JP6729129B2 - 輸液装置 - Google Patents
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Description
また、他の構成として、前記ローラ移動装置は、前記ローラクランプのローラを移動する移動機構と、その移動機構を駆動するアクチュエータと、前記ロックレバーの操作に連動して前記移動機構と前記アクチュエータとを連結状態または非連結状態にする断接機構とを備えており、前記アクチュエータとしてのモータの回転軸には、送りねじが一体回転可能に連結されており、前記移動機構は、前記ロックレバーの回動操作に連動して回動することにより前記送りねじに噛み合う状態または噛み合わない状態のいずれか一方に切り替え可能なクラッチナットと、前記クラッチナットに設けられ、前記保持部に保持された前記ローラクランプのローラが入り込むことが可能な受け口を有するアームとを備えており、前記断接機構は解除機構を備え、その解除機構は、前記クラッチナットを前記送りねじに噛み合わない状態にする解除部材を有し、前記扉ロック機構のロックレバーがロック位置に操作されたときに、前記クラッチナットが前記送りねじに近付く方向に回動して前記送りねじに前記クラッチナットが噛み合い、前記移動機構と前記モータとを連結状態にし、この連結状態で前記モータを駆動することにより、前記アームが前記ローラクランプのローラを開放側に移動するとともに、そのローラのチューブ閉塞位置に対する移動量を制御するように構成されており、前記扉ロック機構のロックレバーが非ロック位置に操作されたときに、そのロックレバーの操作に連動して前記解除部材が動いて、前記クラッチナットが前記送りねじから離れる方向に回動して前記クラッチナットが前記送りねじに噛み合わない状態となることにより、前記移動機構と前記モータとを非連結状態にして前記ローラクランプのローラをチューブ閉塞位置に配置させる構成を挙げることができる。
輸液装置について説明する前に、輸液に用いる輸液セットについて図19を参照して説明する。
−輸液装置−
本発明の輸液装置の一例について図1〜図9を参照して説明する。
次に、ローラ移動装置3について図4〜図9を参照して説明する。
次に、制御部6について説明する。
次に、輸液装置1への輸液チューブTのセッティング、及びローラ移動装置3の動作について図1、図4〜図9を参照して説明する。
次に、制御部6が実行する輸液の流量制御について説明する。
まず、輸液の流量制御の一例について説明する。この例では、点滴筒S2内を滴下する液滴の液滴サイズと輸液流量との関係を予め調べておき、その結果に基づいて、目標輸液流量(操作部51の操作にて設定される輸液流量)から目標液滴サイズを求めるためのテーブルT1を作成しておく。このテーブルは制御部6に記憶しておく。
次に、輸液の流量制御の他の例について説明する。この例では、ローラクランプ7のローラ72のチューブ閉塞位置に対する移動量(輸液チューブTの開放量)と、輸液チューブTを流れる輸液の流量との関係(直線比例関係)を予め調べておき、その関係を表すテーブルT2を作成して制御部6に記憶しておく。
<効果>
以上のように、本実施形態によれば、輸液セットSのローラクランプ7を用いて輸液チューブTを流れる輸液の流量を調整することができる。これにより、フィンガ式の輸液ポンプと比較して小型でかつ低コストの輸液装置1を実現することができる。しかも、扉12を開くときには、必ず、ローラクランプ7によって輸液チューブTが閉塞されるので、フリーフローを確実に防止することができる。
−輸液装置−
本発明の輸液装置の他の例について図10〜図18を参照して説明する。
装置本体11及び扉12には、扉12を閉めたときに、その閉塞状態を保持するための扉ロック機構502が設けられている。扉ロック機構502は、扉12側に配置のロックレバー521、及び装置本体11側に配置のフック524などによって構成されている。ロックレバー521は、円筒形状の支点部523の中心軸(円筒軸)を中心として横方向に回動可能に設けられており、ロック開放位置(非ロック位置)から、扉12をロックするロック位置までの間において回動可能である。なお、ロックレバー521の支点部523は、扉12に設けられた支持部材(図示せず)に回転自在に支持されている。
次に、ローラ移動装置503について図12〜図18を参照して説明する。
次に、輸液装置501への輸液チューブTのセッティング、及び、ローラ移動装置503の動作について図12〜図18を参照して説明する。
<効果>
以上のように、この実施形態においても、輸液セットSのローラクランプ7を用いて輸液チューブTを流れる輸液の流量を調整することができる。これにより、フィンガ式の輸液ポンプと比較して小型でかつ低コストの輸液装置501を実現することができる。しかも、扉12を開くときには、必ず、ローラクランプ7によって輸液チューブTが閉塞されるので、フリーフローを確実に防止することができる。
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
11 装置本体
112 クランプ保持部
112a 保持凹部
12 扉
2,502 扉ロック機構
21,521 ロックレバー
22,522 ロック片
23 レバー軸
523 支点部
3 ローラ移動装置
30 移動機構
31 アーム
31a 受け口
32 ドライブギヤ
33 ドリブンギヤ
34 引張コイルばね
35 モータ(アクチュエータ)
36 断接機構
361 カム
362 圧縮コイルばね
503 ローラ移動装置
530 移動機構
531 アーム
531a 受け口
532 送りねじ
540 クラッチナット
541 ナット本体
541a 雌ねじ
544 支軸
545,550 圧縮コイルばね
560 モータ(アクチュエータ)
570 解除部材
573 解除板
4 液滴検出装置
6 制御部
7 ローラクランプ
72 ローラ
S 輸液セット
S2 点滴筒
B 輸液バッグ
T 輸液チューブ
