JP6732423B2 - ショベル - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンフードを備えたショベルに関する。
エンジンフードを開いた状態で係止できるフードステーを備えたショベルが知られている(特許文献1参照。)。
このフードステーの一端は、ハウジングに取り付けられたガイド板に形成されるガイド溝内を摺動するように構成される。また、ガイド溝は、エンジンフードを閉じるために必要な力が小さくなるように湾曲している。
特開2007−8364号公報
しかしながら、特許文献1のガイド溝は、エンジンフードが全閉状態から中間保持状態(全開状態での開き角度よりも小さい開き角度でエンジンフードが保持された状態)を経ることなく全開状態になるのを許容する。そのため、作業者は意図せずエンジンフードを大きく且つ急激に開いてフードステー等の関連部品を衝撃で損傷してしまうおそれがある。
そこで、エンジンフードが全閉状態から中間保持状態を経ずに全開状態になるのを防止できるショベルを提供することが望ましい。
本発明の実施例に係るショベルは、上部旋回体と、前記上部旋回体に設置されるハウジングと、前記ハウジングに回動可能に取り付けられるエンジンフードと、前記エンジンフードを支えるフードステーと、前記フードステーの一端の摺動を前記エンジンフードが全閉状態の位置と全開状態の位置までガイドするガイド部と、を有し、前記ガイド部は、前記エンジンフードが開く途中で前記フードステーの一端の摺動を停止させる摺動停止部を有するとともに、前記エンジンフードが閉じる方向に前記フードステーの一端の摺動を停止させる中間係止部とを有し、前記中間係止部は前記摺動停止部よりも前記全閉状態の位置側に形成される

上述の手段により、エンジンフードが全閉状態から中間保持状態を経ずに全開状態になるのを防止できるショベルが提供される。
ショベルの側面図である。 図1のショベルの上部旋回体を概略的に示す上面図である。 エンジンフード開閉構造の構成例を示す側面図である。 図3のエンジンフード開閉構造を前方斜め上から見た図である。 エンジンフード開閉構造の概略側面図である。 ガイド板の構成例を示す正面図である。 エンジンフード開閉構造の別の構成例を示す側面図である。 ガイド板の別の構成例を示す正面図である。 ガイド板の更に別の構成例を示す正面図である。
次に、添付図面を参照しながら、本発明の限定的でない実施例について説明する。なお、添付図面では同一又は対応する部材又は部品には同一又は対応する参照符号が付される。また、以下では同一又は対応する部材又は部品の重複する説明を省略する。また、図面では部材又は部品は必ずしも縮尺通りには描かれていない。従って、当業者は、以下の限定的でない実施例を参照して具体的な寸法を任意に決定できる。また、以下の実施例は発明を限定するものではなく例示するものである。また、実施例に記述される特徴やその組み合わせは必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施例に係る建設機械の一例であるショベル(掘削機)の側面図を示す。ショベルは、下部走行体1に上部旋回体2が旋回可能に搭載され、上部旋回体2の前方左側部にキャブ3が設けられ、後側にはハウジング2aが設けられている。また、上部旋回体2の前方中央部にはブーム4が回動可能に連結され、ブーム4の先端部にはアーム5が回動可能に連結されている。更に、アーム5の先端部にはバケット6が回動可能に連結されている。また、ハウジング2aの上部にはエンジンフード2bが取り付けられている。なお、本実施例では、エンジンフード2bは車幅方向(Y軸方向)で3分割され、その中央部分のみが回動(開閉)可能に構成されるが、全体が回動(開閉)可能に構成されてもよい。そのため、以下では、「エンジンフード2b」は、一部であるか全部であるかにかかわらず、回動(開閉)可能な部分を参照する。
