JP6732280B2 - 中綴じ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙束を針金で綴じる中綴じ装置に関する。
中綴じ装置は、搬送される用紙束を針金で綴じるステッチャーを備える(特許文献1及び2等参照)。ステッチャーは、往復運動するヘッド部と、ヘッド部を駆動する駆動機構と、ヘッド部に連動して針金を送る送りローラ部と、ヘッド部に連動して針金を切断するカッター部と、を備える。
ステッチャーは、駆動機構がヘッド部を一往復運動することで、(1)送りローラ部で所定長さの針金が送られ、(2)送られた針金がカッター部で切断され、(3)切断された針金が用紙束に打ち込まれるように構成されている。
また、厚さの異なる用紙束を綴じるために、中綴じ装置は、ヘッド部の往復運動の位置を変更する調整部を備え、ヘッド部の往復運動の位置に応じて、送りローラ部で送られる針金の長さが調整される。
そのため、厚さの異なる複数の第1及び第2の用紙束が連続的にステッチャーに搬送されて、第1の用紙束が綴じられた後に、第2の用紙束が綴じられる場合、用紙束の厚さに応じて針金の長さを調整するために、ヘッド部の往復運動の位置を変更する必要がある。
ところで、上記の通り、ヘッド部が一往復運動するごとに、上記(1)〜(3)の動作が一連で行われる。そのため、最後尾の第1の用紙束に針金が打ち込まれた後、調整部でヘッド部の往復運動の位置が変更されても、変更された時点で、すでに、第1の用紙束に適合する長さの針金が切断される。
従って、最後尾の第1の用紙束に針金が打ち込まれた後に、ヘッド部の往復運動の位置が変更されても、最後尾の第1の用紙束の直後に搬送される最前列の第2の用紙束には、第1の用紙束に適合する長さの針金が打ち込まれる問題がある。
そこで、最後尾の直前の第1の用紙束に針金が打ち込まれた後に、ヘッド部の往復運動の位置が変更されれば、最後尾の第1の用紙束には、第1の用紙束に適合する長さの針金が打ち込まれると共に、最前列の第2の用紙束には、第2の用紙束に適合する長さの針金が打ち込まれる。しかし、最後尾の第1の用紙束に針金が打ち込まれるときには、ヘッド部の往復運動の位置と共に、針金の打ち込み位置が変更されているので、第1の用紙束に打ち込まれた針金の形状が理想的でない問題がある。
そのため、ヘッド部が一往復運動するごとに、上記(1)〜(3)の動作が一連で行われる中綴じ装置では、ヘッド部の往復運動の位置の変更のタイミングを考慮しても問題が生ずるので、通常、最後尾の第1の用紙束に針金が打ち込まれた後に、ヘッド部の往復運動の位置が変更される。しかし、上記の通り、最前列の第2の用紙束には、最適な長さの針金が打ち込まれていないので、オペレータは、最前列の第2の用紙束が良品か不良品か判断する必要があった。
特開平11−240165号公報 特開平9−76659号公報
そこで、本発明が解決しようとする課題は、用紙束の厚さに応じて、ヘッド部の往復運動の位置が変更される場合に、オペレータは用紙束が良品か不良品か判断する必要のない中綴じ装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る中綴じ装置は、
搬送される用紙束を針金で綴じるステッチャーを備えた中綴じ装置であって、
ステッチャーは、
往復運動するヘッド部と、
ヘッド部を駆動する駆動機構と、
ヘッド部に連動して針金を送る送りローラ部と、
ヘッド部に連動して針金を切断するカッター部と、を備え、
ヘッド部が一往復運動するごとに、所定長さの針金が送られ、送られた針金が切断され、切断された針金が用紙束に打ち込まれるように構成され、
さらに、ヘッド部の往復運動の位置に応じて、送られる針金の長さが調整されるように構成され、
中綴じ装置は、
ヘッド部の往復運動の位置を調整する調整部と、
用紙束の厚さと用紙束に打ち込まれる針金の長さとの関係の許容範囲が入力される入力部と、
調整部の駆動を指示する指示部と、
