JP2002037201A - 錠剤投入装置及びptpシートの製造方法 - Google Patents

錠剤投入装置及びptpシートの製造方法

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JP2002037201A
JP2002037201A JP2000222354A JP2000222354A JP2002037201A JP 2002037201 A JP2002037201 A JP 2002037201A JP 2000222354 A JP2000222354 A JP 2000222354A JP 2000222354 A JP2000222354 A JP 2000222354A JP 2002037201 A JP2002037201 A JP 2002037201A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】二錠ロックの発生を防止でき、ひいては製造作
業に支障を来すのを防止することのできる錠剤投入装置
及びPTPシートの製造方法を提供する。 【解決手段】PTPシートを製造する際に、包装用フィ
ルムのポケット部に錠剤を投入するための錠剤投入装置
が用いられる。錠剤投入装置は、振動ホッパ、コイルシ
ュータ及び固定シュータを備えている。振動ホッパに貯
留された多数の錠剤Zは誘導孔から逐次コイルシュータ
の方へと起立状態で案内され、固定シュータ53の方へ
と導かれる。固定シュータ53の通路57においては、
シャッタの開放に伴い、最下端の錠剤がポケット部へと
案内されるとともに、これに伴ってその上方に位置する
錠剤Zも1錠分下降する。このとき、通路57は高さ方
向に等ピッチで連続的にねじられるようにして形成され
ており、上側の錠剤Zが下側の錠剤Zと通路57内壁と
の隙間内に入り込んでしまう事態が起きない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のポケット部
内に錠剤が充填されてなるブリスタ包装シート(以下、
「PTPシート」という)に係り、特に、該PTPシー
トを製造するに際し、ポケット部内に錠剤を投入するた
めの錠剤投入装置及びPTPシートの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、PTPシート28は、図8に示
すように、錠剤等が収容される複数のポケット部7を備
えており、各ポケット部7単位のシート小片71に切り
離すことができるように縦スリット72及び横スリット
73が形成されている。また、PTPシート28の端部
にはロットナンバー等の識別情報が刻印されたタグ部7
4が付設されている。
【0003】かかるPTPシート28は、ポケット部7
が形成された帯状のフィルムを移送させつつポケット部
7に錠剤を投入する工程、アルミニウム等よりなるカバ
ーフィルムを貼着する工程、スリット72,73を形成
する工程、PTPシート28単位に打ち抜く工程等を経
て製造される。
【0004】さて、ポケット部7に錠剤を投入するに際
しては、錠剤投入装置が用いられる。錠剤投入装置は、
ホッパに収容された多数の錠剤を、各ポケットに一列ず
つ配列して下方へ案内する機構を具備している。特に、
錠剤投入装置の下端側(ポケット部近傍)には、通路を
有してなる固定シュータが設けられている。該固定シュ
ータにおいては、複数の錠剤が積載配列された状態で、
通路からポケット部へと一錠ずつ落下案内させられる。
【0005】一般に、自然に水平状態に積み重なるよう
な形状を有する錠剤(例えば糖衣錠等)を投入する場合
には、かかる錠剤は前記通路内において水平方向に積載
配列される。これに対し、レンズ錠等を投入する場合に
は、水平方向に積み重ねることが困難である。このた
め、図10(a)に示すように、レンズ錠等の錠剤Zの
厚みよりも若干大きめに形成された通路82を有する固
定シュータ81が用いられている。そして、錠剤Zは、
起立方向に積載配列された状態で、前記通路82から下
側のポケット部へと一錠ずつ落下案内される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記技
術においては、次に記すような課題があった。すなわ
ち、図10(b)に示すように、錠剤Zと通路82の壁
面との間には隙間が形成されているため、該隙間内にそ
の上方の錠剤Zが前記隙間内に入り込んでしまうことが
ある。この場合、上側の錠剤Zが前記隙間内に楔状に入
