JP6733377B2 - ロータコアの製造方法 - Google Patents

ロータコアの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6733377B2
JP6733377B2 JP2016136302A JP2016136302A JP6733377B2 JP 6733377 B2 JP6733377 B2 JP 6733377B2 JP 2016136302 A JP2016136302 A JP 2016136302A JP 2016136302 A JP2016136302 A JP 2016136302A JP 6733377 B2 JP6733377 B2 JP 6733377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
plate
punching
planned
shaped member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016136302A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018007530A (ja
Inventor
利典 大河内
利典 大河内
貴浩 塚本
貴浩 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2016136302A priority Critical patent/JP6733377B2/ja
Publication of JP2018007530A publication Critical patent/JP2018007530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6733377B2 publication Critical patent/JP6733377B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、長尺な帯状の板状部材から複数のコアプレートを打ち抜く打ち抜き工程を行った後、複数のコアプレートを積層してロータコアを形成する積層工程を行うロータコアの製造方法であって、ロータコアの寸法及び形状の精度の向上に関する。
従来から回転電機ロータを製造する場合に、長尺な帯状の電磁鋼板等の板状部材から打ち抜きにより複数のコアプレートを形成する打ち抜き工程を行った後、複数のコアプレートを積層する積層工程により積層型のロータコアを形成することが行われている。
特許文献1には、ロータコアの製造方法において、板状部材に相当する磁性鉄板から、内周側端部に2つのキー要素が向かい合うように形成された複数の円環状のコアプレートを打ち抜いた後、複数のコアプレートを積層してロータコアを形成することが記載されている。このとき、複数のコアプレートをそれぞれ積層して形成した複数のコアブロックが、180度転積した状態で積層されることにより、ロータコアが形成される。この場合、複数のキー要素が軸方向に積層されて、ロータコアの内周面から突出するキーを形成する。
特開2011−10389号公報
特許文献1に記載された製造方法のように、複数のコアブロックを転積して積層する場合には、ロータコアの寸法及び形状の精度をある程度高くできる可能性はある。しかしながら、打ち抜き前の磁性鉄板のすべてのコアプレートの打ち抜き予定部において、周方向の位相を同じとし、2つのキー要素の予定部の並ぶ方向を鉄板の送り方向との関係で同じとする場合には、転積角度は180度の大きい角度のみとなる。このように転積角度が大きい場合には、ロータコアの寸法及び形状の精度向上を図る面から改良の余地がある。
本発明の目的は、ロータコアの製造方法において、コアプレートを積層して形成するロータコアの寸法及び形状の精度を向上させることである。
本発明に係るロータコアの製造方法は、長尺な帯状の板状部材から、内周側端部に2つのキー要素が向かい合うように形成された複数のコアプレートを打ち抜く打ち抜き工程を行った後、前記複数のコアプレートを積層してロータコアを形成する積層工程を行い、前記ロータコアにおいて、積層された前記キー要素が内周面から突出するキーを形成するロータコアの製造方法であって、前記板状部材は、打ち抜き時の前記板状部材の送り方向に対し直交する方向に複数列の前記コアプレートの打ち抜き予定部が配置され、前記複数列の打ち抜き予定部の間では、前記コアプレートの前記2つのキー要素の予定部を結ぶ方向と前記送り方向とのなす角度が異なり、前記積層工程は、前記複数列の打ち抜き予定部から形成された複数組の前記コアプレートを、前記複数組の間で180度より小さい所定角度で転積して積層する。
本発明に係るロータコアの製造方法によれば、コアプレートを積層して形成するロータコアの寸法及び形状の精度を向上できる。