図2は、上部旋回体2を概略的に示す上面図である。図2に示すように、上部旋回体2のハウジング2a内にはエンジンルーム7が形成され、エンジンルーム7内にはディーゼルエンジン8及び発電機8aが設置されている。また、ディーゼルエンジン8のY1側には冷却ファン12が設置され、冷却ファン12のY1側にはラジエータ等を含む熱交換機ユニット13が設置されている。また、ディーゼルエンジン8のY2側には油圧ポンプ14が設置されている。なお、ディーゼルエンジン8の回転力は、ベルト8bを介して発電機8a及び冷却ファン12のそれぞれに伝達され、且つ、変速機を介して油圧ポンプ14に伝達される。
また、ディーゼルエンジン8の下部にはエンジンオイルを溜めておくオイルパン8cが備えられている。そして、ディーゼルエンジン8のY2側にはエンジンオイルの量を測定するためのオイルレベルゲージ8dが取り付けられている。
また、ディーゼルエンジン8は、エンジンルーム7の外部に設置されたエアフィルタ9a及び吸気管9bを通じて外気を吸入する。更に、ディーゼルエンジン8には排気管9cが接続され、排気管9cの下流側にはエンジン排気ガス中の窒素酸化物(以下、NOxという。)を浄化する排気ガス処理装置10が設置されている。
本実施例では、排気ガス処理装置10は、還元剤として尿素水を用いた尿素選択還元型のNOx処理装置である。排気ガス処理装置10は、排気管9cに備えられた還元触媒(図示せず。)の上流側に尿素水を噴射して排気ガス中のNOxを還元し、この還元反応を還元触媒により促進してNOxを無害化する。
尿素水タンク20は、尿素水を蓄えるための容器であり、上部旋回体2において、ブーム4を挟んでキャブ3の反対側(Y2側)に配置される。また、尿素水タンク20の後方(X2側)には燃料タンク19が配置され、燃料タンク19の後方(X2側)には作動油タンク18が配置される。また、作動油タンク18、燃料タンク19、及び尿素水タンク20はエンジンルーム7の外部に設置される。また、尿素水タンク20は、尿素水ホース69、尿素水供給ポンプ70等を介して排気ガス処理装置10に接続される。
次に図3及び図4を参照し、エンジンフード開閉構造100について説明する。図3は、Y2側から見たエンジンフード開閉構造100の側面図である。また、図4は、図3の矢印IVで示すように、X1側の斜め上から見たエンジンフード開閉構造100の図である。また、図3及び図4は何れもエンジンフード2bが全開状態のときの様子を示す。なお、図3の破線はエンジンフード2bが全閉状態のときの様子を示し、図3の一点鎖線はエンジンフード2bが中間保持状態のときの様子を示す。
エンジンフード開閉構造100は、主に、エンジンフード2b、フードステー30、内側取っ手31、外側取っ手32、ロック機構33、フレーム34、ガイド板35、及びアシスト機構36で構成される。
エンジンフード2bは、上部旋回体2に設置されたハウジング2aの上面に形成される開口を開閉可能に覆う部材である。本実施例では、エンジンフード2bは、ハウジング2aに取り付けられた蝶番の回動軸2bX回りに回動可能に取り付けられる。エンジンフード2bの開き角度θは、例えば、全開状態で105度、中間保持状態で70度である。なお、以下では、全開状態での開き角度を「最大開き角度」とし、中間保持状態での開き角度を「中間開き角度」とする。また、全閉状態での開き角度はゼロ度である。
フードステー30は、エンジンフード2bを開いた状態で支えるための棒状部材である。本実施例では、フードステー30は、上端が回動可能に且つ相対移動不能にエンジンフード2bに取り付けられ、下端が相対移動可能にガイド板35に取り付けられる。具体的には、フードステー30の下端は、ガイド板35に形成されたガイド溝内を摺動できるように取り付けられる。なお、フードステー30は、上端が相対移動可能となるように、エンジンフード2bに取り付けられたガイド板に取り付けられ、下端が回動可能且つ相対移動不能にフレーム34に取り付けられてもよい。
