JP6730015B2 - ラベル投入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外部から視認可能なラベルを容器の内部に収容するために、容器内にラベルを投入するラベル投入装置に関する。
従来、この種のラベル投入装置として、隣接する卵同士の隙間にラベルを投入するものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。これらのラベル投入装置は、ラベルの放出口が下方に向いており、ラベルが重力によってほぼ垂直な状態で卵の間に落ちてくる。
ところが、ラベルを卵の間に配置すると外部からその内容を読み取るのが難しいという問題があった。特に、特許文献1のように容器の蓋側にも卵の上部側に沿ったくぼみが形成されている場合には、容器の蓋を閉めた際に、ラベルが卵と蓋との間で凸凹に挟まれ、一層内容の読み取りを困難にしていた。
特開2001−171636号公報
しかして、本発明は、外部から容易に視認できるようラベルを配置可能なラベル投入装置を提供することを目的としている。
本発明は、上述した目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち、請求項1に記載のラベル投入装置は、複数の卵が収容される平面視長方形の容器本体と、この容器本体の長辺側に設けられた連結部を軸として展開状態と閉塞状態との間で開閉可能であり、平板状の天壁と、この天壁の周縁に連続して形成された複数の側壁とを有する蓋体とを備えた容器に平面視長方形のラベルを投入するラベル投入装置であって、連結部から最も遠い側壁と天壁との境界部分にラベルの長辺を沿わすように、容器本体の長辺と直交する方向の力をラベルに加えて展開状態の蓋体にラベルを投入する放出手段を備える。
ここで、「長方形の容器本体」とは、例えば5個×2列の10個入り、4個×2列の8個入り、3×2列の6個入りなどのほかに、2個×2列の4個入りのような正方形のものを含むものであり、その際には「長辺」を「一辺」と読み替えるものとする。同様に、「長方形のラベル」は、正方形のラベルを含み、その際には「長辺」を「一辺」と読み替える。
また、「平板状」とは、完全に平らなものに限られず、天壁に沿って配置されたラベルの内容が容器の外側から視認可能な程度に凹凸を有するものであってもよい。
請求項2に記載のラベル投入装置は、請求項1に記載のラベル投入装置において、放出手段が、容器本体の長辺と直交する方向に搬送される容器にラベルを投入る。
本発明によれば、外部から容易に視認できるようラベルを配置可能なラベル投入装置を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるラベル投入システムの概要を示す全体図。 同実施形態にかかるラベル投入システムの要部を示す平面図。 同実施形態にかかるラベル投入システムの要部を示す側面図。 同実施形態にかかるラベル投入システムで用いられるラベルを示す図。 同実施形態にかかるラベル投入システムで用いられる容器を示す平面図。 同実施形態にかかるラベル投入システムで製造される卵入り容器を示す斜視図。 同実施形態にかかる卵入り容器の製造方法を示す作用説明図。 同実施形態にかかる卵入り容器の製造方法を示す作用説明図。 同実施形態にかかる卵入り容器の製造方法を示す作用説明図。 同実施形態にかかる卵入り容器の製造方法を示す作用説明図。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図10を用いて説明する。
図1は本発明のラベル投入装置2を適用した鶏卵Eの選別包装装置Sの概略平面図である。この卵Eの選別包装装置Sは、卵Eを並べて搬送する搬送部S1と、搬送されてくる卵Eの重量などの性状を検査する物理的性状検出部S2と、検査を終えた卵Eを重量別に選別し容器P内に収容する選別包装部S3とを主体に構成されている。
搬送部S1は、図1に示すように、卵Eを例えば6列の複列状態でY方向に搬送する給卵コンベヤS11と、複列の給卵コンベヤS11から単列の分配コンベヤS12に移し替える移し替え装置S13と、給卵コンベヤS11から卵Eを受け取って当該卵Eを単列状態でX方向に搬送する分配コンベヤS12とを主体に構成されている。