本発明に係る実施形態の製造方法で製造するロータコアの軸方向一方側から見た図である。 実施形態の製造方法でロータコアを製造する場合において、板状部材からコアプレートを打ち抜きによって形成する場合における打ち抜き予定部を示す図である。 図1のロータコアを外径側から見た図であり、図2に示した第1列の打ち抜き予定部から形成された第1コアプレート群(A1)と、第2列の打ち抜き予定部から形成された第2コアプレート群(A2)とを用いて4組のコアプレートを90度ずつ転積して積層したことを示す図である。 本発明に係る実施形態の別例の製造方法でロータコアを製造する場合において、板状部材から打ち抜きによってコアプレートを形成する場合における打ち抜き予定部を示す図である。 実施形態の別例において、図4に示した第1列の打ち抜き予定部から形成された第1コアプレート群(B1)と、第2列の打ち抜き予定部から形成された第2コアプレート群(B2)と、第3列の打ち抜き予定部から形成された第3コアプレート群(B3)とを用いて3組のコアプレートを120度ずつ転積して積層したことを示している、図3に対応する図である。 図5で用いた第1〜第3コアプレート群(B1〜B3)を用いて6組のコアプレートを60度ずつ転積して積層したことを示している、図3に対応する図である。 本発明に係る実施形態の別例の製造方法でロータコアを製造する場合において、板状部材から打ち抜きによってコアプレートを形成する場合における打ち抜き予定部を示す図である。 実施形態の別例の製造方法でロータコアを製造する場合において、図7に示した第1列〜第n列の打ち抜き予定部から形成されたコアプレート群(C1〜Cn)を用いて(n×m)組のコアプレートを所定角度ずつ転積して積層したことを示している、図3に対応する図である。 図8で用いた複数のコアプレート群(C1〜Cn)を用いて、(n×m)組のコアプレートを転積して積層した場合において、列数、隣の列に対する打ち抜き予定部におけるキー要素予定部の位相差、転積角度、及び組数の関係を示している図である。 図8で用いた複数のコアプレート群(C1〜Cn)を用いて(n×2×m)組のコアプレートを所定角度ずつ転積して積層したことを示している、図3に対応する図である。 図8で用いた複数のコアプレート群(C1〜Cn)を用いて、(n×2×m)組のコアプレートを転積して積層した場合において、列数、隣の列に対する打ち抜き予定部におけるキー要素予定部の位相差、転積角度、及び組数の関係を示している図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。以下で説明する形状、材料、及び個数は、説明のための例示であって、ロータコアの仕様に応じて適宜変更することができる。以下において複数の実施形態や、変形例などが含まれる場合、それらを適宜組み合わせて実施することができる。以下ではすべての図面において同等の要素には同一の符号を付して説明する。また、本文中の説明においては、必要に応じてそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
まず、実施形態の製造方法で製造する回転電機用積層鉄芯であるロータコア10を説明し、その後、ロータコア10の製造方法を説明する。図1は、実施形態の製造方法で製造するロータコア10の軸方向一方側から見た図である。
ロータコア10は、回転電機を形成するために用いられる。回転電機は、ハイブリッド車両を駆動するモータとして、または、発電機として、または、その両方の機能を有するモータジェネレータとして用いられる。例えば、回転電機は、3相交流電流で駆動する磁石付の同期モータである。回転電機は、ロータの径方向外側にステータを対向配置することにより形成される。ロータは、ロータコア10の周方向複数位置に形成された磁石挿入孔12に磁石(図示せず)を配置することにより形成される。
ロータコア10は、円筒状の部材であり、複数の鉄芯構成片であるコアプレート20を積層することにより形成される。ロータの使用時には、ロータコア10の中心部に形成された軸孔14に回転軸(図示せず)が挿入されて固定される。このとき、軸孔14の内周面には、2つのキー16が軸孔14の直径方向に向かい合うように形成される。回転軸の外周面の180度位相が異なる2つの位置には、軸方向に伸びるキー溝が形成されており、軸孔14の2つのキー16がキー溝に係合される。これにより、回転軸とロータコア10との相対回転が阻止される。
コアプレート20は円板状であり、その中心部には、軸孔14を構成する軸孔要素22が形成される。軸孔要素22の内周側端部には、2つのキー要素24のみが軸孔要素22の内周縁から突出して直径方向に向かい合うように形成される。複数のコアプレート20が積層された状態で複数のキー要素24が積層されることにより、軸孔14の内周面から突出するキー16が形成される。
また、コアプレート20の外周付近において、周方向複数位置には磁石挿入孔12を形成する磁石孔30が形成される。磁石孔30は、コアプレート20の周方向に隣り合う2つを1組として、各組の磁石孔30で外径側に開いたV字形を形成する。コアプレート20の積層時には、複数の磁石孔30が軸方向に接続されて磁石挿入孔12が形成される。
コアプレート20は、例えば厚みが0.5mm以下の薄板の鋼板である板状部材32(図2)を略環状に打ち抜くことにより形成される。コアプレート20は、その打ち抜きによって中心部の軸孔要素22とその周囲の複数の磁石孔30とを有する。ロータコア10は、予め設定された所定枚数の複数のコアプレート20を積層して形成される。一方、コアプレートが打ち抜かれる板状部材32は、圧延等により、送り方向に対して直交する方向である幅方向等の方向について厚みの不均一が生じている場合がある。これにより、板状部材32において、各コアプレート20の打ち抜き予定部の周方向の位相を同じとした場合には、打ち抜かれた複数のコアプレート20を、周方向の位相を変えないで積層した場合に、ロータコアの周方向のアンバランスが生じる可能性がある。また、ロータコアの端面に対する外周面の直角度、または両端面の平行度等を高くできず、ロータコアの形状及び寸法の精度が低下する可能性がある。実施形態では、このような不都合をなくすために、後述するように、鋼板等の板状部材において、コアプレート20の打ち抜き予定部のキー要素予定部を結ぶ方向と送り方向とのなす角度が異なるように複数列の打ち抜き予定部を配置する。
