JP2022160126A - 卵製品の生産情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】卵パックの生産情報の管理を容易にする。【解決手段】本発明の卵製品の生産情報管理システム10は、切替部12と、第一の管理部21と、第二の管理部22とを備える。切替部12は、複数の機器を用いて生産する卵製品の生産ロットごとに機器の設定が切り替えられる。第一の管理部21は、切り替えする機器に関連する情報を管理する。第二の管理部22は、切り替えする卵製品に関連する情報を管理する。また、第二の管理部22で管理される卵製品に関連する情報に第一の管理部21で管理される機器に関連する情報が紐付けられた編集情報を作成する処理部23と、処理部23で作成された編集情報を卵製品の生産ロットごとに出力する出力部24とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、コンピュータを用いた、卵製品の生産情報管理システムに関するものである。
スーパーマーケット等の小売店に流通しているパック詰め卵は、近年、商品アイテムが非常に増えてきている。それに伴い、GPセンターでは、多品種少量生産へとシフトしており、生産ラインにおける商品アイテムの切り替え頻度が増えている(例えば、特許文献1を参照)。その切り替えのつど、生産情報を記録し管理する必要があるが、その記録は手作業で行われているのが現状である。
特開2016-097989号公報
本発明は、卵パックの生産情報の管理を容易にすることを目的とする。
本発明の卵製品の生産情報管理システムは、切替部と、第一の管理部と、第二の管理部とを備える。切替部は、複数の機器を用いて生産する卵製品の生産ロットごとに機器の設定が切り替えられる。第一の管理部は、切り替えする機器に関連する情報を管理する。第二の管理部は、切り替えする卵製品に関連する情報を管理する。
本発明によれば、卵パックの生産情報の管理を容易にすることができる。
この発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解されるこの発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本発明の一実施形態にかかる卵パックを生産する設備を示す平面図。 卵製品の生産情報管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 卵製品の生産情報管理システムの一例を示す図である。 卵製品と機器との対応を示す一覧の例である。 同実施形態の処理部で作成される卵製品の帳票の一例を示す図である。 同実施形態の処理部で作成される卵製品の帳票の他の一例を示す図である。 切り替え作業を説明するための卵製品の生産の一例を示す図である。
以下、本実施形態にかかる卵製品の生産情報管理システム10について、図面を用いて説明する。卵製品の生産情報管理システム10は、ラベル付きの卵製品の生産情報を管理するためのもので、CPU、内部メモリー、入出力装置、モニター等を備えたコンピュータで構成されている。卵製品の生産情報管理システム10は、切替部12と、第一の管理部21と、第二の管理部22と、処理部23と、出力部24とを含む。
卵製品の生産情報管理システム10は、卵の包装システム50に関連づけて用いられるものである。ここでは卵製品として、パック詰めされる卵を例にして説明する。まず、図1を用いて、卵の包装システム50について説明する。
卵の包装システム50は、保管装置51から出庫された卵を用いてパック詰めの卵製品を生産する。保管装置51は、例えば、サイズごとに選別された卵をトレイに入れて一時的に保管する。卵の包装システム50は、卵製品の生産に用いる複数の機器を備える。機器は、例えば、ラベル投入装置、豆シール機54、封緘機、上貼りシール機56、検査装置1、パック詰め装置、卵パックの移載装置、ケース供給機59、ケース段積み機などである。
パック詰め装置(リパッカー57)は、卵をトレイからパックへ移載する。
ラベル投入装置(ラベルシューター52、または、エコたまラベルシューター53)は、蓋の開いた卵パックにラベルを投入する。なお、エコたまラベルシューター53は、通常のラベルシューター52とは異なり、蓋側へラベルを投入するもので、図では「エコたまラベルシューター」または「エコたま」と示している。
豆シール機54は、卵の上部に小型のラベルを貼り付ける。
