JP6732086B1 - 洗身用前掛け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】入浴時などにおける洗身の際に身体の性的特徴部分を隠すことができるとともに、身体から外れにくくズレにくく透けにくい洗身用前掛け具を提供する。【解決手段】洗身用前掛け具1は、使用者の首元に掛けられていて、座位状態において使用者の前上半身や下腹部を隠すことができる。淡色系の長尺の布体2,3と濃色系の長尺の布体4,5とを表裏に縫着し、短手方向の略中央に長手方向の途中から開脚可能に形成されている。布体2乃至5を構成する繊維としては合成繊維が好ましく、特にポリエステル繊維又はナイロン繊維が好ましい。また、長繊維遣いで撥水性をもつ布であり、水を含みにくいので重くならない。【選択図】図3

Description

本発明は、入浴時などの洗身の際に首に掛けて使用する前掛け具に関する。
事故や怪我により自力入浴が困難な場合や、近年の高齢化社会に伴う介護保険制度の導入により在宅介護や施設介護による介護支援を受ける場合など、従事者による入浴支援がなされる。ところが、被介助者や被介護者は身体の性的特徴部分を見られたくないという羞恥心があり、介助・介護の従事者も見ないようにしたいという卑猥心を排除したいという思いがある一方で、洗身の際にはどうしても身体を露出せざるをえなかった。このような場面は、介護や介助に留まらず、手術の痕跡(例えば乳がん)があって見られたくない部分がある場合も同様である。
また、旅行やビジネス出張などで大浴場に入る場合も、このような問題が起こり得る。特に、最近のインバウンド(訪日外国人)で、日本の銭湯に興味があっても裸で入浴するという文化に慣れておらず入浴をためらっている外国人も、洗身の際にはどうしても身体を露出せざるをえない。このような場合、一般的にタオルで身体を隠すという行為をとるのが簡便である。
さらに、特許文献1に示されるように、入浴時に装着したまま湯船に浸かれるように湯着み具なるものが考案されている。
実用新案登録第3221179号公報
しかしながら、タオルは吸水性に富んでおり、水分を含むと重くなる。水分を含んだタオルで使用者の身体を隠しても、その自重により身体から外れて落下していまい、身体が露呈してしまう。特に、洗身の際には湯水や洗浄液等がタオルに含水することになり、身体の露呈が甚だしい。特許文献1の湯着み具についても、洗身を目的としたものではない。
また、1枚の布地で身体を覆っても、含水した布地が肌に貼り付いて透けてしまう。透けるのを防ぐためには、布地を肌から離間させて肌への貼り付きを回避するなど使用者自身の操作が必要となり、余計な手間がかかったり、障害者にとってはその操作自体が困難な場合もある。
そこで、本発明は、入浴時などにおける洗身の際に身体の性的特徴部分を隠すことができるとともに、身体から外れにくくズレにくく透けにくい洗身用前掛け具を提供する。
本発明は、上記課題を解決するために、以下のものを提供する。
(1) 淡色系の長尺の布体と濃色系の長尺の布体とを表裏に縫着し、短手方向の略中央長手方向の途中から開脚可能に形成されていることを特徴とする洗身用前掛け具。
(2) 1枚の淡色系の長尺の布体と1枚の濃色系の長尺の布体とを表裏に縫着して表裏1枚の布体を2つ構成し、これらの布体の表裏を合わせて並べ、当接している布体の長手方向の一端から途中までを縫着して、短手方向の略中央長手方向の途中から開脚可能に形成されていることを特徴とする洗身用前掛け具。
本発明によれば、淡色系の長尺の布体と濃色系の長尺の布体とを表裏に縫着することから、濃淡差により隠したい部位が透けにくい。また、短手方向の略中央に長手方向の途中から開脚可能に形成されていることから、開脚始端を首に掛けて使用することで身体から外れにくくなり、開脚終端を股で挟んで使用することでも身体から外れにくくなるし、ズレにくくもなる。
上記(1)の洗身用前掛け具は、例えば、1枚の淡色系の長尺の布体と1枚の濃色系の長尺の布体とを表裏として縫着するとともに、短手方向の略中央に長手方向の途中から切断することにより開脚可能に形成することができる。また、上記(2)の洗身用前掛け具は、例えば、1枚の淡色系の長尺の布体と1枚の濃色系の長尺の布体とを表裏として縫着したもの2つを並べて、長手方向の途中までを縫着することにより開脚可能に形成することができる。
