JP6731726B2 - 複合卓上板の構造 - Google Patents

Description

本特許は一種類の卓付属品の構造に関し、具体的には一種類の複合卓上板の構造に関する。

卓上板は家庭用品として、従来材料の木材を使って製造される。一方では、木材の大量使用は環境保護に不利で、もう一方では、木材の維持要求と、適用性となどは異なるので、維持コストが高い。木材の代用品として、繊維板と、削片板とがあるが、木材の幾つかの問題は依然残っている。

現代家庭用品の要求から見ると、強靱性と、耐久性と、便利性と、それに美しさを失わないこととは、よく卓上板のデザインの出発点であり、同時に、環境保護と、低炭素との呼びかけがますます高くなるので、合成材料の卓上板を利用することがますます多くなる。

だから、どうやって合成材料の助けとなる卓上板をデザインし、美しさに影響しない範囲で、同時により強い適用性と、より低い維持コストと、木材越えの機械性能とを持つことは、当然の要求と、時代傾向である。

以上の現代家庭用品の卓上板のデザイン要求に応じて、本特許では、一種類の複合卓上板の構造を掲載し、その技術方案は以下の通りである。

一つの表面板と、前記表面板には平らな外表面と、内表面とがあり、
および一つの下底板と、配列のエンボスがあり、前記エンボスは縦横に離れて配列され、前記表面板の内表面にかけて、且つ表面板と接着され、及び
一つの強化部材とがあり、前記強化部材が前記表面板と、下底板との間に設置される。

前記強化部材は一つの強化枠であり、前記強化枠が前記表面板と下底板の外周部に固定される。外周縁でもよく、或いは周縁の少し裏の部分でもよく、卓上板全体の本体枠を形成する。

本方案の好ましい例として、以下のところを改良できる。

もっとも好ましい実施例では、前記下底板は真空成型材料で、その下表面には前記上表面のエンボスの形と対応の凹みが設置される。前記エンボスと、凹みとは前記上表面の水平方向に沿って縦横に離れて配列され、且つお互い隣接して交互に配置される。

もっとも好ましい実施例では、前記表面板の外周縁には下向きの上突縁がある。前記下底板の外周縁には上向きの下突縁がある。前記上、下突縁はお互いに重ね合わせられる。

もっとも好ましい実施例では、前記下底板の各エンボスの総面積は下底板の面積の３０−７０％を占める。

前記各エンボスの面積は１−１５平方センチメートルである。

もっとも好ましい実施例では、前記強化枠は前記表面板と下底板の外周縁のリング状中空キャビティの裏に位置し、同時に、前記表面板と、下底板と、及び前記上、下突縁の重ねた部分とによって、お互いに合わせて制限される。

もっとも好ましい実施例では、前記表面板と下底板の外周縁は協力して、一つの多角横断面の強化リブを形成し、前記強化リブの外側と底面は前記強化枠から包まれる。

もっとも好ましい実施例では、前記表面板と前記下底板の外周縁の外側は一つの付属強化枠に包まれ、前記付属強化枠は前記表面板と下底板の外周縁の外側と、底面ときちんと合わせる。

もっとも好ましい実施例では、前記エンボスは規則配列の方式で分布し、且つ前記接合面は方形である。

もっとも好ましい実施例では、前記エンボスは中隔がなく、きちんと隣接する方式で、前記下底板に分布する。

もっとも好ましい実施例では、可動の付属品を取り付けるために、前記下表面には取り付けホルダーが設置され、前記取り付けホルダーには折り畳み式の脚枠或いはテーブルの垂直脚が固定される。

前記強化枠の裏には支え棒が設置され、前記支え棒の両端は前記強化枠の内縁に固定され、その側面は前記下表面に合わせられる。

本特許は有益効果をもたらし、

１、表面板と、エンボスの配列された下底板と、及び外周の強化枠とは複合材料の卓上板の構造を大幅に簡単にさせ、各合成材料にも適用され、相当の支持強度と、低い製造及び取り付けコストとの特徴があり、そして、美しさが失われない。

２、エンボスは縦方向と、横方向とに離れて配列される形で、下底板と、表面板との変形方向は縦横に制限され、不規則な湾曲を発生する可能性がない。

３、エンボスと、凹みとは上表面の水平方向を沿って、縦方向と、横方向とに離れて配列され、且つ隣接して交互に配列され、この状態によって、各エンボスの周りには四つの凹みがあり、各凹みの周りには四つのエンボスがあり、いったん卓上面全体は垂直の応力を受け、変形するとき、エンボスおよび／或いは凹みの側面がお互いに抗変形の弾性を提供でき、卓上板により良い抗圧力、抗湾曲の特徴を提供し、それに、前記形は一体成形の方式で完成され、処理時間が短く、強度が高い。