封緘機(テープシーラー55)は、例えばテープを用いて卵パックの蓋を閉める。
上貼りシール機56は、蓋の閉まった卵パックにシール状のラベルを貼り付ける。
検査装置1は、パックに入った卵の状態(パック卵検査装置14)、ラベルの状態(インラベル検査装置15、エコたまラベル検査装置16、上貼りシール検査装置17)、豆シールの状態(豆シール検査装置18)、蓋閉じ後の卵パックの状態(蓋閉じ後検査装置19)などに異常がないか否かを検査する。
卵パックの移載装置(ケースパッカー58)は、蓋が閉じられた卵パックを輸送用のケース等へ移載する。ケース供給機59は、ケースパッカー58へケースを供給する。ケース段積み機(ケースパレタイザー60)は、卵パックが入った複数のケースを輸送用のパレット等へ移載する。各機器は、搬送部61を介して接続されている。なお、ラベルシューター52、エコたまラベルシューター53、上貼りシール機56、豆シール機54は、賞味期限等を印字するための印字機能を備えていてもよい。
本実施形態の卵の包装システム50は、複数の製品ラインに分かれている。機器の配列が互いに異なる複数の製品ラインでは、それぞれ異なる卵製品が生産できる。
図1に示すように、1つ目の製品ラインは、リパッカー57、パック卵検査装置14、ラベルシューター52、インラベル検査装置15、豆シール機54、豆シール検査装置18、テープシーラー55、蓋閉じ後検査装置19、振り分け機62、ケースパッカー58、ケース供給機59、ケースパレタイザー60を備える。
図1の2つ目の製品ラインは、リパッカー57、パック卵検査装置14、ラベルシューター52、インラベル検査装置15、テープシーラー55、封緘機(超音波シーラー63)、上貼りシール機56、上貼りシール検査装置17、蓋閉じ後検査装置19を備える。
図1の3つ目の製品ラインは、リパッカー57、パック卵検査装置14、ラベルシューター52、インラベル検査装置15、エコたまラベルシューター53、エコたまラベル検査装置16、テープシーラー55、蓋閉じ後検査装置19、振り分け機62、ケースパッカー58、ケース供給機59、ケースパレタイザー60を備える。
図2は、卵製品の生産情報管理システム10を含む環境を示す図で、複数の検査装置1と、情報処理装置2と、複数のユーザ端末3とを備える。図3は、図1の1つ目の製品ラインに対応する説明図である。
以下、図2と図3を用いて、具体的に説明する。この製品ラインは、搬送部61上を搬送される卵パックを検査する複数の検査装置1を備える。これら複数の検査装置1は、ネットワークを介して情報処理装置2と通信可能なものであってもよい。
複数の検査装置1は、例えば、パック卵検査装置14、インラベル検査装置15、豆シール検査装置18、蓋閉じ後検査装置19であり、これらが上流側から順に配置されている。各検査装置1は、検査部11と、切替部12とを備える。
検査部11は、パック詰めされた卵製品を検査する。
切替部12は、卵製品の生産ロットごとに、各機器の設定が切り替えられるものである。生産ロットは、生産者が指定する単位であり、例えば、アイテムごと、原料の産地ごと、出荷先ごと、生産日ごと、時間帯ごとに異なるものである。本実施形態では、切替部12は、卵製品の内容によって各検査部11の設定を切り替える。切替部12は、各検査部11に設けられ、ユーザの入力により設定を切り替えるものである。
なお、切替部12は、設定を切り替える機器とは別に設けられた装置から、複数の機器の設定を一括して切り替える信号を送信するものであってもよい。
図4は、卵製品と、機器との対応表である。例えば、「○○たまご」は、リパッカー57の設定が、容器「L-10P」であること、パック卵検査装置14の設定が、検査機能「ON」、判定レベル「Lv4」であること、ラベルシューター52の設定は「OFF」であること、インラベル検査装置15の設定は「OFF」であること…となっており、この対応表に基づいて、各機器の設定を切り替える。または、このような対応表を切替部に予め記録させておき、自動で設定を切り替えるようにしてもよい。
また、いくつかの検査装置1は、撮像部13を備える。撮像部13は、検査部11が並ぶ生産ライン上で卵製品を撮影する。具体的には、図3で示すように、撮像部13は、インラベル検査装置15と、豆シール検査装置18とにそれぞれ設けられる。なお、さらにパック卵検査装置14または蓋閉じ後検査装置19の少なくとも一方が撮像部13を有してもよいし、生産ラインから切り離された場所に撮像部13を設けてもよい。