(3) 前記布体の長手方向の一端又は両端には、重量をかさ増しする重し部が形成されていることを特徴とする洗身用前掛け具。
本発明によれば、布体の長手方向の一端又は両端には重し部が形成されていることから、上端や下端の位置決めに資することとなり、身体からズレにくい。重し部は、布体の折目によって形成することでよい。
本発明の洗身用前掛け具は、濃淡2色の布体で表裏が形成されていることにより透けにくく、首に掛けて使用でき股で挟んで使用できることにより身体から外れにくくズレにくいという効果がある。また、洗身用前掛け具の上端や下端の重し部により身体からズレにくいという効果がある。
本発明の実施形態に係る洗身用前掛け具の表面図。 本発明の実施形態に係る洗身用前掛け具の裏面図。 本発明の実施形態に係る洗身用前掛け具の使用例を示す図。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、洗身用前掛け具1を示す図であり、長尺の布体2,3,4,5の4枚を縫着することで形成している。長尺の布体2,3は淡色系であり、例えば、白、黄、ピンクなどである。長尺の布体4,5は濃色系であり、例えば、青、紫、紺などである
洗身用前掛け具1は、布体2と布体5とを縫着して縫い目6が形成された表裏1枚の布体を構成し、布体3と布体とを縫着して縫い目7が形成された表裏1枚の布体を構成し、これらの布体の表裏を合わせて並べて縫着して縫い目8が形成され、洗身用前掛け具1が完成する。縫い目8は、長手方向の途中までを縫着することにより形成する。この長手方向の途中まで位置は、首に掛けて使用する際に首元でズレがなく、肩からズレ落ちない適切な位置として設計上規定することとし、短いと布地が垂れてしまって使い難くなる。
また、洗身用前掛け具1は、各布体2乃至5の長手方向の両端に重し部2a,2b,3a,3c,4a,4b,5a,5bが形成されている。この重し部は、各布体2乃至5の布を折り返している折目であり、布体が重畳している。重し部は、布体のほつれを防止するとともに、重し部の自重が増すことにより使用する際に身体からズレにくくする。
布体2乃至5を構成する繊維としては合成繊維が好ましく、特にポリエステル繊維又はナイロン繊維が好ましい。また、長繊維遣いで撥水性をもつ布であり、水を含みにくいので重くならないし、使用者にとって直接湯水を浴びているという感触がある。また、布体2乃至5の大きさは同じサイズでよく、完全に重ねるようにして縫着するのが好ましい。
図3は、本発明の実施形態に係る洗身用前掛け具1の使用例を示す図であり、使用者の首元に洗身用前掛け具1が掛けられていて、座位状態において使用者の前上半身や下腹部を隠すことができる。この状態で洗身用前掛け具1の裏面と肌との間に介護従事者は手やスポンジ等を入れて、使用者の身体を洗う。肩垂れ部Aにより洗身用前掛け具1の外れやズレ落ちを防止し、前垂れ部Bにより使用者の身体の性的特徴部分を隠すことができる。
本発明は、洗身の際の羞恥心や卑猥心を排除するのに役立ち、入浴支援の利用を促すものとして産業上有用である。
1 洗身用前掛け具
2,3,4,5 布地
6,7,8 縫い目

Claims (3)

  1. 淡色系の長尺の布体と濃色系の長尺の布体とを表裏に縫着し、短手方向の略中央長手方向の途中から開脚可能に形成されていることを特徴とする洗身用前掛け具。
  2. 1枚の淡色系の長尺の布体と1枚の濃色系の長尺の布体とを表裏に縫着して表裏1枚の布体を2つ構成し、
    これらの布体の表裏を合わせて並べ、当接している布体の長手方向の一端から途中までを縫着して、短手方向の略中央長手方向の途中から開脚可能に形成されていることを特徴とする洗身用前掛け具。
  3. 前記布体の長手方向の一端又は両端には、重量をかさ増しする重し部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の洗身用前掛け具。
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