JP6731305B2 - 消防用熱感知システムおよび当該システムに適用される消防用ホース - Google Patents

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Description

本発明は、消防用熱感知システムおよび当該システムに適用される消防用ホースに関するものである。
従来から建造物等における火災検知装置は、種々提案されている(特許文献1等)。
これらの火災検知装置は、光ファイバ方式、熱電対方式、感熱素子方式等の熱感知機器によって、火災による熱を感知して、警報を発し、消防署等への通報を行うようになっている。
ところで、火災現場には、上記火災検知装置による通報あるいは、火災発見者による通報に応じて、消防士等で構成される消火要員が出動する。そして、消火栓あるいはポンプ車に接続された消防用ホースを消防士等が所望の進入経路で引き回して放水して消火作業を行う。
特開平7−265459号公報
ここで、火災現場によっては、延焼等によって、上述のように引き回された消防用ホースの進入経路が高温に晒される虞がある。
このような場合には、消防用ホースによる放水作業に当たる消防士等、或いは消防用ホースの進入経路の近傍に居る人員が撤退するための退避経路(通常は、前記進入経路と同じ経路であることが多い)自体が高温に晒され、人命に危険が及ぶ虞がある。
また、進入経路が高温に晒されると消防用ホースが熱で破壊されて、放水が不能になるという問題を生じる。特に、圧縮空気を含んだ泡を放射する圧縮空気泡消火システム(CAFS:Compressed Air Foam Systems)に適用される消防用ホースでは、通常の消火水をホース内に流通させる場合に比してホース表面の温度が上昇し易く、進入経路が高温に晒された場合に、ホース自体が影響を受け易いという問題もあった。
本発明は上記の事情に鑑み、消防用ホースの進入経路の熱を感知して、退避経路の確保等に資する消防用熱感知システムおよび当該システムに適用される消防用ホースを提供することを目的としている。
前記課題を解決するため、本発明に係る消防用熱感知システムは、消防士等の消火要員によって、火災現場において放水のために、消防水利または消防車から所望の進入経路で敷設される消防用ホースと、前記進入経路に沿って敷設されるケーブル状の熱感知具と、前記熱感知具と接続されて、当該熱感知具による検知結果に基いて前記進入経路における温度異常の有無を判定する制御装置とを備えることを特徴とする。
他の発明に係る消防用ホースは、ケーブル状の熱感知具が、長手方向に沿って一体的に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、消防用ホースの進入経路の熱を感知して、退避経路の確保等に資する消防用熱感知システムおよび当該システムに適用される消防用ホースを提供できる。
第1の実施形態に係る消防用熱感知システムの全体構成を示す説明図である。 第1の実施形態に係る消防用熱感知システムに適用される熱感知ケーブルを巻回するリール状の巻取装置を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る消防用熱感知システムに適用される熱感知ケーブルの第1の構成例を示す概略説明図である。 熱電対線の構成例を示す概略説明図(a)、(b)である。 第1の実施形態に係る消防用熱感知システムに適用される熱感知ケーブルの第2の構成例を示す側方断面図(a)およびA−A線断面図(b)である。 第1の実施形態に係る消防用熱感知システムに適用される制御装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る消防用熱感知システムで実行される熱感知処理の処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る消防用熱感知システムに適用される携帯端末の表示例を示す説明図である。 第1の実施形態に係る消防用熱感知システムに適用される携帯端末の他の表示例を示す説明図である。 第2の実施形態に係る消防用熱感知システムの全体構成を示す説明図である。 第2の実施形態に係る消防用熱感知システムに適用される消防用ホースの第1の構成例を示す概略説明図である。 第2の実施形態に係る消防用熱感知システムに適用される消防用ホースの第2の構成例を示す概略説明図である。 