JPH05151479A - 火災検知および避難誘導システム - Google Patents
火災検知および避難誘導システムInfo
- Publication number
- JPH05151479A JPH05151479A JP3312645A JP31264591A JPH05151479A JP H05151479 A JPH05151479 A JP H05151479A JP 3312645 A JP3312645 A JP 3312645A JP 31264591 A JP31264591 A JP 31264591A JP H05151479 A JPH05151479 A JP H05151479A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire
- direction indicator
- temperature distribution
- optical fiber
- evacuation
- Prior art date
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- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 火災検知器の設備費用を節減し、更に適切な
直近の避難口へ誘導を自動的に行うことが出来る火災検
知および避難誘導のシステムを提供すること。 【構成】 1はホテルの客室やオフィスの一区画、2は
廊下あるいは通路、3は避難口あるいは非常口、4は温
度分布測定用に天井あるいは天井裏に布設された光ファ
イバケーブル、5は温度分布測定(分析)装置、6は避
難方向指示器、7は温度分布測定(分析)装置と連動し
て避難方向指示器に指示方向を送信する指令装置であ
る。避難方向指示器6は指令装置7の指示によりその設
置位置における適切な避難方向の矢印の点灯の点滅警報
を発すること等を行う。
直近の避難口へ誘導を自動的に行うことが出来る火災検
知および避難誘導のシステムを提供すること。 【構成】 1はホテルの客室やオフィスの一区画、2は
廊下あるいは通路、3は避難口あるいは非常口、4は温
度分布測定用に天井あるいは天井裏に布設された光ファ
イバケーブル、5は温度分布測定(分析)装置、6は避
難方向指示器、7は温度分布測定(分析)装置と連動し
て避難方向指示器に指示方向を送信する指令装置であ
る。避難方向指示器6は指令装置7の指示によりその設
置位置における適切な避難方向の矢印の点灯の点滅警報
を発すること等を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は火災検知および避難誘導
システムに関するものである。
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】火災検知および監視の方法としては、ス
ポット形の異常温度センサや、煙センサを多数配置し、
それらを直列的に接続して火災の発生のみを知る方法
や、それらセンサーを全て並列接続(配線)して火災
(異常)の発生と、その場所とを知る方法がある。
ポット形の異常温度センサや、煙センサを多数配置し、
それらを直列的に接続して火災の発生のみを知る方法
や、それらセンサーを全て並列接続(配線)して火災
(異常)の発生と、その場所とを知る方法がある。
【0003】又避難口についてはその場所を示す表示し
かなされていない。
かなされていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した火災検知器の
センサが直列接続の方法では、発生場所の特定が困難で
ある。又火災検知器のセンサが並列接続の方法では、ホ
テルやビルなどの広い範囲を監視する場合には警報器の
センサへの接続のために多数の配線(多回線)が必要で
あり又、適切な直近の避難口(非常口)への誘導は、人
間が行わなければならず、時間的な遅れや人手の不足な
どがあって、火災時の犠牲者の発生が問題となる。
センサが直列接続の方法では、発生場所の特定が困難で
ある。又火災検知器のセンサが並列接続の方法では、ホ
テルやビルなどの広い範囲を監視する場合には警報器の
センサへの接続のために多数の配線(多回線)が必要で
あり又、適切な直近の避難口(非常口)への誘導は、人
間が行わなければならず、時間的な遅れや人手の不足な
どがあって、火災時の犠牲者の発生が問題となる。
【0005】本発明の目的は、火災検知器の費用を節減
し、更に適切な直近の避難口への誘導を自動的に行うこ
とが出来る火災検知および避難誘導のシステムを提供す
ることにある。
し、更に適切な直近の避難口への誘導を自動的に行うこ
とが出来る火災検知および避難誘導のシステムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の要旨は
火災の発生(異常温度上昇あるいは異常高温)を光ファ
イバ形温度分布測定方法を用いて発生点を知り、それに
より適切に直近の避難口への誘導を、廊下に配置した避
難方向指示器に対し指示する様にしたものである。
火災の発生(異常温度上昇あるいは異常高温)を光ファ
イバ形温度分布測定方法を用いて発生点を知り、それに
より適切に直近の避難口への誘導を、廊下に配置した避
難方向指示器に対し指示する様にしたものである。
