JP6732348B1 - ラベル装着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被装着物の形状に応じて、ラベルの収縮の仕方を柔軟に調整できるようにする。【解決手段】被装着物Xに被覆されたラベルLを予熱室20で予備加熱した後、その被装着物Xを本加熱室30に搬入し、ラベルLをさらに加熱して被装着物Xに装着させるラベル装着装置100であって、本加熱室30が、搬入された被装着物Xの周囲に設けられ、高温の気体をラベルLに吹き付ける複数のノズルSNと、複数のノズルSNのうち、一部を開放したまま、残りの部分を閉塞することで、ラベルLに与える熱量を、そのラベルLの位置に応じて調整するための熱量調整機構50とを具備するようにした。【選択図】図6

Description

本発明は、シュリンクラベル等のラベルを加熱して被装着物に装着するラベル装着装置に関するものである。
この種のラベル装着装置としては、特許文献1に示すように、被装着物に被覆されたラベルを予熱室で予備加熱した後、その被装着物を本加熱室に搬入し、ラベルをさらに加熱して被装着物に装着させるように構成されたものがある。
このように予熱室及び本加熱室を備えた構成において、予熱室では、本加熱室よりも時間をかけてラベルを加熱することで、ラベルを若干収縮させる或いは収縮しやすい状態にまで加熱し、本加熱室では、より高温の熱風を用いて、一気にラベルを収縮させて密着させる。
ここで、例えば下の方が小径で上の方が大径の容器にラベルを装着することを考える。このような容器に対しても、装着するラベルは高さ方向に沿って径が変わらず円筒形状をなすことから、ラベルの下方と上方とでは収縮率が異なり、ラベルが部分的に引っ張られて、例えばプリントされた絵柄等が歪んでしまう。
そこで、従来は、時間をかけてラベルを加熱する予熱室において、熱風を吐出する複数の吐出口のうち、例えばある高さに設けられた吐出口を閉じることで、ラベルの加熱される部位を限定し、ラベルの高さ方向に温度分布を持たせていた。
しかしながら、ラベルの高さ方向に温度分布を持たせたとしても、例えばスプレー容器のように歪な形状の容器にラベルを装着する場合、周方向の異なる位置で収縮率が異なるので、結局のところラベルが部分的に引っ張られることは解決されない。
このように、予熱室での熱風の当て方に着目した従来の技術常識のみでは、近時の被装着物の形状の多様化に対応しきれない中、そこに鋭いメスを入れ、本加熱室での熱風の当て方に着目してなされたのが本願発明である。
特許第5990723号公報
本願発明は、上記問題点を解決すべくなされたものであり、被装着物の形状に応じて、ラベルの収縮の仕方を柔軟に調整できるようにすることをその主たる課題とするものである。
すなわち本発明に係るラベル装着装置は、被装着物に被覆されたラベルを予熱室で予備加熱した後、その被装着物を本加熱室に搬入し、前記ラベルをさらに加熱して前記被装着物に装着させるものであって、前記本加熱室が、搬入された前記被装着物の周囲に設けられ、高温の気体を前記ラベルに吹き付ける複数のノズルと、前記複数のノズルのうち、一部を開放したまま、残りの部分を閉塞することで、前記ラベルに与える熱量を、そのラベルの位置に応じて調整するための熱量調整機構とを具備することを特徴とするものである。
なお、ここでいう複数のノズルのうちの一部及び残りの部分とは、1つのノズルに着目した場合の一部分と残りの部分も含む概念である。
このように構成されたラベル装着装置であれば、被装着物の周囲に設けられた複数のノズルのうち、一部を開放したまま、残りの部分を閉塞することで、ラベルに与える熱量を、そのラベルの位置に応じて調整するための熱量調整機構を備えているので、被装着物の形状に応じて、ラベルの収縮の仕方を柔軟に調整することができる。
これにより、被装着物が、例えばスプレー容器のような歪な形状のものであっても、ラベルを部分的に引っ張れることなく装着させることができる。
前記熱量調整機構が、前記ラベルの周方向に沿って、与える熱量を偏らせるものであることが好ましい。
このような構成であれば、ラベルの周方向の異なる位置で収縮率が異なる場合であっても、ラベルを部分的に引っ張られないように収縮させることができる。
具体的な実施態様としては、前記ノズルが、前記本加熱室の側壁に形成された通風口を挟むように一対の案内板を設けてなるスリットノズルであって、前記熱量調整機構が、前記一対の案内板に挟まれた内部流路に設けられて、当該内部流路を開閉する開閉部材を有している構成が挙げられる。