物理的性状検出部S2は、図1に示すように、給卵コンベヤS11の排出端に設けられ、個々の卵Eの重量を計量する計量装置S21を備える。物理的性状検出部S2は、この計量装置S21の他に、卵Eに発生したひび割れを検出するひび割れ卵検査装置や、卵Eの表面の汚れを検査する汚卵検査装置、卵Eの内部状態を検査する異常卵検査装置、その他種々の物理的性状を検出するものをさらに備えているが、ここでは説明を省略する。
選別包装部S3は、図1に示すように、分配コンベヤS12で搬送される卵Eを選別放出する選別放出手段S31、S32、S33、S34と、選別放出手段S31、S32、S33、S34にて選別放出された卵Eを物理的性状区分ごとに集合させる複数の集合区画S35、S36、S37、S38とを備える。
集合区画S35、S36、S37、S38は、図1に示すように、分配コンベヤS12と直交して配置されている。また、集合区画S35、S36、S37、S38には、容器搬送用コンベヤ(以下、「搬送装置3」と呼ぶ。)が備えられており、この搬送装置3の駆動により卵Eを10個収容できる10個用の容器PをY方向にタクト搬送させる構成となっている。
そして、本実施形態では、計量装置S21から出力された各卵Eの重量データに基づいて卵Eをいずれの集合区分に集合させるかを、図示しない制御部で制御している。制御部は、主にCPU、記憶装置等のハードウェア部分と、該選別包装装置Sの作動プログラム等のソフトウェア部分とからなる。具体的な一例としては、計量結果が58g以上64g未満(Mサイズ)の範囲内であれば、選別放出手段S32により集合区画S36に選別放出し、計量結果が64g以上70g未満(Lサイズ)の範囲内であれば選別放出手段S33により集合区画S37に選別放出し、70g以上76g未満(LLサイズ)の範囲内であれば選別放出手段S34により集合区画S38に選別放出するように設定されている。
集合区画S36、S37、S38に備えられた搬送装置3上には、本発明の一実施形態にかかるラベル投入装置2が設けられている。以下、ラベル投入装置2が搬送装置3と組み合わせられて、ラベル投入システム1として用いられる態様について説明する。
本実施形態にかかるラベル投入システム1は、容器Pの内部にラベルLを投入するラベル投入装置2と、このラベル投入装置2の上流側から下流側へと容器Pを搬送する搬送装置3とを主体に構成されている。
まず、ラベル投入装置2について説明する。
本実施形態にかかるラベル投入装置2は、図1〜図3に示すように、複数の卵Eが収容される平面視長方形の容器本体P1と、この容器本体P1の一側縁である長辺側に設けられた連結部P2を軸として展開状態(O)と閉塞状態(C)との間で開閉可能であり、平板状の天壁P31と、この天壁P31の周縁に連続して形成された複数の側壁P32、P33、P34、P35とを有する蓋体P3とを備えた容器Pに平面視長方形のラベルLを投入するものである。そして、このラベル投入装置2は、連結部P2から最も遠い側壁P33と天壁P31との境界部分P30にラベルLの長辺(ラベル投入装置2の下流側に位置する先端側の縁、以下「先端側の縁L1」と呼ぶ。)を沿わすように、展開状態(O)の蓋体P3にラベルLを投入する放出口29を備える。具体的には、このラベル投入装置2は、複数枚のラベルLがセットされたホルダー21から一枚ずつラベルLを送り出す抜き取り手段22と、抜き取り手段22から送られてきたラベルLを一時的に保持する保持手段23と、保持手段23での保持状態を解除して容器Pに向けて放出する放出手段24とを備えている。
抜き取り手段22は、図3に示すように、例えばラベルLの表面との摩擦を利用してラベルLを下流側へと送り出すローラ25である。本実施形態の抜き取り手段22は、ホルダー21に上下方向に積み重ねられ、上方からおもりをかけられた状態のラベルLのうち、一番下側にあるラベルLを取り出すものである。
保持手段23は、図3に示すように、一枚の状態のラベルLを、搬送装置3上で搬送される容器Pに干渉しないよう一時的に保持するもので、例えばラベルLを放出口29まで案内する案内板26と、この案内板26と協働してラベルLを挟み込むローラ27などの挟持部材である。この際、ラベルLは放出口29側の縁、すなわち先端側の縁L1側が下に向くように、保持手段23の案内板26が傾斜して配置されている。
放出手段24は、図3に示すように、例えばラベルLの表面との摩擦を利用してラベルLを下流側へと送り出すローラ28である。本実施形態の放出手段24は、保持手段23としての役割を担うローラ27をラベルLの放出タイミングに合わせて回転駆動させることにより、ラベルLを容器P内へと放出するものである。しかして、本実施形態では、このローラ28に対応する部分がラベルLの放出口29となる。
次に、このラベル投入装置2で用いられるラベルL及び容器Pについて説明する。
ラベルLは、図1〜図4及び図6〜図10に示すように、例えば厚紙でできた平面視長方形のものであり、長辺に対応する第1の縁L1及び第2の縁L2と、短辺に対応する第3の縁L3及び第4の縁L4とを備えている。これら第1、第2、第3、第4の縁L1、L2、L3、L4によって囲まれる箇所には、容器P内に収容された際に蓋体P3の天壁P31側に位置する天壁側領域L5と、蓋体P3の側壁P32側に位置する側壁側領域L6とを備えている。
また、ラベルLには、表面側に卵Eに関する情報が種々印刷されている。卵Eに関する情報としては、例えば、卵重や計量責任者名、包装場所や賞味期限、保存方法、使用方法などが挙げられるが、図ではこれらを簡略化して示したり、省略したりしている。
容器Pは、図1〜図3及び図5〜図10に示すように、合成樹脂製の透明なものであり、比較的剛性を有する厚み寸法で一体に成形されている。この容器Pは、複数の卵Eが収容される容器本体P1と、この容器本体P1の一側縁に設けられた連結部P2を軸として展開状態(O)と閉塞状態(C)との間で開閉可能な蓋体P3とを備えている。
容器本体P1は、例えば10個の収容座P11を備えたものであり、連結部P2に隣接する箇所に、ラベルLを支持するための支持用突起P12を備えている。
蓋体P3は、平板状の天壁P31と、この天壁P31の周縁に連続して形成された4つの側壁P32、P33、P34、P35とを備えており、天壁P31及び4つの側壁P32、P33、P34、P35に囲まれた部分には、おおむね直方体形状をなす空間が形成されている。天壁P31は、リブなどが全く設けられない平坦なものであり、平面視ほぼ長方形をなしている。連結部P2側の側壁P32は、平板状をなすもので、補強用のリブ(図示しない)が複数箇所に設けられている。連結部P2から一番離れた側壁P33は、平板状をなすもので、容器本体P1との位置合わせ用の係合部P36が設けられているとともに、補強用のリブ(図示しない)が複数箇所に設けられている。容器Pの短辺側に位置する対をなす側壁P34、P35は、それぞれ平板状をなすもので、容器本体P1との位置合わせ用の係合部P37、P38が設けられているとともに、補強用のリブ(図示しない)が複数箇所に設けられている。なお、図では係合部P36、P37、P38の形状を簡略化して示したり、省略したりしている。
このような容器Pは、搬送装置3上に載せ置かれて搬送される。
搬送装置3は、例えばコンベヤであり、図1〜図3及び図7に示すように、容器Pを容器本体P1の長辺と直交する方向、言い換えれば、短手方向(幅方向)に搬送するものである。この搬送装置3は、間欠的に容器Pを搬送するものであり、容器Pに卵Eが10個入った段階で一定距離、下流側へと容器Pを搬送する。
次に、本実施形態にかかるラベル投入システム1を用いた卵入り容器P0の製造方法について説明する。
まず、図1〜図3に示すように、所定の集合区画(一例としてS36)において、容器Pに10個目の卵Eが収容された時点で、搬送装置3により容器Pを搬送させる。その際、容器Pは、展開状態(O)の蓋体P3側が下流側に位置するとともに、収容座P11に卵Eが収容された状態の容器本体P1側が上流側に位置するよう配置されている。連結部P2は、搬送方向に沿って直交する方向に延びるように位置する。
そして、容器Pが搬送装置3の下に来た時点で、ラベル投入装置2からラベルLを容器Pの蓋体P3に向けて投入する。具体的には、図3及び図7に示すように、保持手段23において第1の縁(ラベルLの長辺)L1を下方に向けた状態で、かつ、種々の情報が印刷された表面側を下に向けた状態で待機しているラベルLは、制御部からの信号を受信した放出手段24により、ラベルLの第1の縁L1が連結部P2から最も遠い側壁P33と天壁P31との境界部分P30を目指して放出される。すなわち、放出口29からラベルLが送り出される方向は、容器Pが搬送される搬送方向と同じである。
本実施形態のラベルLは、ラベル自体が比較的剛性を有する厚紙で形成されているとともに、図8に示すように、短辺である第3及び第4の縁L3、L4の大きさがそれぞれ天壁P31の幅寸法(前後方向の寸法M1)と側壁P32、P33、P34、P35の幅寸法(上下方向の寸法M2)との合計(M1+M2)に対応しているので、側面視斜めになった状態で容器Pの蓋体P3に保持される。詳述すれば、容器Pの蓋体P3内の空間に投入されたラベルLは、第1の縁L1が連結部P2から最も遠い側壁P33と天壁P31との境界部分P30に当接するとともに、第2の縁L2側が連結部P2の近傍に位置する。
この状態から、連結部P2を軸にして蓋体P3を回転させると、図9に示すように、ラベルLの第2の縁L2は連結部P2に支持されながら、支持用突起P12や連結部P2側に位置する卵Eの側部に当接して容器本体P1方向への移動が規制される。また、ラベルLの第1の縁L1側は、蓋体P3の天壁P31に押されながら、容器本体P1側へと近づいていく。
さらに、蓋体P3を回転させて閉塞状態(C)とすると、図10に示すように、ラベルLの第2の縁L2側は容器本体P1の支持用突起P12や卵Eの側部と蓋体P3の連結部P2側の側壁P32との間に配置されるとともに、ラベルLの第1の縁L1側は卵Eの上部と蓋体P3の天壁P31との間に配置される。換言すれば、ラベルLが容器本体P1や卵Eと蓋体P3との間に形成される隙間に位置することにより曲げられた状態となるが、ラベルLが平らな状態に戻ろうとするラベル自体の復元力により、湾曲部分を挟んだ両側の縁L1、L2(2つの長辺)が蓋体P3の内側に押し付けられる。そのため、ラベルLを予め折り曲げた状態で容器P内に投入しなくとも、ラベルLの天壁側領域L5を天壁P31の外側から視認可能に配置できるとともに、ラベルLの側壁側領域L6を側壁P32の外側から視認可能に配置できる。
なお、本実施形態では、このように容器PにラベルLを入れた状態で、連結部P2の反対側に形成されたフランジにテープTを貼り付けて封緘することにより、図6及び図10に示すような卵入り容器P0ができあがる。
しかして、本実施形態のラベル投入装置2によれば、複数の卵Eが収容される平面視長方形の容器本体P1と、この容器本体P1の長辺側に設けられた連結部P2を軸として展開状態(O)と閉塞状態(C)との間で開閉可能であり、平板状の天壁P31と、この天壁P31の周縁に連続して形成された複数の側壁P32、P33、P34、P35とを有する蓋体P3とを備えた容器Pに平面視長方形のラベルLを投入するラベル投入装置2であって、連結部P2から最も遠い側壁P33と天壁P31との境界部分P30にラベルLの長辺(先端側の縁L1)を沿わすように、展開状態(O)の蓋体P3にラベルLを投入する放出口29を備える。
そのため、容器本体内の卵の間にラベルを投入する従来のものに比べて、ラベルLを外部から容易に視認できる。また、蓋体の外側からシール状のラベルを貼るものに比べて、簡単な構成でラベルLを容器Pに入れられると同時に、容器PからラベルLを簡単に分離できるという効果も得られる。
特に、本実施形態は、ラベルLの先端側の縁L1を、連結部P2から最も遠い側壁P33と天壁P31との境界部分P30に向けて投入するので、連結部P2を中心に蓋体P3を回転動作させて閉じるという簡単な動作で、天壁P31と側壁P32の2面に沿ったラベルLを所望の位置に配置させることができる。
また、本実施形態の境界部分P30は、ラベルLを投入したときに、ラベルLの先端側の縁L1(長辺)が当接してラベルLの前後方向の動きをある程度規制するものである。そのため、ラベルLが蓋体P3内に投入されてから蓋体P3が閉められるまでの間、ラベルLが前後方向にずれることなく搬送することができるとともに、蓋体P3を閉めた際に所望の位置にラベルLを配置させることができる。
本実施形態では、放出口29から送り出されるラベルLが、容器本体P1の長辺と直交する方向に搬送される容器Pに投入されるものである。言い換えれば、容器Pが搬送される搬送方向と、放出口29からラベルLが送り出される方向とが、同一である。そのため、蓋体P3内へ投入されたラベルLは天壁P31から起立した側壁P33に当接してラベルLの前後方向の位置決めができ、下流側へと移動し続ける蓋体P3内でラベルLを安定させることができる。また、容器Pの搬送方向とラベルLの送り出し方向を同じにすることで、複数の容器Pが連続的に搬送される場合には特に効率的にラベルLを蓋体P3内に投入できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限られない。
上述した実施形態ではラベルを一時的に保持しておく保持手段を備えていたが、保持手段を備えることなく、一動作でラベルを放出口から放出させてもよい。ラベル投入装置は、さらに、ラベルに賞味期限などを印字するための印字手段を備えていてもよい。このような印字手段を設ければ、賞味期限等、日々変化する情報の印刷が必要となる場合の対応が極めて容易になる。また、ラベル投入装置が、帯状のラベル原反を一定距離ずつ繰り出して切断するための切断手段を備えて、容器に投入する一枚ずつのラベルを随時形成するようなものであってもよい。
容器は、10個入りに限られず、8個入りや6個入りやそれ以外であってもよい。容器の形状は図示したものには限られない。特に、容器がラベル支持用の突起を備えないものであってもよく、この場合には、ラベルの第2の縁(連結部側に位置する縁)側は卵の側部と蓋体の連結部側の側壁との間に配置される。
容器が搬送される方向は、容器の長手方向に沿ったものであってもよい。その場合、ラベルは、容器が搬送される搬送方向に対して直交する方向に放出されることとなる。また、集合区画の数も上述した実施形態のものに限られないのはもちろんである。
また、容器内に投入されるラベルは予め一箇所または複数箇所で折り曲げられたものであってもよい。一例としては、ラベルの天壁側領域と側壁側領域との境界部分において、ラベルを2つ折りにするものが挙げられる。このような折り曲げは、ラベル投入装置に設けられた折り曲げ手段によって放出口に至るまでに行われるものであってもよいし、ラベル投入装置のホルダーにラベルがセットされる前の段階で行われるものであってもよい。
ラベルの形状は図示した長方形状に限られない。例えば、コーナー部分が丸みを帯びたものや、コーナー部分に三角形状をなす切り欠きが設けられたものであってもよい。また、長辺や短辺(または一辺)は直線状のものには限られず種々変更可能である。
ラベルの大きさも図示したものには限られない。上述した実施形態では、ラベルとして、蓋体を閉めた状態で連結部側の側壁と天壁のほぼ全体にわたってラベルを表示させるような大きさや形状を有したものを使用していたが、例えば、短辺の長さを短くしたもの、具体的には、ラベルを蓋体内に投入した際にラベルの全体が天壁に接するような大きさであってもよい。このようなものであれば、連結部を軸として蓋体を回転させることによって、天壁側にのみラベルを表示させたり、連結部側の側壁と天壁の一部分にわたって湾曲した状態でラベルを表示させたりすることができる。
ラベルの材質はどのようなものであってもよく、剛性や復元力を有しないものであってもよい。具体的には、ラベルを蓋体内に投入した際にラベルが蓋体と側壁に沿って湾曲するようなものであってもよい。ラベルは、紙製以外のものであってもよく、例えば剥離紙を有したシールであってもよい。このようなシール式のラベルに、消費者の購買意欲を向上させる図柄(キャラクターなど)や情報(応募券、おみくじ、懸賞、卵を使ったレシピなど)が載っていれば、卵入り容器を開封したあとに容器から簡単に分離させて、ラベルを景品の一種のように利用することができる。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、容器内にラベルを投入するラベル投入装置に利用することができる。
2…ラベル投入装置
29…放出口
L…ラベル
L1…長辺(第1の縁)
P…容器
P1…容器本体
P2…連結部
P3…蓋体
(O)…展開状態
(C)…閉塞状態
P31…天壁
P32、P33、P34、P35…側壁
P30…境界部分
E…卵

Claims (2)

  1. 複数の卵が収容される平面視長方形の容器本体と、この容器本体の長辺側に設けられた連結部を軸として展開状態と閉塞状態との間で開閉可能であり、平板状の天壁と、この天壁の周縁に連続して形成された複数の側壁とを有する蓋体とを備えた容器に平面視長方形のラベルを投入するラベル投入装置であって、
    連結部から最も遠い側壁と天壁との境界部分にラベルの長辺を沿わすように、容器本体の長辺と直交する方向の力をラベルに加えて展開状態の蓋体にラベルを投入する放出手段を備えるラベル投入装置。
  2. 放出手段が、容器本体の長辺と直交する方向に搬送される容器にラベルを投入る請求項1記載のラベル投入装置。
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