【0007】即ち、本発明の上記目的は温度分布測定用
の光ファイバセンサを室内天井に適当に配置して火災発
生場所を検知し、該火災発生場所に応じて廊下に取り付
けた避難方向指示器に対し、最適な避難口の方向を指示
することを特徴とする火災検知および避難誘導システム
によって達成される。
の光ファイバセンサを室内天井に適当に配置して火災発
生場所を検知し、該火災発生場所に応じて廊下に取り付
けた避難方向指示器に対し、最適な避難口の方向を指示
することを特徴とする火災検知および避難誘導システム
によって達成される。
【0008】本発明における光ファイバ形温度分布測定
センサとは、例えば特開昭61−270632号公報に
記載の光ファイバ形温度分布計測装置といわれる、光フ
ァイバによって、光ファイバの長さ方向での環境温度分
布を知ることが出来る装置である。光ファイバ形温度分
布測定装置の構成としては、光ファイバへのパルス光の
入射光源と、前記パルス光の後方散乱光のうちラマン散
乱によるストークス光および反ストークス光の強度を検
出する検出系と、検出系が検出した光ファイバの温度を
求めると共に光ファイバの温度測定位置を求める信号処
理回路とより成るのが一般的である。
センサとは、例えば特開昭61−270632号公報に
記載の光ファイバ形温度分布計測装置といわれる、光フ
ァイバによって、光ファイバの長さ方向での環境温度分
布を知ることが出来る装置である。光ファイバ形温度分
布測定装置の構成としては、光ファイバへのパルス光の
入射光源と、前記パルス光の後方散乱光のうちラマン散
乱によるストークス光および反ストークス光の強度を検
出する検出系と、検出系が検出した光ファイバの温度を
求めると共に光ファイバの温度測定位置を求める信号処
理回路とより成るのが一般的である。
【0009】この装置を用いれば光ファイバセンサの長
さ方向のあらゆる位置における温度を検知することが出
来る。
さ方向のあらゆる位置における温度を検知することが出
来る。
【0010】本発明における光ファイバ形温度分布測定
センサは、火災時の温度変化を最も早く知ることの出来
る室内天井に適当に配置して、温度変化をいち早く検知
し、前記信号処理回路において、ある温度以上を示した
場合、その発生ケ所を確認することによって、その火災
の発生ケ所に応じて廊下の諸所に取付けた避難方向指示
器に対し、避難方向指示指令装置より点灯の指令が発せ
られ警報とともに最適な避難口の方向を指示する。
センサは、火災時の温度変化を最も早く知ることの出来
る室内天井に適当に配置して、温度変化をいち早く検知
し、前記信号処理回路において、ある温度以上を示した
場合、その発生ケ所を確認することによって、その火災
の発生ケ所に応じて廊下の諸所に取付けた避難方向指示
器に対し、避難方向指示指令装置より点灯の指令が発せ
られ警報とともに最適な避難口の方向を指示する。
【0011】
【実施例】図1に本発明によるシステムの一実施例を示
す。1はホテルの客室やオフィスの一区画、2は廊下あ
るいは通路、3は避難口あるいは非常口、4は温度分布
測定用に天井あるいは天井裏に布設された光ファイバケ
ーブル、5は温度分布測定(分析)装置、6は避難方向
指示器、7は温度分布測定(分析)装置5と連動して避
難方向指示器6に指示方向を送信する指令装置である。
図2は避難方向指示器の一例を示すもので、指令装置7
の指示によりその設置位置における適切な避難方向の矢
印の点滅等を行う。また、異常温度発生の場合警報を発
することは他の火災報知器と同様である。光ファイバ形
温度分布測定装置は施設した光ファイバの全長に亘って
かつ連続して温度変化とその場所を知ることが出来る。
従って火災が発生した場合、異常な温度上昇あるいは異
常な高温としてとらえることにより火災の発生点を知る
ことが出来、また、その前後(付近)の温度や温度上昇
の状況をも刻々と知ることができる(もちろんファイバ
が熱により損傷を受けるまでの間であるが)ので、それ
を分析することにより火災の延焼の方向も略々推測がつ
く。この火災発生点(位置)と延焼方向、避難口の位置
および避難方向指示器の位置関係から、その位置におけ
る最適な避難口への方向を各避難方向指示器へ指令す
る。
す。1はホテルの客室やオフィスの一区画、2は廊下あ
るいは通路、3は避難口あるいは非常口、4は温度分布
測定用に天井あるいは天井裏に布設された光ファイバケ
ーブル、5は温度分布測定(分析)装置、6は避難方向
指示器、7は温度分布測定(分析)装置5と連動して避
難方向指示器6に指示方向を送信する指令装置である。
図2は避難方向指示器の一例を示すもので、指令装置7
の指示によりその設置位置における適切な避難方向の矢
印の点滅等を行う。また、異常温度発生の場合警報を発
することは他の火災報知器と同様である。光ファイバ形
温度分布測定装置は施設した光ファイバの全長に亘って
かつ連続して温度変化とその場所を知ることが出来る。
従って火災が発生した場合、異常な温度上昇あるいは異
常な高温としてとらえることにより火災の発生点を知る
ことが出来、また、その前後(付近)の温度や温度上昇
の状況をも刻々と知ることができる(もちろんファイバ
が熱により損傷を受けるまでの間であるが)ので、それ
を分析することにより火災の延焼の方向も略々推測がつ
く。この火災発生点(位置)と延焼方向、避難口の位置