情報処理装置2は、第一の管理部21と、第二の管理部22と、処理部23と、出力部24とを備える。情報処理装置2は、全体がクラウド上に設けられてもよいし、その一部のみがクラウド上に設けられてもよい。
第一の管理部21は、切り替えする機器に関連する情報を管理する。機器に関連する情報は、例えば、各機器の設定の内容、各機器から出力される情報、各機器の異常発生の有無、各機器での生産数の予定または実績、検査装置1でNGと判断された卵製品の数量や、検査装置1でNGと判断された内容の内訳などである。
本実施形態では、第一の管理部21は、複数の検査装置1の設定の内容を管理する。また、本実施形態では、第一の管理部21は、ラベルの交換について管理する。
第二の管理部22は、切り替えする卵製品に関連する情報を管理する。卵製品に関連する情報とは、卵製品を生産する上で必要な情報である。卵製品に関連する情報は、卵製品のアイテムを特定する情報でもあり、例えば、画像情報や、バーコード情報などである。卵製品に関連する情報は、例えば、ラベルの内容、容器の種類、卵殻印字の内容などである。ラベルは、蓋の開いた卵パックの本体側に投入されるラベル(インラベル)、蓋の開いた卵パックの蓋側に投入されるラベル(エコたまラベル)、小型のラベル(豆シール)、シール状のラベル(上貼りシール)などが挙げられる。容器は、例えば、卵を収容するパックやトレイ、これらパックやトレイを収容する段ボール箱、コンテナ、台車などが挙げられる。このように、卵製品に関連する情報には、卵製品用の資材に関する情報が含まれる。
本実施形態では、第二の管理部22は、ラベルを撮影する撮像部13で撮影されたラベルの画像を管理する。画像は、例えば、アイテムの切り替えタイミングの直後の卵パックの撮影画像、切り替えタイミングの直前の卵パックの撮影画像、ラベルの交換タイミングの直後の卵パックの撮影画像などである。
処理部23は、第二の管理部22で管理される卵製品に関連する情報に、第一の管理部21で管理される機器に関連する情報が紐付けられた編集情報を作成する。編集情報は、例えば、出荷される卵製品に関する帳票4である。具体的には、帳票4は、撮像部13から得られる画像情報と、切替部12から得られる検査部11の設定情報とを用いて作成される。帳票4は、紙媒体の帳票に限られず、電子化された帳票であってもよい。処理部23は、複数のフォーマットの帳票4を作成可能なものである。処理部21は、卵製品の内容に基づいて複数のフォーマットから一つのフォーマットを選択する選択部25を備える。帳票4の複数のフォーマットは、図示しない記録部に記録されている。
出力部24は、処理部23で作成された編集情報を、卵製品の生産ロットごとに出力する。本実施形態では、編集情報がネットワークを介してユーザ端末3に出力される。出力部24は、編集情報が処理部23で作成される毎に出力してもよいし、複数の編集情報をまとめて出力してもよい。
ユーザ端末3は、通信部31と、情報取得部32と、表示部33とを備える。通信部31は、ユーザ端末3と情報処理装置2とをネットワークを介して接続し、情報の送受信を行う。情報取得部32は、情報処理装置2から送信された編集情報を受け取る。表示部33は、情報取得部32で受け取った内容を表示する。
次に、図5および図6を参照して、帳票4について説明する。帳票4は、第一の管理部21で管理する情報が表示された第一の表示領域と、第二の管理部22で管理する情報が表示された第二の表示領域とを有する。より具体的には、帳票4は、画像情報(卵製品に関連する情報(ラベル)の一例)を表示する画像表示領域41と、機器に関連する情報を表示する情報表示領域42とを有する。
図5は、一のフォーマットを利用して作られた帳票4である。一のフォーマットは、上貼りシールが貼り付けられる卵製品に用いられる。図5の画像表示領域41は、画像情報が表示される。具体的には、卵製品「○○たまご」への切り替えタイミング直後の卵パックの撮影画像と、「○○たまご」から次の卵製品への切り替えタイミング直前の卵パックの撮影画像とを含む。卵パックの撮影画像は、撮像部で撮影され、第二の管理部22で管理された情報に基づいて作成される。この場合の撮像部は、例えば、蓋閉じ後検査装置19に設けられたものを用いればよい。