ロック機構33は、エンジンフード2bを全閉状態でロックするための機構である。本実施例では、ロック機構33は、ハウジング2aに取り付けられる左右一対のラッチレバー部33aと、エンジンフード2bに取り付けられる左右一対のラッチベース部33bで構成される。なお、ラッチレバー部33aがエンジンフード2bに取り付けられ、ラッチベース部33bがハウジング2aに取り付けられていてもよい。
内側取っ手31はエンジンフード2bの内面側に取り付けられる取っ手である。また、外側取っ手32はエンジンフード2bの外面側に取り付けられる取っ手である。作業者は、例えば、エンジンフード2bを開く場合には、ロック機構33によるロックを解除した上で、外側取っ手32を握ってエンジンフード2bを中間保持状態まで開き、その後、内側取っ手31を握ってエンジンフード2bを全開状態まで開く。反対に、エンジンフード2bを閉じる場合には、内側取っ手31を握ってエンジンフード2bを中間保持状態まで閉じ、その後、外側取っ手32を握ってエンジンフード2bを全閉状態まで閉じた上で、ロック機構33でエンジンフード2bをロックする。
フレーム34は、エンジンルーム7の骨格を構成する部材である。本実施例では、ハウジング2a、ガイド板35、エンジンステップ37等が締結固定される。
ガイド板35は、フードステー30の一端の摺動をガイドするガイド部の一例である。本実施例では、ガイド板35は、フードステー30の一端の摺動をガイドするガイド溝を有する。ガイド溝の構成についてはその詳細を後述する。
アシスト機構36は、作業者によるエンジンフード2bの持ち上げ(開放)を支援する機構である。本実施例では、アシスト機構36は左右一対のガス圧シリンダで構成されるリフトアシストダンパーである。また、ガス圧シリンダのそれぞれは、ヘッド側端部(上端)が回動可能に且つ相対移動不能にエンジンフード2bに取り付けられ、ロッド側端部(下端)が回動可能に且つ相対移動不能にハウジング2aに取り付けられる。なお、ヘッド側端部(下端)が回動可能に且つ相対移動不能にハウジング2aに取り付けられ、ロッド側端部(上端)が回動可能に且つ相対移動不能にエンジンフード2bに取り付けられてもよい。
エンジンステップ37は、作業者がディーゼルエンジン8の上で作業できるように取り付けられる部材である。本実施例では、エンジンステップ37は、フレーム34を構成する2つの梁材の間に差し渡される穴あき板である。作業者は、例えば、エンジンステップ37の上で膝立ちの姿勢となりながらディーゼルエンジン8の点検作業を行うことができる。
作業者は、エンジンステップ37の上から点検の対象となる部材にアクセスする。点検の対象となる部材は、図4に示すように、エンジンステップ37のY1側にあるベルト8b、エンジンステップ37のY2側にあるオイルレベルゲージ8d等を含む。作業者は、例えばエンジンステップ37に膝をついた姿勢で、ガイド板35よりもエンジンフード2bの回動軸2bXに近い位置にあるオイルレベルゲージ8dに左手でアクセスできる。また、例えばエンジンステップ37に左手をついた姿勢で、ガイド板35よりもエンジンフード2bの回動軸2bXから遠い位置にあるベルト8bの張り具合を右手で点検できる。
また、エンジンフード2bを全開状態にすることは、中間保持状態に比べてエンジンステップ37の上にある作業空間を拡げることができるため、例えば作業者がオイルレベルゲージ8dにアクセスする場合に特に有効である。また、エンジンフード2bを中間保持状態にすることは、エンジンフード2bを最大開き角度まで開く作業を省略できるため、例えば作業者がラッチレバー部33aの近くにあるベルト8bを点検する場合に特に有効である。
次に図5を参照し、アシスト機構36によるアシスト力について説明する。図5は、Y2側から見たエンジンフード開閉構造100の概略側面図であり、明瞭化のためエンジンフード2b及びアシスト機構36以外の部材の図示を省略している。また、図5の実線はエンジンフード2bが全開状態にあるときの様子を示し、一点鎖線は中間保持状態にあるときの様子を示し、破線は全閉状態にあるときの様子を示す。