図2、図3を用いてロータコア10の製造方法を説明する。図2は、ロータコア10を製造する場合において、長尺な帯状の板状部材32からロータコアを構成するコアプレート20を打ち抜きによって形成する場合における打ち抜き予定部34,35を示す図である。図3は、ロータコア10を外径側から見た図であり、第1コアプレート群(A1)と第2コアプレート群(A2)とを用いて4組のコアプレート20を90度ずつ転積して積層したことを示す図である。
ロータコア10の製造方法は、打ち抜き工程及び積層工程を有する。打ち抜き工程では、ロール状に巻かれた状態から引き出された長尺な帯状の電磁鋼板等の板状部材32において、打ち抜き加工装置(図示せず)によって打ち抜き加工を行う。これによって、複数のコアプレート20を形成する。積層工程では、打ち抜きによって形成された複数のコアプレート20を図3のように4組で積層してロータコア10を形成する。
図2を用いて打ち抜き工程を説明する。板状部材32では、送り方向αに対し直交する幅方向(図2の左右方向)に2列で、千鳥配置状に打ち抜いて、複数のコアプレート20を形成する。図2では、板状部材32において、コアプレート20(図1)の打ち抜き予定部34,35を砂地で示している。このように千鳥配置状に打ち抜き予定部34,35を配置することにより、板状部材32において、打ち抜き後の残りの部分を少なくできる。
第1列の打ち抜き予定部34と第2列の打ち抜き予定部35との間では、キー要素24の予定部である2つのキー要素予定部40を結ぶ方向P1,P2が異なっている。2つのキー要素予定部40を結ぶ方向P1,P2は、2つのキー要素予定部40が向かい合う方向と一致する。具体的には、第1列では、各打ち抜き予定部34で2つのキー要素予定部40を結ぶ方向P1が、板状部材32の送り方向αに対し直交する幅方向(図2の左右方向)である。一方、第2列では、各打ち抜き予定部35で2つのキー要素予定部40を結ぶ方向P2が、板状部材32の送り方向αと平行な方向(図2の上下方向)である。これによって、第1列及び第2列の打ち抜き予定部34,35の間では、複数のコアプレート20それぞれの2つのキー要素予定部40を結ぶ方向P1,P2と、板状部材32の送り方向αとのなす角度が異なる。より具体的には、第1列についてキー要素予定部40を結ぶ方向P1と送り方向αとのなす角度は90度であり、第2列についてキー要素予定部40を結ぶ方向P2と送り方向αとのなす角度は0である。このように板状部材32に打ち抜き予定部34,35が配置されることにより、後述の積層工程でコアプレートを転積するときの転積角度を180度より小さくできる。これにより、板状部材32を圧延により形成し、その際に板状部材32の幅方向等の方向により厚みに不均一が生じている場合でも、コアプレート20の積層によって形成されたロータコアの形状及び寸法の精度を向上できる。
打ち抜き工程では、アンコイラ(図示せず)に支持されたロール状の板状部材32から平板状に引き出された部分が、打ち抜き加工装置に、送り方向αに送られる。そして、打ち抜き加工装置では板状部材32の2列の打ち抜き予定部34,35を加工パンチで、送り方向αの前側から後側に順に打ち抜くことにより、複数のコアプレート20が形成される。このとき、第1列と第2列とで打ち抜き予定部34,35の周方向の位相が異なっているので、第1列及び第2列で打ち抜きに用いる加工パンチの打ち抜き部の周方向の位相も異なる。
そして、図3に示すように、積層工程では、打ち抜き工程で形成された複数のコアプレート20を積層して、積層鉄芯であるロータコア10を形成する。このとき、複数のコアプレート20は、同数ずつ、第1組、第2組、第3組、第4組の4つの組に分けて、順に積層する。このとき、第1組及び第3組は、それぞれ図2に示した第1列の打ち抜き予定部34から形成された第1コアプレート群(A1)を積層して形成する。また、第2組及び第4組は、それぞれ図2に示した第2列の打ち抜き予定部35から形成された第2コアプレート群(A2)を積層して形成する。このとき、各組の複数のコアプレート20では、打ち抜き前の板状部材32に対して、打ち抜き予定部34,35におけるキー要素予定部40の周方向位置及び厚み方向を同じにして積層する。
そして、第2組は、積層された第2コアプレート群(A2)を、第1組の軸方向一方側(図3の上側)に、所定角度である90度転積して積層する。具体的には、図2に示すように打ち抜き前の板状部材32の厚み方向について一方側から見た場合において、第1組のコアプレート20に対し90度同じ方向に回転させた転積の状態で、第2組のコアプレート20を、第1組の軸方向一方側に積層する。このとき、板状部材32において第1組と第2組とのキー要素予定部40の周方向位置が90度異なっているので、上記のように90度転積させた状態で、第1組と第2組とではキー要素24の周方向の位相が一致する。
