JP6733269B2 - 表層と板厚中心部の硬度に優れ、かつ表層と中心の硬度差の小さい板厚200mm超の厚鋼板およびその製造方法 - Google Patents
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Description
Ceq=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5 (1)
各元素記号は成分組成を意味する(質量%)。
A=(2×Mo+Cr)×Ceq/(10×C) (2)
各元素記号ならびにCeqは成分組成ならびに(1)式から計算される炭素当量を意味する(%)。
ΔLMP=焼戻し温度[K]×{log10(表層保持時間[min]/中心部保持時間[min])} (3)
ここで「表層保持時間」は表層温度が「焼戻し温度−5℃」となってから炉外へ抽出するまでの時間を意味し、「中心部保持時間」は中心部温度が「焼戻し温度−5℃」となってから炉外へ抽出するまでの時間を意味する。焼戻し時間は特に指定しないが、鋼板内が一様の温度に加熱される必要、即ち中心部温度が焼戻し温度−5℃までは到達する必要があり、巾・長方向の材質の均一性の観点から中心部保持時間は30min以上となることが望ましい。
冷却は昇温と比して速やかに進行するため、炉外への抽出時点を保持完了時点と見做す。
(1) 質量%にて、C:0.10%以上、0.14%以下、Si:0.00%以上、0.40以下、Mn:0.90%以上、1.50%以下、Cu:0.00%以上、0.40%以下、Ni:0.20%以上、1.00%以下、Cr:1.00%以上、1.50%以下、Mo:0.60%以上、1.00%以下、V::0.000%以上、0.050%以下、Al:0.020%以上、0.085%以下、N:0.0020%以上、0.0070%以下、B:0.0005%以上、0.0020%以下、P:0.000%以上、0.010%以下、S:0.000%以上、0.002%以下、を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなり、鋼の組織が焼戻しマルテンサイトおよび/または焼戻しベイナイトであって、残組織がフェライト及び不可避組織が合計で1%未満からなり、下記式(1)(2)を満足し、板厚中心部に於ける-20℃でのC方向シャルピーの3点平均が20J以上であり、表層の硬度がHBで330以上、板厚中心部の硬度がHBで300以上、かつ表層と板厚中心の硬度差ΔHBが30以下であることを特徴とする、表層と板厚中心部の硬度に優れ、かつ表層と中心の硬度差の小さい板厚200mm超の厚鋼板。
Ceq=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5 ≧0.78 (1)
A=(2×Mo+Cr)×Ceq/(10×C) ≧2.0 (2)
ここでC、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、Vはそれぞれの質量%
Nb:0.001%以上、0.050%以下
Ti:0.001%以上、0.020%以下、
Ca:0.0001%以上、0.0030%以下、
Mg:0.0001%以上、0.0030%以下、
REM:0.0001%以上、0.0030%以下、
のうち1種類以上を含有し、かつTiを含有する場合はTi/N≦3.4を満たすことを特徴とする(1)に記載の表層と板厚中心部の硬度に優れ、かつ表層と中心の硬度差の小さい板厚200mm超の厚鋼板。
Ceq=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5 ≧ 0.78 (1)
A=(2×Mo+Cr)×Ceq/(10×C) ≧2.0 (2)
ΔLMP=焼戻し温度[K]×{log10(表層保持時間[min]/中心部保持時間[min])} (3)
ここで、C、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、Vはそれぞれの質量%を意味し、ΔLMPは表層と中心部の焼戻しパラメータの差、「表層保持時間」は表層温度が焼戻し温度−5℃となってから焼戻し熱処理炉外へ抽出するまでの時間(min)、「中心部保持時間」は中心部温度が焼戻し温度−5℃となってから焼戻し熱処理炉外へ抽出するまでの時間(min)を意味する。
C:0.10%以上、0.14%以下
Cは焼き入れ組織の硬さを高め硬度向上に有効な元素であり0.10%を下限とする。一方で過剰な添加は靭性を損なうため、上限を0.14%とする。
Siは脱酸材として、また強度を改善させるためにも有効な元素ではあるが、多量の添加は焼戻し脆性を助長し靭性を低下させるため低減させることが好ましく、上限を0.40%とする。一方、下限は0.00%でも構わないが、溶鋼精錬時の脱酸効率や脱酸コストの観点から、0.05%以上とすることが好ましい。
Mnは脱酸材として、また本鋼材のC量の範囲では靭性改善に有効な元素であり0.90%以上の添加が必要とされるが、過剰な添加は焼戻し脆性を助長して靭性を低下させるため上限を1.50%とする。
