される係合部とを備え、
    印刷装置に対して着脱されるインクカートリッジにおいて、
    前記インク容器の内部と外部を連通させるとともに、前記係合部に係合される供給口部と、
    前記インク容器の内部に設けられて前記供給口部を開閉する栓部と、前記栓部から延設される軸部とを有する中栓と、
    前記インク容器の内部に設けられて前記中栓を閉止する方向に付勢する付勢手段と、
    前記供給口部に取り付けられ、前記軸部と長手方向が同じである円筒形状であって、その長手方向について前記軸部と摺動可能となるように略中央部分から所定距離だけ前記軸部との間隙を狭めた案内用内径を備え、前記軸部全体を保護する被覆部材と、
    を備えるインク供給部が、前記インク容器に設けられていることを特徴とするインクカートリッジ。
  3. インク容器を備え、印刷装置に対して着脱されるインクカートリッジにおいて、
    前記インク容器の内部と外部を連通させる供給口部と、
    前記供給口部を開閉する栓部と、前記栓部から延設される軸部とを有する中栓と、
    前記中栓を閉止する方向に付勢する付勢手段と、
    前記供給口部に取り付けられ、前記軸部と長手方向が同じである円筒形状であって、その長手方向について前記軸部と摺動可能となるように略中央部分から所定距離だけ前記軸部との間隙を狭めた案内用内径を備え、前記軸部の少なくとも先端部を保護する被覆部材と、
    を備えるインクカートリッジ。
  4. 箱状の外装体と、
    前記外装体の内部に収容されるインク容器と、
    前記インク容器が収容される前記外装体に挿入された状態で、前記外装体の一端に配置される係合部とを備え、
    印刷装置に対して着脱されるインクカートリッジにおいて、
    前記インク容器の内部と外部を連通させるとともに、前記係合部に係合される供給口部と、
    前記インク容器の内部に設けられて前記供給口部を開閉する栓部と、前記栓部から延設される軸部とを有する中栓と、
    前記インク容器の内部に設けられて前記中栓を閉止する方向に付勢する付勢手段と、
    前記供給口部に取り付けられ、前記軸部と長手方向が同じである円筒形状であって、その長手方向について前記軸部と摺動可能となるように略中央部分から所定距離だけ前記軸部との間隙を狭めた案内用内径を備え、前記軸部の少なくとも先端部を保護する被覆部材と、
    を備えるインク供給部が、前記インク容器に設けられていることを特徴とするインクカートリッジ。
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