また、第3組は、積層された第1コアプレート群(A1)を、第2組の軸方向一方側(図3の上側)に、所定角度である90度転積して積層する。具体的には、打ち抜き前の板状部材32の厚み方向について一方側から見た場合において、第1組のコアプレート20に対し180度回転させた転積の状態で、第3組のコアプレート20を、第2組の軸方向一方側に積層する。これにより、第3組は、第2組に対し90度転積された状態で積層される。
さらに、第4組は、積層された第2コアプレート群(A2)を、第3組の軸方向一方側(図3の上側)に、所定角度である90度転積して積層する。具体的には、打ち抜き前の板状部材32の厚み方向について一方側から見た場合において、第2組のコアプレート20に対し180度回転させた転積の状態で第4組のコアプレート20を、第3組の軸方向一方側に積層する。これにより、第4組は、第3組に対し90度転積された状態で積層される。
このように4組のコアプレート20が積層されることにより、ロータコア10が形成される。ロータコア10では、中心部の軸孔14に回転軸が挿通されて固定される。このとき、回転軸の外周面の180度位相が異なる位置に形成された2つのキー溝には、ロータコア10の内周面に形成されたキー16(図1)が係合される。これにより、回転軸に対してロータコアの回転が阻止される。なお、ロータコアの軸孔14に回転軸が挿通された状態で、回転軸の両側に配置された2つのエンドプレートによりロータコアを挟み、その状態で、回転軸に各エンドプレートが圧入嵌合により固定されてもよい。
上記のロータコア10の製造方法によれば、コアプレート20にキー要素24が2つのみ形成される構成で、コアプレート20の積層工程において、転積するときの転積角度を180度より小さい90度とすることができる。これにより、板状部材32を圧延により形成し、その際に板状部材32の幅方向等の方向において厚みに不均一が生じている場合でも、複数のコアプレート20の厚みの周方向についての偏りを抑制できる。このため、ロータコアの形状及び寸法の精度を向上できる。また、送り方向αに対し直交する方向に周方向の位相が異なる2列の打ち抜き予定部34,35が配置されることにより、2列の打ち抜き予定部を打ち抜く打ち抜き加工装置の2つの打ち抜き部の間では、周方向の位相を変えるだけでよい。
一方、比較例として、板状部材に配置する2列の打ち抜き予定部の間で、各コアプレートの2つのキー要素の予定部を結ぶ方向と板状部材の送り方向とのなす角度を同じとすることが考えられる。このような比較例では、打ち抜きによって形成された複数のコアプレートを転積する場合に2つのキー要素の配置位置に応じて、転積角度が180度だけとなる。このような比較例では、ロータコアにおける転積角度が大きくなるので、複数のコアプレートの厚みの偏りの抑制効果が低い。このため、ロータコアの形状及び寸法の精度向上の面から改良の余地がある。
また、別の比較例として、コアプレートの内周側端部において、90度位相が異なる4つの位置にキー要素を形成することも考えられる。この比較例では、複数のコアプレートの複数の組で90度ずつ転積させて積層することにより、ロータコアの形状及び寸法の精度向上を図れる可能性はある。しかしながら、この構成では、4つのキー要素に合わせて回転軸に4つのキー溝を形成する必要がある。これにより、ロータコアの製造コストが大幅に増大する可能性がある。
また、別の比較例として、板状部材において、各コアプレートの打ち抜き予定部にキー要素の予定部を4つ配置した上で、打ち抜き工程後に、各コアプレートの4つのキー要素のうち、2つのキー要素を切り落とす構成も考えられる。この構成では、コアプレートの内周端部の残りの2つのキー要素に応じて、回転軸に形成するキー溝を2つのみとできる。しかしながら、打ち抜き工程後にキー要素を切り落とすために打ち抜き加工装置にプレスのステージを増やす必要があるので、やはりロータコアの製造コストが大幅に増大する原因となる。また、打ち抜き加工装置にキー要素の切り落としステージを設けず、複数のコアプレートを積層した状態で4つのキー要素から形成される4つのキーのうち、2つのキーを切り落とすことも考えられる。しかしながら、この構成では、切り落とし時のキーの積層方向長さが大きくなるので切り落とし作業が困難である。
実施形態によれば、各コアプレート20においてキー要素を増やしたり、製造コストを大幅に増大させることなく、積層時の転積角度を小さくできるので、効果的にロータコアの形状及び寸法の精度を向上できる。
なお、上記の実施形態では、板状部材32の第1列及び第2列の間で、キー要素の予定部を結ぶ方向が90度異なる関係にあればよく、送り方向αと、各打ち抜き予定部でのキー要素予定部を結ぶ方向との関係が図2の状態となることには限定しない。例えば、板状部材32において、各打ち抜き予定部での2つのキー要素予定部を結ぶ方向が、板状部材32の送り方向αに対し、第1列及び第2列の間で異なる方向に、45度ずつ傾斜していてもよい。