Cuは低温靭性を損なうことなく鋼の強度を高めることができる元素であるが、多量の添加によって熱間加工時の割れを生じるほか金属Cuの析出などで靭性を低下させるため上限を0.40%とする。CuはCeqを高めることでフェライトの抑制に寄与するが、他の合金元素による代替が可能であり、下限について特に規制されるものではなく、代替できれば0.00%でも構わないが、精錬による皆無化が困難な合金元素であり、0.02%を下限とすることが好ましい。
Niは鋼の強度および靭性を向上するのに有効な元素であり、0.20%以上が添加される。上限は特に規定しないが、過度の添加では効果が飽和するうえ、高価な合金であるNiの多量添加は製造コストの悪化を招くため、工業生産が成り立つ範囲として、上限を1.00%とすることが望ましい。
Cr・Moは焼き入れ性を改善し中心部硬度を上げるうえ、析出硬化により表層ならびに中心部の硬度を底上げする重要な元素であり、Crは1.00%以上、Moは0.60%以上が添加されるが、多量の添加は合金炭化物形成により却って靭性を低下させるため、Crは上限を1.50%、Moは上限を1.00%とする。
Vは炭化物の形成・焼入れ性の改善を通じて母材強度を向上させるが、多量の添加は合金炭化物形成による靭性の低下を引き起こすため上限を0.050%とする。Ceqを高めることでフェライトの抑制に寄与するが、Vは高価な合金元素であり他の合金によって代替が可能であることから、下限について特に規制されるものではなく、代替できれば0.000%でも構わないが、皆無化が困難な合金元素であり、不可避的不純物として含まれる量として0.003%を下限とすることが好ましい。
Alは脱酸材として有効な元素であるとともに、鋼中Nと結びついてAlNを形成し組織の細粒化に寄与し、靭性の確保に寄与するため0.020%以上が添加されるが、過剰な添加は粗大AlNにより靭性の低下ならびに鋳片の割れを生じるため上限を0.085%とする。
Nは合金元素と窒化物・炭窒化物を形成し細粒化に寄与し靭性確保に寄与するため0.0020%を下限として添加される。一方で鋼中に過剰に固溶した場合ならびに粗大な窒化物・炭窒化物を形成した場合は靭性を低下させるため、0.0070%を上限とする。
Bは微量の添加により鋼の焼入れ性を改善し、フェライト生成を抑制することで中心部硬度を向上させ、これに伴いΔHBを低減させる元素であり、0.0005%以上が添加される。しかし、添加過剰となった場合は粗大な金属の炭硼化物を形成し靭性が低下するため、上限を0.0020%とする。
Pは鋼中に含有される不純物元素であり、粒界脆化を助長し靭性を低下させる有害元素であるため、出来るだけ少ないことが好ましく、0.010%以下まで低減される。下限は0.000%が望ましいが精錬コストの増大ならびに生産性の低下の観点から、0.001%とすることが好ましい。
Sは鋼中に含有される不純物元素であり、偏析および硫化物の形成を通じて靭性を低下させる元素であるため、出来るだけ少ないことが好ましく、0.002%以下まで低減される。下限は0.000%が望ましいが精錬コストの増大ならびに生産性の低下の観点から、0.0004%とすることが好ましい。
Nb:0.001%以上、0.050%以下
Nbは炭窒化物を形成し鋼の内部組織の細粒化に寄与する元素であり0.001%以上を含有させることが出来る。しかし、多量の添加によって生じる粗大な炭窒化物は却って靭性を低下させるため上限を0.050%とする。
Ti/N≦3.4
Tiは安定な窒化物を形成し組織の細粒化に寄与する元素であり、0.001%以上を含有させることが出来る。しかし、Tiの過剰添加は粗大窒化物による靭性低下を生じるため、添加量は0.020%を上限とする。またTiの添加がある場合、TiNの化学量論比を超えて添加した場合、具体的はTi>3.4Nとなった場合には、過剰なTiが炭化物を形成し靭性を低下させるため、Ti≦3.4Nに規制することが好ましい。
Ca、Mg、REMは何れもSなどの有害不純物と結合し、無害な介在物を形成することで鋼の機械的性質を改善させることができるため、0.0001%以上含有させることができる。しかし、過剰に添加すると効果が飽和するばかりか鋳造ノズルなどの耐火物の溶損を助長するため、上限を0.0030%とする。
組織:焼戻しマルテンサイトと焼戻しベイナイト
フェライトは鋼材の硬度の低下要因である。とりわけ焼入れ冷却速度の遅い板厚中心部に生じ易く、表層との硬度差の原因になるため、皆無化されなければいけない。パーライトは硬度確保には有効ではあるものの、その硬質さゆえに脆性破壊起点となるため、皆無化されなければならない。フェライト析出時に排出されるCが濃化することでパーライトは生成されるため、フェライト析出の回避によって同時に抑制される。
まず、上記の鋼成分組成のスラブを、連続鋳造あるいは、造塊分塊法によって鋳造し、得られた鋼塊を1050℃以上、1250℃以下の温度で加熱する。なお、目標とする加熱温度は、厚手材を圧延する際に板厚中心部まで十分に圧下の効果がある温度であることから、その下限を1050℃とするが、1250℃を超える温度に加熱されると、鋼板のスケールが剥離できず、鋼板表面疵が発生してしまうことから、その上限を1250℃とする。
Ac3=937.2−476.2×C+56×Si−19.7×Mn−16.3×Cu−26.6×Ni−4.9×Cr+38.1×Mo+124.8×V+198.4×Al+3315×B−19.1×Nb+136.3×Ti ‥(4)