前記開閉部材が、前記スリットノズルの長手方向と直交する方向に沿った断面において、一端部が一方の前記案内板に当接するとともに、他端部が他方の前記案内板に当接する閉塞位置と、一端部及び他端部それぞれが一対の案内板に非接触な開放位置との間を回転移動するものであることが好まし。
このような構成であれば、開閉部材が回転することで閉塞位置及び開放位置の間を移動するので、開閉部材をスリットノズルに対して進退させることで閉塞位置及び開放位置の間を移動する構成に比べて、熱量調整機構をコンパクトにすることができる。また、開閉部材を回転させる構成であるので、開放位置にある開閉部材を、吐出される高温の気体の流れに沿った向きに回転させることで、気体の流れに対する抵抗を小さくすることができる。
前記開閉部材が、前記スリットノズルの一端部から他端部に亘って延びており、当該スリットノズルの全体を開閉するもが好ましい。
このような構成であれば、スリットノズルの全体を一挙に開閉することができる。
前記開閉部材が、前記スリットノズルの一端部から他端部における一部分に設けられ、当該スリットノズルの一部分を開閉するものであることが好ましい。
このような構成であれば、ラベルの周方向沿った熱量に加えて、ラベルの高さ方向に沿った熱量も調整することができ、ラベルの収縮の仕方をより細やかに調整することができる。
前記被装着物が、上方から視て、非対称な形状をなす場合、本発明の作用効果がより顕著に発揮される。
このように構成した本発明によれば、被装着物の形状に応じて、ラベルの収縮の仕方を柔軟に調整することができる。
本実施形態のラベル装着装置の全体構成を示す模式図。 本実施形態のラベル装着装置の内部構成を示す模式図。 本実施形態の予熱室の構成を示す模式図。 本実施形態の本加熱室の構成を示す模式図。 本実施形態のスリットノズルの構成を示す模式図。 本実施形態の熱量調整機構の動作及び構成を説明する模式図。 その他の実施形態における熱量調整機構の動作及び構成を説明する模式図。 その他の実施形態におけるスリットノズルの構成を示す模式図。
以下に、本発明に係るラベル装着装置の一実施形態について、図面を参照して説明する。
<装置構成>
本実施形態のラベル装着装置100は、被装着物Xに被覆された状態のシュリンクラベルL(以下、単にラベルLという)を加熱して、該ラベルLを被装着物Xに装着するために用いられるものである。なお、本実施形態のラベルLは、例えば樹脂製などの熱収縮性を有する円筒状のフィルムである。また、被装着物Xは、例えば樹脂製、ガラス製、或いは金属製の容器などである。この被装着物Xは、ここでは上方から視て非対称な形状であり、より具体的には上方から視て非円形状であり、高さ方向に沿って断面形状が変わるものである。
ラベル装着装置100は、図1に示すように、ラベルLが被覆された被装着物Xを搬送する搬送機構10と、ラベルLを予備加熱して若干収縮させる或いは収縮しやすい状態にする予熱室20と、予備加熱されたラベルLをさらに加熱して被装着物Xに密着させる本加熱室30とを具備している。なお、図1では1つの予熱室20が設けられている構成を示してあるが、連続する2つ以上の予熱室20が設けられていても良い。
搬送機構10は、図1に示すように、被装着物Xが載置される例えば無端ベルトなどの搬送ベルト11と、搬送ベルト11を動かすためのモータなどの駆動部12とを備えたものであり、ここでは被装着物Xを直線状に搬送して予熱室20と本加熱室30とをこの順に通過させるように設けられている。
予熱室20は、図2に示すように、内部が予熱空間2Sとして形成された第1筐体21と、ラベルLを加熱するための高温の気体を生成する予熱室用加熱機構22とを備えている。
第1筐体21は、被装着物Xを搬入出するための開口が側壁に形成されたものである。ここでは、互いに対向する側壁それぞれに開口が形成されており、前壁211に形成された開口が搬入口21aであり、後壁212に形成された開口が搬出口21bである。
予熱室用加熱機構22は、例えば圧送機構(不図示)により供給された空気を高温に加熱するものであり、具体的には例えばフィン付きカートリッジヒータ等のヒータ221を備えたものである。より具体的に説明すると、図3に示すように、第1筐体21内における予熱空間2Sの上方には圧送された空気が供給される供給空間2Pが設けられており、この供給空間2Pに複数本のヒータ221が例えば千鳥状に配置されている。