４、エンボスと、凹みとは同じ形で、製造プロセスが簡単で、表面板と下底板の固定方式が多型で、結合が安定している。

５、簡単な構造によって、広い適用性があり、特に携帯便利、小さい使用空間の場合である。

以下は図と実施形態をまとめて、本特許の内容をいっそう詳しく説明する。

本特許の実施例１の立体分解図と、一部の断面図とをしめす。 図１の実施例１の断面図をしめす。 実施例２の立体分解図と、一部の断面図とをしめす。 実施例３の立体分解図と、一部の断面図とをしめす。 図４の実施三の断面図をしめす。 実施例４の立体図をしめす。 実施例５の立体図をしめす。 実施例６の立体図をしめす。

図１に示すように、本特許の実施一の立体分解図と、一部の断面図とをしめす。複合卓上板１０は真空成型技術を利用する。部材には、表面板１００と、下底板２００と、強化枠３００とがある。表面板１００は平面板の形で、その外周縁には上突縁１０１がある。下底板２００は表面板１００の形と似て、外周縁には下突縁２０３が対応して設置される。

下底板２００の上表面には方形配列のエンボス２０１がきちんと隣接する方式で分布し、前記エンボス２０１には平らな接合面があり、表面板１００の内表面と超音波溶接され、その平らな接合面の面積は１０ｃｍ^２、実際において、１−２５ｃｍ^２の範囲内であるだけでよい。前記下底板の各エンボスの総面積は下底板の面積の３０−７０％を占める。もっとも好ましい実施例では、４０−６０％を占める。

エンボス２０１は下底板２００の上表面に交互に分布し、実際に溶接する時、必ずしもすべてのエンボス２０１の接合面は表面板１００の内表面に溶接されることがなく、接合は大部分で、つまり、縦横配列の接合面で固定されることだけでよい。強化枠３００は方形横断面のパイプ材を曲げることによって、製造され、表面板１００と下底板２００の間に位置する。各エンボス２０１は下底板２００下表面の一つの凹み２０２と対応する。

本実施例では、エンボス２０１は上表面の水平方向を沿って、縦方向と、横方向とに同時に離れて配列され、且つ内表面合わせの平らな接合面があり、前記構造によって、エンボス２０１を介し、下底板２００は表面板１００の内表面と密着され、そして、縦方向と、横方向とに同時に離れて配列される形で、下底板２００と、表面板１００との変形方向は縦横に制限され、不規則な湾曲を発生する可能性がない。具体的には、本実施例のエンボス２０１と、凹み２０２とは上表面の水平方向を沿って、縦方向と、横方向とに離れて配列され、且つ隣接して交互に配列され、この状態によって、各エンボス２０１の周りには四つの凹み２０２があり、各凹み２０２の周りには四つのエンボス２０１があり、いったん卓上面全体は垂直の応力を受け、変形するとき、エンボス２０１および／或いは凹み２０２の側面がお互いに抗変形の弾性を提供でき、卓上板により良い抗圧力、抗湾曲の特徴を提供し、それに、前記形は一体成形の方式で完成され、処理時間が短く、強度が高い。

下底板２００の下突縁２０３は表面板の上突縁１０１と縦方向に合わせて、卓上板全体の外側を形成し、同時に、強化枠３００は表面板１００と下底板２００の形成されたリング状中空キャビティの裏を支持し、表面板１００と、下底板２００と、及び上、下突縁の重ねた部分とによって、お互いに合わせて制限される。

前記下底板のエンボス２０１は真空成形の方式で真空成形して製造され、前記エンボスは円柱形或いは円錐台形である。

図３に示すように、実施例二の立体分解図と、一部の断面図とをしめす。前記実施例では、複合卓上板１０の基本的な内部構造は実施例一と似て、たとえば、エンボスの形と、分布と、接続方式とである。違った所として、複合卓上板１０は二つで組み合わせて形成され、その中央部にはヒンジ１１の構造があり、複合卓上板１０を下底板２００の下表面の方へお互いに重ね畳むことができる。

図４に示すように、実施例三の立体分解図と、一部の断面図とをしめす。複合卓上板１０は依然として、表面板１００と、下底板２００と、強化枠３００とがある。表面板１００は実施例一、二の構造と同じである。下底板２００上表面のエンボス２０１は細長い形で、そしてお互いに規則配列の方式で離れて分布する。エンボス２０１は上表面の水平方向を沿って、縦方向と、横方向とに同時に離れて配列され、そして、内表面合わせの平らな接合面がある。エンボス２０１と対応のへこみ２０２も細長い形である。それに、エンボス２０１では、表面板１００の内表面と接触する接合面も方形である。