ヘッド部が一往復運動するごとに、用紙束に打ち込まれる針金の長さ及び用紙束の厚さを認識する認識部と、
用紙束に打ち込まれた針金の長さが許容範囲内か否かを判定する判定部と、
用紙束に打ち込まれた針金の長さが許容範囲を超えるとき、ステッチャーから次工程までの所定の搬送路に対して用紙束を離脱する離脱路に送る離脱部と、を備える。
本発明に係る中綴じ装置では、用紙束の厚さに応じて、ヘッド部の往復運動の位置が変更される場合に、オペレータは用紙束が良品か不良品か判断する必要がない。
そのため、オペレータは、用紙束が良品か不良品かを目視で判別するための手間を省くことができる。さらに、自動で判別されるので、誤って不良な用紙束が混入することを防止できる。
中綴じ装置を示す概略図。 ステッチャー等の駆動機構を示す図。 ステッチャーを説明する図。 用紙束の厚さと用紙束に打ち込まれる針金の長さとの差の許容範囲を説明するための図。 ステッチャーの動作を説明する図。 図5に続く図。 図6に続く図。 図7に続く図。
以下、図面に基づいて、本発明に係る中綴じ装置の実施形態を説明する。
[全体構成]
図1の通り、中綴じ装置は、搬送される複数の用紙束101,102を針金111で綴じるためのステッチャー1を備える。中綴じ装置は、ステッチャー1から次工程までの所定の搬送路Aに対して離脱する離脱路Bに、用紙束101,102を送る離脱部4を備える。離脱部4は、可動ゲート40と、離脱穴41と、を備える。可動ゲート40は、離脱穴41を開閉可能にし、用紙束101,102が搬送路Aに搬送されるとき、可動ゲート40は、離脱穴41を閉じるように配置され、用紙束101,102が離脱路Bに搬送されるとき、可動ゲート40は、離脱穴41を開くように配置される。
中綴じ装置は、ステッチャー1及び可動ゲート40等の動作を制御するための制御部2と、制御部2に送られる所定の指示を入力するための入力部3と、を備える。制御部2は、プロセッサからなり、演算装置、記憶装置、処理装置等を備える。入力部3は、タッチスクリーンやキーボード等からなり、中綴じ装置の所定の動作を実行するための指示及び数値等をオペレータが入力する。
図2の通り、ステッチャー1は、上下方向Zに所定距離だけ往復運動するヘッド部10と、ヘッド部10を駆動する駆動機構5と、を備える。図3の通り、ステッチャー1は、さらに、針金110を送る送りローラ部11と、送られる針金110を把持するクランプ部13と、針金110を切断するカッター部12と、切断された針金を用紙束101に打ち込む打ち込み部15(図7)と、を備える。送りローラ部11、クランプ部13、カッター部12及び打ち込み部15は、ヘッド部10の往復運動に連動する。
図2及び図3に示される前後方向X、左右方向Y及び上下方向Zは、互いに直交する。図2において、左右方向Yは、図の手前及び奥の方向である。図3において、前後方向Xは、図の手前及び奥の方向である。
ステッチャー1は、ヘッド部10が一往復運動するごとに、送りローラ部11が所定長さの針金110を送り、クランプ部13が送られた針金110を把持し、カッター部12が把持された針金110を切断し、打ち込み部15(図7)が切断された針金110を用紙束101に打ち込むように構成される。
図2の通り、駆動機構5は、制御部2に接続されたステッピングモータ部50と、上下方向Zに延設されたロッド51と、前後方向Xに延設されたロッド52と、を備える。モータ部50は、出力軸501を介して、プーリー511を回転する。ロッド51は、下端部に設けられたクランプピン504を介して、プーリー503に連結される。各プーリー503,511は、タイミングベルト502を介して、連結される。
各ロッド51,52は、回転軸505を介して、連結される。回転軸505は、ロッド51の上端部、かつ、ロッド52の後端部に設けられる。ロッド52は、中央に設けられた固定軸506を介して、揺動する。また、ロッド52は、前端部に回転軸507を備える。回転軸507は、スライドヘッド53に連結される。スライドヘッド53は、上下方向Zに延設されたスライドレール530に沿って移動可能に係合される。スライドヘッド53は、連結部531を介して、ヘッド部10に連結される。