図5に示すように、アシスト機構36は、ヘッド側端部(上端)が回動可能に且つ相対移動不能にエンジンフード2bに取り付けられ、ロッド側端部(下端)が回動軸36X周りで回動可能に且つ相対移動不能にハウジング2aに取り付けられる。
また、アシスト機構36は、本実施例では、エンジンフード2bが全閉状態のときに最も収縮した状態となり、エンジンフード2bが全開状態のときに最も伸張した状態となるように配置される。そのため、アシスト機構36が伸張しようとする力(以下、「伸張力」とする。)は、エンジンフード2bが全閉状態のときに最も大きい。具体的には、エンジンフード2bが全閉状態のときの伸張力F1は、エンジンフード2bが中間保持状態のときの伸張力F2よりも大きい。また、伸張力F2は、エンジンフード2bが全開状態のときの伸張力F3よりも大きい。
しかしながら、作業者によるエンジンフード2bの持ち上げを支援する際に有効な力(以下、「アシスト力」とする。)は、伸張力のうちのZ1方向を向く成分のみである。そのため、アシスト力は、エンジンフード2bの開き角度θが所定角度となるまでは開き角度θが増大するにつれて大きくなり、開き角度θが所定角度を超えた後は開き角度θが増大するにつれて小さくなる。また、所定角度は、中間開き角度より小さい角度に設定される。具体的には、エンジンフード2bが全閉状態のときのアシスト力Fv1は、エンジンフード2bが中間保持状態のときのアシスト力Fv2よりも小さい。また、アシスト力Fv2は、エンジンフード2bが全開状態のときのアシスト力Fv3よりも大きい。
この構成により、アシスト機構36は、ロック機構33によるロックを解除した途端に過度のアシスト力が発生してしまうのを防止でき、例えば、ロックを解除した途端にエンジンフード2bが跳ね上がるといった状況が発生するのを防止できる。また、エンジンフード2bが中間保持状態に達する前のアシスト力が最も大きくなるようにすることで、中腰状態(外側取っ手32を持ち上げる力を入れにくい姿勢)の作業者によるエンジンフード2bの持ち上げを効果的に支援できる。さらに、エンジンフード2bの開き角度θが90度を超えたときのアシスト力を抑えることができる。そのため、アシスト力が、体を伸ばした状態(内側取っ手31を引く力を入れにくい姿勢)の作業者によるエンジンフード2bの引き下げの妨げとなるのを効果的に防止できる。
このように、作業者は、内側取っ手31及び外側取っ手32を利用することで、例えば外側取っ手32のみが利用可能な場合に比べて無理のない姿勢でエンジンフード2bを開閉できる。また、アシスト機構36のアシスト力を利用することでエンジンフード2bの開閉を円滑に且つ容易に行うことができる。
なお、アシスト力の増減が切り替わる角度である所定角度は中間開き角度より大きい角度に設定されてもよい。また、力Fh1、Fh2、Fh3は、伸張力のうちのX軸方向を向く成分であり、エンジンフード2bが全閉状態及び中間保持状態のときの向きと全開状態のときの向きとが反対となることを示す。
次に図6を参照し、ガイド板35の詳細について説明する。図6は、図4のガイド板35をY2側から見た図であり、図3におけるガイド板35の拡大図に相当する。具体的には、図6(A)はフードステー30をガイド板35から取り外すときの様子を示す。また、図6(B)はエンジンフード2bが全閉状態にあるときの様子を示し、図6(C)、図6(D)、及び図6(F)はエンジンフード2bの開き角度θが中間開き角度のときの様子を示し、図6(E)はエンジンフード2bが全開状態にあるときの様子を示す。
最初に図6(A)及び図6(B)を参照し、ガイド板35に形成されたガイド溝35Gの詳細について説明する。