り込んでしまう、いわゆる「二錠ロック」と称される現
象が起きてしまうおそれがあった。そして、このように
二錠ロックが発生すると、下側の錠剤Zの落下が規制さ
れてしまい、それ以上の投入ができなくなってしまう。
このため、投入作業、ひいては製造作業全体を中断する
必要が生じるとともに、二錠ロックを解除する作業に著
しい労力を費やすこととなってしまう。その結果、製造
作業に大きな支障を来してしまうおそれがあった。
【0007】本発明は、上記各事情に鑑みてなされたも
のであり、二錠ロックの発生を防止でき、ひいては製造
作業に支障を来すのを防止することのできる錠剤投入装
置及びPTPシートの製造方法を提供することを主たる
目的の一つとしている。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成し得る特徴的手段について以下に説明する。また、
各手段につき、特徴的な作用及び効果を必要に応じて記
載する。
【0009】手段1.起立方向に積載配列された状態で
案内される複数の錠剤を、自身に形成された通路を通過
させるべく固定配置された固定シュータを具備し、移送
可能な帯状のフィルムに形成された複数のポケット部内
に前記錠剤を前記通路から落下案内させるための錠剤投
入装置であって、前記固定シュータに形成された通路
は、錠剤同士がオーバーラップしないようねじられてい
ることを特徴とする錠剤投入装置。
【0010】手段1によれば、起立方向に積載配列され
た状態で案内される複数の錠剤が、、固定配置された固
定シュータに形成された通路を通過して、移送可能な帯
状のフィルムに形成された複数のポケット部内に落下案
内させられる。さて、固定シュータに形成された通路
は、錠剤同士がオーバーラップしないようねじられてい
る。このため、上側の錠剤が下側の錠剤と通路内壁との
隙間内に入り込んでしまう事態が起こることなく、錠剤
は、旋回しながら(ねじられながら)円滑に落下案内さ
れることとなる。その結果、二錠ロックが起こらず、二
錠ロックにより製造作業に支障を来すといった事態を防
止することができる。
【0011】手段2.移送可能な帯状のフィルムに形成
された複数のポケット部内に錠剤を投入するための錠剤
投入装置であって、複数の錠剤を起立方向に積載配列し
た状態で、固定シュータに案内する案内手段と、前記案
内手段から案内される錠剤を、自身に形成された通路を
通過させて前記ポケット部内に落下案内するべく固定配
置された固定シュータとを備え、前記固定シュータに形
成された通路は、一の錠剤がその下側の錠剤と通路内壁
との間の隙間に入り込まないようねじられていることを
特徴とする錠剤投入装置。
【0012】手段2によれば、移送可能な帯状のフィル
ムに形成された複数のポケット部内に、錠剤投入装置に
よって錠剤が投入される。かかる投入に際しては、案内
手段によって複数の錠剤が起立方向に積載配列された状
態で、固定シュータに案内され、また、固定載置された
固定シュータによって、前記案内手段から案内される錠
剤が、自身に形成された通路を通過して前記ポケット部
内に落下案内される。さて、固定シュータに形成された
通路は、一の錠剤がその下側の錠剤と通路内壁との間の
隙間に入り込まないようねじられている。このため、上
側の錠剤が下側の錠剤と通路内壁との隙間内に入り込ん
でしまう事態が起こることなく、錠剤は、旋回しながら
(ねじられながら)円滑に落下案内されることとなる。
その結果、二錠ロックが起こらず、二錠ロックにより製
造作業に支障を来すといった事態を防止することができ
る。
【0013】手段3.前記案内手段は、一端側が前記固
定シュータに接続された可撓性を有する可撓シュータを
備えていることを特徴とする手段2に記載の錠剤投入装
置。
【0014】手段3によれば、固定シュータよりも上流
側の可撓シュータは可撓性を有しているため、万が一可
撓シュータ内において一の錠剤がその下側の錠剤と可撓
シュータ内壁との間の隙間に入り込んだとしても、内壁
が撓むことでそのときの応力が逃がされやすく、楔状に
入り込んで二錠ロックが起こってしまうといった事態が
回避される。なお、可撓シュータを構成するものとし
て、例えばコイルスプリングが好適に用いられる。
【0015】手段4.前記固定シュータに形成された通
路は、連続的にねじられていることを特徴とする手段1
乃至3のいずれかに記載の錠剤投入装置。
【0016】手段4によれば、固定シュータに形成され
た通路が連続的にねじられているため、錠剤はより円滑
に落下案内される。