クランクピン504は、プーリー503の中心から偏心して設けられる。そのため、モータ部50が、出力軸501を回転すると、クランクピン504と共に、ロッド51が上下方向Zに往復運動する。さらに、ロッド52が固定軸506を中心に揺動して、スライドヘッド53が、ヘッド部10と共に、上下方向Zに往復運動する。
図2の通り、中綴じ装置は、さらに、ステッチャー1の下方に設けられたクリンチャー6を備える。クリンチャー6は、上端に一対の爪部60(図7)を備える。爪部60は、用紙束101に打ち込まれた針金111の突き出た部分を折り曲げる。駆動機構5は、ステッチャー1に加えて、クリンチャー6の爪部60も駆動する。クリンチャー6は、上下方向Zに延設されたアーム61を備える。アーム61は、爪部60に連結される。
駆動機構5は、プーリー503に連結されたカム54を備える。駆動機構5は、前後方向Xに延設されたロッド55を備える。ロッド55は、後端部に回転軸508を備える。ロッド55は、中央に設けられた固定軸509を介して、揺動する。また、ロッド55は、前端部に回転軸510を備える。常に、回転軸508は、カム54に当接すると共に、回転軸510は、アーム61の下端に当接する。
そのため、モータ部50が、出力軸501と共にカム54を回転すると、所定のタイミングで、ロッド55が固定軸509を中心に揺動する。さらに、アーム61が、爪部60と共に、上下方向Zに往復運動する。
図2の通り、中綴じ装置は、さらに、ヘッド部10の往復運動の位置を調整する調整部6を備える。調整部6は、制御部2に接続されたステッピングモータ部60と、モータ部60の出力軸61に連結されたプーリー65と、回転軸505に連結されたプーリー62と、各プーリー61,62に架け渡されたタイミングベルト63と、を備える。
モータ部60が、出力軸61を回転すると、プーリー65と共に、プーリー62が回転する。回転軸505は、プーリー62の中心から偏心して設けられる。そのため、プーリー62が回転すると、回転軸505と共に、スライドヘッド53の往復運動の位置が上下方向Zに移動する。従って、回転軸505を上方に配置すると、スライドヘッド53と共に、ヘッド部10の往復運動の位置が上方に配置されると共に、回転軸505を下方へ配置すると、スライドヘッド53と共に、ヘッド部10の往復運動の位置が下方に配置される。
図4(a)の通り、用紙束101に打ち込まれる前の針金111は、一直線で長さLを有する。図4(b)の通り、用紙束101に打ち込まれた後の針金111は、屈曲されており、上横長部が長さWを有し、一対の縦長部が長さHを有し、一対の下横長部が長さPを有する。そのため、針金111の縦長部の長さHは、用紙束101の厚さH’より若干長い。
図4(c)の通り、入力部3は、画面部30を備える。入力部3は、タッチスクリーンやキーボード等を介して、用紙束101の厚さH’と用紙束101に打ち込まれる針金111の長さLとの差の許容範囲tが入力される。画面部30は、枠部31に、入力された許容範囲tが表示される。
図1及び図2の通り、制御部2は、調整部6の駆動を指示する指示部20と、ヘッド部10が一往復運動するごとに、用紙束101に打ち込まれる針金111の長さL及び用紙束101の厚さH’を認識する認識部21と、用紙束101に打ち込まれた針金111の長さLが許容範囲t内か否かを判定する判定部22と、を備える。
[ステッチャーの動作]
次に、図3(図2)、図5〜図8に基づいて、ステッチャー1の一連の動作を説明する。ヘッド部10が一往復運動するごとに、次の動作が実行される。