図4は、実施形態の別例の製造方法でロータコアを製造する場合において、板状部材32から打ち抜きによってコアプレート20を形成する場合における打ち抜き予定部36,37,38を示す図である。図4に示す構成では、打ち抜き前の板状部材32において、幅方向(図4の左右方向)に第1列、第2列、第3列の3列の打ち抜き予定部36,37,38が配置される。また、各打ち抜き予定部36,37,38における2つのキー要素予定部40を結ぶ方向は、第1列、第2列及び第3列の間で異なっている。具体的には、第1列(B1)では、各打ち抜き予定部36で2つのキー要素予定部40を結ぶ方向Q1が、板状部材32の送り方向αと平行な方向(図4の上下方向)である。一方、第2列(B2)では、各打ち抜き予定部37で2つのキー要素予定部40を結ぶ方向Q2が、図4のように板状部材32の厚み方向一方側から見た場合に送り方向αに対し120度傾斜している。また、第3列(B3)では、各打ち抜き予定部38で2つのキー要素予定部40を結ぶ方向Q3が、図4のように板状部材32の厚み方向一方側から見た場合に送り方向αに対し60度傾斜している。図4では、第2列、第3列で、板状部材32を厚み方向一方側から見た場合に、2つのキー要素予定部40を結ぶ方向Q2,Q3が送り方向αの前側に見て右側でなす角度を、120°、60°とそれぞれ示している。
そして、打ち抜き工程では、板状部材32の各列の打ち抜き予定部36,37,38を打ち抜いて複数のコアプレート20を形成する。次に積層工程では、図5に示すように、複数のコアプレート20を同数ずつ、第1組、第2組、第3組の3つの組に分けて、順に積層する。このとき、第1組では第1コアプレート群(B1)を積層し、第2組では第2コアプレート群(B2)を積層し、第3組では第3コアプレート群(B3)を積層する。また、積層工程では、第1組、第2組及び第3組組の間で120度ずつ転積した状態で積層する。図5は、実施形態の別例において、第1コアプレート群(B1)と、第2コアプレート群(B2)と、第3コアプレート群(B3)とを用いて3組のコアプレート20を120度ずつ転積して積層したことを示している、図3に対応する図である。第1コアプレート群(B1)は、図4に示した第1列の打ち抜き予定部36から形成された複数のコアプレートである。第2コアプレート群(B2)は、図4に示した第2列の打ち抜き予定部37から形成された複数のコアプレートである。第3コアプレート群(B3)は、図4に示した第3列の打ち抜き予定部38から形成された複数のコアプレートである。
積層工程では、第2組は、積層された第2コアプレート群(B2)を、第1組の軸方向一方側(図5の上側)に、所定角度である120度転積して積層する。具体的には、打ち抜き前の板状部材32の厚み方向について一方側から見た場合において、第2組の複数のコアプレート20を、第1組のコアプレート20に対し120度回転させた転積状態で、第1組の軸方向一方側(図5の上側)に積層する。
また、第3組は、積層された第3コアプレート群(B3)を、第2組の軸方向一方側(図5の上側)に、所定角度である120度転積して積層する。具体的には、打ち抜き前の板状部材32の厚み方向について一方側から見た場合において、第3組のコアプレート20を、第2組のコアプレート20に対し120度回転させた転積状態で、第2組の軸方向一方側(図5の上側)に積層する。このように3組のコアプレート20が積層されることによりロータコア10が形成される。
図4、図5の製造方法によれば、コアプレート20にキー要素24が2つのみ形成される構成で、積層工程において転積するときの転積角度を180度より小さい120度とすることができる。これにより、図1から図3の製造方法における転積角度(90度)より転積角度は大きくなるが、転積角度を180度とする構成に比べて、ロータコアの形状及び寸法の精度を向上できる。その他の構成及び作用は、図1から図3の構成と同様である。
図6は、図5で用いた第1〜第3コアプレート群(B1〜B3)を用いて6組のコアプレート20を60度ずつ転積した状態で積層したことを示している、図3に対応する図である。このとき、図4で示すように板状部材32を厚み方向一方側から見た場合において、第2コアプレート群(B2)は、それぞれ時計回りに60度回転させることにより第1コアプレート群(B1)と周方向の位相を一致させることができる。同様に、第3コアプレート群(B3)は、それぞれ時計回りに120度回転させることにより第1コアプレート群と周方向の位相を一致させることができる。このため、第3コアプレート群(B3)のコアプレートは、第2コアプレート群(B2)のコアプレートに対し、板状部材の厚み方向一方側から見た場合において時計回りに60度回転して周方向の位相が一致する。また、第1〜第3コアプレート群は、それぞれ180度回転させた場合に、それぞれ同じコアプレート群と周方向の位相が一致する。図6に示す構成は、この関係を用いて、第1〜第3コアプレート群(B1〜B3)のそれぞれを2組ずつ、合計6組を用いて60度ずつ転積して積層する。
具体的には、積層工程では、図6に示すように、第1組及び第4組において、板状部材32の第1列の打ち抜き予定部36から形成された複数のコアプレート20からなる第1コアプレート群(B1)が積層される。また、第2組及び第5組では、第2列の打ち抜き予定部37から形成された複数のコアプレート20からなる第2コアプレート群(B2)が積層される。また、第3組及び第6組では、第3列の打ち抜き予定部38から形成された複数のコアプレート20からなる第3コアプレート群(B3)が積層される。
第2組は、積層された第2コアプレート群(B2)を、第1組の軸方向一方側(図6の上側)に、60度転積して積層する。具体的には、打ち抜き前の板状部材32の厚み方向一方側から見た場合において、第2組の複数のコアプレート20を、第1組のコアプレート20に対し60度回転させた転積状態で、第1組の軸方向一方側に積層する。