図5の情報表示領域42は、機器に関連する情報が表示される。本実施形態では、機器に関連する情報は、その卵製品を生産する際に各検査装置1が使用されたか否かの情報であり、使用された検査装置1の欄には○が付いている。「○○たまご」を生産したときに、パック卵検査装置14と、上貼り検査装置17と、蓋閉じ後検査装置19が使われたことが表示されている。機器に関連する情報は、各検査装置1の切替部12から受け取り、第一の管理部21で管理される。なお、機器に関連する情報として、他に、検査レベルや検査日などの付帯パラメータを含んでいてもよい。
図6は、一のフォーマットと異なる他のフォーマットを利用して作られた帳票4である。他のフォーマットは、ラベルが卵パックの中に入れられ、豆シールが卵に貼り付けられる卵製品に用いられる。図6の画像表示領域41は、卵製品「●●たまご」への切り替えタイミング直後の卵パックの撮影画像と、「●●たまご」から次の卵製品への切り替えタイミング直前の卵パックの撮影画像とを含む。卵パックの撮影画像は、インラベル検査装置15の撮像部13と、豆シール検査装置18の撮像部13でそれぞれ撮影され、第二の管理部22で管理された情報に基づいて作成される。
図6の情報表示領域42は、機器に関連する情報が表示される。図6では、「●●たまご」を生産したときに、豆シール検査装置18と、インラベル検査装置15と、蓋閉じ後検査装置19が使われたことが表示されている。機器に関連する情報は、各検査装置1の切替部12から受け取り、第一の管理部21で管理される。
次に、卵製品の生産情報管理システム10の処理の一例を説明する。
GPセンターは、発注元から送られるオーダー情報に基づいてパック詰めの商品を生産する。オーダー情報には、例えば、商品名、数量、納品先、納品日、納品時刻、納品期限、賞味期限などが含まれる。GPセンターでは、例えば、図7に示すように、一日に複数種類の卵製品が生産される。卵製品は、種類ごとに、パック、卵、ラベルが異なる。そのため、GPセンターでは、オーダー情報に応じて、パックの切り替え、卵の切り替え、ラベルの切り替え、ラベルの設定情報の切り替え、検査装置1の設定情報の切り替えなどを行う。
撮像部13は、図示しない検知部で卵パックの到来を検知する度に、撮影を行う。搬送部61で検査位置まで搬送された卵パックを検知部で検知すると、撮像部13は、卵パックを撮影する。
ラベルの表示内容が同じ一群の卵パックの生産が終わると、搬送部61を停止する。作業者は、切り替え作業を行い、切り替えを完了した旨の入力を行う。
情報処理装置2は、検査装置1の設定が変更され、次の一群の生産が開始される旨の商品切替信号を受信すると、第一の管理部21が機器に関連する情報を管理する(ステップS1)。また、受信後に撮像部13で撮影されたラベルの撮影画像と、その撮影画像が撮影された時刻情報を取得すると、第二の管理部22が卵製品に関連する情報を管理する(ステップS2)。すなわち、商品アイテムの切り替え作業後、最初に撮影された撮影画像と、その撮影画像が撮影された時刻情報とを記録する。
その後も、検知部で卵パックを検知するたびに、撮像部13は撮影する。その途中で検査装置1の上流側に配置される上貼りシール機56や豆シール機54で、ラベル交換などが必要になり生産ラインを一時的に止めると、ステップS2に戻る。
戻ったステップS2では、交換後に撮像部13で撮影されたラベルの撮影画像と、その撮影画像が撮影された時刻情報を取得すると、第二の管理部22が卵製品に関連する情報を管理する(ステップS3)。すなわち、ラベル交換後、最初に撮影された撮影画像と、その撮影画像が撮影された時刻情報とを記録する。
予定生産数N個まで生産が終了した場合には、N個目の撮影画像と、その撮影画像が撮影された時刻情報とを記録する(ステップS4)。
処理部23は、まず、卵製品の内容に基づいて、帳票4のフォーマットを選択する(ステップS5)。卵製品の内容は、検査装置1から取得してもよいし、作業者が設定を入力可能な他の機器から取得してもよい。例えば、「○○たまご」は、上貼りシールタイプの卵製品であるため、選択部25は、図5に示すような帳票4を作成できるようにフォーマットを選択する。また、「●●たまご」は、インラベルタイプで、豆シール付きの卵製品であるため、選択部25は、図6に示すような帳票4を作成できるようにフォーマットを選択する。
処理部23は、選択部25で選択したフォーマットを用いて、出荷される卵製品の帳票4を作成する(ステップS5)。その際、ステップS1で得られた機器に関連する情報を、帳票4の情報表示領域42に反映させる。また、ステップS2、ステップS3、ステップS4で得られた撮像部13から得られる画像情報を、帳票4の画像表示領域41に反映させる。