図3(図2)では、ヘッド部10は、原位置に配置される。ヘッド部10は、門型に構成される。クランプ部13は、前後方向Xに移動する。既にカッター部12で所定長さに切断された針金111が、ヘッド部10の前方に配置される。クランプ部13は、ヘッド部10の前方に配置されると共に、切断された針金111を把持する。
図3(図2)に続く図5では、ヘッド部10は、原位置から上昇して、上死点に配置される。クランプ部13は、ヘッド部10に重なるように配置されて、切断された針金111は、ヘッド部10の下端に設けられた曲げ部に配置される。
図5に続く図6では、ヘッド部10は、上死点から下降する。ヘッド部10の下降により、ヘッド部10の曲げ部に配置された針金111が、門型に曲げられる。
図6に続く図7では、ヘッド部10は、さらに下降する。ヘッド部10の下端が、用紙束101の上面に当接すると共に、打ち込み部15が、針金111を上方から用紙束101に打ち込む。さらに、クランプ部13が、ヘッド部10の前方に配置される。送りローラ11が、針金が巻かれた巻出し部14(図3)から所定長さの針金111を送り出すと共に、クランプ部13が、送られた針金111を把持する。
図7に続く図8では、ヘッド部10は、さらに下降して、下死点に配置される。ヘッド部10の下端が、用紙束101の上面を押さえると共に、打ち込み部15が、針金111を用紙束101に完全に打ち込む。クリンチャー6の爪部60が、用紙束101から突き出た針金111の縦長部を折り曲げて下横長部を形成し、用紙束101の下面に当接する。カッター部12は、クランプ部13に把持された針金12を切断する。
[中綴じ装置の動作]
次に、厚さH’の異なる複数の第1の用紙束101及び第2の用紙束102が連続的にステッチャー1に搬送されるときの、中綴じ装置の動作を説明する。
上記の通り、調整部6は、ヘッド部10の往復運動の位置を変更する。ステッチャー1は、ヘッド部10の往復運動の位置が変更されると、送りローラ11が送る針金111の長さLが変更されるように構成される。また、ステッチャー1は、ヘッド部10の往復運動の位置が変更されると、打ち込み部15が針金111を打ち込む位置が変更されるように構成される。
指示部20は、最後尾の第1の用紙束101に針金111が打ち込まれた(図8)後に、調整部6がヘッド部10の往復運動の位置を変更するように指示する。なお、指示部20は、制御部2に接続されたカウンター(不図示)で、予め記憶された第1の用紙束101の数をカウントしたり、制御部2に接続されたリーダー(不図示)で、最後尾の第1の用紙束101に印刷されたコードを読み取ったりすることで、第1の用紙束101が最後尾か否かを判断する。
図8の通り、最後尾の第1の用紙束101に針金111が打ち込まれた時点では、すでに、第1の用紙束101に適合する長さLの針金111が切断される。
従って、最後尾の第1の用紙束101に針金111が打ち込まれた後に、ヘッド部10の往復運動の位置が変更されても、最後尾の第1の用紙束101の直後に搬送される最前列の第2の用紙束102には、第1の用紙束101に適合する長さの針金111が打ち込まれる。その後、最前列の直後の第2の用紙束102には、第2の用紙束102に適合する長さの針金112が打ち込まれる。
ところで、針金111の長さLが短く、かつ、用紙束101の厚さH’が厚い場合、打ち込まれた後の針金111の下横長部の長さPは短くなる。また、針金111の長さLが長く、かつ、用紙束101の厚さH’が薄い場合、打ち込まれた後の針金111の下横長部の長さPは長くなる。針金111の下横長部の長さPが短すぎると、用紙束101から針金111が外れやすくなると共に、針金111の下横長部の長さPが長すぎると、各下横長部が重なり合うという問題がある。
上記の通り、最後尾の第1の用紙束101の直後に搬送される最前列の第2の用紙束102には、第1の用紙束101に適合する長さの針金111が打ち込まれるので、針金111の下横長部の長さPが長すぎたり短すぎたりすることがある。