ガイド溝35Gは、フードステー30の棒状本体部30aの一端(摺動端)を摺動可能に受け入れてガイドする溝である。棒状本体部30aは円形断面を有し、摺動端のところで直角に折れ曲がっている。そして、その直径はガイド溝35Gの幅よりも僅かに小さい。そのため、棒状本体部30aの摺動端はガイド溝35G内を摺動可能である。また、棒状本体部30aの摺動端には、ガイド板35を挟むように一対の抜け止め円板30bが取り付けられている。抜け止め円板30bの直径はガイド溝35Gの幅よりも大きい。そのため、一対の抜け止め円板30bが取り付けられた棒状本体部30aの摺動端がガイド溝35Gから抜け落ちることはない。
ガイド溝35Gは、主に、端部Ga、摺動停止部Gb、中間係止部Gc、全開係止部Gd、係止部Gdf、第1延長部Ge、及び第2延長部Gfで構成される。
端部Gaは、ガイド溝35GのX1側の端部であり、フードステー30の摺動端をガイド板35から取り外す際に利用される丸孔を有する。フードステー30の摺動端は、例えば作業者の手作業によりフードステー30の上端がエンジンフード2bから取り外されたときに限り端部Gaに達することができる。したがって、エンジンフード2bが全閉状態であってもフードステー30の摺動端が端部Gaに達することはない。また、端部Gaの丸孔の直径は、抜け止め円板30bの直径より大きくなるように形成される。抜け止め円板30bをガイド板35から取り外せるようにするためである。
摺動停止部Gbは、エンジンフード2bが開く途中でフードステー30の摺動端の摺動を停止させる部分である。中間係止部Gcは、エンジンフード2bが中間保持状態にあるときにフードステー30の摺動端が位置する部分である。
全開係止部Gdは、エンジンフード2bが全開状態にあるときにフードステー30の摺動端が位置する部分である。係止部Gdfは、全開状態にあるエンジンフード2bを作業者が閉じ方向に引っ張ったときにフードステー30の摺動端が位置する部分である。
第1延長部Geは、端部Gaと摺動停止部Gbとの間に延びる部分である。本実施例では、第1延長部Geは、フードステー30の摺動端が摺動できるように形成された摺動経路の一部を構成する直線状部分である。図中の破線は第1延長部Geの中心線L1を示す。第2延長部Gfは、中間係止部Gcと全開係止部Gdとの間に延びる部分である。本実施例では、第2延長部Gfは、フードステー30の摺動端が摺動できるように形成された摺動経路の一部を構成する直線状部分である。図中の一点鎖線は第2延長部Gfの中心線L2を示す。本実施例では、中心線L1及び中心線L2は、ガイド板35の延在方向(X軸方向)に平行となるように構成される。また、本実施例では、中心線L1及び中心線L2は互いに平行となるように配置され、中心線L2が中心線L1より高い位置にある。すなわち、第1延長部Geの端部の高さが第2延長部Gfの端部の高さと異なるように構成される。この構成は、エンジンフード2bが意図せず全閉状態から一挙に全開状態に推移してしまうのを防止する効果をもたらす。但し、中心線L1及び中心線L2はガイド板35の延在方向(X軸方向)に対して傾斜する(非平行となる)ように配置されてもよく、互いに傾斜する(非平行となる)ように配置されてもよい。
次に図6(B)〜図6(F)を参照し、エンジンフード2bが開閉されるときのガイド溝35G内におけるフードステー30の摺動端の動きについて説明する。
エンジンフード2bが全閉状態にある場合、図6(B)に示すように、フードステー30の摺動端は端部Gaより僅かにX2側(左側)の位置Gaeにある。そして、作業者がロック機構33によるロックを解除した上で外側取っ手32を握ってエンジンフード2bを開く方向に持ち上げると、矢印AR1で示すように、フードステー30の摺動端は第1延長部Geに沿って摺動停止部Gbに向かって摺動する。その際に作業者が外側取っ手32から手を離すと、フードステー30の摺動端はエンジンフード2bの重量により第1延長部Geの下側縁部に沿って位置Gaeに向かって移動する。エンジンフード2bの開き角度が90度より小さく、エンジンフード2bの重量は、エンジンフード2bを閉じようとする力を生じさせるためである。