また、第3組は、積層された第3コアプレート群(B3)を、第2組の軸方向一方側(図6の上側)に、60度転積して積層する。具体的には、打ち抜き前の板状部材32の厚み方向一方側から見た場合において、第3組のコアプレート20を、第2組のコアプレート20に対し60度回転させた転積状態で、第2組の軸方向一方側に積層する。
また、第4組は、積層された第1コアプレート群(B1)を、第1組のコアプレート20に対し180度転積させた状態で第3組の軸方向一方側に積層する。第5組は、積層された第2コアプレート群(B2)を、第2組のコアプレート20に対し180度転積させた状態で第4組の軸方向一方側に積層する。さらに、第6組は、積層された第3コアプレート群(B3)を、第3組のコアプレート20に対し180度転積させた状態で第5組の軸方向一方側に積層する。このように6組のコアプレート20が積層されることにより、各組の間で60度ずつ転積されたロータコア10が形成される。
図6の製造方法によれば、積層工程において転積するときの転積角度を図5の構成の120度より小さい60度とすることができる。これにより、図4、図5の製造方法に比べて、ロータコアの形状及び寸法の精度を高くできる。その他の構成及び作用は、図1から図3の構成、または図4、図5の構成と同様である。
なお、図4〜図6の構成では、板状部材32の第1列、第2列及び第3列の間で、キー要素予定部40を結ぶ方向が120度または60度で異なる関係にあればよい。送り方向αと各打ち抜き予定部でのキー要素予定部を結ぶ方向との関係が図4の状態となることには限定しない。
図7は、実施形態の別例の製造方法でロータコアを製造する場合において、板状部材32から打ち抜きによってコアプレート20を形成する場合における打ち抜き予定部36,39を示す図である。図8は、図7に示した板状部材32の複数の打ち抜き予定部36,39から形成されたコアプレート群(C1〜Cn)を用いて(n×m)組のコアプレートを所定角度ずつ転積して積層したことを示している、図3に対応する図である。
図7、図8に示す別例では、(n×m)組のコアプレート20を積層することによりロータコアを形成する。後述の図9の表で示すように、nは、5,6,9,10,12のいずれか1つである。また、mは自然数のいずれかである。図7では、第2列〜第n列におけるキー要素予定部の位置及び形状の図示を省略している。
図8に示すようにロータコア10は、図7に示す板状部材32を打ち抜くことによって形成された複数のコアプレート20を列数nとmの値とに応じた(n×m)組に分けて、第1組〜第(n×m)組に順に積層することにより形成される。このとき、nの値に応じて、板状部材32の打ち抜き予定部36,39において、隣の列の打ち抜き予定部に対するキー要素予定部40(図7)の位相差が決定される。
図9は、図8で用いた複数のコアプレート群(C1〜Cn)を用いて、列数、隣の列に対する打ち抜き予定部におけるキー要素予定部の位相差、転積角度、及び組数の関係を示している図である。図9では、(n×m)組のコアプレート20が転積して積層される。図9では、カッコ内の数値で、板状部材32の打ち抜き予定部の列数nが3(n=3)の場合も示している。
図9で示すように、板状部材32の打ち抜き予定部の列数nが5以上の場合でも、列数nが3の倍数または5の倍数の場合には、(n×m)組のコアプレート20を積層することにより180度より小さい所定角度で転積したロータコアを形成することができる。また、上記の図4、図5では、打ち抜き予定部の列数nが3であり、キー要素予定部の位相差が60度で転積角度が120度であり、3組のコアプレート20の積層によってロータコアを形成する場合を説明した。一方、図9でカッコ内の数値で示すようにロータコアを、3×2組、3×3組・・・のように、mが2以上の自然数でも、列数nのm倍の組数(n×m)のコアプレート20を、第1組から第(n×m)組に向かって順に並ぶように積層することができる。この結果、列数nが3の倍数または5の倍数の場合、ロータコアの組数は、列数n×mとすることができる。
図10は、図8で用いた複数のコアプレート群(C1〜Cn)を用いて(n×2×m)組のコアプレート20を所定角度ずつ転積した状態で積層したことを示している、図3に対応する図である。図11は、複数のコアプレート20群(C1〜Cn)を用いて、列数、隣の列に対する打ち抜き予定部におけるキー要素予定部の位相差、転積角度、及び組数の関係を示している図である。図10では、図8の構成の2倍である(n×2×m)組のコアプレート20が転積して積層される。
図10、図11に示す別例では、(n×2×m)組のコアプレート20を積層することによりロータコア10を形成する。nは4以上の自然数のいずれかである。また、mは自然数のいずれかである。
図10に示すようにロータコア10は、図7に示す板状部材32から打ち抜かれた複数のコアプレート20を列数nとmの値とに応じた(n×2×m)組に分けて、第1組〜第(n×2×m)組に順に積層することにより形成される。このとき、図11に示すように、nの値に応じて、板状部材32の打ち抜き予定部において、隣の列に対する打ち抜き予定部におけるキー要素予定部40(図7)の位相差が決定される。このとき、図9の構成と同じ列数nにおいて、位相差は図9の構成の1/2となり、転積角度も1/2となる。