図５をまとめて、各部材の詳細位置を解明し、下底板２００のエンボス２０１は離れて交互に配列される方式で、表面板１００の内表面と固定され、接着材で接合される。強化枠３００はＬ形横断面の枠で、下底板２００の底側と、複合卓上板１０全体の外側と固定され、それに、下底板２００の外部に位置する。強化枠３００は最外側で、緊密配合の上突縁１０１と、下突縁２０３とを包む。強化枠３００の裏には支え棒３０５が設置され、前記支え棒３０５の両端は強化枠３００の内縁に固定され、その側面は下底板２００の下表面に合わせられることによって、支え棒３０５軸方向の下底板２００反りと、湾曲と、変形とを防ぐことができる。

図６に示すように、実施例四の立体分解図を示す。前記実施例四は実施例一と同じの複合卓上板１０を利用し、そして、折り畳み式の脚枠４０１を固定するために、前記複合卓上板１０の底部には取り付けホルダー１３が設置され、一つの携帯便利な畳み手段を形成する。

図７に示すように、実施例五の立体分解図を示す。前記実施例は実施例二と同じの複合卓上板１０を利用し、同じくヒンジ１１がある。そのほか、折り畳み式の垂直脚４０２が複合卓上板１０の外縁枠に固定される。実際に利用するとき、折り畳み式の垂直脚４０２を畳んでから、ヒンジ１１を沿って、複合卓上板１０を重ね畳み、小さい使用空間を占めるだけでよい。

図８に示すように、実施例六の立体分解図を示す。前記例は実施例三と同じの複合卓上板１０を利用する。そのほか、四つの可分解の垂直脚４０３は複合卓上板１０底部の四つの角端部に挿入され、取り外された垂直脚４０３をクランプするために、複合卓上板１０の底部には取り付けホルダー１３が同時に設置され、もう一つの携帯便利な畳み手段を形成する。

以上のように、本特許でただ好ましい実施例を開示したが，本特許のデザインアイディアはこれに限定されるものではなく，当業者が，本特許の請求項と説明書に基づいて色々変形させることは可能であり，それらは本特許の保護範囲から排除するものではない。

本特許の複合板は複合卓上板の構造を大幅に簡単にさせ、各合成材料にも適用され、相当の支持強度と、低い製造及び取り付けコストとの特徴があり、そして、美しさが失われない。

Claims (8)

1. 一つの平らな外表面を有する一つの表面板と、
   複数のエンボスがあり、前記エンボスは縦横に離れて配列され、前記表面板の内表面にかけて、且つ前記表面板と接着されている、一つの下底板と、及び、
   一つの強化部材とを有し、
   前記強化部材が前記表面板と下底板の間に設置されており、
   前記エンボスは、頂面となる接合面を有し、前記接合面が前記表面板と接着されており、
   前記下底板には、前記エンボスと隣接して交互に配置された凹みが配列され、
   各エンボスの周りには四つの凹みがあり、各凹みの周りには四つのエンボスがあり、
   前記下底板の各エンボスの総面積は前記下底板の面積の３０−７０％を占めるようにし、
   前記各エンボスの面積は１−１５平方センチメートルであるようにし、
   前記エンボスの接合面は方形であることを特徴とする複合卓上板。
2. 前記下底板の各エンボスの総面積は前記下底板の面積の４０−６０％を占めるようにしたことを特徴とする請求項１に記載の複合卓上板。
3. 前記各エンボスの面積は３−９平方センチメートルであるようにしたことを特徴とする商求項１に記載の複合卓上板。
4. 前記強化部材は下底板の全周に設置され、強化枠を形成するようにしたことを特徴とする請求項１に記載の複合卓上板。
5. 前記表面板と下底板は周縁で一つのキャビティを形成し、前記強化部材は前記キャビティ内に設置されるようにしたことを特徴とする請求項４に記載の複合卓上板。
6. 前記複合卓上板には一つの横梁が設置され、前記横梁は複合卓上板の縦方向或いは横方向の中部に設置されるようにしたことを特徴とする請求項１或いは請求項４に記載の複合卓上板。
7. 前記横梁は前記複合卓上板の下底板の下縁に設置されるようにしたことを特徴とする請求項６に記載の複合卓上板。
8. 前記表面板は凹み状で、その中には、側壁があるようにしたことを特徴とする請求項１或いは請求項２或いは請求項３或いは請求項４に記載の複合卓上板。

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