その後、フードステー30の摺動端が第1延長部Geの左端部に達すると、フードステー30の摺動端は自重落下して位置Gbcに至る。そして、フードステー30の摺動端は、摺動停止部Gbに達し、その摺動は摺動停止部Gbによって停止させられる。このとき、作業者が外側取っ手32から手を離すと、図6(C)の矢印AR2で示すように、フードステー30の摺動端はエンジンフード2bの重量により中間係止部Gcに向かって移動する。エンジンフード2bの開き角度が90度より小さく、エンジンフード2bの重量は、エンジンフード2bを閉じようとする力を生じさせるためである。
フードステー30の摺動端が中間係止部Gcに達すると、エンジンフード2bは中間保持状態となり、エンジンフード2bの開き角度は中間開き角度となる。エンジンフード2bが中間係止部Gcで保持されているときには強風が開き方向に吹いてもエンジンフード2bはその中間開き角度を超えて開くことはない。フードステー30の摺動端が摺動停止部Gbで係止されるためである。
その後、作業者が内側取っ手31を握ってエンジンフード2bを開く方向に持ち上げると、図6(D)の矢印AR3で示すように、フードステー30の摺動端は第2延長部Gfに沿って全開係止部Gdに向かって摺動する。本実施例では、作業者は、エンジンフード2bを開く方向に持ち上げる際にフードステー30の摺動端を第2延長部Gf内に導くようにフードステー30を左手で操作する。ガイド溝35Gは、エンジンフード2bを開く方向に持ち上げただけではフードステー30の摺動端が摺動停止部Gbに至るのみで第2延長部Gf内には進入しないように構成されているためである。この構成は、強風等の影響でエンジンフード2bが意図せず中間保持状態から全開状態に推移してしまうのを防止するためのものである。フードステー30の摺動端を全開係止部Gdから中間係止部Gcに移動させる場合、及び、中間係止部Gcから位置Gaeに移動させる場合についても同様である。但し、ガイド溝35Gは、フードステー30の片手操作が不要となるように構成されてもよい。
フードステー30の摺動端が全開係止部Gdに達すると、その摺動は全開係止部Gdによって停止させられる。このとき、エンジンフード2bは全開状態となり、エンジンフード2bの開き角度は最大開き角度となる。また、作業者が内側取っ手31から手を離した後も、フードステー30の摺動端はエンジンフード2bの重量により全開係止部Gdの位置に留まる。エンジンフード2bの開き角度が90度より大きく、エンジンフード2bの重量は、エンジンフード2bを開こうとする力を生じさせるためである。また、エンジンフード2bが全開係止部Gdで保持されているときには強風が閉じ方向に吹いてもエンジンフード2bはその最大開き角度を下回って閉じることはない。フードステー30の摺動端が自重落下して係止部Gdfで係止されるためである。
その後、作業者が内側取っ手31を握ってエンジンフード2bを閉じる方向に引っ張ると、図6(E)の矢印AR4で示すように、フードステー30の摺動端は第2延長部Gfに沿って中間係止部Gcに向かって摺動する。なお、本実施例では、作業者は、エンジンフード2bを閉じる方向に引っ張る際にフードステー30の摺動端を第2延長部Gf内に導くようにフードステー30を左手で操作する。
フードステー30の摺動端が中間係止部Gcに達すると、その摺動が中間係止部Gcによって停止させられ、エンジンフード2bは中間保持状態となり、エンジンフード2bの開き角度は中間開き角度となる。このとき、作業者が内側取っ手31から手を離した後も、フードステー30の摺動端はエンジンフード2bの重量により中間係止部Gcの位置に留まる。エンジンフード2bの開き角度が90度より小さく、エンジンフード2bの重量は、エンジンフード2bを閉じようとする力を生じさせるためである。
