JP6730699B2 - 真空用継手およびこれを用いた真空利用装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば真空ホースなどの真空用配管の着脱に用いる真空用継手と、その真空用継手を用いた真空利用装置とに関する。
真空技術は様々な生産現場で採用されており、その一つに下記の特許文献1(日本国・特開平4−144717号公報)に記載されたオートクレーブ成形装置が挙げられる。
このオートクレーブ成形装置は、繊維強化プラスチックなどの成形材を製造するための真空利用装置である。かかる装置を用いて成形材を製造する際には、台車上に治具を配置し、その治具の上に成形材の材料となるプリプレグを積層載置した後、これを真空バッグで被覆して密封する。続いて、台車上のプリプレグをその台車と共に圧力容器内に搬入し、作業者が密封された真空バッグ内に連通する真空用配管の先端と、減圧手段から伸ばされた真空用配管(真空ノズル)の先端とを真空用継手を用いて接続する。そして、圧力容器内を密閉した後、前記真空バッグ内を減圧すると共に前記容器内に高圧蒸気を供給するか、または、高圧ガスを供給し、該ガスを加熱してプリプレグを加熱加圧し接着硬化させる。所定時間の加熱加圧により成形材が完成すると、圧力容器内を除圧すると共に60℃程度まで冷却させる。その除圧と冷却が完了すると、台車に載置された成形材を取り出すため、作業者は上記の真空用継手による連結部分を切り離す作業を行う。
特開平4−144717号公報
上記の従来技術には、次のような問題があった。
すなわち、従来のオートクレーブ成形装置では、真空用継手としてソケット(メス型)とこれに嵌合するプラグ(オス型)とで構成された所謂ワンタッチカプラが用いられていた。このワンタッチカプラはソケットとプラグとが互いに係合する部分の構造がやや複雑で、その着脱に或る程度の力が必要である。このため、成形材の大きさが比較的小さく減圧手段から伸ばされる真空用配管の数が少ない場合には何ら問題はないものの、飛行機構造体などのような大型の成形材を製造するオートクレーブ成形装置では、1つの減圧手段から数十〜百本前後と言った多数の真空用配管が伸ばされていることが多く、これらの真空用配管の着脱には手間(作業者の体力)と時間が掛かると言う問題があった。
それゆえに、本発明の主たる目的は、真空用配管の着脱を極めて簡単且つスピーディーに行なうことができる、シンプルな構造の真空用継手を提供することにある。
また、本発明の更なる目的は、そのような真空用継手を用いた真空配管系の連結および離脱を効率的に行うことができる生産性の高い真空利用装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、例えば図1から図6に示すように、一対の真空用配管12X及び12Yの対向端を流体が通流可能に接続する真空用継手を次のように構成した。
筒状に形成され、上記一対の真空用配管12X及び12Yそれぞれの対向端に取り付けられる第1継手部材14及び第2継手部材16を備える。その第1継手部材14及び第2継手部材16それぞれの軸方向先端面には、強磁性体を含む略フラットな当接面14a及び16aが設けられる。そして、その第1継手部材14の当接面14a及び第2継手部材16の当接面16aの少なくとも一方に、第1継手部材14の貫通孔14b又は/及び第2継手部材16の貫通孔16bを囲うようにリング状の磁石18が取着される。
ここで「筒状」とは、ブロック状の本体の中心がくり抜かれると共に軸方向両端面が開放されて流体の通流路が設けられた形状を言い、外形が円柱状の円筒のみならず、外形が角柱状の角筒などをも含む。また、上記の本体内部に設けられる流体の通流路が一つの単筒状の物のみならず、本体内部に複数の通流路が設けられる多筒状の物も含む。
本発明は、例えば、次の作用を奏する。
第1継手部材14の当接面14aと第2継手部材16の当接面16aとを略フラットな面で構成すると共に、その当接面14a及び16aの接続に磁力を用いているので、互いに連結した真空用配管12X及び12Yを真空吸引していない間は当該磁力によって上記の当接面14a及び16a同士の係合が維持される。そして、第1継手部材14と第2継手部材16とを離脱させる際には、ソケットやプラグで構成され、その両者が機械的に強固にロックされるワンタッチカプラのようにその離脱の作業に大きな力を必要としない。したがって、第1継手部材14と第2継手部材16との係合・離脱の作業を極めて簡単に行うことができる。
本発明においては、前記の第1継手部材14及び第2継手部材16の内部に、両者を係合させた際に流体の通流を可能とし、両者を離脱させた際に流体の通流を停止させる流体制御手段を装着するのが好ましい。