この予熱室用加熱機構22により加熱された高温の空気は、第1筐体21の側壁に形成された送風孔21hから予熱空間2Sに送り込まれる。より詳細に説明すると、第1筐体21の側壁のうち搬送方向とは直交する方向に対面する左壁213及び右壁214それぞれの内壁面には、例えばパンチングメタルが設けられている。これにより、左壁213及び右壁214の内壁面には多数の送風孔21hが形成されており、これらの送風孔21hから高温の空気が吹き出される。
本加熱室30は、図2に示すように、内部が本加熱空間3Sとして形成された第2筐体31と、ラベルLをさらに加熱するための高温の気体を生成する本加熱室用加熱機構32とを備えている。
第2筐体31は、被装着物Xを搬入出するための開口が側壁に形成されたものであり、ここでは第1筐体21と隣接して配置されている。つまり、第2筐体31の前壁311は、第1筐体21の後壁212に対面しており、この前壁311に形成された開口が搬入口31aである。また、第2筐体31の前壁311に対向する後壁312に形成された開口が搬出口31bである。
本加熱室用加熱機構32は、例えば圧送機構(不図示)により供給された空気を高温に加熱するものであり、具体的には例えばフィン付きカートリッジヒータ等のヒータ321を備えたものである。より具体的に説明すると、図4に示すように、第2筐体31内における本加熱空間3Sの上方には圧送された空気が供給される供給空間3Pが設けられており、この供給空間3Pに複数本のヒータ321が例えば千鳥状に配置されている。
この本加熱室用加熱機構32により加熱された高温の空気は、第2筐体31の側壁に形成された通風口31hから本加熱空間3Sに送り込まれる。より詳細に説明すると、第2筐体31の側壁のうち搬送方向とは直交する方向に対面する左壁313及び右壁314それぞれの内壁面には、複数の通風口31hが形成されており、これらの通風口31hから高温の空気が吹き出される。各通風口31hは、被装着物Xの高さ方向に沿って延びるスリット状をなし、ここでは左壁313及び右壁314それぞれの内壁面における下端部から中央部の上方に亘って形成されている。
本実施形態では、図5に示すように、左壁313及び右壁314の内壁面が、本加熱室30内に搬入された被処理物を取り囲むように設けられており、左壁313及び右壁314それぞれに複数の通風口31hが形成されている。具体的に左壁313及び右壁314の内壁面は、搬送方向と平行な第1要素331と、第1要素331の搬入口側端部から搬入口31a側に向かって屈曲又は湾曲した第2要素332と、第1要素331の搬出口側端部から搬出口31b側に向かって屈曲又は湾曲した第3要素333とからなり、各要素331、332、333それぞれに通風口31hが形成されている。なお、第1要素331には搬入口31a側及び搬出口31b側に1つずつ通風口31hが形成されており、第2要素332及び第3要素333にはそれぞれ1つの通風口31hが形成されているが、通風口31hの数はこれに限られるものではない。
各通風口31hの両側(搬入口31a側及び搬出口31b側)には、通風口31hから吹き出された高温の気体を被装着物Xに導く一対の案内板4が設けられており、これらの案内板4及び通風口31hによりスリットノズルSNが形成されている。
一対の案内板4それぞれは、通風口31hに沿って延びる長尺状の板状部材であり、図6に示すように、基端部41から先端部42に向かうに連れて徐々に近づくように延びている。これにより、一対の案内板4の先端部42の間が、通風口31hを通過した高温の空気を吐出する吐出口4hとして形成されている。
然して、本実施形態の本加熱室は、図5及び図6に示すように、複数のスリットノズルSNのうち、一部を開放したまま、残りの部分を閉塞することで、ラベルLに与える熱量を、そのラベルLの位置に応じて調整するための熱量調整機構50をさらに備えてなる。
なお、ここでいう複数のスリットノズルSNのうちの一部及び残りの部分とは、1又は一群のスリットノズルSNと、残りの1又は一群のスリットノズルSNという意味の他、1つのスリットノズルSNに着目した場合の一部分と残りの部分といった意味も含む。
具体的にこの熱量調整機構50は、それぞれのスリットノズルSNを個別独立して開閉できるように構成されたものであり、これによりラベルLに与える熱量をラベルLの周方向において偏らせる、すなわち与える熱量をラベルLの周方向の位置によって異ならせるものである。
より具体的に説明すると、熱量調整機構50は、それぞれのスリットノズルSNに対応して設けられ、各スリットノズルSNを開閉する複数の開閉部材51を備えている。