【0017】手段5.前記固定シュータに形成された通
路は、高さ方向に等ピッチで連続的にねじられているこ
とを特徴とする手段4に記載の錠剤投入装置。
【0018】手段5によれば、錠剤は、等ピッチで旋回
しながら落下案内されるため、より落下時の円滑性が一
層増す。
【0019】手段6.前記固定シュータは、前記通路を
構成するための溝部を有するシュータ本体と、前記溝部
を塞ぐようにして前記シュータ本体に取付けられた壁部
とを備えていることを特徴とする手段1乃至5のいずれ
かに記載の錠剤投入装置。
【0020】手段6によれば、固定シュータの通路を、
シュータ本体の溝部と、溝部を塞ぐようにしてシュータ
本体に取付けられた壁部とによって構成することができ
る。このため、溝部をねじれ切削加工により形成するこ
とで、比較的容易に通路を形成することが可能となる。
【0021】手段7.前記固定シュータに形成された通
路は、前記錠剤の略2錠分以上略4錠分以下の高さを有
していることを特徴とする手段1乃至6のいずれかに記
載の錠剤投入装置。
【0022】手段7によれば、前記固定シュータに形成
された通路は、前記錠剤の略2錠分以上の高さを有して
いるため、より確実にポケット部へと錠剤を案内するこ
とができる。また、通路の高さは、錠剤の略4錠分以下
であるため、加工が困難となりにくい。なお、より好ま
しい通路の高さは、「錠剤の略2錠分以上略3錠分以
下」であり、一層望ましくは「錠剤の略2錠分」であ
る。
【0023】手段8.移送可能な帯状のフィルムに形成
された複数のポケット部内に、手段1乃至7のいずれか
に記載の錠剤投入装置を用いて錠剤を投入する工程と、
少なくとも前記ポケット部を塞ぐようにして前記フィル
ムにカバー部材を取着する工程と、前記カバー部材の取
着されたフィルムを、PTPシート単位に打ち抜く工程
とを備えたことを特徴とするPTPシートの製造方法。
【0024】手段8によれば、PTPシートを製造する
に際し、上述した各作用効果が奏され、ひいては二錠ロ
ックにより錠剤投入を中断することなく、製造を継続的
に行うことができる。
【0025】手段9.手段1乃至8のいずれかにおい
て、前記錠剤は、レンズ錠であること。なお、錠剤がレ
ンズ錠の場合には、一般に上述した二錠ロックが発生し
やすい傾向があるが、各手段の作用効果が確実に奏され
ることで、二錠ロックの発生を確実に回避できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態について、図
面を参照しつつ説明する。まず、図2に基づいて、錠剤
をPTPシートに自動的に包装するPTP包装機1の概
略について説明する。
【0027】帯状の包装用フィルム2は、最上流側にお
いてロール状に巻回されている。包装用フィルム2はポ
リプロピレン等の比較的硬質で所定の剛性を有する合成
樹脂によって構成され、透明又は半透明(ここでは透
明)を呈している。
【0028】ロール状に巻回された包装用フィルム2の
引出し端側は、ガイドロール3に案内されている。包装
用フィルム2は、ガイドロール3の下流側において間欠
送りロール4に掛装されている。間欠送りロール4は、
間欠的に回転するモータに連結されているため、包装用
フィルム2を間欠的に移送する。ガイドロール3と間欠
送りロール4との間における包装用フィルム2移送経路
に沿って、加熱装置5とポケット成形装置6とが順に並
設されている。そして、加熱装置5によって包装用フィ
ルム2が加熱されて該包装用フィルム2が比較的柔軟に
なった状態において、ポケット成形装置6によって包装
用フィルム2にポケット部7が正確に成形される。この
ポケット部7の成形は、間欠送りロール4による包装用
フィルム2の移送動作間のインターバルの際に行われ
る。
【0029】間欠送りロール4から送り出された包装用
フィルム2は、テンションロール8、ガイドロール9及
び連続送りロール10の順に掛装されている。連続送り
ロール10は、一定回転するモータに連結されているた
め、包装用フィルム2を連続的に且つ一定速度で移送す
る。テンションロール8は、包装用フィルム2を弾性力
によって緊張する側へ引っ張った状態とされており、前
記間欠送りロール4と連続送りロール10との移送動作
の相違による包装用フィルム2の撓みを防止して包装用
フィルム2を常時緊張状態に保持する。
【0030】ガイドロール9と連続送りロール10との
間における包装用フィルム2移送経路に沿って、ポケッ
ト部7に錠剤等を自動的に充填するための錠剤投入装置