および避難方向指示器の位置関係から、その位置におけ
る最適な避難口への方向を各避難方向指示器へ指令す
る。
【0012】
【発明の効果】本発明の火災検知及び避難誘導システム
により、室内の火災発生位置を正確に把握し、火災発生
の場所に対する最適な避難方向を指示することにより、
火災時の犠牲者を減少ならしめる。
により、室内の火災発生位置を正確に把握し、火災発生
の場所に対する最適な避難方向を指示することにより、
火災時の犠牲者を減少ならしめる。
【0013】本発明の方法は、また、光ファイバを配線
するだけで配線地帯の温度変化とその位置を知ることが
出来るので、火災検知器の設備費用を節減することが出
来る。
するだけで配線地帯の温度変化とその位置を知ることが
出来るので、火災検知器の設備費用を節減することが出
来る。
【図1】本発明の一実施例を示す説明図
【図2】避難方向指示器の正面図
1 客室 2 廊下 3 避難口 4 光ファイバケーブル 5 温度分布測定装置 6 避難方向指示器 7 指令装置
Claims (1)
- 【請求項1】温度分布測定用の光ファイバセンサを室内
天井に適当に配置して火災発生場所を検知し、該火災発
生場所に応じて廊下に取付けた避難方向指示器に対し、
最適な避難口の方向を指示することを特徴とする火災検
知および避難誘導システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3312645A JPH05151479A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 火災検知および避難誘導システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3312645A JPH05151479A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 火災検知および避難誘導システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05151479A true JPH05151479A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18031706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3312645A Pending JPH05151479A (ja) | 1991-11-27 | 1991-11-27 | 火災検知および避難誘導システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05151479A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11120457A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トンネル防災システム |
KR100406842B1 (ko) * | 2001-03-22 | 2003-11-21 | 김여진 | 타일형태로 조립이 가능한 비상구 방향지시등 |
JP2007073013A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Universal Shipbuilding Corp | 光ファイバー温度計を利用した火災感知方法および装置 |
JP2017032126A (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | ホーチキ株式会社 | 水素ステーションの防災設備 |
JP2017134789A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 日本ドライケミカル株式会社 | 防災システム |
-
1991
- 1991-11-27 JP JP3312645A patent/JPH05151479A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11120457A (ja) * | 1997-10-08 | 1999-04-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トンネル防災システム |
KR100406842B1 (ko) * | 2001-03-22 | 2003-11-21 | 김여진 | 타일형태로 조립이 가능한 비상구 방향지시등 |
JP2007073013A (ja) * | 2005-09-09 | 2007-03-22 | Universal Shipbuilding Corp | 光ファイバー温度計を利用した火災感知方法および装置 |
JP2017032126A (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | ホーチキ株式会社 | 水素ステーションの防災設備 |
JP2017134789A (ja) * | 2016-01-29 | 2017-08-03 | 日本ドライケミカル株式会社 | 防災システム |
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