Claims (4)
- 板厚が200mm超であって、鋼の成分が質量%で
C:0.10%以上、0.14%以下
Si:0.00%以上、0.40以下
Mn:0.90%以上、1.50%以下
Cu:0.00%以上、0.40%以下
Ni:0.20%以上、1.00%以下
Cr:1.00%以上、1.50%以下
Mo:0.60%以上、1.00%以下
V::0.000%以上、0.050%以下
Al:0.020%以上、0.085%以下、
N:0.0020%以上、0.0070%以下、
B:0.0005%以上、0.0020%以下
P:0.000%以上、0.010%以下、
S:0.000%以上、0.002%以下、
残Feおよび不可避的不純物からなり、
鋼の組織が焼戻しマルテンサイトおよび/または焼戻しベイナイトであって、残組織がフェライト及び不可避組織が合計で1%未満からなり、
下記式(1)(2)を満足し、板厚中心部に於ける-20℃でのC方向シャルピーの3点平均が20J以上であり、表層の硬度がHBで330以上、板厚中心部の硬度がHBで300以上、かつ表層と板厚中心の硬度差ΔHBが30以下であることを特徴とする、表層と板厚中心部の硬度に優れ、かつ表層と中心の硬度差の小さい板厚200mm超の厚鋼板。
Ceq=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5 ≧ 0.78 (1)
A=(2×Mo+Cr)×Ceq/(10×C) ≧2.0 (2)
ここでC、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、Vはそれぞれの質量% - 上記成分に加えてさらに、質量%で、
Nb:0.001%以上、0.050%以下、
Ti:0.001%以上、0.020%以下、
Ca:0.0001%以上、0.0030%以下、
Mg:0.0001%以上、0.0030%以下、
REM:0.0001%以上、0.0030%以下、
のうち1種類以上を含有し、かつTiを含有する場合はTi/N≦3.4を満たすことを特徴とする請求項1に記載の表層と板厚中心部の硬度に優れ、かつ表層と中心の硬度差の小さい板厚200mm超の厚鋼板。 - 鋼の成分が質量%で
C:0.10%以上、0.14%以下、
Si:0.00%以上、0.40以下、
Mn:0.90%以上、1.50%以下、
Cu:0.00%以上、0.40%以下、
Ni:0.20%以上、1.00%以下、
Cr:1.00%以上、1.50%以下、
Mo:0.60%以上、1.00%以下、
V::0.000%以上、0.050%以下、
Al:0.020%以上、0.085%以下、
N:0.0020%以上、0.0070%以下、
B:0.0005%以上、0.0020%以下、
P:0.000%以上、0.010%以下、
S:0.000%以上、0.002%以下、
残Feおよび不可避的不純物からなる成分の鋼を用い、加熱・熱間圧延し、Ac3変態点以上に再加熱し水冷する焼入れ処理の後、焼戻し条件として、下記式(3)で表されるΔLMPが400以下を満足する表層保持時間、中心部保持時間、焼戻し温度で焼戻し、かつ当該焼戻し温度は500℃以上550℃以下であり、焼戻した後、常温まで冷却することにより、下記式(1)(2)を満足し、板厚中心部に於ける-20℃でのC方向シャルピーの3点平均が20J以上であり、表層の硬度がHBで330以上、板厚中心部の硬度がHBで300以上、かつ表層と板厚中心の硬度差ΔHBが30以下である厚鋼板を得ることを特徴とする、表層と板厚中心部の硬度に優れ、かつ表層と中心の硬度差の小さい板厚200mm超の厚鋼板の製造方法。
Ceq=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5 ≧ 0.78 (1)
A=(2×Mo+Cr)×Ceq/(10×C) ≧2.0 (2)
ΔLMP=焼戻し温度[K]×{log10(表層保持時間[min]/中心部保持時間[min])} (3)
ここで、C、Mn、Cu、Ni、Cr、Mo、Vはそれぞれの質量%を意味し、ΔLMPは表層と中心部の焼戻しパラメータの差、「表層保持時間」は表層温度が焼戻し温度−5℃となってから焼戻し熱処理炉外へ抽出するまでの時間(min)、「中心部保持時間」は中心部温度が焼戻し温度−5℃となってから焼戻し熱処理炉外へ抽出するまでの時間(min)を意味する。 - 上記成分に加えてさらに、
Nb:0.001%以上、0.050%以下、
Ti:0.001%以上、0.020%以下、
Ca:0.0001%以上、0.0030%以下、
Mg:0.0001%以上、0.0030%以下、
REM:0.0001%以上、0.0030%以下、
のうち1種類以上を含有し、かつTiを含有する場合はTi/N≦3.4を満たすことを特徴とする請求項3に記載の板厚中心部に於ける-20℃でのC方向シャルピーの3点平均が20J以上であり、表層の硬度がHBで330以上、板厚中心部の硬度がHBで300以上、かつ表層と板厚中心の硬度差ΔHBが30以下であり、表層と板厚中心部の硬度に優れ、かつ表層と中心の硬度差の小さい板厚200mm超の厚鋼板の製造方法。
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