11が配設されている。錠剤投入装置11は、連続送り
ロール10による包装用フィルム2の移送動作と同期し
て、所定間隔毎にシャッタ(図示しない)を開くことで
錠剤Zを落下させるものであり、このシャッタ開放動作
に伴って各ポケット部7に錠剤Zが投入される。本実施
の形態において投入される錠剤Zは、いわゆるレンズ錠
と称されるものであって、同一径をなす円周面部分と、
その両側の球面部分とを備えている(図7等参照)。
【0031】また、錠剤投入装置11の直下流側には、
ポケット部7に投入された錠剤Zの姿勢を修正するため
の姿勢修正装置41が設けられている。なお、該姿勢修
正装置41は、前記錠剤投入装置11の段階でポケット
部7に錠剤Zが所定の伏臥姿勢で確実に収容されるよう
な場合には省略しても差し支えない。
【0032】姿勢修正装置41と連続送りロール10と
の間における包装用フィルム2移送経路に沿って、錠剤
Zが各ポケット部7に正しく充填されているか否か、ま
た錠剤Zの異常の有無、異物混入の有無等の検査を行う
ための検査装置12が配設されている。この検査装置1
2はポケット部7の開口側からの検査を行うものであ
る。
【0033】帯状に形成されたカバー部材としての密封
用フィルム13は、最上流側においてロール状に巻回さ
れている。密封用フィルム13は、ここではアルミ製の
ものを使用している。ロール状に巻回された密封用フィ
ルム13の引出し端は、ガイドロール14に案内されて
いる。前記連続送りロール10にはシールロール15が
圧接されており、両ロール10,15間に密封用フィル
ム13が送り込まれている。そして、包装用フィルム2
及び密封用フィルム13が、両ロール10,15間を加
熱圧接状態で通過することで、包装用フィルム2に密封
用フィルム13が貼着され、これにより、錠剤Zが各ポ
ケット部7に充填されたPTPフィルム16が製造され
る。
【0034】連続送りロール10から送り出されたPT
Pフィルム16は、テンションロール17及び間欠送り
ロール18の順に掛装されている。間欠送りロール18
は、間欠的に回転するモータに連結されているため、P
TPフィルム16を間欠的に移送する。テンションロー
ル17は、PTPフィルム16を弾性力によって緊張す
る側へ引っ張った状態とされており、前記連続送りロー
ル10と間欠送りロール18との移送動作の相違による
PTPフィルム16の撓みを防止してPTPフィルム1
6を常時緊張状態に保持する。
【0035】連続送りロール10とテンションロール1
7との間におけるPTPフィルム16移送経路に沿っ
て、錠剤等の異常の有無、異物混入の有無等の検査を行
うための第2の検査装置19が配設されている。この検
査装置19はポケット部7の突出面側からの検査を行う
ものである。従って、前記検査装置12による検査と相
俟って、PTPフィルム16の表裏両面側からの検査を
実行することができるようになっている。なお、各検査
装置12,19によって不良品判定された場合、その不
良品判定となったPTPシートは、図示しない不良シー
ト排出機構によって別途排出される。
【0036】テンションロール17と間欠送りロール1
8との位置関係によって、両ロール17,18間におけ
るPTPフィルム16移送経路は、上下方向に延びてい
る。
【0037】間欠送りロール18から送り出されたPT
Pフィルム16は、テンションロール21及び間欠送り
ロール22の順に掛装されている。間欠送りロール22
は、間欠的に回転するモータに連結されているため、P
TPフィルム16を間欠的に移送する。テンションロー
ル21は、PTPフィルム16を弾性力によって緊張す
る側へ引っ張った状態とされており、特段の事情がない
限り、前記間欠送りロール18,22間でのPTPフィ
ルム16の撓みを防止する。
【0038】間欠送りロール18とテンションロール2
1との間におけるPTPフィルム16移送経路に沿っ
て、スリット成形装置23と刻印装置24とが順に配設
されている。スリット成形装置23は、PTPフィルム
16の所定位置にスリットを形成する機能を有する。刻
印装置24はPTPフィルム16の所定位置に刻印を付
す機能を有する。
【0039】間欠送りロール22から送り出されたPT
Pフィルム16は、その下流側においてテンションロー
ル25及び連続送りロール26の順に掛装されている。
間欠送りロール22とテンションロール25との間にお
けるPTPフィルム16移送経路に沿って、シート打抜
装置27が配設されている。シート打抜装置27は、P
TPフィルム16をPTPシート28単位に打抜く機能