情報処理装置2は、画像表示領域41と情報表示領域42とを含む帳票4を、例えば、オーダーの発注元のユーザ端末3の表示部33へ表示できるようにデータを出力する。これによって、ユーザ端末3から作成された帳票4を閲覧可能な状態となる。
このような処理が、商品切り替えの度に繰り返される。なお、帳票4の作成は、切り替えタイミングが訪れるごとに行ってもよいし、切り替えタイミングとは別のタイミングで、一括して行ってもよい。
編集情報をユーザに通知する方法としては、切り替えタイミングで通知してもよいし、それ以外のタイミングで一括して行ってもよい。
なお、ステップS3に示したように、処理部23は、アイテム切り替え時以外の情報、すなわち、一群の商品アイテムの生産途中での情報、商品切り替えを伴わない補充(ホルダーにセットされたラベルの用紙切れや、ラベルへ印字するためのインク切れなど)時の情報、上述した装置が並ぶ生産ラインで搬送部61が停止した後の情報などを用いて帳票4を作成してもよい。例えば、第一の管理部21は、上貼りシール機または豆シール機におけるラベルの交換に関する情報を管理する。処理部23は、帳票4を作成する。画像表示領域41には、例えば、ラベル交換後に最初に撮影されるラベルの画像情報が反映される。
以上説明したように、本実施形態にかかるラベル付きの卵製品の生産情報管理システム10は、切替部12と、第一の管理部21と、第二の管理部22とを備える。切替部12は、複数の機器を用いて生産する卵製品の生産ロットごとに機器の設定が切り替えられる。第一の管理部21は、切り替えする機器に関連する情報を管理する。第二の管理部22は、切り替えする卵製品に関連する情報を管理する。
このようなものであるため、従来よりも簡単に卵製品の生産情報の管理を行うことができる。なお、第一の管理部21と、第二の管理部22と、処理部23とは、物理的に一体のコンピュータによって構成されたものであってもよいし、物理的に別体をなす複数のコンピュータにより構成されたものであってもよい。
本実施形態にかかるラベル付きの卵製品の生産情報管理システム10は、さらに、処理部23と、出力部24とを備える。処理部23は、第二の管理部22で管理される卵製品に関連する情報に、第一の管理部21で管理される機器に関連する情報が紐付けられた編集情報を作成する。出力部24は、処理部23で作成された編集情報を卵製品の生産ロットごとに出力する。
なお、本発明は上述した実施形態に限られない。
卵製品の生産情報管理システム10は、少なくとも、切替部12と、第一の管理部21と、第二の管理部22とを備えたものであればよい。すなわち、編集情報を作成しないようなものであってもよい。
卵製品は、パック詰めされたものには限られず、パック以外の容器に入った卵であってもよいし、段ボール箱やコンテナや台車などに複数の卵パックが乗せられた状態であってもよい。
第一の管理部21、第二の管理部22でそれぞれ管理する情報は、生産ラインとは別の場所にある機器から取得してもよい。
処理部23は、帳票4以外の編集情報を作成するものであってもよい。複数のフォーマットから一つのフォーマットを選択する作業は、手動で行われてもよい。出力部24は、編集情報をユーザ端末3に出力するものには限られず、紙などで出力してもよい。
卵の包装システム50は、保管装置51を備えないものであってもよい。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、卵製品の卵製品の生産情報管理システムに利用することができる。
10…卵製品の生産情報管理システム
12…切替部
21…第一の管理部
22…第二の管理部
23…処理部
24…出力部

Claims (2)

  1. 複数の機器を用いて生産する卵製品の生産ロットごとに前記機器の設定が切り替えられる切替部と、
    切り替えする機器に関連する情報を管理する第一の管理部と、
    切り替えする卵製品に関連する情報を管理する第二の管理部とを備える、卵製品の生産情報管理システム。
  2. 前記第二の管理部で管理される卵製品に関連する情報に前記第一の管理部で管理される機器に関連する情報が紐付けられた編集情報を作成する処理部と、
    前記処理部で作成された前記編集情報を前記卵製品の生産ロットごとに出力する出力部とを備える、請求項1記載の卵製品の生産情報管理システム。
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