第2の実施形態に係る消防用熱感知システムに適用される消防用ホースの第3の構成例を示す概略説明図である。 図13に示す消防用ホースの第3の構成例に適用される熱電変換素子の構成例を示す概略説明図である。 図14に示す熱電変換素子の他の例を示す斜視図(a)および断面図(b)である。 第2の実施形態に係る消防用熱感知システムのシステム構成の概略を示す説明図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態を図面に基いて詳細に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略されている。なお、ここでの説明は本発明が実施される最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1〜図9を参照して、第1の実施形態に係る消防用熱感知システムS1について説明する。
ここで、図1は、第1の実施形態に係る消防用熱感知システムS1の全体構成を示す説明図、図2は、消防用熱感知システムS1に適用される熱感知ケーブルT1等を巻回するリール状の巻取装置200を示す斜視図である。
図1に示すように、消防用熱感知システムS1は、消防士等の消火要員(図示せず)によって、火災現場において放水のために、ポンプ車等の消防車10から所望の進入経路P1で敷設される消防用ホースH1と、進入経路P1に沿って敷設されるケーブル状の熱感知具T1(T2)と、熱感知具T1(T2)と接続されて、熱感知具T1(T2)による検知結果に基いて進入経路P1における温度異常の有無を判定する制御装置400(詳細は図6を参照して後述する)とを備えている。
なお、特に限定されないが、図1に示す消防用ホースH1は、圧縮空気泡消火システム(CAFS:Compressed Air Foam Systems)に適用される消防用ホースとすることができる。この場合には、消防用ホースH1の先端に装着されるノズル105からは、圧縮空気を含んだ泡500が噴射される。
図1では、説明の簡易化のため、2本のホースH1aとH1bを連結して使用する場合を示しているが、これに限定されず、1本のホースを用いる場合、或いは3本以上のホースを連結して用いる場合であってもよい。
図1において、一本目のホースH1aの一端は、接続金具101を介して消防車の車体に設けられる放水口11に接続されている。なお、ホースH1aは、消防車の放水口11に代えて、消火栓等の消防水利に接続するようにしてもよい。
ホースH1aの他端および二本目のホースH1bの一端は、接続金具102、103を介して接続される。
ホースH1bの他端には、接続金具104を介してノズル105が接続されている。
ケーブル状の熱感知具T1(T2)の一端には、コネクタCが設けられており、消防車10の車体に設けられている接続部12に接続される。
ケーブル状の熱感知具T1(T2)の構成例については後述する。
ケーブル状の熱感知具T1(T2)は、図2に示すようなリール状の巻取装置200に引き出し可能に巻回されている。
巻取装置200は、持ち運び用のハンドル201と、設置用の脚部202を備えている。
そして、消防士等の消火要員は、消防用ホースH1が敷設される進入経路P1に沿って、巻取装置200をD1方向に運搬しつつ、ケーブル状の熱感知具T1(T2)を引き出して敷設する。
これにより、図1に示すように、消防用ホースH1を敷設した進入経路P1に沿って、ケーブル状の熱感知具T1(T2)を敷設することができ、進入経路P1における熱検知を行うことができる。
そして、消防用ホースH1の進入経路P1の熱を感知することにより、退避経路P2(図1に示す例では、進入経路P1と同じ)を確保し、消防用ホースH1の熱による損傷状態等を把握できる。
特に、進入経路P1の温度の上昇状態を感知して把握することにより、火災の延焼等によって退避経路P2が高熱に晒されて退路が絶たれる事態を未然に回避でき、消防士等の消火要員は、退路が失われる前に安全に退避できる。
なお、ケーブル状の熱感知具T1(T2)は、火災の鎮火後に、損傷等が無い場合には回収して再使用してもよいし、熱による損傷等がある場合には使い捨てとしてもよい。
(ケーブル状の熱感知具の構成例)
図3および図4を参照して、ケーブル状の熱感知具(熱感知ケーブル)T1、T2の構成例について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る消防用熱感知システムS1に適用される第1の構成例に係る熱感知ケーブルT1の概略構成を示す概略説明図である。