を有する。
【0040】シート打抜装置27によって打抜かれたP
TPシート28(図8参照)は、取出しコンベア29に
よって移送され、完成品用ホッパ30に一旦貯留され
る。
【0041】前記連続送りロール26の下流側には、裁
断装置31が配設されている。そして、シート打抜装置
27による打抜き後に帯状に残った残材部(スクラップ
部)を構成する不要フィルム部32は、前記テンション
ロール25及び連続送りロール26に案内された後、裁
断装置31に導かれる。なお、前記連続送りロール26
は従動ロールが圧接されており、前記不要フィルム部3
2を挟持しながら移送動作を行う。裁断装置31では、
不要フィルム部32を所定寸法に裁断しスクラップ処理
する機能を有する。このスクラップはスクラップ用ホッ
パ33に貯留された後、別途廃棄処理される。
【0042】なお、前記各送りロール4,10,18,
22は、そのロール表面とポケット部7とが対向する位
置関係となっているが、各送りロール4,10,18,
22の表面には、ポケット部7が収容される凹部が形成
されているため、ポケット部7が潰れてしまうことがな
い。また、ポケット部7が各送りロール4,10,1
8,22の各凹部に収容されながら送り動作が行われる
ことで、間欠送り動作や連続送り動作が確実に行われ
る。
【0043】PTP包装機1の概略は以上のとおりであ
るが、以下においては、錠剤投入装置11について、よ
り具体的に説明する。図1は、錠剤投入装置11を模式
的に示す斜視図である。同図に示すように、錠剤投入装
置11は、振動ホッパ51、コイルシュータ(案内手
段、可撓シュータを構成する)52及び固定シュータ5
3を備えている。振動ホッパ51は、多数の錠剤Zを貯
留することができるよう、容器形状をなしているととも
に、図示しないアクチュエータにより、回動方向へ振動
させられるようになっている。そして、かかる振動によ
り、該振動ホッパ51に貯留されている錠剤Zは、所定
方向へ旋回移動するように構成されている。振動ホッパ
51の底部には、複数の誘導孔54が形成されている。
誘導孔54の数は、包装用フィルム2の幅方向に配列さ
れたポケット部7の数に対応している。但し、各誘導孔
54は、前記錠剤Zの外周形状よりも幅狭に形成されて
おり、これにより、錠剤Zは起立方向にのみ誘導孔54
を挿通可能となっている。
【0044】各誘導孔54には、コイルシュータ52の
一端側が接続されている。コイルシュータ52は、コイ
ルスプリングによって形成され、可撓性を有している。
このように、(1)コイルシュータ52は容易に撓むた
め、応力が逃がされやすいものであること、(2)コイ
ルシュータ52がコイルスプリングにより形成されてい
るため、若干の隙間が存在しうること等により、該コイ
ルシュータ52内においては、錠剤Zは詰まりを起こし
にくくなっている。万が一、詰まりを起こしたとして
も、前記振動、或いは人手による外部からの操作によ
り、極めて容易に詰まりを解消することができるように
なっている。また、コイルシュータ52の他端側(下端
側)は、固定シュータ53に接続されている。
【0045】固定シュータ53は、包装用フィルム2に
対しわずかな距離を隔てて上方位置に固定されている。
図3,4,5に示すように、固定シュータ53は、断面
略コ字状の溝部を有するシュータ本体55と、前記溝部
を塞ぐようにしてシュータ本体55に取付けられた壁部
56とを備えている。そして、溝部及び壁部56内面に
より囲まれた空間が錠剤Zの通路57となっている。
【0046】本実施の形態において、通路57は、高さ
方向に等ピッチで連続的にねじられるようにして形成さ
れている。かかるねじれにより、錠剤Z同士がオーバー
ラップしないよう、より詳しくは、一の錠剤Zが、その
下側の錠剤Zと通路57内壁との間の隙間に入り込まな
いようになっている。
【0047】また、本実施の形態において、固定シュー
タ53に形成された通路57の高さは、錠剤Zの略2錠
分となっている。通路57の高さは、特に限定されるも
のではないが、2錠分あれば確実にポケット部7に錠剤
を案内できること、及び、通路57を形成するための切
削加工の容易性を鑑みて、本実施の形態では前述の通り
となっている。
【0048】なお、固定シュータ53の下側には、上述
したようにシャッタが設けられている。該シャッタは、
図示しないエアシリンダにより、前後方向(包装用フィ
ルム2の送り方向)へと移動させられるようになってい
る。そして、シャッタは、常には通路57の下端を塞ぐ