また、本発明においては、真空用継手が熱処理装置で使用される場合には、前記の磁石18を、大気雰囲気下180℃、30分加熱後の残留磁束密度が40mT以上とするのが好ましい。また、前記第1継手部材14の当接面14a及び前記第2継手部材16の当接面16aに含まれる強磁性体のキュリー温度を上記の熱処理装置のプロセス温度より高い温度とするのが好ましい。
これらの場合、例えば真空利用機器の一種であり且つ熱処理装置でもあるオートクレーブ成形装置のように繰り返し高熱が与えられる環境下において、特に好適に使用することができる。
また、本発明においては、第1継手部材14の当接面14aにおける外縁近傍又は第2継手部材16の当接面16aにおける外縁近傍に、それらの当接面14a及び16a同士を当接させた際にその界面から流体が漏出又は流入しないように密封する耐熱性のシール部材20を取り付けるのが好ましい。
従来、真空用継手として多用されているワンタッチカプラでは、ソケットとプラグとを係合させた際にその界面からの流体の漏出・流入を防ぐシール部材がソケットの奥に取り付けられているため、そのシール部材に容易にアクセスできず、状態の確認や劣化の際の交換などが困難であった。これに対し、本発明の真空用継手では、シール部材20が当接面14a又は当接面16aに取り付けられているので、当該シール部材20へのアクセスが極めて容易であり、状態の確認や交換などを簡単に行うことができる。
さらに、本発明においては、第1継手部材14の当接面14a又は第2継手部材16の当接面16aの一方に位置決め用の突起24を設けると共に、他方におけるその突起24に対応する位置に、上記の突起24を案内して収容する凹所26を設けるのが好ましい。
この場合、第1継手部材14と第2継手部材16との係合・離脱作業のうち、特に係合作業を楽に行うことができるようになる。
そして、本発明においては、第1継手部材14の当接面14aにリング状の磁石18aを埋設すると共に、第2継手部材16の当接面16aにも上記の磁石18aと略同形同大のリング状の磁石18bを埋設し、そのリング状の両磁石18a及び18bを周方向にて同じ偶数の区画に等分すると共に、隣接した区画の表面の磁極が互いに異なるように配置するのが好ましい(図6参照)。
この場合、第1継手部材14又は第2継手部材16の何れか一方を真空用配管12X又は12Yの軸周りに回転させるだけで磁力のアシストを受けて真空用継手の係合・離脱作業をより一層簡単に行うことができる。
本発明における第2の発明は、本発明の真空用継手を具備することを特徴とする真空利用装置である。この真空利用装置とは、真空を利用するあらゆる機械・装置を含むものであるが、とりわけ成形体の製造装置であることが好ましく、更には、その成形体の製造装置が、繊維基材と、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂からなるマトリックスとによって形成されたプリプレグ36を、真空バッグ50に収納して圧力容器40内に設置し、その圧力容器40内で上記の真空バッグ50内を真空引きした後、加熱加圧して所定の形状に成形するオートクレーブ成形装置であるのがより好ましい。
本発明によれば、真空用配管の着脱を極めて簡単且つスピーディーに行なうことができる、シンプルな構造の真空用継手を提供することができる。
また、本発明の真空用継手を用いることにより、真空配管系の連結および離脱を効率的に行うことができる生産性の高い真空利用装置を提供することができる。
本発明における一実施形態の真空用継手の概略を示す斜視図である。 図2Aは図1のA-A線断面図であり、図2Bは図2Aの真空用継手を係合させた状態を示す図である。 本発明における他の実施形態の真空用継手の概略を示す断面図である。 本発明における他の実施形態の真空用継手の概略を示す断面図である。 本発明における他の実施形態の真空用継手の概略を示す断面図である。 本発明における他の実施形態の真空用継手の動作を示す説明図である。 本発明の真空用継手を用いたオートクレーブ成形装置の概略を示す図で、図7Aは一部破断した概略側面図であり、図7Bは図7AをX-X矢視した部分断面図である。 真空バッグに封入したプリプレグの状態を示す概略側面断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態の真空用継手10の概要を示す斜視図であり、図2Aは図1のA−A線断面図である。これらの図が示すように、本実施形態の真空用継手10は、真空用配管12X及び真空用配管12Yの対向端を着脱自在に接続するためのものであって、真空用配管12Xの対向端に取り付けられる第1継手部材14と、真空用配管12Yの対向端に取り付けられる第2継手部材16とを有する。
第1継手部材14及び第2継手部材16は、機械的強度に優れた金属などの材料からなる筒状の部材で、その中心軸方向の一方の端部には真空用配管12X及び12Yの対向端がそれぞれ接続される。第1継手部材14及び第2継手部材16の中心軸方向の他方の端部には、鉄,コバルト,ニッケル及びこれらの合金やフェライトなどの強磁性体を含む略フラットな形状の当接面14a及び16aがそれぞれ形成される。そして、第1継手部材14及び第2継手部材16の中心軸上には、それぞれ真空用配管12X及び12Yと連通する貫通孔14b及び16bが穿設される。
ここで、第1継手部材14及び第2継手部材16は、少なくともその当接面14a及び当接面16aに強磁性体を含むもので有れば、その態様は如何なるものであってもよく、例えば、第1継手部材14及び第2継手部材16の本体全体を強磁性体で形成するようにしてもよい。なお、この強磁性体は、真空用継手10が熱処理装置で使用される場合には、そのキュリー温度を上記の熱処理装置のプロセス温度より高い温度とするのが好ましい。例えば、その熱処理装置が最大で230℃のプロセス温度を有するオートクレーブ成形装置であった場合、このオートクレーブ成形装置で使用する真空用継手10の当接面14a及び当接面16aに含まれる強磁性体のキュリー温度を230℃より高いものにするのが好ましい。
第1継手部材14の当接面14a側には、貫通孔14bを囲うようにリング状の磁石18が埋設されている。この磁石18は、例えばオートクレーブ成形装置などのように繰り返し高熱が与えられる環境下で使用される場合には、大気雰囲気下180℃、30分加熱(室温からの昇温・降温時間はそれぞれ60分)後の残留磁束密度を40mT以上とするのが好ましい。なお、この加熱後残留磁束密度を上記の範囲に限定した理由は次の通りである。
すなわち、供試試料として、外径13〜15mm×高さ10〜12mmの円柱状のフェライト磁石,ネオジム磁石,サマコバ磁石及びアルニコ磁石を準備し(各試料それぞれn=3)、ハンディ・ガウスメーター(米国レイクショア社製,型式410型)でその磁力(=残留磁束密度)を測定した。
続いて、上記の各試料を、オートクレーブを用いて大気雰囲気下180℃、30分加熱(室温からの昇温・降温時間はそれぞれ60分)し、降温後、上記と同様に残留磁束密度を測定した。測定後、再び同じ条件で加熱し、降温後に残留磁束密度を測定した。
最後に、上記2回の加熱後の測定が終わった各試料を、オートクレーブを用いて大気雰囲気下230℃、30分加熱(室温からの昇温・降温時間はそれぞれ60分)し、降温後、上記と同様に残留磁束密度を測定した。
上記の加熱前の各試料の残留磁束密度を100%とし、上記の各加熱後の残留磁束密度の残存率を計算した結果が表1である。
そして、上記の各試料における加熱後の残留磁束密度の残存率と、加熱後の各試料を鉄板にくっつけた際の吸着力の官能評価とに基づいて、磁石18の加熱後残留磁束密度を上記範囲の通り選定した。この時、用いた試料の形状と外径サイズ(15mm)から算出される磁束は、7μWbとなる。
なお、この磁石18は、真空用配管12X及び12Y内部の真空引きを止めた際に、第2継手部材16の当接面16aに含まれる強磁性体との間に作用する磁力によって第1継手部材14と第2継手部材16とが離脱しないように係合状態を維持できるものであれば如何なる態様であってもよい。従って、上記の試験に供した永久磁石に限定されるものではなく、例えば電磁石などであってもよい。
また、図1及び図2に示す実施形態では、第1継手部材14の当接面14aに、耐熱性を有するフッ素ゴム製のOリングで構成されたシール部材20がその当接面14aの外縁近傍に沿って取り付けられており、第2継手部材16の当接面16aには上記シール部材20に対応する位置に、そのシール部材20の略半分が収容される環状の収容溝22が堀設されている。
なお、シール部材20は、第1継手部材14と第2継手部材16との係合箇所を流体が通流する際に当該係合箇所から流体が漏出又は流入しないように密閉することを目的に取り付けられており、この機能を有するものであれば、その素材は、上述したフッ素ゴムに限定されるものではなく、例えばシリコンゴムなどの他の素材を用いるようにしてもよい。
以上のように構成された真空用継手10によれば、図2Bに示すように、シール部材20が収容溝22に収容されるように第1継手部材14の当接面14aと第2継手部材16の当接面16aとを当接させると、第1継手部材14の当接面14aに埋め込まれた磁石18と第2継手部材16の当接面16aに含まれる強磁性体との間に作用する磁力によって、互いに略フラットな当接面14a及び16a同士を当接させただけにもかかわらず、第1継手部材14と第2継手部材16とを(ワンタッチカプラの係合力に比べれば弱い力ではあるが)離脱することなく係合させることができる。
また、第1継手部材14と第2継手部材16とを離脱させる際には、真空用配管12X及び12Y内部の真空引きを止め、第1継手部材14の当接面14aに埋め込まれた磁石18と第2継手部材16の当接面16aに含まれる強磁性体との間に作用する磁力に抗して両者を引き離すだけでよい。このため、プラグとソケットとが機械的なロックで強固に連結されているワンタッチカプラを離脱させるほどの力は必要としない。
なお、上述した実施形態の真空用継手10においては、第1継手部材14及び第2継手部材16の内部に、図示しないが、両者を係合させた際に流体の通流を可能とし、両者を離脱させた際に流体の通流を停止させる流体制御手段を装着するのが好ましい。この流体制御手段としては、例えば、第1継手部材14の貫通孔14b及び第2継手部材16の貫通孔16bに、弁体と、この弁体を閉弁位置に付勢して第1継手部材14及び第2継手部材16内部の流体の通流を遮断する弁ばねとを設け、第1継手部材14と第2継手部材16とを係合させた際に上記の弁体同士が衝合して開弁方向に移動するようなものを挙げることができる。
次に、図3及び図4に示す第2の実施形態について説明する。上述した図1及び図2に示す実施形態と異なる点は、第2継手部材16の当接面16aに位置決め用の突起24を設けると共に、第1継手部材14の当接面14aにおけるその突起24に対応する位置に、上記の突起24を案内して収容する凹所26が設けられている点である。なお、これら以外の部分は上述した実施形態と同じであるので、前記実施形態の説明を援用して本実施形態の説明に代える。
第2継手部材16の当接面16aより突出する突起24は、第1継手部材14の当接面14aに設けられる凹所26と協働して、第1継手部材14と第2継手部材16とを係合させる際に当接面14a及び16a同士が隙間なく密着し、貫通孔14b及び16bの軸線が一致するように案内する部材である。
図3に示す例では、この突起24が貫通孔16bの当接面16a側の端部を囲繞するリング状に形成されており、図4に示す例では、この突起24が貫通孔16bの当接面16a側の端部を含む領域全体を隆起させて形成されている。そして、第1継手部材14の当接面14aには、これらの突起24に対応する形状の凹所26が形成される。
なお、図3及び図4に示す実施形態では、第2継手部材16に突起24を設け、第1継手部材14に凹所26を設ける場合を示しているが、第1継手部材14に突起24を設け、第2継手部材16に凹所26を設けるようにしてもよい。
次に、図5に示す第3の実施形態について説明する。上述した各実施形態と異なる点は、シール部材20としてOリングではなく吸盤状のものを用いた点である。なお、これら以外の部分は上述した実施形態とほぼ同じであるので、同じ部分については前記各実施形態の説明を援用して本実施形態の説明に代える。
図5に示すように、この実施形態では、第1継手部材14の貫通孔14b及び第2継手部材16の貫通孔16bのそれぞれに、真空用配管12X及び12Yが嵌挿されて両者が連結されている。
そして、第1継手部材14の当接面14a全体を覆う形で、例えば耐熱性のフッ素ゴムからなる、吸盤状のシール部材20が取り付けられると共に、第2継手部材16の当接面16aが径方向にてフランジ状に拡大されて、その吸盤状のシール部材20を受け止めるようになっている。
なお、図5に実施形態では、第1継手部材14側にシール部材20を取り付ける場合を示しているが、このシール部材20は第2継手部材16側に取り付けるようにしてもよい。
ここで、上述した図1乃至図5に示す実施形態では、磁石18を第1継手部材14の当接面14aのみに取り付ける場合を示したが、この磁石18を第2継手部材16の当接面16aにも取り付けるようにしてもよい。その際、第1継手部材14に取り付けられる磁石18の磁極と第2継手部材16に取り付けられる磁石18の磁極とが反対となるように取り付ける必要があるが、このように第1継手部材14と第2継手部材16との両方に磁石18を取り付ける場合には、更に次のようにするのが特に好ましい。
すなわち、図6に示すように、第1継手部材14の当接面14aにリング状の磁石18aを埋設すると共に、第2継手部材16の当接面16aにも上記の磁石18aと略同形同大のリング状の磁石18bを埋設する。これらリング状の両磁石18a及び18bは、周方向にて同じ偶数(図6の場合は4つ)の区画に等分し、隣接した区画の表面の磁極が互いに異なるように配置する。
そうすると、第1継手部材14と第2継手部材16とを係合させる際には、図6Aに示すように、磁石18a表面の磁極と磁石18b表面の磁極とが異なるようにして両者を重ね合わせるだけで、第1継手部材14と第2継手部材16とを簡単に係合させることができる。逆に、係合した第1継手部材14と第2継手部材16とを離脱させる際には、第1継手部材14又は第2継手部材16の何れか一方を(図示しないが)真空用配管の軸周りに回転させる。すると、図6Bに示すように、対面する磁石18a表面の磁極と磁石18b表面の磁極とが同じものとなって両磁石18a及び18bが反発し、第1継手部材14と第2継手部材16とを簡単に離脱させることができる。
次に、図7を参照しつつ、本発明の真空用継手10を用いた真空利用装置の一種であるオートクレーブ成形装置30について説明する。本発明の真空用継手10を用いたオートクレーブ成形装置30は、繊維強化プラスチックなどの成形材を製造するための装置であり、台車32上の治具34に配置したプリプレグ36(図8参照)を、台車32ごと収容し扉38にて密閉する圧力容器40と、その圧力容器40内に高圧ガスを供給してプリプレグ36を加圧する加圧手段42と、上記の圧力容器40内に導入された高圧ガスを圧力容器40内部後方に設置したヒーター44とクーラー46で加熱・冷却し、この加熱・冷却されたガスでプリプレグ36を加熱・冷却する加熱冷却手段48と、上記プリプレグ36を密封する真空バッグ50内を減圧して高真空にする減圧手段52と、上記の加熱冷却手段48により加熱または冷却されたガスを圧力容器40内に送風するファン54を備えたファン駆動装置56を、圧力容器40内部の後方部に設け、これにより送風されるガスを圧力容器40に沿って設けた風洞58を介して循環させプリプレグ36を加熱または冷却するガス循環手段60と、圧力容器40内の温度、圧力などを制御する制御手段(図示せず)とで大略構成される。なお、図7中の符号62は、台車32が走行するレールである。また、上述の例では、加熱・加圧の手段として加熱した高圧ガスを用いる場合を示しているが、これに換えて高圧蒸気を用いるようにしてもよい。
以上のようなオートクレーブ成形装置30を用いて、繊維基材と、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂からなるマトリックスとによって形成されたプリプレグ36を加熱加圧して所定形状の成形材を製造する際には、台車32上に治具34を配置し、その治具34の上に成形材の材料となるプリプレグ36を積層載置した後、図8に示すように、真空バッグ50で被覆し、シーラント64にてその周縁部を密封する。続いて、台車32上のプリプレグ36をその台車32と共に圧力容器40内に搬入し、密封された真空バッグ50内に連通する真空用配管12Yの先端と、減圧手段52から伸ばされた真空用配管12Xの先端とを作業者が真空用継手10を用いて接続する。そして、圧力容器40内を密閉した後、真空バッグ50内を減圧すると共に圧力容器40内を加熱加圧してプリプレグ36を所定形状にて接着硬化させる。所定時間の加熱加圧により成形材が完成すると、圧力容器40内を除圧すると共に60℃程度まで冷却させる。その除圧と冷却が完了すると、台車32に載置された成形材を取り出すため、作業者は圧力容器40内で上記の真空用継手10による連結部分を切り離す作業を行う。
この発明のオートクレーブ成形装置30によれば、先に詳述した真空用継手10を用いているため、真空バッグ50内と減圧手段52との連結を効率的に行うことができる。それゆえに生産性の極めて高い装置となっている。
なお、本発明の真空用継手10は、上述したオートクレーブ成形装置30のみならず、真空が利用されるあらゆる機械・装置、例えば、真空蒸着装置やCVD装置と言った薄膜形成・加工装置,走査型電子顕微鏡やX線光電子分光(XPS)測定装置と言った分析装置,真空乾燥装置や真空脱泡装置と言った真空化学装置等々のあらゆる真空利用装置で使用することができる。とりわけ、本発明の真空用継手10は、これら真空利用装置の中でも、上述したオートクレーブ成形装置30に代表される成形体の製造装置において特に好適に使用することができる。なぜなら、真空を利用する成形体の製造装置では、真空配管系の着脱が頻繁に行われるからである。
10:真空用継手,12X:(一方の)真空用配管,12Y:(他方の)真空用配管,14:第1継手部材,14a:(第1継手部材の)当接面,16:第2継手部材,16a:(第2継手部材の)当接面,18:磁石,18a:(第1継手部材側の)磁石,18b:(第2継手部材側の)磁石,20:シール部材,24:突起,26:凹所,30:オートクレーブ成形装置,36:プリプレグ,40:圧力容器,50:真空バッグ,52:減圧手段.

Claims (9)

  1. 一対の真空用配管(12X,12Y)の対向端を流体が通流可能に接続する真空用継手であって、
    筒状に形成され、上記一対の真空用配管(12X,12Y)それぞれの対向端に取り付けられる第1継手部材(14)及び第2継手部材(16)を備え、
    その第1継手部材(14)及び第2継手部材(16)それぞれの軸方向先端面には、強磁性体を含む略フラットな当接面(14a,16a)が設けられると共に、
    その第1継手部材(14)の当接面(14a)及び第2継手部材(16)の当接面(16a)の少なくとも一方に、第1継手部材(14)の貫通孔(14b)又は/及び第2継手部材(16)の貫通孔(16b)を囲うようにリング状の磁石(18)が取着され
    さらに、上記の第1継手部材(14)の当接面(14a)における外縁近傍又は上記の第2継手部材(16)の当接面(16a)における外縁近傍には、それらの当接面(14a,16a)同士を当接させた際にその界面から流体が漏出又は流入しないように密封する耐熱性のシール部材(20)が取り付けられる、
    ことを特徴とする真空用継手。
  2. 請求項1の真空用継手において、
    前記の第1継手部材(14)及び第2継手部材(16)の内部に、両者を係合させた際に流体の通流を可能とし、両者を離脱させた際に流体の通流を停止させる流体制御手段が装着されている、ことを特徴とする真空用継手。
  3. 請求項1又は2の真空用継手において、
    前記磁石(18)は、大気雰囲気下180℃、30分加熱後の残留磁束密度が40mT以上である、ことを特徴とする真空用継手。
  4. 請求項1乃至3の何れかの真空用継手において、
    その真空用継手が熱処理装置で使用されるものであって、
    前記第1継手部材(14)の当接面(14a)及び前記第2継手部材(16)の当接面(16a)に含まれる強磁性体のキュリー温度が上記の熱処理装置のプロセス温度より高い、ことを特徴とする真空用継手。
  5. 請求項1乃至4の何れかの真空用継手において、
    前記の第1継手部材(14)の当接面(14a)又は前記の第2継手部材(16)の当接面(16a)の一方に位置決め用の突起(24)を設けると共に、他方におけるその突起(24)に対応する位置に、上記の突起(24)を案内して収容する凹所(26)が設けられる、ことを特徴とする真空用継手。
  6. 請求項1乃至5の何れかの真空用継手において、
    前記の第1継手部材(14)の当接面(14a)にリング状の磁石(18a)を埋設すると共に、前記の第2継手部材(16)の当接面(16a)にも上記の磁石(18a)と略同形同大のリング状の磁石(18b)を埋設し、
    上記リング状の両磁石(18a及び18b)は、周方向にて同じ偶数の区画に等分され、隣接した区画の表面の磁極が互いに異なるように配置されている、ことを特徴とする真空用継手。
  7. 請求項1乃至6の何れかの真空用継手を具備する、ことを特徴とする真空利用装置。
  8. 請求項7の真空利用装置において、前記の真空利用装置が、成形体の製造装置である、ことを特徴とする真空利用装置。
  9. 請求項8の真空利用装置において、
    前記の成形体の製造装置が、繊維基材と、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂からなるマトリックスとによって形成されたプリプレグ(36)を、真空バッグ(50)に収納して圧力容器(40)内に設置し、その圧力容器(40)内で上記の真空バッグ(50)内を真空引きした後、加熱加圧して所定の形状に成形するオートクレーブ成形装置である、ことを特徴とする真空利用装置。
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