熱感知ケーブルT1は、ケーブル状の電線本体301、303と、熱電対線301の少なくとも一部に、所定間隔で複数に亘って設けられる熱電対302と、電線本体301、303の端末に有って、制御装置400(図6等参照)と電気的に接続されるコネクタ部C(図1等参照)とを備えている。
なお、熱感知ケーブルT1は、例えば、熱電対線301が正極側、リターン線303が負極側に接続される。
熱電対302は、純鉄とコンスタンタンを複数個接続して構成し、熱容量の小さな温接点と熱容量の大きな冷接点を交互に接続し、火災による各接点の温度上昇の差が接点の熱容量の差より生ずることから接合点に発生する熱起電力の総和に基づいて温度上昇を検出する熱感知器の一種である。
ここで、図4(a)、(b)を参照して、構成例に係る熱電対線301A、301Bについて説明する。
熱電対線301Aは、図4(a)に示すように、2種類の異なる金属a、金属bを接合した熱電対を複数直列に接続して構成される。なお、図中、金属aは符号903、金属bは符号902で表記されている。熱電対を構成する金属aと金属bは、可撓性があり且つ導電性が高い導線909で接続されている。
これにより、熱電対線301Aを複数連結して構成される熱感知ケーブルT1は、接続線909の部分で撓むので、進入経路P1に沿って敷設することができる。
熱電対線301Bは、図4(b)に示すように、中空の純鉄パイプ911とコンスタンタンパイプ912からなる熱電対素子を10個程度直列に接続したものである。
また、両端部に他の熱電対線301Bと連結する可撓性の接続線915が設けられている。
これにより、熱電対線301Bを複数連結して構成される熱感知ケーブルT1は、接続線915の部分で撓むので、進入経路P1に沿って敷設することができる。
なお、熱電対線301Aの方が、熱電対線301Bに比して、可撓性を有する導線909同士の間隔が短いので、熱感知ケーブルT1全体の可撓性が高く、図2に示すようなリール状の巻取装置200に巻回する場合に、リール径をより小さくすることができる。そのため、熱感知ケーブルT1の取回し性等が向上し、利便性を高めることができる。
このような熱電対302は、異なる2種の金属の熱電能の違いから、接合点における温度差に応じた起電力(例えば、1mV程度)が発生するゼーベック効果(Seebeck effect)を応用したものである。
なお、熱電対302を用いた熱感知ケーブルT1によれば、何れかの熱電対302において、図1に示すような進入経路P1の温度が、退避が必要な温度に達したか否かを判別することはできるが、熱感知ケーブルT1のどの辺りで高温になったかを判別することは困難である。
次に、図5(a)は、第1の実施形態に係る消防用熱感知システムS1に適用される第2の構成例に係る熱感知ケーブルT2の側方断面図、図5(b)は、そのA−A線断面図である。
第2の構成例に係る熱感知ケーブルT2では、熱センサ部として進入経路P1(図1参照)に敷設される長尺の光ファイバケーブルFCと、光ファイバケーブルFCの端末に有って、制御装置400(図6等参照)と光学的に接続されるコネクタ部Cとを備えている。
また、第2の構成例に係る熱感知ケーブルT2が適用される制御装置400は、光ファイバケーブルFCの入力端からパルス状の光を入射させるレーザ光源等で構成される入射手段と、熱に応じて光ファイバケーブルFCが有する光ファイバF内に発生する後方散乱光を受光し、この後方散乱光に基づく光学時間領域反射測定法により光ファイバケーブルの敷設領域の温度を検知する検知手段(検知部)とを備えている。
光ファイバケーブルFCは、コア部351とクラッド部352を有する光ファイバFと、その周囲を覆う樹脂354と、この樹脂354を覆う例えば金属などで構成される耐熱性のチューブ353とから構成されている。ここで、樹脂354は耐熱性を有すると光ファイバの保護の点で望ましい。
ここで、光ファイバケーブルFCを用いた熱検知の原理について簡単に説明する。
まず、光ファイバケーブルFCの光ファイバFにパルス光を入射すると、そのパルス光は光ファイバF中を伝搬するにつれて、各部において僅かに散乱しながら減衰する。この散乱光の大部分は、レイリー散乱光(Rayleigh Scattering)であり、光ファイバF中の微小な屈折率のゆらぎにより発生する。