位置に維持されるとともに、ポケット部7が前記通路5
7に略相対する位置にまできたときに開かれ、これによ
り錠剤Zの落下案内が許容されるようになっている。な
お、該シャッタは省略されていてもよい。
【0049】次に、上記のように構成されてなる錠剤投
入装置11における作用効果について説明する。
【0050】振動ホッパ51に貯留された多数の錠剤Z
は、振動ホッパ51の振動に伴って所定方向へ旋回移動
する。かかる移動に際し、錠剤Zは、前記誘導孔54か
ら逐次コイルシュータ52の方へと案内される。このと
き、錠剤Zは起立方向を向いて案内されることとなる。
コイルシュータ52に案内された錠剤Zは、固定シュー
タ53の方へと導かれる。
【0051】図7に示すように、固定シュータ53の通
路57においては、上述したように錠剤Zが起立状態で
略2錠分積載された状態となる。そして、前記シャッタ
の開放に伴い、最下端の錠剤Zがポケット部7へと案内
されるとともに、これに伴って、その上方に位置する複
数の錠剤Zも1錠分下降する。このとき、通路57は高
さ方向に等ピッチで連続的にねじられるようにして形成
されているため、上側の錠剤Zが下側の錠剤Zと通路5
7内壁との隙間内に入り込んでしまう事態が起こること
なく、錠剤Zは前記通路57に沿うようにしてねじれな
がら(旋回しながら)落下案内される。そのため、二錠
ロックといった現象が起こらず、二錠ロックにより製造
作業に支障を来すといった事態を確実に防止することが
できる。
【0052】また、本実施の形態によれば、固定シュー
タ53の通路57が、シュータ本体55の溝部と、溝部
を塞ぐようにしてシュータ本体55に取付けられた壁部
56とによって構成されているため、ねじれるように切
削加工を施すことで、溝部を容易に形成することがで
き、もって通路57を容易に形成することができる。特
に、通路57は、錠剤Zの略2錠分の高さであるため、
ポケット部7への確実な案内を担保しつつ、加工の容易
性を確保することができる。
【0053】尚、上述した実施の形態の記載内容に限定
されることなく、例えば次のように実施してもよい。
【0054】(a)上記実施の形態では、錠剤Zの形状
は上記実施の形態のものに限定されるものではなく、起
立状態で案内されるに際し二錠ロックを起こす可能性を
有するものであれば、例えば側面非円形状の錠剤を採用
してもよい。また、錠剤Zの割線は適宜省略可能である
ことはいうまでもない。
【0055】(b)上記実施の形態では、固定シュータ
53の上流側に配設される案内手段として、コイルスプ
リングよりなるコイルシュータ52を設けることとした
が、他の素材により構成しても何ら差し支えない。但
し、可撓性を有していることが望ましく、その代表例と
しては、コイルスプリングの外に、ホース等を挙げるこ
とができる。
【0056】(c)図9に示すように、固定シュータ本
体55は、各列毎に個別に設置されるような構成であっ
てもよい。このように、通路57毎に固定シュータ本体
55を構成することで、溝部の切削加工を行いやすくす
ることができる。なお、この場合、ホルダ61に対し、
各固定シュータ本体55を保持せしめることとしてもよ
い。
【0057】(d)また、同図に示すように、通路57
の両側を湾曲形状として、高さ方向のいずれの部位にお
いても通路57の奥行きが同一長さとすることとしても
よい。このように構成することで、精度が高められ、よ
り一層円滑な落下案内を図ることができる。なお、この
場合には、壁部56(少なくとも溝部側の面)も湾曲形
状となる。
【0058】(e)上記実施の形態では通路57をシュ
ータ本体55の溝部と、溝部を塞ぐようにしてシュータ
本体55に取付けられた壁部56とによって構成するこ
ととしたが、このように分割片から構成せずともよく、
例えば孔開け加工を施すことで通路を構成することとし
てもよい。
【0059】(f)上記実施の形態では特に言及してい
ないが、コイルシュータ52に関しても固定シュータ5
3の通路57と同様、ねじる構成としてもよい。この場
合、コイルシュータ52自身が可撓性を有しているた
め、特に加工を施すことなく容易にねじれ構造とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態に係る錠剤投入装置を示す斜視図
である。
【図2】錠剤投入装置を含むPTPシートの製造装置の
概略構成を示す模式図である。
【図3】錠剤投入装置の固定シュータの部分平面図であ
る。
【図4】錠剤投入装置の固定シュータ本体の部分正面図
である。
【図5】(a)は図4のJ−J線断面図、(b)は図4
のK−K線断面図、(c)は図4のL−L線断面図であ
る。
【図6】実施の形態の作用を説明する図であって、落下
案内に際しての錠剤の挙動を模式的に示す図である。
【図7】錠剤が倒されるときの挙動を示す模式図であ
る。
【図8】PTPシートの概略構成を示す平面図である。
【図9】別の実施の形態における固定シュータを示す部
分平面図である。
【図10】(a)は従来技術における固定シュータを示
す部分断面図であり、(b)は固定シュータにおける二
錠ロック状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
2…包装用フィルム、7…ポケット部、28…PTPシ
ート、11…錠剤投入装置、51…振動ホッパ、52…
可撓シュータを構成するコイルシュータ、53…固定シ
ュータ、54…誘導孔、55…シュータ本体、56…壁
部、57…通路、Z…錠剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E018 AA04 AB05 BA02 BB02 BB03 DA02 DA08 EA01 3E050 AA03 AB05 BA12 CA01 CB03 CC07 DD04 DF02 DF06 FA01 FB01 FB08 GB02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起立方向に積載配列された状態で案内さ
    れる複数の錠剤を、自身に形成された通路を通過させる
    べく固定配置された固定シュータを具備し、移送可能な
    帯状のフィルムに形成された複数のポケット部内に前記
    錠剤を前記通路から落下案内させるための錠剤投入装置
    であって、 前記固定シュータに形成された通路は、錠剤同士がオー
    バーラップしないようねじられていることを特徴とする
    錠剤投入装置。
  2. 【請求項2】 移送可能な帯状のフィルムに形成された
    複数のポケット部内に錠剤を投入するための錠剤投入装
    置であって、 複数の錠剤を起立方向に積載配列した状態で、固定シュ
    ータに案内する案内手段と、 前記案内手段から案内される錠剤を、自身に形成された
    通路を通過させて前記ポケット部内に落下案内するべく
    固定配置された固定シュータとを備え、前記固定シュー
    タに形成された通路は、一の錠剤がその下側の錠剤と通
    路内壁との間の隙間に入り込まないようねじられている
    ことを特徴とする錠剤投入装置。
  3. 【請求項3】 前記案内手段は、一端側が前記固定シュ
    ータに接続された可撓性を有する可撓シュータを備えて
    いることを特徴とする請求項2に記載の錠剤投入装置。
  4. 【請求項4】 前記固定シュータに形成された通路は、
    連続的にねじられていることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の錠剤投入装置。
  5. 【請求項5】 前記固定シュータに形成された通路は、
    高さ方向に等ピッチで連続的にねじられていることを特
    徴とする請求項4に記載の錠剤投入装置。
  6. 【請求項6】 前記固定シュータは、前記通路を構成す
    るための溝部を有するシュータ本体と、前記溝部を塞ぐ
    ようにして前記シュータ本体に取付けられた壁部とを備
    えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
    記載の錠剤投入装置。
  7. 【請求項7】 前記固定シュータに形成された通路は、
    前記錠剤の2錠分以上4錠分以下の高さを有しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の錠剤
    投入装置。
  8. 【請求項8】 移送可能な帯状のフィルムに形成された
    複数のポケット部内に、請求項1乃至7のいずれかに記
    載の錠剤投入装置を用いて錠剤を投入する工程と、 少なくとも前記ポケット部を塞ぐようにして前記フィル
    ムにカバー部材を取着する工程と、 前記カバー部材の取着されたフィルムを、PTPシート
    単位に打ち抜く工程とを備えたことを特徴とするPTP
    シートの製造方法。
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