その後、作業者が外側取っ手32を握ってエンジンフード2bを閉じる方向に引っ張ると、図6(F)の矢印AR5で示すように、フードステー30の摺動端は第1延長部Geに沿って位置Gaeに向かって摺動する。本実施例では、作業者は、エンジンフード2bを閉じる方向に引っ張る前に、エンジンフード2bを開く方向に僅かに持ち上げてフードステー30の摺動端を第1延長部Ge内に導くようにフードステー30を左手で操作する。
フードステー30の摺動端が位置Gaeに達すると、エンジンフード2bは全閉状態となり、エンジンフード2bの開き角度はゼロ度となる。
以上の構成により、ガイド板35は、エンジンフード2bが全閉状態から中間保持状態を経ずに全開状態になるのを防止できる。また、ガイド板35は、エンジンフード2bが全開状態から中間保持状態を経ずに全閉状態になるのを防止できる。
次に図7を参照し、エンジンフード開閉構造の別の構成例について説明する。図7は、エンジンフード開閉構造100Aの側面図であり、図3に対応する。また、図7のエンジンフード開閉構造100Aは、ガイド板35Aがエンジンフード2bに取り付けられている点でガイド板35がフレーム34に取り付けられている図3のエンジンフード開閉構造100と相違するが、その他の点で共通する。そのため、共通部分の説明を省略し、相違部分を詳細に説明する。
本実施例では、フードステー30は、上端が回動可能に且つ相対移動可能にガイド板35Aに取り付けられ、下端が回動可能に且つ相対移動不能にフレーム34に取り付けられる。具体的には、フードステー30の上端は、ガイド板35Aに形成されたガイド溝内を摺動できるように取り付けられる。
ガイド板35Aに形成されたガイド溝は、図6のガイド溝35Gと同じ構成を有する。そのため、ガイド板35Aは、図6のガイド板35と同様、エンジンフード2bが全閉状態から中間保持状態を経ずに全開状態になるのを防止できる。また、ガイド板35Aは、エンジンフード2bが全開状態から中間保持状態を経ずに全閉状態になるのを防止できる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は上記した特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更等が可能である。
例えば、上述の実施例では、摺動停止部Gbと中間係止部Gcとが同じ水平面上に位置するように構成される。しかしながら、本発明はこの構成に限定されない。例えば、摺動停止部Gbは中間係止部Gcより高い位置となるように構成されてもよい。
図8は、ガイド板35の別の構成例を示す図である。図8のガイド溝35Gは、摺動停止部Gbが中間係止部Gcより高い位置となるように構成される点で図6のガイド溝35Gと相違するがその他の点で共通する。また、図8のガイド溝35Gの高さ(Z軸方向の幅)D1は、図6のガイド溝35Gの高さと同じである。
この構成により、フードステー30の摺動端は、中間係止部Gcに嵌り込んだ後は、エンジンフード2bに外力が作用したとしてもX軸方向に揺れ動くことはない。したがって、図8のガイド溝35Gは、図6のガイド溝35Gに比べ、エンジンフード2bの中間保持状態を安定させることができる。
また、上述の実施例では、第1延長部Ge及び第2延長部Gfは何れも途中で折れ曲がることなく真っ直ぐに延びるように構成される。しかしながら、本発明はこの構成に限定されない。例えば、第1延長部Ge及び第2延長部Gfの少なくとも一方は途中で折れ曲がるように構成されてもよい。
図9は、ガイド板35の更に別の構成例を示す図である。図9のガイド溝35Gは、第1延長部Ge及び第2延長部Gfが何れも途中で折れ曲がるように構成される点で図6及び図8のガイド溝35Gと相違するがその他の点で共通する。
具体的には、第1延長部Geは、ガイド板35の延在方向に対して平行な部分Ge1と、ガイド板35の延在方向に対して傾斜している部分Ge2及び部分Ge3とで構成される。また、第2延長部Gfは、ガイド板35の延在方向に対して傾斜している部分Gf1と、ガイド板35の延在方向に対して平行な部分Gf2とで構成される。