そして、散乱光の一部は光ファイバFを構成する石英分子の格子振動とエネルギーの授受を行い、入射光の波長が若干シフトしてラマン散乱光(Raman Scattering)となる。
このラマン散乱光は、格子振動にエネルギーを与えた光が長波長側にシフトするストークス光と、格子振動からエネルギーを得て短波長側へとシフトするアンチストークス光の2つの成分を有する。ここで、特にアンチストークス光の強度は、散乱を起こした位置における光ファイバFの温度によって大きく変化するという特性を有する。そのため、ラマン散乱光の強度を測定することによって、光ファイバFの温度を知得できる。
また、光ファイバF中で散乱した光は、その大部分が光ファイバF外に放出されるが、一部は光ファイバF中を逆進して、入射端に戻る。そこで、パルス光を入射してから、散乱光が入射端に戻って来るまでの時間を計測することにより、光ファイバFおいて、その散乱を生じた位置(温度変化を生じた位置)を特定でき、光ファイバケーブルFC全体の温度分布も知得できる。
このような後方散乱光に基づく光学時間領域反射測定法によって、光ファイバケーブルFCの敷設領域の温度を検知できる。
なお、光ファイバケーブルFC全長の温度分布は一度の測定でも取得可能であるが、非常に微弱な信号を処理するため、実際の機器では、複数回に亘って繰返し測定して平均化処理を行うことにより実用的な精度を得ることができる。
(制御装置について)
図6を参照して、制御装置400について説明する。
図6に示すように、消防車10に搭載される制御装置400は、熱感知ケーブルT1、T2と接続されて、熱感知ケーブルT1、T2で検知された熱に対応する電気信号あるいは光信号の変化として検出する検出部401と、消防車電源450に接続されて制御装置400の駆動に必要な電圧に変換する電圧変換回路402と、マイクロコンピュータ等で構成されて各部を制御する制御部403と、外部との信号の授受を行うインタフェース(I/F)404と、液晶モニタ等で構成されて各種情報を表示する表示部405を備えている。
図6に示す検出部401には、熱感知ケーブルT1が接続される場合を示している。即ち、図3に示すような構成の熱感知ケーブルT1の熱電対線301がプラス(+)側の接続部401aに、リターン線303がマイナス(−)側の接続部401bにそれぞれ電気的に接続されている。
なお、図示は省略するが、熱感知ケーブルT2を接続するように構成された制御装置では、接続部401a、401bに代えて、光ファイバケーブルFCを接続可能な光コネクタが設けられる。
また、図6では、一本の熱感知ケーブルT1を接続する例を示すが、これには限定されず、敷設される消防用ホースH1の本数に合わせた数の熱感知ケーブルT1を接続してもよい。
図6に示す制御装置400では、検出部401と制御部403との間で、試験制御信号および試験結果の授受が行われ、熱感知ケーブルT1による熱検知が正常に行われるかがチェックされる。
また、検出部401で温度異常が検出されると危険信号が制御部403に入力される。制御部403は危険信号に基いて状態表示信号および危険発報信号をインタフェース404を介して外部および表示部405に出力する。
これにより、表示部405に、進入経路P1において温度異常が発生した旨が表示される。
また、外部の表示パネル等に進入経路P1において温度異常が発生した旨の表示や、監視状態確認のための表示が行われる。
さらに、LEDの点灯、点滅による視覚的報知およびベルの鳴動による音響的報知が行われる。
また、外部出力の一種として、ケーブルを介した有線、或いはWi−Fiやブルートゥース等の無線を介して接続されるタブレット機器等の携帯端末に、進入経路P1において温度異常が発生した旨の表示等を行うようにできる。なお、具体的な表示例等については後述する。
また、制御装置400等に設けられる盤面スイッチ等の操作により、試験、復旧、停止、蓄積解除等が行われる。
また、タブレット機器等の携帯端末から送信される各種信号がインタフェース404を介して入力される。
(熱感知処理)
図7のフローチャートを参照して、制御装置400で実行される熱感知処理の処理手順について説明する。
この処理が開始されると、まず、ステップS10で、熱感知部(熱感知ケーブルT1(T2))の監視を行う。
ステップS11では、感知温度が閾値(例えば、70℃)を超えたか否かの判定が行われる。なお、閾値は、消防士等の消火要員の装備や、火災の規模等に応じて変更することも可能である。
そして、ステップS11で、「No」と判定された場合にはステップS10に戻り、「Yes」と判定された場合にはステップS12に移行する。
ステップS12では温度異常を検出し、ステップS13では、その温度異常検出に基いて警報を発報する。これにより、制御装置400による制御により、表示部405や外部の表示パネル等に温度異常が発生した旨が報知される。また、LEDの点灯、点滅や、ベルの鳴動等により、消防士等の消火要員に対し、退避経路P2あるいは他の退避経路により直ちに退避する必要があることを視覚的、音響的に報知する。
ステップS14では、タブレット端末等に移報を行い、ステップS15では、タブレット端末等に異常表示等の報知を行った後、温度異常を検出した熱感知部の処理を終了する。熱感知部が複数ある場合は、同様のフローで熱感知処理は継続している。
(タブレット端末の構成例およびその表示例)
図8および図9を参照して、消防用熱感知システムS1に適用可能なタブレット端末600の構成例およびその表示例について説明する。
図8に示すタブレット端末600は、ディスプレイ601、操作ボタン602、スピーカー603、LED604、カメラ605およびマイク606等を備える。
なお、タブレット端末600は、一般的なタブレット端末に熱感知システム専用のアプリケーションをインストールしたものであってもよいし、熱感知システム専用に開発したものであってもよい。
図8は、消防用熱感知システムS1において熱感知ケーブルT1を適用した場合の表示例を示す。
なお、図8に示す表示例では、熱感知ケーブルT1が3系統に亘って敷設され、それぞれを監視ライン1〜3とした場合を示す。
ここで、熱感知ケーブルT1では、熱センサとして複数の熱電対302を用いている(図3参照)ので、何れかの熱電対302において、進入経路P1の温度が退避が必要な温度に達したか否かを判別できるが、熱感知ケーブルT1のどの辺りで高温になったかを判別することは困難である。
そのため、例えば監視ライン1としての熱感知ケーブルT1の何れかの熱電対302において温度異常が検知された場合には、図8に示すように「異常」とのみ表示される。
また、監視ライン2としての熱感知ケーブルT1において温度異常が検知されていない場合には、「監視中」と表示される。
また、監視ライン3としての熱感知ケーブルT1が制御装置400に未だ接続されていない場合、或いは熱検知処理をまだ開始していない場合には「未接続」と表示される。
また、「異常」の表示を行うと同時にアラーム等の警報音や異常の発生を知らせる音声をスピーカー603から出力してもよい。
これにより、少なくとも監視ライン1としての熱感知ケーブルT1が敷設された進入経路P1の途中で、温度異常が発生していることを消防士等の消火要員に報知できる。
このような表示および音声等により報知内容を把握した消防士等の消火要員は、未だ温度異常が検知されていない監視ライン2に相当する退避経路によって退避できる。
また、温度異常の発生について、発生箇所などより詳細な状況を確認したい場合には、タブレット端末600が搭載する通話機能等を用いて、所定の部署に状況を問い合わせるなどした上で、適切な退避行動をとることもできる。
図9は、消防用熱感知システムS1において熱感知ケーブルT2を適用した場合の表示例を示す。
なお、タブレット端末600のハードウェア的な構成は上述した通りであり、インストールされるアプリケーション(ソフトウェア)が異なっている。
ここで、熱感知ケーブルT2は光ファイバケーブルFCで構成されているので、上述した測定原理により、温度変化を生じた位置を特定できると共に、光ファイバケーブルFC全体の温度分布も知得できる。
そのため、熱感知ケーブルT2を適用した場合には、図9に示すように、熱感知ケーブルT2の敷設領域(距離)についての温度状況をグラフ形式で表示できる。
また、温度異常と判定する閾値(図9に示す例では70℃)を超えた領域を「異常」と表示すると同時に、アラーム等の警報音や異常の発生を知らせる音声をスピーカー603から出力してもよい。
したがって、このような表示および音声等により報知内容を把握した消防士等の消火要員は、温度異常の発生状況をグラフ表示で確認して、適切な退避行動をとることができる。
なお、図9では、一本の熱感知ケーブルT2の監視状況について表示する場合を示したが、これに限らず、2本以上の熱感知ケーブルT2を敷設して監視する場合には、各熱感知ケーブルT2ごとの監視状況をグラフ表示できる。この場合、ディスプレイ1画面に監視状況をグラフ表示してもよい。さらに、図8のディスプレイ画面から、監視ラインを選択し、あるいは異常の発生により画面を切り替えて図9のように監視状況をグラフ表示してもよい。
このように2本以上の熱感知ケーブルT2の監視状況を表示する場合には、未だ温度異常が発生していない退避経路を把握でき、そのような退避経路を選択して安全に退避できる。
また、図8の表示例の場合と同様に、温度異常の発生について、より詳細な状況を確認したい場合には、タブレット端末600が搭載する通話機能等を用いて、所定の部署に状況を問い合わせるなどした上で、より適切な退避行動をとることもできる。
(第2の実施の形態)
図10〜図16を参照して、第2の実施形態に係る消防用熱感知システムS2について説明する。
なお、第1の実施形態に係る消防用熱感知システムS1と同様の構成については、同一符号を付して重複した説明は省略する。
図10等に示すように、第2の実施形態に係る消防用熱感知システムS2では、ケーブル状の熱感知ケーブルT41(T41A〜T41C)が、長手方向に沿って一体的に設けられている消防用ホースセットH21を用いている。
なお、各熱感知ケーブルT41は、複数の熱感知ケーブルモジュールT4a、T4bで構成されている。
ケーブル状の熱感知ケーブルT41を構成する熱感知ケーブルモジュールT4a、T4bは、消防用ホースセットH21自体の長さに合わせて、コネクタC1〜C3を介して連結可能に構成されている。
なお、図10では、説明の簡易化のために、各二本の消防用ホースH2a、H2bおよび熱感知ケーブルモジュールT4a、T4bを接続する場合を示したが、これには限定されず、三本以上の消防用ホースおよび熱感知ケーブルモジュールを接続する場合にも同様に適用できる。
(消防用ホースの構成例)
図11〜図14を参照して、ケーブル状の熱感知具(熱感知ケーブル)T41を用いた消防用ホースセットH21(H21A〜H21C)の構成例について説明する。
なお、本構成例において、消防用ホースセットH21は、消防用ホースH2a、H2bから構成される。
図11は、消防用熱感知システムS2に適用される第1の構成例に係る消防用ホースセットH21Aを示す概略説明図である。
消防用ホースセットH21Aでは、熱センサとして熱電対302を用いた熱感知ケーブルT41Aが、消防用ホースH2a(H2b)に一体的に取り付けられている。
なお、消防用ホースH2bの熱感知ケーブルモジュールT4bは消防用ホースH2aの熱感知ケーブルモジュールT4aとコネクタC2、C3で接続される熱感知ケーブルT41Aの構成は、第1の実施形態に係る消防用熱感知システムS1に適用される熱感知ケーブルT1(図3参照)と同じである。
また、実際の構成では、熱感知ケーブルT4Aに、耐熱性、耐摩耗性などを備える被覆等を施すとよい。
図12は、消防用熱感知システムS2に適用される第2の構成例に係る消防用ホースセットH21Bを示す概略説明図である。
消防用ホースセットH21Bでは、熱センサ部として進入経路P1(図10参照)に敷設される長尺の光ファイバケーブルFCと、各光ファイバケーブルFCを光学的に接続するコネクタ部C1〜C3とを備えた熱感知ケーブルT41Bが、消防用ホースH2a(H2b)に一体的に取り付けられている。
なお、熱感知ケーブルT41Bの構成は、第1の実施形態に係る消防用熱感知システムS1に適用される熱感知ケーブルT2(図4参照)と同じである。
また、実際の構成では、熱感知ケーブルT41Bに、耐熱性、耐摩耗性などを備える被覆等を施すとよい。
次に、図13〜図15を参照して、消防用熱感知システムS2に適用される第3の構成例に係る消防用ホースセットH21Cについて説明する。
図13は、第3の構成例に係る消防用ホースセットH21Cの構成例を示す概略説明図である。
消防用ホースセットH21Cでは、熱センサとして門型を呈する複数の熱電変換素子(ペルチェ素子等)800を用いた熱感知ケーブルT41Cが、消防用ホースH2a(H2b)に一体的に取り付けられている。
ここで、図14は、消防用ホースセットH21Cに適用される熱電変換素子800の構成例を示す概略説明図である。
図14に示すように、熱電変換素子800は、消防用ホースH2a(H2b)の表面に設置され電流の導通路を形成するCu等で構成される金属板801と、接合用のAg層802a、802bを介して金属板801上に接合されるp型半導体部804およびn型半導体部806と、p型半導体部804およびn型半導体部806を跨ぐように接合用のAg層803a、803bを介して接合されるCu等で構成される金属板805とから構成されている。
そして、金属板801側を冷接点、金属板805側を温接点として、火災等の熱による冷接点と温接点の温度差に対応する起電力により、何れの熱電変換素子800で温度異常が生じているかを判定できる。
ここで、図15(a)は、熱電変換素子700の例を示す斜視図、図15(b)は断面図である。
熱電変換素子700は、p型半導体部711と、n型半導体部712と、p型金属混合部713と、n型金属混合部714と、金属板715と、金属板716とを備え、これらが積層構造を形成している。
p型半導体部711は、FeSiとp型添加物、例えばCr(クロム)を含むものである。p型半導体部711は、例えば、FeSiをベースに4.1mass%Crを添加したものである。FeSiは、耐酸化性、耐腐食性に優れている。
また、FeSiは、幅広い温度範囲で使用でき、低環境負荷である。即ち、高温用の熱電変換素子の材料として適していると考えられる。
n型半導体部712は、FeSiとn型添加物、例えばCo(コバルト)を含むものである。n型半導体部712は、例えば、FeSiをベースに2.5mass%Coを添加したものである。
なお、熱電変換素子700のより詳細な構成等については、本件出願人に係る特願2016−093852を参照されたい。
そして、上記構成のp型半導体部711およびn型半導体部712を図14等に示すような門型に構成することにより、消防用ホースセットH21Cに適用できる。
(制御装置について)
図16を参照して、制御装置400について説明する。
図16に示すように、消防車10に搭載される制御装置400は、熱感知ケーブルT41Aと接続されて、熱感知ケーブルT41Aで検知された熱に対応する電気信号あるいは光信号の変化として検出する検出部401と、消防車電源450に接続されて制御装置400の駆動に必要な電圧に変換する電圧変換回路402と、マイクロコンピュータ等で構成されて各部を制御する制御部403と、外部との信号の授受を行うインタフェース(I/F)404と、液晶モニタ等で構成されて各種情報を表示する表示部405を備えている。
なお、図示は省略するが、熱感知ケーブルT4Bを接続するように構成された制御装置では、接続部401a、401bに代えて、光ファイバケーブルFCを接続可能な光コネクタが設けられる。
また、図16では、一本の熱感知ケーブルT41A(T41B、T41C)を接続する例を示すが、これには限定されず、敷設される消防用ホースセットH21(H21A〜H21C)の本数に合わせた数の熱感知ケーブルT41A(T41B、T41C)を接続してもよい。
なお、制御装置400の詳細な構成は、前出の図6に示す通りである。
そして、図6に示すような制御装置400では、検出部401と制御部403との間で、試験制御信号および試験結果の授受が行われ、熱感知ケーブルT41A(T41B、T41C)による熱検知が正常に行われるかがチェックされる。
また、検出部401で温度異常が検出されると危険信号が制御部403に入力される。制御部403は危険信号に基いて状態表示信号および危険発報信号をインタフェース404を介して外部および表示部405に出力する。
これにより、表示部405に、進入経路P1において温度異常が発生した旨が表示される。
また、外部の表示パネル等に進入経路P1において温度異常が発生した旨の表示や、監視状態確認のための表示が行われる。
さらに、LEDの点灯、点滅による視覚的報知およびベルの鳴動による音響的報知が行われる。
また、外部出力の一種として、ケーブルを介した有線、或いはWi−Fiやブルートゥース等の無線を介して接続されるタブレット機器等の携帯端末に、進入経路P1において温度異常が発生した旨の表示等を行うようにできる。なお、具体的な表示例は、前出の図8、図9に示す通りである。
また、本実施の形態に係る消防用熱感知システムS2における熱感知処理は、第1の実施の形態に係る消防用熱感知システムS1における熱感知処理(図7にフローチャート参照)と同様である。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれる。
S1、S2…消防用熱感知システム
C、C1〜C3…コネクタ部
H1、H2(H2a〜H2c)…消防用ホース