各開閉部材51は、一対の案内板4に挟まれた内部流路4L内、すなわち通風口31hと吐出口4hとを連通するスリットノズルSNの内部流路4L内に設けられており、ここではスリットノズルSNの長手方向における一端部(下端部)から他端部(上端部)に亘って延び、スリットノズルSNの全体を開閉するものである。
具体的に開閉部材51は、図6に示すように、スリットノズルSNの長手方向と直交する方向に沿った断面において、一端部51aが一方の案内板4に当接するとともに、他端部51bが他方の案内板4に当接する閉塞位置Pと、一端部51a及び他端部51bそれぞれが案内板4に非接触な開放位置Qとの間を回転移動するものである。
ここでの開閉部材51は、内部流路4L内に設けられた回転軸510周りに回転するように構成されており、この回転軸510を挟み込むとともに、基端部511a、512aが回転軸に取り付けられた一対の回転板511、512からなる。
第1回転板511は、閉塞位置Pから開放位置Qに移動する際に、通風口31hから離れるとともに、吐出口4hに近づくように回転するものである。この第1回転板511は、閉塞位置Pにおいて、回転軸510に対して吐出口4h側に設けられており、基端部511aから先端部511bまでの途中で屈曲又は湾曲して、先端部511bが一方の案内板4に対して略直交するように配置されている。
第2回転板512は、閉塞位置Pから開放位置Qに移動する際に、通風口31hに近づくとともに、吐出口4hから離れるように回転するものである。この第2回転板512は、閉塞位置Pにおいて、回転軸510に対して通風口31h側に設けられており、ここでは、閉塞位置P及び開放位置Qの間を回転移動する際に、通風口31hの一部を横切るように設けられている。
本実施形態の開閉部材51には、図6に示すように、当該開閉部材51を回転軸周りに回転させるための操作部52が設けられている。
具体的に操作部52は、第2回転板512の長手方向端部(下端部又は上端部)に設けられており、ここでは部分円弧状のスライド孔52Lが形成された板状部材である。このスライド孔52Lには、操作部52の動きを固定するためのボルト等の固定部材53が挿通されている。
この操作部52を回転させて、スライド孔52Lの一端部に固定部材53が当接することで、第1回転板511の先端部511bが一方の案内板4に当接するとともに、第2回転板512の先端部512bが他方の案内板4に当接して、開閉部材51が閉塞位置Pに到達する。
一方、操作部52を回転させて、スライド孔52Lの他端部に固定部材53が当接することで、第1回転板511の先端部511b及び第2回転板512の先端部512bが案内板4とは非接触な位置に回転移動するとともに、第1回転板511及び第2回転板512が高温気体の吐出方向に沿うように配置され、開閉部材51が開放位置Qに到達する。
<本実施形態の効果>
このように構成した本実施形態のラベル装着装置100によれば、被装着物Xの周囲に設けられた複数のスリットノズルSNのうち、一部を開放したまま、残りの部分を閉塞することで、ラベルLに与える熱量を、そのラベルLの位置に応じて調整するための熱量調整機構50を備えているので、被装着物Xの形状に応じて、ラベルLの収縮の仕方を柔軟に調整することができる。
これにより、被装着物Xの全周を加熱しつつ、周方向の位置によって与える熱量を調整することができるので、被装着物Xが、例えばスプレー容器のような歪な形状をなし、ラベルLの周方向の異なる位置で収縮率が異なる場合であっても、ラベルLを部分的に引っ張られないように収縮させることができる。
さらに、開閉部材51が回転することで閉塞位置P及び開放位置Qの間を移動するので、開閉部材51をスリットノズルSNに対して進退させることで閉塞位置P及び開放位置Qの間を移動する構成に比べて、熱量調整機構50の構成をコンパクトにすることができる。また、開閉部材51を回転させる構成であるので、開放位置Qにある開閉部材51を、吐出される高温の気体の流れに沿った向きに回転させることができ、気体の流れに対する抵抗を小さくすることができる。
加えて、開閉部材51が、スリットノズルSNの長手方向における一端部(下端部)から他端部(上端部)に亘って延びているので、スリットノズルSNの全体を一挙に開閉することができる。
<その他の変形実施形態>
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、開閉部材51は、前記実施形態ではスリットノズルSNの長手方向における一端部(下端部)から他端部(上端部)に亘って延びていたが、例えばスリットノズルSNの長手方向における一端部(下端部)から他端部(上端部)までの一部分に設けられ、当該スリットノズルSNの長手方向における一部分を開閉するものであっても良い。
また、前記実施形態の開閉部材51をスリットノズルSNの長手方向に沿って複数に分割しても良い。つまり、スリットノズルSNの長手方向に沿って設けられた複数の開閉部材51が、全体としてスリットノズルSNの一端部から他端部に亘って設けられていても良い。
このような構成であれば、1つのスリットノズルSNを長手方向に沿って部分的に開閉することができるので、ラベルLの周方向に沿った熱量に加えて、ラベルLの高さ方向に沿った熱量も調整することができ、ラベルLの収縮の仕方をより細やかに調整することができる。
また、開閉部材51は、前記実施形態では一対の回転板511、512により構成されていたが、単一の回転板から構成しても良い。
さらに、第1回転板511及び第2回転板512の位置関係や回転方向は、前記実施形態に述べた態様に限らず、適宜変更して構わない。
加えて、開閉部材51は、図7に示すように、閉塞位置P及び開放位置Qの間を進退移動(並進移動)するものであっても良い。
さらに、開閉部材51は、必ずしも全てのスリットノズルSNに設けられている必要はなく、一部のスリットノズルSNにのみ設けても良い。
また、熱量調整機構50としては、スリットノズルSNを個別独立して開閉できるように構成されたものに限らず、複数のスリットノズルSNを連動して開閉できるように構成されたものであっても良い。
加えて、スリットノズルSNを構成する一対の案内板4は、線対称に設けられているものに限らず、図8に示すように、一方の案内板4の先端部42のさらに先方に、他方の案内板4の先端部42が位置するように構成されていても良い。
そのうえ、本加熱室30に設けられたノズルは、スリットノズルSNに限らず、例えば筒状のノズルであっても良い。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
100・・・ラベル装着装置
10 ・・・搬送機構
20 ・・・予熱室
30 ・・・本加熱室
4 ・・・案内板
SN ・・・スリットノズル
50 ・・・熱量調整機構
51 ・・・回転部材
P ・・・閉塞位置
Q ・・・開放位置

Claims (6)

  1. 被装着物に被覆されたラベルを予熱室で予備加熱した後、その被装着物を本加熱室に搬入し、前記ラベルをさらに加熱して前記被装着物に装着させるラベル装着装置であって、
    前記本加熱室が、
    搬入された前記被装着物の周囲に設けられ、高温の気体を前記ラベルに吹き付ける複数のノズルと、
    前記複数のノズルのうち、一部を開放したまま、残りの部分を閉塞することで、前記ラベルに与える熱量を、そのラベルの位置に応じて調整するための熱量調整機構とを具備し、
    前記熱量調整機構が、前記ラベルの周方向に沿った異なる位置それぞれに与える熱量を調整して、それら周方向に沿った異なる位置に与える熱量を偏らせるものであるラベル装着装置。
  2. 前記ノズルが、前記本加熱室の側壁に形成された通風口を挟むように一対の案内板を設けてなるスリットノズルであって、
    前記熱量調整機構が、
    前記一対の案内板に挟まれた内部流路に設けられて、当該内部流路を開閉する開閉部材を有している、請求項記載のラベル装着装置。
  3. 前記開閉部材が、前記スリットノズルの長手方向と直交する方向に沿った断面において、一端部が一方の前記案内板に当接するとともに、他端部が他方の前記案内板に当接する閉塞位置と、一端部及び他端部それぞれが一対の案内板に非接触な開放位置との間を回転移動するものである、請求項記載のラベル装着装置。
  4. 前記開閉部材が、前記スリットノズルの一端部から他端部に亘って延びており、当該スリットノズルの全体を開閉するものである、請求項又は記載のラベル装着装置。
  5. 前記開閉部材が、前記スリットノズルの一端部から他端部における一部分に設けられ、当該スリットノズルの一部分を開閉するものである、請求項又は記載のラベル装着装置。
  6. 前記被装着物が、上方から視て、非対称な形状をなす、請求項1乃至のうち何れか一項に記載のラベル装着装置。
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