この構成により、図9のガイド板35は、図6及び図8のガイド板35に比べ、ガイド溝35Gの高さ(Z軸方向の幅)D2を低減できる。
また、上述の実施例では、ガイド溝35Gは、端部Gaと全開係止部Gdとの間に1つの摺動停止部Gbと1つの中間係止部Gcを有する。しかしながら、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、ガイド溝35Gは、端部Gaと全開係止部Gdとの間に複数の摺動停止部と複数の中間係止部を有していてもよい。
1・・・下部走行体 2・・・上部旋回体 2a・・・ハウジング 2b・・・エンジンフード 2bX・・・回動軸 3・・・キャブ 4・・・ブーム 5・・・アーム 6・・・バケット 7・・・エンジンルーム 8・・・ディーゼルエンジン 8a・・・発電機 8b・・・ベルト 8c・・・オイルパン 8d・・・オイルレベルゲージ 9a・・・エアフィルタ 9b・・・吸気管 9c・・・排気管 10・・・排気ガス処理装置 18・・・作動油タンク 19・・・燃料タンク 20・・・尿素水タンク 30・・・フードステー 31・・・内側取っ手 32・・・外側取っ手 33・・・ロック機構 33a・・・ラッチレバー部 33b・・・ラッチベース部 34・・・フレーム 35、35A・・・ガイド板 35G・・・ガイド溝 36・・・アシスト機構 36X・・・回動軸 37・・・エンジンステップ 69・・・尿素水ホース 70・・・尿素水供給ポンプ 100、100A・・・エンジンフード開閉構造

Claims (7)

  1. 上部旋回体と、
    前記上部旋回体に設置されるハウジングと、
    前記ハウジングに回動可能に取り付けられるエンジンフードと、
    前記エンジンフードを支えるフードステーと、
    前記フードステーの一端の摺動を前記エンジンフードが全閉状態の位置と全開状態の位置までガイドするガイド部と、を有し、
    前記ガイド部は、前記エンジンフードが開く途中で前記フードステーの一端の摺動を停止させる摺動停止部を有するとともに、
    前記エンジンフードが閉じる方向に前記フードステーの一端の摺動を停止させる中間係止部を有し、
    前記中間係止部は前記摺動停止部よりも前記全閉状態の位置側に形成される、
    ショベル。
  2. 前記エンジンフードを開いて行われる点検の対象となる部材は、前記ガイド部よりも前記エンジンフードの回動軸に近い位置にある、
    請求項1に記載のショベル。
  3. 前記エンジンフードの最大開き角度は90度以上である、
    請求項1又は2に記載のショベル。
  4. 前記ガイド部はガイド溝を有し、
    前記ガイド溝は第1延長部及び第2延長部を有し、
    前記第1延長部の端部の高さは、前記第2延長部の端部の高さと異なる、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のショベル。
  5. 前記ガイド部はガイド溝を有し、
    前記ガイド溝は第1延長部及び第2延長部を有し、
    前記摺動停止部は前記第1延長部と前記第2延長部との間に形成され、
    前記第1延長部及び前記第2延長部は前記ガイド部の延在方向に対して傾斜している部分を含む、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載のショベル。
  6. 前記エンジンフードの開放をアシストするアシスト機構を更に有する、
    請求項1乃至5の何れか一項に記載のショベル。
  7. エンジンと前記エンジンフードとの間に設置されるエンジンステップを更に有する、
    請求項1乃至6の何れか一項に記載のショベル。
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