また、図11では、カッコ内の数値で、板状部材32の打ち抜き予定部の列数nが2及び3(n=2、3)の場合も示している。
図11に示すように、板状部材32の打ち抜き予定部の列数nが4以上の自然数の場合でも、(n×2×m)組のコアプレート20を積層することにより、180度より小さい所定角度で転積したロータコアを形成することができる。また、上記の図2、図3では、打ち抜き予定部の列数が2であり、キー要素予定部の位相差が90度で転積角度が90度であり、4組のコアプレート20の積層によってロータコアを形成する場合を説明した。一方、図11で列数nが2のときのカッコ内の数値で示すように、m=1,2・・・として、ロータコアを、(4×2)組、(4×3)組・・・のように多くの種類の組数で積層できる。このように、mが2以上のときでも、列数nの2m倍の組数(n×2×m)のコアプレート20を、第1組から第(n×2×m)組に向かって順に並ぶように積層することができる。この場合には、上記の図8、図9で説明した構成に比べて、板状部材32の打ち抜き予定部の列数nを同じとしても、転積角度をより小さくできる。これにより、製造されたロータコアの形状及び寸法の精度を高くできる。
また、αを任意の自然数とした場合において、ロータコアの第(m×α)組と第(m×(n+α))組との間では180度位相が異なるように転積が行われる。例えば、板状部材に4列の打ち抜き予定部が配置される場合(n=4)において、mを1とし、かつ、αを1,2,3・・・と順に変化させることが考えられる。この場合には、第1組と第5組との間、第2組と第6組との間、第3組と第7組との間、第4組と第8組との間のそれぞれで180度位相を異ならせる。
また、図7から図11の各構成(特に図9、図11)から理解されるように、列数nが3の倍数または5の倍数のいずれかである場合には、ロータコアの組数は、列数nに自然数mを乗じて得た値(n×m)とすることができる。また、同じ場合に、ロータコアの組数は、列数nに自然数mの2倍を乗じて得た値(n×2×m)とすることもできる。
また、図7〜11の各構成では、板状部材32に第1列から第(n×m)列または第(n×2×m)列の打ち抜き予定部が配置される場合において、隣り合う列の打ち抜き予定部の間でキー要素予定部の位相差が図9または図11の関係にあればよい。送り方向αと各打ち抜き予定部でのキー要素予定部を結ぶ方向との関係は限定しない。
10 ロータコア、12 磁石挿入孔、14 軸孔、16 キー、20 コアプレート、22 軸孔要素、24 キー要素、30 磁石孔、32 板状部材、34,35,36,37,38,39 打ち抜き予定部、40 キー要素予定部。

Claims (1)

  1. 長尺な帯状の板状部材から、内周側端部に2つのキー要素が向かい合うように形成された複数のコアプレートを打ち抜く打ち抜き工程を行った後、前記複数のコアプレートを積層してロータコアを形成する積層工程を行い、前記ロータコアにおいて、積層された前記キー要素が内周面から突出するキーを形成するロータコアの製造方法であって、
    前記板状部材は、打ち抜き時の前記板状部材の送り方向に対し直交する方向に複数列の前記コアプレートの打ち抜き予定部が配置され、
    前記複数列のそれぞれの列における複数の前記打ち抜き予定部の間では、前記コアプレートの前記2つのキー要素の予定部を結ぶ方向と前記送り方向とのなす角度が同じであり、
    前記複数列の打ち抜き予定部の間では、前記コアプレートの前記2つのキー要素の予定部を結ぶ方向と前記送り方向とのなす角度が異なり、
    前記積層工程は、前記複数列の打ち抜き予定部から形成された複数組の前記コアプレートを、前記複数組の積層方向に隣り合う2組の間で所定角度ずつ転積して積層する、ロータコアの製造方法。
JP2016136302A 2016-07-08 2016-07-08 ロータコアの製造方法 Expired - Fee Related JP6733377B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016136302A JP6733377B2 (ja) 2016-07-08 2016-07-08 ロータコアの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016136302A JP6733377B2 (ja) 2016-07-08 2016-07-08 ロータコアの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018007530A JP2018007530A (ja) 2018-01-11
JP6733377B2 true JP6733377B2 (ja) 2020-07-29

Family

ID=60945052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016136302A Expired - Fee Related JP6733377B2 (ja) 2016-07-08 2016-07-08 ロータコアの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6733377B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7154029B2 (ja) * 2018-04-16 2022-10-17 株式会社三井ハイテック 積層体の製造方法及び積層体の製造装置