しかし、用紙束102の種類やユーザーの許容度等に応じて、許容される針金111の下横長部の長さPは異なる。
そこで、用紙束102の種類やユーザーの許容度等に応じて、オペレータは、入力部3を介して、用紙束101,102の厚さH’と用紙束101,102に打ち込まれる針金111,112の長さLとの差の許容範囲tを入力する。
認識部21は、ヘッド部10が一往復運動するごとに、用紙束101,102に打ち込まれる針金111,112の長さL及び用紙束101,102の厚さH’を認識する。
判定部22は、用紙束101,102に打ち込まれた針金111,112の長さLが許容範囲t内か否かを判定する。
そして、離脱部4は、判定部22の判定結果に基づいて、最後尾の第1の用紙束101の直後に搬送される最前列の第2の用紙束102に打ち込まれた針金111の長さLが許容範囲t以内であるとき、第2の用紙束102が搬送路Aに搬送される一方、第2の用紙束102に打ち込まれた針金111の長さLが許容範囲tを超えるとき、第2の用紙束102が離脱路Bに搬送されるように、可動ゲート40を動作する。
そのため、最前列の第2の用紙束102には、第2の用紙束102に最適な長さの針金112ではなく、第1の用紙束101に最適な長さの針金111が打ち込まれるが、離脱部4が、不良な第2の用紙束102を離脱路Bに離脱するので、オペレータは、最前列の第2の用紙束102が良品か不良品か判断する必要がない。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明の構成はこれらの実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、許容範囲tは、用紙束の厚さH’と用紙束に打ち込まれる針金の長さLとの差に対応するが、用紙束に打ち込まれた針金の下横長部の長さP(図4(b))に対応してもよい。これは、厚さH’及び長さLに関わらず、用紙束に打ち込まれた針金の上横長部の長さWは一定であって、厚さH’及び長さLに応じて、長さPのみが変化するので、上記の差と長さPとは同じ意義であるからである。
1 ステッチャー
3 入力部
4 離脱部
5 駆動機構
10 ヘッド部
11 送りローラ部
12 カッター部
20 指示部
21 認識部
22 判定部
101,102 用紙束
111,112 針金
L 針金の長さ
t 許容範囲
A 搬送路
B 離脱路

Claims (1)

  1. 搬送される用紙束を針金で綴じるステッチャーを備えた中綴じ装置であって、
    前記ステッチャーは、
    往復運動するヘッド部と、
    前記ヘッド部を駆動する駆動機構と、
    前記ヘッド部に連動して前記針金を送る送りローラ部と、
    前記ヘッド部に連動して前記針金を切断するカッター部と、を備え、
    前記ヘッド部が一往復運動するごとに、所定長さの前記針金が送られ、送られた前記針金が切断され、切断された前記針金が前記用紙束に打ち込まれるように構成され、
    さらに、前記ヘッド部の往復運動の位置に応じて、送られる前記針金の長さが調整されるように構成され、
    前記中綴じ装置は、
    前記ヘッド部の往復運動の位置を調整する調整部と、
    前記用紙束の厚さと前記用紙束に打ち込まれる前記針金の長さとの関係の許容範囲が入力される入力部と、
    前記調整部の駆動を指示する指示部と、
    前記ヘッド部が一往復運動するごとに、前記用紙束に打ち込まれる前記針金の長さ及び前記用紙束の厚さを認識する認識部と、
    前記用紙束に打ち込まれた前記針金の長さが許容範囲内か否かを判定する判定部と、
    前記用紙束に打ち込まれた前記針金の長さが許容範囲を超えるとき、前記ステッチャーから次工程までの所定の搬送路に対して前記用紙束を離脱する離脱路に送る離脱部と、を備える
    ことを特徴とする中綴じ装置。
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