Claims (2)
- 装置本体と、前記装置本体の前面側を開閉自在に覆う扉と、ロックレバーの回動操作により前記扉を閉鎖状態にロックするロック状態またはそのロックを解除する非ロック状態にする扉ロック機構とを備えた輸液装置において、
前記装置本体の前面側に、輸液セットのローラクランプを保持するための保持部が設けられているとともに、前記保持部に保持されたローラクランプのローラを移動するローラ移動装置を備え、
前記ローラ移動装置は、前記ローラクランプのローラを移動する移動機構と、その移動機構を駆動するアクチュエータと、前記ロックレバーの操作に連動して前記移動機構と前記アクチュエータとを連結状態または非連結状態にする断接機構とを備えており、
前記移動機構は、前記保持部に保持された前記ローラクランプのローラが入り込むことが可能な受け口を有するアームと、前記アームを回動させるドリブンギヤとを備えており、
前記アクチュエータとしてのモータの回転軸には、前記ドリブンギヤに噛み合うことが可能なドライブギヤが設けられており、
前記断接機構は解除機構を備え、その解除機構は、前記モータをその回転軸と直交する方向に移動するためのカムを有し、
前記扉ロック機構のロックレバーがロック位置にあるときに、前記ドリブンギヤと前記ドライブギヤとが噛み合い、前記移動機構と前記モータとを連結状態にし、この連結状態で前記モータを駆動することにより、前記アームが前記ローラクランプのローラを開放側に移動するとともに、そのローラのチューブ閉塞位置に対する移動量を制御するように構成されており、
前記扉ロック機構のロックレバーが非ロック位置に操作されたときに、そのロックレバーの操作に連動して前記カムが変位して、前記ドライブギヤが前記ドリブンギヤから外れることにより、前記移動機構と前記モータとを非連結状態にして前記ローラクランプのローラをチューブ閉塞位置に配置させる構成となっていることを特徴とする輸液装置。 - 装置本体と、前記装置本体の前面側を開閉自在に覆う扉と、ロックレバーの回動操作により前記扉を閉鎖状態にロックするロック状態またはそのロックを解除する非ロック状態にする扉ロック機構とを備えた輸液装置において、
前記装置本体の前面側に、輸液セットのローラクランプを保持するための保持部が設けられているとともに、前記保持部に保持されたローラクランプのローラを移動するローラ移動装置を備え、
前記ローラ移動装置は、前記ローラクランプのローラを移動する移動機構と、その移動機構を駆動するアクチュエータと、前記ロックレバーの操作に連動して前記移動機構と前記アクチュエータとを連結状態または非連結状態にする断接機構とを備えており、
前記アクチュエータとしてのモータの回転軸には、送りねじが一体回転可能に連結されており、
前記移動機構は、前記ロックレバーの回動操作に連動して回動することにより前記送りねじに噛み合う状態または噛み合わない状態のいずれか一方に切り替え可能なクラッチナットと、前記クラッチナットに設けられ、前記保持部に保持された前記ローラクランプのローラが入り込むことが可能な受け口を有するアームとを備えており、
前記断接機構は解除機構を備え、その解除機構は、前記クラッチナットを前記送りねじに噛み合わない状態にする解除部材を有し、
前記扉ロック機構のロックレバーがロック位置に操作されたときに、前記クラッチナットが前記送りねじに近付く方向に回動して前記送りねじに前記クラッチナットが噛み合い、前記移動機構と前記モータとを連結状態にし、この連結状態で前記モータを駆動することにより、前記アームが前記ローラクランプのローラを開放側に移動するとともに、そのローラのチューブ閉塞位置に対する移動量を制御するように構成されており、
前記扉ロック機構のロックレバーが非ロック位置に操作されたときに、そのロックレバーの操作に連動して前記解除部材が動いて、前記クラッチナットが前記送りねじから離れる方向に回動して前記クラッチナットが前記送りねじに噛み合わない状態となることにより、前記移動機構と前記モータとを非連結状態にして前記ローラクランプのローラをチューブ閉塞位置に配置させる構成となっていることを特徴とする輸液装置。
Priority Applications (1)
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JP2016144826A JP6729129B2 (ja) | 2016-07-22 | 2016-07-22 | 輸液装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016144826A JP6729129B2 (ja) | 2016-07-22 | 2016-07-22 | 輸液装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018011889A JP2018011889A (ja) | 2018-01-25 |
JP6729129B2 true JP6729129B2 (ja) | 2020-07-22 |
Family
ID=61018847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016144826A Active JP6729129B2 (ja) | 2016-07-22 | 2016-07-22 | 輸液装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6729129B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
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2016
- 2016-07-22 JP JP2016144826A patent/JP6729129B2/ja active Active
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