JP6915823B2 (ja) 2018-12-21 2021-08-04 株式会社三井ハイテック 積層鉄心及び積層鉄心の製造方法
JP6877495B2 (ja) * 2019-07-12 2021-05-26 三菱電機株式会社 回転電機の積層鉄心製造方法及び積層鉄心製造装置
JP7288825B2 (ja) 2019-09-03 2023-06-08 株式会社三井ハイテック 積層鉄心の製造装置及び積層鉄心の製造方法
US11223262B1 (en) * 2020-10-20 2022-01-11 Tempel Steel Company Rotating punch with a relief feature for forming IPM motor rotor
CN116888871A (zh) * 2021-03-31 2023-10-13 本田技研工业株式会社 马达结构及马达制造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936136A (ja) * 1983-05-06 1984-02-28 Tokushu Muki Zairyo Kenkyusho 有機金属共重合体
JPH10271772A (ja) * 1997-03-25 1998-10-09 Toyo Tetsushin Kogyo Kk バリ無し積層薄板並びにその製造方法及び装置
JP2003116252A (ja) * 2001-10-04 2003-04-18 Tamagawa Seiki Co Ltd 非対称抜孔を有するモータ用鉄芯のプレス自動転積方法
JP6163075B2 (ja) * 2013-09-27 2017-07-12 東芝産業機器システム株式会社 固定子鉄心の製造方法
JP2015107013A (ja) * 2013-12-02 2015-06-08 株式会社三井ハイテック 積層鉄心に用いる鉄心片の打ち抜き方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018007530A (ja) 2018-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6733377B2 (ja) ロータコアの製造方法
JP5231082B2 (ja) 回転電機の回転子
US9847704B2 (en) Rotor assembly and method of manufacture for electric machines having multiple magnet lengths
EP3093964B1 (en) Method for manufacturing workpiece and method for manufacturing laminated core
CN103378701A (zh) 用于马达的转子和马达
JP2006230116A (ja) 永久磁石型モータ及びその製造方法
JP6427425B2 (ja) 回転電機のロータ及びその製造方法
JP2012023900A (ja) 永久磁石形回転機の回転子
US20230028465A1 (en) Stator for a rotating electrical machine
JP5073805B2 (ja) 永久磁石型モータ及び永久磁石型リニアモータ
CN107769401B (zh) 同步电动机以及同步电动机的制造方法
JP2017208986A (ja) 回転電機用積層鉄芯の製造方法
JP4288007B2 (ja) 電気的な機械の薄板裁断片から成る回転子若しくは固定子の製造方法
JP6499528B2 (ja) 回転電機の回転子
JP6136477B2 (ja) 回転電機およびその製造方法
JP5899683B2 (ja) ロータ及びロータを備える回転電機
US20210249920A1 (en) Rotating electrical machine rotor core
JP6515448B2 (ja) 回転電機のロータ構造
KR102494240B1 (ko) Ipm 모터 회전자를 형성하기 위한 릴리프 특성부를 구비한 회전 펀치
JP2002354722A (ja) 永久磁石式同期機
JP6355859B1 (ja) 回転子及び回転電機
JP5352442B2 (ja) 永久磁石モータ
US10141801B2 (en) Electric machines, stators and compressors and methods of manufacturing same
WO2023162996A1 (ja) 固定子コアの製造方法及び固定子コア
JP5987673B2 (ja) 回転電機のステータコア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200622

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6733377

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees