JP6684100B2 - 防災システム - Google Patents
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Description
火災検知手段として、センサ部として光ファイバを用い、光ファイバを監視エリア毎に配置し、光ファイバの温度情報により火災の発生を検知し、温度情報を得た光ファイバの配置箇所により火災発生位置を検出して表示出力部へ伝送し、表示出力部に表示させるようにした光ファイバ式火災感知システムがある(例えば、特許文献1参照。)。
請求項2に記載の発明は、前記防災受信機は、前記温度感知用光ファイバケーブルの前記温度が所定の温度に所定の時間で上昇することによって前記火災信号を発する請求項1に記載の防災システムである。
請求項3に記載の発明は、前記防災受信機は、前記温度感知用光ファイバケーブルにて複数の箇所の気温を検知し、これらの平均気温を算出し、前記平均気温に対する前記温度の差分から異常温度を判断し前記火災信号を発する請求項1に記載の防災システムである。
また、温度感知手段として前記温度感知用光ファイバケーブルを使用し、また、誘導灯を点灯させる手段として前記発光誘導用光ファイバケーブルを使用したので、システムの簡素化、小型化、省スペース化を図ることができる。
また、火災の検知に、前記温度感知用光ファイバケーブルによる火災の検知と、前記発信器による検知を併設しているので、火災の発生により温度が十分に上昇しない初期の段階であっても目視の確認により火災の発生を確実に検知し、速やかに適切な対応を執ることができる。
また、温度感知手段として温度感知用光ファイバケーブルを使用し、また、誘導灯を点灯させる手段として発光誘導用光ファイバケーブルを使用したので、システムの簡素化、小型化、省スペース化を図ることができる。
図1は本発明に係る防災システムの実施の形態の一例を示す概要構成説明図、図2は図1に示す防災システムの発光誘導用光ファイバケーブルの一例を示す説明図、図3は図1に示す防災システムの発光誘導用光ファイバケーブルの一例を示す説明図、図4は図1に示す防災システムにおいて、温度感知用光ファイバケーブルと発光誘導用光ファイバケーブルを、温度感知用光ファイバと発光誘導用光ファイバとをバンドルして1本のワイヤーとした場合の防護区画へ敷設した状態の一例を示す構成説明図である。
発光誘導用光ファイバケーブル11は、発光誘導用光ファイバケーブル11の長さ方向に沿って多数の誘導灯13を備えている。本例では、発光誘導用光ファイバケーブル11の一部に開口部または透明部を有し光ファイバケーブルを伝送する光を漏洩させることによって誘導灯13とする複数本の発光誘導用光ファイバ11aの束で構成されており、出入り口または避難口5に向かう通路を含む避難経路に敷設されている。
第1火災検出手段16による火災の判断は、例えば40℃〜100℃の範囲で異常温度とする閾値温度を設定しておき、測定した温度が短時間で異常温度に上昇したら火災と判断する。
また、火災報知部19は、外部にある警備員室、防災センターと通信線24で接続され、検知部17からの火災信号を受けたとき、警備員などにより火災を確認し火災情報を消防署などの関係部所へ報知する。
本例では、火災報知部による外部への報知は通信線24を介して行うが、無線で行ってもよい。
避難経路誘導部20で誘導灯13を点灯し誘導する最適な避難経路の選択は、監視エリアに応じて、出入り口または避難口5に向かう少なくとも一つの避難経路を選択し、選択した避難経路の誘導灯13を点灯する。選択した避難経路の誘導灯13の点灯は、発光誘導用光ファイバケーブル11の各発光誘導用光ファイバ光ファイバ11aへ接続された光源を制御して行う。
また、防護区画1の少なくとも一つの監視エリアに対応して、例えば通路の壁面等に、火災の発生を発信する発信器26を取り付け、発信器26を信号線27を介して検知部17と接続する。
また、警報発生部18に接続されている警報器23は、建造物に設置してもよく、建造物から離れた場所、例えば警備員室や防災センターなどに設置してもよい。
また、検知部17からの火災信号を受けた表示部21が防護区画1の火災発生位置を明示させるので、外部からの消火指示や避難指示といった対応を容易に行わせることができる。
また、火災の検知に、温度感知用光ファイバケーブル10による火災の検知と、発信器26による検知を併設しているので、火災の発生により温度が十分に上昇しない初期の段階であっても目視の確認により火災の発生を確実に検知し、速やかに適切な対応を執ることができる。
このようにすることにより、建造物への配線などの敷設作業を容易にするとともに、システムの簡素化、小型化、省スペース化を図ることができる。
このように発光誘導用光ファイバケーブル11は、発光誘導用光ファイバ11aと温度感知用光ファイバ10aとバンドルして1本のワイヤーにすることで敷設の自由度が高くなる。
5 出入り口または避難口
10 温度感知用光ファイバケーブル
10a 温度感知用光ファイバ
11 発光誘導用光ファイバケーブル
11a 発光誘導用光ファイバ
12 防災受信機
13 誘導灯
15 ワイヤー
16 第1火災検知手段
17 検知部
18 警報発生部
19 火災報知部
20 避難経路誘導部
21 表示部
22 信号線
23 警報器
24 通信線
25 制御部
26 発信器
27 信号線
28 第2火災検知手段
29 終端器
30 外被覆
Claims (7)
- 防護区画に配置される温度感知用光ファイバケーブルと、防護区画の避難経路に沿って配置される発光誘導用光ファイバケーブルと、前記温度感知用光ファイバケーブル及び前記発光誘導用光ファイバケーブルと接続される防災受信機とを備え、
前記防災受信機は、前記温度感知用光ファイバケーブルと接続され、散乱光の強度と散乱光が入射端に戻るまでの時間により温度と位置を特定し火災信号を発する少なくともひとつの火災検知手段を有する検知部と、この検知部からの火災信号を受け警報を発する警報発生部と、火災発生を外部へ報知する火災報知部と、前記検知部からの火災信号を受け、前記発光誘導用光ファイバケーブルに有する誘導灯を点灯させる避難経路誘導部と、前記検知部からの火災信号を受け、前記防護区画の火災発生位置を明示させる表示部とを備えており、
前記発光誘導用光ファイバケーブルには外被覆が設けられており、前記外被覆には、前記発光誘導用光ファイバケーブルの長手方向に沿って複数の開口部または複数の透明部が設けられており、前記複数の開口部または前記複数の透明部から光を漏洩させることで、複数の前記誘導灯としており、
前記発光誘導用光ファイバケーブルは、複数本設けられており、
複数本の前記発光誘導用光ファイバケーブルは、お互いの長さが異なっているとともに、バンドルされていることでお互いの長手方向が一致しており、
前記誘導灯は、複数本の前記発光誘導用光ファイバケーブルのそれぞれの先端部に、前記発光誘導用光ファイバケーブルの長手方向で所定の間隔をあけて複数設けられており、
複数本の前記発光誘導用光ファイバケーブルのそれぞれに設けられている複数の前記誘導灯は、前記発光誘導用光ファイバケーブルの長手方向で所定の間隔をあけてつながっていることを特徴とする防災システム。 - 前記防災受信機は、前記温度感知用光ファイバケーブルの前記温度が所定の温度に所定の時間で上昇することによって前記火災信号を発することを特徴とする請求項1に記載の防災システム。
- 前記防災受信機は、前記温度感知用光ファイバケーブルにて複数の箇所の気温を検知し、これらの平均気温を算出し、前記平均気温に対する前記温度の差分から異常温度を判断し前記火災信号を発することを特徴とする請求項1に記載の防災システム。
- 前記検知部に有する前記火災検知手段は、予め防護区画に検知ポイントを複数設定しておき、各検知ポイント上に敷設された温度感知用光ファイバケーブルの温度感知用光ファイバに生じた散乱光が入射端に戻るまでの時間と距離との関係に基づき、前記検知ポイントまでの散乱光の時間を求めておき、測定された散乱光の時間に最も近い検知ポイントを火災発生位置として特定するものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の防災システム。
- 防護区画の避難経路に配置される前記発光誘導用光ファイバケーブルは避難口に向かって避難通路沿いに配置され、前記防災受信機の前記避難経路誘導部は、前記検知ポイント毎に予め設定された最適な避難経路を記憶する記憶手段と、前記検知部から送信された火災発生位置として特定された検知ポイントから最適な避難経路を判断し選択する判断手段を有し、最適な避難経路に配置されている前記発光誘導用光ファイバケーブルに有する誘導灯を点灯させる機能を有する制御部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の防災システム。
- 前記防護区画の少なくとも一つの監視エリアに対応した少なくとも1台の発信器が備えられ、前記発信器は前記防災受信機の前記検知部に接続され、前記検知部は、前記発信器からの信号を受け、火災の発生位置を特定し火災信号を発する火災検知手段を有する前記検知部であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の防災システム。
- 前記温度感知用光ファイバケーブルと前記発光誘導用光ファイバケーブルを、温度感知用光ファイバと発光誘導用光ファイバとをバンドルし1本のワイヤーとしたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の防災システム。
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