JP6730703B2 - 昇降床 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅やレストラン、ミニ集会場等の床の一画に形成する昇降床に関するものである。
多目的ホール、スタジオだけでなく式場、食堂等で部分的に設けられる可動床として、ブロックごとに独立して当該可動床の高さを調節可能としたもので、可動床を階段状観客席にしたり、ステージにしたり、平床にする他に、ホール内において下段フロアーと上段フロアーとの間に可動床からなる階段を設けたりするなどして、多様性に富んだ床配列を行えるものが、下記特許文献1に示すようにある。
特許第5166083号公報
この特許文献1は、床を複数の所定形状のブロックに分割し、各ブロックの任意のものを高さ調節可能な昇降手段を備える複数の可動床体としたものである。
可動床体に設ける昇降手段は、可動床体の下面から突設した支持フレームと、この支持フレームを適宜高さ位置に係止する昇降フレームと、この昇降フレーム内に一体に取付けられた内ネジによる昇降パイプと、ベース上に立設され前記昇降パイプの内部に螺合するネジ棒と、前記と同じベース上に立設され昇降フレームが昇降するガイドパイプと、前記ネジ棒を回転させるギヤとで構成した。
特許文献1は、多目的ホール、スタジオなど比較的大きな施設を対象としたものであり、ネジスクリュー式の昇降手段を分割体ごとに設けたものであり、装置が大掛かりなものとなるとして、下記特許文献2は出願人が前記特許文献1の可動床を簡易なものとして改良したものであり、図7に示すように、ピット20の底に設けるベースフレーム21に第1段目の電動ジャッキ24を設け、これで中間フレーム22を昇降自在に支承し、中間フレーム22に第2段目の電動ジャッキ25を設け、この第2段目の電動ジャッキ25でトップフレーム23を昇降自在に支承し、トップフレーム23に仕上げ用床台26を取り付け、前記中間フレーム22の端部にベースフレーム21の立ち上がり部27とトップフレーム23の垂下部29に係合する触れ止め用縦フレーム28を設けてなる可動床部分を、室内の床の一部に設けた。
特許第6376712号公報
使用は可動床部分は室内の床の一部として設けるものであり、複数を並べて設けることも可能である。
床レベルは0〜600mmで、図8に示すように仕上げ用床台26の上には観客席となる椅子30を設置することができる。
コントローラ(図示せず)を操作して第1段目の電動ジャッキ24を駆動して伸長すれば中間フレーム22が上昇し、第2段目の電動ジャッキ25を駆動すればトップフレーム23および仕上げ用床台26が上昇する。
この第1段目の電動ジャッキ24と第2段目の電動ジャッキ25は個別に駆動しても、同時に駆動してもよい。
このようにして可動床部分はせり上がり、前列の非可動床部分の床と段差がつくのでホールのような状態を通り出すことができ、ミニ演奏会を行う場合、もしくは、シアターを設置する場合などに、好適な観客席を作りだすことができる。
また、上昇した可動床部分を下降させるには逆の動作を行う。
前記特許文献2の可動床は、観客席として上下に段差をつけるために室内の床を一部可動とするのに、簡易な動力機構で、構造も複雑ではなく安価に形成できるものであるが、上下複数段に電動ジャッキを設けるもので、最低でも4個の電動ジャッキを必要とし、1台のコントローラでの操作では駆動差が生じ、アンバランスになるおそれがある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、観客席として上下に段差をつけるために室内の床を一部可動とするのに、多くのジャッキを必要とせず、より、簡易な機構で、構造も複雑ではなく安価に製作できる昇降床を提供することにある。
前記目的を達成するため請求項1記載の本発明は、室内の床の一部を構成する可動床部分として一辺が1000〜1500mmの矩形な仕上床台を載置するトップフレームと、支承台としてのベースフレームと、これらトップフレーム、ベースフレームに摺動自在な中間フレームとからなり、ベースフレームとトップフレームの立ち上がり部と垂下部は相対的に上下方向にならび、中間フレームはこのベースフレームとトップフレームとで囲まれた内側に収まり、中間フレーム内に、中央を境に螺子向きが逆行するネジシャフトを回動可能に架設し、ネジシャフトの中央にウォームホイールを設け、また、中間フレームの床板上にはモータを設置し、このモータの駆動軸に設けた円筒ウォームを前記ウォームホイールに噛合させ、前記ネジシャフトに螺合させるナットを移動体として、この移動体としてのナットを有する部材とトップフレームおよびベースフレームの内側隅部4つとにアームをその端部を軸着して掛渡したことを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、ウォームギアを介して1個のモータで1本のネジシャフトを回転駆動でき、このネジシャフトの回転で移動体が移動してアームの角度が変わり、トップフレームを押し上げ、もしくは押し下げて仕上床台を昇降させることができる。
以上述べたように本発明の昇降床は、観客席として上下に段差をつけるために室内の床を一部可動とするのに、多くのジャッキを必要とせず、より、簡易な機構で、構造も複雑ではなく安価に製作できるものである。
本発明の昇降床の1実施形態を示す縦断側面図である。 本発明の昇降床の1実施形態を示す横断平面図である。 本発明の昇降床のトップフレーム、中間フレーム、ベースフレームの組み合わせを示す斜視図である。 本発明の昇降床のトップフレームの斜視図である。 本発明の昇降床の中間フレームの斜視図である。 本発明の昇降床のベースフレームの斜視図である。 従来例を示す側面図である。 従来例の使用状態を示す一部切り欠いた示す側面図である。
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の昇降床の1実施形態を示す縦断側面図、図2は同上横断平面図で、前記従来例を示す図7と同一構成要素には同一参照符号を付したものである。
本発明も前記従来例とおなじくピット20の底に設けるベースフレーム21と中間フレーム22とトップフレーム23から構成し、トップフレーム23には仕上げ用床台26を取り付けた。
これらトップフレーム23、中間フレーム22、ベースフレーム21は、図3に示すように、中間フレーム22を中にして上下に並び、相対的に変位可能なものである。
ベースフレーム21は図6に示すように台板となる正方形の水平枠1から柱状の立ち上がり部27、27′を立設した。なお、水平枠1はこれを板に変えることもでき、また、水平枠1の内部の空所もこれに筋交いやスリットを配置するなど特に限定はない。
前記立ち上がり部27は後述の中間フレーム2の触れ止め用縦フレーム28が係合できるようなスリット27aを有するものとし、立ち上がり部27′は中間フレーム22の平板状の触れ止め用縦フレーム28′が摺動できるような平面27bを有する。
前記正方形の水平枠1の4隅にはボルト固定用の孔2を形成した。
中間フレーム22は図5に示すように井桁状に組んだもので、横長の桁材の端部に触れ止め用縦フレーム28、28′を設ける。また、内部には床板3を設けた。
触れ止め用縦フレーム28は前記立ち上がり部27のスリット27aに嵌るような幅狭の薄い板体であり、触れ止め用縦フレーム28′は立ち上がり部27′の平面27bを摺動できるような平板である。
トップフレーム23は図4に示すように、仕上げ用床台26を載せる正方形の水平枠4から柱状の垂下部29、29′、29″を形成している。
水平枠4は前記水平枠1と同じくこれを板に変えることもでき、また、水平枠4の内部の空所もこれに筋交いやスリットを配置するなど特に限定はない。
前記垂下部29は前記立ち上がり部27と同じく中間フレーム2の触れ止め用縦フレーム28が係合できるようなスリット29aを有するものとし、立ち上がり部27′は中間フレーム22の平板状の触れ止め用縦フレーム28′が摺動できるような平面29bを有する。
前記正方形の水平枠4の4隅にはボルト固定用の孔2を形成し、垂下部29″は同4隅に設ける脚柱である。
トップフレーム23に被せる仕上げ用床台26は可動床部分として一辺が1000〜1500mm(図示では1150mm)の矩形(正方形)平面であるが、室内の床板の一部を構成するものとして、木製であり、周囲の目隠し用のスカート部26aを形成した箱形状のものである。
中間フレーム22内に、中央を境に右ネジ5aと左ネジ5bとの螺子の向きが逆行するネジシャフト5を回動可能に架設し、ネジシャフト5の中央にウォームホイール6を設ける。
また、前記床板3上にはモータ7を設置し、このモータ7の駆動軸に設けた円筒ウォーム8を前記ウォームホイール6に噛合させた。
このようにしてネジシャフト5はウォームホイール6と円筒ウォーム8によるウォームギアにより結合させるが、このウォームホイール6と円筒ウォーム8は相互に入れ替えてネジシャフト5の中央に円筒ウォーム8を、モータ7の駆動軸にウォームホイール6を設けてもよい。
前記ネジシャフト5には右ネジ5aと左ネジ5bとに移動体としてナット9,9′を螺合させるが、これらナット9、9′は右ネジ5aと左ネジ5bに合わせて相互に逆向きになる内ネジを切ったものである。
アーム10をこの移動体としてのナット9、9′を有する部材とトップフレーム23およびベースフレーム21の内側隅部4つアーム10の端部を軸着して掛渡した。
前記ベースフレーム21、中間フレーム22、トップフレーム23はピット20に収まり、ベースフレーム21とトップフレーム23の立ち上がり部27、27′と垂下部29、29′は相対的に上下方向にならび、中間フレーム22はこのベースフレーム21とトップフレーム23とで囲まれた内側に収まるようになる。
また、中間フレーム22に対して、ベースフレーム21とトップフレーム23は変位するものであり、前記ナット9,9′はこれがネジシャフト5の中央に円筒ウォーム8に近接する位置で、アーム10は一番起立していない。
次に使用法について説明する。先に仕様について説明すると本発明の可動床部分は室内の床の一部として設けるものであり、複数を並べて設けることも可能である。
床レベルは0〜600mmで、図8に示すように仕上げ用床台26の上には観客席となる椅子30を設置することができる。
仕上げ用床台26は床面に位置し、前記のようにナット9,9′を有する部材はこれがネジシャフト5の中央に円筒ウォーム8に近接する位置で、アーム10は一番起立していない。
コントローラ(図示せず)を操作してモータ7を駆動すると、ウォームギア(ウォームホイール6と円筒ウォーム8)を介してネジシャフト5が回転し、ナット9,9′は相互に遠ざかるように、ネジシャフト5の端部方向に移動していく。
これに伴い、アーム10は徐々に起立していき、トップフレーム23および仕上げ用床台26が上昇する。
アーム10の起立はベースフレーム21を押し下げるようにも作用するが、ベースフレーム21はピット20の底でこれ以上下がらないので、その分中間フレーム22が押し上げられ、トップフレーム23の上昇に加算される。
このように4本のアーム10が傘の骨が開くように上下および四方にバランスをとって開いていく。
このようにして仕上げ用床台26はせり上がり、前列の非可動床部分の床と段差がつくのでホールのような状態を通り出すことができ、ミニ演奏会を行う場合、もしくは、シアターを設置する場合などに、好適な観客席を作りだすことができる。
また、上昇した仕上げ用床台26を下降させるには逆の動作を行う。
1…水平枠 2…孔
3…床板 4…水平枠
5…ネジシャフト 5a…右ネジ
5b…左ネジ 6…ウォームホイール
7…モータ 8…円筒ウォーム
9、9′…ナット 10…アーム
20…ピット 21…ベースフレーム
22…中間フレーム 23…トップフレーム
24、25…電動ジャッキ 26…仕上げ用床台
26a…スカート部
27、27′…立ち上がり部
27a…スリット 27b…平面
28、28′…触れ止め用縦フレーム
29、29′、29″…垂下部
29a…スリット 29b…平面
30…椅子

Claims (1)

  1. 室内の床の一部を構成する可動床部分として一辺が1000〜1500mmの矩形な仕上床台を載置するトップフレームと、支承台としてのベースフレームと、これらトップフレーム、ベースフレームに摺動自在な中間フレームとからなり、ベースフレームとトップフレームの立ち上がり部と垂下部は相対的に上下方向にならび、中間フレームはこのベースフレームとトップフレームとで囲まれた内側に収まり、中間フレーム内に、中央を境に螺子向きが逆行するネジシャフトを回動可能に架設し、ネジシャフトの中央にウォームホイールを設け、また、中間フレームの床板上にはモータを設置し、このモータの駆動軸に設けた円筒ウォームを前記ウォームホイールに噛合させ、前記ネジシャフトに螺合させるナットを移動体として、この移動体としてのナットを有する部材とトップフレームおよびベースフレームの内側隅部4つとにアームをその端部を軸着して掛渡したことを特徴とする昇降床。
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