T1、T2、T41(T41A〜T41C)…ケーブル状の熱感知具(熱感知ケーブル)
T4a、T4b…熱感知ケーブルモジュール
H21(H21A〜H21C)…消防用ホースセット
FC…光ファイバケーブル
F…光ファイバ
10…消防車
11…放水口
12…接続部
101〜104…接続金具
105…ノズル
200…巻取装置
301…熱電対線
302…熱電対
303…リターン線
351…コア部
352…クラッド部
353…チューブ
354…耐熱性樹脂
400…制御装置
401…検出部
401a、401b…接続部
402…電圧変換回路
403…制御部
404…インタフェース
405…表示部
450…消防車電源
500…圧縮空気を含んだ泡
600…タブレット端末
601…ディスプレイ
602…操作ボタン
603…スピーカー
604…LED
605…カメラ
606…マイク
800…熱電変換素子
801…金属板
802a、802b、803a、803b…Ag層
804…p型半導体部
806…n型半導体部

Claims (11)

  1. 消防士等の消火要員によって、火災現場において放水のために、消防水利または消防車から所望の進入経路で敷設される消防用ホースと、
    前記進入経路に沿って敷設されるケーブル状の熱感知具と、
    前記熱感知具と接続されて、当該熱感知具による検知結果に基いて前記進入経路における温度異常の有無を判定する制御装置と、
    を備えることを特徴とする消防用熱感知システム。
  2. 前記熱感知具は、
    ケーブル状の電線本体と、
    該電線本体の少なくとも一部に、所定間隔で複数に亘って設けられる熱センサと、
    前記電線本体の端末に有って、前記制御装置と電気的に接続されるコネクタ部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の消防用熱感知システム。
  3. 前記熱センサは、熱電対で構成されることを特徴とする請求項2に記載の消防用熱感知システム。
  4. 前記熱センサは、熱電変換素子で構成されることを特徴とする請求項2に記載の消防用熱感知システム。
  5. 前記熱感知具は、
    熱センサ部として前記進入経路に敷設される長尺の光ファイバケーブルと、
    前記光ファイバケーブルの端末に有って、前記制御装置と光学的に接続されるコネクタ部と、
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記光ファイバケーブルの入力端からパルス状の光を入射させる入射手段と、
    熱に応じて前記光ファイバケーブルが有する光ファイバ内に発生する後方散乱光を受光し、該後方散乱光に基づく光学時間領域反射測定法により前記光ファイバケーブルの敷設領域の温度を検知する検知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の消防用熱感知システム。
  6. 前記光ファイバケーブルは、耐熱性のチューブで被覆されていることを特徴とする請求項5に記載の消防用熱感知システム。
  7. 前記熱感知具は、リール状の巻取装置に引き出し可能に巻回されていることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の消防用熱感知システム。
  8. 前記制御装置は、前記消防車に搭載されていることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の消防用熱感知システム。
  9. 前記制御装置は、前記進入経路における温度異常の有無に関する情報を外部の通信端末に送信する通信手段をさらに備え、
    前記通信端末は、前記消防士等の消火要員が携行する携帯端末を含むことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか1項に記載の消防用熱感知システム。
  10. 請求項1から請求項9の何れか1項に記載の消防用熱感知システムに適用される消防用ホースであって、
    ケーブル状の熱感知具が、長手方向に沿って一体的に設けられていることを特徴とする消防用ホース。
  11. 前記ケーブル状の熱感知具は、消防用ホース自体の長さに合わせて、コネクタを介して連結可能に構成されていることを特徴とする請求項10に記載の消防用ホース。
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